JP2820286B2 - 包丁研ぎ器 - Google Patents
包丁研ぎ器Info
- Publication number
- JP2820286B2 JP2820286B2 JP1255073A JP25507389A JP2820286B2 JP 2820286 B2 JP2820286 B2 JP 2820286B2 JP 1255073 A JP1255073 A JP 1255073A JP 25507389 A JP25507389 A JP 25507389A JP 2820286 B2 JP2820286 B2 JP 2820286B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- housing
- knife
- knife sharpener
- grinding
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24D—TOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
- B24D15/00—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping
- B24D15/06—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges
- B24D15/08—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors
- B24D15/081—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors with sharpening elements in interengaging or in mutual contact
- B24D15/082—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors with sharpening elements in interengaging or in mutual contact the elements being rotatable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は包丁研ぎ器に関する。
(従来の技術) 西独国特許(DE−GM)第1986392号から知られるこの
種の包丁研ぎ器の欠点は、次のようなものである。すな
わち、使用者が、包丁の刃をハウジング壁内の相対向し
ている案内溝壁に当てるために、正確にねらいをつけね
ばならないことであり、その案内溝壁から外れると、前
記ハウジングから滑り落ちる包丁で怪我する危険があ
り、また、研摩体と包丁の刃の移動操作が停止されるべ
き前記溝の縁に沿って包丁の刃が研摩されることによ
り、包丁の刃の研摩される表面内には、その刃先の上位
において斜めの溝が生じ、この溝は、前記刃に切断作用
および外観を害し、また、ほとんどの包丁においては、
柄から包丁の腹部の開始点にある尖端まで、刃の強度が
軽く増大しているので、通例尖端側が増大している刃の
クサビ角度が、均一に繰り返し研摩されず、このため、
鋼鉄の小ロールとして形成された研摩体の切削作用によ
り、焼入れされた包丁の刃は、研摩の際に傷をつけら
れ、さらに、前記ハウジング壁の案内溝の幅は狭いの
で、研摩できるのは薄い刃を有する家庭用包丁、および
強い刃を有する業務用包丁のみであり、また、前記研摩
体は前記案内溝の方へ隔たっているので、包丁の刃は、
柄の開始部まで研摩されることができない。
種の包丁研ぎ器の欠点は、次のようなものである。すな
わち、使用者が、包丁の刃をハウジング壁内の相対向し
ている案内溝壁に当てるために、正確にねらいをつけね
ばならないことであり、その案内溝壁から外れると、前
記ハウジングから滑り落ちる包丁で怪我する危険があ
り、また、研摩体と包丁の刃の移動操作が停止されるべ
き前記溝の縁に沿って包丁の刃が研摩されることによ
り、包丁の刃の研摩される表面内には、その刃先の上位
において斜めの溝が生じ、この溝は、前記刃に切断作用
および外観を害し、また、ほとんどの包丁においては、
柄から包丁の腹部の開始点にある尖端まで、刃の強度が
軽く増大しているので、通例尖端側が増大している刃の
クサビ角度が、均一に繰り返し研摩されず、このため、
鋼鉄の小ロールとして形成された研摩体の切削作用によ
り、焼入れされた包丁の刃は、研摩の際に傷をつけら
れ、さらに、前記ハウジング壁の案内溝の幅は狭いの
で、研摩できるのは薄い刃を有する家庭用包丁、および
強い刃を有する業務用包丁のみであり、また、前記研摩
体は前記案内溝の方へ隔たっているので、包丁の刃は、
柄の開始部まで研摩されることができない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、この種の包丁研ぎ器を次のように改良する
ことを課題としている。すなわち、包丁の刃の全長に亘
って、均一に良好な研摩作用を施すことができ、かつ包
丁の刃の被研摩面に斜め溝が形成されるのを回避し、そ
して、取扱の際に危険のない包丁研ぎ器を達成すること
を課題としている。
ことを課題としている。すなわち、包丁の刃の全長に亘
って、均一に良好な研摩作用を施すことができ、かつ包
丁の刃の被研摩面に斜め溝が形成されるのを回避し、そ
して、取扱の際に危険のない包丁研ぎ器を達成すること
を課題としている。
(課題を解決するための手段) この課題は、本発明によると、特許請求の範囲第1項
の特徴事項を有する包丁研ぎ器により解決される。
の特徴事項を有する包丁研ぎ器により解決される。
本発明の適切な発展例が、特許請求の範囲の従属項の
客体である。
客体である。
(作用および効果) 本発明による包丁研ぎ器は、以下の作用とそれに由来
する利点とにより、傑出しているものである。
する利点とにより、傑出しているものである。
包丁の刃の腹部の開始部における刃強度が、この刃の
うちの柄因り端部から刃尖端まで異なっている包丁を研
摩する際に、両方の研摩車により形成された研摩角度
が、弾力的に支持されている研磨車と、研摩を行なう人
の腕の力が次第に減少することとに基づいて、前記包丁
の刃の長手に亘って変化している前記刃のクサビ角度に
自動的に追従し、その結果、前記刃はその全長に亘って
均一に研摩される。さらに、この包丁研ぎ器の使用者
は、刃に異なる圧力を加えることにより、この包丁研ぎ
器の研摩角度を包丁の刃のクサビ角度に適合させること
ができ、このクサビ角度は、市場にある大抵の包丁にお
いて異なっている。なぜなら、包丁の製造の際には、包
丁の刃の腹部が、もっぱら人手により砥石で研がれるか
らである。この包丁研ぎ器を家庭内で使用する際には、
本質的に怪我をするおそれが全くない。包丁の刃をこの
研ぎ器に導入する際には、刃が大抵は両方の研摩車間の
隙間の中間に最初から正確には到達せず、そのため、刃
は、両方の研摩車の周囲に沿って、あるときは強く、あ
るときは弱く摺動され、その結果、これは種々な異なる
回転運動を生じさせ、これにより、研摩車のリング状研
摩面が、この研摩車の全周に亘って使用されることにな
る。前記研摩車が弾力的に支持されていることにより、
および研摩車の相互重なり部の範囲内で、これらの研摩
車が水平方向に互いに離間されていることにより、斜め
の溝が包丁の刃に刻設されるのが回避される。さらに、
前記研摩車が弾力的に支持されているので、導入される
べき刃は、多数回の研摩の際に、これらの研摩車の間の
開口内へ、刃を痛めないように沈められることが可能に
なるとともに、刃の通過の際に、適切な操作抵抗が生じ
るのが可能となり、これにより、刃の腹部に滑らかな表
面が形成される。前記両方の研摩車の範囲内における前
記ハウジングの盆状陥没孔は、厚さの異なる家庭用、お
よび業務用包丁を、それの柄との境界部まで研摩するこ
とを可能にしている。前記両方の研摩車の間は、その重
なり領域において離間されているので、刃が裂こうとす
る剪断作用が回避される。結局、この包丁研ぎ器は、製
造が簡単で価格的に有利である点において、傑出してい
る。
うちの柄因り端部から刃尖端まで異なっている包丁を研
摩する際に、両方の研摩車により形成された研摩角度
が、弾力的に支持されている研磨車と、研摩を行なう人
の腕の力が次第に減少することとに基づいて、前記包丁
の刃の長手に亘って変化している前記刃のクサビ角度に
自動的に追従し、その結果、前記刃はその全長に亘って
均一に研摩される。さらに、この包丁研ぎ器の使用者
は、刃に異なる圧力を加えることにより、この包丁研ぎ
器の研摩角度を包丁の刃のクサビ角度に適合させること
ができ、このクサビ角度は、市場にある大抵の包丁にお
いて異なっている。なぜなら、包丁の製造の際には、包
丁の刃の腹部が、もっぱら人手により砥石で研がれるか
らである。この包丁研ぎ器を家庭内で使用する際には、
本質的に怪我をするおそれが全くない。包丁の刃をこの
研ぎ器に導入する際には、刃が大抵は両方の研摩車間の
隙間の中間に最初から正確には到達せず、そのため、刃
は、両方の研摩車の周囲に沿って、あるときは強く、あ
るときは弱く摺動され、その結果、これは種々な異なる
回転運動を生じさせ、これにより、研摩車のリング状研
摩面が、この研摩車の全周に亘って使用されることにな
る。前記研摩車が弾力的に支持されていることにより、
および研摩車の相互重なり部の範囲内で、これらの研摩
車が水平方向に互いに離間されていることにより、斜め
の溝が包丁の刃に刻設されるのが回避される。さらに、
前記研摩車が弾力的に支持されているので、導入される
べき刃は、多数回の研摩の際に、これらの研摩車の間の
開口内へ、刃を痛めないように沈められることが可能に
なるとともに、刃の通過の際に、適切な操作抵抗が生じ
るのが可能となり、これにより、刃の腹部に滑らかな表
面が形成される。前記両方の研摩車の範囲内における前
記ハウジングの盆状陥没孔は、厚さの異なる家庭用、お
よび業務用包丁を、それの柄との境界部まで研摩するこ
とを可能にしている。前記両方の研摩車の間は、その重
なり領域において離間されているので、刃が裂こうとす
る剪断作用が回避される。結局、この包丁研ぎ器は、製
造が簡単で価格的に有利である点において、傑出してい
る。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
明する。
本発明による包丁研ぎ器は、長方形の人工材料からな
るハウジング1を有し、ハウジング1は、外から接近可
能な研摩具2を受容するための、前方へ向かって先細り
になった部分1aと、把手として形成された部分1bとで構
成され、これらの部分1a,1bが一列に整列されている。
るハウジング1を有し、ハウジング1は、外から接近可
能な研摩具2を受容するための、前方へ向かって先細り
になった部分1aと、把手として形成された部分1bとで構
成され、これらの部分1a,1bが一列に整列されている。
前記研摩具2は、人工材料からなる単一部品であるブ
ラケット3を備え、このブラケット3は、前記ハウジン
グ1内へ下方から取り付けることが可能なものであり、
またブラケット3は、その横軸線4−4の方向に配置さ
れた基礎プレート5を有し、この基礎プレート5は、力
の作用により前記横軸線4−4の周囲で境界を付けられ
る弾力的な2本の担持アーム6,7を有し、担持アーム6,7
は、酸化セラミックまたは焼結ルビーからなる研摩車
(丸砥石)8,9を支持するためのものである。相対向す
る状態に向けられたこれらの担持アーム6,7は、偏平な
棒状の断面を有するとともに、前記ブラケット3の中心
線10−10の両側で、中心線10−10に平行に、かつ中心線
10−10から離れる方へ延在し、さらに担持アーム6,7は
2つの軸受け台11,12を支持し、軸受け台11,12は、それ
らの横断方向に延在する中空の軸13,14を有し、軸13,14
は、両方向に回転し得る互いに平行な前記研摩車8,9を
取り付けるためのものであり、研摩車8,9は、ブラケッ
ト3の中心線10−10に向って、同一の距離に設置されて
いる。
ラケット3を備え、このブラケット3は、前記ハウジン
グ1内へ下方から取り付けることが可能なものであり、
またブラケット3は、その横軸線4−4の方向に配置さ
れた基礎プレート5を有し、この基礎プレート5は、力
の作用により前記横軸線4−4の周囲で境界を付けられ
る弾力的な2本の担持アーム6,7を有し、担持アーム6,7
は、酸化セラミックまたは焼結ルビーからなる研摩車
(丸砥石)8,9を支持するためのものである。相対向す
る状態に向けられたこれらの担持アーム6,7は、偏平な
棒状の断面を有するとともに、前記ブラケット3の中心
線10−10の両側で、中心線10−10に平行に、かつ中心線
10−10から離れる方へ延在し、さらに担持アーム6,7は
2つの軸受け台11,12を支持し、軸受け台11,12は、それ
らの横断方向に延在する中空の軸13,14を有し、軸13,14
は、両方向に回転し得る互いに平行な前記研摩車8,9を
取り付けるためのものであり、研摩車8,9は、ブラケッ
ト3の中心線10−10に向って、同一の距離に設置されて
いる。
組立て状態において、前記ブラケット3の中心線10−
10は、ハウジング1の中心線15−15と一致し、両方の研
摩車8,9は、部分的に対面する状態に延在、かつ対向距
離aを有し、さらに研摩車8,9は、ハウジング壁16の間
隙17,18を介して、上から入ることの可能なハウジング
1の盆状の陥没孔19に到達している。両方の円柱状の研
摩車8,9は、陥没孔19の範囲内に、部分的な重なり部20
を有することにより、それらの外周面21,22間に通路を
形成し、この通路は研摩角度αを有し、この研摩角度α
は、包丁の刃39上に加えられる力の作用により、無段階
的に変化されることができる。
10は、ハウジング1の中心線15−15と一致し、両方の研
摩車8,9は、部分的に対面する状態に延在、かつ対向距
離aを有し、さらに研摩車8,9は、ハウジング壁16の間
隙17,18を介して、上から入ることの可能なハウジング
1の盆状の陥没孔19に到達している。両方の円柱状の研
摩車8,9は、陥没孔19の範囲内に、部分的な重なり部20
を有することにより、それらの外周面21,22間に通路を
形成し、この通路は研摩角度αを有し、この研摩角度α
は、包丁の刃39上に加えられる力の作用により、無段階
的に変化されることができる。
前記ハウジング1の内壁23上に設けられた保持リブ2
4,25が、研摩車8,9を前記ブラケット3の軸受け台11,12
の軸13,14上に確実に保持する。
4,25が、研摩車8,9を前記ブラケット3の軸受け台11,12
の軸13,14上に確実に保持する。
前記ブラケット3の軸受け台11,12上には、当接ピン2
6,27が形成され、当接ピン26,27は、ハウジング1の内
壁23上の対向リブ28,29と協働することにより、ブラケ
ット3の担持アーム6,7の弾性変形の限界を設定する作
用をする。
6,27が形成され、当接ピン26,27は、ハウジング1の内
壁23上の対向リブ28,29と協働することにより、ブラケ
ット3の担持アーム6,7の弾性変形の限界を設定する作
用をする。
弾発的に嵌められる蓋30により、研摩具2をハウジン
グ1内に迅速かつ簡単に組付けることが可能となってい
る。前記包丁研ぎ器の組立ての際には、ブラケット3
が、挿入方向bの方へ向けられて研摩車8,9と一緒に、
下方からハウジング1内へ挿入される。挿入移動の終わ
りにブラケット3の基礎プレート5の端部から突出して
いる保持ステー31,32が、ハウジング1の内壁23に形成
された斜めガイド33,34に沿って摺動して、ハウジング
1の内壁23における斜めガイド33,34の後方の切欠35,36
内に嵌合される。
グ1内に迅速かつ簡単に組付けることが可能となってい
る。前記包丁研ぎ器の組立ての際には、ブラケット3
が、挿入方向bの方へ向けられて研摩車8,9と一緒に、
下方からハウジング1内へ挿入される。挿入移動の終わ
りにブラケット3の基礎プレート5の端部から突出して
いる保持ステー31,32が、ハウジング1の内壁23に形成
された斜めガイド33,34に沿って摺動して、ハウジング
1の内壁23における斜めガイド33,34の後方の切欠35,36
内に嵌合される。
包丁37を研ぐためには、これらの柄38が握られて、刃
39のうちの柄寄り側がハウジング1の陥没孔19内へ導入
され、その結果、カーブした刃先40が両方の腹部41,42
と一緒に、両方の研摩車8,9の間の空所43内へ到達し、
それから、刃先40が尖端44まで、研摩車8,9の間を通過
する。この研摩工程は、何度も繰り返されることが可能
である。刃先40のうちの柄寄り側の端部を、両方の研摩
車8,9間の空所43内に導入する際、これらの研摩車8,9
は、力の作用を受けて、互いに矢印c,dの方向へ幾分弾
力的に変位され、これにより、研摩車8,9間には例えば
約45゜の研摩角度αが最初に生じる。研摩車8,9の間で
の包丁の刃39の通過が進行すると、研摩車8,9間での包
丁刃先40の被支持部と、柄38との間のてこが次第に大き
くなるので、刃39上に作用する腕の力が自動的に弱ま
り、そして、研摩車8,9が、包丁尖端44上で約50゜の研
摩角度αになるまで、互いに弾力的に変位し続ける。こ
のように、研摩車8,9の研摩角度αは、刃先40のうちの
柄側端部から包丁尖端まで、より鋭くなっている角度β
に反復追従し、これにより、刃先40はその全長に亘っ
て、均一に繰り返し研摩される。
39のうちの柄寄り側がハウジング1の陥没孔19内へ導入
され、その結果、カーブした刃先40が両方の腹部41,42
と一緒に、両方の研摩車8,9の間の空所43内へ到達し、
それから、刃先40が尖端44まで、研摩車8,9の間を通過
する。この研摩工程は、何度も繰り返されることが可能
である。刃先40のうちの柄寄り側の端部を、両方の研摩
車8,9間の空所43内に導入する際、これらの研摩車8,9
は、力の作用を受けて、互いに矢印c,dの方向へ幾分弾
力的に変位され、これにより、研摩車8,9間には例えば
約45゜の研摩角度αが最初に生じる。研摩車8,9の間で
の包丁の刃39の通過が進行すると、研摩車8,9間での包
丁刃先40の被支持部と、柄38との間のてこが次第に大き
くなるので、刃39上に作用する腕の力が自動的に弱ま
り、そして、研摩車8,9が、包丁尖端44上で約50゜の研
摩角度αになるまで、互いに弾力的に変位し続ける。こ
のように、研摩車8,9の研摩角度αは、刃先40のうちの
柄側端部から包丁尖端まで、より鋭くなっている角度β
に反復追従し、これにより、刃先40はその全長に亘っ
て、均一に繰り返し研摩される。
前記包丁研ぎ器の説明済み実施例の変更例として、前
記研摩車8,9のためのブラケット3が、自己削進ネジ
(タップネジ)を介して、ハウジング1内に固着されて
もよく、これらのネジは、ブラケット3の基礎プレート
5を貫通して、ハウジング1の内壁23の肥厚部内に螺着
される。
記研摩車8,9のためのブラケット3が、自己削進ネジ
(タップネジ)を介して、ハウジング1内に固着されて
もよく、これらのネジは、ブラケット3の基礎プレート
5を貫通して、ハウジング1の内壁23の肥厚部内に螺着
される。
第1図は、包丁が研がれる位置にある様子を示す本発明
の包丁研ぎ器の斜視図である。 第2図は、第1図の包丁研ぎ器の底面図である。 第3図は、第2図のIII−III線による前記包丁研ぎ器の
縦断面図である。 第4図は、第3図のIV−IV線による前記包丁研ぎ器の断
面図である。 1……ハウジング、2……ブラケット 5……基礎プレート、6,7……担持アーム 8,9……研摩車、11,12……軸受け台 13,14……軸、16……ハウジング壁 17,18……間隙、19……陥没孔 21,22……外周面、23……ハウジング内壁 26,27……当接ピン、28,29……対向リブ 39……包丁刃
の包丁研ぎ器の斜視図である。 第2図は、第1図の包丁研ぎ器の底面図である。 第3図は、第2図のIII−III線による前記包丁研ぎ器の
縦断面図である。 第4図は、第3図のIV−IV線による前記包丁研ぎ器の断
面図である。 1……ハウジング、2……ブラケット 5……基礎プレート、6,7……担持アーム 8,9……研摩車、11,12……軸受け台 13,14……軸、16……ハウジング壁 17,18……間隙、19……陥没孔 21,22……外周面、23……ハウジング内壁 26,27……当接ピン、28,29……対向リブ 39……包丁刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−168244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 3/36
Claims (3)
- 【請求項1】2つの円形の研摩体を有し、これらの研摩
体は、人工材料製のハウジング内で、ハウジング壁の貫
通孔の下方に回転可能に支持され、かつ、互いに平行で
対向する状態に設置され、これら研摩体が、部分的な重
なりにより通路を形成し、この通路が包丁の刃のための
尖った研摩角度を有している包丁研ぎ器において、 前記ハウジング(1)内へ下方から取付け可能なブラケ
ット(3)を具備し、このブラケット(3)は、人工材
料製の単一部品からなり、このブラケット(3)の中心
線(10−10)は、組立て状態において、前記ハウジング
(1)の中心線(15−15)と同一線上に整列し、また、
横軸線(4−4)の方向に配置された基礎プレート
(5)を有し、この基礎プレート(5)は、2つの軸受
け台(11,12)のための偏平なバー状の断面を持つ2本
の担持アーム(6,7)を有し、これらの担持アーム(6,
7)は、力の作用を受けた際、前記横軸線(4−4)の
周りにおいて範囲を制限された態様で弾力的に変位され
るよう、相対向する状態に向けられているとともに、前
記ブラケット(3)の中心線(10−10)の両側に、互い
に平行にかつ同一の距離に延在し、前記軸受け台(11,1
2)は、前記中心線(10−10)に対して等距離に配置さ
れた2つの円柱状研摩車(8,9)を取り付けるための、
横方向に向けられた軸(13,14)を有し、前記研摩車
(8,9)は、対向面間の間隔(a)を隔てた状態で、上
から入ることの可能な前記ハウジング(1)の盆状の陥
没孔(19)内に、ハウジング壁(16)内の間隙(17,1
8)を介して部分的に延在するとともに、これらの研摩
車(8,9)の外周面(21,22)が、前記陥没孔(19)の範
囲内に通路を形成し、この通路は、包丁刃(39)に力が
作用することにより、無段階的に変化可能な研摩角度
(α)を有していることを特徴とする包丁研ぎ器。 - 【請求項2】前記ブラケット(3)の軸受け台(11,1
2)に当接ピン(26,27)が形成され、これらの当接ピン
(26,27)は、ハウジング内壁(23)上の対向リブ(28,
29)と協働して、前記ブラケット(3)の担持アーム
(6,7)の撓みを制限することを特徴とする請求項1記
載の包丁研ぎ器。 - 【請求項3】前記研摩角度(α)が、40゜と50゜との間
で変化し得ることを特徴とする請求項1または2記載の
包丁研ぎ器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3833065A DE3833065A1 (de) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | Messerschaerfer |
DE3833065.2 | 1988-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224956A JPH02224956A (ja) | 1990-09-06 |
JP2820286B2 true JP2820286B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=6363975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255073A Expired - Fee Related JP2820286B2 (ja) | 1988-09-29 | 1989-09-29 | 包丁研ぎ器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5018310A (ja) |
JP (1) | JP2820286B2 (ja) |
CA (1) | CA1319514C (ja) |
DE (1) | DE3833065A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111775020A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-16 | 合肥工业大学 | 一种往复式电热管触头除锈装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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