JPH0353954Y2 - - Google Patents

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JPH0353954Y2
JPH0353954Y2 JP18613586U JP18613586U JPH0353954Y2 JP H0353954 Y2 JPH0353954 Y2 JP H0353954Y2 JP 18613586 U JP18613586 U JP 18613586U JP 18613586 U JP18613586 U JP 18613586U JP H0353954 Y2 JPH0353954 Y2 JP H0353954Y2
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piston
compression spring
rod
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、バスや大型トラツク等の大型自動
車を停止させておく駐車ブレーキの改良に関し、
駐車ブレーキを作動させる為のレバーを軽い力で
操作する事が出来、しかも安定した動作をする車
両用駐車ブレーキの増力装置を提供するものであ
る。
(従来の技術) 車両を駐車しておく場合、駐車中に車両が独り
でに動き出さない様に、駐車ブレーキにより制動
しておかなければならない。
この様な場合に使用する駐車ブレーキは、乗用
車等の小型車両の場合は、走行時に使用するブレ
ーキをそのまま使用し、このブレーキを機械的手
段により動作したままの状態に保持する様にして
いる。
一方、バスやトラツク等の大型車両の場合、走
行時に使用するブレーキとは別に駐車専用のブレ
ーキを、ドライブシヤフトの途中等に設け、駐車
時にはこのブレーキを機械的手段により作動させ
る事で、制動力を得る様にしている。
即ち、例えば第7図に示す様に、運転席に設け
た駐車ブレーキ用起動レバー1を同図に矢印a方
向に回動させた場合、この起動レバー1の下端部
に一端を接続したケーブル2(或は伝達杆。以下
同じ。)が引つ張られ、このケーブル2の他端を
先端部に接続したレバー3を、同図の矢印b方向
に回動させる。
このレバー3の基端部にはカム4が固定されて
おり、レバー3と同期して回動するカム4によ
り、1対のシユー5,5が押し拡げられ、このシ
ユー5,5の外周面に忝設した摩擦材を、ドライ
ブシヤフトの途中に固定したドラム6の内周面に
押圧して、制動力を得る様にしている。
ところで、この様に構成され作用する大型車両
用駐車ブレーキ装置の場合、車両を坂道等に駐車
させた場合に於いても、この車両を確実に停止さ
せておく事が出来るだけの十分な制動力を得る為
には、ケーブル2を引つ張る力が起動レバー1を
回動させる事に伴なつてケーブル2に伝えられる
人力だけでは不十分となる。
この為従来から、起動レバー1の回動時に上記
人力以外の力をレバー3に伝達して、このレバー
3を十分に強い力で回動させる増力装置が提案さ
れている。
第8〜9図は、従来から提案されているこの様
な増力装置の2例を示しているが、この内第8図
に示した第1例の増力装置は、カム4を回動させ
る為のレバー3を押すアクチユエータ7と圧縮空
気タンク8とを結ぶ給気管9の途中で、起動レバ
ー1の回転中心近傍部分に、この起動レバー1の
回動に伴つて開閉される給気弁10を設けたもの
である。この様な増力装置を設けた駐車ブレーキ
に於いて、制動力を得る為に起動レバー1を第8
図で矢印a方向に回動させた場合、この起動レバ
ー1の下端部に一端を連結されたケーブル2が引
つ張られ、カムを回動させる為のレバー3を同図
で矢印b方向に回動させると共に、それ迄閉じて
いた給気弁10が開放される。この給気弁10の
開放により、圧縮空気タンク8内の圧縮空気が給
気管9を経てアクチユエータ7に送られ、このア
クチユエータ7のロツド11が上記レバー3を矢
印b方向に押す。この為レバー3は、起動レバー
1を回動させる人力の他、アクチユエータ7内に
送り込まれた圧縮空気の力によつても回動させら
れ、結果として強い制動力を得る事が出来る。
又、第9図に示した第2例に於いては、起動レ
バー1の下端部とレバー3の先端部とを結ぶケー
ブル2の途中に、シリンダ部12内にピストン1
3を嵌装した増力装置を組み込んでいる。シリン
ダ部12の右室には、圧縮空気タンク8から圧縮
空気を供給自在としているが、図示しない給気弁
は、ケーブル2が左方に引つ張られた場合にのみ
開いて上記右室内に圧縮空気を供給し、ピストン
13を左方に押す様にしている。この様な増力装
置を設けた駐車ブレーキに於いて、制動力を得る
為に起動レバー1を第9図で矢印a方向に回動さ
せた場合、この起動レバー1も下端部に一端を連
結されたケーブル2が引つ張られ、カムを回動さ
せる為のレバー3を同図で矢印b方向に回動させ
ると共に、それ迄閉じていた給気弁を開放してシ
リンダ部12の右室内に圧縮空気を送り込む。こ
の為、シリンダ部12よりも右方に位置するケー
ブル2は、起動レバー1を回動させる人力の他、
上記右室内に送り込まれた圧縮空気の力によつて
も引つ張られ、レバー3を強い力で第9図の矢印
b方向に回動させる結果、強い制動力を得る事が
出来る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の様に構成され作用する従来の
車両用駐車ブレーキの増力装置に於いては、何れ
も次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、駐車ブレーキに使用時に強い制動力を得
るのに、何れも圧縮空気そのものを使用している
為、圧縮空気源が故障したり、或は長時間に亘る
駐車に伴ない、圧縮空気タンク内の圧縮空気が漏
洩により消失した様な場合、レバー3を回動させ
る力が低減してしまう。
この様に圧縮空気の消失によりレバー3を回動
させる力が低減した場合、十分な制動力を得られ
ず、坂道等に駐車していた車両が動き出す危険性
があるだけでなく、制動解除の為の操作が困難に
なつてしまう。
即ち、駐車ブレーキを操作する為の起動レバー
1には、副レバー14の回動に伴なつて昇降する
ラチエツト爪(図示せず)と、このラチエツト爪
に係合する円弧形のラチエツト歯15とが付設さ
れており、一度矢印a方向に回動させた起動レバ
ー1は、ラチエツト爪とラチエツト歯15との噛
合により、この起動レバー1に加えた力を解除し
てもそのまま元に戻る(矢印aと反対方向に回動
する)事がない様にしている。駐車ブレーキによ
る制動を解除する場合には、副レバー14を第8
〜9図の矢印c方向に回動させ、ラチエツト爪を
上昇させる事で、このラチエツト爪とラチエツト
歯15との係合を外してから、起動レバー1を矢
印aと反対方向に回動させる。
この様な制動解除作業を行なう際、副レバー1
4を回動させる為には、上記ラチエツト爪とラチ
エツト歯15との噛合を外す為、この噛合部に作
用する摩擦力に抗してラチエツト爪を上昇させる
のに必要な力以上の力が必要になる。上記摩擦力
は、レバー3がケーブル2を第8〜9図で右方に
引つ張る力に基づいて発生するが、上記右方に引
つ張る力は、圧縮空気源の故障等により、アクチ
ユエータ7やシリンダ部12に圧縮空気が送られ
なくなり、レバー3が矢印bと反対方向に回動し
ようとする事に伴なつて発生する力が総てケーブ
ル2に加わる様になつた場合に、特に大きくなる
事が避けられない。
実際の制動解除操作に於いては、起動レバー1
を制動時の状態よりも更に矢印a方向に少し回動
させる事でラチエツト爪をラチエツト歯15から
浮かせ、上記ラチエツト爪を軽い力で上昇させら
れる様にするが、圧縮空気源の故障時に於いて
は、この様に起動レバー1を矢印a方向に回動さ
せる為に要する力も極めて大きくなつてしまう。
この為、圧縮空気源の故障等により増力装置に
圧縮空気が供給されなくなつた場合、十分な制動
力が得られなくなるだけでなく、制動を解除する
為に副レバー14、或は起動レバー1を回動させ
るのに要する力も極めて大きくなり、制動解除操
作を行ない難くなつてしまう。
本考案の車両用駐車ブレーキの増力装置は、上
述の様な不都合を何れも解消するものである。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案の車両用駐車ブレーキの増力装置に於い
ては、一端に圧縮空気を送り込む為の給気口を有
するシリンダの両端開口部を、中央に通孔を有す
る端壁により塞いでいる。
このシリンダ内にはピストンを嵌装しており、
このピストンには、一端寄り側面中心部に開口
し、入口部分を内径の小さい小径部とし、奥部分
を内径の大きい大径部とした中心孔を設けてい
る。
上記シリンダの他端側端壁と上記ピストンとの
間には第一の圧縮ばねを設ける事により、ピスト
ンにシリンダの一端に向かう弾力を付与してい
る。
上記シリンダの他端側開口を塞いだ端壁中心の
通孔には従動側ロツドを気密に貫通し、この従動
側ロツドのシリンダ内側端部を、上記ピストンに
結合すると共に、従動側ロツドのシリンダ外側端
部を駐車ブレーキの制動部に設けたレバーに接続
自在としている。
一方、シリンダの一端側開口を塞いだ端壁中心
の通孔には駆動側ロツドを気密に貫通し、この駆
動側ロツドのシリンダ内側端部に形成した大径頭
部を上記ピストンの一端寄り側面中心部に形成し
た中心孔の大径部内に嵌装している。上記大径頭
部に外径は、上記中心孔の小径部よりは大きく、
大径部よりは小さいものとし、大径頭部がこの大
径部内側のみで、軸方向に亘つて移動出来る様に
している。
上記駆動側ロツドが貫通した端壁に対向するピ
ストンの側面には弁座部を設けており、この弁座
部に対向する状態で上記駆動側ロツドに環状弁体
を気密に外嵌している。この環状弁体は、第二の
圧縮ばねにより、弁座部に向けて弾圧されてい
る。
環状弁体の嵌装部よりも従動側ロツド寄り部分
に位置する駆動側ロツドの外周面には、駆動側ロ
ツドの移動時に環状弁体の内周縁部と衝合し、こ
の環状弁体を第二の圧縮ばねの弾力に抗して押す
事で弁座部から離す衝合片を設けている。
駆動側ロツドの中心部には排気通路を形成して
おり、この排気通路の一端をシリンダ外に開口
し、他端を駆動側ロツドの大径頭部の端面中央部
に開口させている。
この排気通路の大径頭部側開口端部にはシリン
ダ部を設けており、このシリンダ部に嵌装した弁
片を、第三の圧縮ばねにより上記排気通路の開口
端に設けた内向フランジ部に押圧する事で、排気
弁を構成している。
又、上記ピストンに設けた中心孔とシリンダの
第一の圧縮ばねを設けた側の室とは通気路によつ
て連通している。
ピストンと弁片との間には、上記内向フランジ
部の内側の通孔に対向する状態で突片を設けてお
り、この突片が、駆動側ロツドと従動側ロツドと
が互いに近付く方向に移動する事に伴なつて上記
弁片を押し、排気弁を開放する様にしている。
前記大径頭部には、この突片を対向する部材に
突き当てる方向に大径頭部を押圧する第四の圧縮
ばねを付設している。この第四の圧縮ばねの弾力
は、上記第三の圧縮ばねの弾力よりも強くして、
外力が加わらない状態に於いては上記突片が対向
する部材に突き当たつて、上記排気弁が開く様に
している。
非制動状態に於ける弁片とこの弁片に対向して
弁座を構成する部材との距離は、環状弁体と衝合
片との距離よりも小さくして、駆動側ロツドが従
動側ロツドと反対方向に引つ張られた場合に、そ
れ迄開いていた排気弁が閉じられた後、衝合片と
環状弁体とが衝合し、この環状弁体が弁座から離
れる様にしている。
(作用) 上述の様に構成される本考案の車両用駐車ブレ
ーキの増力装置は、人手により操作される起動レ
バーに一端を、制動部に設けたレバーに他端を、
それぞれ結合したケーブルの途中に直列に接続
し、前端を起動レバーの端部に結合した前側ケー
ブルの後端を駆動側ロツドの端部に接続し、従動
側ロツドの端部に前端を接続した後側ケーブルの
後端を制動部のレバーに接続する。シリンダの一
端に設けた給気口は圧縮空気源に通じさせ、この
シリンダの駆動ロツド側の室内に常に圧縮空気を
送り込む様にしておく。
前述の様に構成された本考案の増力装置を、上
述の様に駐車ブレーキ操作用のケーブルの途中に
組み込んだ状態で、起動レバーを操作しない場
合、シリンダ内に嵌装したピストンの一側にのみ
供給された圧縮空気により、このピストンは第一
の圧縮ばねの弾力に抗して従動側レバーに向けて
移動したままの状態となり、制動力が発生する事
はない。
駐車ブレーキによる制動力を得る為に起動レバ
ーを回動させる操作を行なつた場合、前側ケーブ
ルを介して駆動側ロツドが引つ張られる事によ
り、シリンダ部内に嵌装した弁片とピストンとの
間に設けた突片が対向する部材から離れ、上記弁
片が弁座を構成する部材に弾接して排気弁が閉じ
られ、それ迄大気と連通していた、第一の圧縮ば
ねを設けた側の室が大気と遮断される。
この状態から更に駆動側ロツドを引つ張つた場
合、この駆動ロツドの大径頭部と、ピストン中心
孔の大径部と小径部との間の段部とが衝合して、
駆動側ロツドの動きがそのままピストンを介して
従動側ロツドに伝えられる様になる。
又、駆動側ロツドの移動に伴ない、この駆動側
ロツドの外周面に固設した衝合片が第二の圧縮ば
ねの弾力に抗して環状弁体を押し、この環状弁体
をピストンの弁座から離す。
この結果、シリンダの駆動側ロツド側の室内に
供給されている圧縮空気が環状弁体と弁座との間
の〓間を通つて従動側ロツド側に迄供給され、ピ
ストン両側の圧力を等しくする。
ピストン両側の圧力が等しくなる結果、このピ
ストンは、駆動側ロツドから加えられる力の他、
第一の圧縮ばねの弾力によつてシリンダ内を移動
しようとする。
この為、端部をピストンに結合された従動側ロ
ツドを引つ張る力は、起動レバーの回動に伴ない
前側ケーブルを介して駆動側ロツドに加えられる
力と、第一の圧縮ばねの弾力との和となり、この
従動側ロツドが強い力で引つ張られて、強力な制
動力を得られる様になる。
制動中に圧縮空気源の故障等により給気口を介
しての圧縮空気の供給が途絶えた様な場合でも、
ピストン両側の圧力に差が生じる事はない為、圧
縮空気源の問題によつて制動力の低下を招来する
事はない。
制動を解除する場合、起動レバーを元に戻す
と、駆動部のレバーが元に戻ろうとする力によ
り、従動側ロツドが駆動側ロツドと反対方向に引
つ張られ、この従動側ロツドの端部が結合された
ピストンがシリンダ内で移動する。この様な制動
解除時に従動側ロツドがレバーに引つ張られ、駆
動側ロツドを従動側ロツドと反対方向に引つ張る
力を解除した状態に於いては、駆動側ロツドの大
径頭部が第四の圧縮ばねの弾力によりピストンの
中心孔の内側で移動する為、駆動側ロツドとピス
トンとが互いに近付く方向に相対的に移動し、先
ず環状弁体がピストン端面の弁座に当接してピス
トン両側の連通を断ち、駆動側ロツド側の室に存
在する圧縮空気が、それ以上従動側ロツド側の室
に流れない様にする。
上記大径頭部は、第四の圧縮ばねの弾力に基い
て更に移動する為、この大径頭部内側のシリンダ
部に嵌装した弁片が、突片とこれに対向する部材
との衝合によつて弁座部分から離れ、弁片と弁座
部分とが構成する排気弁が開かれ、シリンダの従
動側ロツド側の室に存在する圧縮空気が、排気通
路を通じて大気中に排出される。
この結果、圧縮空気はピストンの駆動側ロツド
側端面のみを押す様になり、第一の圧縮ばねの弾
力が後側ケーブルに伝わらない様になつて、制動
が解除される。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1〜2図は本考案の実施例を示ており、第1
図は増力装置を駐車ブレーキに組み込んだ状態を
示す略側面図、第2図は増力装置の断面図であ
る。
本考案の車両用駐車ブレーキの増力装置は、第
9図に示した従来の増力装置の第2例の場合と同
様、第1図に示す様に、人手により操作する起動
レバー1の下端部と、制動部に設けたレバー3の
端部とを結ぶケーブル2の途中に、このケーブル
2に対して直列に接続している。
有底円筒状の前半部16aと、同じく有底円筒
状の後半部16bと(前とは第2図の左、後とは
第2図の右を言う。以下同じ。)をボルト17に
より気密に接合して成るシリンダ16の前端に
は、圧縮空気を送り込む為の給気口18を設けて
いる。
上記前後両半部16a,16bの底部は、シリ
ンダ16の前後両端開口部を塞ぐ端壁19a,1
9bとしており、各端壁19a,19bの中央
に、それぞれ通孔20a,20bを形成してい
る。
この様に前後両半部16a,16bを組み合わ
せて成るシリンダ16内にはピストン21を、軸
方向(第2図の左右方向)に亘る移動を自在とし
て嵌装している。このピストン21は全体を段付
円筒状に形成されており、外周面は、前寄りの大
径部22aと後寄りの小径部22bとを段部22
cで連続させた形状としている。又、内周面中間
部には内向フランジ状部23を形成する事によ
り、この内向フランジ状部23の内周部分を小径
部とし、この内向フランジ状部23よりも奥部分
を大径部とする中心孔24を形成し、この中心孔
24をピストン21の前端面に開口している。
円筒状ピストン21の後端部にはグランドナツ
ト25を螺着、固定する事により、ピストン21
の後端開口部を気密に塞ぐと共に、このグランド
ナツト25の中心部に、後述する従動側ロツド2
6の前端部を結合し、固定している。
シリンダ16の後側端壁19bとピストン21
外周面の段部22cとの間には、強い弾力を有す
る第一の圧縮ばね27を設ける事により、上記ピ
ストン21に、前方に向かう弾力を付与してい
る。
シリンダ16の後端側開口を塞ぐ端壁19bの
中心に設けた通孔20bには、従動側ロツド26
を気密に貫通しており、この従動側ロツド26の
前端部を、上述の様にピストン21に結合、固定
している。この従動側ロツド26の後端部には結
合用ブラケツト28を固定する事で、従動側ロツ
ド26の後端部と駐車ブレーキの制動部側レバー
に通じるケーブルとを接続自在としている。29
は蛇腹式の防塵ブーツで、従動側ロツド26の外
周面と通孔20b内周面との摺動部に塵芥が進入
して、この摺動部の気密が損なわれる事の防止を
図るものである。
一方、シリンダ16を構成する前半部16aの
前端開口を塞いだ端壁19aの中心に形成した通
孔20aには、駆動側ロツド30を気密に貫通し
ている。この駆動側ロツド30の後端部には、こ
の駆動側ロツド30寄りも大径の大径頭部片34
を、螺着、固定しており、この大径頭部片34
を、前記中心孔24の内側で、内向フランジ状部
23よりも後寄り部分に嵌装している。
上記大径頭部片34の外径は、上記内向フラン
ジ状部23の内径よりは大きく、中心孔24の内
径よりは小さいものとし、大径頭部片34がこの
中心孔24の内側の内向フランジ状部23よりも
後寄り部分でのみ、軸方向に亘つて移動出来る様
にしている。35は第四の圧縮ばねで、上記大径
頭部片34の外周面に形成した外向フランジ状の
係止部36と、前記内向フランジ状部23との間
に設け、この第四の圧縮ばね35により駆動側ロ
ツド30に、後方に向かう弾力を付与している。
上記内向フランジ状部23の前面は弁座部とし
ており、この弁座部に対向する状態で、上記駆動
側ロツド30に環状弁体31を気密に外嵌してい
る。この環状弁体31と、ピストン21の前端部
内周縁に形成した内向フランジ状の係止部32と
の間には第二の圧縮ばね33を設け、この第二の
圧縮ばね33によつて、上記環状弁体31を弁座
部に向けて押圧している。
駆動側ロツド30の外周面で、環状弁体31を
嵌装した部分よりも後寄りに位置する部分には、
短管状の衝合片37を外嵌している。この衝合片
37は、駆動側ロツド30が前方に移動した場合
に環状弁体31の内周縁部と衝合し、この環状弁
体31を第二の圧縮ばね33の弾力に抗して前方
に押し、この環状弁体31を内向フランジ状部2
3が構成する弁座部から離すものである。
又、駆動側ロツド30は中空環状に構成する事
により、この駆動側ロツド30の内側中心部に排
気通路38を形成している。端壁19aと駆動側
ロツド30の前端部に螺着、固定した結合用ブラ
テツト39との間には防塵ブーツ40が装着され
ており、上記排気通路38の前端部は、上記結合
用ブラケツト39の防塵ブーツ40の前側に露出
した部分に於いて、シリンダ16外に開口してい
る。41は排気通路38内への塵芥の進入を防止
する為のフイルタ、42はこのフイルタ41の脱
落を防止する為の抑え金具である。一方、排気通
路38の後端は、駆動側ロツド30の後端部に螺
着固定した大径頭部片34の内側に形成したシリ
ンダ部43を介して、ピストン21の中心孔24
内に開口している。
上記シリンダ部43は、大径頭部片34の後端
面中央部の小通孔44を介して従動側ロツド26
の前端面と対向しており、このシリンダ部43に
嵌装した弁片45と駆動側ロツド30の後端面と
の間に設けた第三の圧縮ばね46により、上記弁
片45を小通孔44の開口周縁部が構成する内向
フランジ部に向けて弾圧する事で排気弁を構成し
ている。上記第三の圧縮ばねの弾力は、前記第四
の圧縮ばね35の弾力よりも弱くしている。
又、上記ピストン21に設けた中心孔24の内
向フランジ状部23よりも後寄り部分には通孔4
8,48を穿設して、上記中心孔24の内側と、
シリンダ16の内側で、前記第一の圧縮ばね27
を設けた側の室49とを連通している。
前記弁片45の後面中心部には突片50を設け
ると共に、この突片50を前記小通孔44内に挿
入している。この小通孔44内に挿入された上記
突片50の後端部は、グランドナツト25を介し
てピストン2一に連結、固定された従動側ロツド
26の前端面に対向させる事により、駆動側ロツ
ド30の従動側ロツド26に対する前後方向に亘
る相対的移動に伴なつて、従動側ロツド26の前
端面が上記突片50を介して弁片45を押し、排
気弁を開閉する様にしている。
第2図に示した様な非制動状態に於ける弁片4
5とこの弁片45の弁座となる小通孔44の内周
縁部との距離は、前記環状弁体31と衝合片37
との距離よりも小さくして、駆動側ロツド30が
前方に引つ張られた場合に、第三の圧縮ばね46
の弾力により小通孔44の内周縁部に押し付けら
れて、それ迄開いていた排気弁が閉じられた後、
衝合片37と環状弁体31とが衝合し、この環状
弁体31が第二の圧縮ばね33の弾力に抗して前
方に押される事で、内向フランジ状部23の内周
縁部に形成された弁座から離れる様にしている。
上述の様に構成される本考案の車両用駐車ブレ
ーキの増力装置47は、第1図に示す様に、人手
により操作される起動レバー1の下端に一端を、
他端を制動部に設けたレバー3の先端にそれぞれ
結合したケーブル2の途中に直列に接続し、前端
を上記起動レバー1の下端部に結合した前側ケー
ブル2aの後端を駆動側ロツド30の前端部に接
続し、従動側ロツド26の後端部に前端を接続し
た後側ケーブル2bの後端を、制動部のレバー3
の先端に接続する。
更に、シリンダ16の前端部に設けた給気口1
8は圧縮空気タンクに通じさせ、このシリンダ1
6の駆動側ロツド30側の室51内に、常に圧縮
空気を送り込む様にしておく。
次に、前述の様に構成され、上述の様に駐車ブ
レーキ用のケーブルの途中に組み込んだ本考案の
車両用駐車ブレーキの増力装置の作用を、機構を
一部簡略化して示す第3〜6図を用いて説明す
る。
起動レバー1を操作しない場合、即ち非制動状
態に於いては、第3図に示す様に駆動側ロツド3
0が引つ張られない状態にある為、弁片45は突
片50に押されて小通孔44の内周縁部から離
れ、排気弁が開いた状態となつて、シリンダ16
の後側の室49は駆動側ロツド30の排気通路3
8を介して大気と連通し、上記室49内は大気圧
となる。又、環状弁体31と駆動側ロツド外周面
の衝合片37とが衝合する事もない為、上記環状
弁体31は、第二の圧縮ばね33の弾力によりピ
ストン21の前面の一部が構成する弁座に当接し
たままの状態となり、給気孔18からシリンダ1
6前側の室51内に送り込まれた圧縮空気は、こ
の室51内に留まって、後側の室49に迄は送ら
れず、この圧縮空気の圧力により、シリンダ16
内に嵌装されたピストン21は、第一の圧縮ばね
27の弾力に抗して後方に移動したままの状態と
なり、このピストン21に前端を結合した従動側
ロツド26が引つ張られる事もない為、制動力が
発生する事はない。
次に。駐車ブレーキによる制動力を得る為に起
動レバー1を回動させる操作を行なつた場合、前
側ケーブル2aを介して駆動側ロツド30が前方
に引つ張られる。この駆動側ロツド30の移動の
初期に於いては、駆動側ロツド30の後端部の大
径頭部片34が、第四の圧縮ばね35を圧縮しつ
つピストン21の中心孔24内で前向に移動する
為、上記ピストン21に結合した従動側ロツド2
6が動く事はない。この為第4図に示す様に、上
記大径頭部片34のシリンダ部43内に嵌装した
弁片45が突片50に押される事がなくなり、こ
の突片50が第三の圧縮ばね46の弾力により小
通孔44の周縁部に押し付けられる事で排気弁が
閉じられる。排気弁の閉鎖により、それ迄互いに
連通していた室49と排気通路38とが遮断さ
れ、上記室49内の空気が大気中に排出されない
状態となる。
この状態から更に起動レバー1を回動させ、駆
動側ロツド30を引つ張つた場合、第5図に示す
様に、この駆動側ロツド30の大径頭部片34の
前端角部と、ピストン21の中心孔24の内周面
に存在する角部(内向フランジ状部23の内周縁
部)とが衝合して、駆動側ロツド30の動きがそ
のままピストン21を介して従動側ロツド26に
伝えられる様になる。
又、駆動側ロツド30の移動に伴ない、上述の
様に大径頭部片34とピストン内周面の角部とが
衝合する直前に、この駆動側ロツド30に固設し
た衝合片37が、駆動側ロツド30に前後方向に
亘る移動を自在として外嵌した環状弁体31を、
第二の圧縮ばね33の弾力に抗して前方に押し、
この環状弁体31をピストン21の前面の一部が
成す弁座から離す。
この様に環状弁体31が弁座から離れる結果、
給気口18からシリンダ前側の室51内に送り込
まれた圧縮空気が、環状弁体31と弁座との間の
〓間、中心口24、通孔48,48を通つてシリ
ンダ後側の室49に迄送り込まれ、ピストン21
の前面に加わる圧力と後面に加わる圧力とを互い
に等しくする。
ピストン21の前後両面に加わる圧力が等しく
なる結果、このピストン21は、駆動側ロツド3
0から加えられる力の他、第一の圧縮ばね27の
弾力によつてもシリンダ16内を前方に向けて移
動しようとする。
この為、前端部をピストン21に結合された従
動側ロツド26を前方に引つ張る力は、起動レバ
ー1の回動に伴ない前側ケーブル2aを介して駆
動側ロツド30に加えられる力と、第一の圧縮ば
ね27の弾力との和となり、この従動側ロツド2
6が強い力で引つ張られて、後側ケーブル2bを
介して制動部のカム4を回動させる為のレバー3
の端部を強く引き、強力な制動力を得られる様に
なる。
上述の様にして行なわれた制動中に、圧縮空気
源の故障等により給気口18を通じての圧縮空気
の供給が途絶えた様な場合でも、中心孔24、通
孔48,48を介して互いに連通したピストン2
1の前後に位置する室51,49の圧力に差が生
じる事はない。この為、圧縮空気源の問題によつ
て制動力の低下を招来する事はなく、制動解除の
為に要する力が大きくなる事もない。
制動を解除する場合、起動レバー1を元に戻す
事により、駆動側ロツド30を前方に引つ張る力
を解除する。これにより、それ迄ピストン21を
介して前方に引つ張られていた従動側ロツド26
が、駆動部のレバー3が元に戻ろうとする力によ
り、第一の圧縮ばね27の弾力に抗して後方に引
つ張られる。
この様な制動解除時、従動側ロツド26がレバ
ー3によつて後方に引つ張られ、駆動側ロツド3
0を前方に引つ張る力を解除した状態に於いて
は、駆動側ロツド30の大径頭部片34が第四の
圧縮ばね35の弾力により、ピストン21の中心
孔24の内側で後方に移動する為、駆動側ロツド
30とピストン21とが相対的に移動、変位す
る。
このピストン21と駆動側ロツド30との相対
的変位により、先ず駆動側ロツド30の外周面に
嵌着した衝合片37が環状弁体31から離れ、第
6図に示す様に、この環状弁体31がピストン2
1の内向フランジ状部23が成す弁座に当接して
ピストン21前後の連通を断ち、ピストン21の
前側の室51内に存在する圧縮空気が、それ以上
ピストン21の後側の室49内に流れない様にす
る。
上記大径頭部片34は、第四の圧縮ばね35の
弾力に基いて更に後方に移動する為、この大径頭
部片34内側のシリンダ部43に嵌装した弁片4
5に付設した突片50が従動側ロツド26の前端
面に衝合し(第2図の場合)、或は従動側ロツド
26の前端面に形成した突片50が弁片45に衝
合し(第3〜6図の場合)、第3図に示す様に第
三の圧縮ばね46の弾力に抗してこの弁片45を
前方に押して、小通孔44の内周縁部が成す弁座
から弁片45を離す。この様に弁片45が弁座か
ら離れる事で排気弁が開かれ、シリンダ16後側
の室49内に残留していた圧縮空気が、シリンダ
部43、排気通路38を通じて大気中に排出され
る。
この結果、給気口18からシリンダ16内に送
り込まれる圧縮空気は、シリンダ16の前側の室
51内にのみ存在して、このシリンダ16に嵌装
したピストン21の前面のみを押す様になる。こ
の結果、上記ピストン21は第一の圧縮ばね27
の弾力に抗してシリンダ16内を後方に移動し、
第一の圧縮ばね27の弾力が後側ケーブル2bに
伝わらない様になつて、制動が解除される。
c 考案の効果 本考案の車両用駐車ブレーキの増力装置は、以
上に述べた通り構成され作用する為、圧縮空気源
の故障等により、増力装置に圧縮空気を送り込め
ない様になつた場合に於いても、十分に強い力で
制動部のレバーを引つ張る事が可能となり、駐車
中の車両が制動力不足により動き出す危険性をな
くし、圧縮空気源故障時に起動レバーを戻すのに
要する力も軽く済む様になる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本考案の実施例を示しており、第
1図は増力装置を駐車ブレーキに組み込んだ状態
を示す略側面図、第2図は増力装置の断面図、第
3〜6図は本考案の増力装置の作用を順番に示す
為、一部を簡略化した状態で描いた断面図、第7
図は増力装置を設けない駐車ブレーキを示す略
図、第8〜9図は従来から提案されている増力装
置を組み込んだ駐車ブレーキ装置の2例を示すそ
れぞれ略図である。 1:起動レバー、2:ケーブル、2a:前側ケ
ーブル、2b:後側ケーブル、3:レバー、4:
カム、5:シユー、6:ドラム、7:アクチユエ
ータ、8:圧縮空気タンク、9:給気管、10:
給気弁、11:ロツド、12:シリンダ部、1
3:ピストン、14:副レバー、15:ラチエツ
ト歯、16:シリンダ、16a:前半部、16
b:後半部、17:ボルト、18:給気口、19
a,19b:端壁、20a,20b:通孔、2
1:ピストン、22a:大径部、22b:小径
部、22c:段部、23:内向フランジ状部、2
4:中心孔、25:グランドナツト、26:従動
側ロツド、27:第一の圧縮ばね、28:結合用
ブラケツト、29:防塵ブーツ、30:駆動側ロ
ツド、31:環状弁体、32:係止部、33:第
二の圧縮ばね、34:大径頭部片、35:第四の
圧縮ばね、36:係止部、37:衝合片、38:
排気通路、39:結合用ブラケツト、40:防塵
ブーツ、41:フイルタ、42:抑え金具、4
3:シリンダ部、44:小通孔、45:弁片、4
6:第三の圧縮ばね、47:増力装置、48:通
孔、49:室、50:突片、51:室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に圧縮空気を送り込む為の給気口を有し、
    中央に通孔を有する端壁により両端開口部を塞い
    だ、車体に固定されるシリンダと、このシリンダ
    内に嵌装され、一端寄り側面中心部に開口し、入
    口部分を内径の小さい小径部とすると共に、奥部
    分を内径の大きい大径部とした中心孔を有するピ
    ストンと、シリンダの他端側端壁と上記ピストン
    との間に設ける第一の圧縮ばねと、上記他端側端
    壁中心の通孔を気密に貫通し、シリンダ内側端部
    を上記ピストンに結合すると共に、シリンダ外側
    端部を駐車ブレーキの制動部側レバーに接続自在
    とした従動側ロツドと、シリンダの一端側端壁中
    心の通孔を気密に貫通し、シリンダ内側端部に形
    成した大径頭部を、上記ピストンの一端寄り側面
    中心部に形成した中心孔の大径部内に、この大径
    部内側のみでの軸方向への移動を自在として嵌装
    した駆動側ロツドと、この駆動側ロツドが貫通し
    た端壁に対向するピストンの側面に設けた弁座部
    に対向する状態で上記駆動側ロツドに気密に外嵌
    した環状弁体と、この環状弁体を弁座部に向けて
    押圧する第二の圧縮ばねと、環状弁体の嵌装部よ
    りも従動側ロツド寄り部分に於いて駆動側ロツド
    の外周面に固設し、駆動側ロツドの移動時に環状
    弁体の内周縁部と衝合して環状弁体を弁座部から
    離す衝合片と、駆動側ロツドの中心部に形成さ
    れ、一端をシリンダ外に開口し、他端を駆動側ロ
    ツドの大径頭部の端面中央部に開口した排気通路
    と、この排気通路の大径頭部側開口端部に設けら
    れたシリンダ部に嵌装した弁片を第三の圧縮ばね
    により上記排気通路の開口端に設けた内向フラン
    ジ部に押圧する事で構成された排気弁と、上記中
    心孔とシリンダの第一の圧縮ばねを設けた側の室
    とを連通する通気路と、上記内向フランジ部の内
    側の通孔に対向する状態でピストンと弁片との間
    に設けられ、駆動側ロツドと従動側ロツドとが互
    いに近付く方向に移動する事に伴なつて上記弁片
    を押す突片と、上記第三の圧縮ばねの弾力よりも
    強い弾力で、この突片を対向する部材に突き当て
    る方向に、前記大径頭部を押圧する第四の圧縮ば
    ねとから成り、非制動状態に於ける弁片とこの弁
    片に対向して弁座を構成する部材との距離を、環
    状弁体と衝合片との距離よりも小さくした、車両
    用駐車ブレーキの増力装置。
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