JPH0353933Y2 - - Google Patents

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JPH0353933Y2
JPH0353933Y2 JP4682886U JP4682886U JPH0353933Y2 JP H0353933 Y2 JPH0353933 Y2 JP H0353933Y2 JP 4682886 U JP4682886 U JP 4682886U JP 4682886 U JP4682886 U JP 4682886U JP H0353933 Y2 JPH0353933 Y2 JP H0353933Y2
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JP
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pressure
inert gas
tank
powder
storage tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は危険性粉粒体の輸送車に関し、タンク
内圧の低下を簡単な手段で検出するものである。
(従来の技術) 危険性粉粒体を収容したタンク内のガス圧力を
検出して不活性ガスを注入するものは実開昭58−
169093号公報に開示されているが、これは圧力検
出装置2の圧力計2aが圧入管4bの管路中に設
けられているためガスボンベ4aから供給される
ガス圧力と同圧になるほか、大流量のため圧力計
2a自体が大型化する。また、タンク内へのガス
圧入時には圧力計2a付近の圧力は最高で約30
Kg/cm2となるのに対し、タンク内の許容される最
低圧力は約0.02Kg/cm2の微小圧力であり、これを
下回る場合を検出する必要があるが、現実的には
前記最高圧力と最低圧力付近の範囲内で耐久可能
な圧力検出器はなかつた。
(実施例) 本考案は上記問題点を解決するもので、以下そ
の実施例を図面により説明すると、Vは輸送車
で、車体1上に粉粒体収容タンク2が搭載され、
該粉粒体収容タンク2の前部と車体1間にはダン
プシリンダ3が介装されている。
4は前記粉粒体収容タンク2の後端下部に形成
された吐出部である。5は圧送手段としての流体
圧源で基地側の不活性ガス発生源が用いられるほ
か、輸送車Vのエンジンを用いた場合には不活性
ガスとしての排気ガスを供給する。6は供給管で
この供給管6の他端は一次空気供給管8及び二次
空気供給管9を介して前記吐出部4に連結されて
いる。
10は背圧空気供給管で、一端を前記供給管6
に、他端を前記粉粒体収容タンク2に連結され、
その途中には開閉弁11及びチエツク弁12がそ
れぞれ介装されている。
13,14は開閉弁、15,16はチエツク
弁、17はマンホールである。
また、18は不活性ガスボンベで不活性ガス供
給手段として車体1に搭載され、減圧弁19、電
磁開閉弁20を介して導入管21により供給管6
に接続される。
22はタンク内圧検出回路で、ガス抜きフイル
タ23の下流で前記供給管6、導入管21とは別
経路でタンク2より取り出された検出管30に微
細フイルタ24、減圧弁25を介して圧力スイツ
チ26が接続され、さらに該圧力スイツチ26は
ブザーなどの警報器27及び電磁開閉弁20に電
気的に接続されている(警報器27のみに接続し
てもよい)。
なお、減圧弁25は耐圧が0.5Kg/cm2で、二次
側圧力を0.2Kg/cm2まで減圧する。
また、検出管30は圧力を検出するために微量
のガスを抽出すればよく、流量が少ないので減圧
弁25及び圧力スイツチは小型のものでよい。
一方、不活性ガスボンベ18は満タン時には内
圧が約150Kg/cm2で、そのガスは減圧弁19によ
り約30Kg/cm2に減圧して導入管21に供給され
る。
次に本考案の作用について説明すると、微粉炭
をマンホール17より粉粒体収容タンク2内に投
入した後、目的地まで輸送するが、投入完了時に
は基地側の不活性ガス源などでタンク2内に別管
路(図示せず)より不活性ガスが注入される。こ
のとき、タンク内圧は約0.5Kg/cm2とされ、タン
ク2と連通されたタンク内圧検出回路22にも微
量のガスが流入するが減圧弁25により二次側の
圧力スイツチ26には0.2Kg/cm2の圧力しか加わ
らない。前記注入時のタンク内圧がもし高い場合
でも同様に減圧される。
而して、輸送途中において、微粉炭自体の酸素
吸着作用や漏洩によりタンク内圧が許容圧力
(0.02Kg/cm2)以下に低下した場合、常時連通し
ている検出管30を通じ、圧力スイツチ26が作
動し、警報器27を作動するとともに電磁開閉弁
20を開き、ボンベ18より減圧弁19を通じて
減圧され(30Kg/cm2)た不活性ガスが導入管6、
背圧空気供給管10を通じて粉粒体収容タンク2
内に供給される。このとき不活性ガスは管路から
大容量のタンク2内に流入した時点で圧力降下を
するためタンク内圧検出回路22の検出管30に
は高圧が生じない(最大で0.5Kg/cm2)。
次に粉粒体収容タンク2より微粉炭を排出する
場合においては、ダンプシリンダ3を伸長して、
粉粒体収容タンク2を傾倒し、しかる後に流体圧
源5よりの不活性ガスを供給管6、一次空気供給
管8を介して吐出部4内へ流入させ、微粉炭を不
活性ガス内に混入させて外部に排出する。
このとき、タンク2内には大量の不活性ガスが
供給されタンク内圧も約2.0Kg/cm2まで上昇する
がタンク内圧検出回路22においては減圧弁25
の減圧作用により二次側には0.2Kg/cm2の圧力し
か生じないので圧力スイツチ26に悪影響はな
い。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、不活性ガスの供
給経路とは別個にタンクより取り出したタンク内
圧検出回路を構成し、該回路の減圧弁とその二次
側に圧力スイツチを設けたことにより、タンク内
圧が高圧になつても悪影響なく微小圧力を検出す
ることができ、装置自体を小型で安価なもので提
供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の全体説明図である。 1……車体、2……粉粒体収容タンク、5……
流体圧源(圧送手段)、18……不活性ガスボン
ベ(不活性ガス供給手段)、22……タンク内圧
検出回路、25……減圧弁、26……圧力スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体上に粉粒体収容タンクと、粉粒体を排出す
    る圧送手段と、粉粒体収容タンク内に不活性ガス
    を注入する不活性ガス供給手段とを有する危険性
    粉粒体の輸送車において、不活性ガスの供給経路
    とは別個にタンクより取り出したタンク内圧検出
    回路を設け、該回路は減圧弁とその二次側の圧力
    スイツチとを備え、微小圧力のみを導いてタンク
    内圧を検出することを特徴とする危険性粉粒体の
    輸送車。
JP4682886U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0353933Y2 (ja)

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JP4682886U JPH0353933Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP4682886U JPH0353933Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS62156543U JPS62156543U (ja) 1987-10-05
JPH0353933Y2 true JPH0353933Y2 (ja) 1991-11-27

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