JPH035386Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035386Y2 JPH035386Y2 JP1983040854U JP4085483U JPH035386Y2 JP H035386 Y2 JPH035386 Y2 JP H035386Y2 JP 1983040854 U JP1983040854 U JP 1983040854U JP 4085483 U JP4085483 U JP 4085483U JP H035386 Y2 JPH035386 Y2 JP H035386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- tables
- pilot
- fitting body
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属もしくは木工等の加工機の被加工
物固定用テーブル装置に係り、主に被加工物をテ
ーブル上にセツトし、このテーブルを機外の命令
源からの指令によつて、特定範囲摺動中に加工す
る加工機の被加工物固定用テーブル装置に関する
ものである。
物固定用テーブル装置に係り、主に被加工物をテ
ーブル上にセツトし、このテーブルを機外の命令
源からの指令によつて、特定範囲摺動中に加工す
る加工機の被加工物固定用テーブル装置に関する
ものである。
従来この種のテーブルは大型のものが配設さ
れ、小さい被加工物であつてもこのテーブル上に
セツトして加工するので一作業終了後次の被加工
物をセツトするため作業能率が非常に悪い。
れ、小さい被加工物であつてもこのテーブル上に
セツトして加工するので一作業終了後次の被加工
物をセツトするため作業能率が非常に悪い。
本考案はこれらの欠点を除去することを目的と
するもので機台上を摺動する被加工物固定用テー
ブルを複数配設して１つのテーブルにセツトされ
た被加工物の加工中に他のテーブル上の次の被加
工物をセツトすることができ、被加工物が大きい
場合は、これらのテーブルを一体に合体してこれ
に対処することができると共に、各テーブルが同
一の条件のもとに正確に摺動するようにしたもの
で、その要旨とするところは機台上を摺動する複
数の被加工物固定用テーブルの間に、サーボモー
タに連けいした螺杆に螺合して摺動するパイロツ
トテーブルを配設し、前記各被加工物固定用テー
ブルに嵌合し遊離する嵌合体を設けたものであ
る。
するもので機台上を摺動する被加工物固定用テー
ブルを複数配設して１つのテーブルにセツトされ
た被加工物の加工中に他のテーブル上の次の被加
工物をセツトすることができ、被加工物が大きい
場合は、これらのテーブルを一体に合体してこれ
に対処することができると共に、各テーブルが同
一の条件のもとに正確に摺動するようにしたもの
で、その要旨とするところは機台上を摺動する複
数の被加工物固定用テーブルの間に、サーボモー
タに連けいした螺杆に螺合して摺動するパイロツ
トテーブルを配設し、前記各被加工物固定用テー
ブルに嵌合し遊離する嵌合体を設けたものであ
る。
以下図示の実施例について説明する。
図中１は機台で、この機台１の両側縁にレール
２，２′を敷設し、その内側にこれと平行して補
助レール３，３′を設け、更に機台１の一側に固
装したサーボモータ４によつて回転する螺杆５を
補助レール３，３′間に横設し、レール２，２′上
の両端位置に被加工物固定用テーブルＡ，Ｂを摺
嵌し、この両テーブルＡ，Ｂの間に、補助レール
３，３′に摺嵌したパイロツトテーブルＣを配設
する。パイロツトテーブルＣの下面に、前記機台
１に横設した螺杆５に螺合するめねじ体６を設
け、上面に両テーブルＡ，Ｂに対向する位置に嵌
合体７を配設する。テーブルＡ，Ｂの各々にはそ
の内側縁、即ち前記パイロツトテーブルＣの嵌合
体７に対向する位置に、嵌合体７が嵌まる凹部
８，８′を設け、テーブルＡ，Ｂに装着したシリ
ンダー９，９′によつて進退する楔杆１０，１
０′の先を凹部８，８′に臨ませ、前記パイロツト
テーブルＣの嵌合体７がテーブルＡ，Ｂの凹部
８，８′に嵌つた際に楔杆１０，１０′が係離する
係合切欠１１，１１′を嵌合体７に形成して成る
ものである。
２，２′を敷設し、その内側にこれと平行して補
助レール３，３′を設け、更に機台１の一側に固
装したサーボモータ４によつて回転する螺杆５を
補助レール３，３′間に横設し、レール２，２′上
の両端位置に被加工物固定用テーブルＡ，Ｂを摺
嵌し、この両テーブルＡ，Ｂの間に、補助レール
３，３′に摺嵌したパイロツトテーブルＣを配設
する。パイロツトテーブルＣの下面に、前記機台
１に横設した螺杆５に螺合するめねじ体６を設
け、上面に両テーブルＡ，Ｂに対向する位置に嵌
合体７を配設する。テーブルＡ，Ｂの各々にはそ
の内側縁、即ち前記パイロツトテーブルＣの嵌合
体７に対向する位置に、嵌合体７が嵌まる凹部
８，８′を設け、テーブルＡ，Ｂに装着したシリ
ンダー９，９′によつて進退する楔杆１０，１
０′の先を凹部８，８′に臨ませ、前記パイロツト
テーブルＣの嵌合体７がテーブルＡ，Ｂの凹部
８，８′に嵌つた際に楔杆１０，１０′が係離する
係合切欠１１，１１′を嵌合体７に形成して成る
ものである。
本考案は上述の構成より成るもので、機外の命
令源で制御されるサーボモータ４により第２図に
示すように、パイロツトテーブルＣの嵌合体７を
テーブルＢの凹部８に嵌めた後、シリンダー９′
により楔杆１０′を嵌合体７の段部１１′に係合
し、パイロツトテーブルＣとテーブルＢを合体し
て二点鎖線で示す移動範囲内でテーブルＢを摺動
する過程において加工機本体の切削工具を協動し
て加工作業を行ない、その作業中に他のテーブル
Ａ上に次の被加工物をセツトするもので、テーブ
ルＢは加工終了後元の位置に復帰し、パイロツト
テーブルＣの嵌合体７がテーブルＢより離脱し
て、次にテーブルＡと係合して次の加工を行な
う。これを繰返して行ない大きい被加工物を加工
する場合は第３図に示すように嵌合体７が、テー
ブルＡ，Ｂのそれぞれの凹部８，８′に嵌まりこ
れらと係合して、一体に合体して大型のテーブル
としてこれに対処することができる。
令源で制御されるサーボモータ４により第２図に
示すように、パイロツトテーブルＣの嵌合体７を
テーブルＢの凹部８に嵌めた後、シリンダー９′
により楔杆１０′を嵌合体７の段部１１′に係合
し、パイロツトテーブルＣとテーブルＢを合体し
て二点鎖線で示す移動範囲内でテーブルＢを摺動
する過程において加工機本体の切削工具を協動し
て加工作業を行ない、その作業中に他のテーブル
Ａ上に次の被加工物をセツトするもので、テーブ
ルＢは加工終了後元の位置に復帰し、パイロツト
テーブルＣの嵌合体７がテーブルＢより離脱し
て、次にテーブルＡと係合して次の加工を行な
う。これを繰返して行ない大きい被加工物を加工
する場合は第３図に示すように嵌合体７が、テー
ブルＡ，Ｂのそれぞれの凹部８，８′に嵌まりこ
れらと係合して、一体に合体して大型のテーブル
としてこれに対処することができる。
第４図は本考案を木工用ルータ機に実施した例
を示すもので、機外の命令源の制御で作動するサ
ーボモータ１２，１３，１４により上下左右に摺
動するターレツトヘツド１５に放射状に切削工具
１６，１６……を配設し、このターレツトヘツド
１５の直下に、本図において前後方向に摺動する
被加工物固定用テーブルＡ，Ｂを位置させて加工
作業を行なうものである。
を示すもので、機外の命令源の制御で作動するサ
ーボモータ１２，１３，１４により上下左右に摺
動するターレツトヘツド１５に放射状に切削工具
１６，１６……を配設し、このターレツトヘツド
１５の直下に、本図において前後方向に摺動する
被加工物固定用テーブルＡ，Ｂを位置させて加工
作業を行なうものである。
以上本考案はパイロツトテーブルだけが螺杆に
螺合して摺動し、該パイロツトテーブルに両テー
ブルと嵌脱する嵌合体を配設したもので、螺杆の
ピツチ誤差、伸縮等の影響はパイロツトテーブル
だけが受け、従つて両テーブルは同一影響下にあ
るため同一の精度で摺動するので各テーブル上の
被加工物を加工する場合若しくは両テーブルを合
体して加工する場合に同一の精度で加工でき、加
工精度、作業能率が向上し、省力化に役立つもの
である。
螺合して摺動し、該パイロツトテーブルに両テー
ブルと嵌脱する嵌合体を配設したもので、螺杆の
ピツチ誤差、伸縮等の影響はパイロツトテーブル
だけが受け、従つて両テーブルは同一影響下にあ
るため同一の精度で摺動するので各テーブル上の
被加工物を加工する場合若しくは両テーブルを合
体して加工する場合に同一の精度で加工でき、加
工精度、作業能率が向上し、省力化に役立つもの
である。
図は本考案に係る加工機の被加工物固定用テー
ブル装置の一実施例を示すもので、第１図は機台
上テーブルの平面図、第２図は一方のテーブルに
合体した状態を示す平面図、第３図は両方のテー
ブルを一体に合体した状態を示す平面図、第４図
は木工用ルータ機に実施した状態を示す正面図で
ある。 １……機台、４……サーボモータ、５……螺
杆、７……嵌合体、８，８′……凹部、１０，１
０……楔杆、Ａ，Ｂ……テーブル、Ｃ……パイロ
ツトテーブル。
ブル装置の一実施例を示すもので、第１図は機台
上テーブルの平面図、第２図は一方のテーブルに
合体した状態を示す平面図、第３図は両方のテー
ブルを一体に合体した状態を示す平面図、第４図
は木工用ルータ機に実施した状態を示す正面図で
ある。 １……機台、４……サーボモータ、５……螺
杆、７……嵌合体、８，８′……凹部、１０，１
０……楔杆、Ａ，Ｂ……テーブル、Ｃ……パイロ
ツトテーブル。
Claims (1)
- 機台上に摺動可能に設けた複数の被加工物固定
用テーブル間に、サーボモータに連けいした螺杆
に螺合して摺動するパイロツトテーブルを配設
し、前記各被加工物固定用テーブルに嵌合し遊離
する嵌合体をパイロツトテーブルに設けて成る加
工機の被加工物固定用テーブル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085483U JPS59148234U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 加工機の被加工物固定用テ−ブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085483U JPS59148234U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 加工機の被加工物固定用テ−ブル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59148234U JPS59148234U (ja) | 1984-10-03 |
| JPH035386Y2 true JPH035386Y2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=30171462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085483U Granted JPS59148234U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 加工機の被加工物固定用テ−ブル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59148234U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5298157B2 (ja) * | 2011-04-21 | 2013-09-25 | 西進商事株式会社 | レーザー加工装置、レーザー加工方法及びレーザー加工物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247822Y2 (ja) * | 1972-06-20 | 1977-10-29 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP4085483U patent/JPS59148234U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59148234U (ja) | 1984-10-03 |
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