JPH0353756Y2 - - Google Patents

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JPH0353756Y2
JPH0353756Y2 JP1987020903U JP2090387U JPH0353756Y2 JP H0353756 Y2 JPH0353756 Y2 JP H0353756Y2 JP 1987020903 U JP1987020903 U JP 1987020903U JP 2090387 U JP2090387 U JP 2090387U JP H0353756 Y2 JPH0353756 Y2 JP H0353756Y2
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casing body
casing
hook
cap body
band member
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JP1987020903U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は調理用、飲用水等の濾過浄水に用い
られる浄水器に関する。
従来の技術 この種の浄水器は、一般に第1図に示すように
ステンレス等の不錆性金属からなるケーシング1
内に濾材カートリツジ4を収納しているが、濾材
カートリツジ4の交換のために上記ケーシングが
筒状容器としての本体2部分と、その上端開口を
閉塞するキヤツプ体3とに分離形成され、両者を
バンド部材5で締結することによつて耐圧容器を
形成する一方、バンド部材5を取外すことによつ
て両者を分離しうるものとなされている。而し
て、この種の浄水器は、第1図に示すように水道
管6に接続される水入口7及び水出口8を備えた
キヤツプ体3側を、取付用ステー9を介して建築
物の壁面等に固定し、ケーシング本体2側を吊持
状態にして設置されることが多い。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記のような設置状態で使用される
場合、濾材カートリツジ4の交換のためにバンド
は部材5を取外し、ケーシング本体2内に新しい
カートリツジ4を装填したのち、該本体を再びキ
ヤツプ体3側に連結するに際し、ケーシング本体
2を脱落しないように手でキヤツプ体3側に押し
当てた状態に保持しながら、この状態を保ってバ
ンド部材5の脱着を行わなければならない。この
ため、一人の作業者によつて上記の作業を行うこ
とがいささか困難であり、熟練のない場合には
往々にして、バンド部材5の締結のさいに誤つて
ケーシング本体2を脱落させてしまうようなこと
が起こり、迅速に行われるべきカートリツジ交換
に多くの時間と手間を要するという難点が見られ
た。
この考案は斯る問題点を最も簡易な手段で解決
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は上記の目的において、ケーシング本
体とキヤツプ体とに、仮着用の手段を付設し、締
結バンド部材の着脱時にケーシング本体をキヤツ
プ体に対して吊持状態に仮止め保持しうるように
することによつて、前記問題点の解決をはかつた
ものである。
即ち、この考案は、濾材カートリツジを収容す
るケーシング本体と、その上端開口に被嵌装着さ
れる出入口を備えた逆椀状キヤツプ体とが、それ
らの嵌合部の外周面に装着された締結バンド部材
により分離自在に連結されてなる浄水器におい
て、上記ケーシング本体またはキヤツプ体のいず
れか一方の口縁部内面に、横向きの等方向に鉤口
を開口した複数個の仮吊用鉤片が突出状に固着さ
れ、他方の口縁部内面に上記鉤片に対応する係合
ピンが内方突出状に固着されてなることを特徴と
する浄水器を要旨とする。
作 用 従つてこの考案によれば、バンド部材を取外し
た状態時において、ケーシング本体をキヤツプ体
側に押し当ててそれを所定方向に回動し、鉤片の
鉤口内に係合ピンを嵌入せしめることにより、以
降ケーシング本体から手を離しても該本体は鉤片
と係合ピンとの係合により吊持状態に仮保持され
る。従つて、この状態で作業者はケーシング本体
を手で支えることなく、バンド部材のみを操作し
てその脱着を行なうことができる。
実施例 図示実施例において、ケーシング1は前期のと
おりケーシング本体2とキヤツプ体3とからな
り、それらを嵌合状態でその嵌合部を外側からバ
ンド部材5で締結することにより一体的に耐圧結
合しうるものとなされている。ケーシング本体2
内には濾材を収納したカートリツジ4が装填さ
れ、キヤツプ体3側には水入口7と同出口8が設
けられて、それらを水道管ないしホース6に接続
しうるものとなされる一方、該出入口部分を取付
用ステー9に取付用ナツト10で締結することに
より、壁面W等にケーシング1を吊持状態に設置
しうるようになされている。また、バンド部材5
は一端部を連結用ヒンジ片11を介して連結され
た1対の断面略コ字状の半月環5a,5bと、そ
れらの他端の締結用突片部12.13を貫挿状態
に締結するボルト14及びハンドル付き雌ねじ筒
15とで構成され、ケーシング本体2の上端部周
縁の外方膨出状ビード部16と、これにOリング
パツキング18を介して覆い被さるキヤツプ体3
の拡大形袴部17との外側に跨つて、それらの外
側に被嵌状態に装着されるものとなされている。
ところで、この考案においては、上記ケーシン
グ本体2の口縁部内面に、1対の仮吊用鉤片2
0,20が下部の取付部20bをスポツト溶接す
ることによつて上方突出状にかつ対称位置におい
て対峙状態に固着されている。
これらの鉤片20,20は、上部にいずれも横向
きで同じ方向に鉤口21,21を開口した鉤部2
0,20aを有し、該鉤部をケーシング本体2の
口縁から上方に突出させて取付られている。一
方、キヤツプ対3側には、上記鉤片20,20に
対応する対称位置においいてその口縁部内面に1
対の短い円柱状の係合ピン22,22が溶接固着
され、ケーシング本体2にキヤツプ対3を被嵌し
た状態時において鉤口21から上記係合ピン22
を鉤内に緩く嵌入せしめうるものとなされてい
る。
従つて、ステー9に取付けられて固定状態のも
のとなされているキヤツプ体3に対し、ケーシン
グ本体2を鉤片20と係合ピン22の相対位置を
ずらせた状態のもとで嵌合し、本体2を所定方向
に回動して鉤片20に係合ピン22を嵌入せしめ
ることにより、以降それらの係合によりケーシン
グ本体2をキヤツプ体3に対して吊持状態に仮保
持せしめることができ、従つてバンド部材5はこ
の状態のもとでそれを容易に着装しうると共に、
着装されているバンド部材5を取外したときに
も、不慮にケーシング本体2が脱落することがな
い。
なお、図示実施例ではケーシング本体2側に鉤
片20を、キヤツプ体3側に係合ピン22を設け
たものを示したが、それらを逆に取付けるものと
しても良い。また、鉤片20及び係合ピン22
は、吊持状態の安定のために円周方向に1対以上
設けることが必要であるが、更にその数を増大し
て3個あるいは4個設けるものとしても良い。
考案の効果 この考案によれば上述の次第で、濾材カートリ
ツジの交換に際して、バンド部材を取外しても鉤
片と係合ピンの係合によりケーシング本体をキヤ
ツプ体側に吊持状態に仮保持しうる。従つて、バ
ンド部材の装着作業時及び取外し作業時において
ケーシング本体を手で支えておく必要がなく、両
手でバンド部材の脱着作業を行なうことが可能と
なる。このため、ケーシング本体の着脱作業、ひ
いては濾材カートリツジの交換作業を熟練のない
作業者でも一人で安全にかつ迅速に行うことがで
き作業能率の向上、省力化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はケーシング本体をキヤツプ体から分離した状態
において示した斜視図、第2図は鉤片と係合ピン
の取付状態を示した要部の正面図、第3図は第2
図−線の断面図である。 1……ケーシング、2……ケーシング本体、3
……キヤツプ体、4……濾材カートリツジ、5…
…バンド部材、7……水入口、8……水出口、9
……取付用ステー、20……鉤片、20a……鉤
部、21……鉤口、22……係合ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 濾材カートリツジを収容するケーシング本体
    と、その上端開口に被嵌装着される出入口を備え
    た逆椀状キヤツプ体とが、それらの嵌合部の外周
    面に装着された締結バンド部材により分離自在に
    連結されてなる浄水器において、 上記ケーシング本体またはキヤツプ体のいずれ
    か一方の口縁部内面に、横向きの等方向に鉤口を
    開口した複数個の仮吊用鉤片が突出状に固着さ
    れ、他方の口縁部内面に上記鉤片に対応する係合
    ピンが内方突出状に固着されてなることを特徴と
    する浄水器。
JP1987020903U 1987-02-16 1987-02-16 Expired JPH0353756Y2 (ja)

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JPS49104450A (ja) * 1973-02-09 1974-10-03
JPS56126412A (en) * 1980-02-06 1981-10-03 Samueru Muua Rojiya Water treatment device and filter cartridge used for said device

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