JPH0353707Y2 - - Google Patents

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JPH0353707Y2
JPH0353707Y2 JP5683186U JP5683186U JPH0353707Y2 JP H0353707 Y2 JPH0353707 Y2 JP H0353707Y2 JP 5683186 U JP5683186 U JP 5683186U JP 5683186 U JP5683186 U JP 5683186U JP H0353707 Y2 JPH0353707 Y2 JP H0353707Y2
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JP
Japan
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valve
elastic gasket
elastic
hole
injection
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JP5683186U
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JPS62168374U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は操作ごとに一定量づつ噴射を行う定
量噴射エアゾル容器の構成の一部であつて、この
容器に圧力充填を行うための装置に関し、容器へ
の充填を急速に行うことができる手段を提供する
のがその目的である。
(考案の構成) 以下、図示の実施例によりこの考案を説明すれ
ば、1は可動弁で、弁室31の頂部には可動弁の
弁茎11の弁孔12と環状の弾性ガスケツト2と
により噴射弁が形成されており、また、弁室31
の底部には可動弁の下端の弾性栓13と弁筐3の
底孔32とにより補給弁が形成されていて、図示
のように前記した噴射弁が閉鎖されているときに
前記した補給弁をへて弁室31に補給された噴射
液を、前記補給弁の閉鎖時、すなわち、可動弁1
の押下げ操作により弾性栓13により底孔32が
閉鎖されたときにおいて、前記した噴射弁を通じ
て放出できる定量噴射弁が形成されている。この
ような定量噴射弁をそなえるエアゾル容器はもち
ろん古くから既知である。
この考案は、上記したような定量噴射弁をそな
えるエアゾル容器において、つぎのような特異な
構成を有している。すなわち、弁筐3は頂縁33
が細い環状であり、つぼ34が一体となつて張出
している。弾性ガスケツト2は環の幅のほぼ中程
において弁筐の頂縁33に係合している。つぼ3
4には縦穴35が貫設されており、この縦穴35
は弾性ガスケツト2の周囲に開いている。また、
このつば34は環状のキヤツプ4を介し、エアゾ
ル容器の容器壁5に固定されているが、このキヤ
ツプ4は弾性ガスケツト2の頂面に密接してい
る。
なお、図示した実施例において、6は可動弁1
の押上げバネ、15は弾性栓13の軸部14を可
動弁1に押込むときの空気逃げ孔であると同時
に、押込まれた軸部14の一部が図示のように空
気逃げ孔15にはみ出すことにより弾性栓13を
抜け出し難く保持するために設けたものである。
また、弾性栓13の底に凹穴16を設けたのは、
可動弁1が押下げられ、弾性栓13の裾部が弁筐
3の内底に設けた漏斗面36に係合しつつ下降す
るとき、その裾部の径が縮小できるようにするた
めである。7は噴射口71つきの押ボタン、8は
吸液管、9は弾性リングである。また、キヤツプ
4の内周面とつば34の上部周面とは、弾性ガス
ケツト2を装着後容着して一体化してもよい。
この考案は前記のようにしてなるので、図示の
ような非作動状態では弁茎11の弁孔12と弾性
ガスケツト2からなる噴射弁が閉鎖状態にある一
方、可動弁の弾性栓13と弁筐3の底孔32から
なる補給弁は開放状態にあり、従つて容器内に既
に充填されている噴射液は底孔32を通じて弁室
31に充填されている。可動弁1に冠着されてい
る押ボタンの押下げにより可動弁1が下降し前記
した補給弁が閉鎖されるときは、同時に前記した
噴射弁が開き、弁室31の噴射液が弁茎11を通
じて噴射され、この噴射量は定量である。押ボタ
ンの押圧解除により可動弁1が上昇する際は、当
然前記の噴射弁が閉じ、前記の補給弁が開き、従
つて、弁筐の底孔32を通じ、噴射液が再び弁室
31に補給される。
さて、前記のように、この考案によれば、上記
の定量噴射弁をそなえるエアゾル容器において、
弁筐3の頂縁33は細い環状に形成されており、
弾性ガスケツト2は環の幅のほぼ中程でこの頂縁
33に係合している。また、弁筐3から一体に張
出しているつば34はキヤツプ4を介して容器壁
5に固定されている一方、キヤツプ4は弾性ガス
ケツト2の頂面に密接しているので、弾性ガスケ
ツト2は弁筐3の側壁の内外に存在する圧力によ
りキヤツプ4に押付けられており、従つて、前記
のように噴射弁の部材である弾性ガスケツト2
は、同時に容器内と外部を限るもれどめ部材とも
なつている。
そこで、エアゾル容器の充填にあたり、先端に
もれどめガスケツトを取付けた図示外の充填ノズ
ルをキヤツプ4の頂面に密着させ、キヤツプ4の
軸孔41から注入を開始する。キヤツプ4は弾性
ガスケツト2を介して弁筐の頂縁33に密に係合
してはいるが、頂縁33は細いので、キヤツプ4
の下面と弾性ガスケツト2の圧接の幅は小さい。
そこで高圧下の注入液は弾性ガスケツト2が局所
的に作用している弾力に容易に打勝ち、キヤツプ
4と弾性ガスケツト2間に発生する隙間から弾性
ガスケツト2の外周面へと侵入する。前記したよ
うに、つば34には縦穴35が貫設されており、
この縦穴35は弾性ガスケツト2の周面に開いて
いるので、前記のようにして侵入した注入液はこ
の縦穴35を通じて容器内に突入落下する。な
お、液の注入後においては、前記のように弾性ガ
スケツト2が全面的に下方からキヤツプ4の下面
に圧着されることにより、キヤツプ4と弾性ガス
ケツト2間に一時的に発生した隙間は修復される
ので、ここからの液もれが生じるおそれはない。
(考案の効果) かくしてこの考案によれば、注入液がキヤツプ
4と弾性ガスケツト2との全周にわたる圧接範囲
から縦穴35を通じて注入されるので、前記した
ような定量噴射弁をそなえるエアゾル容器の充填
がきわめて急速に完了し、従つて、製造時間の短
縮にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案装置の一実施例をそなえる定量
噴射エアゾル容器の要部縦断面図である。 1……可動弁、11……弁茎、12……弁孔、
13……弾性栓、14……桿部、15……空気逃
げ孔、16……凹穴、2……弾性ガスケツト、3
……弁筐、31……弁室、32……底孔、33…
…頂縁、34……つば、35……縦穴、36……
漏斗面、4……キヤツプ、41……軸孔、5……
容器壁、6……押上げバネ、7……押ボタン、7
1……噴射口、8……吸液管、9……弾性リング
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動弁1の弁茎11の弁孔12と環状の弾性ガ
    スケット2からなる噴射弁を弁室31の頂部に、
    可動弁1の下端の弾性栓13と弁筐3の底孔32
    とからなる補給弁を弁室31の底部にそれぞれ設
    け、前記噴射弁の閉鎖時において前記補給弁をへ
    て弁室31に補給された噴射液を前記補給弁の閉
    鎖時に前記補給弁をへて放出できるようにした定
    量噴射弁をそなえるエアゾル容器において、弁筐
    3は細い環状の頂縁33を有するとともにつば3
    4を一体に張出し形成し、弾性ガスケット2を環
    の幅のほぼ中程において弁筐の頂縁33に係合さ
    せ、弾性ガスケット2の周囲に開く縦穴35をつ
    ば34に貫設するとともに、弾性ガスケット2の
    頂面に密接する環状のキャップ4を介し、つば3
    4をエアゾル容器の容器壁5に固定してなる定量
    噴射エアゾル容器の圧力充填装置。
JP5683186U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0353707Y2 (ja)

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JP5683186U JPH0353707Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JP5683186U JPH0353707Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62168374U JPS62168374U (ja) 1987-10-26
JPH0353707Y2 true JPH0353707Y2 (ja) 1991-11-25

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JP5683186U Expired JPH0353707Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446836Y2 (ja) * 1986-07-31 1992-11-05

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JPS62168374U (ja) 1987-10-26

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