JPH0353480Y2 - - Google Patents

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JPH0353480Y2
JPH0353480Y2 JP12678687U JP12678687U JPH0353480Y2 JP H0353480 Y2 JPH0353480 Y2 JP H0353480Y2 JP 12678687 U JP12678687 U JP 12678687U JP 12678687 U JP12678687 U JP 12678687U JP H0353480 Y2 JPH0353480 Y2 JP H0353480Y2
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁ノイズを低減する電磁ノイズ対
策用の3端子コンデンサに関するものである。
一般の2端子コンデンサを用いたラインバイパ
ス用コンデンサを使用する際、ホツトライン接続
箇所とアース接続箇所の接続は2端子の出力側形
状はU字状となつている為、コンデンサのリード
ピツチを変えるにしてもピツチ長さに限りがあつ
た。
しかし、通常用いられているノイズフイルタの
ラインバイパス用コンデンサに於ては、10MHzな
いし100MHzの周波数に対して効果のある特性を
得るには、リード線や電極の部分で生じる残留イ
ンダクタンスのために高周波に於ては純粋なコン
デンサとしては働かず、インダクタンスとコンデ
ンサとの複合体のような特性を示す。
このように、一般の2端子構造のコンデンサの
場合には、残留インダクタンスの影響により高周
波では容量による交流電圧のバイパス効果を妨げ
てしまうために、10MHzないし50MHz以上の周波
数帯においては電磁ノイズを十分に除去すること
が期待できないと云う問題があつた。又、これら
2端子を改善した3端子コンデンサに於ても、リ
ード端子出力方向が一方向の為、構造上コンデン
サの使用が限定される欠点があつた。
本考案は、MHz帯で使用するこれらコンデンサ
の持つ浮遊インダクタンスが大きいと云う欠点を
除去するため、コンデンサのリード端子を従来は
一方向から引き出していた構造を夫々対向する方
向から引き出すことにより、コンデンサと取り付
け基板間の距離を短くし、残留インダクタンスを
できるだけ小さくしてMHz以上の高周波域でもコ
ンデンサの効果を持たせることを目的とする。
デジタル機器の電磁ノイズには、国際無線障害
特別委員会(CISPR)、ドイツ電気技術者協会
(VDE)、情報処理装置等電波障害自主規制協議
会(VCCI)、連邦通信委員会(FCC)等の国内、
外の規制があり、これらの規格に合格しなければ
販売できないものもある。
これらの規格は1GHzまで規格化されている、
しかしデジタル機器から発生するノイズは主に
300MHzまでの周波数域で問題になる。
これらの電磁ノイズを除去する一つの方法とし
て、電磁ノイズが通る線路とグランドとの間にコ
ンデンサでバイパス回路を作り、電磁ノイズ成分
を接地したグランドに流し出してしまう手法がよ
く使われる。
バイパス回路として使用されるコンデンサとし
ては、従来から2端子のコンデンサでは、図−
1,図−2のコンデンサが、3端子のコンデンサ
としては図−3,図−4のコンデンサが用いられ
ている。
本考案では、従来から用いられていたコンデン
サの2端子コンデンサのリードと3端子コンデン
サのリード方向を変更し改良したものである。
図−5,図−6は、本考案による3端子コンデ
ンサの実施例を示し、図−5は平面図、図−6は
側面図を示す。図−7は、大電流形ノイズフイル
タの構造を示し、此の図に於て7はインダクタ
L、81,82はラインバイパス用コンデンサで
ある。ラインバイパス用コンデンサCYとして円
板状コンデンサに表裏に電極を対向配置したコン
デンサ基板1のマイナス方向の電極に、アース側
リード端子4、他の方向にホツトライン側リード
端子5a,5bを各々の反対方向に取り出して、
各リード端子の残留インダクタンスLsを小さく
した構造とするものである。
以上述べたように、本考案によりノイズフイル
タに組み込んだ場合、特に大電流タイプのコンデ
ンサの場合、本考案の構造のコンデンサを使用す
ることによりホツトラインとグランドライン間の
距離が短くなり、本考案の3端子コンデンサが有
効となる。
【図面の簡単な説明】
図−1及び図−2は、従来形状の2端子型コン
デンサを示し、図−1は正面図、図−2はこの側
面図である。図−3及び図−4は、従来の3端子
コンデンサを示し、図−3は正面図、図−4はそ
の側面図を示す。図−5及び図−6は、本考案の
実施例を示し、図−5は正面図、図−6は側面図
を示す。図−7は、ノイズフイルタの部品配置を
模式的に示す図である。 a……従来方式コンデンサの使用例。b……大
電流に対応したノイズフイルタ。1……コンデン
サ基材。2,3……電極。4……アース側リード
端子。5a,5b……ホツトライン側リード端
子。81,82……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏に電極を対向配置したコンデンサ基板の一
    方向の電極にアース側リード端を接続すると共
    に、他の方向にホツトライン側の、U字状又は直
    線状の入出力端子を有し、アース側リード端子と
    ホツトライン側リード端子を夫々電極に対して反
    対方向に取り出すことを特徴とした3端子コンデ
    ンサ。
JP12678687U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH0353480Y2 (ja)

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JP12678687U JPH0353480Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JPS6430820U JPS6430820U (ja) 1989-02-27
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