JPH0353228B2 - - Google Patents

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JPH0353228B2
JPH0353228B2 JP61242189A JP24218986A JPH0353228B2 JP H0353228 B2 JPH0353228 B2 JP H0353228B2 JP 61242189 A JP61242189 A JP 61242189A JP 24218986 A JP24218986 A JP 24218986A JP H0353228 B2 JPH0353228 B2 JP H0353228B2
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JP
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loop
path
forming
skein
needle
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JP61242189A
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JPS62121181A (ja
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Edomundo Hoeramusu Jiofurii
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ROBAATSU IND
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ROBAATSU IND
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Publication date
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Publication of JPS62121181A publication Critical patent/JPS62121181A/ja
Publication of JPH0353228B2 publication Critical patent/JPH0353228B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/10Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
    • B65H59/20Co-operating surfaces mounted for relative movement
    • B65H59/26Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to deflect material from straight path
    • B65H59/32Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to deflect material from straight path the surfaces being urged away from each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/56Winding of hanks or skeins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/10Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
    • B65H59/20Co-operating surfaces mounted for relative movement
    • B65H59/22Co-operating surfaces mounted for relative movement and arranged to apply pressure to material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はかせ形成装置、すなわち、フイラメ
ントを加工して、それを切断することなく、フイ
ラメントの端部間にねじられたかせ(skein)を
形成する装置に関する。「フイラメント」という
用語は単または多ストランド金属たとえば銅ワイ
ヤー、天然または合成繊維ストランドを包含する
ものである。
この出願は、ここに参考として含まれる1984年
7月24日出願の米国特許出願第633845号の一部継
続出願である。
前述の米国特許出願においては、かせ形成装置
は、フイラメントがそこを通過している鳩目を、
一対のループ形成針またはピンを包囲する長い無
端走路の回りを移動させることによりループを形
成し、そして適数のループが針上に巻回される
と、鳩目のループ形成運動は中断されて、針の一
方がループ束をねじり、かせを形成するようにな
つている。
前述の米国動許出願の装置によつて満足できる
かせは形成されるが、付随してフイラメントの破
損を増大することなく、かせ上げ速度を増大でき
ることが望ましい。また、フイラメントが通過さ
れる部材を整合させて、フイラメントがそこを簡
単かつ容易に通過できるようにして、かせの糸通
しを容易にする必要性がある。
実験により、かせ上げ速度の制限は、ループを
ねじつてかせにする前に針の回りにループを形成
している間に、フイラメントにたるみが導入され
ることに直接関係していることが示されている。
フイラメントのたるみを取上げる(除去する)装
置は張力アームまたは類似体の利用を包含してお
り、その慣性モーメントは、針の周囲にループ形
成されている間に急激に加速された場合に、比較
的もろいフイラメントにより克服されなければな
らない。たとえば、前述米国特許出願明細書に示
される張力装置において、フイラメントは直流モ
ータにより偏倚力を受けるたるみ取上げアームを
介して供給されており、フイラメントにたるみが
生じると、フイラメントの経路は一対のフイラメ
ントガイド間で偏向されて、このたるみが取上げ
られる。そしてフイラメントが針の回りでのルー
プ形成中に突然加速されると、急激な引張りをも
たらすたるみが無く、フイラメントが破断する。
他方、フイラメントがループ形成運動中に急激に
加速されると、取上げアームおよびモータ電機子
の質量によりもたらされる慣性が克服されて、鳩
目の継続するループ形成移動中にたるみを取上げ
る前に、フイラメントガイド間の経路からフイラ
メントが偏向されない位置へ、取上げアームを戻
し移動させなければならない。このような質量に
より、破断の防止のためにフイラメントの加速度
が、したがつて針の回りにおけるフイラメントの
ループ形成速度が制限される。さらに、ループ形
成鳩目がループ形成針の回りに完全サイクルを行
なう毎に、生じるたるみは急激な引張りを最少に
するために取上げられなければならない。鳩目の
速度が増大すると、サイクル時間が短縮され、し
たがつて取上げアームおよびモータ電機子の慣性
により、これらの部材が迅速に応答してたるみを
取上げることができず、フイラメントの急激な引
張りによる破断が生じる。したがつて実験によ
り、かせ上げ速度は、針にループ形成を行なつて
いる間にたるみがフイラメントに導入されるとい
う問題により制限されることが示されている。
この問題を克服するため、かせ形成装置或いは
かせ装置はループ形成作業中にフイラメントに導
入されるたるみを最少にするように再設計され
た。これは紡糸針をループ形成要素の反りかえり
部の中心の前方へ、すなわちフイラメント供給鳩
目から測定して中心を越えて移動させることによ
り達成される。その結果、たるみの導入量は最少
になり、かつフイラメントを取上げる必要性は実
質的に減少される。かせ上げ針の回りにおけるル
ープ形成中にフイラメントに導入されるたるみを
実質的に減少させることにより、取上げ機構は極
めて軽質量にすることができ、したがつて装置に
導入される慣性は小さく、それによりかせ上げ速
度が増大される。
ループ形成要素が鳩目を備え、かせ装置が遊転
状態にある時に、前記鳩目がフイラメント供給鳩
目と整合して配置されて、コイル巻上げ中にかせ
装置を通るフイラメントの引張力が最少になるよ
うにすることが有利である。
また、取上げアームの長さが短縮され、かつモ
ータ電機子の慣性が装置から重要でない程度に除
去されることにより改良されたワイヤー取上げ機
構が開示されている。
また、異なる張力レベルを可能にするフイラメ
ント張力装置が開示されている。
かせの形成にあたりフイラメントのループ形成
のための正しい位置に紡糸フツクを位置決めする
ための改良技術も開示されている。この改良技術
には、紡糸フツクを駆動するために直流モータを
利用し、かつモータに交流電流を付与して揺動さ
せて、針をループ形成のための適切な位置に位置
決めさせることが包含されている。
最初に第1図において、図示の装置は、たとえ
ば種々のタイプのコイルを巻上げる場合に用いら
れる、絶縁銅モノフイラメントワイヤー(時には
単に「フイラメント」とする)をかせ上げする
(skeining)ためのものである。この装置は比較
的太ゲージのワイヤーに用いられるが、実際には
主として、0.025mm(0.001in、径)までの比較的
細ゲージのワイヤーに用いられるようになつてい
る。
かせ装置はコイル巻上げ機(図示しない)に関
連されるもので、フレーム20を包含しており、
このフレームには一対の端部壁22および24が
備えられると共に、この壁の間には駆動モータ2
8を支持する棚26が延びており、前記モータ2
8のシヤフトは駆動スプロケツト30を保持して
おり、このスプロケツト30は無端駆動部材32
の反対方向に移動するスパン32aおよび32b
に径の反対側でかみ合うようになつている。無端
駆動部材はローラチエンの部態を有し、このチエ
ンは、支持部材38により棚26に支持されるガ
イド部材34および36により案内される。スプ
ロケツト30の駆動部材32との係合位置に対向
して、一対の摩耗プレート40および42が第1
図に示されるように、支持部材44により棚上に
支持されていて、チエンをスプロケツトに係合し
た状態に保持するようになつている。
ガイド部材34および36は隙間を設けられて
おり、そこでスプロケツト30が第1および3〜
5図に示されるように回転するようになつてい
る。ガイド部材の端部は46および48に示され
るように、反りかえつた端部(第1および3〜5
図の実施例においては円形)をもたらすように形
成されている。端部48においては、ガイド部材
36にセラミツクフエルールまたは鳩目52によ
り画定されるフイラメント供給開口50が設けら
れており、そこから上方へかせ上げされるワイヤ
ーWが延びている。
チエン32には鳩目の形状を有するループ形成
部材54が取付けられている。鳩目はL字形ブラ
ケツト56に保持されており、その垂直脚部がチ
エン32のリンクに固定され、かつ水平脚部が鳩
目を保持している。L字形ブラケツトは軽量材
料、たとえばアルミニウムで形成されることが好
ましく、また鳩目54は長期に耐久性を有するよ
うにセラミツク材料で形成することが望ましい。
ループ形成部材は第3〜5図に良好に示されるよ
うに、反りかえり端部を有する長い無端経路に従
動するようになつている。ループ形成針60およ
び68がループ形成部材の走行または経路内に配
置されている。
ワイヤーWを開口50を出た後、鳩目54を通
して上方へ延び、そこからかせ上げ機構の長さに
わたつて延び、針60および68を通過し、紡糸
針60のための支持機構の孔58をたとえば通し
て、かせ上げ装置外へ通過するようになつてい
る。紡糸針の支持機構は、自由端が64における
ように上方へ曲げられている針シヤフト62を包
含すると共に、下方および前方(すなわちフイラ
メント供給鳩目から離れる方向)に傾斜する針6
6が設けられており、その先端はループ形成鳩目
54の頂面68より下方に配置されており、した
がつてワイヤーのループW2は取上げられて、針
66と針68との間にループが形成される。
針の根元96は、シヤフト62と鋭角をもつて
内側に交差する部位であり、フイラメントはルー
プの形成のためにこの根元に保持される。針60
を支持する機構にはベアリング機構67が包含さ
れており、このベアリング装置67は端部壁24
に支持されると共に、ハブ70を回転保持してお
り、そこから針シヤフト62が突出している。針
シヤフト62の軸心は第3〜5図に示されるよう
に、針68方向に延びると共にそこに交差してい
る。ハブ70にはスプロケツト72が設けられて
おり、そこには駆動スプロケツト76を包囲する
有歯ベルト14が掛けられている。モータ78は
12V、DC、永久磁石、6極モータで、針66の
位置決め時以外は一方向のみに全速で運転される
ことが好ましい。駆動スプロケツト76と紡糸ス
プロケツト72との間は6−1の比で連結されて
いる。消勢されて、5〜60サイクルの交流電流が
供給されると、その2つの電極の間を揺動し、有
歯ベルト14がスプロケツト上で適切に調整され
ると、針66は第1および2図に示されるよう
に、フイラメントループを受容する位置へ、下向
きに指している。したがつて、モータはループ形
成作業のために針66を正確に位置決めする機能
を有している。モータ78は米国特許第4393344
号明細書に示されるタイプのものとすることがで
きる。
第2針68は1984年7月24日出願の米国特許出
願第633845号明細書の第4b図に示されると共
に、それに関連して説明されている。有歯プーリ
81はその周囲の一部を通過する有歯ベルト82
により駆動され、有歯ベルト82はさらに直流電
動モータ84の出力シヤフトに設けられたモータ
プーリ83の周囲の一部を通過している。ベルト
は遊転プーリ85により拘束されていると共に、
ベルトの2つの端部は、ベルトに正しい張力を維
持するスプリング86により相互に接続されてい
る。スロツト付き誘導検出器87がベルトに設け
られた釘体88と共働して、針68の「原(ホー
ム)」位置を検出できるようになつている。モー
タ84は12V、DCモータであることが好ましく、
一方向に付勢することにより、ピニオン90は針
68が固定されたラツク92とかみ合つて回転
し、針68が第1および2図に示される位置へ、
ガイドプレート34および36に向けて突出され
る。ピニオン90のトルクによりラツクおよび針
装置は、第2図に示されるアングル位置へ反時計
方向に揺動し、そこでは停止体(図示しない)に
よりさらに揺動することが防止される。そこか
ら、停動状態においてモータ84の端子を横切つ
て電圧を維持することにより、針68にこれを紡
糸針66から離れる方向へ強制する偏倚力が付与
される。この偏倚力により、紡糸モータ78がか
せをねじる時、かせは膨張状態に保持されるよう
になつていると共に、かせが短縮化した時、偏倚
力が打勝つて、針68が時計方向に揺動できるよ
うになつている。適切数のねじれがかせ中に与え
られると、モータ84を横切る極性が逆にされ、
それにより針68が時計方向に揺動されて、かせ
が針68および68から落下し、かせおよびこれ
に取付けられたワイヤーは紡糸装置の孔58を介
して放出され、コイル巻上げ機へ移動されて、そ
こでかせはワイヤーWから巻上げられるコイルの
一部になる。針68に関する詳細な説明および作
動は、1984年7月24日出願の米国特許出願第
633845号明細書に示されている。
第2図に示される位置にある時の第2針68の
先端は、ループ形成鳩目54から孔58を通して
紡糸針装置へ延びるワイヤーWの直下に延びてお
り、したがつてループ54がチエン32と共に走
行する時、ワイヤーが針68と針66との間でル
ープに形成される。ループ形成鳩目がその走行に
沿つて移動する各サイクルにおいて、針68の先
端がワイヤースパンW1の直上にあるが、頂部お
よびループ形成鳩目の上端部68を越えて延びる
スパンには交差する作動が第2図に示されてい
る。
針66の根元96、すなわち針とそのシヤフト
62との間の鋭角の頂点を、第3〜5図に示され
るようにループ形成鳩目の反りかえる走路の中心
Cの前方、あるいは中心Cと走路との間で、走路
より中心Cに近い位置に配置することにより、か
せ上げ速度が実質的に増大されることが解つた。
「前方へ」という用語は、供給鳩目52から送出
され、かつかせ装置からのワイヤー放出口へ向か
うワイヤーWの移動方向に関連している。針根元
96の中心Cから前方への移動はラインRにより
示されている。この紡糸針の移動の結果、ワイヤ
ースパンW1はたるむことなく、鳩目54が紡糸
針の回りを反曲する時、軽い張力状態に維持され
る。第3,4図および5図から明らかなように、
ワイヤースパンW5、W6およびW7は漸進的に長
くなり、この紡糸針に隣接する反りかえり点の回
りの鳩目の移動中に、ワイヤーにたるみがもたら
されることはない。したがつて、ループ形成鳩目
が紡糸針を通過する時に生じるたるみを取るため
の、第1図に98により総体的に示される取上げ
機構は必要なく、その結果、かせ上げ作業はワイ
ヤーを破損することなく実質的に速度を増大する
ことができる。
また、ループ形成鳩目52がその“原”位置に
ある時、鳩目52がループ形成鳩目54の直下に
配置されるならば、かせ装置の糸通しは簡単にな
る。その結果、ワイヤーは鳩目52を通して上方
へ、そしてループ形成鳩目54を通される。この
整合を行なうと共に、かせ上げされるフイラメン
トへのたるみの導入を最少にするため、鳩目52
はループ形成要素の経路に整合して配置されると
共に、ループ形成要素が中心Cの中心線C′および
反曲走路端のC′を横切る前に配置される。中心線
Aからの鳩目52の移動は、第3図に寸法Dによ
り示されている。同様に、紡糸針根元96はこの
中心線Aの反対側で同一距離Dだけ移動される。
かせ上げ効率は鳩目52を第3〜5図に示される
ように後死点中心の前、すなわち軸心Aの前に配
置することにより改善され、したがつて、ループ
形成鳩目54が鳩目52との整合状態から最初に
移動することにより、第1ループを形成するルー
プ形成鳩目の回転を無駄にすることなく、ループ
が針68において形成される。
第6図に、フイラメント供給鳩目52′の回り
ではなく紡糸針66′の回りに小半径を提供する
ための、ループ形成鳩目54′の経路または走路
の修正例が示されている。紡糸針の回りのループ
形成鳩目の移動走路の半径を減少させることによ
り、ワイヤーの送出量は第1〜5図の実施態様に
示されるものよりさらに減少される。この設計形
態は、チエン32′を中央スプロケツト30′によ
り駆動することにより可能になる。したがつて、
この実施態様においては走路端部の反りかえり部
の半径は同様のものではない。各反りかえり端部
は一定半径を有するように図示されているが、中
央スプロケツト30′により駆動するならば、か
せ上げ操作の改善に望ましい場合は、円形以外の
形状の反りかえり端部を設けることができる。
第6図の実施態様においては、紡糸針66′の
長さをできる限り短かくし、かつループ形成鳩目
54′の軌跡ができる限り紡糸針の根元96′に近
接して通過するようにすることが望ましい。ま
た、かせのねじり作業中に、「スキツピングロー
プ」効果を防止するため、紡糸針の回転軸心を第
2針68′と整合状態に保持することが望ましい。
紡糸針が不整合の場合は、紡糸針の根元96′に
おいて乱れが生じ、ワイヤーが加工硬化して、針
が摩耗する。
針によりフイラメントをループ形成する場合に
避けられないたるみを除去するため、停止DCモ
ータの偏倚効果の低いモーメントを有する改良さ
れたフイラメント取上げ装置が設けられている。
これは第7〜9図に示されており、ここで取上げ
機構98は一対の隔置されたワイヤーガイド52
および100を備えており、前者はガイドプレー
ト36のワイヤー供給鳩目を構成している。鳩目
100はかせ装置ハウジングの端部壁22に支持
される棚102上に取付けられている。12V、
DCモータ104が壁22上に取付けられ、モー
タシヤフトの端部には駆動ハブ106がそれと共
に回転するように取付けられている。モータシヤ
フトに対して、これに相対回転するように取上げ
アームハブ108が取付けられており、このハブ
108はアルミニウムのような軽量材料で形成さ
れると共に、これに対して上端に鳩目112を有
する取上げアーム110が固定されている。軽量
コイルスプリング114が両端において、ハブ1
06および108に連結されている。モータ10
4を付勢すると、ハブ106は回転しようとし、
かつスプリング114の張力を介して、取上げア
ーム110を第7図に示される仮想線位置へ向け
て、一方向または他方向に移動させようとする。
ワイヤーの取上げが不要な時のコイル巻上げ操
作中は、モータ104は消勢されて、ワイヤーが
ガイド100および52を通過移動する時、取上
げアーム110がワイヤーから効果的に浮遊する
ようにされる。しかし、かせ上げが行なわれる
時、モータ104は付勢され、偏倚力がワイヤー
に付与され、またループ形成作業中にたるみが生
じると、取上げアームは仮想線位置へ移動して、
ワイヤーを第7図に仮想線で示される位置W′へ
偏向させる。モータ電機子の質量は取上げ作用か
ら除去されており、アーム110の質量とスプリ
ング114の張力にのみ打勝つ必要があるだけで
あるから、ワイヤーは取上げ作業中に大きな応力
を受けることはなく、その結果、針によるループ
形成中のワイヤー供給速度は実質的に増大され
る。
モータ104は、かせ上げされるワイヤー径に
適するように取上げアーム110に必要な張力を
与えるために、停動(stall)状態で利用するこ
とができる。モータ104の利用により以下の特
徴が得られる;(1)取上げアームが遠隔的かつ一貫
して調整され得る;(2)高加速時間中にワイヤーに
直線経路を与えるために、コイル巻上げ中または
かせ上げの過程においてモータスイツチをオフに
することができる;そして(3)このモータに対する
電力を、ワイヤーのサイズ範囲に適する所望の取
上げ特性を提供するように、あるいは鳩目の所定
走行部分において、より大きい、あるいはより小
さい偏倚力を与えるようにループ形成鳩目の移動
に統合されるように、予じめ設定するか、徐々に
上昇または下降させることができる。
たとえば、ループ形成鳩目チエン32に近接し
て設けられると共に、チエン上の釘体137と共
働する誘導検出器136は、ワイヤーが紡糸フツ
クの周囲を通過する時、取上げモータ104のス
イツチを「オン」にし、この取上げモータは、ワ
イヤーがフイラメント供給鳩目52に隣接する後
部軌跡を移送されるまで維持されており、この点
においてモータのスイツチは「オフ」にされ、後
部フツクを通過して前方へ引張られるワイヤーは
消勢されたアームを前方へ引張り、したがつて針
68上にループを形成されている時の急激加速時
にワイヤーに対するひずみ衝撃は最少にされる。
ここに開示されたタイプのワイヤー取上げ機構
を、第1〜6図により説明したように紡糸針の根
元を再配置したもの、および/または第6図に示
されるようにループ形成鳩目の走路または軌跡を
修正したもの、と組合せることにより、従来得ら
れたもの、あるいは1984年7月24日出願の米国特
許出願第633845号明細書に示される機構により得
られるものに対して、かせ上げ速度を2倍まで増
大することが可能になる。
複数のワイヤー張力状態をもたらすワイヤー張
力装置が第7,9図および10図に示されてい
る。張力装置は一対の隔置されたセラミツクフエ
ルールまたは鳩目130および132を備えてお
り、これら鳩目はかせ装置ハウジングの端部壁2
2に固定された棚131および133に取付けら
れている。モータ104に類似するDC電動モー
タ116が端部壁22に取付けられている。モー
タ116のシヤフトに、一対の隔置されたセラミ
ツクフエルールまたは鳩目120および122を
保持するU字ブラケツト118が取付けられてお
り、モータ116の付勢により、ブラケツト11
8が回転して、鳩目120および122が角度的
に変位された位置へ移動される。ハウジングの壁
22に固定されたL字形ブラケツト124は、静
止フエルール130および132と整合する長い
フエルール125を保持している。ブラケツト1
18を角度的に変位された位置に偏倚することに
より、ワイヤーは張力装置を通る曲がりくねつた
経路に従動する。一対の調整自在な停止ねじ12
6および128がL字形ブラケツトに取付けられ
て、ブラケツトのいずれかの回転方向におけるフ
エルール120および122の角度的移動を制限
するようになつている。
この張力機構がもたらす種々のワイヤー張力状
態は以下のとおりである: (1) モータ116の消勢によりブラケツト118
は下記の位置、すなわち鳩目120および12
2が鳩目130および132および長フエルー
ル125と整合することにより、ワイヤーが何
ら張力を付与されずに張力装置を通過できるよ
うにする前記位置をとる。
(2) 停止ねじ128を調整して、それがブラケツ
ト118に向けて停止ねじ126より近接して
突出するようにすることにより、そしてモータ
116を一方向または他方向に付勢することに
より、ブラケツトの角度的移動、すなわち鳩目
120および122の移動は2つのプリセツト
位置、したがつて2つの異なる張力設定を与え
られる。
(3) モータ116を通る電圧を少し変化させるこ
とにより、偏倚力がブラケツト118に、した
がつて鳩目120および122に付与されて、
無張力状態と、一方の停止ねじがそれ以上のブ
ラケツトの移動を制限する状態との間で、張力
が変化される。
第11図はかせ装置の電気制御回路を示してお
り、かせ装置の作動に関連して説明することにす
る。この回路は後述のように、12V、DC源およ
び50〜60サイクル110V電流源に連結されている。
回路は始動スイツチ134により始動され、この
スイツチ134はたとえば、コイルに所定数の巻
回が完了したことにより、かせ装置から遠隔のコ
イル巻上げ機により瞬間的に閉じられる。スイツ
チ134の閉鎖により、リレーR1が閉じ、接点
R1が保持される。接点R1は針モータ84への回
路をも閉じ、このモータ84は前述のように針6
8を外方へ、そして反時計方向に駆動し、そして
第2図に示される位置において実質的に停止す
る。また、リレーR1は、設定数の巻回を行なう
チエンモータ28を始動させる。チエンに隣接し
て取付けられているセンサ136がチエン回転を
感知し、設定点において計数器回路が瞬間的に閉
じるようになつており、計数器瞬間接点は第11
図に138で示されている。
接点138の瞬間閉鎖により、R2が付勢され、
常閉接点R2を介してリレーR1がドロツプアウト
される。R2は調整された電力を針モータ84へ
送り、それに対して所定の角度偏倚力(これは、
針68の時計方向旋動によりかせを短縮できるよ
うに、かせがねじられた時に打負かされる)を与
えるようになつている。またリレーR2は紡糸モ
ータ78を始動し、タイミング回路T1を開始さ
せる。R2接点は継続して、電圧制御装置140
を介して低速において、チエンモータをその停止
位置まで移動させる電圧を提供しており、このチ
エンは最終的に、LSが開の時に停止される。
タイマーT1はこれがタイムアウト(これは1/2
〜1/3秒)した時、瞬間接点T1を介して保持さ
れ、調時された接点T1は閉じられてリレーR3
付勢し、これによりR2がドロツプアウトされて、
紡糸モータ78が停止される。針66をその適切
な下方位置に位置決めするために、紡糸モータを
永久磁石位置に設定するために、リレーR3が電
圧を12Vに降下させる変圧器へのAC回路を閉じ、
この電圧がモータ巻回部に付与される。交流電流
力が駆動ベルト74における抵抗および関連する
ベアリング摩擦に打勝ち、針66が正しい位置を
とるように強制する。
リレーR3接点が閉じると、針モータ84が逆
転され、第2針68が引き込められる。針68が
引き込められると、リミツトスイツチ142が作
動され、それによりタイマーT1への回路が開か
れ、巻回機に対して巻回作業を継続する信号が送
られて、かせ装置からワイヤーおよびかせが引出
される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のかせ装置の概略総体斜視
図、第2図は第1図の鳩目および針を包含するル
ープ形成装置の側立面図、第3図、第4図および
第5図は鳩目のループ形成運動の種々の段階にお
ける、第2図に示される装置の平面図、第6図は
ループ形成要素の経路の別の形態を示す平面図、
第7図はフイラメント取上げ機構およびフイラメ
ント張力機構の正立面面図、第8図は第7図の8
−8線に沿う断面図、第9図は第7図の9−9線
に沿う断面図、第10図は第7図の10−10線
に沿う断面図、第11図は第1図のかせ機構用電
気制御および電力回路図である。 32……無端経路、46,48……反りかえり
端部、54……ループ形成部材、60,68……
ループ形成針、62……回転自在なシヤフト、W
……フイラメント。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反りかえり端部を有する長い無端経路を運動
    するように設けられたループ形成部材および前記
    ループ部材が前記経路に沿い回転する時にフイラ
    メントをループに形成するよう前記経路内に設け
    られた一対のループ形成針を備え、前記ループ形
    成針の一方が、他方の針から離れる方向に延びる
    と共に鋭角で回転自在なシヤフトに取付けられた
    紡糸針であり、この紡糸針が前記ループ部材の経
    路の前記反りかえり端部の一つに隣接して配置さ
    れて成り、前記紡糸針と前記回転自在なシヤフト
    との連結部の根元が、前記ループ形成部材の経路
    と前記ループ形成部材の経路の反りかえり部の中
    心との間に配置されていることを特徴とするかせ
    形成装置。 2 前記紡糸針と前記回転自在なシヤフトとの連
    結部の根元が、前記ループ形成部材の運動経路よ
    り前記反りかえり部の中心の方に近接して配置さ
    れている特許請求の範囲第1項に記載のかせ形成
    装置。 3 フイラメント供給鳩目が上記とは反対の反り
    かえり端部に隣接して設けられると共に、ループ
    形成要素の経路と整合して配置されかつ前記ルー
    プ形成部材の経路端部の反りかえり部の中心間に
    わたる中心線から変位配置されている特許請求の
    範囲第1項に記載のかせ形成装置。 4 前記フイラメント供給鳩目が前記針の他方か
    ら、前記ループ部材の経路の反りかえり端部の中
    心間にわたる中心線の反対側に変位配置されてい
    る特許請求の範囲第3項に記載のかせ形成装置。 5 前記紡糸針およびその回転自在なシヤフトの
    根元が、前記ループ形成部材の経路の反りかえり
    端部間にわたる中心線の反対側に変位配置されて
    いる特許請求の範囲第3項に記載のかせ形成装
    置。 6 前記ループ形成部材の経路の反りかえり端部
    間にわたる中心線からの、紡糸針の根元およびフ
    イラメント供給鳩目の変位量が等しい特許請求の
    範囲第5項に記載のかせ形成装置。 7 前記フイラメント供給鳩目が前記ループ形成
    要素の走行経路に整合していると共に、前記ルー
    プ形成部材の経路の端部の反りかえり部中心を通
    つて延びる中心線を前記ループ形成要素が横切る
    前の位置に配置されている特許請求の範囲第3項
    に記載のかせ形成装置。 8 前記ループ形成部材の経路の両端部の曲率半
    径が相異している特許請求の範囲第1項に記載の
    かせ形成装置。 9 前記ループ形成部材の経路の、前記紡糸針に
    隣接する反りかえり端部の曲率半径が、前記ルー
    プ形成部材の経路の反対側の反りかえり端部の半
    径より小さくされている特許請求の範囲第8項に
    記載のかせ形成装置。 10 前記ループ形成部材が、反りかえり端部を
    有する長い走路をめぐりに延びる可撓性の無端駆
    動要素に取付けられており、また前記走路の反り
    かえり端部の中間に配置されると共に、前記反対
    方向に延びる両スパンに係合して前記無端駆動要
    素を駆動するようにした駆動要素が設けられてい
    る特許請求の範囲第1項記載のかせ形成装置。
JP61242189A 1985-11-18 1986-10-14 かせ形成装置 Granted JPS62121181A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US798894 1985-11-18
US06/798,894 US4632156A (en) 1984-07-24 1985-11-18 Skeining apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62121181A JPS62121181A (ja) 1987-06-02
JPH0353228B2 true JPH0353228B2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=25174532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61242189A Granted JPS62121181A (ja) 1985-11-18 1986-10-14 かせ形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4632156A (ja)
EP (1) EP0223226B1 (ja)
JP (1) JPS62121181A (ja)
DE (1) DE3679509D1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0223226B1 (en) 1991-05-29
DE3679509D1 (de) 1991-07-04
JPS62121181A (ja) 1987-06-02
EP0223226A3 (en) 1988-07-27
US4632156A (en) 1986-12-30
EP0223226A2 (en) 1987-05-27

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