JPH0353153Y2 - - Google Patents

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JPH0353153Y2
JPH0353153Y2 JP11923385U JP11923385U JPH0353153Y2 JP H0353153 Y2 JPH0353153 Y2 JP H0353153Y2 JP 11923385 U JP11923385 U JP 11923385U JP 11923385 U JP11923385 U JP 11923385U JP H0353153 Y2 JPH0353153 Y2 JP H0353153Y2
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JP
Japan
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blood
case
shaft
blood sampling
distal end
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JP11923385U
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JPS6228170U (ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、血糖計に関し、特に採血機構に係
るものである。
(ロ) 従来の技術 一般に、血糖計は、被測定者より血液を採取し
た後、この血液で試験紙を反応させ、この試験紙
の反応を光学手段等で検出して血糖量を測定する
ようにしている。
この血糖計は、ケースに電子回路等が内蔵され
ており、反応後の試験紙をセツトした後の測定動
作を行うように構成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述した血糖計において、従来、採血は別個の
採血器で行つており、採血器で採取した血液で試
験紙を反応させていた。
しかし、これでは測定を行う際、採血器も用意
しなければならず、手間を要するという欠点があ
つた。特に、持ち運びする際、嵩張ると共に、採
血器を忘れると測定できないことになる。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案は、ケースの先端部内にシヤフトがケ
ースの先端に向かつて軸方向に移動自在に設けら
れ、このシヤフトの先端に採血針を備えた採血手
段が着脱自在に取付けられて採血針がケースより
出没自在に設けられる一方、前記シヤフトとケー
スとの間にシヤフトを前方に付勢するスプリング
が介設され、前記採血針をケース内の没入位置に
保持するセツト手段が固縛解除自在に設けられ、
更に前記採血針の突出位置を規制するストツプ手
段が設けられて構成されている。
従つて、この考案は、採血針をケース内の没入
位置にセツト手段で保持し、この状態でケース先
端に指等を位置させた後、セツト手段の固縛を解
除すると、スプリングのバネ力で採血針が突出し
て指等に食い込むと同時に、その突出量がストツ
プ手段で規制されて採血されることになる。
(ホ) 実施例 以下、この考案の一実施例を、図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図乃至第5図に示すように、1は血糖計で
あつて、採取した血液で試験紙を反応させ、その
反応から血糖量を測定するものである。
この血糖計1のケース2は、平面視先細の三角
形に形成され、基端部に試験紙のセツト部3が形
成され、中央部に表示部4及びスイツチ5等が設
けられている。更にケース2の中央部には、採血
器(採血手段)6の収納部7が形成されている。
ケース2の先端部内には、断面矩形に切削され
た空間部8が形成され、この空間部8よれケース
2の先端面に連通する連通孔9が穿設されてい
る。このケース2の先端部内には、空間部8を通
るシヤフト10が先端に向かつて軸方向に慴動自
在に嵌合されている。このシヤフト10は、基端
より大径部10a、小径部10b、さらに小径の
ピン部10cとが順に連接されて成り、大径部1
0aがケース2に嵌合されている。そして、ピン
部10cに採血器6が着脱自在に取付けられてい
る。この採血器6は、本体6aの先端に採血針6
bが突設されて成り、本体6aが連通孔9に嵌挿
されて採血針6bがケース2より出没自在に設け
られている。尚、ケース2の先端には、突起2a
が採血器6の両側方に位置して設けられ、この突
起2aより採血針6bが出没するようになつてい
る。
一方、空間部8内には、シヤフト10とケース
2との間に圧縮コイルスプリング11が介設さ
れ、コイルスプリング11のバネ力により、シヤ
フト10が前方に付勢されている。
更に、ケース2とシヤフト10との間には、セ
ツト手段12とストツプ手段13とが設けられて
いる。セツト手段12は採血針6bを没入位置に
保持するものであり、セツトピン12aと捩じり
スプリング12bとガイド溝12cとより構成さ
れている。セツトピン12aはシヤフト10より
側方に突設され、ガイド溝12cを通つて摘子1
2dがケース2外に突出している。捩りスプリン
グ12bは、第3図に示すように、シヤフト10
を巻回し、一端がセツトピン12aに、他端が空
間部8のケース2下面に係合されて成り、セツト
ピン12aを上方に付勢している。ガイド溝12
cは、前後方向の直線部12eと、直線部12e
の後端より屈折して前方へ向かつて上方に傾斜す
る傾斜部12fとより成り、傾斜部12fの端部
にセツトピン12aを位置させて、採血針6bを
没入位置に保持するようになつている(第2図参
照)。
ストツプ手段13は、逆U字状のストツパ片1
3aと挿入孔13bと固定穴13cとより成り、
採血針6bの突出位置を規制するように構成され
ている。ストツパ片13aはシヤフト10の小径
部10bに係合するように形成され、挿入孔13
b及び固定穴13cはそれぞれ空間部8における
ケース2の上部及び下部に2つ宛、前後に対応し
て並設されている。そして、ストツパ片13aは
挿入孔13bから固定穴13cに亘つて挿入され
ることになる。
次に、血糖計1における採血動作について説明
する。
先ず、シヤフト10のピン部10cに採血器6
を取付けた後、セツトピン12aの摘子12dを
持つてシヤフト10を後方に引き、採血針6bを
ケース2、つまり突起2aに没入させ、セツトピ
ン12aをガイド溝12cの傾斜部12fに位置
し、採血針6bを没入位置に固縛保持する。この
シヤフト10はコイルスプリング11で前方に、
捩じりスプリング12bで上方に付勢されてい
る。
続いて、ストツパ片13aを前方又は後方の挿
入孔13b及び固定穴13cに挿入して、採血針
6bの突出量を設定する。
この状態で、突起2aの先端に人差指A等を押
し当てる。そして、セツトピン12aをガイド溝
12cの直線部12fに移動させると、シヤフト
10がコイルスプリング11のバネ力で前方に移
動し、採血針6bが突出して人差指Aに差込まれ
る。その際、シヤフト10の大径部10aがスト
ツパ片13aに当接して、その突出量が規制され
る。
その後、人差指Aを離し、採血器6を取外して
血液を採取し、図示しないが、試験紙を反応さ
せ、光学手段等でその反応を検出し、血糖量を測
定する。
尚、セツト手段12及びストツプ手段13は、
実施例に限られるものではない。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、この考案の血糖計によれば、ケ
ースの先端部に採血手段をシヤフトを介して出没
自在に設け、その採血手段の採血針をスプリング
で突出させるようにしたために、ケースに採血手
段を内蔵させることになり、測定動作を迅速且つ
容易に行うことができる。
また、採血手段が一体に組込まれているので、
持ち運びも簡易となり、しかも忘れることもない
から、使い易いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示し、第1図
は、血糖計の斜視図、第2図は、セツト手段のガ
イド溝の斜視図、第3図は、セツト手段の正面
図、第4図は、採血前を示す血糖計の要部の縦断
面図、第5図は、採血中を示す同縦断面図であ
る。 1:血糖計、2:ケース、6:採血器、6b:
採血針、10:シヤフト、11:コイルスプリン
グ、12:セツト手段、13:ストツプ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの先端部内にシヤフトがケースの先端に
    向かつて軸方向に移動自在に設けられ、このシヤ
    フトの先端に採血針を備えた採血手段が着脱自在
    に取付けられて採血針がケースより出没自在に設
    けられる一方、前記シヤフトとケースとの間にシ
    ヤフトを前方に付勢するスプリングが介設され、
    前記採血針をケース内の没入位置に保持するセツ
    ト手段が固縛解除自在に設けられ、更に前記採血
    針の突出位置を規制するストツプ手段が設けられ
    ていることを特徴とする血糖計。
JP11923385U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0353153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11923385U JPH0353153Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JP11923385U JPH0353153Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228170U JPS6228170U (ja) 1987-02-20
JPH0353153Y2 true JPH0353153Y2 (ja) 1991-11-20

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JP11923385U Expired JPH0353153Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JPS6228170U (ja) 1987-02-20

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