JPS5854641Y2 - 金属製巻尺のフツク金具保持装置 - Google Patents
金属製巻尺のフツク金具保持装置Info
- Publication number
- JPS5854641Y2 JPS5854641Y2 JP10051579U JP10051579U JPS5854641Y2 JP S5854641 Y2 JPS5854641 Y2 JP S5854641Y2 JP 10051579 U JP10051579 U JP 10051579U JP 10051579 U JP10051579 U JP 10051579U JP S5854641 Y2 JPS5854641 Y2 JP S5854641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape measure
- hook
- fitting
- metal tape
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tape Measures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金属製巻尺、特に巻尺本体が樋状となって引
出し時に水平に保持される巻尺などに用いるフック金具
の保持装置に関するものである。
出し時に水平に保持される巻尺などに用いるフック金具
の保持装置に関するものである。
このフック金具は比較的肉厚の金属板をL字形に屈曲し
たもので、フック金具の外面を被測定物に押し付けたり
、フック金具の内面を引掛けたりして長さを測定する。
たもので、フック金具の外面を被測定物に押し付けたり
、フック金具の内面を引掛けたりして長さを測定する。
しかし、このフック金具を巻尺本体の端部に動かぬよう
に固定した場合、フック金具の肉厚だけ誤差が生じるこ
とになる。
に固定した場合、フック金具の肉厚だけ誤差が生じるこ
とになる。
このような誤差を解決するためフック金具をその肉厚と
同じストロークで進退し得るように巻尺本体に取付けた
ものが現在用いられている。
同じストロークで進退し得るように巻尺本体に取付けた
ものが現在用いられている。
この場合、フック金具の外面を被測定物に押し付けると
フック金具が肉厚の分だけ、後退し、フック金具の内面
に引掛けて巻尺本体を引張るとフック金具が肉厚の分だ
け前進するので誤差は解消される。
フック金具が肉厚の分だけ、後退し、フック金具の内面
に引掛けて巻尺本体を引張るとフック金具が肉厚の分だ
け前進するので誤差は解消される。
しかし、フック金具は巻尺本体に進退自由に取付けられ
ているため不安定で使用上に不便があり、フック金具が
ガタつくことがら精度上の不安感を使用者に与えるなど
の問題がある。
ているため不安定で使用上に不便があり、フック金具が
ガタつくことがら精度上の不安感を使用者に与えるなど
の問題がある。
この考案は上記のような従来のフック金具の問題を解決
するため、フック金具を弾性的に保持する保持部材を設
けた金属製巻尺のフック金具保持装置を提供するもので
ある。
するため、フック金具を弾性的に保持する保持部材を設
けた金属製巻尺のフック金具保持装置を提供するもので
ある。
以下にこの考案の詳細を添附図面に基づいて説明する。
第1図において、1はケース、2はケース1内に収納し
た巻尺本体でありミケース1の開口3がら引出されるも
ので゛あり、引出し時にケース内の戻しバネを巻締め、
かつ、巻尺本体を所定長さまで引出して止めるストッパ
の操作用押ボタン4を有する公知のものである。
た巻尺本体でありミケース1の開口3がら引出されるも
ので゛あり、引出し時にケース内の戻しバネを巻締め、
かつ、巻尺本体を所定長さまで引出して止めるストッパ
の操作用押ボタン4を有する公知のものである。
5はフック金具であって比較的厚肉の金属板をL形に屈
曲したものである。
曲したものである。
このフック金具5の上部辺10を巻尺本体2の端部上に
載せ、本体2の端部にカシメなどの手段で個定した前後
一対のガイド片6,7と前記上部辺10に形成した前後
一対の長孔8,9を進退自在にはめ合して、各ガイド片
6.7の上端の大径頭部11.12により抜は止めとす
る。
載せ、本体2の端部にカシメなどの手段で個定した前後
一対のガイド片6,7と前記上部辺10に形成した前後
一対の長孔8,9を進退自在にはめ合して、各ガイド片
6.7の上端の大径頭部11.12により抜は止めとす
る。
上記の上部辺10の後端は前上方へ屈曲して屈曲部13
とし、その前端と前部のガイド片6の頭部11の間に保
持部材14を取付ける。
とし、その前端と前部のガイド片6の頭部11の間に保
持部材14を取付ける。
この保持部材14は屈曲部13を後方へ弾力的に押す作
用を行うもので、第1図、第2図の例ではゴムがらなっ
ているが、板バネなどを用いてもよい。
用を行うもので、第1図、第2図の例ではゴムがらなっ
ているが、板バネなどを用いてもよい。
また、第3図のように小形の永久磁石2個を保持部材1
5.16としてそれぞれ大径頭部11と屈曲部13に固
定し、両部材15.16の同極を相対向させて磁力によ
り反撥させるようにすれば、ゴムやバネと同じ効果が発
揮される。
5.16としてそれぞれ大径頭部11と屈曲部13に固
定し、両部材15.16の同極を相対向させて磁力によ
り反撥させるようにすれば、ゴムやバネと同じ効果が発
揮される。
なおフック金具5の材料は金属板のみに限定するもので
はなく、金属にかわる硬質のプラスチックでもよいこと
は勿論である。
はなく、金属にかわる硬質のプラスチックでもよいこと
は勿論である。
この考案は上記のように保持部材14あるいは15.1
6がフック金具5を常に後退位置に保持している。
6がフック金具5を常に後退位置に保持している。
このため、従来のフック金具のようにガタつくことがな
いとともに、フック金具5の前面aは金具5の後退位置
において零の点となっているから、前面aを被測定物に
当てがって巻尺本体2の目盛を読むと、前面aからの正
確な長さを知ることができる。
いとともに、フック金具5の前面aは金具5の後退位置
において零の点となっているから、前面aを被測定物に
当てがって巻尺本体2の目盛を読むと、前面aからの正
確な長さを知ることができる。
また、板材の巾を測定する場合などはフック5を板材の
一方の縁に引掛けて巻尺本体2を板材の巾方向に引張る
と、フック5の内面すが板材の縁に密着し、保持部材1
4または15.16に抗してフック5が第2図、第3図
の鎖線の位置まで移動するから、内面すが零点となり、
板材の他方の縁に該当する目盛を読むと板材の正確な巾
が分る。
一方の縁に引掛けて巻尺本体2を板材の巾方向に引張る
と、フック5の内面すが板材の縁に密着し、保持部材1
4または15.16に抗してフック5が第2図、第3図
の鎖線の位置まで移動するから、内面すが零点となり、
板材の他方の縁に該当する目盛を読むと板材の正確な巾
が分る。
上記はフック金具5が後退位置に保持される場合につい
て説明したがその逆に保持部材14または15.16を
引張り方向に作用させてフック金具5を前進位置に保持
するようにしても同じ効果が発揮される。
て説明したがその逆に保持部材14または15.16を
引張り方向に作用させてフック金具5を前進位置に保持
するようにしても同じ効果が発揮される。
この考案は上記のように移動自在のフック金具を巻尺本
体に対して後退位置または前進位置に弾性的に保持する
というきわめて簡単な構造でガタつきを止めるとともに
正確な寸法測定が容易に行えるものである。
体に対して後退位置または前進位置に弾性的に保持する
というきわめて簡単な構造でガタつきを止めるとともに
正確な寸法測定が容易に行えるものである。
第1図はこの考案を実施した巻尺の斜視図、第2図、第
3図はこの考案の各側を示す拡大縦断側面図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・巻尺本体、5・
・・・・・フック金具、6.7・・・・・・ガイド片、
8,9・・・・・・長孔、14,15.16・・・・・
・保持部材。
3図はこの考案の各側を示す拡大縦断側面図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・巻尺本体、5・
・・・・・フック金具、6.7・・・・・・ガイド片、
8,9・・・・・・長孔、14,15.16・・・・・
・保持部材。
Claims (1)
- ケースに収納した金属製巻尺本体の先端にフック金具を
、その肉厚と等しいストロークで進退自在に取付けた金
属製巻尺において、フック金具と巻尺本体の間に、フッ
ク金具を弾性的に一方の位置に保持する保持部材を設け
た金属製巻尺のフック金具保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051579U JPS5854641Y2 (ja) | 1979-07-17 | 1979-07-17 | 金属製巻尺のフツク金具保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10051579U JPS5854641Y2 (ja) | 1979-07-17 | 1979-07-17 | 金属製巻尺のフツク金具保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5616002U JPS5616002U (ja) | 1981-02-12 |
JPS5854641Y2 true JPS5854641Y2 (ja) | 1983-12-13 |
Family
ID=29333240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10051579U Expired JPS5854641Y2 (ja) | 1979-07-17 | 1979-07-17 | 金属製巻尺のフツク金具保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854641Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-17 JP JP10051579U patent/JPS5854641Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5616002U (ja) | 1981-02-12 |
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