JPH0352900A - ダルバヘプチドから誘導されたペンタペプチド抗生物質 - Google Patents

ダルバヘプチドから誘導されたペンタペプチド抗生物質

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JPH0352900A
JPH0352900A JP2187325A JP18732590A JPH0352900A JP H0352900 A JPH0352900 A JP H0352900A JP 2187325 A JP2187325 A JP 2187325A JP 18732590 A JP18732590 A JP 18732590A JP H0352900 A JPH0352900 A JP H0352900A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式(I) 式中、W1Z,X.、X!およびTはダルバヘプチドの
基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルポン酸基、
前記カルボン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシメチ
ル基である、 のべンタベプチド抗生物質に関する。本発明は、前記ぺ
冫タペプチド抗生物質と酸または塩基との塩ならびにそ
の内部塩を包含する。
本発明の他の目的は、対応するダルバヘプチド前駆体か
らペンタペプチド抗生物質を製造する還元的切り放し方
法である。
本発明は、要約すれば、次の通りである:式式中、W 
1ZX X it X 3およびTはダルバヘブチドの
基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルボン酸基、
前記カルボン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシメチ
ル基である、 のペンタベプチド抗生物質および前記ペンタベプチド抗
生物質と酸または塩基との塩ならびにその内部塩. これらの化合物は、ダルバヘプチド(グリコペプチド抗
生物質)の7つのアミノ酸鎖の第2および第3アミノ酸
の間のべブチド結合の還元的切り放しにより得られる。
本発明は、また、アルカリ金属のホウ水素化物を還元剤
として使用する還元的切り放し方法に関する。これらの
化合物はブドウ球菌属(Staphylococcus
)および連鎖球菌属(Si reptococcus)
の禁株に対して抗バクテリア活性を示す。
用語ダルバヘプチドは、7つのアミノ酸から構戊される
高度に変更された線状へブタペブチドの構造を普通に有
するすべての抗生物質を定義し、7つのアミノ酸のうち
の5つは絶えずアリールアミノ酸およびアリールメチル
アミノ酸であり、前記構造は作用の普通の機構、すなわ
ち、細胞の崩壊導く細胞壁の合成のlまたは2以上の中
間体のD−アラニルーD−アラニン末端との特別の複合
体化、を決定する[また、参照:パレンチ(paPar
ent i),F.およびカバレリ(Cavaller
i)、B.rダルバヘプチド群の新規なグリコペブチド
抗生物質(Novel  glycopeptide 
 antibioticsof  the  dalb
aheptide  group).将来の薬物(Dr
ugs  of  the   future)、Vo
w.  15  (1)  :57−72 (1990
)]。本発明のペンタペプチド抗生物質の前駆体である
ダルバヘプチド抗生物質は、次の一般構造で便利に表す
ことができる:式中、W , Z , X I1X z
およびTは前述の意味と同一の意味を有し、モしてYは
カルボン酸基またはその官能性誘導体である。式(I 
I)はダルバヘプチド抗生物質と酸および塩基との塩な
らびにそれらの内部塩を包含する。
本発明によれば、式(I)のべ冫タベプチド抗生物質は
、式(I I)のダルバヘプチド抗生物質の7つのアミ
ノ酸の鎖の第2および第3アミノ酸(右から出発する)
の間のべブチド結合の還元的に開裂することにより得ら
れる。
式(II)により表される一般構造において、前述の5
つの基本的アリールーおよびアリールメチルアミノ酸は
、残基ZおよびWと結合しているものである。それぞれ
のアリール部分上の置換基におけるわずかの差とは別に
、5つのアリールーおよびアリールメチルアミノ酸はダ
ルバヘブチド抗生物質群のすべての構或員に実質的に共
通しているが、置換基X1およびx2を有する2つの残
りのアミノ酸部分の異なる型および構造はこれまで知ら
れているダルバヘブチドを4つの異なる下位群にさらに
分類し、それらの各々は、実際的理由で、前の科学文献
lこおいて、一般にグリコペプチド抗生物質として識別
されている群のよく知られた抗生物質を呼ぶ。
前記下位群は、それぞれ、リストセチン型、パンコマイ
シン型、アボパルシン型およびシンモニシン型として定
義することができる。
本発明の用語および定義に従い、ダルバヘプチド抗生物
質ならびにそれらが現在分類される4つの下位群は、微
生物の菌株の代謝物質として生成される生或物ならびに
それらの半合戊誘導体の両者を包含する。発酵生戊物は
、一般に、5つの基本的アミノ酸のアリールまたはアリ
ールメチル部分上に、あるいはそれらがヒドロキシル化
芳香族環部分を含有するとき、x18よび/またはx2
部分上に、位置するヒドロキシ基と接合した糖部分を有
する。わずかの場合において、1つの7ェノールのヒド
ロキシ官能は硫酸残基とエステル化することができる。
発酵生戊物において、記号Yにより表される官能はカル
ボン酸または低級アルキルカルポキシニステルであるが
、記号Tは、一般に、アミノ、低級アルキルアミノ(例
えば、メチルアミノ)またはトリ(低級アルキル)アミ
ノ官能(例えば、トリメチルアミノ)である。
特許および文献に記載されている半合成誘導体は、例え
ば、次の通りである:糖部分の完全なまたは部分的な加
水分解から誘導され,こうしてアリールまたはアリール
メチル部分上に遊離ヒドロキシ基を有する生或物;アリ
ールメチル部分上のペンジルヒドロキシ基の排除から誘
導される生戒物;特定の糖部分あるいはフェノールヒド
ロキシ官能上に脂肪族または脂環族の残基の導入から誘
導される生戊物(参照、例えば、参考文献66);カル
ポキシ部分を変更してその官能性誘導体、例えば、エス
テル、アミドまたはヒドラジドの誘導体を形戊すること
から誘導される生戊物;部分Tを変更して1または2置
換のアミン残基を生成する(例えば、アルキル化または
アシル化により)か、あるいは脱アミノ化あるいはヒド
ロキシ、オキソまたはオキシイミノ官能による置換を生
ずることにより誘導される生戊物:アミノ糖のアミン残
基のアシル化から誘導される生戊物;ハロ置換基を本来
含有するアリール部分の脱ハロゲン化から生ずる生或物
またはアリール部分上のハロ(好ましくはクロロまたは
ブロモ)置換基の導入から誘導される生成物。前記半合
戊誘導体は、自然生戊物の基本的構造の前述の変更のl
より多くを含有することができる。
その構造が決定されてきている(これは本発明の範囲を
限定しない)これまで知られているダルバヘプチド抗生
物質のほとんどのより特定の表示に従い、上の式(I 
I)およびそれから誘導される式(1)における記号W
8よびZは、それぞれ、次の部分的構造式であることが
できる、W翼 ここでR.は水素、糖部分、脂肪族または脂環族の炭化
水素残基であり、R,、R,およびR4は、各々独立に
、水素またはハロゲン、好ましくはクロロまたはブロモ
であり、そして最も好ましくはエーテル結合に関してオ
ルト位置に存在し、R6およびR.は、各々独立に、水
素または基OR,であり、ここでR7は水素または糖部
分である。上の式(!■)に示すように、基Wはダルバ
ヘプチドのへブタベプチド鎖の第2、第4および第6の
アミノ酸(右から出発する)に同時に結合する;Z巽 ここで基OR.およびOR,は、好ましくは、それぞれ
、2つのフェニル環に接続する結合に関してパラおよび
オルトの位置に存在し、そして基R.およびR,は、各
々独立に、水素または糖部分であり、最も好ましくはR
.は水素であり、基OR,。は、好ましくは、2つのフ
ェニル環に接続する結合関してオルト位置に存在し、そ
して基R1。は水素または糖部分であり、基R.は、好
ましくは、2つの7エニル環に接続する結合に関してメ
タ位置に存在し、そして水素またはハロゲン、最も好ま
しくは水素またはクロロである。上の式(II)に示す
ように、基Zはダルバヘプチドのへブタペプチド鎖の第
5および第7のアミノ酸(右から出発する)に同時に結
合する。
これまで知られているダルバヘプチド抗生物質を4つの
下位群に弁別させる記号xlおよびX,の意味は、それ
ぞれ、次の通りである: Xlはフェニルまたはベンジル基であり、ここでフエニ
ル環は必要に応じてハロゲン、好ましくはクロロ、低級
アルキル、好ましくはメチル、およびヒドロキシから選
択される1つまたは2つの置換基を有することができ、
ここでヒドロキシ基は必要に応じて糖部分とアセタール
結合を経て接合しているか、あるいは硫酸残基とエステ
ル化することができるか、あるいはX1は、まI二、(
C1一C,)脂肪族残基であり、前記脂肪族残基はカル
ボキシルまたはカルボキシアミドの官能、チオメチルま
たはメチルスル7イニル基で置換されており、 X,はフエニル基であり、前記フエニル基は必要に応じ
てハロゲン、好ましくはクロロ、低級アルキル、好まし
くはメチル、およびヒドロキシから選択される1つまた
は2つの置換基を有することができ、ここでヒドロキシ
基は必要に応じて糖部分とアセタール結合を経て接合し
ているか、あるいはX,は、また、((:+  Ct)
脂肪族残基、好ましくはメチルまたはイソプチルであり
、X,およびX2は、一緒になって、また、オキシビス
(7エニレン)残基であり、ここで一方または双方のフ
エニル環は必要に応じて上に示したように置換すること
ができる。
上のこれまで知られている式(II)のダルバヘプチド
抗生物質(それらの半合或誘導体を包含する)およびそ
れらから誘導される本発明の式(Hのペンタペプチドの
ほとんどのより特定の表示に従い、記号Tは(a)アミ
ノ基、ここで一方または双方の水素厚子は必要に応じて
l−12個の炭素原子を有するアルキル基(前記アルキ
ル基は必要に応じてlまたは2以上の置換基を有するこ
とができる)、(C4−CF)シクロアルキル、アシル
基、またはアミン官能の保護基により置換することがで
きる、(b)トリ(低級アルキル)アンモニオ基、その
正電荷は強酸または内部酸の官能のいずれから誘導され
るアニオン(例えば、記号Yにより表されるカルボン酸
部分から誘導されるカルポン酸アニオン)により中和さ
れている、(c)ある場合において、水素原子(例えば
、テイコプラニン半合戊誘導体)、(d)ヒドロキシ、
オキソ、またはオキシミノ残基である(例えば、リスト
セチン誘導体)、シたがって、Tが二価の基であるとき
、式(I)および式(I I)の両者において、点線は
追加の結合を表す。
記号Yはカルポキシ、その官能性誘導体、例えば、カル
ポキシエステル、カルボキシアミド、カルポヒドラジド
基またはヒドロキシメチルの残基である。この定義は、
天然に産出する低級アルキルエステルならびにカルポン
酸官能とアルコール、例えば、脂肪族鎖中に置換基を有
する脂肪族アルコールとの反応により形戊されるエステ
ルを包含しそして、また、カルボキシ基と脂肪族、脂環
族および複素環族のアミンとの反応により形戊される、
広い系列の置換アミドを包含する。とくに、脂肪族アミ
ンは脂肪族鎖上の置換基、例えば、アミノ、低級アルキ
ルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、ヒドロキシ、低級ア
ルコキシ、カルボキシ、カルバミル、置換カルバミルな
どを含有することができる。
式(1)のペンタペグチド化合物におけるYについての
ヒドロキシメチルの意味は、本発明の還元的切り放しプ
ロセスの間に、式(I I)のダルバヘプチド前駆体中
の記号Yにより表される低級アルキルエステル官能の同
時の還元から生戊することができる。
式(1)の最終化合物および式(I I)の出発化合物
の塩は、次の官能との酸の塩化から誘導されるものであ
ることができる二分子、例えば、式(1)の最終化合物
中の塩基性官能、ダルバヘプチドのペプチド鎖、または
、出発物質および最終化合物の両者における、第2およ
び第3アミノ酸との間のベプチド結合の還元的切り放し
から生ずるアミン官能、記号Yにより同定されるアミン
官能、または記号Yにより表されるカルポキシエステル
、カルポキシアミドまたはカルポヒドラジドの部分ある
いは糖部分(例えば、パンコマイシンまたはアポパルシ
ン)における置換基として含有されるアミン官能。ある
いは、塩は次の酸官能とと適当な塩基官能との塩化を通
して形成することができる:記号Yにより表されるカル
ボン酸官能、カルボキシエステルまたはカルボキシアミ
ド部分中に置換基として含有される酸官能、または分子
中の他の部分中に存在することができる酸官能。
内部塩は、ダルバヘブチド前駆体および/またはペンタ
ベプチドの最終化合物中の十分な強度の塩基(例えば、
アミン)官能および酸(例えば、カルポン酸)官能の同
時の存在の場合における内部の塩化を通して形戊するも
のである。
ダルバヘプチド抗生物質ならびに本発明によるそれらか
ら生ずるペンタペプチド誘導体において、ヒドロキシ基
に結合することができる糖部分は、ヒドロキシ基の1つ
においてアセチル化またはメチル化されるか、あるいは
1つまたは2つの位置において脱酸素されることができ
、そして、例えば、脂肪族酸基によりアシル化されるこ
とができるカルポン酸またはアミンの置換基を有するこ
とができる、単糖または多糖である。特定の糖部分は、
化学的または微生物的反応を通して、芳香族環上に遊離
のヒドロキシ基を有するダルバヘプチドの基質上に導入
することができる。
基本的ダルバヘプチド構造のヒドロキシ基へ結合する非
置換の単糖部分の典型的な例は、次のものを包含する:
ヘキソースおよびペントースの両者、例えば、グルコー
ス(例えば、アクチプラニンB2)、ガラクトース(例
えば、抗生物質A41030c)、マンノース(例えば
、テイコプラニンA2)、フコース(例えば、抗生物質
A35512B)、ラムノース(例えば、アボバルシン
)およびアセチルマンノース(例えば、アボバルシンC
S)。
ヒドロキシ基に結合したカルポキシまたはアミノ置換単
糖部分の典型的な例は、次のものを包含する:N−アセ
チルグルコサミン(例えば、テイコプラニンA,複合体
) 、N一(Cs−C+2)脂肪族アシルグルコサミン
(例えば、テイコプラニンA2複合体)、リストサミン
(例えば、リストセチンA)、アクチノサミン(例えば
、アクチノイジンA),N− (Cs−C−+i)脂肪
族アシルー2−アミノー2−デオキシーグルクロン酸(
例えば、アルダシンス)。
多糖部分の典型的な例は、少なくとも他の糖単位に結合
した、次の糖単位を含有することができる:非置換およ
びカルポキシまt;はアミノ置換糖単位、例えば、グル
コース(例えば、アクチノプラニンA)、マンノース(
例えば、リストセチンA)(例えば、リストセチンA)
、ラムノース(例えば、リストセチンB)、パンコサミ
ン(例エハ、バンコマイシン)、エビーバンコサミン(
例えば、オリエンチシンA%CおよびD)、アコサミン
(例えば、アクチノシチジン)、およびリストサミン(
例えば、アボパルシン)。これまで知られておりそして
その構造が決定されているダルバヘプチドにおいて、4
糖単位までを含有する多糖は同定されてきている。
これまで知られているダルバヘプチドを4つの下位群に
さらに分類することを可能とする特性は、本発明の範囲
をまったく限定せず、ダルバヘブチド抗生物質の一般の
分類に入る新しい自然の生或物およびそれらの誘導体は
、得ることおよび同定することができ、これらは、出発
ダルバヘプチドの7アミノ酸の鎖の第2および第3のア
ミノ酸の間のアミド結合の還元的切り放しを包含する本
発明の方法に従い、式(1)のペンタベプチドに転化す
ることができる。しかしながら、式(I)の対応するペ
ンタペプチドを得るために本発明において使用すること
ができる代表的な出発化合物のより正確な同定のために
、前述の4つの下位群および本発明の好ましい実施態様
に従いそれらから得ることができる対応するペンタペブ
チド抗生物質を下に詳細に説明する。
上の式(I I)を参照して、リストセチン型ダルバヘ
プナドとして同定される下位群は、記号X,およびx2
が、一緒になって、オキシビス(7エニレン)残基であ
り、ここで一方または双方の7エニル環が必要に応じて
ハロゲン、好ましくはクロロ、低級アルキル、好ましく
はメチル、およびヒドロキシから選択される1つまたは
2つの置換基を有することができ、ここでヒドロキシ基
が必要に応じて糖部分とアセタール結合を経て接合して
いるか、あるいは硫酸残基とエステル化することができ
る、という事実により特性決定される。
この下位群に割り当てることができる他のダルバヘプチ
ド抗生物質は、次のものを包含する:アクタグラニン(
参考文献7、8)、テイコプラニン(参考文献9、10
、l1)、抗生物質A355l2(参考文献l2、l3
)、抗生物質A41030(参考文献l4、l5)、抗
生物質A47934(参考文献l6、l7)、アルダシ
ンA1B%C(参考文献l8、19、20)、抗生物質
A40926 (参考文献21、22、23)、キプデ
リン(参考文献24)、パルポジシン(参考文献25)
、および抗生物質UK68597 (参考文#26)。
前述の自然生戊物の半合或誘導体は、また、この下位群
中に含められる。参照、例えば、アルダシンのアグリコ
ンおよびシュードアグリコン(参考文献27)およびY
がカルポキシアミドまたはカルボヒドラジドの残基であ
る、それらの誘導体(参考文献28):パルボジシのア
グリコンおよびシュードアグリコン(参考文献29);
アクタプラニンの加水分解生戊物(参考文厭30);ケ
トー類似体に相当するりストセチンA1抗生物質A35
512、A41030およびA47934の第1アミノ
酸部分の転化生戊物(参考文献3lおよび32);リス
トセチン、アクタプラニンおよびそれらのシュードアグ
リコンのアシル化誘導体(参考文献33)、アクタプラ
ニンの臭素類似体(参考文献34);リストセチンの芳
香族アルデヒド誘導体(参考文献35);より詳しく下
で考慮するテイコブラニンおよび抗生物質A40926
の誘導体。
したがって、本発明の目的の1つは、W%21Tおよび
Yが上に定義した通りであり、X+8よびx2がりスト
セチン型ダルバヘプチドの下位群の同定について詳しく
定義される、上の式(1)により一般に表すことができ
るリストセチン型ダルバヘプチドから誘導されるペンタ
ベグチド抗生物質にある。
例えば、リストセチンA(参考文献1,2)IJ次の構
造式を有する: 上の式(II)において利用する記号および残基Y%W
%2%X,、x2およびTを参照すると、この場合にお
いて、Yはカルボキシメチルに相当し、残基2およびW
は上に特定した通りであり、R,、R,およびR,のす
べては水素であり、モしてR,は4単位の糖部分であり
、ここでD−グルコースはヒドロキシ基と接合する構或
員であり、他の単位は、それぞれ、L−ラムノース、D
−マンノースおよびD−アラビノースであることヲ理解
できるであろう。記号R.はヒドロキシ基である。記号
R6はL−リソサミンに接合したヒドロキシ基である。
記号OR.はヒドロキシ基である。
記号OR,はD−マンノース単位に接合したヒドロキシ
基である。記号○R1。はヒドロキシ基である。記号R
l+は水素である。記号XlおよびX,は、一緒になっ
て、7アミノ酸の鎖の第lおよび第3のアミノ酸に接合
したオキシビス(7エニレン)基であり、ここで第1(
右から出発する)フェニル部分はヒドロキシ置換基を有
し、そして第2フェニル部分は、置換基として、それぞ
れ、ヒドロキシ基およびメチル基を有する。Tはアミノ
基である。
リストセチンB(参考文献l,2)は、また、知られて
おり、ならびにアグリコン、シュードアグリコンおりリ
ストセチンのアグリコン酸(アグリコンの半金戊誘導体
、ここで記号Tにより表されるアミノ基がヒドロキシ、
オキソ、オキシイミノおよびアセチルアミノで置換され
ている(参考文献82)、および前述のアシル誘導体(
参考文献33)は知られている。
本発明の還元的切り放し法をリストセチンAに適用する
ことによって、Yがヒドロキシメチルである、式(Ia
)の対応する誘導体が得られる。
前記還元的開裂法の実施のための現在の反応条件下に、
リストセチンAのカルボキシメチルエステル官能は対応
するアルコールに還元される。反対に、同一条件をリス
トセチンアグリコン酸(すなわち、式(Ila)、ここ
で糖部分は水素原子により置換されており、そしてカル
ポキシエステル基は加水分解されている)に適用するこ
とによって、Yがカルポキシ基であり、そしてすべての
糖部分が水素原子により置換されている、式(Ia)の
対応する化合物が得られる。この化合物は、カルポキシ
基がエステル化されている、式(Ia)の最終化合物得
られるのための中間体として使用することができる。エ
ステル化は、この分野において知られている方法に従い
、例えば、国際特許出願公開第8 6/O O O 7
 5号に従い実施することができる。
リストセチン型ダルバヘプチドに割り当てることができ
る化合物の特定の群は、次のものを包含する:テイコプ
ラニンA2複合体、その主要な或分(参考文献9)およ
び関係する物質(参考文献36、37)ならびにアグリ
コン、シュードアグリコン(参考文献38、39、40
)およびそれらの半合戊誘導体。
テイコブラニンA2複合体の主要な戊分および関係する
物質ならびにテイコプラニンアグリコン(L l 7 
3 9 2、参考文献39)、シュードアグリコン(L
l7054−T−A3−1,およびL17046−T−
A3−2、参考文献39)およびそれらの半合戊誘導体
は次の一般式(Ilb)により表すことができる二 ?くに、テイコプラニンA!複合体の主要な戊分および
関係する物質は、R1がN  (Cs  C+2)脂肪
族アシルーベーターグルコサミン残基であり、R3およ
びR4の両者がクロロであり、R2、Rs、R1■およ
びRl3が水素であり、R.が基−○R7でアリ、ここ
でR7がN−アセチルーベーターD−?ルコサミニル残
基であり%Rtがアルファ−Dマンノシル残基であり、
Yがカルポキシ基である、上の式(Ilb)により表さ
れる。
よりとくに、これまで記載したテイコブラニンA2複合
体の主要な戊分および関係する物質のグルコサミン部分
を特性決定する、CC*C+■)脂肪族アシル基は、次
の通りである(参考文献9、11,36、37):Z−
4−デセノイル、(8メチルノナノイル、デカノイル、
8−メチルデカノイノレ、9−メチノレデカノイノレ、
n−ノナノイル、6−メチルオクタノイル、IO−メチ
ルウンデカノイルおよびドデカノイル。
アグリコンおよびシュードアグリコンは、また、記号R
l,RtおよびR,のlまI;は2以上が水素であり、
ただしR1が水素であるときにのみ、R7が水素である
、上の式(Ilb)により表される。
それらの生物学的活性についてとくに興味ある半合成誘
導体の化学的構造は、一方/両者のC”カルポキシ基ま
たは/およびC1S上のアミン残基?変更されている、
テイコプラニンの主要な戒分、関係する物質、アグリコ
ンおよびシュードアグリコンの同一の基本構造を有する
。とくに、上の式(I I b)中の記号Yに相当する
C63力ルボキシ残基は、国際特許出願公開第W○8 
6/0 0 0 75号に従い対応するエステルおよび
、それぞれ、欧州特許出願公開第218099号、国際
特許出願公開第W088/06600号、および国際特
許出願第PCT/EP90/00400号(に相当する
)および欧州特 許出願公開第370283号に記載されている導味に従
うカルボキシアミド基C O N R l 4 R I
sに変更されている。
半合戊誘導体において、CIS上のアミン残基NR1■
Rl3は、保護基との反応によるか、あるいはアルキル
部分が欧州特許出願公開第276740号、第3515
97号、第351684号および第351685号に従
うそれ以上の置換基を有することができる、対応するア
ルキルアミノまt;はジアルキルアミノ基への転化によ
り、変更されたアミン基を同定する。C63カルボキシ
基およびC1S上のアミン残基の両者における変更を表
すテイコブラニン誘導体およびそれらの製造方法は、欧
州特許出願公開第352538号および第370283
号に記載されている。
先行技術に記載されている他の半合成テイコプラニン誘
導体は、次のものを包含する二C63カルポキシ基のエ
ステルおよびヒドラジん(参考文献4lおよび42)、
脱アセチルグクコサミニルーデオキシテイコプラニン(
参考文献43)および対応するC63カルポキシアミド
(参考文献44)、テイコプラニンのモノおよびジーデ
クロ口誘導体(参考文献45)、およびテイコプラニン
アグリコンのOs@アルキルおよびシクロアルキル誘導
体およびテイコプラニンのシュードアグリコン(参考文
献46および97)。
すべての前述の半合戊テイコプラニンは式(IIb)に
より表すことができ、ここで適当な意味は記号R,、R
,、R,、R,、RいR.、R7、R,、Rl!、R+
sおよびYの与えられる。
本発明の好ましい実施態様は、 式(Ib) のべ ンタペプチド抗生物質を包含する: これは、上の式(Ilb)により表されるテイコプラニ
ン化合物の7アミノ酸の鎖の第2および第3(右から出
発する)のアミノ酸の間のペプチド結合の還元的切り放
しにより得ることができる。
上の式(I b)中の記号R+,Rz、R,、R4,R
,、R,、R7、R,、Rl2、RI3およびYは、式
(IIb)の出発物質のそれらと同一意味を有するが、
ただし本発明の還元的切り放し法により得られた式(I
b)の対応する化合物において、出発テイコプラニン化
合物の記号Yがカルポキシエステル基であるとき、Yは
リストセチンを使用して起こるように、ヒドロキシメチ
ル基である。
リストセチン型のダルバヘプチドの下位群内に入る化合
物のそれ以上の特定の群は、抗生物質A40926複合
体およびその主要な因子(参考文献2l122、23)
ならびにアグリコン(参考文献48)、マンノシルアグ
リコン(参考文献47)、N−アシルアミノーデオキシ
ーグルクロニルアグリコン(参考文献48)およびデア
シル誘導体(参考文献4つ)からなる。また、これらの
化合物は、本発明の還元的切り放し法により一般式(I
)の対応するペンタペプチド抗生物質への転化に適当な
出発物質である。
パンコマイシン型ダルバヘプチドとして同定されるダル
バヘプチド抗生物質の下位群は、(上の式(I I)に
ついてなした言及)記号Xlはカルボキシルまたはカル
ポキシアミドの官能で置換された(C+  Cx)脂肪
族残基であり、モしてx2は(CI  C4)脂肪族残
基である、という事実により特性決定される。とくに、
この下位群内に入る抗生物質の最も普通の例は、X,は
アルパラギン酸、アスパラギンまたはグルタミンから誘
導される残基であり、そしてx2はアラニンまたはロイ
シンから誘導される残基である。
いくつかのパンコマイシン型ダルバヘプチド(例えば、
M43A,BおよびC1参考文献55)は、さらに、T
はトリメチルアミノ基であり、その正電荷はこの記号Y
により表されるカルボキシル基により形或されるカルボ
ン酸アニオンにより中和されている。
この下位群に割り当てることができる他のダルバヘプチ
ド抗生物質は、次のものを包含する=OA−7653 
(参考文献5 1,52) 、A5 1568Aおよび
B(参考文献53、54)、オリエンチシン(参考文献
56、57)、エレモマイシン(参考文献58、59、
60,61)、A42867(参考文献50,62)、
A82846(参考文献63、64)、クロロオリエン
チシン(参考文献65) 、MM4776 1およびM
M49721(参考文献94)、デカプラニン(参考文
献95) 、MM45289およびMM47756(参
考文献96)。
前述の自然生戊物の半合或誘導体は、この下位群に包含
される。参照、例えば、:バンコマイシンA5l568
AおよびBおよびM43Dの加水分解生戊物の種々のグ
リコシル化誘導体(参考文献66):バンコマイシンA
51568A1A51 568B,M43AおよびM4
3Bのデスバンコサミニルおよびデス(パンコサミニル
> −0−グルコシル)誘導体(参考文献67)、A8
2846の誘導体(参考文献93);あるパンコマイシ
ン型ダルバヘプチドとアルデヒドおよびケトンとの反応
生戒物および対応する水素化生或物(参考文献68、6
9)、パンコマイシン型抗生物質のN−アシル誘導体(
参考文献70、7l)、七ノーおよびジデクロロバンコ
マイシン(参考文献72)およびエレモマイシンの加水
分解生戊物(参考文献60)。
したがって、本発明の目的の1つは、一般に、W,Z,
TおよびYが上に定義した通りであり、X18よびX,
がバンコマイシン型ダノレバへブチド下位群の同定につ
いて上に定義した通りである、上の式(1)により表す
ことができるパンコマイシン型ダルバヘプチドから誘導
されるペンタペブチド抗生物質にある。
例えば、パンコマイシン(参考文献2、73、74)は
次の構造式を有する: 0H (Ilc冫 上の式(I I)において利用した記号および残基y,
z,w,x,、X,およびTを参照すると、この場合に
おいて、Yはカルポキシ基に相当し、残基ZおよびWは
上に特定した通りであり、R2は水素であり、R3およ
びR4の両者はクロロであり、モしてR1は2単位の糖
部分であり、ここでD−グルコースはフェノールのヒド
ロキシ基と接合する構戊員であり、他の単位はパンコサ
ミンである。記号R,およびR.はヒドロキシ基である
記号OR.、OR,およびOR.。はヒドロキシ基であ
る。Rllは水素であり、xlはアスパラギン残基一C
 H 2 C O N H zであり、そしてX2はロ
イシン残基一C H !C H (C H s)zであ
る.Tはメチルアミノ残基である。パンフマイシンアグ
リコンにおいて、2単位の糖部分は水素原子により置換
されている。
本発明の還元的切り放し法をパンコマイシンに適用する
ことによって、式(Ic)の対応するペンタベブチド抗
生物質誘導体が得られる:( I c) 同様に、パンコマイシンアグリコンは対応するペンタペ
プチド化合物を生威し、ここで二糖部分は水素原子によ
り置換されている。
アボバルシン型ダルバヘブチドの下位群は、般式(II
)においてXlはフエニルまたはベンジル基であり、こ
こでフエニル環は必要に応じてヒドロキシおよびハロゲ
ン、好ましくはクロロから選択される1つまたは2つの
置換基を有することができ、記号X2はフェニル基であ
り、前記フエニル基は必要に応じてハロゲン、好ましく
はクロ口、およびヒドロキシから選択される1つまたは
2つの置換基を有することができ、ここでヒドロキシ基
は必要に応じて糖部分(例えば、リボンーム)と接合す
ることができる、という事実により特性決定される。
この下位群に割り当てることができる他のダルバヘプチ
ド抗生物質は、次のものを包含する:アクチノイジンA
1B (参考文献l175、76)、クロロポリスボリ
ンA,BSC (参考文献77、78、79)、アクチ
ノイジンA!(参考文献80,76)およびヘルベカル
ジンA1B(参考文献26)、MM47767、MM5
5256(参考文献92)。ダルバヘプチド抗生物質の
アボパルシン型下位群の半合戊誘導体は、例えば、次の
通リである:デマンノシルク口口ポリスボリンB誘導体
、クロロボリスポリンシュードアグリコン、デルハムノ
シルアルファおよびベータアポバルシン(参考文献8l
)、アポバルシンのマンノシルアグリコン(参考文献L
L−AV2 9 0)およびlまたは2以上の糖部分が
加水分解されている他の誘導体(参考文献84)。
したがって、本発明の目的の1つは、一般に、W%Z%
TおよびYが上に定義した通りであり、X1およびX2
がアボパルシン型下位群の同定について特定的に定義し
た通りである、上の式(1)により表すことができるア
ポバルシン型ダルバヘグチドから誘導されるペンタペプ
チド抗生物質にある。
例えば、アルファおよびベータアボパルシン(参考文献
83、84、85)は、次の構造式を有する: 式中R.は水素またはクロロである。
上の式(I I)において利用した記号および残基y,
z,w,x.、X2およびTを参照すると、この場合に
おいて、Yはカルポキシに相当し、残基2およびWは上
に特定した通りであり、R,はクロロであり、R2およ
びR.の両者は水素であり、モしてR,は2単位の糖部
分であり、ここでDーグルコースはフェノールのヒドロ
キシ基と接合する構成員であり、他の単位はL−リスト
サミンである。記号R,はD−マンノース単位と接合す
るヒドロキシ基である。記号R,はL−リストサミンに
接合するヒドロキシ基である。記号OR1、OR,およ
びOR,。の各々はヒドロキシ基である。
記号R.は水素である。x1はヒドロキシ基およびR1
.で置換されたフェニル基であり、そして基R.はアル
7アーアポパルシンにおいて水素でありモしてベーター
アポパルシンにおいてクロロである。記号x2はラムノ
ース単位と接合するヒドロキシ基で置換された7エニル
である。Tはメチルアミノ残基である。
本発明の還元的切り放し法をベーターおよびアルファー
アポパルシンに適用することによって、式(Id)の対
応するぺ冫タペブチド抗生物質誘導体が得られる: 式中Rllは前述と同一意味を有する。
還元的切り放し法を1または2以上の糖部分が加水分解
されている、式(lid)に適用する場合、式(Id)
+7)対応するペンタペブチド化合物が得られる。
シンモニシン型抗生物質として同定されるダノレバヘプ
チド抗生物質下位群は、(上の式(I I)について言
及した)記号XIはチオメチノレまたはメチルスルフイ
ニル基により置換されたC2アノレキル残基であり、そ
して記号X2は糖部分と接合することができるヒドロキ
シを有するフエニル基である、という事実により特性決
定される。シンモニシン(CWI−785)複合体、そ
の戊分尾その加水分解生戊物のあるもの(参考文献86
、87、88)は、すぐに、この下位群の唯一の構戊員
であると思われる。
したがって、本発明の目的の1つは、一般に、W,z%
TおよびYが上に定義した通りであり、X,およびX2
がシンモニシン型ダルバヘプチド下位群の同定について
特定的に定義した通りである、上の式(I)により表す
ことができるシンモニシン型ダルバヘプチドから誘導さ
れるペンタペプチド抗生物質にある。
例えば、シンモニシンAおよびBは、次の構造式を有す
る。
式中、R1アはメチルスルフィニルまたはチオメチルで
ある。
上の式(I1)において利用した記号および残基ySw
,z,x,、X2およびTを参照すると、この場合にお
いて、Yはカルポキシ基に相当し、残基2およびWは上
に特定した通りであり、R,はクロロであり、R2およ
びR4の両者は水素であり、モしてR1はラムノース単
位である。記号R.はヒドロキン基である。記号R.は
バンコサミン単位に接合したヒドロキシ基である。記号
OR.はヒドロキシ基である。記号OR,はマンノース
に接合したヒドロキシ基である。記号OR.。はヒドロ
キシ基である。記号Rl1は水素である。記号X1はチ
オメチル(シンモニシンB)またはメチルスルフィニル
(シンモニシンA)をもつ末端の炭素上で置換したエチ
ル残基である。記号X,はグルコース単位と接合したヒ
ドロキシ基と置換した7エニル残基である。
本発明の還元的開裂法をシンモニシンAおよびBに適用
することによって、式(Ie)の対応するぺ冫タペプチ
ド抗生物質誘導体が得られる。
式中、Rl7は上と同一の意味を有する。
還元的切り放し法を1または2以上の糖部分が加水分解
されている式(lie)のダルバヘプチド誘導体に適用
すると、式(Ie)の対応するペンタペプチド化合物が
得られる。
本発明のペンタペプチド抗生物質は、遊離塩基としてか
、あるいは酸または塩基との付加塩として単離すること
ができる。代表的な酸付加塩は、次の無機および有機の
酸との反応により形戊されるものである:塩酸、硫酸、
リン酸、コハク酸、クエン酸、乳酸、マレイン酸、フマ
ル酸、コール酸、d−グルタミン酸、d−ショウノウ酸
、グルグル酸、7タル酸、酒石酸、メタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、安息香酸、サリチル酸、トリフル
オロ酢酸など。
塩基との塩は、ペンタペブチド抗生物質の酸残基、例え
ば、カルボン酸または硫酸の残基と塩基、例えば、アル
カリ金属水酸化物または炭酸塩または有機アミン、例え
ば、七ノー、ジーまたはトリアルキルーアミンなどとの
反応により形威される塩である。
製薬学的に許容されうる酸との付加塩はとくに好ましい
本発明のペンタペプチド抗生物質は、ブドウ球菌属(S
taphy Iococcus)および連鎖球菌属(S
treptococcus)の菌株、例えば、黄色ブド
ウ球菌(Staphylococcus  aureu
s)Tour,表皮ブドウ球菌(Staphyloco
ccus  epidermidis)ATCC122
28、化膿連鎖球菌(Streptococcus  
pyogenes)C293、肺炎連鎖球菌(Stre
ptococc’us   pneumon  iae
)UC4l1糞便連鎖球菌(Streptococcu
sfaecal is)ATCC7080、ストレプチ
コッカス・ミチス(Streptococcus  m
itis)に対して抗バクテリア活性を示す。ペンタペ
プチドの活性はそれらのダルバヘプチド前駆体のそれよ
り低いが、結合領域において徹底的な構造の変更は抗バ
クテリア活性を抑制しないことは驚くべきことである。
事実、細胞壁の合成の中間体のD−アラニルーD−アラ
ニン末端との複合化の原因である結合部位は、この分野
lこおける文献I二に示されているように、ダルバヘプ
チド分子の右側に存在することは知られている(参考文
献89)。これらの構造の要件の確証は、パンコマイシ
ンおよびアグルコバンコマイシンのエドマン(Edma
n)分解から誘導されるヘキサペプチド産生物の不活性
により与えられる(参考文献90)。
本発明のべ冫タペプチドの抗微生物活性の発見は、細胞
壁のL−リシルーD−アラニルーD−アラニン末端の合
戊ペプチド類似体、N,N’ −ジアセチルL−リシル
ーD−アラニルーD−アラニンへのそれらの結合を測定
する試験の結果を考慮すると、より驚くべきことである
。示差的UVアッセイに従って実施した試験(参考文献
91)は、ペンタベグチドがこのような類似体に結合し
ないことを示す。
本発明の抗生物質の活性は、生体外で、ディフコ(Di
rco)のトツドーへウィット(Todd−Hewit
t)ブロス[化膿連鎖球菌(Streptococcu
s  pyogenes)および肺炎連鎖球mW(St
reptococcuspneumoniae)] ま
たはオキソイド(○xoid)のアイソーセンシテスト
(Iso−Sensitest)のブロス[ブドウ球菌
属(Staphy lococcus)、糞便連鎖球菌
(Streptococcus  faecalis)
]を使用して、マイクロタイタープレートにおける標準
の2倍希釈試験により実証される。ブロス培養物を十分
に希釈して、最終の接種物が約lO4コロニー形戒単位
/mQ  (CFU/ml2)なるようにする。最小阻
止濃度(MIG)を、37℃において18〜24時間の
インキュベーンヨン後可視の増殖を示さない最低濃度と
して考える。いくつかの代表的な結果を下表Iに報告す
る。
ダルバヘプチド抗生物質のペンタベブチド誘導体は、ダ
ルバヘプチドの7アミノ酸の鎖の第2および第3のアミ
ノ酸の間のベプチド結合の同時の切り放しおよび第2ア
ミノ酸のカルポニル残基の還元を含む、高度に選択的な
還元的開裂法に従い調製することができる。
この手順は、上に定義したダルバヘプチド抗生物質を、
ヒドロアルコール媒質中で、アルカリ金属のホウ水素化
物、好ましくはホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化カリ
ウムおよびシアノホウ水素化ナトリウムから選択される
ホウ水素化物を使用して、0°C〜40’Oの温度にお
いて還元的に開裂することからなる。
ヒドロアルコール媒質は、H!Oおよび低級アルカノー
ルの混合物であり、ここでH20/アルコールの比は4
 0/6 0−9 0/ 1 0 (v/v)、好まし
くは6 0/4 0−6 8/3 2 (v/v)の範
囲、最も好ましくは6 5/3 5 (V/V)である
。ある場合において、反応は、また、少量の水の存在下
に、例えば、混合物H!0/アルコール3 0/7 0
または2 0/8 0中で起こるが、一般に、比H20
/アルコールが4 0/6 0より低いとき、反応速度
は非常に低い。
好ましい低級アルキルアルコールは線状および分枝鎖の
(c+  C4)アルキルアルコールであり、なかでも
エタノールおよびメタノールは最も好ましい。
本発明の方法のとくに好ましい実施態様において、ヒド
ロアルコール混合物H,O/エタノール6 5/3 5
 (v/v)を使用する。
時には、特定の場合において、少量の極性塩素化溶媒、
例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、1,3−ジメ
チル−3 .4 .5 .6−テトラヒド口−2(IH
)一ピリミドン(DMPU) 、ジメチルスルホキシド
を添加してダルバヘプチドの出発物質を反応の過程の間
に完全に溶解することができる。
アルカリ金属ホウ水素化物として、ホウ水素化ナトリウ
ムは最も好ましいものである。使用するアルカリ金属ホ
ウ氷素化物の量は、出発物質として使用する特定のダル
バヘプチド化合物、使用する溶媒および反応の温度に依
存して変化することができるが、反応混合物のpHがア
ルカリ性、好ましくはpH8〜10であるように、化学
量論的量を大きく越えた量のアルカリ金属ホウ水素化物
を使用することが推奨される。いずれにしても、一般に
、アルカリ金属ホウ水素化物と抗生物質出発物質との間
の比は50〜300である。
反応温度は、特定の出発物質および反応条件にかなりに
依存する。一般に、反応はO〜40℃、より好ましくは
室温において実施することは好ましい。また、反応時間
は他の反応のパラメーターに依存してかなり変化するこ
とがある。一般に、反応は約10〜48時間で完結する
。いずれの場合においても、反応の過程は、この分野に
おいて知られている方法に従い、薄層クロマトグラフィ
ーによるか、あるいは、好ましくは、高圧液体クロマト
グラフィーにより監視する。これらのアッセイの結果を
基準にして、反応の過程を評価し、反応を停止するとき
を決定し、そして反応物の仕上げを、それ自体既知の技
術に従い、開始することができ、ここで前記技術は、例
えば、溶媒を使用する抽出、非溶媒の添加による沈澱な
どを、必要に応じて、それ力ラムクロマトグラ7イーに
よる以上の分離および精製と組み合わせて、使用するこ
とを包含する。
反応が完結したとき、たいていの場合において、すべて
の場合においては不必要であるが、出発ダルバヘプチド
に依存して、透明な溶液が形戊し、次いで過剰のアルカ
リ金属ホウ水素化物を、極性溶媒、例えば、(C1−C
4)アルキルアルコール中に溶解した、適当な量の酸、
例えば、(C+C4)アルキル有機アルキル、(CI−
Cs)アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸などの
添加により排除する。
本発明の方法の衝撃的な面を強調するために、一般に、
ホウ水素化ナトリウムの水溶液を使用して得られる弱塩
基性条件(pH8〜10)はアミド結合の加水分解の促
進に不十分であるが、ヘプタベブチド鎖中の1つのペプ
チド結合を含む、反応の選択性はこの結合の予期せざる
活性化を意味することを心に留めることが必要である。
前述の特定の場合において、出発物質がエステル基、例
えば、メチルエステル基を含有する(参照、リストセチ
ンA)とき、前記基は、ペブチド結合の還元的切り放し
が完結する前に、ヒドロキシメチルに還元される。
本発明のそれ以上の面において、本発明の還元的切り放
し法により得られる、式(1)の化合物の糖部分を、選
択的酸加水分解により連続的に除去して、前記化合物を
糖部分が水素厚子により完全にまたは部分的に置換され
た、式(1)の他の化合物に転化することができる。例
えば、R,、R7およびR,の各々が上に定義した糖部
分である、式(tib)のテイコプラニン化合物から出
発する、本発明の還元的切り放し法により調製されるペ
ンタベブチド化合物は、強い濃水性有機酸中の制御され
た加水分解により、R7およびR,が上の通りでありモ
してR1が水素である、式(Ib)の対応するペンタペ
プチド化合物に転化することができる。
濃有機酸は、この場合において、好ましくは75%〜9
5%の濃度の水性トリ7ルオロ酢酸であり、そして反応
温度は好ましくは10℃〜50℃である。好ましい加水
分解条件は室温において約90%のトリフル才口酢酸に
より表される。
反応時間は他の特定の反応のパラメーターに依存して変
化するが、いずれの場合においても、反応は薄層クロマ
トグラフィーまたは好ましくは高圧液体クロマトグラフ
ィー技術により監視することができる。
類似の選択的加水分解は欧州特許出願公開第14682
2号に報告されている。同様に、RlsRアおよびR,
の各々が上に定義した糖部分であるか、あるいはR.が
水素でありそしてR7およびR,が上に定義した糖部分
である、式(Ilb)のテイコグラニン化合物から出発
する、本発明の還元的切り放し法により調製される他の
ペンタペブチド化合物は、室温において液体である、エ
ーテル、ケトン、およびそれらの混合物から選択される
極性非プロトン性溶媒の存在下に強酸を使用する選択的
加水分解により、R,およびR,が水素でありそしてR
アが上に定義した糖部分である、式(Ib)の対応する
ペンタペプチド化合物に転化することができる。
好ましい加水分解条件は、この場合において、室温にお
いてエーテル、例えば、ジメトキシエタンの存在下に濃
鉱酸を使用することにより表される。また、この場合に
おいて、反応の過程は薄層クロマトグラフィーまたは好
ましくは高圧液体クロマトグラ7イーにより監視するこ
とができる。
類似の選択的加水分解手順は、欧州特許出願公開第17
5100号に報告されている。
さらに、Rl,R7およびR,が上に定義しt;糖部分
である、式(I l b)のテイコプラニン化合物、ま
たはR1およびR,が水素であり、モしてRアが上に定
義した糖部分である、式(I I b)の化合物から出
発する、本発明の還元的開裂法により調製される他のぺ
冫タベプチド化合物は、有機プロトン性溶媒中で、強鉱
酸、強有機酸および水素型の強酸性カチオン交換樹脂か
ら選択される、前記溶媒と適合性の、強酸の存在下に2
0゜O−100’0の温度における選択的加水分解によ
り、R.,R,およびR,が水素原子である、式(Ib
)の対応するペンタペブチド化合物に転化することがで
きる。前記有機プロトン性溶媒は、次の溶媒から選択さ
れる:反応温度において液体である、脂肪族酸およびア
ルファーハロゲン化脂肪族酸、反応温度において水とわ
ずかに混合可能な液体である、脂肪族および脂環族のア
ルカノール、反応温度において水とわずかに混合可能な
液体である、7エニル部分が(Cl−C.)アルキル、
(CI−C4)アルコキシまたはハロ残基を有するする
ことができる、フエニル置換低級アルカノール、および
反応温度において液体である、ベーターボリハロゲン化
低級アルカノール。この場合において、好ましい加水分
解条件は、ハロアルカノール、例えば、トリフルオロエ
タノール中で、65°C〜85°Cの温度において、鉱
酸、例えば、塩酸を使用することによって表される。同
様な基質への類似の選択的加水分解条件は、欧州特許出
願公開第146053号に記載されている。あるいは、
糖部分の加水分解は、欧州特許出願公開第376042
号に開示されている手順に従い、強酸を使用して非プロ
トン性極性溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド)中で
実施することができる。
還元的開裂法または前述の加水分解手順から生ずるぺ冫
タペプチド化合物は、前述したように遊離塩基または酸
または塩基との塩の形態で直接単離することができる。
とくに、最終化合物を式(1)の他のペンタベブチドの
糖部分の加水分解により得るとき、それは選択的加水分
解のために使用した同一酸の塩として単離することがで
きる.ある場合において、出発ダルバヘプチドが糖部分
をもたずそして記号Tがアルカノイル残基、アルコキシ
カルボニル残基またはペンジルオキシカルボニル残基を
使用するアシル化により保護されたアミノ(例えば、テ
イコプラニンアグリコン)またはアルキルアミノ残基で
あるとき、前述の条件に従う還元的裂開は起こらないか
、あるいは非常に低い収率を与える。このような場合に
おいて、還元的開裂反応は前述の一般条件に従い脱保護
されたダルバヘプチドについて実施することができ、そ
して保護するアシル残基は、必要に応じて、連続的に、
生ずるペンタペプチドを適当なアシル化試薬と反応させ
ることによって導入することができる。アシル化条件が
ぺ冫タペプチドの両者のアミノ基の反応を含む場合にお
いて、所望のN−アンル誘導体はこの分野において知ら
れている選択的脱アシル手順により得ることができる。
実験の節 ペンタベプチド化合物の各群についての表IIにおいて
、未修正の式、当量および分子量を報告する。
酸一塩基の滴定は次の条件下に実施した:試料を混合物
のメチルセロソルプ/H,O/4/1中に溶解し、次い
で同一混合物中の過剰の0.01モルのHCIを添加し
、そして生ずる溶液を0.01NのNaOHで滴定した
表IIIは、アスペクト(Aspect)300コンピ
ューターを装備したブルーカ−(Bruke r)AM
500NMR一分光光度計で、内部参照として(C H
 s)*S i  (デルタ0.OOppm)を使用し
て、303°Kにおいて0 .5 mQのDMS〇一d
,中の適切なペンタペプチド生戊物の24mgの溶液を
使用して記録した’H  NMRスペクトルデータを示
す。とくに、表IIIにおいて、他のプロトンの割り当
ては既によく知られておりそしてペンタペプチド分子に
おいて他の有意の化学的変更は存在しないので、新しい
CH.OH基の部分に関する有意のデータにのみを報告
する。
FAB−MS陽イオンスペクトル(表TV)は、300
0ダルトンの質量範囲のクラトス(K r atos)
MS−50二重焦点の質量分析器で、8kVの加速電圧
を使用して得た。この計器はコンピューター制御下に操
作した。高い品質のデータを得るために、「生データ」
獲得においてDS−90データシステムを使用した:こ
れはピークの形状を与え、そしてアナログ信号をセント
口イド(centroid)に変換する通常の操作モー
ドよりすぐれた感度を提供する。FABについて、サド
ルフィールドの原子ガン(saddle  fi1d 
 atom  gun)を、Xeガス(2×to−’ト
ルの圧力は源イオンゲージ上に示した)とともに6kV
およびlmAにおいて使用した。
試料を0.2N  HCIを含有するM e O H 
/ H ,Oの1=1混合物またはジメチルホルムアミ
ド(DMF)の中に溶解した。次いで、この溶液のll
llを、標的上で1Nの酢酸を究極的に含有するチオグ
リセロールマトリックスのlμlと混合した。
生戊物は、シラン化シリカゲル(0.063−0.2m
m;Merk)の逆相カラムクロマトグラ7イーにより
精製した。粗生戊物およびシリカゲルの比は一般に1:
lOO重量であった。カラムは0.0INの酢酸中のO
−10%〜40−70%のCH,CNの直線の段階的勾
配で、16〜24時間で200〜400rrl/時間の
流速で展開し、その間15〜25m+2の分画を集めた
反応、カラムの溶離液および最終生戊物を高圧液体クロ
マトグラフィーによりチェックし(表V)、この高圧液
体クロマトグラフィーはリチロソープ(LiChros
orb)RP  8 (toミクロン)を予備充填した
カラムハイバー(Hibar)RT250−4 (Me
 rk)で、20μ2のロープインジェクターレオダイ
ン(Rheodyne)7152およびバリアン(Va
 r i an)205QUV可変検出器を装備したバ
リアン(Varian)5500LCポンプを使用して
実施した。
クロマトグラムは254nmにおいて、それぞれの誘導
体の相対的tl(re l.tm)を得るための内部参
照として、適切な出発グリコペプチド抗生物質を使用し
て記録した。溶離は2mQl分の流速で、次のようにし
てプログラミングした直線の段階的勾配に従い、溶離液
a,0.2%の水性HCO,NH.を溶離液b,CH.
CNと混合することによって実施した: 分:Q  io  30  40  50a中のbの%
:2  23  26  75  5最終の粉末中の溶
媒の含量および無機残留物は、熟重量分析(T G)に
より、それぞれ、140′Cにおいて、および試料を0
2中で900℃に時間した後、決定した。
表II ■ 最初の値は還元的切り放しから誘導されるメチレン基に
ついてのものであるが、第2の値はカルポキシメチル官
能の還元から誘導されるメチレン基についてのものであ
る。
表IV * 質量の数はクラスターの最低の質量のアイソトープにつ
いてのものである。
n.d :決定せず 表V (a)値は生戊物が複合体であるので与えられていない
;前記複合体の戊分2について、実施例2の化合物を参
照することができる。
実施例l テイコプラニンA2複合体の還元的開裂生戊物(Rlが
N  (C*  C+t)アシルーベーターD−グルコ
サミニルであり%R3およびR4の両者がクロロであり
、R.が基OR,であり、ここでR7がN−アセチルー
ベーターD−グルコサミニルであり、R.がアノレ7ア
−D−マンノシノレであり、R2、RS、Rl!および
Rl3が水素であり、そしてYがカルポン酸基である、
式(tb)のペンタベプチド)の調製 600mQの混合物H20/エタノール65/35中の
10ミリモルのテイコブラニンA2複合体の懸濁液を1
0−15°Cにおいて90分間撹拌し、その間100g
のNaBH,ペレットを少しずつ添加する。透明溶液が
形戊し、これを室温において5時間撹拌し、次いでll
のM e O Hおよび0.51のEtOHで希釈し、
そして0.51のM e O H中の200mQの酢酸
の溶液中にゆっくり注ぐ。溶媒を35゜0において減圧
下に蒸発させ、そしてジェリー状残留物をllのH20
中に再溶解する。生ずる溶液をH20中のシラン化シリ
カゲルのカラムの上部に装入する。2lのH20で溶離
後、カラムを0.0INの酢酸中のlO%〜80%のC
H.CNの直線の段階的勾配で、15時間で400m(
2/時間の流速で展開し、その間25m(2の分画を集
める。
純粋な生成物を含有する分画をプールし、そして溶媒を
40℃において減圧下に、発泡を回避するブタノールの
存在下に蒸発させる。固体の残留物を集め、200mf
fのジエチルエーテルで洗浄し、そして室温において3
日間真空乾燥すると、標題のペンタベプチドの82%の
収率が得られる.実施例2 テイコプラニンAxrR分2の還元的開裂生戊物の調製
(RlがN−(8−メチルノナノイル)一ベーターD−
グルコサミニルであり、R,およびR4の両者がクロロ
であり、Rlが基OR,であり、ここでR7がN−アセ
チルーベーターD−グルコサミニルであり%RIがアル
ファ一D−マンノシルであり、R,、R.,R,!およ
びRI3が水素であり、モしてYがカルポン酸基である
、式(Ib)のペンタペブチド)の調製 実施例lの同一手順に実質的にによるが、ティコプラニ
ンA2複合体の代わりにティコプラニンAzrR分2か
ら出発すると、標題のペンタペプチドの84%の収率が
得られる。
実施例3 八一抗生物質Ll7054の還元的開裂生戊物(Rlが
水素であり、R,およびR4の両者がクロロであり、R
.が基OR,であり、ここでRアがN−アセチルーベー
ターD−グルコサミニルであり、R,がアルファ一D−
マンノシルであ’l、R!、Rs、RlおよびRlが水
素であり、そしてYがカルポン酸基である、式(rb)
のペンタベプチド)の調製 600rrlの混合物H,O/エタノール65/35中
の16g(7)抗生物質L17054 (T−A3−1
1参考文献39)の懸濁液を10−15゜Cにおいて9
0分間撹拌し、その間longのNaB H .ペレッ
トを少しずつ添加する。実施例lの最初の部分に記載す
る手順に本質的に従うことによって、水溶液が得られ、
次いでこれをH.O中のシラン化シリカゲルのカラムの
上部に装入する。
カラムを2lのH,Oで溶離し、次いでH20中の10
%〜80%のCH,CNの直線の段階的勾配で、15時
間で400mQ/時間の流速で展開し、その間25mQ
の分画を集める。純粋な生戊物を含有する分画を実施例
lにおけるように処理すると、標題のペンタベブチドの
75%の収率が得られる。
B一実施例1の化合物から(または実施例2の化合物か
ら)出発する抗生物質L17054の還元的開裂生戊物
(実施例3Aの同一ペンタペブチド)の調製 200mQの90%のl− 1.1 7 ルオロ酢酸(
TFA)中の2g (1 ミリモル)の実施例lのペン
タペプチド化合物(まt;は実施例2のペンタペプチド
化合物)の溶液を室温において8時間撹拌し、次いで3
00m(2のジエチルエーテルを添加する。
固体の沈澱を集め、そして上の実施例3Aに記載?るよ
うにカラムクロマトグラフィーにより精製すると、ジフ
ルオロアセテートとして1.25g(65%)の標題の
ペンタペプチドが得られる。
実施例4 八一抗生物質Ll7046の還元的開裂生或物(Rl、
R,、R,、R,、R1■およびRl3が水素であり、
R3およびR4の両者がクロロであり、R.がOR,で
あり、ここでR7がN−アセチルーベーターD−グルコ
サミニルであり、モしてYがカルポン酸基である、式(
Ib)のペンタペプチド)の調製。
実施例3Aの手順に実質的に従うが、抗生物質Ll70
46 (T−A3−2、参考文献39)を抗生物質L!
7054 (T−A3−2、参考文献39)の代わりに
使用すると、標題のべ冫タペプチドの62%の収率が得
られる。
B一実施例lの化合物(または実施例2の化合物、また
は実施例3の化合物)から出発する抗生物質Ll704
6 (T−A3−2)の還元的開裂生戊物(実施例3A
の同一ペンタベプチド)の調乾燥HCIを室温において
、lOOmQのジメトキシエタン(DME)中の1ミリ
モルの実施例1の化合物(または実施例2の化合物また
は実施例3の化合物)の撹拌した懸濁液を6時間泡立て
て入れる。次いで、溶媒を40゜Cにおいて減圧下に蒸
発する。固体残留物を上の実施例3Aに記載する方法に
従いクロマトグラフィーにかけると、標題のペンタベプ
チドが二塩酸塩として60%の収率で得られる。
実施例5 八一抗生物質Ll7392の還元的開裂生成物(Rl、
R2、RいR,、RlおよびRl3が水素であり、R,
およびR4の両渚がクロロでありN R6が○R2であ
り、ここでR7が水素であり、モしてYがカルポン酸基
である、式(tb)のペンタペプチド)の調製。
実施例3Aの手順に実質的に従うが、抗生物質Ll73
92 (デグルコテイコグラニン、テイコプラニンアグ
リコン、参考文献39)を抗生物質Ll7054の代わ
りに使用すると、標題のペンタペプチドの47%の収率
が得られる。
B一実施例lの化合物(または実施例2の化合物または
実施例3の化合物または実施例4の化合物)から出発す
る抗生物質Ll7392の還元的切り放し生或物(実施
例3Aの同一ペンタペプチド)の調製 乾燥HCIを70’Cにおいて、loomQの2.2.
2−トリプル才ロエタノール(TFE)中の1ミリモル
の実施例lの化合物(または実施例2の化合物または実
施例3の化合物)の撹拌した懸濁液を16時間泡立てて
入れる。不溶性生戊物を集め、そして上の実施例3Aに
記載する方法に従いクロマトグラ7イーにかけると、標
題のぺ冫タペプチドが二塩酸塩として25%の収率で得
られる。
実施例6 パンコマイシンの還元的開裂生成物(式(Ic)のペン
タペプチド)の調製 600m<+の混合物H20/エタノール65/35中
の10ミリモルのパンコマイシンの懸濁液をlO〜15
℃において90分間撹拌し、その間75.6gのNaB
H4ペレットを少しずつ添加する。透明溶液が形威し、
これを室温において48時間撹拌する。11のエタノー
ルおよび0.51のエタノールで希釈し、生ずる溶液を
0.51のメタノール中の過剰の酢酸の溶液中にゆっく
り注ぎ、次いで溶媒を35℃において減圧下に蒸発させ
る。ジェリー状残留物を11のH,O中に再溶解し、上
の実施例3Aに記載するように逆相カラムクロマトグラ
7イーかける。純粋な(H P L C)生戒物を含有
する分画をプールし、そして溶媒を40’Oにおいて減
圧下に、発泡を回避するブタノールの存在下に蒸発させ
る。固体の残留物を集め、200mQのジエチルエーテ
ルで洗浄し、そして室温において真空中でKOHの存在
下に3日間真空乾燥すると、NMのペンタペグチドの6
1%の収率が得られる。
実施例7 パンコマイシンアグリコンの還元的開裂生或物(M部分
が水素で置換されている、式(Ic)のペンタペプチド
)の調製 600ml2の混合物H20/エタノール65/35中
の10ミリモルのパンコマイシンアグリコン[ナガラジ
ャン(Nagarajan)、R.およびシャベル(S
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ル・ソサイアティー、ケミカル・コミュニュケーション
ズ(J.Chem.Soc.Chem.Comm.)、
l988、l306に記載されている手順に従い調製し
た]の懸濁液を10−15℃において90分間撹拌し、
その間94.5gのNaBH.ペレットを少しずつ添加
する。反応混合物を室温において36時間撹拌する。次
いで、それを1lのエタノールおよび0.52のエタノ
ールに添加し、そして生ずる溶液を実施例5におけるの
と実質的に同一の方法で処理する。標題のペンタペプチ
ドの最終収率は36%である。
実施例8 リストセチンの還元的開裂生戒物(Yがヒドロキシメチ
ルである、式(Ia)のペンタペプチド)の調製 600m(2の混合物H,O/エタノール65/35中
の10ミリモルのりストセチンの懸濁液を10−15°
Cにおいて90分間撹拌し、その間45.36gのNa
 B H 4ベレットを少しずつ添加する。透明溶液が
形成し、これを室温において16時間撹拌する。この溶
液を実施例5におけるのと実質的に同一の方法で処理す
る。標題のペンタベプチドの最終収率は59%である。
実施例9 抗生物質A/40926の還元的開裂生戊物の調製 600mQの混合物H20/エタノール65/35中の
10ミリモルの抗生物質A/40926の懸濁液を10
〜l5゜Cにおいて90分間撹拌し、その間30.24
gのNaBH.ペレットを少しずつ添加する。この溶液
を室温において24時間撹拌する。次いで、透明溶液を
実施例5におけるのと実質的に同一の方法で処理すると
、A/40926(参考文献23)と同一構造を有する
ペンタベプチドの68%の収率が得られるが、ただし第
2および第3アミノ酸(右から出発する)の間のペプチ
ド結合が切り放され、そして第2アミノ酸のカルボニル
官能はヒドロキシメチルに還元される。
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0午3月28日(         に相当する)。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
l、式(1) 式中、W,Z,XI、x2およびTはダルバヘプチドの
基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルポン酸基、
前記カルポン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシメチ
ル基である、 のペンタベブチド抗生物質および前記ペンタペブチド抗
生物質と酸または塩基との塩ならびIこその内部塩。
2、記号Wおよび2は、次の部分的構造式である、 W! ここでR1は水素、 糖部分、 脂肪族または脂環族 の炭化水素残基であり、R.、R,およびR,は、各々
独立に、水素またはハロゲン、好ましくはクロロまたは
ブロモであり、そして最も好ましくはエーテル結合に関
してオルト位置に存在し、R%およびR,は、各々独立
に、水素または基O R tであり、ここでR,は水素
または糖部分である、2− 二二で基OR,およびOR,は、好ましくは、それぞれ
、2つの7エニル環に接統する結合に関してバラおよび
オルトの位置に存在し、そして基R,およびR,は、各
々独立に、水素または糖部分であり、最も好ましくはR
6は水素であり、基OR+oは、好ましくは、2つのフ
エニル環に接続する結合関してオルト位置に存在し、そ
して基R16は水素または糖部分であり、基R.は、好
ましくは、2つのフェニル環に接統する結合に関してメ
タ位置に存在し、そして水素またはハロゲン、最も好ま
しくは水素まt;はクロロであり、 X,はフエニルまt;はベンジル基であり、ここでフェ
ニル環は必要に応じてハロゲン、好ましくはクロロ、低
級アルキル、好ましくはメチル、およびヒドロキシから
選択される1つまたは2つの置換基を有することができ
、ここでヒドロキシ基は必要に応じて糖部分とアセター
ル結合を経て接合しているか、あるいは硫酸残基とエス
テル化することができるか、あるいはX1は、また、(
C,C2)脂肪族残基であり、前記脂肪族残基はカルボ
キシルまたはカルボキシアミドの官能、チオメチルまた
はメチルスルフィニル基で11換されており、 X2は7エニル基であり、前記7エニル基は必要に応じ
てハロゲン、好ましくはクロロ、低級アルキル、好まし
くはメチル、およびヒドロキシから選択される1つまた
は2つの置換基を有することができ、ここでヒドロキシ
基は必要に応じて糖部分とアセタール結合を経て接合し
ているか、あるいはX2は、また、(C+  C2)脂
肪族残基、好ましくはメチルまたはイソブチルであり、
x1およびx2は、一緒になって、また、オキシビス(
7エニレン)残基であり、ここで一方または双方のフエ
ニル環は必要に応じて上に示したように置換することが
でき、 記号Tは(a)アミノ基、ここで一方または双方の水素
厚子は必要に応じてl−12個の炭素原子を有するアル
キル基(前記アルキル基は必要に応じてlまたは2以上
の置換基を有することができる)、(C4  C7)シ
クロアルキル、アシル基、またはアミン官能の保護基に
より置換することができる、(b)トリ(低級アルキル
)アンモニオ基、その正電荷は強酸または内部酸の官能
のいずれから誘導されるアニオンにより中和されている
、(C)水素原子、(d)ヒドロキン、オキソ、または
オキシミノ残基であり、Tか二価の基であるとき、点線
は追加の結合を表し、そして記号Yはカルポキシ、カル
ポキンエステル、カルポキシアミド、カルポヒドラジド
またはとドロキシメチルの残基である、 上記第1項記載のペンタペブチド抗生物質およびおよび
酸または塩基とのその塩および内部塩。
3、記号WSZ,TおよびYは上記第2項記載の意味と
同一の意味を有し、記号X1およびX2は、一緒になっ
て、また、オキシビス(フェニレン)残基であり、ここ
で一方または双方のフェニル環は必要に応じてハロゲン
、好ましくはクロロ、低級アルキル、好ましくはメチル
、およびヒドロキシから選択される1つまたは2つの置
換基を有することができ、ここでヒドロキシ基は必要に
応じて糖部分とアセタール結合を経て接合しているか、
あるいは硫酸残基とエステル化することができる、上記
第2項記載のペンタペブチド抗生物質およびおよび酸ま
たは塩基とのその塩および内部塩。
4、リストセチン型のダルバヘプチド抗生物質から誘導
されることを特徴とする、上記第1項記載のペンタペプ
チド抗生物質。
5、式(Ia): 式中、Yはヒドロキシメチルである、 により表される、上記第1〜4項のいずれかに記載のペ
ンタベブチド抗生物質およびYがカルポキシでありそし
てすべての糖部分が水素原子により置換されている対応
する化合物、および酸または塩基とのそれらの塩および
内部塩。
6、テイコプラニンA2複合体、その主要な或分、それ
らの関係する物質、アグリコン、シュードアグリコンお
よびそれらの半合成誘導体から選択されるリストセチン
型のダルバヘブチド抗生物質から誘導されることをさら
に特徴とする、上記第4項記載のペンタペプチド抗生物
質および酸または塩基とのその塩および内部塩。
7、式(Ib): ( I b) ?中、R.はN− (C,−C,■)脂肪族アシルーベ
ーターグルコサミン残基であり、R3およびR,は両者
共クロロであり、R2およびR,は水素であり、Rl2
およびRl3は水素またはアミン官能の保護基であり、
R.は基OR,であり、ここでR,はN−アセチルーベ
ーターD−グルコサミニル残基であり、Rtはアルファ
一D−マンノシル残基であり、モしてYはカルポン酸基
である、 により表される、上記第1、2、3、4および6項のい
ずれかに記載のペンタペプチド抗生物質および記号R,
,R,およびR,のlまたは2以上が水素であり、ただ
しR1が水素であるとき、R,は水素である、対応する
アグリコンおよびシュードアグリコン、および酸まI;
は塩基とのそれらの塩および内部塩。
8、R,はN一(8−メチルノナノイル)一ぺ一ターD
−グルコサミニルである、上記第7項記載のペンタベプ
チド抗生物質、および酸または塩基とのそれらの塩およ
び内部塩。
9、抗生物質A40926複合体、その主要な因子、ア
グリコン、マンノシルアグリコン、N−アシルアミノー
デオキシーグルクロニルアグリコンおよびそのデアシル
誘導体から選択されるリストセチン型のダルバヘブチド
抗生物質から誘導されることをさらに特徴とする、上記
第4項記載のペンタペプチド抗生物質および酸または塩
基とのその塩および内部塩。
lO、記号W,Z,TおよびYは上記第2項記載の意味
と同一の意味を有し、記号X1はカルポキシルまt;は
カルポキシアミドの官能で置換された(C+  Cz)
脂肪族残基であり、そしてX2は(C+〜Ct)脂肪族
残基、好ましくはメチルまたはイソブチルである、上記
第2項記載のペンタペプチド抗生物質およびおよび酸ま
たは塩基とのその塩および内部塩。
1 1SX,はアルパラギン酸、アスパラギンまたはグ
ルタミンから誘導される残基であり、そしてx2はアラ
ニンまたはロイシンから誘導される残基である、上記第
10項記載のペンタペプチド抗生物質。
12、パンコマイシン型のダルバヘブチド抗生物質から
誘導されることを特徴とする、上記第1項記載のペンタ
ペプチド抗生物質。
13、式(Ic) : (Ic) により表される、上記第l、2、10、11および12
項のいずれかに記載のペンタペプチド抗生物質および二
糖の糖部分が水素原子により置換されている対応するア
グリコン、および酸または塩基とのその塩および内部塩
14、記号W,Z,TおよびYは上記第2項記載の意味
と同一の意味を有し、X,は7エニルまたはベンジル基
であり、ここでフェニル環は必要に応じてヒドロキシお
よびハロゲン、好ましくはクロロから選択される1つま
たは2つの置換基を有することができ、記号X2はフェ
ニル基であり、前記フェニル基は必要に応じてハロゲン
、好ましくはクロロ、およびヒドロキシから選択される
1つまたは2つの置換基を有することができ、ここでヒ
ドロキシ基は必要に応じて糖部分と接合することができ
る、上記第2項記載のペンタペプチド抗生物質およびお
よび酸または塩基とのその塩および内部塩。
15、アポバルシン型のダルバヘブチド抗生物質から誘
導されることを特徴とする、上記第1項記Imのぺ冫タ
ペグチド抗生物質。
l6、式(Id): 式中Rl6は水素またはクロロである、により表される
、上記第1,2、l4および15項のいずれかに記載の
ペンタペブチド抗生物質およびlまたは2以上の糖部分
が加水分解されている対応する誘導体、および酸または
塩基とのそれらの塩および内部塩。
I7、記号WSZ,TおよびYは上記第2項記載の意味
と同一の意味を有し、記号X1はチオメチルまたはメチ
ルスルフィニル基により置換されたC2アルキル残基で
あり、そして記号X,は糖部分と接合することができる
ヒドロキシヲ有スる7エニル基である、上記第2項記載
のペンタペプチド抗生物質およびおよび酸または塩基と
のその塩および内部塩。
l8、シンモニシン型のダルバヘプチド抗生物質から誘
導されることを特徴とする、上記第1項記載のペンタペ
プチド抗生物質。
I9、式(Ie): OH 式中Rl7はメチルスル7イニルまたはチオメチルであ
る、 により表される、上記第1、2、17および18項のい
ずれかに記載のペンタペプチド抗生物質およびlまたは
2以上の糖部分が加水分解されている対応する誘導体、
および酸または塩基とのそれらの塩および内部塩。
20、式(r) 式中、w,z,x,Sx,およびTはダルバヘプチドの
基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルボン酸基、
前記カルポン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシメチ
ル基である、 のベンタベブチド抗生物質および前記ペンタペグチド抗
生物質と酸または塩基との塩ならびにその内部塩を調製
する方法であって、式(If)式中、W, Z , X
 i1X !およびTは前述と同一の意味を有し、モし
てYはカルポン酸基またはその官能性誘導体またはであ
る、 のダルバヘプチド抗生物質を、アルカリ金属のホウ水素
化物、好ましくはホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化カ
リウムおよびシアノホウ水素化ナトリウムから選択され
るホウ水素化物を使用して、0℃〜40℃の温度におい
て還元的に開裂することを特徴とする方法。
211還元的開裂はヒドロアルコールIjt中で実施し
、ここでアルコールは低級アルカノールでありそして水
/アルコールの比は4 0/6 0〜90/I O (
V/V) 、好ましくは6 0/4 0〜68/32 
(v/v)の範囲、最も好ましくは65/35(v/v
)である、上記第20項記載の方法。
22、少量の極性補助溶媒を反応混合物に添加する、上
記第20および21項記載の方法。
23、還元的開裂反応から生ずるペンタペブチド抗生物
質を選択的に加水分解する追加の工程を包含する、その
ダルバヘプチド前駆体を特性決定する糖部分が完全にま
たは部分的に加水分解されているペンタペブチド化合物
を製造する、上記第20項記載の方法。
24、還元的開裂反応をpH8〜lOにおいて実施し、
そしてアルカリ金属ホウ水素化物およびダルバヘプチド
抗生物質出発物質の間のモル比は50〜300である、
上記第20〜23項のいずれかに記載の方法。
25、還元的開裂反応をlO〜48時間の期間の間実施
する、上記第20〜24項のいずれかに記載の方法。
26、ダルバヘブチド抗生物質の出発物質をリストセチ
ン型、パンコマイシン型、アポパルシン型およびンンモ
ニシン型として定義される下位群から選択する、上記第
20〜25項のいずれかに記載の方法。
27、ダルバヘブチド抗生物質の出発物質は、リストセ
チンA1リストセチンAアグリコン酸、テイコプラニン
A2複合体、そのアグリコンおよびンユードアグリコン
、テイコブラニンA2複合体の戊分2、抗生物質A40
926複合体、その主要な因子、そのアグリコン、その
マンノシルアグリコン、そのN−アシルアミノーデオキ
シーグルク口ニルアグリコンおよびデアンル誘導体、パ
ンコマインンおヨヒパンコマインンアグリコンから選択
される、上記第26項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、W、Z、X_1、X_2およびTはダルバヘプチ
    ドの基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルボン酸
    基、前記カルボン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシ
    メチル基である、 のペンタペプチド抗生物質および前記ペンタペプチド抗
    生物質と酸または塩基との塩ならびにその内部塩。 2、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、W、Z、X_1、X_2およびTはダルバヘプチ
    ドの基の抗生物質の相対的部分であり、Yはカルボン酸
    基、前記カルボン酸基の官能性誘導体またはヒドロキシ
    メチル基である、 のペンタペプチド抗生物質および前記ペンタペプチド抗
    生物質と酸または塩基との塩ならびにその内部塩を調製
    する方法であって、式( I I )▲数式、化学式、表等
    があります▼(II) 式中、W、Z、X_1、X_2およびTは前述と同一の
    意味を有し、そしてYはカルボン酸基またはその官能性
    誘導体またはである、 のダルバヘプチド抗生物質を、アルカリ金属のホウ水素
    化物、好ましくはホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化カ
    リウムおよびシアノホウ水素化ナトリウムから選択され
    るホウ水素化物を使用して、0℃〜40℃の温度におい
    て還元的に開裂することを特徴とする方法。
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