JPH0352876A - 薬剤的効果を有する1h―4,1,2―ベンゾキサジアジン誘導体及びその製造法並びに使用法 - Google Patents

薬剤的効果を有する1h―4,1,2―ベンゾキサジアジン誘導体及びその製造法並びに使用法

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JPH0352876A
JPH0352876A JP2185438A JP18543890A JPH0352876A JP H0352876 A JPH0352876 A JP H0352876A JP 2185438 A JP2185438 A JP 2185438A JP 18543890 A JP18543890 A JP 18543890A JP H0352876 A JPH0352876 A JP H0352876A
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acetyl
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phenyl
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JP2185438A
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Jean-Luc Malleron
ジヤン―リユク・マルロン
Daniel Mansuy
ダニエル・マンシユイ
Daniel Varech
ダニエル・バレク
Thie-Vuong Guyen
テイエ―ブオング・ヌグエン
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Rhone Poulenc Sante SA
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Rhone Poulenc Sante SA
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式 H [式中、Rは酸素、硫黄又はアルキルで置換された窒素
を表わし、Rlは水素、ハロゲン又はアルキルを表わし
、モしてR,はフエニル、アルコキシ又はヒドロキシで
置換された7エニル:ビリジル、チェニル、ナフチル又
は2.3.4,5.6−ペンタフルオルフエニルを表わ
し、但し上述のアルキル及びアルコキシ基はそれぞれ炭
素数l〜4の直鎖又は分岐鎖である1 の化合物を活性成分として含有する薬剤に関する。
要するに本発明によれば式 H [式中、Rは酸素、硫黄又はアルキルで置換された窒素
を表わし、R1は水素、ハロゲン又はアルキルを表わし
、モしてR2はフエニル、アルコキシ又はヒドロキシで
置換されt;フエニル:ビリジル、チェニル、ナフチル
又は2,3.4.5.6−ペンタフルオルフエニルを表
わス】 の化合物は抗炎症剤として有用である。
6−ブロムー3−7エニル−IH−4,1.2=ペンゾ
キサジアジン、6,7又は8−ブロム及び6−7ルオル
ー3−7ェニルーIH−4.1,2−ペンゾチアジアジ
ン、6−プロムー3−p−メトキシ7エニル−IH−4
,1.2−ベシゾチアジアジン、及び3−7エニルーI
H−4,1.2−ペンゾチアジアジンは文献に記述され
ているが、その薬理学的性質については言及されていな
い[参照、A.J .エリオット( E lliot)
ら、J.ケム・ソク・バーキン・トランス(J.Che
m.Soc.Perkin Trans.) ,  I
. 23. 29 1 5 (1972); I.T.
バーニツシュ( B arnish)ら、J.ケム・ソ
ク(J.ケム・ソク)(C),854 (1970);
D.J. ブコウ( V ukow)ら、J.ケム・ソ
ク・パーキン・トランス,I,192 (1977);
P.[).コラグ/%ン( C allaghan)ら
、J.ケム・ソク・パーキン・トランス,I,1386
 (1975);及びI.T.バーニツシュら、J.ケ
ム・ソク・バーキン・トランス,1,215 (197
4)]。
新規である式(I)の化合物は本発明の特徴である。
Rが酸素又は硫黄を表わす式(I)の化合物(I)は式 Co−CI, [式中、R1及びR,は式(I)に定義した通りであり
、モしてRは酸素又は硫黄を表わす] の化合物を脱アセチル化することによって製造しうる。
この脱アセチル化は、分子の残りを改変しないでアミン
を脱アセチル化するための同業者には公知のいずれかの
方法で行なうことができる。例えばオーガニツク・シン
セシス(O rganic S ynthesis) 
, T. W、グリーン(Greene) . 2 5
 2頁(1981)における保護基に関して記述されて
いる方法を用いることは可能である。
好ましくは脱アセチル化は、ヒドラジン水和物のような
塩基を20℃ないし反応混合物の沸点の温度で、不活性
な溶媒例えばジメチルホルムアミド中水酸化ナトリウム
又は水酸化カリウムを溶媒の沸点で、或いは硫酸のよう
な酸を20℃付近の温度で用いることにより行なわれる
Rが酸素を表わす式(If)のアセチル化化合物は式 Co−CH. [式中、 R1及びR!は式(I) に定義した 通りであり、モしてHalはハロゲン原子(好ましくは
臭素又は弗素)を表わす]の誘導体の環化で得ることが
できる。
この環化は、ジメチルホルムアミドのような不活性な溶
媒中三級アミン例えばトリエチルアミンの存在下に、水
酸化ナトリウム又は水酸化カリウムのような塩基を20
℃ないし溶媒の沸点の温度で用いることによって一般に
行なわれる。
式(III)の化合物は式 l Co−CH. [式中、R.及びHalは式(III)に定義した通り
である] の誘導体を、式 H a I ’ − C O  R 2     ( 
V )[式中、Hal’はノ\ロゲン厚子を表わし、モ
してR!は式(I)に定義した通りである] の誘導体に作用させることによって得ることができる。
この反応は公知の方法、例えばマーチ(March)、
アドバンスド・オーガニツク・ケミストリ−(Adva
nced Organic Chemistry) .
 3 7 0頁(1985),ワイリー・インターサイ
エンス(W iley I nterscience)
に記述されている方法に従って行なわれる。
好ましくは、反応は塩素化された溶媒(例えばクロロホ
ルム、ジクロルメタン)のような不活性な溶媒中三級ア
ミン例えばトリエチルアミンの存在下にO〜25℃の温
度で行なわれる。
式(VT)の誘導体は式 [式中、R1及びHalは式(II[)に定義しl;通
りである1 の誘導体をO−ジフエニルホスフイニルヒドロキシルア
ミンに作用させることによって得ることができる。
この反応は一般にジメチルホルムアミド又はテトラヒド
口フランのような不活性な溶媒中アルカリ金属ヒドリド
の存在下に20℃付近の温度で行なわれる。
O−ジフエニルホス7イニルヒドロキシルアミンは、W
.クロツツア( K lotzer) 、オルグーシン
ス(Org.Synth.),64.96 (1986
)に記述されている方法に従って製造しうる。
式(Vl)の誘導体は、例えばマーチ、アドバンスド・
オーガニツク・ケミストリ− 370頁(1985)に
記述されているような公知の方法に従って対応するアミ
ンをアセチル化することにより、或いはB.P.グプタ
(Gupta)=ら、ラブデブ( L abdev) 
, A部,10 (3〜4),149 (1972),
ケム・アブスト(Chem.Abst.) 8 0 ,
3218;T,  ドウアンポス( D oorubo
s) *オルグ●プレプ●プロセド(O rg. P 
rep. P roced.),1 (4),287 
(1969);S.A.ベネズラ(Benezra) 
, Z .ナツルフオルシュ(Naturforsch
.) , 27 (4) , 670 (1972)に
記述されている方法の適用又は適合により得ることがで
きる。
式(I[[)の誘導体は酢酸ナトリウムを、式[式中、
Rl及びR,は式(1)に定義した通りである] の誘導体に作用させることによっても製造しうる。
この反応は好ましくは酢酸中、20℃ないし溶媒の沸点
で行なわれる。
式(■)の誘導体は式 [式中、R,及びR!は式(1) 通りである1 の誘導体の臭素化で得られる。
この臭素化は一般に酢酸中臭素を、 に定義した l 0℃ない し溶媒の沸点の温度で用いることによって行なわれる。
式(■)の誘導体はB.A.デラコレッタ(Della
colatta)ら、J.オルグ・ケム(J.Org.
CheI11.),3057 (1977)及び独国特
許公報第2,744.385号に記述されている方法の
適用又は適合によって得ることができる。
好ましくは式 [式中、R1及びR,は式(I)に定義した通りである
] の誘導体を式 Rz  C H O        ( X )[式中
、R,は式(I)に定義した通りである1 のアルデヒドと反応せしめる。
この反応は一般に塩素化された溶媒中三級アミン例えば
トリエチルアミンの存在下にO0Cないし溶媒の沸点の
温度で行なわれる。
R2がヒドロキシ7エニル基を表わすものを除く式(I
[[)の誘導体は、式 [式中、R.及びR,は式(I)に定義した通りであり
、但しR,はヒドロキシ7エニル基を表わすことができ
ず、モしてHalはハロゲン原子(好ましくは臭素又は
弗素)を表わす] の誘導体のアセチル化によっても得られる。
この反応は式(Vl)の誘導体の製造に対して上述しt
;ものと同一の条件下に行なわれる。
式(n)の誘導体は式 E式中、R1及びHalは式(XI)に定義した通りで
ある1 の誘導体を式(V)の誘導体に作用させることによって
得ることができる。
この反応は一般に式(IV)及び(V)の誘導体の作用
による式(III)の化合物の製造に対して上述した条
件下に行なわれる。
R1がヨウ素原子を表わし且つRが酸素原子を表わす式
(n)の誘導体は、アルカリ金属亜硝酸塩、次いでヨウ
化カリウムを式 co−cut [式中、R2は式(II)に定義した通りである] のアミノ誘導体に作用させることによって得ることがで
きる。
この反応はマーチ、アドバンスド・オーガニツク・ケミ
ストリ− 602頁(1985).ワイリー・インター
サイエンスに記述されているように、アミンをヨウ素原
子に転化するのに同業者にとって公知のすべての方法に
よって行なうことができる。
好ましくは、亜硝酸ナトリウムを酸媒体中アミノ誘導体
と5゜C付近の温度で反応させ、次いでヨウ化カリウム
を20℃付近の温度でその場で反応せしめる。
式(xm)のアミノ誘導体は、マーチ、アドバンスド・
オーガニツク・ケミストリ− 1103頁(1985)
,ワイリー・インターサイエンスに記述されているよう
に、ニトロ官能基のアミン官能基への転化に対して同業
者の公知のすべての方法に従い、対応するニトロ誘導体
を還元することによって得ることができる。
ニトロ誘導体は式(I[)の化合物に対して上述した方
法によって得られる。
Rが硫黄原子を表わす式(II)の誘導体は、!.T.
バーニツシュら、J.ケム・ソク(C),854 (1
970)に記述されている方法の適用又は適合によって
製造しうる。
R,が酸素原子を表わす、但しR,がアルコキシフエニ
ル基を表わすものを除く式(I)の化合物 は、式 【式中、R.及びR,は式(I)に定義した通りであり
、但しR,はアルコキシ7エニル基を表わす] の誘導体の環化によっても製造しうる。
この反応は一般にアルコール中アルカリ金属アルコレー
ト(ナトリウム又はカリウムメチレート、ナトリウム又
はカリウムエチレート)を−50℃〜30℃の温度で行
なわれる。
式(XIV)の誘導体は式 [式中、R.及びR,は式(XIV)に定義した通りで
ある] の誘導体の脱メチル化によって得ることができる。
この反応は好ましくは塩素化された溶媒(クロロホルム
、ジクロルメタンなど)中三臭化ホウ素を0〜20℃の
温度で用いることによって行なわれる。
式(X V)の誘導体は式 [式中、R.及びR!は式(X■)に定義した通りであ
る1 の誘導体の臭素化で得ることができる。
この反応は一般にテトラヒドロフラン又はアセトニトリ
ルのような不活性な溶媒中トリフエニルホスフインの存
在下に四臭化炭素を20℃付近の温度で用いることによ
り行なわれる。
式(XVI)の誘導体は式 Hal  Co  Rs     (X■)c式中、H
atはハロゲン原子(好ましくは塩素又は臭素)を表わ
し、そしてR,は式(XIV)に定義した通りである1 のハライドを式 E式中、Rlは式(I)に定義した通りである] の誘導体に作用させることによって得ることができる。
この反応は不活性な溶媒例えばエーテル(例えばジエチ
ルエーテル)中ビリジンの存在下に20゜C付近の温度
で行なわれる。
R,が4一位にあり且つ臭素原子を表わす式(XV)の
化合物は式 [式中、R2は式(XIV)に定義した通りである] の誘導体の臭素化によっても得られる。
この臭素化は一般に不活性な溶媒例えばテトラヒドロフ
ラン中7エニルトリメチルアンモニウムトリブロマイド
を206C付近の温度で用いることによって行なわれる
式(XII)の誘導体は、Rオが式(XIV)に定義し
た通りである式(X)の誘導体を、R.が水素原子を表
わす式(X■)の誘導体に作用させることによって得る
ことができる。
この反応は不活性な溶媒例えばアルコール、ケトン又は
エーテル中、随時塩基例えばトリエチルアミン又はピリ
ジンの存在下に20℃付近の温度で行なわれる。
Rがアルキル基で置換された窒素原子を表わす、但しR
,がヒドロキシフエニル基を表わすものを除く式(I)
の化合物は式 [式中、R,及びR!が式(1)に定義した通りであり
、但しR8はヒドロキシフエニルを表わすことができず
、モしてR,がアルキルを表わす] の化合物を環化することによって製造できる。
この反応は一般に不活性な溶媒例えばアセトニトリル中
四臭化炭素及びトリフエニルホスフインの存在下に20
℃付近の温度で行なわれる。
式(X X)の誘導体はアルキルハライドを式E式中、
R,及びR2は式(XX)に定義した通りである] の誘導体に作用させることによって製造しうる。
この反応は一般に不活性な溶媒例えばヘキサメチル燐酸
トリアミド中炭酸水素ナトリウムの存在下に20℃付近
の温度で行なわれる。
式(XXI)の誘導体は、M.N.シエン(Sheng
)ら、J.オルグ・ケム,26.736 (1963)
に記述されている方法を適用又は適合することによって
得られる。
R,がヒドロキシ7エニル基を表わす式(I)の化合物
は、RZがアルコキシフエニル基ヲ表わす式(I)の対
応する誘導体の脱アルキル化によって製造しうる。
この反応は一般に分子の残りに影響しないでアルコキシ
基をヒドロキシ基に転化するために同業者の知るすべて
の方法によって行なわれる。
反応は好ましくは塩素化された溶媒(例えば塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジクロルメタン)中三臭化ホウ素を
20゜C付近の温度で用いることによって行なわれる。
上述した種々の方法によって得られる反応混合物は通常
の物理的及び化学的方法(蒸発、抽出、蒸留、結晶化、
クロマトグラフイーなと)に従って処理される。
式(I)の化合物は、炎症の分野において有利な薬理性
を有する。これらの化合物は5−リボキシゲナーゼ及び
シクロオキシゲナーゼ禁止剤であり、従って喘息、アレ
ルギー病及び乾鮮の処置に、並びに5−リポキシゲナー
ゼ及びシクロオキシゲナーゼの活性過多と関連する病理
学的皮膚現象の処置に対する抗炎症剤として有用である
5−リポキシゲナーゼ及びシクロ才キシゲナーゼの禁止
は、M.M.スタインホツ7 ( S teinhof
f)  ら、B.B.A.,618.28〜34 (l
980)及びB.A.ジャックシク( J acksc
hik)ら、J.ビオル・ケム,257.5346 (
1982)の方法に従ってRBL− 1細胞で決定した
この試験では、式(I)の化合物のIC,。は5一リポ
キシゲナーゼにはlOμM以下及びシクロオキシゲナー
ゼには50PM以下である。
式(I)の化合物は次の条件下にアラキドン酸で誘導さ
れたマウスの耳の浮腫に対して局所的に活性のあること
が示される。浮腫の誘導30分前に、式(1)の生戊物
(0.0 1〜lmg)を含有するアセトン溶液(20
mm’)をOFIの雄のマウスの右耳の内表面上につけ
、そしてアセトン(20mm”)を対照物として左耳に
つける。
アラキドン酸(lmg)を含むアセトン溶液(20mm
3)を右耳の内表面上につけて浮腫を誘導する。この処
置から1時間後に、子宮頚管の伸張によって動物を殺し
、耳をそのもとから切り取って秤量する。異なる投薬量
での禁止バーセントを、左右の耳の重さの違いを測定し
、式(I)の化合物で処置していない対照動物と比較し
て決定する。
この試験において、式(I)の化合物の禁止%は、lO
μg/耳の投薬量で8以上又は8に等しい、或いはlO
Oμg/耳の投薬量において30以上又は30に等しい
式(I)の化合物は低毒性である。このLD..は一般
に腹腔内投与でマウスの場合1 0 0 mg/ kg
以上である。
次の実施例を本発明の実施法を示す。
え臭1ユ ジメチルホルムアミド(600cc)中1−アセチルー
1−(2.4−ジブロムフエニル)一ベンゾイルヒドラ
ジン(79g)、水酸化カリウムペレフト(18.7g
)及びトリエチノレアミン(96cc)を撹拌し、沸と
うするまで6時間加熱した。
混合物を20℃付近の温度まで冷却し、減圧(0.Q 
5++usHg; 0.0 7kpa)下に濃縮乾固し
た。残存間を蒸留水(500m<2)で及びジクロルメ
タンで抽出した。沈静後に有機相を分離し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濾過し、減圧(20mmHg;2.
7kpa)下に40℃で濃縮乾固した。この固体残渣を
ヒドラジン水和物(650cc)と一緒にし、混合物を
約60’Oの温度まで15時間加熱し、次いで20’O
付近の温度まで冷却した。沈澱を濾別し、蒸留水(2X
200cc)で洗浄し、次いでジクロルメタン( 1 
5 0 0 cc)及び蒸留水(400cc)中に入れ
た。沈静後に有機相を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、減圧(20m+sHg;2.7kpa)下
に40℃で濃縮乾固した。残存固体を沸とう(140c
c)トルエン中で再結晶することにより精製した。融点
154゜Cの6−プロムー3−7エニノレ−1}1−4
.1.2−べ冫ゾキサジアジン(37.8g)を得た。
l−アセチルー1−(2.4−ジブロムフエニル)−2
−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造シた:N− 
<2.4−ジブロム7エニル)ベンゼン力ルポヒドラゾ
ノイルブロマイド(100g)及び酢酸ナトリウム(9
5g)を酢酸(io00cc)中で撹拌し、次いで減圧
(20mmHg; 2.7kpa)下に40℃で濃縮乾
固しt;。残留を蒸留水(800cc)及びジクロルメ
タン(800cc)中に入れた。沈静後に有機相を分離
し、蒸留水(2×10 0 0 cc)で洗浄し、無水
iaナトリウムで乾燥し、減圧(2 0+mHg, 2
−7kpa)下に濃縮乾固した。固体残渣を沸とうイン
グロパノール(400 cc)中での再結晶により精製
した。この結果融点158℃のl−アセチル−1−(2
.4−ジブロムフエニル)−2−ペンゾイルヒドラジン
(79g)を得、これを統く合戊では粗製状態で使用し
た。
N− (2.4−ジブロムフエニル)一ベンゼン力ルポ
ヒドラゾノイルブロマイドは次の方法で製造した:臭素
(77cc)を、約20℃の温度で撹拌しながら20分
間にわたって酢酸(2500cc)中ベンズアルデヒド
フエニルヒドラゾン(9gg)中に入れた。混合物を2
0’C付近の温度で3時間撹拌し、次いで蒸留水(15
00cc)中に入れた。
生或した沈澱をガラスフィルターで濾別し、蒸留水(2
X500cc)で洗浄し、ジクロルメタン(l500c
c)の溶解した。有機相を蒸留水(500cc)と一緒
にし、沈静後に分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、濾過し、減圧(2(lamHg;2 . 7 kpa
)下に40’Oで濃縮乾固した。融点111 ”cのN
− (2.4−プロム7エニル)ベンゼン力ルポヒドラ
ゾノイノレブロマイド(200g)を得、これを続く合
或にその粗製状態で使用した。
実施例2 l−アセチルー3−(3−ビリジル)−1H−4.1.
2−べ冫ゾキサジアジン(3.8g)及びヒドラジン水
和物( 3 8 cc)を撹拌し、約50℃の温度まで
2時間加熱した。混合物を20’O付近の温度まで冷却
し、蒸留水(100cc)と一緒にした。
固体をガラスフィルターで濾別し、蒸留水(2×30c
c)で洗浄した。これを沸とうシクロヘキサン(200
cc)中での再結晶により精製した。融点135゜Cの
3−(3−ビリジル)−1H−4.1.2−ベンゾキサ
ジン(1.3g)を得た。
l−アセチル−3−(3−ビリジル)−1H−4.1.
2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した:ジメチ
ルホルムアミド(200cc)中l−アセチルーl−(
2−プロム7エニル)−2−ニコチノイルヒドラジン(
12.7g)、水酸化カリウムベレット(3.2g)及
びトリエチルアミン(l9 cc)を撹拌し、6時間還
流するまで加熱した。
この混合物を約20℃の温度まで冷却し、蒸留水(10
00cc)中に入れた。有機相をジクロルメタン(2X
200cc)で抽出し、蒸留水(300cc)で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧( 2 
0 ma+Hg ; 2 .7 kpa)下に40゜C
で濃縮乾固した。残留油を、適度の圧力(0.5〜1.
5バール)のアルゴン気流下に酢酸エチルを流出剤とす
るシリカ力ラムでのフラッシ二ク口マトグラ7イーで精
製した。この結果融点80℃のl−アセチルー3−ピリ
ジル−IH−4.1.2−ペンゾキサジアジン(3.8
g)を得、これを続く合成に粗製状態で使用した。
l−アセチルーl−(2−プロム7エニル)ー2−ニコ
チノイルヒドラジンは次の方法で製造することができた
。ジクロルメタン(ll5cc)中1−アセチルー1−
(2−ブロム7エニル)ヒドラジン(ll.5g)及び
トリエチルアミン(14CC)のO℃に冷却した溶液に
、ニコチノイルクロライド塩酸塩(8.9g)を添加し
た。この混合物を約20゜Cの温度で1時間撹拌し、次
いで蒸留水(loocc)と一緒にした。生或した沈澱
をガラス7イルターで濾別し、ジクロルメタン(2x5
0 cc)で洗浄した。この結果融点210℃のl−ア
セチル−1−(2−プロムフエニル)−2−ニコチノイ
ルヒドラジン(9.2g)を得、これを統く合戊におい
て粗製状態で使用した。
l−アセチル−1−(2−プロムフエニル)ヒドラジン
は次の方法で製造した。ジメチルホルムアミド(loo
cc)中N−アセチルー2−プロモアニリン(42.8
g)を、アルゴン気流下20℃付近の温度において、5
0%液体バラフィン中分教液の水素化ナトリウムN2g
)のジメチルホルムアミド(700cc)中混合物に1
5分間かけて添加した。この温度で15分間撹拌し続け
、次いで反応混合物を約10’Oの温度まで冷却した。
ジメチルホルムアミド(300cc)中O−ジフエニル
ホス7イニルヒドロキシルアミン(58g)を30分間
かけて一部ずつ添加し、そして20℃付近の温度で2時
間撹拌し続けた。生或した沈澱をガラスフィルターで濾
別し、ジメチルホルムアミド(3X200cc)で洗浄
した。濾液を減圧(0.5ms+Hg; 0.0 7k
pa)下、70℃で濃縮乾固しl;。残渣油を、適度な
圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下にシク
ロヘキサン及び酢酸エチル(容量比30:70)の混合
物を流出剤とするシリカム力ラムでのフラッシュクロマ
トグラ7イーによって精製した。この結果融点75℃の
1−アセチルー1−(2−プロモフエニル)ヒドラジン
(35.2g)を得、これを統く合或において粗製状態
で使用した。
N−アセチルー2−プロモアニリンはB.P.ググタら
、ラプデプ、第A部、10(3〜4)、149 (19
72)に記述されている方法に従って製造した。
0−ジフエニルホスフィンヒドロキシルアミンは、W.
クロッツア( K lotzer) 、オルグ5シンス
、64、96(1986)に記述されている方法で製造
できた。
実施例3 ■−アセチルー3−(2−チェニル)−1H−4.1.
2−ペンゾキサジアジン(3.2g)及びヒドラジン水
和物(32cc)を出発物質として実施例2の方法に従
った。混合物を80゜Cの温度で3時間撹拌し、次いで
20℃付近の温度まで冷却した。シクロヘキサン(16
0cc)からの結晶化で生戊させた後、3−(2−チェ
ニル)−1H−4.1,2−ペンゾキサジアジン( 2
 . 1 g,融点l36゜C)を得た。
l−アセチルー3−(2−チェニル)−1H−4.1.
2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。即ちジ
メチルホルムアミド(200cc)中1−アセチルーl
一(2−プロモ7エニル)−2一(2−テノイル)ヒド
ラジン(13.7g)、トリエチルアミン( 2 0 
cc)及び水酸化カリウムペレット(3.4g)を出発
物質として、l−アセチルー3−(3−ピリジル)− 
1H−4.1.2−ペンゾキサジアジンの製造に対する
実施例2における如き方法に従った。溶液を還流下に6
時間撹拌し、次いで約20℃付近の温度まで冷却した。
適度な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下
、シリカ力ラムでの7ラッシュクロマトグラ7イーで精
製した後、融点95℃の1−アセチルー3−(2−チェ
ニル)−1H−4.1.2−ペンゾキサジアジン(3.
2g)を得、これを続く合成において粗製状態で使用し
た。
l−アセチルー1−(2−プロモフエニル)−2−(2
−テノイル)ヒドラジンは次の方法で製造することかで
きた。即ちジクロルメタン(115 cc)中1−アセ
チルーl−(2−ブロモ7工二ル)ヒドラジン(ll.
5g)、2−テノイルクロライド(7.3g)及びトリ
エチルアミン( 7 cc)を出発物質として、l−ア
セチルー1−(2−プロモ7エニル)−2−ニコチノイ
ルヒドラジンの製造に対する実施例2における如き方法
に従った。
混合物を20℃の温度で2時間撹拌した。沸とうイソプ
ロバノール(170cc)中での再結晶により精製した
後、融点1 6 0 ’Cのl−アセチルー1一(2−
プロモ7エニル)−2− (2−テノイル)ヒドラジン
(13.7g)を得、これを統く合戊において粗製状態
で使用した。
実施例4 l−アセチルー3−(2−ナ7チル)−1H−4.1.
2−ペンゾキサジアジン(2.4g)及びヒドラジン水
利物(24cc)を出発物質とする以外実施例2の方法
に従った。混合物の80℃の温度で2時間撹拌し、次い
で20゜0付近の温度まで冷却した。インプロバノール
( 5 8 cc)中での再結晶により精製した後、融
・点146゜Cの3−(2−ナ7チル)− 1H− 4
.1.2−ペンゾキサジアジンを得た。
■−アセチルー3−(2−ナフチル)−1H−4.1.
2−べ冫ゾキサジアジンは次の方法で製造した。即ちジ
メチルホルムアミド(120cc)中i−アセチルーl
−(2−ブロ七7エニル)−2−(2−ナフトイル)ヒ
ドラジン(12.6g)、トリエチルアミン(16.5
cc)及び水酸化カリウムベレット(2.8g)を出発
物質として、■−アセチルー3−(3−ビリジル)−1
H−4.1.2−ペンゾキサジアジンの製造に対する実
施例2における如き方法に従った。溶液を還流下に6時
間撹拌し、次いで約20℃付近の温度まで冷却した。
沸とうインプロバノール(llOcc)からの再結晶で
精製した後、融点160℃の1−アセチルー3−(2−
ナ7トイル)−1H−4.1.2−ペンゾキサジアジン
(3.2g)を得、これを続く合或において粗製状態で
使用した。
l−アセチルー1−(2−プロモフエニル)一2−(2
−ナフトイル)ヒドラジンは次の方法で製造することか
できた。即ちジクロルメタン(115cc)中l−アセ
チルーl一(2−プロモフェニル)ヒドラジン(l l
.5g) 、2−ナフトイルクロライド(9.7g)及
びトリエチルアミン(7cc)を出発物質として、1−
アセチルー1−(2−ブロモ7エニル)−2一二コチ,
ノイルヒドラジンの製造に対する実施例2における如き
方法に従った。混合物を20”Oの温度で2時間撹拌し
た。沸とうインプロパノール(100cc)中での再結
晶により精製した後、融点155°Cの1−アセチルー
l−(2−プロモフェニル)−2−(2−ナフトイル)
ヒドラジン(13.7g)を得、これを統く合戊におい
て和製状態で使用した。
実施例5 ジメチルホルムアミド(100cc)中l−アセチルー
1−(2.5−ジブロモフエニル)−2一ベンゾイルヒ
ドラジン(7.1g)、水酸化ナトリウム粉末(1.4
g)及びトリエチルアミン(8.6cc)を出発物質と
して実施例lの方法に従った。
混合物を還流下に5時間撹拌し、次いで20’O付近の
温度まで冷却した。適度な圧力(0.5〜1.5バール
)のアルゴン気流下にジクロルメタン及びンクロヘキサ
ン(容量比50:50)の混合物を流出剤とするシリカ
カラムでの7ラッシュクロマトグラフィーにより精製し
、そして沸とうイソブロパノール(40cc)中で再結
晶した後、融点172℃の7−ブロムー3−7エニルー
IH−4.1.2−ペンゾキサジアジン(1.2g)を
得た。
l−アセチルー1−(2。5−ジブロモ7工二ル)−2
−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造した。即ちジ
クロルメタン(100cc)中1一アセチルー1 − 
(2.5−ジブロモフエニル)ヒドラジン(10.3g
)、ペンゾイルクロライド(4.7g)及びトリエチル
アミン(4.7cc)を出発物質として実施例2におけ
る如き方法に従った。
混合物を約20℃の温度で2時間撹拌した。沸とうイソ
プロバノール(270cc)中での再結晶により精製し
た後、融点1 9 0 ’Oのl−アセチルー1−(2
.5−ジブロモフエニル)−2−ペンゾイルヒドラジン
(9.2g)を得、これを続く合成において粗製状態で
使用した。
l−アセチル−1−(2.5−ジブロモ7工二ル)ヒド
ラジンは次の方法で製造した。即ちジメチルホルムアミ
ド(125cc)中N−アセチルー2,5−ジブロモア
ニリン(17.6g)、50%液体バラフィン中分教液
の水素化ナトリウム(3g)及び0−ジフエニルホスフ
ィニルヒドロキシル7ミ7 (1 4.5g)を出発物
質として、l−アセチルー1−(2−ブロモ7エニル)
ヒドラジンの製造に対する実施例2における如き方法に
従った。適度な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴ
ン気流下に酢酸エチル及びシクロヘキサン(容量比70
:30)の混合物を流出剤とするシリカカラムでのフラ
ッシュクロマトグラ7イーにより製造した後、融点11
4℃の1−アセチルー1−(2.5−ジブロモフエニル
)ヒドラジン(lo.5g)を得、これを統く合或にお
いて粗製状態で使用した。
N−アセチルー2.5−ジブロモアニリンは、T.ドー
ンポス( D oornbos) 、オルグ・ブレプ・
プロセド、I (4)、287 (1969)に記述さ
れた方法に従って製造した。
実施例6 ■−アセチルー8−プロモー3−7ェニルーiH−4.
1.2−ペンゾキサジアジン(7.4g)及び36N硫
酸( 7 4 cc)を出発物質として実施例2におけ
る如き方法に従った。混合物を約2 0 ’0の温度で
1時間撹拌しt;。沸とう石油エーテル(l05cc)
中での再結晶により精製した後、融点70℃の8−ブロ
モー3−7ェニルーIH−4.1.2−ペンゾキサジア
ジン(5.2g)を得I二。
l−アセチルー8−ブロモー3−7ェニルーlH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造しt;。
即ちジメチルホルムアミド(150cc)中1−アセチ
ルー1−(2.6−ジブロモフェニル)−2−ペンゾイ
ルヒドラジン(12.2g)、トリエチルアミン(15
cc)及び水酸化カリウムペレット(2.5g)を出発
物質として、l−アセチル−3−(3−ビリジル)−1
H−4.1.2−ペンゾキサジアジンの製造に対する実
施例2における如き方法に従った。溶液を還流下に90
分間撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷却した。生戊
した固体をガラスフィルターで濾別し、蒸留水(2X5
0cc)で洗浄した。この結果融点180℃の1−アセ
チルー8−ブロモー3−7エニルーIH−4.1.2−
べ冫ゾキサジアジン(8二4g)を得、これを次の合或
反応において粗製状態で使用した。
l−アセチル−1−(2.6−ジブロモフェニル)−2
−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造した。即ちジ
クロルメタン(200cc)中1−アセチルー1−(2
.6−ジブロモフェニル)ヒドラジン(21.1g)、
ペンゾイルクロライド(9.6g)及びトリエチルアミ
ン(9.6cc)を出発物質として実施例2における如
き方法に従った。
混合物を約20℃の温度で48時間撹拌した。
適度な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下
に酢酸エチル及びシクロヘキサン(容量比20:80)
の混合物を流出剤とするシリカ力ラムの7ラッシュク口
マトグラフィーにより生戊した後、融点150℃の1−
アセチルー1−(2.6−ジブロモフエニル)−2−ペ
ンゾイルヒドラジン(13.5g)を得、これを続く合
戊において粗製状態で使用した。
l−アセチルー1−(2.6−ジプロモフェニル)ヒド
ラジンは次の方法で製造した。即ちジメチルホルムアミ
ド(200cc)中N−アセチルー2.6−ジブロモア
ニリン(24g)、50%液体パラフィン中分散液の水
素化ナトリウム(4.1g)及び0−ジ7エニルホス7
イニルヒドロキシルアミン(21.7g)を出発物質と
して、l−アセチル−1−(2−プロモフエニル)ヒド
ラジンの製造に対する実施例2における如き方法に従っ
た。
混合物を約20℃の温度で1時間撹拌した。ジイングロ
ビルエーテル(150cc)中での結晶化による精製後
、融点166℃の1−アセチルーl一(2.6−ジプロ
モフエニル)ヒドラジン(21.1g)を得、これを統
く合或において粗製状態で使用した。
N−アセチルー2.6−ジプロモアニリンは、S.A.
ベネズラら、z.ナツル7オルシュ、27 (4)、6
70 (1972)に記述されている方法に従って製造
した。
実施例7 !−アセチルー6−クロロー3−7エニルーlH−4.
1.2−ペンゾキサジアジン(15g)及びヒドラジン
水利物(150cc)を出発物質として実施例2におけ
る如き方法に従った。混合物を約70℃の温度で4時間
撹拌し、次いで20”0付近の温度まで冷却した。沸と
うシクロヘキサン(400cc)中での再結晶により精
製した後、融点138℃の6−クロロ−3−フエニルー
IH−4.1,2−ペンゾキサジアジン(8.2g)を
得た。
l−アセチル−〇一クロロー3−フエ:4−IH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。即
ちジメチルホルムアミド(250cc)中1−アセチル
ーl−(2−プロモー4−クロロフエニル)−2−ペン
ゾイルヒドラジン(39g)、トリエチルアミン( 5
 0 cc)及び水酸化カリウムベレット(4.3g)
を出発物質として、l−アセチル−3−(3−ビリジル
)−1H−4.1.2−ペンゾキサジアジンの製造に対
する実施例2における如き方法に従った。溶液を還流下
に6時間撹拌し、次いで約20゜Cの温度まで冷却した
。適度な圧力(0.5〜1.5バール)でのアルゴン気
流下にジクロルメタンを流出剤として用いるシリヵカラ
ムでのフラッシュクロマトグラ7イーにより精製した後
、融点135℃の1−アセチルー6−クロルー3−7エ
ニルーIH−4.1.2−ペンゾキサジアジン(17.
9g)を得、これを統く合皮において粗製状態で使用し
た。
■−アセチルーl−(2−プロモー4−クロロフエニル
)−2−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造した。
即ち酢酸(1200cc)中N一(2−プロモー4−ク
ロロフエニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルクロライ
ド(66g)及び酢酸ナトリウム(71g)を出発物質
として、l−アセチル−1−(2.4−ジブロモフエニ
ル)−2一ペンゾイルヒドラジンの製造に対する実施例
lにおける如き方法に従った。混合物を還流下に5時間
撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷却した。
普通の処理後、融点122℃のl−アセチルーl一(2
−ブロモー41口口フエニル)−2−ペンゾイルヒドラ
ジン(39g)を得、これを続く合成において粗製状態
で使用した。
N− (2−プロモ−4−1ロロ7エニル)ヘンゼンカ
ルボヒドラゾノイルプロマイドは次の方法で製造した。
即ち酢酸(700cc)中ベンズアルデヒド(4−クロ
ルフエニル)ヒドラジン(40.2g)及び臭素( 1
 B cc)を出発物質として、N一(2.4−ジブロ
モフエニル)ベンゼンカルボヒドラゾノイルブロマイド
の製造に対する実施例lにおける如き方法に従った。混
合物を還流下に30分間撹拌し、約20℃の温度まで冷
却した。普通の処理後、融点116°CのN一(2−ブ
ロモー4−7口ルフエニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノ
イルブロマイド(66g)を得、これを統く合戊におい
て粗製状態で使用しI;。
ペンズアルデヒl’(4−クロルフエニル)ヒドラゾン
は、独国特許公報第2.744.395号に記述された
方法に従って製造した。
実施例8 l−アセチル−〇一フルオロー3−7エニル−IH−4
.1.2−ペンゾキサジアジン(1.5g)及びヒドラ
ジン水和物(15cc)を出発物質として実施例2にお
ける如き方法に従った。混合物を約70’Oの温度で8
時間撹拌し、次いで20℃付近の温度まで冷却した。適
度な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下に
ジクロルメタンを流出剤とするシリカカラムでのフラッ
シュクロマトグラフイー及び沸とうシクロヘキサン(4
5cc)中での再結晶により精製した後、融点99゜C
の6−7ルオロ−3−7エニルーIH−4.1.2−ペ
ンゾキサジアジン(0.9g)を得た。
l−アセチルー6−フルオロー3−フエニル−IH−4
.1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。
即ちジメチルホルムアミド(83CC)中l−アセチル
ーl一(2−ブロモー4−7ルオロ−フエニル)−2−
ペンゾイルヒドラジン(11.6g)、トリエチルアミ
ン(16.5cc)及び水酸化ナトリウムペレット(1
.3g)を出発物質として、l−アセチルー3−(3−
ピリジル)−IH−4.1.2−ペンゾキサジアジンの
製造に対する実施例2における如き方法に従った。溶液
を還流下に6時間撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷
却した。適度な圧力(0.5〜1.5バール)でのアル
ゴン気流下にジクロルメタンを流出剤として用いるシリ
カカラムでの7ラッシュクロマトグラ7イーにより精製
した後、融点129℃の1−アセチルー6−7ルオロ−
3−7エニルーIH−4.1.2−ペンゾキサジアジン
(2.8g)を得、これを続く合戊において粗製状態で
使用した。
l−アセチルーl一(2−ブロモー4−7ルオロ7エニ
ル)−2−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造しt
;。即ち酢酸(500cc)中N一(2ーブロモー4−
フル才ロ7エニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルクロ
ライド(313g)及び酢酸ナトリウム(38g)を出
発物質として、l−アセチルー1−(2.4−ジブロモ
フエニル)−2−ペンゾイルヒドラジンの製造に対する
実施例1における如き方法に従った。混合物を還流下に
5時間撹拌し、次いで約20゜Cの温度まで冷却した。
適度な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下
に酢酸エチル及びシクロヘキサン(容量比70:30)
の混合物を流出剤として用いるシリカカラムでの7ラッ
シュクロマトグラフイーにより精製した後、l−アセチ
ルーl−(2−プロモー4−7ルオロ7エニル)−2−
ペンゾイルヒドラジン(15.1g)を褐色の油の形で
得、これを絖く合戊において粗製状態で用いた。
N一(2−ブロモー4−7ルオロ7エニル)ベンゼン力
ルポヒドラゾノイルブロマイドは次の方法で製造した。
即ち酢酸(400cc)中ベンズアルデヒド(4−フル
オロ7エニル)ヒドラジン(20.2g)及び臭素( 
9 . 7 cc)を出発物質として、N− (2.4
−ジプロモフエニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルプ
ロマイドの製造に対する実施例lにおける如き方法に従
った。混合物を還流下に30分間撹拌し、約20℃の温
度まで冷却した。
普通の処理後、融点76℃のN−(2−ブロモー4−フ
ルオロ7エニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルプロマ
イド(66g)を得、これを続く合戊において粗製状態
で使用した。
ベンズアルデヒド(4−フルオロフエニル)ヒドラゾン
は、B.A.デラコレツタ( D ellacolet
ta)ら、J.オルグ・ケム、3057 (1977)
に記述されている方法に従って製造した。
実施例9 l−アセチルー6−メチル−3−7エニルーIH−4.
1.2−べ冫ゾキサジアジン(2.1g)及びヒドラジ
ン水和物( 2 1 cc)を出発物質として実施例2
における如き方法に従った。混合物を約70℃の温度で
1時間撹拌し、次いで20℃付近の温度まで冷却した。
沸とう石油エーテル(19cc)中での再結晶により精
製した後、融点85℃の6−メチル−3−フエニル−I
H−4.1.2−ペンゾキサジアジン(1.1g)を得
た。
1−アセチル−〇一メチル−3−フエニル=lH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。即
ちジメチルホルムアミド( 8 3 cc)中1−アセ
チルー1−(2−ブロムー4−メチルフエニル)−2−
ペンゾイルヒドラジン(32.5g)、トリエチルアミ
ン(47cc)及び水酸化カリウムペレット(9g)を
出発物質として、1−アセチルー3−(3−ビリジル)
−1H−4.1.2−ペンゾキサジアジンの製造に対す
る実施例2における如き方法に従った。溶液を還流下に
4時間撹拌し、次いで約20勺の温度まで冷却した。
適度な圧力(0.5〜1.5バール)でのアルゴン気流
下に酢酸エチル及びシクロヘキンサ(容量比.30:7
0)の混合物を流出剤として用いるシリカカラムでのフ
ラッシュクロマトグラフイー及び沸とうシクロヘキサン
(20cc)中での再結晶により精製した後、融点12
0℃のl−アセチルー6−メチル−3−7エニルーIH
−4.1.2−ペンゾキサジアジン(2.1g)を得、
これを統く合或において粗製状態で使用した。
l−アセチル−l一(2−ブロモー4−メチルフエニル
)−2−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造した。
即ち酢酸(450cc)中N−(2−プロモー4−メチ
ル7エニル)ベンゼンカルボヒドラゾノイルクロライド
(41g)及び酢酸ナトリウム(45.7g)を出発物
質として、l−アセチル−1−(2.4−ジブロモ7エ
ニル)−2一べ冫ゾイルヒドラジンの製造に対する実施
例lにおける如き方法に従った。混合物を還流下に4時
間撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷却した。
沸とうジイソプ口ピルエーテル(250cc)からの再
結晶による精製後、融点132℃の1−アセチルー1−
(2−ブロモー4−メチルフエニル)−2−ペンゾイル
ヒドラジン(32.5g)を得、これを続く合戊におい
て粗製状態で使用した。
N− (2−ブロモー4−メチル7エニル)ベンゼン力
ルポヒドラゾノイルブロマイドは次の方法で製造した。
即ち酢酸(300cc)中ベンズアルデヒド(4−メチ
ルフエニル)ヒドラジン(27.3g)及び臭素(13
.4cc)を出発物質として、N−(2.4−ジブロモ
7エニル)ベンゼンカルポヒドラゾノイルブロマイドの
製造に対する実施例lにおける如き方法に従った。混合
物を約20゜Cの温度で1時間撹拌した。普通の処理後
、融点67℃のN一(2−プロモー4−メチル7エニル
)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルブロマイド(41g)
を得、これを統く合戊において粗製状態で使用した。
ベンズアルデヒド(4−メチルフエニル)ヒドラゾンは
、B.A.デラコレッタら、J.オルグ・ケム、305
7 (1977)に記述されている方法に従って製造し
た。
実施例lO l−アセチルー6−インプロビル−3−7エニルーIH
−4.1.2−ペンゾキサジアジン(3.2g)及びヒ
ドラジン水和物(31.5cc)を出発物質として実施
例2における如き方法に従った。
混合物を約70℃の温度で2時間撹拌し、次いで20℃
付近の温度まで冷却した。適度な圧力(0.1〜1.5
バール)のアルゴン気流下にジクロルメタン及びシクロ
ヘキサン(容量比80:20)を流出剤とするシリカカ
ラムでのフラッシュクロマドクラフイー、及び沸とう石
油エーテル(13cc)中での再結晶により精製した後
、融点56℃の6−イングロビル−3−7エニルーI 
H− 4.1.2−ペンゾキサジアジン(1.9g)を
得た。
l−アセチルー6−イングロビル−3−フエニルーIH
−4.1.2−べ冫ゾキサジアジンは次の方法で製造し
た。即ちジメチルホルムアミド(250cc)中エーア
セチルーl一(2−ブロモー6一イソプロビルフエニル
)−2−ペンゾイルヒトラジン(25.5g)、トリエ
チノレアミン( 3 4 cc)及び水酸化カリウムペ
レット(6.5g)を出発物質として、1−アセチル−
3−(3−ビリジル)一IH−4.1.2−ペンゾキサ
ジアジンの製造に対する実施例2における如き方法に従
った。溶液を還流下に5時間撹拌し、次いで約20℃の
温度まで冷却した。適度な圧力(0.5〜1.5バール
)でのアルゴン気流下に酢酸エチル及びシクロヘキサノ
ン(容量比30:70)の混合物を流出剤として用いる
シリカ力ラムでのフラッシュクロマトグラフイーにより
精製した後、融点80℃のi−アセチルー6−イソプロ
ビル−3−7ェニルーIH−4.1.2−べ冫ゾキサジ
アジン(3.2g)を得、これを続く合成において粗製
状態で使用した。
l−アセチル−l一(2−ブロモー4−イソブロビルフ
エニル)−2−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造
した。即ち酢酸(370cc)中N−(2−ブoモ−4
−イングロビルフエニル)ベンゼンカルポヒドラゾノイ
ルプロマイド(37g)及び酢酸ナトリウム(38.3
g)を出発物質として、1−アセチル−1−(2.4−
ジブロモ7エニル)−2−ペンゾイルヒドラジンの製造
に対する実施例1に8ける如き方法に従った。混合物を
還流下に4時間撹拌し、次いで約20”Oの温度まで冷
却した。沸とうジイソプ口ピルエーテル(190cc)
中での再結晶による精製後、融点132℃の1−アセチ
ルーl−(2−ブロモー4−イソプロピル7エニル)−
2−ペンゾイルヒドラジン(25.52)を得、これを
統く合或において粗製状態で使用した。
N− (2−プt)モー4−イソプロどルフェニル)ベ
ンゼンカルボヒドラゾノイルブロマイドは次の方法で製
造した。即ち酢酸(200cc)中ベンズアルデヒド(
4−クロルフエニル)ヒドラゾン(22.4jl)及び
臭素(9.7cc)を出発物質トシテ、N−(2,4−
’;プロモ7エニノレ)べ冫ゼンヵノレボヒドラゾノイ
ルブロマイドの製造に体する実施例Iにおける如き方法
に従った。混合物を約20℃の温度でl時間撹拌した。
普通の処理後、N−(2−7’ロモー4−インプロビル
フェニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルブロマイド(
3 72 )を赤色油の形で得、これを続く合或におい
て粗製状態で使用した。
ベンズアルデヒド(4−イソブロビルフェニル)ヒドラ
ゾンは、次の方法で製造した。即ちベンズアルデヒド(
15.3cc)を、15分間にわたってジクロルメタン
(150cc)中4−イソプロビルフエニルヒドラジン
(2 2.!1M )中に入れた。
溶液を25℃付近の温度で1時間撹拌し、次いで無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして減圧(2 0m
mHj; 2 .7kPa)下に40”Ctで濃縮乾固
した、この油状残渣を沸とうジインプ口ピルエーテル(
100cc)中で再結晶することにより精製した。この
結果融点120℃のベンズアルデヒド(4−イソプロビ
ルフエニル)ヒドラゾン(27.22)を得、これを統
く合或に粗製状態で使用した。
実施例l1 l−アセチル−〇一ヨード−3−7エニル−lH−4.
1.2−ペンゾキサジアジン(2.3,?)及びヒドラ
ジン水和物( 2 3 cc)を出発物質として実施例
2における如き方法に従った。混合物を約50℃の温度
で72時間撹拌し、次いで20’0付近の温度まで冷却
した。沸とうシクロヘキサン( 7 0 cc)中での
再結晶により精製した後、融点160℃の6−ヨード−
3−7エニル−IH−4.1.2−ペンゾキサジアジン
(1.5.9)を得た。
l−アセチル−6−ヨード−3−7エニルーlH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。蒸
留水( 2 4 cc)中1−アセチルー6一アミノー
3−7エニルーIH−4.1.2−ペンゾキサジアジン
C5.31 ’)の懸濁液に、36NWIl酸( 7 
. 6 cc)を約20℃の温度で導入シタ。
反応混合物を5℃付近の温度まで冷却し、次いで蒸留水
( 4 cc)中亜硝酸ナトリウム(1.42)を添加
した。この温度で1時間撹拌を続け、次いで蒸留水( 
3 cc)中ヨウ化カリウム(42)を添加した。約2
0℃の温度で15時間撹拌し且つ気体の発生が終った後
、混合物を蒸留水(200cc)中に入れた。この有機
相をジクロルメタン(3×1 5 0 cc)で抽出し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧( 2 
0 mmHjl; 2 . 7 kPa)下に40゜C
で濃縮乾固した。残存した油を、適当な圧力(0.5〜
1.5バール)でのアルゴン気流下にジクロルメタンを
流出剤として用いるシリカカラムでのフラッシュクロマ
トグラフイーにより精製した。融点138゜Cのl−ア
セチルー6−ヨードー3−7エニルーIH−4.1.2
−ペンゾキサジアジン(2.32)を得、これを続く合
成において粗状態で使用した。
l−アセチル−6−アミノー3−7エニルーlH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。1
−アセチルー6−ニトロ−3−7工二ルーIH−4.1
.2−ペンゾキサジアジン(2172)、12N塩酸(
105cc)及びエタノール(locc)を撹拌しなが
ら沸とうさせた。次いで鉄(1237)を反応媒体に少
量ずつ添加し、4時間30分還流させ、次いで混合物を
約20゜Cの温度まで冷却しな。この懸濁液をセライト
及びガラス7イルターで濾過し、ジクロルメタン(3X
700cc)で洗浄した。濾液を減圧( 2 0 11
11H,?;2.7kPa)下に濃縮乾固した。ペース
ト状の残渣をジクロルメタン(5000cc)及び蒸留
水(3000cc)中に入れた。沈静後に有機相を分離
し、植物炭(5l)で処理し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、濾過し、そして減圧(2 0nonHj;2 0
 7kPa)下に40℃で濃縮乾固した。この残渣をジ
イソプ口ピルエーテル(io00cc)中で結晶化させ
た。黒色がかった固体(1409)を得、これを、適度
な圧力(0.5〜1.5バール)のアルゴン気流下に酢
酸エチル及びシクロヘキサン(容量比50:50)の混
合物を流出剤として用いるシリカ力ラムでのフラッシュ
クロマトグラフイーにより精製した。この結果融点14
0″Cの1−アセチルー6−アミノー3−7エニルーI
H−4.1.2−ペンゾキサジアジン(64.51)を
得、これを続く合成において粗製状態で用いた。
1−アセチル−6−ニトロ−3−フエニルーlH−4.
1.2−ペンゾキサジアジンは次の方法で製造した。即
ちジメチルホルムアミド(5 0 0 0cc)中1−
アセチルーl一(2−ブロモー4−ニトロフエニル)−
2−ペンゾイルヒドラジン(7552)、トリエチルア
ミン(1000cc)及び水酸化ナトリウムペレット(
80#)を出発物質として、1−アセチルー3−(3−
ビリジル)−IH−4.1.2−ペンゾキサジアジンの
製造に体する実施例2における如き方法に従った。溶液
を還流下に2時間撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷
却した。沸とう酢酸エチル(6000cc)中での再結
晶により精製した後、融点201℃のl一アセチル−〇
一ニトロー3−フエニルーIH−4.1.2−ペンゾキ
サジアジン(196I)を得、これを統く合或において
粗製状態で使用した。
■−アセチルーl−(2−プロモー4−二トロフエニル
)−2−ペンゾイルヒドラジンは次の方法で製造した。
即ち酢酸( 2 5 cc)中N− (2−ブロモー4
−二トロフエニル)ベンゼン力ノレポヒドラゾノイルブ
ロマイド(tol5i)及び酢酸ナトリウム(1037
F)を出発物質として、1ーアセチル−1  (2.4
−シフロモフエニル)−2−ペンゾイルヒドラジンの製
造に対する実施例1における如き方法に従った。混合物
を還流下に4時間撹拌し、次いで約20℃の温度まで冷
却した。普通の魁理後、l−アセチル−1−(2−ブロ
モー4−ニトロフエニル)−2−ペンゾイルヒドラジン
(7 5 5j’ )を得、これを統く合或において粗
製状態で使用した。
N− (2−7’ロモー4−ニトロフエニル)ベンゼン
力ルポヒドラゾノイルブロマイドは次の方式で製造した
。即ち酢酸(13..5cc)中ベンズアルデヒド(4
−ニトロ7エニル)ヒドラゾン(733I)及び臭素(
1343cc)を出発物質トシて、N  (2.4−シ
フロモフエニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルプロマ
イドの製造に対する実施例lにおける如き方法に従った
。混合物を還流下に2時間30分撹拌し、約20℃の温
度まで冷却した。普通の処理後、融点173℃のN−(
2一プロモー4−ニトロフエニル)ベンゼン力ルポヒド
ラゾノイルプロマイド(1015j)を得、これを統く
合戊において粗製状態で使用した。
ベンズアルデヒド(4−ニトロフエニル)ヒドラゾンは
、H.ナガノら、ケム・ファーム・プル、35(10)
、4093 (1987)に記述されている方法に従っ
て製造した。
東裏亘土l ジメチルホルムアミド(30cc)中1−アセチルーl
一(2−フルオル7エニル)−2− (2−メトキシベ
ンゾイル)ヒドラジン(3.42)、粉砕した水酸化ナ
トリウムペレット(0.5j?)及びトリエチルアミン
( 6 cc)を撹拌し、6時間沸とうするまで加熱し
た。混合物を減圧(20md1: 2 . 7 kPa
)下に80℃で濃縮した。残存油をジクロルメタン(1
00cc)中に入れ、有機相を水(2X50cc)洗し
、沈静化後に分雌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾
過し、減圧( 2 0 mmH7;2.7kPa)下に
40℃で濃縮乾固した。残渣をヒドラジン水和物(60
cc)と共に撹拌し、60℃に6時間加熱した。20℃
付近の温度まで冷却した後、水(200cc)を添加し
、有機相をジクロルメタン(2X50cc)で抽出し、
沈静化後に分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過
し、減圧( 2 O n+mHj; 2 . 7 kP
a)下に40℃で濃縮乾固した。残存油を、酢酸エチル
及びヘキサン(容量比30:70)の混合物を流出剤と
するシリカ力ラムでのクロマトグラフイーに供した。沸
とうメタノール中で再結晶しt;後、融点140℃の3
−(2−メトキシフエニル)− 1 H−4.1.2−
ペンゾキサジアジン(0.2 5& )を得た。
■−アセチルー1−(2−7ルオルフエニル)−2−(
2−メトキシベンゾイル)ヒドラジンは次の方法で製造
した。0℃に冷却したジクロルメタン(100cc)中
1−(2−フル才ルフエニル)−2−(2−メトキシベ
ンゾイル)ヒドラジン(4.82)及びビリジン(1.
8cc)に、ジクロルメタン( 2 0 cc)中塩化
アセチル(1.31)を滴々に添加した。混合物を20
℃付近の温度で1時間撹拌し、次いで水(loOcc)
と一緒にした。
沈静後に有機相を分離し、IN塩酸溶液(20cc)及
び次いで水(50cc)で洗浄し、沈静後に分離し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。残
存油を、酢酸エチル及びヘキサン(容量比50:50)
の混合物を流出剤として用いるシリカカラムでのクロマ
トグラフイーに供した.分離した生成物(5.27)を
沸とう酢酸エチル中で再結晶した。融点124℃の1−
アセチルー1−(2−フルオルフェニル”)−2− (
2−メトキシベンゾイル)ヒドラジン(3.79)を得
た.l−(2−フルオルフェニル)−2− (2−メト
キシベンゾイル)一ヒドラジンは次の方法で製造した。
0℃に冷却した無水ジクロルメタン(50 cc)中オ
ルトフルオルフェニルヒドラジン塩酸塩(4.95j’
)及びピリジン( 7 cc)に、ジクロルメタン( 
2 0 cc)中オルトメトキシベンゾイルクロライド
(5.3jl)を添加した。20℃付近の温度で撹拌を
1時間続けた。普通の処理後、残渣を、酢酸エチル及び
ヘキサン(容量比3o:70)、次いで40:60)の
混合物を流出剤とするシリカ(2 0 02 )のカラ
ムクロマトグラフイーに供した。沸とうメタノール中で
再結晶した後、融点83℃の1−(2−7ルオル7エニ
ル)−2−(2−メトキシベンゾイル)ヒドラジン(4
.852)を得た. 実施例13 ジメチルホルムアミド( 3 0 cc)中1−アセチ
ルーl一(2−フルオルフエニル)−2− (3−メト
キシベンゾイル)ヒドラジン(3.87)、粉砕した水
酸化ナトリウムペレット(0.552)及びトリエチル
アミン( 6 cc)を出発物質として実施例l2にお
ける如き方法に従った。混合物を屹燥し、6時間沸とう
させた。ジクロルメタンでの抽出後、分離した生或物を
60℃下に6時間ヒドラジン水和物で処理した。普通の
処理後、生戊物をジクロルメタン及びヘキサン(容量比
50:50)の混合物及び次いで純粋なジクロルメタン
を流出剤として用いるシリカ力ラムでのクロマトグラフ
イーに供した。メタノール及びジェチルエーテル(容量
比10:90)の沸点混合物からの再結晶後、融点87
℃の3−(3−メトキシ7工二ル)−1H−4.1.2
−ペンゾキサジアジン(0.60,?)を得た。
l−アセチル−1−(2−フルオル7エニル)−2−(
3−メトキシベンゾイル)とドラジンは次の方法で製造
した。0℃に冷却した無水ジクロルメタン( 5 0 
cc)中1−(2−74オルフエニル)−2− (3−
メトキシベンゾイル)ヒドラジン(3.97 ’) 、
ビリジン(1.4cc)及びジクロルメタン( 2 0
 cc)中塩化アセチル(1.1cc)を出発物質とし
て、l−アセチルーl−(2−フルオル7エニル) −
2− (2−メトキシベンゾイル)ヒドラジンの製造に
対する実施例l2における如き方法に従った。混合物を
20℃付近の温度で1時間撹拌した。普通の処理後、l
−アセチル−l−(2−7ルオルフエニル)−2− (
3−メトキシベンゾイル)ヒドラジン及び2−アセチル
−l−(2−7ルオル7エニル)−2− (3−メトキ
シベンゾイル)ヒドラジン(重量比70:30)の混合
物からなる油(4.3?)を得た。こノ油ヲジエチルエ
ーテル及びペンタンの混合物中で沸点下に再結晶した時
、融点134℃の純粋なl−アセチル−1−(2−7ル
オルフエニル)−2−(3−メトキシベンゾイル)ヒド
ラジン(3jl)を得た。
l一(2−フルオルフエニル)−2− (2−メトキシ
ベンゾイル)一ヒドラジンは次の方法で製造した。−1
0℃に冷却した無水ジクロルメタン(50cc)中オル
トフルオルフエニルヒドラジン(5.42)、ビリジン
(3.5cc)及びジクロルメタン( 3 0 cc)
に溶解した3−メトキシベンゾイルクロライド(6.8
2)を出発物質として、1−(2−フル才ルフエニル)
 −2− (3−メトキシベンゾイル)ヒドラジンの製
造に対する実施例12における如き方法に従った。20
℃付近の温度で1時間撹拌し続けた。普通の処理後に、
生成物を分離し、ジクロルメタン及びペンタンの混合物
中で沸点下に再結晶した。融点122℃の1− (2−
7ルオル7エニル”) −2− (2−メトキシベンゾ
イル)ヒドラジン(72)を得た。
実施例l4 無水メタノール( l cc)中N−(2−ヒドロキシ
7エニノレ)ベンゼンカノレボヒドラゾノイノレブロマ
イド(0.07j’)の撹拌溶液に、メタノール中ナト
リウムメチレートのO.lMiW液( 2 . 5 c
c)を−50℃下に滴下した.20℃付近の温度まで冷
却し、減圧( 2 0 m+mHj; 2 . 7 k
Pa)下にメタノールを蒸発させた後、生或物を、酢酸
エチル及びヘキサン(容量比30:70)の混合物を流
出剤とするシリカプレートのクロマトグラ7イーに供し
た。生或物をメタノール及びジクロルメタンの混合物か
ら沸点下に再結晶させた。融点98℃の3−フエニルー
IH−4.1.2−ペンゾキサジアジン(0.0 32
 )を得た。
N− (2−ヒドロキシフエニル)ベンゼン力ルポヒド
ラゾノイルブロマイドは次の方法で製造した。ジクロル
メタン( 8 cc)に溶解したN−(2−メトキシ7
エニル)ベンゼンカルボヒドラゾノイルブロマイド(0
.6 15’ )に、三臭化ホウ素(0.2cc)を撹
拌しながらーlO°Cで滴下した。
O℃で1時間撹拌を続けた。氷と水の混合物(lO c
c)で加水分解した後、有機相を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、濾過し、減圧(20myaHl: 2
 . 7 kPa)下に蒸発させた。ジエチルエーテル
及びペンタンの混合物からの沸点下の再結晶後に、融点
120℃のN− (2−ヒドロキシ7エニル)ベンゼン
カルポヒドラゾノイルブロマイド(0.352)を得た
N− (2−メトキシ7エニル)ベンゼン力ノレボヒド
ラゾノイルブロマイドは次の方法で製造した。
20℃付近の温度で撹拌している無水アセトニトリル(
 8 cc)中1−(2−メトキシフエニル)一2−ペ
ンゾイルヒドラジン(0.97g)に、四臭化炭素(1
.33g)及びトリ7エニルホス7イン(t.3g)を
スバチュラで連続的に添加した。アルゴン下に15時間
撹拌した。水(50cc)の添加及びジエチルエーテル
(2X15cc)での抽出後、有機相を水(3X30c
c)洗し、沈静化後に分離し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、結晶化した生或物を酢酸エチル及びヘキサン(容
量比30=70)の混合物を流出剤とするシリカカラム
でのクロマトグラフイーに供し、メタノール及びジクロ
ルメタンの混合物で再結晶した。融点113℃のN− 
(2−メトキシ7エニノレ)べ冫ゼンカノレポヒドラゾ
ノイルブロマイド(0.96g)を得た。
1−(2−メトキシ7エニル)−2−ペンゾイルヒドラ
ジンは次の方法で製造した。無水ジエチルエーテル(1
5cc)中2−メトキシフエニルヒドラジン(1.22
g)及びビリジン( 1 . 1 cc)の溶液に、ジ
エチルエーテル( 5 cc)中ベンゾイルクロライド
(1.8g)の溶液を0℃の温度で滴下した。約20℃
の温度で2時間撹拌を続けた。
混合物をIN塩酸溶液(30cc)及び次いで水(30
 cc)と一緒にし、有機相を沈静化後に分離し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、蒸発乾固した。ジエ
チルエーテル及びベンタンの混合物から沸点での再結晶
後に、融点148℃の1−(2−メトキシフエニル)−
2−ペンゾイルヒドラジン(2g)を得た。
実施例l5 0゜Cに冷却したジクロルメタン( 2 cc)中3−
(3−メトキシ7エニル)−1H−4.1.2−ペンゾ
キサジアジン(0.20g)の溶液にミ臭化ホウ素(0
.20cc)を滴下し、混合物を20℃付近の温度で4
時間撹拌した。この混合物を水及び氷(10cc)と一
緒にし、ジクロルメタン(2×5 cc)で抽出した。
有機相を沈静化後に分離し、5%水性炭酸水素ナトリウ
ム(2 X I Occ) 、次いで水(2XlOcc
)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減
圧(2 0mmHg; 2.7Itpa)下に40℃で
濃縮乾固した。ジクロルメタン及びヘキサンの混合物中
沸点下の再結晶により、3−(3−ヒドロキシフエニル
’)−1H−4.1.2−ペンゾキサジアジン(0.0
8g)を得た。
実施例l6 0℃に冷却したジクロルメタン(2cc)中3−(2−
メトキシフエニル) −1H−4.1.2−ペンゾキサ
ジアジン(0.14g)の溶液及びジクロルメタン中三
臭化ホウ素のIM溶液(1.4cc)を出発物質として
、実指令l5における如き方法に従った,約20℃の温
度で撹拌を1時間続けた.混合物を水及び氷( 1 0
 cc)と一緒にした。普通の処理後、結晶化した生或
物を、ジクロルメタンを流出剤として用いるシリカ力ラ
ムで濾過し、ジクロルメタン及びヘキサンの混合物から
沸点まで再結晶させた。融点154℃の3−(2−ヒド
ロキシ7エニル’)−1H−4.1.2−ペンゾキサジ
アジン(0.12g)を得た。
実施例l7 無ホアセトニトリル( 3 cc)中(オルトイソプロ
ビルアミノフエニル)ベンゾヒドラジド(0.27g)
に、四臭化炭素(0.34g)及びトリフエニルホス7
イン(0.33g)を撹拌しながら20℃付近の温度で
連続的に添加した。撹拌を8時間続けた。水( 2 0
 cc)を添加した後、混合物をジクロルメタンで抽出
した。有機相を水洗し、沈静化後に分離し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮した。この残渣を、酢酸エチル
及びヘキサン(容量比20:80)の混合物を流出剤と
するシリカ力ラムでのクロマトグラフィーにかけ、次い
で沸とうメタノール中で再結晶することにより、融点2
50℃の4−イソプロビル−3−7エニルーIH−1.
2.4−ペンゾトリアジン(0.lOg)を得た。
(オルトイソプロビルアミノフエニル)ベンゾヒドラジ
ドは次の方法で製造した。ヘキサメチル燐酸トリアミド
( 7 cc)中(オルトアミノフエニル)ベンゾヒド
ラジド(1.13g)の溶液を、20℃付近の温度でア
ルゴン下に15時間、無水炭酸水素ナトリウム(2g)
及びヨウ化イソプロビル( l cc)と共に撹拌した
。水( 5 0 cc)を添加した後、混合物をジクロ
ルメタン(2X30cc)で抽出した。有機抽出物を水
で3回洗浄し、沈静化後に分離し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、濃縮した。粗生或物を、ジクロルメタンを流
出剤とするシリカカラムで濾過し、酢酸エチル及びヘキ
サンの混合物中で再結晶させた。(オルトイソプロビル
アミノ7エニル)ペンゾヒドラシド<r.05g)を得
、これを統く合戒において粗製状態で使用した。
(オルトアミノフエニル)ベンゾヒドラジドはM.W.
シュア(Sh・e:ng)、J.オルグ・ケム、28、
736(19fi’3)に記述されている方法に従って
製造した。
実施例l8 実施例l4における如き方法に従い、無水ジクロルメタ
ン(60cc)中N−(2−メトキシ−4−ブロ七7エ
ニル)−2.3.4.5.6−ペンタフルオロベンゼン
力ルポヒドラゾノイルブロマイド(2.4g)を出発物
質とし、これに20゜C付近の温度で三臭化ホウ素( 
l cc)を滴下した。混合物を5時間撹拌した。普通
の処理後に、得られた油を無水メタノール( 3 0 
cc)に溶解し、次いでメタノール中ナトリウムメチレ
ートの0.2MI液(25 cc)を−50℃で撹拌し
ながら滴下した。この溶液を減圧( 2Q mmHg 
; 2 .7 kpa)下に40゜Cで濃縮乾固し、残
渣を、アセトン及びヘキサン(容量比30:70)の混
合物を流出剤とするシリカカラムでのクロマトグラフイ
ーに供した。メタノール及びジクロルメタンの混合物中
での再結晶後に、融点184℃の6−ブロモー3− (
2.3.4,5.6−ペンタフルオロ7エニル)−1H
−4.1.2−ペンゾキサジアジン(0.54g)を得
た。
N− (2−メトキシ−4−プロモフエニル)−2.3
,4.5.6−ペンタフルオロベンゼン力ルポヒドラゾ
ノイルブロマイドは次の方法で製造した。
無水テトラヒドロフラン(150cc)中2.3,4.
5.6−ペンタフルオロベンズアルデヒド2−メトキシ
フエニルヒドラゾン(7.7g)の溶液◆こ、7エニリ
トリメチルアンモニウムトリブロマイド(21g)をO
℃で撹拌しながら少量ずつ添加した。混合物を20℃付
近の温度で3時間撹拌し、溶液を水(500cc)中に
注ぎ、ジエチルエーテル(2 X l 5 0cc)で
抽出した。有機相を2回水洗し、沈静化後に分離し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮乾固した。メタノール
及びジクロルメタンの混合物からの再結晶後、融点10
4゜CのN一(2−メトキシー4−プロモ7エニル)−
2.3 .4 ,5 .6−ペンタ7ルオロベンゼン力
ルポヒドラゾノイルブロマイド(10g)を得た。
2 ,3 ,4 .5 .6−ペンタフル才口ベンズア
ルデヒド2−メトキシ7エニルヒドラゾンは次の方法で
製造した。メタノール(30cc)中オルトメトキシフ
エニルヒドラジン(5.7g)の溶液に、メタノール(
20cc)中2.3.4.5.6−ペンタ7ルオロベン
ズアルデヒド(5.88g)の溶液を撹拌しながら添加
した。この混合物を5時間撹拌し、沈澱を濾別した。ジ
クロルメタン及びメタノールの混合物からの再結晶後に
、融点204℃の2.3 .4 .5 .6−べ冫夕7
ノレオロベンズアノレデヒド2−メトキシフエニルヒド
ラゾン(8.5g)を得Iこ 。
実施例l9 エタ/−ル(6 0cc)及び濃塩酸(d− 1 .1
 8)(40cc)中1−アセチルー6−ブロモー3−
7エニルーIH−4.1.2−ペンゾチアジアジン(1
,5g)を沸点に4時間加熱し、混合物を20’C付近
の温度まで冷却しt:。濾過及び沸とうエタノール中で
の再結晶後に、融点122゜Cの6−ブロモー3−フエ
ニル−I H − 4 . 1 . 2−ベンゾチアジ
アジン(0.58g)を得た。
l−アセチルー6−’ロモー3−7エニルーlH−4.
1.2−ペンゾチアジアジンは次の方法で製造した。ア
セトニトリル(loocc)中N−(2.4−ジプロモ
フエニル)ベンゼン力ルポヒドラゾノイルプロマイド(
4.33g)及びチオ酢酸カリウム(2.28g)を沸
とうするまで4時間加熱した。20℃付近の温度まで冷
却した後、水(300cc)を添加し、混合物をジクロ
ルメタン(2X200cc)で抽出した。有機画分を水
(3×100cc)洗し、沈静化後に分離し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、蒸発乾固した。この残渣を、酢酸
エチル及びヘキサン(容量比30:70)の混合物を流
出剤とするシリカ力ラムでのクロマトグラ7イーに供し
た。沸とうアセトニトリルからの再結晶後に、融点18
2℃の6−プロモー3−7エニルーIH−4.1.2−
ペンゾチアジアジン(0.48g)を得た。
本発明による薬剤は、純粋な状態の、或いは不活性又は
生理学的に活性であってよい他の製薬学的に適合しうる
生或物と組合せた組或物の形の式(1)の化合物からな
る。これらの薬剤生戊物は局所的に使用することができ
、従って薬剤は好ましくは局所的施用に適合しうる製薬
学的賦形剤を含んでなる。
局所的投与のための組放物は例えばクリーム、軟こう、
ローション、洗眼液、洗口液、或いは微噴霧又は噴霧調
製剤であってよい。
局所的投与のための無菌組或物(微噴霧剤又は噴霧剤)
は好ましくは懸濁液、乳化液又は非水性溶液であること
ができる。溶媒又は賦形剤として水、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、植物油、特にオリーブ
油、有機エステル又は他の適当な有機溶媒が使用できる
。これらの化合物は助剤特に湿潤剤、調整剤、乳化剤、
分散剤及び安定剤も包含する。殺菌はいくつかの方法で
、例えば無菌濾過により、殺菌剤の組戊物中への混入に
より、照射により、又は加熱により行なうことができる
。またそれらは使用時に無菌媒体に溶解することのでき
る無苗固体組戊物の形で調製してもよい。
人間の治療において、本発明の薬剤生戊物は、喘息、ア
レルギー病及び乾痔の処置に対する、並びに5−リボシ
ゲナーゼ及びシクロオキシゲナーゼの過敏性と関連する
病理学的皮膚現像の処置に対する抗炎症剤として特に有
用である。
投薬量は、期待する効果、処置の期間及び用いる投与方
法に依存する。それは一般に戊人の局所的投与の場合0
.05〜Ig/日であり、単位投薬量は活性物質10〜
500mgである。
一般的に言って、医者は処置すべき対象の年令及び体重
、及びそれに特有のすべての他の因子に従って適当な投
薬量を決定しよう。
次の実施例は本発明の組或物を例示する。
3−(3−ピリジル)−1H− 4.1.2−ペンゾキサジアジン  100mgワセリ
ン      20gに対するのに十分量シクロオキシ
ゲナーゼ及び5−リボキシゲナーゼに対する活性につい
ての上述した試験において、及びマウスの耳の浮腫を禁
止する能力についての試験において、 上述した実施例の化合物は次の活 性を示した: ND一決定せず

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは酸素、硫黄又はアルキルで置換された窒素
    を表わし、R_1は水素、ハロゲン又はアルキルを表わ
    し、そしてR_2はフェニル、アルコキシ又はヒドロキ
    シで置換されたフェニル;ピリジル、チエニル、ナフチ
    ル又は2,3,4,5,6−ペンタフルオルフェニルを
    表わし、但し上述のアルキル及びアルコキシ基はそれぞ
    れ炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖である] の化合物を活性成分として含有する薬剤。 2、6−ブロム−3−フエニル−1H−4,1,2−ベ
    ンゾキサジアジン、6,7又は8−ブロム−及び6−フ
    ルオル−3−フエニル−1H−4,1,2−ベンゾチア
    ジアジン、6−ブロム−3ーp−メトキシフエニル−1
    H−4,1,2−ベンゾチアジアジン、及び3−フエニ
    ル−1H−4,1,2−ベンゾチアジアジンを除く式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは酸素、硫黄又はアルキルで置換された窒素
    を表わし、R_1は水素、ハロゲン又はアルキルを表わ
    し、そしてR_2はフェニル、アルコキシ又はヒドロキ
    シで置換されたフェニル;ピリジル、チエニル、ナフチ
    ル又は2,3,4,5,6−ペンタフルオルフェニルを
    表わし、但し上述のアルキル及びアルコキシ基はそれぞ
    れ炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖である] の化合物。 3、式 、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1及びR_2は特許請求の範囲第2項に定
    義した通りであり、そしてRは酸素又は硫黄を表わす] の化合物を脱アセチル化し、そして生成物を単離する特
    許請求の範囲第2項記載の式( I )の化合物の製造法
    。  4、式  ▲数式、化学式、表等があります▼(XIV) 〔式中、R_1及びR_2が特許請求の範囲第2項に定
    義した通りであり、但しR_2はアルコキ シフェニル
    を表わすことができない] の化合物を環化し、そして生成物を単離することを含む
    Rが酸素を表わす、但しR_2がアルコキシ フエニル
    を表わすもの以外の特許請求の範囲第2項記載の式(
    I )の化合物の製造法。 5、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XX I ) [式中、R_1及びR_2が特許請求の範囲第2項に定
    義した通りであり、但しR_2はヒドロキシフェニルを
    表わすことができず、そして R_3がアルキルを表わす] の化合物を環化し、そして生成物を単離することを含む
    Rがアルキルで置換された窒素を表わす、但しR_2が
    ヒドロキシフェニルを表わすもの以外の特許請求の範囲
    第2項記載の式( I )の化合物の製造法。 6、R_2がアルコキシフェニルを表わす式( I )の
    対応する化合物を脱アルキル化し、そして生成物を単離
    するR_2がヒドロキシフェニルを表わす特許請求の範
    囲第2項記載の式( I )の化合物の製造法。
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