JPH0352706Y2 - - Google Patents

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JPH0352706Y2
JPH0352706Y2 JP1984143760U JP14376084U JPH0352706Y2 JP H0352706 Y2 JPH0352706 Y2 JP H0352706Y2 JP 1984143760 U JP1984143760 U JP 1984143760U JP 14376084 U JP14376084 U JP 14376084U JP H0352706 Y2 JPH0352706 Y2 JP H0352706Y2
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JP
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holder
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sinkhole
cover
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JP1984143760U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水栓具の構成部品である止水栓、カ
ラン、カバー等の金具を箱詰めするときに使用す
る保持体に関する。
〔従来の技術〕
一般衛生設備用の水栓や水洗便器に付帯する止
水栓等の水栓具類は、施工現場で取り付けるのに
必要な接続部品等の付属器具を含んだ多数の組立
て部品を一つのユニツトとし、これらを一つにま
とめて包装箱に収納した状態で商品として出荷し
ている。
この種の包装箱として、メツキを施した製品を
傷つけることなく保持できるようにしたものが実
公昭58−31816号公報で提案されている。この公
報に記載されている包装箱においては、たとえば
紙製の仕切り枠を箱内に配置し、部品相互が接触
することがないようにして、複数の部品を収納し
ている。これにより、運搬、保管等の際に、製品
の損傷を防止することができる。
また、箱体に収納された部品相互の接触を防止
する方法として、紙屑、空気を封入した緩衝体等
を箱内に充填する場合もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述した仕切り枠は、包装箱に部品を装填する
とき同時に箱内に組み込まれる。しかし、製品に
対する仕切り枠の位置決めが難しく、オンライン
での自動装填が実現化していない。また、紙屑や
緩衝体等を使用する場合においても、部品装填の
間で紙屑、緩衝体等を充填することから、梱包作
業が多数の工程を採ることになる。
この梱包作業上の問題から、鋳造工程から機械
加工、研磨工程を経てメツキ工程まで自動化した
オンラインにおいても、製品の箱詰めだけは、ロ
ボツト等を使用した自動化の対象になつておら
ず、依然として手作業で梱包を行うのが現状であ
る。そのため、生産性を向上する上で、梱包作業
が隘路となつていた。
そこで、本考案は、各種の部品を定位置に収納
する保持体を使用して箱詰めを行うことにより、
梱包作業の自動化を可能とし、生産性を向上する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の水栓具包装体用保持体は、その目的を
達成するために、パルプモールド成形法によつて
一体成形され、周縁に外縁部を有する箱形保持体
であつて、前記外縁部と略同じ高さに立設された
隔壁によつてそれぞれの金具の形状に適合した複
数の収納空間が形成され、同収納空間は前記各種
金具を載置する載置部と同載置部に連設し、且
つ、水平断面形状が略円形をなす陥穴部とからな
ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考
案の特徴を具体的に説明する。
第1図は、本実施例の保持体を使用して、水栓
具の各種金具を箱詰めしている状態を示す。保持
体1は、外縁部3、陥穴部4、載置部5及び隔壁
6を、パルプモールド成形法によつて一体成形し
ている。保持体1は、箱体2の内部空間にほぼ等
しい面積をもち、図示するように自在に出し入れ
することができる。
保持体1は周囲に設けられた外縁部3により、
保持体1の内部全域にわたり凹部Uが形成された
箱形に形成されている。また、外縁部3の内側に
設けられた載置部5は、第2図に示すように、水
栓具を構成する部品である止水栓7、カラン8及
びカバー9をそれぞれ離間した状態で載置する。
各載置部5の間に形成されている隔壁6は、第5
図に示すように、外縁部3とほぼ同じ高さとなつ
てり、これによつて収納される各種金具の収納空
間が形成されている。
外縁部3の高さは、第1図に示すように箱体2
内部空間の高さにほぼ等しく、収納される止水栓
7、カラン8、カバー9等が凹部U内に収まる高
さになつている。したがつて、凹部Uの各載置部
5に止水栓7、カラン、カバー9等をセツトした
保持体1を箱体2に挿入したとき、それぞれ独立
した収納空間が形成される。そのため、箱詰めさ
れた止水栓7、カラン8、カバー9等が互いに接
触して傷つけ合うことが防止される。
また、各載置部5には、連続して陥穴部4が形
成されている。これらの陥穴部4は、第3図に示
すように、水平断面が略円形の形状及び大きさに
形成されている。この形状により、陥穴部4は、
力が局部的に集中することがないので、剛性が高
く変形しにくいものとなる。また、このように複
数の陥穴部4を形成することにより、パルプモー
ルド法で保持体1を成形するとき、収縮に起因し
た変形を抑制することもできる。
載置部5には、第4図に示すように、複数の陥
穴部4が開口している。そのため、載置部5にセ
ツトされた止水栓7、カラン8、カバー9等の下
側表面は、大部分が陥穴部4内の空間に臨むこと
になる。この陥穴部4により、止水栓7、カラン
8、カバー9等は、それらの表面が上下共に同様
な雰囲気に接して、箱体2内に保管される。ま
た、載置部5と止水栓7、カラン8、カバー9等
との間にある気体はすぐ近くにある陥穴部4の内
部に容易に拡散し、この接触部も箱体2内の雰囲
気と同様なものになる。
したがつて、箱体2に長期間保管された後にお
いても、止水栓7、カラン8、カバー9等が部分
的に変色する恐れもなくなる。この点は、特に湿
気の高い作業雰囲気で梱包したとき、顕著な効果
となつて現れる。この効果を発揮させる上で、載
置部5は、その上に載置される止水栓7、カラン
8、カバー9等の重さに耐える限り、できるだけ
上面積の小さなものが好ましい。
また、陥穴部4の側壁や隔壁6は、保持体1の
補強リブとしても働く。そのため、大きな重量の
金具類を載置部5にセツトしても、保持体1の変
形が防止される。陥穴部4により、収納した箱体
2から保持体1を引き出し、止水栓7、カラン
8、カバー9等を取り出すとき、止水栓7、カラ
ン8、カバー9等の下方に指を回すことができる
空間が形成されるため、取出し作業も容易とな
る。更に、陥穴部4は、弁体等の他の付属部品を
収納する個所としても使用される。
第6図は、止水栓7、カラン8、カバー9等を
セツトした保持体1を収納する箱体2を示す。箱
体2は、保持体1が出入りする蓋部11をもつ。
そして、蓋体11は、上蓋12、下蓋13及び側
蓋14によつて構成される。ここで、上蓋12の
裏面には、図示するようにミシン目が付けられて
おり、包装後に貼着した上蓋12を開封するとき
に、上蓋12が折れ曲がり、開封し易いようにな
つている。
この保持体1を使用するとき、止水栓7、カラ
ン8、カバー9等は、所定の位置関係をもつてユ
ニツト化される。そこで、止水栓7、カラン8、
カバー9等を保持体1に装填するロボツト、保持
体1を箱体2に挿入し蓋部11を封止しても包装
するロボツト等を使用した自動包装ラインを採用
することができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、水
栓具を構成する各種金具類を所定の位置関係で安
定支持する保持体を一つのユニツトとして取り扱
われるので、保持体に対する金具類の装填、ユニ
ツト化された保持体を箱体に挿入する作業等を、
ロボツトを使用した自動化ラインにのせることが
できる。その結果、この梱包作業を水栓具生産ラ
インに接続し、生産性及び生産効率を向上させる
ことが可能となる。
また、保持体も、陥穴部や隔壁によつて補強さ
れているため、変形抵抗が大きく、金具類が離間
して収納される。したがつて、梱包、運搬等の際
に、各種金具類が互いに接触して傷つくこともな
くなる。しかも、収納された金具類は、その全周
が箱体内の同じ雰囲気に接触して保管されるた
め、長期間にわたる保管後においても部分的な変
色がなく、商品価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例において保持体を箱体に
挿入している状態を示し、第2図は該保持体の全
体斜視図、第3図は同じく平面図、第4図は第3
図−線断面図、第5図は第3図−線断面
図、第6図は保持体が収納される箱体を示す。 1:保持体、2:箱体、3:外縁部、4:陥穴
部、5:載置部、6:隔壁、7:止水栓、8:カ
ラン、9:カバー、U:凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パルプモールド成形法によつて一体成形され、
    周縁に外縁部を有する箱形保持体であつて、前記
    外縁部と略同じ高さに立設された隔壁によつてそ
    れぞれの金具の形状に適合した複数の収納空間が
    形成され、 同収納空間は前記各種金具を載置する載置部と
    同載置部に連続し、且つ、水平断面形状が略円形
    をなす陥穴部とからなることを特徴とする水栓具
    包装体用保持体。
JP1984143760U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0352706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984143760U JPH0352706Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984143760U JPH0352706Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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Publication Number Publication Date
JPS6159565U JPS6159565U (ja) 1986-04-22
JPH0352706Y2 true JPH0352706Y2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=30702050

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826314U (ja) * 1971-08-11 1973-03-29

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852721U (ja) * 1971-10-26 1973-07-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826314U (ja) * 1971-08-11 1973-03-29

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JPS6159565U (ja) 1986-04-22

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