JPH035255A - 車両のこもり音低減装置 - Google Patents

車両のこもり音低減装置

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JPH035255A
JPH035255A JP1140737A JP14073789A JPH035255A JP H035255 A JPH035255 A JP H035255A JP 1140737 A JP1140737 A JP 1140737A JP 14073789 A JP14073789 A JP 14073789A JP H035255 A JPH035255 A JP H035255A
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JP
Japan
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amplitude
sound
address
engine
muffled
Prior art date
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Pending
Application number
JP1140737A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomi Nakajima
中島 清美
Yoshiharu Nakaji
義晴 中路
Yasuhiko Fukazawa
保彦 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH035255A publication Critical patent/JPH035255A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両の、二69音低減装置に関する。
(従来の技術) エンジン振動を主要因として発生する車両のこもり音を
低減するようにした装置がある(特開昭60−1511
50号公報参照)。
これは、単室内の受聴点にスピーカでHII威された付
加音源を設けておき、受聴点におけるこもり音に対して
同一振幅で逆位相となる相殺音を付加音源かC7発生さ
せることによってこもり音を低減しようとするもので、
そのために、マイクロフォンにて受1!点におけるこも
り音を検出し、この検出値を入力する制御装置で、こも
り音の周波数変化に拘わらず、こもり音に対して同一振
幅で逆位相となるように前記相殺音の位相と振幅を制御
するのである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような装置を自動車に適用しようとする
と、こもり音の周波数を、広い周波数範囲(たとえば4
0〜200Hz)にわたって検出するためのトラッキン
グフィルターが必要となる。
ここに、マイクロフォン、マイク7ンプに加え、トラッ
キングフィルター等を装備するとなると、大幅なコスト
高となる。
また、トラッキングフィルターの応答性に限界があるた
め、加速時に制御が遅れ、十分な消音効果を発揮させる
ことができない。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、エンジンの回転2次成分に同期して逆位相となる
基本正弦波の数値データを予め記憶させてお慇、運転状
態が相違しても、回軟2次成分に対し同一振幅で逆位相
の相殺音が得られるように、運転状態に応じて前記基本
正弦波の位相と振幅を修正して相殺音を作るようにした
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、エンジンの各回転速度における回転2次成
分と同一振幅で逆位相の正弦波を、こもり音に対する相
殺音として、単室内に設けた付加音源から発生するよう
にした車両のこもり音低減装置において、第1図に示す
ように、前記回転2次成分に同期して逆位相となる基本
正弦波の振幅値データを所定数のアドレスPnに記憶す
る手段1と、種々の運転状態下で発生するこもり音の制
御情報(相殺音を作るための位相シフト量Pb、振幅倍
率Gb)を制御マツプとして記憶する手段2と、クラン
ク角信号と上死、α信号を発生するセンサ3と、このセ
ンサ3からの信号に基づいてクランク角に同期したアド
レス数値Paを生成する手段4と、エンジンの回転速度
IRと負荷IPをそれぞれ検出するセンサ5,6と、両
検出値から前記制御マツプを参照して位相シフト量pb
および振幅倍率Gbを読み出す手段7,8と、この位相
シフト量Pbと前記アドレス数値Paから前記アドレス
Pnを決定する手段9と、このアドレスPnに対応する
基本正弦波の振幅値Gaを、前記振幅値データを参照し
て逐次読み出す手段10と、この振幅値Gaと前記振幅
倍率Gbとがら相殺音SOを演算する手段11と、この
相殺音信号を前記付加音源12に出力する手段13とを
設けた。
(作用) この発明では、運転状態が相違しても、エンジンの回転
2次成分に対して同一振幅で逆位相の相殺音が得られる
ように、運転状態に応じて基本正弦波の位相と振幅とを
修正して回転2次成分に対する相殺音が作られる。
この場合、相殺音は簡単な四則演算とテーブルルックア
ップにてクランク角の1度ごとに作られていく、ここに
、相殺音の生成のための処理速度が速くなるので、急な
エンジン回軟の上昇に対しても十分追従する。
また、こもり音を検出するためのマイクロ7すン、マイ
クアンプ、トラッキングフィルター等の装備は必要でな
い。
(実施例) 第2図は4気筒エンジンに適用した一実施例のブロック
図である。
振幅値データ記憶手段1としての基本正弦波記憶回路2
1では、回転2次成分に同期して逆位相となる基本正弦
波(−周期がクランク角で180度)の振幅データが1
79個のアドレスに格納されている。
制御マツプ記憶手段2としての制御マツプ記憶回路22
には種々の運転状態下で発生するこもり音を相殺するた
めの制御情報がマツプとして記憶されている。ここでは
、運転状態をエンジンの回転速度と負荷で代表させてお
り、たとえば回転速度および負荷に対応して前記基本正
弦波をシフトすべき位相値(位相シフト量)Pbおよび
振幅倍率Gbとが、第3図で示すように格納されている
エンジン負荷センサ6としての圧力センサ23はたとえ
ば吸気管に取り付けられ、この圧力センサ23からの信
号が入力される負荷検出部24で負荷IFが検出される
クランク角センy 25からはクランク角信号(クラン
ク角で1度また1土2度ごとに発生rる)と十〜死魚信
号(180度または36()度ごとに発生する)どが出
力される。このうちクランク角信j+1′j1、カウン
タからなる回転速度検出部26に人力され、ここで回転
速度I Rが検出される。
クランク角信号は、アドレス数値生成手段4としての同
期信号上lft部27にも入力され、ここでは、:のク
ランク角fi号と上死点信号とから、クランク角に同期
したアドレス数値Paを生成する。
このアドレス数値Paの内容を第5図に示すと、これは
180度ごとに立ち上がる上死点(77号をリセット信
号としてクランク角信号(クランク角パルス)を1度ご
とにカウントした値であり燃焼状態に同期I7た信号と
なる。これは、燃焼音や振動が各気筒の燃焼サイクルご
とに発生゛[るので、4気筒エンジンでは180度を1
単位とする同期信号を作るのである。なお、第4図に同
期信号生成部27の具体的回路を示す。
アドレス数値Paと運転状態信号(負荷IFと回転速度
IR)とは処理装置28に入力さね、ここで、第6図に
示す動作にしたがって、エンジンの回転2次成分に則す
る相殺音を生成する。処理装置崖28は第1図の手段7
〜11の各機能を備える。
生成された相殺音信号は、デジタル/アナログ変換器2
9.増幅回路30.(=j加音源切換装[31を介して
、スピーカからなる付加音源32〜34に供給される。
ここに、デジタル/アナログ変換器29と増幅回路30
が出力手段13を構成する。
第6図は処理装置28をマイクロコンビエータで構成し
た場合に、CPtJで行なわれるルーチンである。
S2,3では回転速度IRと負荷IFを読み込む。
54−t’は記憶回路22の制御マツプを参照すること
によりそのときの回転速度IRと負荷IFに応じて、位
相シフト量P +Jおよび振幅倍率G iiを読み出し
、これをしνスタに読み込む4こ、二に、位相シフ)1
1Pbはエンジンの回転2次成分に対して基本正弦波が
ちょうど逆位相となるように基本正弦波の位相を翳めた
り遅くした、リ一するための補正量、振幅倍率G bは
エンジンの回転2次成分に対して基本正弦波の音圧l/
ベルを一致させるf、″、めの補正量である。
S5ではアドレス数値Paを読み込み、S6でこのアド
レス数値Paに位相シフト量P bを加算−孝ることで
、アドレスPnを決定する。ここに、11は1から17
9までの整数である。
87では、記憶回路21に記憶された基本正弦波の振幅
値データを参照して、?ドレスPnに対する振幅値Ga
を読み出し、これをレノスタに読み込む6179個のア
ドレス(PI〜p 179 )に対して得られる振幅値
Gaのデータから作った波形を!#7図に示すと、これ
は、エンジンの回転2次成分とちょうど逆位相の関係に
たつ正弦波の一周期分を与える。ただし、回転2次成分
の音圧レベルとは必ずしも一致していない。
S8では振幅値Gaに前記振幅倍率Gbをかけて、相殺
音レベルSo (=Ga−Gb)を算出することで、音
圧にベルを一致させる。
、:の相殺音レベル801大デジタル/アナログ変換器
29でアナログ信号に変換された後、増幅回路30にて
増幅される。つまり、増幅回路30を出た。相殺音レベ
ルSはSO×増幅率となる。
39−16は、車室内に複数配置さitた付加音源32
−34のうち、そのときの回転速度に対し危6効率的に
エンジンの回転2次成分を消去で外るらのを選択する部
分で、回転速度IRに対j−で、どの付加音源32〜3
4を駆動rるがは予め記憶回路にマツプとして記憶され
ている。
S9.11.13では回転速度IRと基準値との比較に
より低速域、中速域、高速域のいずれにあるかを判定し
、s i O,12,14′c、判定した速度域に応じ
て出力アドレスを1″−“3″に設定する。
なお、出力アドレスは制御の初めの81で′0″にリセ
ットしておく。
S15では出力アドレスの値を判定して、“0゛rなけ
れば、付加音源切換装置31に出力アドレスの値を転送
する6切換装置31では出力アドレスの値に応じて付加
音源32−・34を切換え、付放音源で相殺音を発生さ
せる。
ここで、この例の作用を説明すると、この例ではトラッ
キングフィルター等にてこもり音を検出し、検出したこ
もり音から相殺音を作ることはしていない。
その代わりに、エンジンの回献2次成分に同期して逆位
相となる基本正弦波の数値データが記憶回路に予め記憶
され、回転速度と負荷が相違しても、回転2次成分に対
して同一振幅で逆位相の相殺音が得られるように、回転
速度と負荷に応じて前記基本正弦波の位相と振幅を修正
して相殺音が作られる。
この場合、相殺音は補間計算等のような時間のかかる演
算ではなく、簡単な足し算とテーブルルックアップによ
る読み出しにてクランク角の1度ごとに作られていく。
ここに、相殺音の生成のための処理速度が昔しく速くな
るので、急なエンジン回献の上昇に対しても十分追従さ
せることが可能となり、車両の静粛性が向上する。
これに対して従来例によれば、トラッキングフィルター
を装備する必要があるものの、このトラッキングフィル
ターの応答性が悪いために、加速時に制御遅れが生じて
十分な消音効果を期待できないのである。
また、こもり音を検出するためのマイクロフォン、マイ
クアンフ゛、トラッキングフィルター等の装備は必要な
く、したがってコストアップを招かずに済む。
最後に、この発明は6気筒エンジンなどにも適用するこ
とができる。
(発明の効果) この発明によれば、エンジンの回転2次成分に同期して
逆位相となる基本正弦波の数値データを予め記憶させて
おき、運転状態が相違しても、回転2次成分に対して同
一振幅で逆位相となる相殺音が得られるように、運転状
態に応じて前記基本正弦波の位相と振幅を修正して相殺
音を生成するようにしたため、加速時などの急激な状態
変化に対しても十分に追従させることが可能となり、車
両の静粛性を昔しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図は一実施例
の制御系のブロック図、第3図はこの実施例での制御マ
ツプを示す図、第4図はこの実施例の同期信号生成部2
7の具体的回路図、第5図はこの実施例のアドレス数値
の特性図、第6図はこの実施例の制御動作を説明するた
めの流れ図、第7図はこの実施例のアドレスに対する振
幅値データを示す特性図である。 1・・・振幅値データ記憶手段、2・・・制御マツプ記
憶手段、3・・・クランク角センサ、4・・・アドレス
数値生成手段、5・・・回転速度センサ、6・・・負荷
センサ、7・・・位相シフト量読み出し手段、8・・・
振幅倍率読み出し手段、9・・・アドレス決定手段、1
0・・・振幅値読み出し手段、11・・・相殺音演算手
段、12・・・付加音源、13・・・出力手段、21・
・・基本正弦波記憶回路、22・・・制御マツプ記憶回
路、23・・・圧力センサ(負荷センサ)、24・・・
負荷検出部、25・・・クランク角センサ、26・・・
回転速度検出部、27・・・同期信号生成!Is(アド
レス数値生成手段)、28・・・処理装置、30・・・
増幅回路、31・・・付加音源切換装置、32〜34・
・・付加音源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの各回転速度における回転2次成分と同一振幅
    で逆位相の正弦波を、こもり音に対する相殺音として、
    車室内に設けた付加音源から発生するようにした車両の
    こもり音低減装置において、前記回転2次成分に同期し
    て逆位相となる基本正弦波の振幅値データを所定数のア
    ドレスに記憶する手段と、種々の運転状態下で発生する
    こもり音の制御情報を制御マップとして記憶する手段と
    、クランク角信号と上死点信号を発生するセンサと、こ
    のセンサからの信号に基づいてクランク角に同期したア
    ドレス数値を生成する手段と、エンジンの回転速度と負
    荷をそれぞれ検出するセンサと、両検出値から前記制御
    マップを参照して位相シフト量および振幅倍率を読み出
    す手段と、この位相シフト量と前記アドレス数値から前
    記アドレスを決定する手段と、このアドレスに対応する
    基本正弦波の振幅値を、前記振幅値データを参照して逐
    次読み出す手段と、この振幅値と前記振幅倍率とから相
    殺音を演算する手段と、この相殺音信号を前記付加音源
    に出力する手段とを設けたことを特徴とする車両のこも
    り音低減装置。
JP1140737A 1989-06-02 1989-06-02 車両のこもり音低減装置 Pending JPH035255A (ja)

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JP1140737A JPH035255A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両のこもり音低減装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05241583A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Hitachi Ltd 能動型騒音制御装置
WO2007011010A1 (ja) * 2005-07-21 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 能動騒音低減装置
US7773760B2 (en) 2005-12-16 2010-08-10 Honda Motor Co., Ltd. Active vibrational noise control apparatus

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US8014538B2 (en) 2005-07-21 2011-09-06 Panasonic Corporation Active noise reducing device
US7773760B2 (en) 2005-12-16 2010-08-10 Honda Motor Co., Ltd. Active vibrational noise control apparatus

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