JPH0352125Y2 - - Google Patents

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JPH0352125Y2
JPH0352125Y2 JP15618586U JP15618586U JPH0352125Y2 JP H0352125 Y2 JPH0352125 Y2 JP H0352125Y2 JP 15618586 U JP15618586 U JP 15618586U JP 15618586 U JP15618586 U JP 15618586U JP H0352125 Y2 JPH0352125 Y2 JP H0352125Y2
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JP
Japan
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container
container body
drug
push button
pressing
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JP15618586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は薬剤噴霧容器、詳しくはトイレツトペ
ーパーホルダの下部壁面等に固定して使用される
肛門清浄用薬剤の噴霧容器に関する。
(従来の技術) 近年、医学的並びに衛生的見地から、排便後の
肛門部を清潔に保持する目的で、湯洗浄あるいは
薬剤拭清手段を具備した便器や、肛門清浄用薬剤
を充填した携帯用の噴霧式容器等が市販されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の便器による手段は高価で
あり、又、後者の手段では、ペーパーを一方の手
にとり、他方の手で薬剤容器を持ちペーパーに薬
剤を噴霧するという2段階の手段を必要とし、使
用に際してかなりの煩らしさを伴なうという問題
点がある。従つて両者共必要性は充分に認識され
ながらもその普及はあまり芳しくないのが現状で
ある。
本考案は、かかる観点から薬剤容器をトイレツ
トペーパーホルダの下部壁面に容易に固定しうる
とともに、ホルダから引き出されたペーパーに薬
剤を容易に噴霧添着しうる薬剤容器を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 以下に本考案を、実施例を示す添付の図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図に本考案の薬剤噴霧容器の斜視図を示し
た。
図において本考案の薬剤噴霧容器Aは、噴霧ノ
ズル2を有する押しボタン3を容器本体1の上部
に具備する薬剤噴霧容器において、容器本体1の
一部に壁面への固定手段4を設けるとともに、押
しボタン3を押圧する押圧レバー5を容器本体1
の肩部に設けた取付部6に上下可動自在に装着し
た構成を有する。
以上の構成において、容器本体1は両側面1a
をほぼ平坦面とした筒状容器に形成され、その上
部に形成された押しボタン3の上端面にはスリツ
ト3aが刻設されている。又、容器Aの壁面への
固定手段4は、容器本体1の両側面1aに貫通孔
4bを設けた突起4aを付設し、貫通孔4bにね
じ7を挿し込み、リング状のスペーサ8を介して
第2図に示すように壁面9に固着する手段、ある
いは第3図に示したようなホルダ10を介して壁
面に固定する手段その他の手段をとることができ
る。
第3図においてホルダ10は、背面板10aと
その下縁に屈折して設けた水平載置板10bと、
背面板10aから前方へ突出させた一対の係止ア
ーム11とからなり、係止アーム11の先端部に
は可撓係止片11aが設けられている。このホル
ダ10は背面板10aにおいて止めねじ12によ
り壁面9に固着される。
容器Aをホルダ10を介して壁面に固定する場
合は、容器本体1に設けた突起4aの貫通孔4b
を係止アーム11に挿入し、可撓係止片11aを
突起4aの前端部に係止させることにより、又、
容器Aを壁面から取り外す場合は、可撓係止片1
1aを指で縮めて突起4aの貫通孔4bに押し込
み、容器本体1を引き抜くことにより容易に行な
うことができる。
又、押圧レバー5は、例えば厚さ1mm程度の長
方形の鋼板を屈折加工して、基端部に係合部5a
を、中央部に山形の押圧部5bを、自由端部に指
掛け部5cをそれぞれ形成してなるもので、係合
部5aには鋼板の端部をU字状に屈曲することに
より係合凹部13が形成されている。又、押圧部
5bは鋼板の中央部付近を90゜の角度でひねり、
板面を垂直面に形成し、その下部側縁に半円状の
押圧突起14が形成されている。この押圧突起1
4の位置は押しボタン3の端面に設けられたスリ
ツト3aに係合するように設定される。
次に容器本体1の肩部に設けられる押圧レバー
5の取付部6は、支軸6aを把持状に設けてなる
もので、容器本体1の肩部の一方又は両方に固着
される。この取付部6に対する押圧レバー5の取
付けは、係合部5aに形成された係合凹部13を
取付部6の支軸6aに係合させることにより、係
脱自在かつ上下可動自在に行なわれる。
(作用) 本考案の薬剤噴霧容器Aは、第2図に示すよう
にトイレツトペーパーホルダ15の下方位置の壁
面9に、前述の固定手段により固定される。な
お、第2図にはねじ7による固定手段が示されて
いるが、第3図に示すホルダ10を予め壁面9に
固着しておき、このホルダ10を介して固定する
ようにすれば、着脱をワンタツチの操作で簡単に
行なうことができ、新品との交換も便利となる。
次に薬剤噴霧容器Aの使用方法について説明す
ると、第2図に示すようにトイレツトペーパー1
6をホルダ15から一部引き出したのち押圧レバ
ー5の指掛け部5cを押す。すると押圧レバー5
の押圧突起14が押しボタン3のスリツト3aに
係合した状態で右方から左方にスライドしながら
押しボタン3を下方に押圧し、噴霧ノズル2から
薬剤が引き出されたトイレツトペーパー16に噴
霧添着される。
又、押圧レバー5の取付部6を容器本体1の左
右の肩部に設けておけば、個人のきき腕の相違に
よつて押圧レバー5を好みの位置に取り替えるこ
とも容易となる。さらに本考案の容器Aは、押圧
レバー5の着脱が容易であるので、押圧レバー5
を取り外した状態で携帯利用することが可能であ
る。
(考案の効果) 本考案の薬剤噴霧容器は以上詳細に説明した如
くになるから、容器を直接壁面に固定することが
可能となり、手に保持して使用する必要がないか
ら、ペーパーへの薬剤噴霧を片手でもワンタツチ
で行なうことができ、使用の煩しさを解消するこ
とができる。又、本考案の容器の壁面への固定は
通常トイレツトペーパーホルダに近い下方位置で
あるが、噴霧のための押しボタンの押圧は押圧レ
バーにより行なわれるから極めて容易であり、
又、押圧突起による押しボタンの押圧も係合部を
支軸とするテコの作用により行なわれるから僅か
の力で噴霧を行なうことができる。さらに容器の
壁面への固定はねじ又は簡単なホルダを介して容
易に行なうことができるから取付コストも安価と
なるなどの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は本考案の取付並びに使用状態を示す側面図、第
3図は本考案の壁面への固定手段の他の実施例を
示す斜視図である。 1……容器本体、2……噴霧ノズル、3……押
しボタン、4……固定手段、5……押圧レバー、
6……取付部、10……ホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴霧ノズルを有する押しボタンを容器本体上部
    に具備する薬剤噴霧容器において、該容器本体の
    一部に壁面への固定手段を設けるとともに、該押
    しボタンを押圧する押圧レバーを該容器本体の肩
    部に設けた取付部に上下可動自在に挿着して成る
    ことを特徴とする薬剤噴霧容器。
JP15618586U 1986-10-14 1986-10-14 Expired JPH0352125Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15618586U JPH0352125Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JP15618586U JPH0352125Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS6363137U JPS6363137U (ja) 1988-04-26
JPH0352125Y2 true JPH0352125Y2 (ja) 1991-11-11

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JP15618586U Expired JPH0352125Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JP2011036769A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Meiji Kikai Seisakusho:Kk スプレーガン

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JPS6363137U (ja) 1988-04-26

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