JPH0351756Y2 - - Google Patents

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JPH0351756Y2
JPH0351756Y2 JP17097486U JP17097486U JPH0351756Y2 JP H0351756 Y2 JPH0351756 Y2 JP H0351756Y2 JP 17097486 U JP17097486 U JP 17097486U JP 17097486 U JP17097486 U JP 17097486U JP H0351756 Y2 JPH0351756 Y2 JP H0351756Y2
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JP
Japan
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liquid
chamber
dripping
chambers
water
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JP17097486U
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JPS6375893U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、従来の砂時計に代つて比重の相異
なる二種類の液体を収容し、該液体をノズルから
滴下させて計時する液体時計に関するものであ
る。
従来の技術 従来、上下二室に区画した透明容器の一方に彩
色した砂を封入し、該砂を計時用咽喉部を通過さ
せて計時する砂時計に代るものとして、砂の代り
に比重が異なり且つ互に混合しない液体を封入
し、該液体を計時用液体滴下路より滴下させて計
時する水時計が提案されている。
例えば第5図に示す様に透明な容器Aの中央部
に仕切壁Bを設けて上室Cと下室Dの中空室を形
成し、該仕切壁Bに上下の各室内に夫々突出され
且つ連通せる滴下通路孔E,Fを設け、また透明
容器A内に蒸溜水の如き液体Gを充填封入した水
時計が知られている(実開昭48−88770号参照)。
また第6図に示す水時計は、透明な容器Aに中
央区画壁Bを設けて上室Cと下室Dの中室二室を
設け、また透明容器A内に比重が異なり且つ互に
混合しない二種類の液体、例えば食塩水G、流動
パラフインH等を封入させ、該液体を仕切壁Bに
設けた通路孔E,Fより滴下させて計時する水時
計が知られている(実公昭57−17899公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 上述の従来の水時計は、計時用液体を上下室
E,Fへ換置するときに滴下通路孔E,Fの何れ
か一方の滴下通路孔から液体が水玉形状Iで落下
し、他方の滴下通路孔から空気が上方に移動して
時間を計測するのであるが、これ等の水時計で
は、充填液の滴下状態を透視するのみであるか
ら、何等面白味のないものである。そこで透明容
器を二枚の仕切室によつて上中下の三室に三分割
し、中央室に水車等を設けて滴下液によつて水車
等を回転させることによつて滴下液の水玉形状と
水車との回転とによつて計時の他の面白味を得る
ことができるのであるが、前述の従来の滴下通路
孔では落下孔が小さいために、水玉形状の落下液
が該落下孔を塞いでしまい、下室への落下液の流
入を阻止するので、落下孔を大きくすると液体が
大量に流れて水時計としては使用できない問題点
がある。
問題点を解決するための手段 この考案は上述の問題点を解決するために、二
枚の仕切壁によつて上・中・下の3室に区画され
ている中空室を有する透明容器を形成し、また前
記仕切壁に夫々中室に向けて突設されて且つ上・
中両室又は下・中両室を連通する計時用滴下ノズ
ルを設けると共に両仕切壁に夫々上下室内に向け
て空気抜き孔及び滴下液流入弁を設け、また中室
には前記滴下ノズルから流出落下する玉状落下液
によつて回転する水車を設け、さらに透明容器内
に比重が相異なり、且つ互に混合しない二種類の
液体を封入して水時計としたものである。
作 用 比重が相異なり且つ混合しない二種の色彩の異
なる液体は上室より中室に計時用滴下ノズルから
流入するがノズル孔を通過する過程で水玉形状と
なつて落下するが、該落下水玉液は水車の羽根板
部に突き当り水車を回転させて下室を形成せる仕
切壁上に落下する。その際空気は上室の仕切壁の
空気抜き孔を通過して上室上に一方落下液は下室
の仕切壁の空気抜き孔から下室内に流入するが大
半は滴下液流入弁よりスムーズに下室内に流入す
ることができる。
実施例 この考案の一実施例を図面により説明するとガ
ラス或はアクリル樹脂などにて透明容器1を形成
し、該容器1を二枚の仕切壁2,3にて上室4、
中室5、下室6の三個の中空室を形成する。仕切
壁2,3は、夫々計時用滴下ノズル7,8空気抜
き孔9,10、滴下液戻し弁11,12を有する
のであるが、計時用滴下ノズル7,8は漏斗形状
7a,8a共に中室4内にノズル部7b,8bを
突出して設けられているもので、中室5と上室4
又は中室5と下室6とを連通している。また空気
抜き孔9,10は、前記計時用滴下ノズル7,8
とほぼ同じ形状であるが、ノズル部9a,10a
を上室4或は下室6内に配置させてある。滴下液
戻し弁11,12は夫々円筒体11a,12aに
ボールベアリングからなる弁体11b,12bを
介在させてなり、また液体流通路11c,12c
を有していて、該流通路11c,12cの上面仕
切壁2,3に設けた小孔2a,3aと連通してい
る。
中室5に設けられた水車13は羽根車13a、
回転軸13bからなるもので、羽根車13aは計
時用滴下ノズルからの水玉状液体14を受けて回
転する。なお図中2b,2c,3b,3cは仕切
壁2,3に設けた通孔である。
この様に形成した透明容器に比重が異なり、且
つ相溶しない二種の液体、例えば着色した水15
と流動パラフインの如き透明な液体16を充填し
て成るものである。なお図中17は空気である。
考案の効果 この考案は上述の通りであるから透明容器1の
上室4の計時用滴下ノズル7から水玉形状の液体
14が中室5の水車13の羽根車13a上に落下
し、羽根車13aの回転と共に水玉液体14は仕
切壁3上に溜るが、仕切壁3には滴下液戻し弁1
2が設けられているので、該滴下液戻し弁12の
流通路12cから容易に下室内に流入できるの
で、次回の計時を迅速にできる。また羽根車の動
きによつて計時以外に面白味のある水時計とする
ことができる。
また滴下液戻し弁12を設けたので、従来透明
容器室を上下二室にしか形成できないのを上中下
の三室に形成しても上下二室に形成した水時計と
同様に滴下液を下室に流入させることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すものにして、第
1図は水時計の縦断面図、第2A図及び第2B図
は滴下液戻し弁の断面図、第3図は使用状態の縦
断面図、第4図は水玉落下液体の流出状態図、第
5図及び第6図は従来の水時計の縦断面図であ
る。 1……透明容器、2,3……仕切壁、4……上
室、5……中室、6……下室、7,8……滴下用
ノズル、9,10……空気抜き孔、11,12…
…滴下液流入弁、13……水車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の仕切壁によつて上・中・下の3室に分割
    形成した透明容器に比重が相異なり、且つ混合し
    ない二種類の液体を封入し、また上室及び下室を
    形成せる仕切壁に中室内に向けて計時用滴下ノズ
    ルから流出する玉状落下液によつて回転する水車
    を設けると共に前記仕切壁に上、下室に向けて空
    気抜き孔及び滴下液流入弁を夫々設けたことを特
    徴とする水時計。
JP17097486U 1986-11-07 1986-11-07 Expired JPH0351756Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17097486U JPH0351756Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17097486U JPH0351756Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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Publication Number Publication Date
JPS6375893U JPS6375893U (ja) 1988-05-20
JPH0351756Y2 true JPH0351756Y2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=31106182

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JP17097486U Expired JPH0351756Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JPS6375893U (ja) 1988-05-20

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