JPH0351685Y2 - - Google Patents

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JPH0351685Y2
JPH0351685Y2 JP18128585U JP18128585U JPH0351685Y2 JP H0351685 Y2 JPH0351685 Y2 JP H0351685Y2 JP 18128585 U JP18128585 U JP 18128585U JP 18128585 U JP18128585 U JP 18128585U JP H0351685 Y2 JPH0351685 Y2 JP H0351685Y2
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JP
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nuclear fuel
fuel pellet
plate
face
perpendicularity
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JP18128585U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、柱状の核燃料ペレツトの軸線に対
する当該核燃料ペレツトの端面の直角度を検査す
る自動検査装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、成形後の核燃料ペレツトの形状検査
の1つとして、その端面の直角度の検査、つまり
核燃料ペレツトの軸線に対するその端面の直角度
の検査が行なわれている。
従来におけるこの種の検査装置は例えば、第4
図に示すように、定位置に備えたVブロツク1
に、核燃料ペレツトPの週面を当ててその核燃料
ペレツトPを位置決めし、そしてその核燃料ペレ
ツトPの端面P1に定位置からマグネスケール2
を当てたまま、核燃料ペレツトPをその周面を基
準にして矢印の方向に回転させるようになつてい
る。核燃料ペレツトPはその周面が基準となるこ
とにより、その軸線Oを中心として回転する。マ
グネスケール2は、核燃料ペレツトPの端面P1
がその軸線Oに対して直角でない場合に、その端
面P1の傾きに応じた起伏量を検出する。このデ
ータに基づいて端面P1の直角度を求める。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記のような従来の検査装置は、核
燃料ペレツトPをその周面を基準にして正確に回
転させる必要があるため、自動化を図る場合に
は、機構の複雑化を招来し、しかもペレツトPの
端面P1の面状態の影響を受けやすいので、正確
な検査を期し難いという問題があつた。
この考案は、このような従来の問題を解決する
ものである。
[問題点を解決するための手段] この考案の核燃料ペレツトの端面直角度の自動
検査装置は、柱状の核燃料ペレツトの軸線に対す
る当該核燃料ペレツトの端面の直角度を検査する
自動検査装置において、検査対象の核燃料ペレツ
トをその軸線を基準として定位置に保持する保持
機構と、この保持機構に保持された核燃料ペレツ
トの端面に対して接離自在に備えられて、核燃料
ペレツトの端面に押し当てられたときにその端面
の傾斜度合に応じて傾くプレートと、このプレー
トの傾きを検出するセンサーと、このセンサーの
検出内容に基いて核燃料ペレツトの端面の直角度
を求める演算装置とを具備してなることを特徴と
している。
[作用] この考案の核燃料ペレツトの端面直角度の自動
検査装置は、検査対象の核燃料ペレツトの端面に
プレートを押し当てて、そのプレートの傾きを検
出することによつて、核燃料ペレツトの端面の面
状態の影響を受けることなく、その端面の直角度
を間接的に精度よく検査する。
[実施例] 以下、この考案を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。なお、前述して従来例のものと同様
の部分には、同一符号を付してその説明を省略す
る。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示す。
図において3は円盤状のプレートであり、その
中心部分は、ユニバーサルジヨイント4によつて
ロツド5の先端に全方向傾動自在に取り付けられ
ている。ロツド5は、移動機構6により定位置に
て上下に移動される。プレート3の下方には、検
査対象のペレツトPがVブロツク1によつて位置
決めされるようになつている。このVブロツク1
は核燃料ペレツトPの周面を基準にしてそれを真
つ直ぐに立て、その端面P1をプレート3の直下
に位置させる。核燃料ペレツトPの周面は、その
成形精度に信頼がある。したがつて、その周面を
基準として位置決めすることにより、核燃料ペレ
ツトPの軸線Oが鉛直方向と一致することにな
る。ゆえに、核燃料ペレツトPが載置される台、
およびVブロツク1等は、検査対象の核燃料ペレ
ツトPをその軸線Oを基準として定位置に保持す
る保持機構を成している。
位置決めされる核燃料ペレツトPの上方の定位
置には、前記ロツド5と同心的にガイド筒7が固
定されている。ロツド5はこのガイド筒7内を上
下動下方に貫通している。このガイド筒7の下側
の内周部には、その周方向に沿つて多数の光反射
式の距離センサー8が取り付けられている。この
距離センサー8は、前記プレート3の上面と対向
していて、その対向箇所に向つて発した光の反射
光によつて、そのプレート3の対向個所との間の
距離を光学的に検出するものである。
それぞれの距離センサー8は、アンプ9と、
ADコンバータ・マルチプレクサー10を介して
マイクロコンピユーター11に接続されている。
マイクロコンピユーター11は、それぞれの距離
センサー8からの検出信号に基づいて、核燃料ペ
レツトPの端面P1の直角度に対応するプレート
3の傾きを求める。したがつて、このマイクロコ
ンピユーター11は、距離センサー8の検出内容
に基いて核燃料ペレツトPの端面P1の直角度を
求める演算装置である。
次に、作用について説明する。
まず、検査対象の核燃料ペレツトPの周面をV
ブロツク1に当て、その周面を基準として、核燃
料ペレツトPをその軸線Oが鉛直方向と一致する
ことに立てて保持する。それから、移動機構6に
よつてプレート3を下げて核燃料ペレツトPの端
面P1に押し当てる。このプレート3は、核燃料
ペレツトPの軸線Oに対するその端面P1の傾き、
つまりその端面P1の直角度に応じて傾く。例え
ば、第2図に示すように端面P1が右斜め下方に
角度θ傾斜している場合には、これに合わせてプ
レート3が傾く。したがつて、このプレート3が
傾くことにより、定位置の距離センサー8と、こ
の距離センサー8の直下におけるプレート3の上
面との間の距離が変化する。第2図の場合には、
右寄り位置の距離センサ8とプレート3との間の
距離が小さく、左寄り位置の距離センサー8とプ
レート3をの間の距離が大きくなる。この距離の
変化をそれぞれの距離センサー8が光学的に検出
し、マイクロコンピユーター11がこの検出信号
の基づいてプレート3の傾き、つまり核燃料ペレ
ツトPの端面P1の直角度を求める。
直角度の検査後、移動機構6によつてプレート
3を引き上げ、そして検査対象の核燃料ペレツト
Pを交換する。以降、同様にして核燃料ペレツト
Pの端面P1を順次自動的に検査する。
ところで、距離センサー8は、プレート3の上
面を反射面として間接的に核燃料ペレツトPの端
面P1の傾きを検出するため、その面状態の影響
を全く受けない。したがつて、その検出精度がき
わめて高い。
なお、上記実施例の場合は、核燃料ペレツトP
を立てて、その上方の端面P1を検査しているが、
その核燃料ペレツトPを他の形態、例えば横向き
等にしてその端面P1を検査してもよく、要は、
検査対象の核燃料ペレツトPをその軸線Oを基準
として定位置に保持し、そしてその核燃料ペレツ
トPの端面P1にプレート3を押し当てて、その
プレート3の傾きが検出できればよい。また、プ
レート3の傾きを検出するセンサーとしては、光
反射式の距離センサー8のみに特定されず、種々
のセンサーを採用することができる。
第3図は、プレート3を用いずに、距離センサ
ー8によつて核燃料ペレツトPの端面P1の傾き
を直接的に検出するように構成した場合の例を示
す。この例のものは、端面P1の面状態の悪影響
がない限りにおいては、同様にしてその端面P1
の直角度を求めることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案による核燃料ペ
レツトの端面直角度の自動検査装置は、検査対象
の核燃料ペレツトの端面にプレートを押し当て
て、そのプレートの傾きから核燃料ペレツトの端
面の直角度を求めるから、核燃料ペレツトの端面
の面状態に影響されることなく、その端面の直角
度をプレートを介して間接的に精度よく検査する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は装置全体の概略構成図、第2図は直
角度の検出状態における要部の説明図、第3図は
第1図と第2図の実施例におけるプレートを除い
た場合の構成図、第4図は従来例の説明図であ
る。 1……Vブロツク、3……プレート、5……ロ
ツド、6……移動機構、8……距離センサー、P
……核燃料ペレツト、P1……端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 柱状の核燃料ペレツトの軸線に対する当該核
    燃料ペレツトの端面の直角度を検査する自動検
    査装置において、検査対象の核燃料ペレツトを
    その軸線を基準として定位置に保持する保持機
    構と、この保持機構に保持された核燃料ペレツ
    トの端面に対して接離自在に備えられて、核燃
    料ペレツトの端面に押し当てられたときにその
    端面の傾斜度合に応じて傾くプレートと、この
    プレートの傾きを検出するセンサーと、このセ
    ンサーの検出内容に基いて核燃料ペレツトの端
    面の直角度を求める演算装置とを具備してなる
    ことを特徴とする核燃料ペレツトの端面直角度
    の自動検査装置。 (2) 前記センサーは、前記プレートと対向する定
    位置に備えられて、プレートが傾いたときにお
    けるそのプレートとの間の距離の変化を光学的
    に測定する光反射式の距離センサーであるこを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の核燃料ペレツトの端面直角度の自動検査装
    置。
JP18128585U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH0351685Y2 (ja)

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JP18128585U JPH0351685Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18128585U JPH0351685Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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Publication Number Publication Date
JPS6288906U JPS6288906U (ja) 1987-06-06
JPH0351685Y2 true JPH0351685Y2 (ja) 1991-11-07

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ID=31126014

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JP18128585U Expired JPH0351685Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0786405B2 (ja) * 1988-03-31 1995-09-20 ティーディーケイ株式会社 真直度測定装置

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JPS6288906U (ja) 1987-06-06

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