JPH0351620B2 - - Google Patents
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- JPH0351620B2 JPH0351620B2 JP59006853A JP685384A JPH0351620B2 JP H0351620 B2 JPH0351620 B2 JP H0351620B2 JP 59006853 A JP59006853 A JP 59006853A JP 685384 A JP685384 A JP 685384A JP H0351620 B2 JPH0351620 B2 JP H0351620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- clutch
- braking
- rear wheels
- right rear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 5
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 5
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D11/00—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like
- B62D11/02—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides
- B62D11/06—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides by means of a single main power source
- B62D11/08—Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides by means of a single main power source using brakes or clutches as main steering-effecting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、左右後輪への動力伝達系にデフアレ
ンシヤル装置を介装し、左右後輪の動力伝達系
に、左右後輪の動力を各別に断続する操向用クラ
ツチおよび左右後輪を各別に制動するブレーキを
介装して、左右前輪及び左右後輪のそれぞれを駆
動するように構成してしてある四輪駆動車の改良
に関する。
ンシヤル装置を介装し、左右後輪の動力伝達系
に、左右後輪の動力を各別に断続する操向用クラ
ツチおよび左右後輪を各別に制動するブレーキを
介装して、左右前輪及び左右後輪のそれぞれを駆
動するように構成してしてある四輪駆動車の改良
に関する。
この種の四輪駆動車は、左右前輪への制動伝達
系にデフアレンシヤル装置を介装し、左右後輪の
動力伝達系に、左右後輪の動力を各別に断続する
操向用クラツチおよび左右後輪を各別に制動する
ブレーキを介装しているので、一般路上での旋回
性能を良好に維持しながらも水田などの圃場で用
いる際、圃場の傷みを軽減する上で有効である。
系にデフアレンシヤル装置を介装し、左右後輪の
動力伝達系に、左右後輪の動力を各別に断続する
操向用クラツチおよび左右後輪を各別に制動する
ブレーキを介装しているので、一般路上での旋回
性能を良好に維持しながらも水田などの圃場で用
いる際、圃場の傷みを軽減する上で有効である。
つまり、前輪及び後輪の両動力伝達系のそれぞ
れにデフアレンシヤル装置を介装して四輪を駆動
するものに比べると、前後両輪をデフアレンシヤ
ル装置を介して駆動するものでは、後輪の一方を
制動した小旋回時に、後輪の他方側のものが著し
く高速回転し、左右後輪間及び前輪との間での速
度差が大きくなり、耕盤面を掘るなどの問題があ
るが、後輪側を操向クラツチ及びブレーキとした
前者のものでは、クラツチを切られることによつ
て後輪が前輪の動きに同調するので、このような
問題の生じることを避けられる。したがつて、水
田などで用いられることの多い四輪駆動車の駆動
形態として、前記前輪はデフアレンシヤル装置に
よる駆動、後輪は操向クラツチおよびブレーキに
よる、の形態を用いることが要望される傾向にあ
る。
れにデフアレンシヤル装置を介装して四輪を駆動
するものに比べると、前後両輪をデフアレンシヤ
ル装置を介して駆動するものでは、後輪の一方を
制動した小旋回時に、後輪の他方側のものが著し
く高速回転し、左右後輪間及び前輪との間での速
度差が大きくなり、耕盤面を掘るなどの問題があ
るが、後輪側を操向クラツチ及びブレーキとした
前者のものでは、クラツチを切られることによつ
て後輪が前輪の動きに同調するので、このような
問題の生じることを避けられる。したがつて、水
田などで用いられることの多い四輪駆動車の駆動
形態として、前記前輪はデフアレンシヤル装置に
よる駆動、後輪は操向クラツチおよびブレーキに
よる、の形態を用いることが要望される傾向にあ
る。
しかしながら従来のこの種の四輪駆動車では、
前記操向クラツチ及びブレーキの連動操作部にお
いて、車輪停止の際に、クラツチとブレーキとが
単に順序動作され、クラツチが完全に切れてから
ブレーキの制動が始まるようにしていたため、次
のような問題があつた。
前記操向クラツチ及びブレーキの連動操作部にお
いて、車輪停止の際に、クラツチとブレーキとが
単に順序動作され、クラツチが完全に切れてから
ブレーキの制動が始まるようにしていたため、次
のような問題があつた。
すなわち、制動操作時や旋回操作時に、一瞬で
はあるが制動作用も動力伝達も行われない状態が
生じるため、例えば、坂道や歩み坂上を慎重に登
り、あるいは下つているときに、急に機体が自重
で下がり出して他物に接当する、あるいは歩み坂
を踏み外すなどの危険性があつた。
はあるが制動作用も動力伝達も行われない状態が
生じるため、例えば、坂道や歩み坂上を慎重に登
り、あるいは下つているときに、急に機体が自重
で下がり出して他物に接当する、あるいは歩み坂
を踏み外すなどの危険性があつた。
本発明の目的は、左右後輪への動力伝達系にデ
フアレンシヤル装置を介装し、左右後輪の動力伝
達系に操向用クラツチおよび制動用ブレーキを介
装してある四輪駆動車の、前述した特性を活かし
ながら、操向用クラツチおよびブレーキの何れも
が作用しない状態となる危険性を確実に回避する
ことと、操向クラツチ切り後におけるブレーキの
制動圧の急激な上昇を避けるものでありながら、
確実な制動作用を発揮させられるようにすること
である。
フアレンシヤル装置を介装し、左右後輪の動力伝
達系に操向用クラツチおよび制動用ブレーキを介
装してある四輪駆動車の、前述した特性を活かし
ながら、操向用クラツチおよびブレーキの何れも
が作用しない状態となる危険性を確実に回避する
ことと、操向クラツチ切り後におけるブレーキの
制動圧の急激な上昇を避けるものでありながら、
確実な制動作用を発揮させられるようにすること
である。
上記目的を達成するための本発明の技術手段
は、前記四輪駆動車に、前記左右前輪への動力伝
達系にデフアレンシヤル装置を介装し、左右後輪
の動力伝達系に、左右後輪の動力を各別に断続す
る操向用クラツチおよび左右後輪を各別に制動す
るブレーキを介装してあるとともに、前記操向用
クラツチに対して前記ブレーキを、連動操作部を
介して連係させあり、かつ、この連動操作部に、
左右後輪の停止に際して、前記クラツチが切れる
以前に前記ブレーキが半制動状態になるように、
前記ブレーキの被操作部材を制動方向に付勢する
スプリングを設け、さらに、前記連動操作部に
は、前記スプリングとは別に、前記クラツチが切
れた後に前記ブレーキの被操作部材を直接に押圧
して制動作用する押圧部材を設けたことである。
は、前記四輪駆動車に、前記左右前輪への動力伝
達系にデフアレンシヤル装置を介装し、左右後輪
の動力伝達系に、左右後輪の動力を各別に断続す
る操向用クラツチおよび左右後輪を各別に制動す
るブレーキを介装してあるとともに、前記操向用
クラツチに対して前記ブレーキを、連動操作部を
介して連係させあり、かつ、この連動操作部に、
左右後輪の停止に際して、前記クラツチが切れる
以前に前記ブレーキが半制動状態になるように、
前記ブレーキの被操作部材を制動方向に付勢する
スプリングを設け、さらに、前記連動操作部に
は、前記スプリングとは別に、前記クラツチが切
れた後に前記ブレーキの被操作部材を直接に押圧
して制動作用する押圧部材を設けたことである。
上記技術手段を講じたことによる作用は次のと
おりである。
おりである。
a 左右前輪への動力への伝達系にデフアレンシ
ヤル装置を備えて、一般路上での旋回性能を良
好に維持しながらも、後輪側を操向クラツチを
介した動力伝達としているので、クラツチを切
られることによつて左右後輪の何れもが前輪の
動きに同調する。従つて、左右後輪を各別に制
動するブレーキによつて、左右一方の後輪を制
動し小旋回を行う場合に、他方側の後輪が高速
で回転駆動されることなく前輪の動きに追従し
た動きとなる。
ヤル装置を備えて、一般路上での旋回性能を良
好に維持しながらも、後輪側を操向クラツチを
介した動力伝達としているので、クラツチを切
られることによつて左右後輪の何れもが前輪の
動きに同調する。従つて、左右後輪を各別に制
動するブレーキによつて、左右一方の後輪を制
動し小旋回を行う場合に、他方側の後輪が高速
で回転駆動されることなく前輪の動きに追従し
た動きとなる。
b 操向クラツチとブレーキとが単に順序的に作
動するのではなく、ブレーキの被操作部材を制
動方向に付勢するスプリングを設けたことによ
り、制動の作用範囲が、十分な制動力でないに
しても実質的に拡大された状態となつて、クラ
ツチが完全に切れる以前にブレーキが半制動状
態となる。従つて、動力も伝達されず制動も働
かないという状態の発生をさけられる。
動するのではなく、ブレーキの被操作部材を制
動方向に付勢するスプリングを設けたことによ
り、制動の作用範囲が、十分な制動力でないに
しても実質的に拡大された状態となつて、クラ
ツチが完全に切れる以前にブレーキが半制動状
態となる。従つて、動力も伝達されず制動も働
かないという状態の発生をさけられる。
c 操向クラツチの操作に引き続いてブレーキ操
作を行う際に、クラツチが完全に切れてから制
動圧が上昇し始めるのではなく、クラツチの切
れる以前から半制動状態での制動が始まつてい
るので、制動圧の急激な上昇を避け、徐々に制
動圧を高められる。しかも、このときの制動圧
はスプリングの付勢力によるものであるから、
ブレーキの被操作部材どうしが互いにある程度
の摺接抵抗を受けながら相対回転することを許
す程度の融通性のある制動となる。
作を行う際に、クラツチが完全に切れてから制
動圧が上昇し始めるのではなく、クラツチの切
れる以前から半制動状態での制動が始まつてい
るので、制動圧の急激な上昇を避け、徐々に制
動圧を高められる。しかも、このときの制動圧
はスプリングの付勢力によるものであるから、
ブレーキの被操作部材どうしが互いにある程度
の摺接抵抗を受けながら相対回転することを許
す程度の融通性のある制動となる。
d 前記クラツチとブレーキとの連動操作部に
は、前記スプリングとは別に、クラツチが切れ
た後にブレーキの被操作部材を直接に押圧して
制動作用する押圧部材を設けているので、スプ
リングによる多少の相対回転を許すような融通
性のある制動ではなく、押圧部材の直接接触に
よる強力な制動力を与えることができる。
は、前記スプリングとは別に、クラツチが切れ
た後にブレーキの被操作部材を直接に押圧して
制動作用する押圧部材を設けているので、スプ
リングによる多少の相対回転を許すような融通
性のある制動ではなく、押圧部材の直接接触に
よる強力な制動力を与えることができる。
前記技術手段を講じた本発明は、上記の作用に
より次の効果を得られる。
より次の効果を得られる。
上記a.、b.の作用から、前輪がわにデフアレ
ンシヤル装置を、かつ、後輪がわに操向クラツ
チ及びブレーキを設けた四輪駆動車の特性、す
なわち、路上での旋回性能がよく、圃場を荒す
虞も少ないという特性を活かしながら、動力伝
達も制動も働かない状態の発生を避けて、坂道
や歩み坂上で、機体が急に動き出す危険を防止
できる。
ンシヤル装置を、かつ、後輪がわに操向クラツ
チ及びブレーキを設けた四輪駆動車の特性、す
なわち、路上での旋回性能がよく、圃場を荒す
虞も少ないという特性を活かしながら、動力伝
達も制動も働かない状態の発生を避けて、坂道
や歩み坂上で、機体が急に動き出す危険を防止
できる。
上記c.の作用から、操向操作時の制動を円滑
に行い易い。
に行い易い。
上記c.、d.の作用から、スプリングの作用に
より滑らかな制動を開始できるものでありなが
ら、制動作用が働きだすと、そのスプリングの
作用とは別に働く押圧部材の作用により、確実
かつ強力な制動を行える。
より滑らかな制動を開始できるものでありなが
ら、制動作用が働きだすと、そのスプリングの
作用とは別に働く押圧部材の作用により、確実
かつ強力な制動を行える。
以下に、本発明の具体構成の一例を、図面に記
載の実施例に基づいて説明する。
載の実施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、乗用型田植機を構成する
に、左右前輪1、左右後輪2を駆動するエンジン
6を走行機体の前部に積載し、このエンジン6の
後方に操縦部4を設けてある。走行機体の後方に
昇降リンク5を介して植付装置3を牽引し、
PTO軸9を介してエンジン6の動力を植付装置
3に伝動している。7,8はそれぞれ前輪用及び
後輪用伝動ミツシヨンケースであつて、前輪用ミ
ツシヨンケース7内のデイフアレンシヤル装置に
より左右前輪1に動力を伝動し、前輪用ミツシヨ
ンケース7からの動力を、機体下側の伝動軸10
を介して後輪用ミツシヨンケース8に伝動してい
る。
に、左右前輪1、左右後輪2を駆動するエンジン
6を走行機体の前部に積載し、このエンジン6の
後方に操縦部4を設けてある。走行機体の後方に
昇降リンク5を介して植付装置3を牽引し、
PTO軸9を介してエンジン6の動力を植付装置
3に伝動している。7,8はそれぞれ前輪用及び
後輪用伝動ミツシヨンケースであつて、前輪用ミ
ツシヨンケース7内のデイフアレンシヤル装置に
より左右前輪1に動力を伝動し、前輪用ミツシヨ
ンケース7からの動力を、機体下側の伝動軸10
を介して後輪用ミツシヨンケース8に伝動してい
る。
第2図に示すように、後輪用ミツシヨンケース
8において、入力伝動軸10の端部に設けたピニ
オンギア11を、ボス部材13にスプライン嵌合
したかけ歯車12と噛合し、このボス部材13
を、左右中間伝動軸14に相対回転自在に支持し
てある。このボス部材13の左右両側面にそれぞ
れ左右の操向用クラツチ15のクラツチ爪15a
を形成すると共に、それぞれの中間伝動軸14の
中間部に、ボス部材13のクラツチ爪15aに噛
合うクラツチ片15bをスプライン嵌合し、クラ
ツチ爪15aとクラツチ片15bの噛合離脱によ
り、動力を伝動遮断するように構成してある。ま
た、中間伝動軸14のギヤーケース23側に角形
軸部18を形成し、その角形軸部18に2枚のブ
レーキデイスク16aを軸方向に摺動自在に外嵌
すると共に、それら両ブレーキデイスク16a間
に、軸方向への摺動自在な状態で中間ケース17
の内嵌した摩擦板16bを配置し、さらに、ギヤ
ーケース23のブレーキデイスク16aに対する
側の壁にも摩擦板16bを取付けて、それらブレ
ーキ16の被操作部材であるブレーキデイスク1
6aと摩擦板16bどうしの摩擦力によつて制動
効果が生じるように構成してある。また左右の中
間伝動軸14に、軸方向に摺動自在な第1カラー
19を、クラツチ片15bに連結して外嵌すると
共に、第1カラー19内側に於いてクラツチ片1
5bをクラツチ入側に付勢する第1スプリング2
0を外嵌してある。さらに、中間伝動軸14のブ
レーキデイスク16a側に、軸方向に摺動自在な
第2カラー21を、外嵌すると共に、第1カラー
19に、第2カラー21を制動方向に付勢する第
2スプリング22を内嵌してある。
8において、入力伝動軸10の端部に設けたピニ
オンギア11を、ボス部材13にスプライン嵌合
したかけ歯車12と噛合し、このボス部材13
を、左右中間伝動軸14に相対回転自在に支持し
てある。このボス部材13の左右両側面にそれぞ
れ左右の操向用クラツチ15のクラツチ爪15a
を形成すると共に、それぞれの中間伝動軸14の
中間部に、ボス部材13のクラツチ爪15aに噛
合うクラツチ片15bをスプライン嵌合し、クラ
ツチ爪15aとクラツチ片15bの噛合離脱によ
り、動力を伝動遮断するように構成してある。ま
た、中間伝動軸14のギヤーケース23側に角形
軸部18を形成し、その角形軸部18に2枚のブ
レーキデイスク16aを軸方向に摺動自在に外嵌
すると共に、それら両ブレーキデイスク16a間
に、軸方向への摺動自在な状態で中間ケース17
の内嵌した摩擦板16bを配置し、さらに、ギヤ
ーケース23のブレーキデイスク16aに対する
側の壁にも摩擦板16bを取付けて、それらブレ
ーキ16の被操作部材であるブレーキデイスク1
6aと摩擦板16bどうしの摩擦力によつて制動
効果が生じるように構成してある。また左右の中
間伝動軸14に、軸方向に摺動自在な第1カラー
19を、クラツチ片15bに連結して外嵌すると
共に、第1カラー19内側に於いてクラツチ片1
5bをクラツチ入側に付勢する第1スプリング2
0を外嵌してある。さらに、中間伝動軸14のブ
レーキデイスク16a側に、軸方向に摺動自在な
第2カラー21を、外嵌すると共に、第1カラー
19に、第2カラー21を制動方向に付勢する第
2スプリング22を内嵌してある。
第2カラー21とブレーキ16の被操作部材1
6a,16bを、制動のための第2カラー21の
移動距離が、クラツチ爪15aとクラツチ片15
bとの噛合寸法Hよりも小さくなるように相対配
置して、クラツチ15が切れる以前にブレーキ1
6が半制動状態になるように構成してある。
6a,16bを、制動のための第2カラー21の
移動距離が、クラツチ爪15aとクラツチ片15
bとの噛合寸法Hよりも小さくなるように相対配
置して、クラツチ15が切れる以前にブレーキ1
6が半制動状態になるように構成してある。
つまり、第3図イに示すようにクラツチ15が
入りブレーキ16が非制動状態にある時にクラツ
チ15を切操作すると、クラツチ片15bに連結
した第1カラー19と、第1カラー19に内嵌し
た第2スプリング22によつて付勢された第2カ
ラー21が制動方向へ移動して、第3図ロに示す
ように、クラツチ15が未だ切れない儘で第2カ
ラー21はブレーキ16の被操作部材16a,1
6bを制動方向に押圧し、第2スプリング22の
付勢力によつてブレーキ16を半制動状態にする
ように構成してある。第3図ハに示すように、ク
ラツチ15が切れた後に於いては、第1カラー1
9による押圧力と第2スプリング22による付勢
力とが相挨つて、ブレーキ16を完全制動状態に
するように構成してある。
入りブレーキ16が非制動状態にある時にクラツ
チ15を切操作すると、クラツチ片15bに連結
した第1カラー19と、第1カラー19に内嵌し
た第2スプリング22によつて付勢された第2カ
ラー21が制動方向へ移動して、第3図ロに示す
ように、クラツチ15が未だ切れない儘で第2カ
ラー21はブレーキ16の被操作部材16a,1
6bを制動方向に押圧し、第2スプリング22の
付勢力によつてブレーキ16を半制動状態にする
ように構成してある。第3図ハに示すように、ク
ラツチ15が切れた後に於いては、第1カラー1
9による押圧力と第2スプリング22による付勢
力とが相挨つて、ブレーキ16を完全制動状態に
するように構成してある。
次に別実施例を説明する。
左右の中間伝動軸14にブレーキデイスク16
aを嵌合する部分は角形軸部18に変えてスプラ
イン嵌合を用いてもよい。
aを嵌合する部分は角形軸部18に変えてスプラ
イン嵌合を用いてもよい。
本発明は乗用の田植機の他、あらゆる農用、建
設用の作業装置の操向装置を対象としている。
設用の作業装置の操向装置を対象としている。
スプリング22が作用する位置は、クラツチ1
5及びブレーキ16の連動操作部の具体構造に見
合つて適宜変更自在である。
5及びブレーキ16の連動操作部の具体構造に見
合つて適宜変更自在である。
図面は本発明に係る四輪駆動車の実施例を示
し、第1図は乗用型田植機の全体側面図、第2図
は後輪用ミツシヨンケースの部分断面図、第3図
イ,ロ,ハは操向用クラツチ及びブレーキの連動
操作を示す動作図である。 2……左右後輪、15……操向用クラツチ、1
6……ブレーキ、16a,16b……ブレーキの
被操作部材、19……押圧部材、22……スプリ
ング。
し、第1図は乗用型田植機の全体側面図、第2図
は後輪用ミツシヨンケースの部分断面図、第3図
イ,ロ,ハは操向用クラツチ及びブレーキの連動
操作を示す動作図である。 2……左右後輪、15……操向用クラツチ、1
6……ブレーキ、16a,16b……ブレーキの
被操作部材、19……押圧部材、22……スプリ
ング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右前輪1への動力伝達系にデフアレンシヤ
ル装置を介装し、左右後輪2の動力伝達系に左右
後輪2の動力を各別に断続する操向用クラツチ1
5および左右後輪2を各別に制動するブレーキ1
6を介装してあるとともに、 前記操向用クラツチ15に対して前記ブレーキ
16を、連動操作部を介して連係させてあり、か
つ、この連動操作部に、左右後輪2の停止に際し
て、前記クラツチ15が切れる以前に前記ブレー
キ16が半制動状態になるように、前記ブレーキ
16の被操作部材16a,16bを制動方向に付
勢するスプリング22を設け、 さらに、前記連動操作部には、前記スプリング
22とは別に、前記クラツチ15が切れた後に前
記ブレーキ16の被操作部材16a,16bを直
接に押圧して制動作用する押圧部材19を設けて
ある四輪駆動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP685384A JPS60148773A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 四輪駆動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP685384A JPS60148773A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 四輪駆動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148773A JPS60148773A (ja) | 1985-08-06 |
JPH0351620B2 true JPH0351620B2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=11649788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP685384A Granted JPS60148773A (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | 四輪駆動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148773A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4529385Y1 (ja) * | 1966-10-19 | 1970-11-12 | ||
JPS5587627A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-02 | Kubota Ltd | Operating structure for crawler travelling device |
JPS5835469B2 (ja) * | 1978-02-21 | 1983-08-02 | 大阪曹達株式会社 | 積層発泡体の製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-01-17 JP JP685384A patent/JPS60148773A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4529385Y1 (ja) * | 1966-10-19 | 1970-11-12 | ||
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Also Published As
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---|---|
JPS60148773A (ja) | 1985-08-06 |
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