JPH0351491A - 連動折り戸用ヒンジ - Google Patents

連動折り戸用ヒンジ

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JPH0351491A
JPH0351491A JP1187009A JP18700989A JPH0351491A JP H0351491 A JPH0351491 A JP H0351491A JP 1187009 A JP1187009 A JP 1187009A JP 18700989 A JP18700989 A JP 18700989A JP H0351491 A JPH0351491 A JP H0351491A
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JP
Japan
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interlocking
door
folding
folding door
hinge
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JP1187009A
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Inventor
Hiroaki Toyama
浩明 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakoshi Seiko KK
Original Assignee
Murakoshi Seiko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、一対の扉体を折り畳み自在に連結した複数の
折り戸を一体的に連動開閉可能に連結する連動折り戸用
ヒンジに関する。
(従来の技術) 一対の扉体を折り畳み自在にヒンジ等で連結した折り戸
は、例えば洋服だんす、クロージット等の家具の収納空
間の前面を開閉する扉用として用いられている。
従来、このような家具の扉用として用いられている折り
戸は、例えば特開昭61−254776号公報に示され
ているように、家具本体の前面開口部を開閉する折り戸
の各扉体の外端上下部に、家具本体の前面開l]部の土
下縁部に沿って配設されたガイドレールに移動自在に嵌
合するとともに各扉体の裏面が合わさるように回動可能
に支持するガイドローラ体が取付けられている。
そして、家具の前面を閉塞する折り戸の一対のいずれか
一方あるいは両方を他方に向けて寄せつつ前方へ引出す
ことにより、一方あるいは両方の扉体の上下のガイドロ
ーラ体がガイドレールに沿って移動するとともに、両扉
体の裏面が合わさるように折り畳まれ、家具本体の前面
が開放される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述のような折り戸を用いた家具では、折り
戸を複数備えた家具もあるが、従来、この複数の折り戸
を一体的に連動開閉することはせず、各折り戸ごとに開
閉するようにしていた。
そこで、本発明は、複数の折り戸を一体的に連動開閉で
きるように、隣接する折り戸を連結する連動折り戸用ヒ
ンジを提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項」,の発明は、一対の扉体I2を折り青み自在に
連結した複数の折り戸1la ,  Ilbを一体的に
連動開閉可能に連結する連動折り戸用ヒンジ21であり
、複数の折り戸11a , Ilbの隣接する各端部に
それぞれ取付けられた各取付部材22a , 22bの
相対する内端部に、支軸29を介して回動可能に軸着さ
れた一対の連動リンク30a , 30bの一端部をそ
れぞれ回動自在に軸着し、かつ、この一端部の軸着され
た取付部材22a , 22bとは異なる他方の取トJ
部材22b , 22gの相反する外端部に、折り戸I
Is ,  Ilbの開閉力を伝達する伝達手段32R
,32bを介して各連動リンク30a , 30bの他
端部をそれぞれ連結した連動機構23を備えたものであ
る。
請求項2の発明は、伝達手段32a , 32bとして
、一端部が取付部材22a , 22bの外端部に回動
自在に軸着されるとともに他端部が連動リンク30g 
, 30bの他端部に回動自在に軸着される伝達リンク
33a , 33bを備えたものである。
請求項3の発明は、伝達手段32a , 32bとして
、連動リンク3Qa , 30bの他端部に伝達軸41
a,4lbを設け、取付部材221 , 22bの外端
部にその伝達軸41a , 4lbが回動自在かつ移動
自在に嵌合する溝孔42g , 42bを取付部材22
a , 22bの内外端方向に沿って形成したものであ
る。
(作用) 請求項1の発明では、例えば一方の折り戸IIaを開閉
操作することにより、この折り戸11aの扉体12とと
もに取付部材22aが回動し、この取付部材22aに連
結された連動リンク30a , 30bが支軸29を中
心として互いに逆方向に回動し、この連動リンク30a
 , 30bの回動が他方の折り戸1lbの取付部材2
2bを上記取付部材22aとは対称的に回動させる動き
として伝達し、他方の折り戸1lbの扉体12が一体的
に連動開閉する。
5 請求項2の発明では、伝達リンク33a , 33bを
介して、折り戸l1a , flbの扉体12の回動と
連動リンク30a , 30bの回動との差を吸収しつ
つ、折り戸11a , Ilbと連動リンク3(la 
, 30bとの相互の動きを伝達する。
請求項3の発明では、伝達軸41a , 4lbが溝孔
42a , 42bに嵌合したまま移動し、折り戸11
a ,1lbの扉体12の回動と連動リンク3Qa ,
 30bの回動との差を吸収しつつ、折り戸l1a ,
 llbと連動リンク30g , 30bとの相互の動
きを伝達する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構戒を第t図ないし第4図を
参照して説明する。
第4図において、1は家具で、天板2、底板3、左右の
側板4、図示しない裏板とから構或され、内部に前方へ
開口する収納空間を形成している。
また、この家具1の天板2の前端縁部に沿って上部ガイ
ドレール5が取付けられているとともに、底板3の前端
縁部に沿って下部ガイドレール6 6が埋め込み固定されている。
上記家具1の収納空間の前面には2枚の折り戸11a 
, llbが開閉可能に取付けられており、この各折り
戸11a , flbは、家具1の天板2の上部ガイド
レール5と底板3との間に嵌合可能とする一対の縦長の
扉体12を有し、この両扉体l2は複数のヒンジ13に
よって裏面側を合わせるように折り畳み自在に連結され
ている。なお、このヒンジ13は、例えば、両扉体l2
が平行に伸ばされた状態を弾性的に保持する構造のもの
が用いられる。
また、この折り戸11a , llbの各扉体12の外
端上部および外端下部には、上部ガイドレール5および
下部ガイドレール6にそれぞれ移動自在に嵌合するロー
ラl4と、各扉体12の裏面が合わさるように回動可能
に支持する回動支持軸15とを備えたガイドローラ体1
6がそれぞれ取付けられている。
さらに、各扉体12の前面には開閉操作を行なうための
取手17が取付けられている。
そして、上記両折り戸11a , Ilbの隣接する端
部は連動折り戸用ヒンジ2lによって連結されており、
この連動折り戸用ヒンジ21は、第1図ないし第3図に
示すように、折り戸11a , Ilbの隣接する各端
部真面にそれぞれ取付けられる取付部材22++ . 
22bと、この各連結部材22a , 22bを介して
両折り戸11i , llbを一体的に連動開閉可能に
連結する連動機構23とを備えている。
上記取付部材22g . 22bは、上下の支持板24
と端部の端板25とでほぼコ字状に折曲形成されるとと
もに、各支持板24から取付板26がそれぞれ折曲形成
されており、そして、折り戸11m , llbの裏面
縁部に取付板26を接合し、この取付板26に形成され
た複数の取付孔27を通じてねじ止めすることにより、
折り戸11a , llbに固定される。
上記連動機構23は、交互に重ね合わされて中央部の支
軸29によって回動自在に軸着された複数枚の一方の連
動リンク3hと複数枚の他方の連動リンク30bとを有
し、この各連動リンク30a,30bの一端部が上記各
取付部122g , 22bの相対する内端部の内側に
嵌合してピン31g . 3lbによりそれぞれ回動自
在に軸着されているとともに、各連動リンク30a .
 30bの他端部が一端部の軸着された取付部材2jj
a , 22bとは異なる他方の取付部材22b , 
221の相反する外端部に折り戸11a ,1lbの開
閉力を伝達する伝達手段32g , 32bを介して連
結されている。
上記伝達手段32a , 32bは、断面ほぼコ字状に
形成された伝達リンク33a , a3bを有し、この
伝達リンク33g , 33bの一端部が連動リンク3
0a,30bの他端部の外側に嵌合してピン34a ,
 34bにより回動自在に軸着されているとともに、伝
達リンク33a , 33bの他端部が取付部材22a
 . 22bの相反する外端部の内側に嵌合してピン3
5a , 35bにより回動自在に軸着されている。
次に、折り戸11a , Ilbの連動開閉動作につい
て説明する。
まず、折り戸11+ ,. Ilbの閉塞状態では、第
4図のように、各折り戸11a ,−1lbの各扉体l
2がそれぞれ平行に伸ばされているとともに、第1図の
ように、連動折り戸用ヒンジ21によって両折り戸11
a , llbとも平行な連動回動状態に保持され9 ており、この両折り戸11a , Jibによって家具
1の収納空間の前面を閉塞している。
そして、折り戸11a . llbを開放するには、例
えば、右側の折り戸11!において、右側の扉体12の
取手l7を持って手前側に引出すように操作するととも
にその右側の扉体12を左側の扉体12に寄せるように
操作することにより、両扉体l2の連結部がヒンジ13
を介して折れて前方に突出するとともに、両扉体12が
各ガイドローラ体16を支点として回動し、かつ、右側
の扉体l2の上下の各ガイドローラ体16が上下のガイ
ドレール5.6に沿って左側に移動し、折り戸111が
左側に寄せられて両扉体l2の裏面が合わさるように折
り畳まれ、この折り戸11aの右側に家具1の収納空間
の前面が開放される。
この右側の折り戸11!の開放に伴い、連動折り戸用ヒ
ンジ21を介して左側の折り戸1lbも一休的に連動開
放される。
すなわち、第1図のように、右側の折り戸11gの扉体
I2がガイドローラ体l6の回動支点1110 を中心として開放方向に回動ずることにより、取付部材
22aの外端部のピン35aが回動支点16aを中心と
して図中に示す矢印a方向に移動し、伝達リンク33a
を介して引張られる一方の連動リンク30aの他端部の
ピン34aが支軸29を中心として矢印b方向に移動し
、そして、連動リンク30aが支軸29を中心として図
中時計回り方向に回動し、この連動リンク30aの一端
部が連結された左側の折り戸1lbの取付部材22bの
内端部のピン3lbがガイドローラ体16の回動支点1
6bを中心として矢印C方向に押圧される。
また、右側の折り戸11aの取付部材22aの内端部の
ピン31aが回動支点16aを中心として矢印d方向に
移動し、連動リンク30bが支軸29を中心として図中
反時計回り方向に回動し、この連動リンク30bの他端
部が連結された伝達リンク33bのピン34bが支軸2
9を中心として矢印e方向に移動し、この伝達リンク3
3bを介して左側の取付部材22bの外端部のピン35
bが回動支点16bを中心として矢印f方向に押圧され
る。
11 したがって、左側の折り戸1lbの取付部祠22bの内
端部および外端部が矢印Cおよび矢印fに押圧されるこ
とにより、左側の折り戸1lbの扉体12が回動支点+
6bを中心として開放方向に連動回動される。
なお、両連動リンク30a , 30bがそれぞれ逆方
向に回動する際、その一端部のピン31a , 3lb
が離反することに伴って、両折り戸11a ,  fl
bの端部間が離反され、折り戸11a , llbの前
面角部が相対して内側間に侵入回動する。
また、両連動リンク30a , 30bの一端部のピン
31a , 3lbが回動支点16a , 16bを中
心として回動して相対的に前方に移動するため、連動リ
ンク30a , 30bの支軸29が図中に矢印gで示
す前方方向に移動する。
さらに、連動リンク30a , 30bと取付部材22
a , 22bとの間に伝達リンク33a ,  33
bを介しているため、折り戸11a , llbの扉体
12の回動と連動リンク30a , 30bの回動との
差を吸収しつつ、折り戸ILa .  llbと連動リ
ンク30a , 3Qbとの相12 互の動きを伝達し、折り戸11a , Ilbをスムー
ズかつ確実に連動開放することができる(後述する閉塞
時も同様)。
そして、第3図に、折り戸lea ,  Ilbを最も
開放したときの連動折り戸用ヒンジ21の状態を示す。
このようにして、右側の折り戸11aに連動して開放す
る左側の折り戸1lbは、右側の折り戸11aに連結さ
れた右側の扉体12が開放回動させることに伴って、左
側の扉体12も開放回動し、右側の折り戸11a側に寄
せられて両扉体12の裏面が合わさるように折り畳まれ
る。
なお、左側の折り戸1lbの開放操作を行なえば、右側
の折り戸I1aが連動して開放する。
また、この両折り戸1la , fibを開放するとき
に、両折り戸11a , Ilbを家具1の左側または
右側に寄せるように操作すれば、家具1の収納空間の右
側または左側を大きく開放することができる。
さらに、両折り戸11a , fibを開放状態のま1
3 ま左右に移動させる際、連動折り戸用ヒンジ21によっ
て両折り戸11a , Ilbを一体的に連結している
ので、スムーズに移動させることができる。
一方、開放状態にある折り戸11a , llbを閉塞
するには、例えば、右側の折り戸11aにおいて、右側
の扉体12の取手17を持って家具1側に押すように操
作するとともにその右側の扉体12を右側に向かって引
くように操作することにより、イT側の扉体12の上下
の各ガイドローラ体16が上下のガイドレール5,6に
沿って右側に移動して、両扉体12が回動して平行に伸
ばされ、この折り戸11aで家具tの収納空間の前面を
閉塞する。
この右側の折り戸11aの閉塞に伴い、連動折り戸用ヒ
ンジ21を介して左側の折り戸1lb も一体的に閉塞
される。
すなわち、第3図のように、右側の折り戸11aの扉体
12が回動支点16aを中心として閉塞方向に回動する
ことにより、取付部材22aの外端部のピン35aが回
動支点16gを中心として図中に示す矢印1〕方向に移
動し、伝達リンク33gを介して14 押される一方の連動リンク30aの他端部のピン34g
が支軸29を中心として矢印i方向に移動し、そして、
連動リンク30aが支軸29を中心として図中反時計回
り方向に回動し、この連動リンク30aの一端部が連結
された左側の折り戸1lbの取付部材22bの内端部の
ピン3lbが回動支点16bを中心として矢印j方向に
引張られる。
また、右側の折り戸teaの取付部材221の内端部の
ピン31aが回動支点168を中心として矢印k方向に
移動し、連動リンク30bが支軸29を中心として図中
時計回り方向に回動し、この連動リンク30bの他端部
が連結された伝達リンク33bのピン34bが支軸29
を中心として矢印l方向に移動し、この伝達リンク33
bを介して左側の取付部材22bの外端部のピン35b
が回動支点+6bを中心として矢印m方向に引張られる
したがって、左側の折り戸tibの取付部材22bの内
端部および外端部が矢印jおよび矢印mに引張られるこ
とにより、左側の折り戸1lbの扉体12が回動支点1
6bを中心として閉塞方向に連動15 回動される。
なお、両述動リンク30a , 30bの一端部のピン
31a , 3lbが回動支点16a , 16bを中
心として回動して相対的に後方に移動するため、連動リ
ンク3Qa , 30bの支軸29が図中に矢印nで示
す後方方向に移動する。
そして、第1図に、折り戸11a , llbを最も閉
塞したときの連動折り戸用ヒンジ21の状態を示す。
このようにして、右側の折り戸11gに連動して閉塞す
る左側の折り戸l1bは、右側の折り戸11aに連結さ
れた右側の扉体12が閉塞回動させることに伴って、左
側の扉体12も閉塞回動じ、右側の折り戸11gと平行
に伸ばされ、家具1の収納空間の前面を閉塞する。
なお、左側の折り戸ttbの閉塞操作を行なえば、右側
の折り戸111が連動して閉塞する。
以上のように、折り戸11a . Ilbのいずれか一
方の開閉操作を行なえば、他方を連動して開閉すること
ができる。
16 次に、本発明の他の実施例の構成を第5図および第6図
を参照して説明する。
この実施例では、伝達手段32a ,32bとして、ほ
ぼV字状に形成された連動リンク:{Oa . 30b
の他端部に伝達軸41a . 4lbを設け、各取付部
材22m . 22bの相反する外端部にその伝達軸4
1a,4lbが回動自在かつ移動自在に嵌合する長孔状
の溝孔42a , 42bを取付部材22a , 22
bの内外端方向に沿って形或している。
そして、第5図のように、両折り戸11!,1lbが閉
塞状態にあると、各連動リンク30a,30bの伝達軸
41a , 41aは取付部材22a , 22bの溝
孔42a , 42bの外端側に嵌合している。
この閉塞状態から、例えば、右側の折り戸11aが開放
操作されると、折り戸11aの左側の扉体12の開放回
動に伴って、取付部材22aの伝達軸411およびピン
31mが回動支点16aを中心としてそれぞれ矢印a,
d方向に回動されるため、一方の連動リンク30aが図
中時計回り方向に直接回動されるとともに、他方の連動
リンク30bが図中反17 時計回り方向に直接回動される。したがって、左側の取
付部材22bの伝達軸4lbおよびピン3lbが回動支
点16bを中心としてそれぞれ矢印f,c方向に回動さ
れ、左側の折り戸1lbの扉体l2が回動支点16bを
中心として開放方向に連動回動される。
なお、左側の折り戸1lbの開放操作を行なえば、右側
の折り戸11aが連動回動ずる。
このとき、伝達軸41a , 4lbが溝孔42a,4
2bに嵌合したまま内端側に移動し、折り戸11a,1
lbの扉体12の回動と連動リンク30a , .30
bの回動との差を吸収しつつ、折り戸11a . Il
bと連動リンク30a , 30bとの相互の動きを伝
達する。
そして、第6図に、折り戸11a , llbを最も開
放したときの連動折り戸用ヒンジ21の状態を示し、各
連動リンク3Qa , 30bの伝達軸41g ’+ 
41aは取付部材22g , 22bの溝孔42g .
 42b (7)内端側にスライドして嵌合している。
一方、開放状態から、例えば、右側の折り戸il1が閏
塞操作されると、折り戸11aの左側の扉体I2の閉塞
回動に伴って、取付部材22aの伝達軸18 41aおよびピン31aが回動支点16aを中心として
それぞれ矢印h,k方向に回動されるため、一方の連動
リンク30aが図中反時計回り方向に直接回動されると
ともに、他方の連動リンク30bが図中時計回り方向に
直接回動される。したがって、左側の取付部材22bの
伝達軸4lbおよびピン3lbが回動支点16bを中心
としてそれぞれ矢印m,j方向に回動され、左側の折り
戸1lbの扉体12が回動支点1, 6 bを中心とし
て閉塞方向に連動回動される。
なお、左側の折り戸1lbの閉塞操作を行なえば、右側
の折り戸11aが連動回動ずる。
このとき、伝達軸41a , 4lbが溝孔42a,4
2bに嵌合したまま外端側に移動し、折り戸11B,1
lbの扉体l2の回動と連動リンク3Qa , 30b
の回動との差を吸収しつつ、折り戸11a , llb
と連動リンク3Qa , 30bとの相互の動きを伝達
する。
そして、第5図に、折り戸11a , llbを最も閉
塞したときの連動折り戸用ヒンジ21の状態を示し、各
連動リンク3h , 30bの伝達軸41a , 41
aは取付部try’ 2 2 a , 2 2 bの溝
孔42a , 42bの内端側19 にスライドして嵌合している。
なお、上記折り戸11a , Ilbの扉体12を回動
自在に支持するガイドローラ体16の構成によっては、
扉体12の裏面側にその回動中心15a ,  16b
が位置する場合があるが、その場合でも、連動折り戸用
ヒンジ21はスムーズに動作し、折り戸11a,1lb
を一体的に連動開閉させることができる。
また、上記折り戸1la ,  Ilbにさらに複数の
折り戸を連動折り戸用ヒンジ21を介して連結して一体
的に連動開閉させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、家具1に折り戸を採用した場合
を示したが、家具等の収納空間の前面を開閉する扉用に
限らず、部屋の仕切り用として用いることもでき、この
場合には、複数の折り戸を用いてもその全ての折り戸を
折り畳んで一側に寄せることができるので、仕切り用と
しても有効である。
〔発明の効果〕
請求項1−の発明によれば、一対の扉体を折り畳み自在
に連結した複数の折り戸を、連動折り戸20 用ヒンジを介して一体的に連動開閉することができる。
請求項2の発明によれば、連動リンクと取付部材との間
に介在された伝達リンクを介して、折り戸の扉体の回動
と連動リンクの回動との差を吸収しつつ、折り戸と連動
リンクとの相互の動きを伝達し、複数の折り戸のスムー
ズかつ確実な連動開閉性を確保できる。
請求項3の発明によれば、連動リンクの伝達軸が取付部
材の溝孔に嵌合したまま移動し、折り戸の扉体の回動と
連動リンクの回動との差を吸収しつつ、折り戸と連動リ
ンクとの相互の動きを伝達し、複数の折り戸のスムーズ
かつ確実な連動開閉性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の連動折り戸用ヒンジの一実施例を示す
折り戸閉塞状態の平面図、第2図はその背面図、第3図
は折り戸開放状態の平面図、第4図は折り戸の正面図、
第5図は本発明の他の実施例を示す折り戸閉塞状態の平
面図、第6図はそ2{ の折り戸開放状態の平面図である。 11a,11b・・折り戸、12・・扉体、21・・連
動折り戸用ヒンジ、22a , 22b  ・取付部材
、23・・連動機構、29・・支軸、30a , 30
b ・・連動リンク、32a , 32b  ・伝達手
段、33a ,’33b・・伝達リンク、41a,4l
b  −−伝達軸、423,42b ・・溝孔。 2 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の扉体を折り畳み自在に連結した複数の折り
    戸を一体的に連動開閉可能に連結する連動折り戸用ヒン
    ジであって、 複数の折り戸の隣接する各端部にそれぞれ取付けられる
    取付部材と、 支軸を介して回動可能に軸着された一対の連動リンクを
    有し、この各連動リンクの一端部が上記各取付部材の相
    対する内端部にそれぞれ回動自在に軸着されるとともに
    、各連動リンクの他端部が一端部の軸着された取付部材
    とは異なる他方の取付部材の相反する外端部に折り戸の
    開閉力を伝達する伝達手段を介してそれぞれ連結された
    連動機構と を備えたことを特徴とする連動折り戸用ヒンジ。
  2. (2)伝達手段は、一端部が取付部材の外端部に回動自
    在に軸着されるとともに他端部が連動リンクの他端部に
    回動自在に軸着される伝達リンクを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の連動折り戸用ヒンジ。
  3. (3)伝達手段は、連動リンクの他端部に伝達軸を設け
    、取付部材の外端部にその伝達軸が回動自在かつ移動自
    在に嵌合する溝孔を取付部材の内外端方向に沿って形成
    したことを特徴とする請求項1記載の連動折り戸用ヒン
    ジ。
JP1187009A 1989-07-19 1989-07-19 連動折り戸用ヒンジ Pending JPH0351491A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005047076A1 (de) * 2003-10-28 2005-05-26 Deere & Company Vorrichtung zum bedienen eines fahrzeugs

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JPS58141659A (ja) * 1982-02-16 1983-08-23 Mitsubishi Electric Corp 始動電動機の界磁装置
JPS5994195A (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 三洋電機株式会社 自動販売機の表示テスト方法

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