JPH0351386Y2 - - Google Patents

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JPH0351386Y2
JPH0351386Y2 JP11030085U JP11030085U JPH0351386Y2 JP H0351386 Y2 JPH0351386 Y2 JP H0351386Y2 JP 11030085 U JP11030085 U JP 11030085U JP 11030085 U JP11030085 U JP 11030085U JP H0351386 Y2 JPH0351386 Y2 JP H0351386Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この考案は例えば製鉄所や砕石場などで原料搬
送用のベルトコンベアやホツパ等から落下した鉄
鉱石や石炭等のごとき堆積撒物等を回収するため
の掻き入れ回収装置に関する。
【従来の技術】
一般に製鉄所内では、第8図に示す如くホツパ
Hから供給された鉄鉱石や石炭等を長尺広範囲に
亘るベルトコンベアBで搬送しているが、その搬
送時にはベルトコンベアBの下方に落鉱・落炭等
が生じて堆積するため、その堆積撒物Wを除去す
る必要がある。 かかる除去作業は広範囲に亘るため、例えばバ
ケツトローダやツーウエイドーザ・ハンドドーザ
など従来既存の作業車輛を導入して処理するのが
一般的である。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記のような作業車輛の場合、
バケツトやブレード等の支持アームを伸縮できな
いため、上記堆積撒物Wの除去作業に際してはベ
ルトコンベアBの交叉方向に対する前記作業車輛
の前後進および走行方向の変更を頻繁に繰り返し
てその都度作業車輛を堆積撒物に相当近づけなけ
ればならず、このため遠方の堆積撒物の回収が極
めて困難となり、作業車輛の機動性が損なわれて
作業能率が大幅に低下し、また作業の安全性が損
なわれるという問題点があつた。 特に、この種の分野のベルトコンベアBは図示
で明らかな如く構造的に高さの制約を受け、しか
も複数基のものが比較的狭い間隔で平行状態に配
列されているため、斯様な狭隘現場で上述のごと
く作業車輛の前後進等を頻繁に繰り返すことは極
めて困難で、ましてやベルトコンベアB下方にお
ける遠方の堆積撒物Wを上記作業車輛によつて除
去することは殆ど不可能であつた。 従つて、かかる現場での堆積撒物の除去は人為
的作業によつているのが殆どであるが、この場
合、相当の作業員数を必要とすることにより人件
費が大きく嵩み、しかも長時間を費やすため作業
能率が極めて悪いという問題点があつた。 この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、車輛から離れた遠方の堆積撒物等をブ
レード等掻き寄せ具で掻き寄せながらバケツト内
に掻き入れ、しかも、その掻き入れ後に該バケツ
トを持ち上げ静止させたままの状態で該バケツト
内の回収物を放出することができる掻き入れ回収
装置を提供することを課題とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案に係る掻き入れ回収装置は上記課題を
達成するため、 車輛に該車輛の外方へ延出して伸縮駆動手段
で長さ方向に伸縮し且つ俯抑駆動手段で俯抑す
る伸縮部材を装備する。 伸縮部材の基端側に前後部が開口したバケツ
ト本体を設ける。 バケツト本体の後部開口に開閉板を設ける。 開閉板の開閉駆動手段を設ける。 伸縮部材の先端側にバケツト本体の前方で向
い合う掻き寄せ具を設ける。 という技術手段を講じたものである。
【作用】
これにより、バケツト本体の後部開口が開閉板
で閉じられて伸縮部材が伸長し且つ前記バケツト
本体と掻き寄せ具のそれぞれが接地した状態にお
いて、伸縮部材を短縮作動させると、その先端側
の掻き寄せ具がバケツト本体側に接近移動するこ
とにより、該掻き寄せ具が遠方の堆積撒物を手前
に掻き寄せながらそれをバケツト本体内に掻き入
れる。 ついで、前記伸縮部材が仰角駆動されると、バ
ケツト本体が持ち上げられて適当な高さに保持さ
れ、この状態のままで所定の積込み現場等におい
て前記バケツト本体の開閉板を開くと、該バケツ
ト本体内の回収物がダンプトラツク等に放出され
る。
【実施例】
以下に、この考案の好適実施例を図面に基づい
て説明する。 まず、この考案の第1実施例を示す第1図およ
び第2図において、1は従来既存のローダ等から
なる車輛であり、該車輛1には前方に延出してそ
の延出方向に伸縮駆動される伸縮部材2が装備さ
れている。 伸縮部材2は作業装置支持手段となるもので、
図示例の場合、車輛1の車体フレームに基端部が
上下方向へ角運動(以下、俯抑という)可能に軸
支された非伸縮側ブーム部材20と、これに順次
連結された伸縮側ブーム部材21,22とからな
つて車輛1の前方に延出し、その延出方向へ、伸
縮側ブーム部材21,22のそれぞれが順次段階
的に油圧で伸縮駆動されるテレスコープ型シリン
ダ構成の所謂ブームよりなつている。 かかる伸縮部材2は、俯抑駆動手段3で上下方
向に俯抑駆動されるようになつている。図示例の
俯抑駆動手段3は車輛1に既存のリフト用油圧シ
リンダからなつて、その自由端が非伸縮側ブーム
部材20に連結されている。 前記伸縮部材2において、非伸縮側ブーム部材
20の先端側にはバケツト本体4が且つ伸縮側ブ
ーム部材22の先端側には掻き寄せ具5がそれぞ
れ設けられている。 バケツト本体4は前記非伸縮側ブーム部材20
の先端側に上端側が取付固定されて前後部が開口
しているもので、その後部開口40には開閉板4
1が設けられている。 すなわち、該開閉板41はその上端部が前記後
部開口40の上縁部に枢支されて開閉駆動手段4
2で前後方向へ開閉駆動される構成になつてい
る。 図示例の開閉駆動手段42は開閉板41と前記
非伸縮側ブーム部材20との間に架け渡された油
圧シリンダからなつている。 一方、図示例の掻き寄せ具5は、伸縮側ブーム
部材22の先端に上端側が脱着可能に取付固定さ
れて前記バケツト本体4にその前方で向い合うブ
レードからなつている。 つぎに、上記第1実施例の作動を説明する。 伸縮部材2が短縮され且つ該伸縮部材2が俯抑
駆動手段3で仰角方向に保持されると共に、バケ
ツト本体4の開閉板41が閉じられた状態におい
て、車輛1の走行により前記伸縮部材2を所定の
作業方向、例えば第8図のベルトコンベアBの方
向に向けて車輛1を停止させる。 この状態で俯抑駆動手段3の伸長作動により伸
縮部材2を俯動下降させ且つ該伸縮部材2を油圧
駆動により伸長作動させると、その先端のブレー
ド5が前記ベルトコンベアB下方の堆積撒物Wに
向かつて進入する。 該進入後に俯抑駆動手段3を更に伸長作動させ
ると、前記ベルトコンベアB下方の堆積撒物Wの
存在位置にブレード5が接地する。 そこで、伸縮部材2を短縮作動させると、これ
に追従するブレード5がバケツト本体4側に接近
移動することにより、前記ブレード5は作業車輛
1から離れた遠方の堆積撒物Wを掻き寄せなが
ら、それをバケツト本体4内に掻き入れる。 その掻き入れ後において、俯抑駆動手段3を短
縮作動させると、伸縮部材2が仰角運動すること
により前記バケツト本体4後部の開閉板41が下
向き状態に保持され、その状態で車輛1が走行さ
せられることにより前記バケツト本体4内の掻き
入れ物が所定個所まで運搬される。 その運搬先において、油圧シリンダ42を短縮
作動させると、開閉板42が第3図に示す如く開
動することによりバケツト本体4内の掻き入れ物
が自重により放出されて、例えば同図中に示すダ
ンプトラツクTのベツセル内に積み込まれる。 第4図に示す他の実施例において、ブレード5
は伸縮側ブーム部材22の先端部に溶接等の手段
で固設されたブラケツト23にピンPを介して上
端側が回動自在に軸支されている。 そして、前記ブレード5はその上端側と前記ブ
ラケツト23との間に架け渡された油圧シリンダ
C1で駆動されて伸縮部材2の伸縮方向に沿つて
往復回動させられるようになつている。 従つて、この場合のブレード5はその系統の油
圧シリンダC1の伸縮作動による前後方向への往
復回動を繰り返えすので、この状態で伸縮部材2
を短縮作動させれば、硬質化した堆積撒物Wを前
記ブレード5で掘り起こしながら掻き寄せ、それ
を開閉板41が閉じられたバケツト本体4内に掻
き入れることができ、この種の作業性を更に一層
向上させ得る。 第5図の実施例において、伸縮部材2は車輛1
の前部(後部でも可)に装備されて横方向に延出
している。 この実施例の場合、車輛1を第8図のベルトコ
ンベアBの長手方向に沿つた向きで停止させて前
実施例の場合と同様の作業を遂行できる。 すなわち、ベルトコンベアBの長手方向に沿つ
て走行する車輛1の向きを作業時の都度変える必
要がないので、ベルトコンベアB相互間のごとく
道路幅が狭い現場においても上記作業を円滑に効
率よく遂行できる。 第6図の実施例では車輛1に既存のリフトアー
ム機構6を利用し、該リフトアーム機構6にクイ
ツクカプラ7を介して旋回装置8を着脱可能に取
付け、該旋回装置8のマスト9に伸縮側ブーム部
材22と俯抑駆動用油圧シリンダ3の各基端部を
上下回動可能に支承させている。 この実施例の場合、車輛1の停止状態におい
て、前記旋回装置8により第7図に示す如く伸縮
部材2の向きを自由に選択できるため、停止状態
の車輛1の向きに関係なく上記作業を円滑に遂行
できる。 しかも、例えば車輛1の片側でブレード5によ
りバケツト本体4内に掻き入れられた回収物を、
前記旋回装置8で車輛1の反対側に旋回させてそ
こで待機中のダンプトラツク等に積み込むことが
できる。 従つて、この種の作業を更に一層円滑に効率よ
く遂行できる。 なお、上記各実施例における伸縮部材2はフオ
ークリフトのマストを利用して取付けられたもの
であつてもよい。
【考案の効果】
以上この考案によれば、バケツト本体後部の開
閉板を閉じてそのバケツト本体を接地させた状態
で該バケツト本体への接近方向にその前方の掻き
寄せ具を移動させることにより、車輛から離れた
遠方の堆積撒物等を前記掻き寄せ具で掻き寄せな
がらバケツト本体内に掻き入れることができ、か
つ該掻き入れ物はその後バケツト本体で掬い上げ
られて所定の回収個所まで運搬、あるいはダンプ
トラツク等に積み込まれるが、このとき、バケツ
ト本体後部の開閉板を開くだけでバケツト本体内
の掻き入れ物を放出することができる。 このため、車輛進入が困難な狭隘現場における
落鉱・落炭等の堆積撒物等を一連の機械的作業に
よつて効率よく円滑に遂行することができ、この
種の作業性向上に大きく寄与する。 なお、この考案において、撒物とは掻き寄せ作
業の対象となる全てのものをいう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な第1実施例に係る掻
き入れ回収装置を示す概略的な側面図、第2図は
同平面図、第3図は同要部の作用説明図、第4図
〜第6図はこの考案に係るそれぞれ異なつた他に
実施例を示す説明図、第7図は第6図の概略的な
平面図、第8図は鉄鉱石・石炭等搬送用ベルトコ
ンベアの側面図である。 1……車輛、2……伸縮部材、3……俯抑駆動
手段、4……バケツト本体、40……後部開口、
41……開閉板、42……開閉駆動手段、5……
掻き寄せ具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車輛に装備され該車輛の外方へ延出して伸縮
    駆動手段で長さ方向に伸縮し且つ俯抑駆動手段
    で俯抑する伸縮部材と、該伸縮部材の基端側に
    設けられて前後部が開口するバケツト本体と、
    該バケツト本体の後部開口を開放可能に閉止す
    る開閉板と、該開閉板の開閉駆動手段と、前記
    伸縮部材の先端側に設けられて前記バケツト本
    体の前方で向い合う掻き寄せ具とを備えてなる
    ことを特徴とする掻き入れ回収装置。 (2) 掻き寄せ具がブレードからなつていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の掻き入れ回収装置。 (3) 伸縮部材が油圧で伸縮駆動されるテレスコー
    プ型シリンダ構成のブームからなつていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の掻き入れ回収装置。 (4) ブレードが前後方向へ回動駆動されるように
    なつていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の掻き入れ回収装置。
JP11030085U 1985-07-18 1985-07-18 Expired JPH0351386Y2 (ja)

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JP11030085U JPH0351386Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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JP11030085U JPH0351386Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6221155U JPS6221155U (ja) 1987-02-07
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