JPH0351358A - 染色前にパイル付きのウエブ状の繊維製品、特にカーペット製品を前処理する方法及び装置 - Google Patents
染色前にパイル付きのウエブ状の繊維製品、特にカーペット製品を前処理する方法及び装置Info
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- JPH0351358A JPH0351358A JP18781090A JP18781090A JPH0351358A JP H0351358 A JPH0351358 A JP H0351358A JP 18781090 A JP18781090 A JP 18781090A JP 18781090 A JP18781090 A JP 18781090A JP H0351358 A JPH0351358 A JP H0351358A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B21/00—Successive treatments of textile materials by liquids, gases or vapours
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、繊維製品に液状の前処理剤を塗布し、前処
理剤を施した繊維製品をある程度の含水量に脱水する工
程を有する、染色前にパイル付きのウェブ状の繊維製品
、特にカーペット製品を前処理する方法に関し、更に前
処理剤の塗布装置と、該塗布装置に後置された脱水装置
を有し、前記の方法を実施する装置に関する。
理剤を施した繊維製品をある程度の含水量に脱水する工
程を有する、染色前にパイル付きのウェブ状の繊維製品
、特にカーペット製品を前処理する方法に関し、更に前
処理剤の塗布装置と、該塗布装置に後置された脱水装置
を有し、前記の方法を実施する装置に関する。
[従来の技術]
上述の方法及び装置は西独公告公報第
1635004号より公知である。この公報の場合には
、カーペットのウェブを、パジング機の、湿潤剤を充填
された槽内に案内し、所定程度の圧縮を加えると同時に
、染色液を塗布する。
、カーペットのウェブを、パジング機の、湿潤剤を充填
された槽内に案内し、所定程度の圧縮を加えると同時に
、染色液を塗布する。
この発明の出発点は、パイルを植え付けたカーペットの
ウェブを前述の従来の方法で前処理し、続いて染色する
場合にここ数年間に生じた諸問題である。植毛機が速く
作動するにつれて植毛用針の耐用年数を高めるため、ま
すます多くの艶出剤及びスピン油が繊維に加えられる。
ウェブを前述の従来の方法で前処理し、続いて染色する
場合にここ数年間に生じた諸問題である。植毛機が速く
作動するにつれて植毛用針の耐用年数を高めるため、ま
すます多くの艶出剤及びスピン油が繊維に加えられる。
艶出剤及びスピン油は、特に、カーペットにパイルを植
え付ける際の潤滑剤として用いられる。こうした艶出剤
及びスピン油はカーペット製品に施され、従来の染色工
程では、染料定着の不均等従って又カーペット製品の表
面の曇りが頻繁に生じてしまう。泡染めの場合、泡は、
特に繊維の先端を特に良好に染色し、このような方法で
曇りを防止する効果を有する。カーペットのウェブに施
された艶出剤及びスピン油は蒸気処理装置内で染色泡を
破壊し、再度曇りが生ずる。
え付ける際の潤滑剤として用いられる。こうした艶出剤
及びスピン油はカーペット製品に施され、従来の染色工
程では、染料定着の不均等従って又カーペット製品の表
面の曇りが頻繁に生じてしまう。泡染めの場合、泡は、
特に繊維の先端を特に良好に染色し、このような方法で
曇りを防止する効果を有する。カーペットのウェブに施
された艶出剤及びスピン油は蒸気処理装置内で染色泡を
破壊し、再度曇りが生ずる。
艶出剤及びスピン油の量のみならず、その種類もこうし
た問題を引き起こす。処理を施される製品に用いられる
助剤のキログラム当たりの価格は、極めて重要である。
た問題を引き起こす。処理を施される製品に用いられる
助剤のキログラム当たりの価格は、極めて重要である。
従ってしばしば繊維に塗布された安価な艶出剤は、植毛
工程の際に現在も用いられるが、染色工に多大な厄介を
掛ける。
工程の際に現在も用いられるが、染色工に多大な厄介を
掛ける。
パイルを植え付けた中間製品(幅が4乃至5メートルの
巻き取られたウェブ)を長時間保管すれば、特に、カー
ペットの縁部が湿り及び乾燥が繰返されることにより、
カーペットの該縁部の艶出剤及びスピン油が中央部のそ
れと比べて変化し、艶出剤及びスピン油の染色への影響
が種々に生じるようになり、カーペットを染色する際に
左右と中央で色囲が生じてしまうこととなる。
巻き取られたウェブ)を長時間保管すれば、特に、カー
ペットの縁部が湿り及び乾燥が繰返されることにより、
カーペットの該縁部の艶出剤及びスピン油が中央部のそ
れと比べて変化し、艶出剤及びスピン油の染色への影響
が種々に生じるようになり、カーペットを染色する際に
左右と中央で色囲が生じてしまうこととなる。
西独公告公報第1635004号のようにパジング機で
前処理を行なう場合、パジング機の槽内で艶出剤及びス
ピン油が濃縮され、次に不均等にカーペットのウェブか
ら除去されるので、染色が一様に行なわれない。公知の
方法では、上記の艶出剤及びスピン油のような密着性の
強い塗布剤を効果的に除去することはできない。
前処理を行なう場合、パジング機の槽内で艶出剤及びス
ピン油が濃縮され、次に不均等にカーペットのウェブか
ら除去されるので、染色が一様に行なわれない。公知の
方法では、上記の艶出剤及びスピン油のような密着性の
強い塗布剤を効果的に除去することはできない。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は、繊維製品に液状の前処理剤を塗布し、前処
理剤を施した繊維製品をある程度の含水量に脱水する工
程を有する、染色前にパイル付きのウェブ状の繊維製品
を前処理する方法を改善することである。
理剤を施した繊維製品をある程度の含水量に脱水する工
程を有する、染色前にパイル付きのウェブ状の繊維製品
を前処理する方法を改善することである。
[課題を解決するための
手段、作用及び発明の効果]
上記の課題は、ウェブを、上方から下方にほぼ垂直に、
前処理剤を充填した楔形のギャップに通すとともに、該
ギャップの下端において拭い、続いてウェブを脱水する
前に空気中に留めておくことにより解決される。
前処理剤を充填した楔形のギャップに通すとともに、該
ギャップの下端において拭い、続いてウェブを脱水する
前に空気中に留めておくことにより解決される。
ウェブを垂直なギャップに通すこの特別な塗布方法によ
って、ギャップに通るウェブは、常に新しく、かつ比較
的わずかな前処理剤の量に接触する。この発明は、引続
き新しい前処理剤をギヤッブに供給しなければギャップ
にある量は数秒のうちに使い果たされるが、供給される
前処理剤の量の時間的割合は少くてよいのでウェブに常
に新しい前処理剤を接触させるように流すことは容易で
あり、ウェブと接触する部分に艶出剤及びスピン油の滞
留が生ずるという不都合が生じないようにすることがで
きる。これは、パジング機の槽又はローラ・パッドにも
使用されるより大きな槽とは異なっている。
って、ギャップに通るウェブは、常に新しく、かつ比較
的わずかな前処理剤の量に接触する。この発明は、引続
き新しい前処理剤をギヤッブに供給しなければギャップ
にある量は数秒のうちに使い果たされるが、供給される
前処理剤の量の時間的割合は少くてよいのでウェブに常
に新しい前処理剤を接触させるように流すことは容易で
あり、ウェブと接触する部分に艶出剤及びスピン油の滞
留が生ずるという不都合が生じないようにすることがで
きる。これは、パジング機の槽又はローラ・パッドにも
使用されるより大きな槽とは異なっている。
化学薬品、特に艶出剤及びスピン油は通常除去しにくい
ので、前処理剤が、作用を開始する迄には一定の時間を
必要とする。たとえば前処理剤が洗浄剤である場合、該
前処理剤がウェブに塗布されている化学薬品を溶かし、
更に繊維の中に十分に染み込ませ、ウェブがその後塗布
される染料液を効果的に受けるように準備するには、所
定の作用時間すなわち滞留時間が必要なのである。
ので、前処理剤が、作用を開始する迄には一定の時間を
必要とする。たとえば前処理剤が洗浄剤である場合、該
前処理剤がウェブに塗布されている化学薬品を溶かし、
更に繊維の中に十分に染み込ませ、ウェブがその後塗布
される染料液を効果的に受けるように準備するには、所
定の作用時間すなわち滞留時間が必要なのである。
この発明はカーペットのウェブ自体の前処理又は前洗い
という広い思想にあるのでなく、ウェブが前処理剤のわ
ずかな貯液にのみ接触することによって行なわれる前処
理剤の塗布の特殊な方法、及びこうして塗布された前処
理剤の作用を促進させるように接続された滞留段階にあ
る。前記の製造段階に於てウェブに塗布されてた化学薬
品、例えば艶出剤及びスピン油を除去するためには、前
処理剤は洗浄剤であってもよいが、同様の作用をなす他
の前処理剤であってもよい。
という広い思想にあるのでなく、ウェブが前処理剤のわ
ずかな貯液にのみ接触することによって行なわれる前処
理剤の塗布の特殊な方法、及びこうして塗布された前処
理剤の作用を促進させるように接続された滞留段階にあ
る。前記の製造段階に於てウェブに塗布されてた化学薬
品、例えば艶出剤及びスピン油を除去するためには、前
処理剤は洗浄剤であってもよいが、同様の作用をなす他
の前処理剤であってもよい。
例えば、ウェブに塗布されている艶出剤及びスピン油の
ような化学薬品を溶かし、続いて徹底的にこれを除去す
るためには、請求項2に記載のように、30乃至90秒
の滞留時間が目的に適っていることは、自明であった。
ような化学薬品を溶かし、続いて徹底的にこれを除去す
るためには、請求項2に記載のように、30乃至90秒
の滞留時間が目的に適っていることは、自明であった。
多数の連続染色装置には、第1の機械として速蒸機(V
ordaespf’er )が設置されている。該速蒸
機内で、繊維製品に染色の準備を施し、保管によって生
じたしわを取らねばならないが、乾燥した製品すなわち
編織布を蒸気で処理した場合は、しわ取りは特にうまく
いかない。
ordaespf’er )が設置されている。該速蒸
機内で、繊維製品に染色の準備を施し、保管によって生
じたしわを取らねばならないが、乾燥した製品すなわち
編織布を蒸気で処理した場合は、しわ取りは特にうまく
いかない。
しかし、請求項3に記載のように、この発明の方法にお
いてウェブを脱水後及び染色前に蒸気で処理する場合は
、湿り気を制御された製品は蒸気処理装置に送られる。
いてウェブを脱水後及び染色前に蒸気で処理する場合は
、湿り気を制御された製品は蒸気処理装置に送られる。
これにより、しわ取りは一層良好になされ、製品は特に
美しい−巻きとなる。
美しい−巻きとなる。
装置に関する発明は請求項4乃至7に記載されている。
装置の第1の構成部分を形成し、ウェブが上方から下方
に案内される下方に密閉された垂直のギャップを有する
塗布装置は、フランス特許公報第1381081号によ
り公知である。
に案内される下方に密閉された垂直のギャップを有する
塗布装置は、フランス特許公報第1381081号によ
り公知である。
滞留相(Vervellphase)となる空中路は、
請求項5に記載のように、上下2列に水平に交互に設置
された方向転換ローラにより形成され、請求項6に基づ
く脱水装置は吸引ギャップによって形成されているのは
目的に適っている。何故ならば、吸引ギャップはパイル
の繊維構造を余り必要としないからである。
請求項5に記載のように、上下2列に水平に交互に設置
された方向転換ローラにより形成され、請求項6に基づ
く脱水装置は吸引ギャップによって形成されているのは
目的に適っている。何故ならば、吸引ギャップはパイル
の繊維構造を余り必要としないからである。
請求項7に基づいて脱水装置に後置された蒸気処理装置
は、既述のように、製品の品質を改善し、該製品に次の
工程である染色の準備をさせる。
は、既述のように、製品の品質を改善し、該製品に次の
工程である染色の準備をさせる。
この発明は以上のことに限定されるものではないが、好
ましい作業法は、連続方法で作業し、ウェブが蒸、気処
理装置を出た直後にウェブを染色することである。
ましい作業法は、連続方法で作業し、ウェブが蒸、気処
理装置を出た直後にウェブを染色することである。
[実施例]
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
全体として符号100を付された装置は、パイル付きカ
ーペット材料から成るウェブ10を染色前に前処理する
ために用いられる。ウェブ10は矢印の方向に装置10
0を通過し、詳しくは、前処理剤用の塗布装置Aと、空
中路Bである滞留ステーションと、吸引装置である脱水
装置Cと蒸気処理装置りを順次通過する。
ーペット材料から成るウェブ10を染色前に前処理する
ために用いられる。ウェブ10は矢印の方向に装置10
0を通過し、詳しくは、前処理剤用の塗布装置Aと、空
中路Bである滞留ステーションと、吸引装置である脱水
装置Cと蒸気処理装置りを順次通過する。
塗布装置Aは垂直のギャップ2を有し、該ギャップ2は
ウェブ10の全幅に亘って延び、ギャップ2には、供給
管21から常時送り込まれる液状の前処理剤が満杯の高
さ3まで充填されている。
ウェブ10の全幅に亘って延び、ギャップ2には、供給
管21から常時送り込まれる液状の前処理剤が満杯の高
さ3まで充填されている。
ギャップ2に収容される液量はわずかであり、作動幅が
4mである場合、約25i)である。ウェブ10は案内
ローラ5,6によって上方から下方にほぼ垂直にギャッ
プ2の間を案内され、該ギャップ2で前処理剤を吸収し
、2つの膨張可能なチューブ7によって両側で拭われる
。該チューブ7は、ギャップ2の下方に配置され、ウェ
ブ10の全幅に亘って横方向に延び、ギャップ2の下端
部の開きを限定しかつ密閉できるので、前処理剤の著し
い量がギャップ2から下方に流れ出ることはない。
4mである場合、約25i)である。ウェブ10は案内
ローラ5,6によって上方から下方にほぼ垂直にギャッ
プ2の間を案内され、該ギャップ2で前処理剤を吸収し
、2つの膨張可能なチューブ7によって両側で拭われる
。該チューブ7は、ギャップ2の下方に配置され、ウェ
ブ10の全幅に亘って横方向に延び、ギャップ2の下端
部の開きを限定しかつ密閉できるので、前処理剤の著し
い量がギャップ2から下方に流れ出ることはない。
次に、ウェブ10は空中路Bに送り込まれる前に、被駆
動の方向転換ローラ8と補償器9によって案内され、方
向転換ローラ8はギャップ2を通るウェブ10に必要な
引く力を与える。空中路Bは、図示の実施例では、同一
の高さに互いに平行に一列に配置された4つの上方の方
向転換ローラ11と、該方向転換ローラ11の下方に間
隔をあけ方向転換ローラ11に対しずれて一列に配置さ
れた3つの方向転換ローラ12により構成されている。
動の方向転換ローラ8と補償器9によって案内され、方
向転換ローラ8はギャップ2を通るウェブ10に必要な
引く力を与える。空中路Bは、図示の実施例では、同一
の高さに互いに平行に一列に配置された4つの上方の方
向転換ローラ11と、該方向転換ローラ11の下方に間
隔をあけ方向転換ローラ11に対しずれて一列に配置さ
れた3つの方向転換ローラ12により構成されている。
ウェブ10は、図から明らかなように、両方向転換ロー
ラ11,12によって形成され垂直方向に延びる多数の
ループを経て走行する。
ラ11,12によって形成され垂直方向に延びる多数の
ループを経て走行する。
次に、ウェブ10は脱水装置Cに送られる。該脱水装置
Cは吸引装置13を有し、該吸引装置13は、水平なウ
ェブ部分の下方に設置された吸引管14と、吸引スリッ
トの上方に設置された押圧要素15とにより構成される
。吸引装置13の前方すなわち図面で右側に洗浄装置1
6を設置することができる。図では吸引装置13は1個
設けられているが、必要に応じては上記洗浄装置16と
ともに直列に接続した複数の吸引装置13を設けてもよ
い。吸引装置13内でウェブ10は残りの湿気が30乃
至60%となるまで吸引される。
Cは吸引装置13を有し、該吸引装置13は、水平なウ
ェブ部分の下方に設置された吸引管14と、吸引スリッ
トの上方に設置された押圧要素15とにより構成される
。吸引装置13の前方すなわち図面で右側に洗浄装置1
6を設置することができる。図では吸引装置13は1個
設けられているが、必要に応じては上記洗浄装置16と
ともに直列に接続した複数の吸引装置13を設けてもよ
い。吸引装置13内でウェブ10は残りの湿気が30乃
至60%となるまで吸引される。
ウェブ10を吸引管14と押圧要素15の間に送るため
に必要な引く力は、後置すなわち図面で右側に設置され
た被駆動のロール17によって生起される。次に、ウェ
ブ10は張力をほぼ一定に保つ補償器18を通って蒸気
処理装置りに送られ、ウェブ10は、実施例では、蒸気
処理装置りでほぼ直立のループをなして案内され、蒸気
処理装置りを出た後、被駆動のロール19を通過して、
染色工程用の前処理装置100から送り出される。
に必要な引く力は、後置すなわち図面で右側に設置され
た被駆動のロール17によって生起される。次に、ウェ
ブ10は張力をほぼ一定に保つ補償器18を通って蒸気
処理装置りに送られ、ウェブ10は、実施例では、蒸気
処理装置りでほぼ直立のループをなして案内され、蒸気
処理装置りを出た後、被駆動のロール19を通過して、
染色工程用の前処理装置100から送り出される。
植え付けられたナイロン66製のパイルと、製品すなわ
ち編織布の重量が700g/m2であるフリースの背部
とから成るカーペット材料を作業例として用いることと
する。
ち編織布の重量が700g/m2であるフリースの背部
とから成るカーペット材料を作業例として用いることと
する。
塗布装置Aでは、洗浄剤及び湿潤剤のIgに対して0.
5grの割合の化学薬品の含む水性の前処理剤が、乾燥
した編織布の約400%だけ編織布に塗布される。
5grの割合の化学薬品の含む水性の前処理剤が、乾燥
した編織布の約400%だけ編織布に塗布される。
続いて、ウェブ10は約1分間空中路Bを通り、吸引装
置13を通過後には、ウェブ10に残る湿気は約50%
となる。この残りの湿気を含んだウェブ10は蒸気処理
装置りに送られ、該蒸気処理装置りを、同様に約1分間
かかって通過する。このように処理されたウェブ10は
次の染色と定着工程に於て曇りを生ずることはない。
置13を通過後には、ウェブ10に残る湿気は約50%
となる。この残りの湿気を含んだウェブ10は蒸気処理
装置りに送られ、該蒸気処理装置りを、同様に約1分間
かかって通過する。このように処理されたウェブ10は
次の染色と定着工程に於て曇りを生ずることはない。
図面はカーペット用前処理装置の側面図である。
2・・・ギャップ、3・・・高さ、7・・・要素、10
・・・ウェブ、11.12・・・方向転換ローラ、13
・・・吸引装置、A・・・塗布装置、B・・・空中路、
C・・・脱水装置、D・・・蒸気処理装置。
・・・ウェブ、11.12・・・方向転換ローラ、13
・・・吸引装置、A・・・塗布装置、B・・・空中路、
C・・・脱水装置、D・・・蒸気処理装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、繊維製品に液状の前処理剤を塗布し、該前処理剤を
施した前記繊維製品をある程度の含水量に脱水する工程
を有する、染色前にパイル付きのウェブ状の繊維製品、
特にカーペット製品を前処理する方法において、 ウェブを、上方から下方にほぼ垂直に、前処理剤を充填
した楔形のギャップに通すとともに、該ギャップの下端
において拭い、続いて該ウェブを脱水する前に空気中に
留めておくこと、を特徴とする方法。 2、前記ウェブを約30乃至90秒間空気中に留めてお
くこと、を特徴とする請求項1に記載の方法。 3、前記ウェブを脱水後及び染色前に蒸気で処理するこ
と、を特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 4、前記前処理剤の塗布装置と、該塗布装置に後置され
た脱水装置を有し、請求項1に記載の方法を実施する装
置において、 前記塗布装置(A)は、ウェブ(10)の全幅に亘って
延び、下方に向かって細くなり、所定の満杯の高さ(3
)まで前処理剤が充填可能なギャップ(2)を有し、該
ギャップ(2)の下端は、前記ウェブ(10)の少なく
とも一側に、前記ウェブ(10)の全幅に亘って延び、
前記ウェブ(10)と該ウェブ(10)の他側に設置さ
れた対向要素とに対し弾性的に押圧可能であるとともに
、前記ギャップ(2)の下方部を密閉並びに開放できる
少なくとも1つの要素(7)を有し、前記ウェブ(10
)は上方から下方に前記ギャップ(2)及び前記要素(
7)と対向要素の間を通過できること、及び前記塗布装
置(A)と脱水装置(C)の間には、空中路(B)が設
置されていること、を特徴とする装置。 5、前記空中路(B)は上下2列に水平に交互に設置さ
れた方向転換ローラ(11、12)により形成され、前
記ウェブ(10)は垂直なループを形成して前記方向転
換ローラ(11、12)によって案内されること、を特
徴とする請求項2に記載の装置。 6、前記脱水装置(C)は吸引装置(13)によって形
成されていること、を特徴とする請求項3乃至5のいず
れか1に記載の装置。 7、蒸気処理装置(D)が前記脱水装置(C)に後置さ
れていること、を特徴とする請求項4乃至6のいずれか
1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3923318.9 | 1989-07-14 | ||
DE19893923318 DE3923318A1 (de) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | Verfahren und anlage zur vorbehandlung von bahnfoermigem, einen pol aufweisendem textilgut, insbesondere teppichware, vor dem faerben |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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