JPH0351251A - ロール紙供給機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロール紙供給機構に関し、特にＯＡ機器系の出
力として主に使用されるプリンタのロール紙供給機構に
関する。

〔従来の技術〕

パソコンのようなＯＡＲ器には計算結果等を出力する為
にプリンタが使用されているが、この場合の印字用紙と
してロール紙を使用するものが多い 従来、このロール紙の供給機構において、印字部への用
紙の供給に対し用紙に張りを持たせる為のブレーキ・テ
ンション等を用紙にかける機構が必要であり、ロール紙
の取付けに対しロール紙の芯にシャフトを通す機構が必
要であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のロール紙供給機構はロール紙を取付ける為にロー
ル紙の芯にシャフトを通しているが、これではプリンタ
の張力によりロール紙が必要以上用てしまったり、プリ
ンタへ給紙の際にたるみが生じて印字不良、用紙の巻き
込みを生じる。したがってロール紙に対し、ある程度の
ブレーキ及びテンションをかける機構が必要となり、構
成部品の複雑化を生じている。すなわちロール紙と取付
け、保守性、コストの低減に困難を生じるという欠点が
ある。

本発明の目的は上記の欠点を克服し、構成が簡単、用紙
の取付けが容易、保守が容易、コストが低い、ロール紙
供給機構を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のロール紙供給機構は、半円弧状の断面形状の受
け皿を有し、該受け皿の曲面上にロール紙外面を直接保
持し、用紙通過方向における受け皿との分岐点に用紙安
定走行用バーを配し、ロール紙の直径に合わせ前記ロー
ル紙を安定供給できるように受け皿の取付は角度を変え
るように構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の断面図であり、ロール紙が
多くある時の状態を示す、同図（ａ）は受け皿の角度を
水平にした状態、同図（ｂ）は受け皿の角度をθとした
状態を表わす。

第２図は、ロール紙が少なくなった時の状態を示し、同
図（ａ）は受け皿の角度が水平、同図（ｂ）は受け皿の
角度をθとした状態を表わす。

ロール紙１を受け皿２へ、安定走行用バー３上を通し印
字装置へ供給する。この時、印字装置の引張り力、用紙
の紙質に対し、用紙と受け皿２及び安定走行用バー３と
の摩擦でブレーキ、テンションを発生させる。受け皿２
の角度を調整し、用紙の多い、少ないで発生する摩擦の
差を最少におさえる角度に固定することにより、常に安
定した用紙の供給が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、使用する用紙の紙質及び
印字装置の引張り力の違いによるテンションの変化に順
応でき、安定した用紙の供給に効果がある。

さらに、構成部品が受け皿（安定走行用バーと一体）と
取付は台のみであり、生産性、耐久性。

コストの低減に寄与し、保守性等も向上する。

また、用紙を受け皿に入れるだけで供給機構へのセット
は完了するので、取り汲いが容易になるといった効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示す縦断面図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 半円弧状の断面形状の受け皿を有し、該受け皿の曲面上
   にロール紙外面を直接保持し、用紙通過方向における受
   け皿との分岐点に用紙安定走行用バーを配し、ロール紙
   の直径に合わせ前記ロール紙を安定供給できるように受
   け皿の取付け角度を変えることを特徴としたロール紙供
   給機構。