JPH0351212A - 玉葱等の処理コンベア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、玉葱等の処理コンベアに関する。

玉葱の如き野菜、果実類を、コンベア上にのせて移送し
ながら手選別処理等の作業を行うものである。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 玉葱等の手選別処理を、ローラコンベアを用いて行う形
態にあっては、ローラコンベアの往行程の上面に載せて
移送しながら処理作業を行う間に、表皮、葉部等がロー
ラコンベアのローラ間隙部から下方へ落ちたり、各ロー
ル間に巻込まれる等によって、複行程のローラコンベア
上面に載せられたま）移送されて、この復行程終端のス
プロケットや、軸等に巻付き、円滑な伝動を維持し難い
。

課題を解決するための手段 この発明は、ロールを無端帯状に連設して張設回転しな
がら往行程の上面に被処理物を載せて搬送しながら処理
するローラコンベアにおいて、このローラコンベアの復
行程の終端上面に、回転により軸方向外側方への移送分
力を有して、このローラコンベアの内周面を掃除するブ
ラシ口・−ルを設けてなる玉葱等の処理コンベアの構成
とする。

発明の作用、および効果 ローラコンベアを伝動回転し、この上側の往行程上面に
玉葱を載せて移送しながら、玉葱の手選別等の処理作業
を行う。このローラコンベアの往行程において玉葱から
分離された表皮や菜部が、各ロール間隙部から下側の復
行程上面に落下して受けられる。この復行程上面から落
下しないで残された表皮等は、この復行程の終端部にお
いて、ブラシロールの回転による軸方向への移送分力を
受けて、このロール上面の横端から排出される。

このようにして、ブラシロールによって復行程のローラ
コンベアに付回りする玉葱の表皮等の異物を掃き出して
、ローラコンベア終端部への巻込をなくすると共に、こ
のローラの周面の付着物の堆積をなくする。

この発明は、このようにローラコンベアの復行程に受け
られた玉葱表皮等の異物が、この復行程の終端部におけ
るブラシロールによって、横端から掃き出されて、ロー
ラコンベア終端部への巻込が防止され、円滑な回転伝動
、及び処理作業を維持でき、このブラシロールのローラ
コンベアの回転ロール面に対する摺接によって研き、塵
埃等の付着堆積を少くすることができ、きれいな状態で
処理作業を行うことができる。

実施例 なお、凹側において、ローラコンベア１は、機枠２の重
接端部に軸受された前後一対のスプロケット３．４間に
、左右のチェノ５を張設して回転伝動する構成とし、こ
の左右のチェノ５間にロール６を回転自在としたロール
軸７を取付ける。各ロール軸７及びロール６の前後間隔
は一定に設けられ、駆動スプロケット３の回転によって
上辺にあたる往行程Ａが前方へ向けて回転移行される構
成である。８はこのスプロケット３のスプロケット軸で
、機枠２の外側に取付けたモータ９によって駆動される
。又、後端部のスプロケット４のスプロケット軸１０下
方には中間スプロケット１１を設けて、ローラコンベア
１のチェノ５を張圧する構成としている。

ローラコンベア１の下辺部にあたる復行程Ｂの終端部上
面には、横方向にロール６の軸方向と平行する状態にロ
ール軸１２を設け、このロール軸１２回りに回転するブ
ラシロール１３を設ける。

このブラシロール１３は、回転周囲に植設するブラシを
軸方向へ螺旋状に移行させて設け、又は、ブラシを軸方
向の一側へ傾斜させて設ける等によって、回転により軸
方向への移送分力を生ずる構成とし、これらブラシの先
端部をローラコンベア１の復行程Ｂのロール周面に摺接
させて回転する構成とする。１４は伝動チェノで、該ロ
ール軸１２とスプロケット軸１０の端部間に亘って張設
して伝動回転する。１５は排出コンベアで、ローラコン
ベア１の下方に設けて、このローラコンベア１の間隙部
やブラシロール１３等から落下、排出される玉葱の表皮
や、葉部等の異物を受けて排送する。

モータ９の電動によって、ローラコンベア１を回転する
。玉葱をこのローラコンベア１の往行程Ａの始端部上に
供給すると、この回転によって移送されながら、人手に
よる手選別処理が行われる。

玉葱の周面に付着した表皮や、葉部は、下方の排出コン
ベア１５上に手で直接移される。玉葱はこのローラコン
ベア１の終端から、コンテナ等に収容される。

ローラコンベア１の往行程Ａにおいて、ロール６間の間
隙部に入った表皮等は、下方の複行程Ｂ上面に受けられ
る。この復行程Ｂのロール６間の間隙部を落下する表皮
Ｃ等は、該排出コンベア１５に受けら・れるが、残され
た部分はこの復行程Ｂをブラシロール１３側へ向けて移
送される。

この復行程Ｂのロール６上周而には、ブラシロール１３
のブラシが回転接触して、軸方向への移送分力を有する
ことにより、表皮Ｃ等を横側へ排出して、下方の排出コ
ンベア１５上に排出する。

このようにブラシロール１３によって接触回転されるロ
ール６は、周面が研かれて、付着する塵埃の掃除が常に
行われ、ローラコンベア１の伝動を円滑に維持すると共
に、玉葱に対しても衛生的な処理を行う。

なお、各ロール６は、回転自在の構成としたが、往行程
Ａ又は復行程Ｂにおいて、自転伝動する構成とするもよ
い。この往行程Ａで自転伝動する場合は、玉葱が往行程
Ａ上面で反転されるために、選別等の処理作業が行い易
いが、表皮Ｃ等の復行程Ｂへの落下量も多くなる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は一部の
側断面図、第２図は全体の側面図、第３図はその平面図
である。 符号の説明 １　ローラコンベア　６　ロール １３　　ブラシロール　　Ａ　往行程 Ｂ　復行程

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロールを無端帯状に連設して張設回転しながら往行程の
   上面に被処理物を載せて搬送しながら処理するローラコ
   ンベアにおいて、このローラコンベアの復行程の終端上
   面に、回転により軸方向外側方への移送分力を有して、
   このローラコンベアの内周面を掃除するブラシロールを
   設けてなる玉葱等の処理コンベア。