JPH0351100Y2 - - Google Patents

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JPH0351100Y2
JPH0351100Y2 JP1985039297U JP3929785U JPH0351100Y2 JP H0351100 Y2 JPH0351100 Y2 JP H0351100Y2 JP 1985039297 U JP1985039297 U JP 1985039297U JP 3929785 U JP3929785 U JP 3929785U JP H0351100 Y2 JPH0351100 Y2 JP H0351100Y2
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JP
Japan
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abrasive material
abrasive
polishing
sheet
disc
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JP1985039297U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は可撓性研摩素材のなかでしなやかに
作用できる研摩材を有する磨き車を曲面などにあ
てがつて焼付や溶着を生ずるおそれもなく振動も
少い磨き仕上が出来る上、切粉の排除性がよいた
め能率の上がる円板状又は円筒状に成型させてな
る不織布研摩材に関するものである。
(従来の技術) 従来、可撓性研摩素材のなかで不織布を基布と
しシート状やデイスク状の表層に研摩材を均一に
満遍なく塗工したものはあつたが研摩材をセグメ
ント状に均一に塗布し研摩対象となる曲面などに
なじませ乍らそのクツシヨン性と弾力性により効
率よく磨き仕上のできる不織布研摩材はなかつ
た。
(考案の解決しようとする問題点) この考案は上記にかんがみ砥石車とバフ車によ
る研摩の中間的加工方法として曲面等を動力を利
用して能率よく磨き仕上出来る磨き車に取付けて
そのクツシヨン性と弾力性、しかも研摩による切
粉の排除性の良い円板状又は円筒状に成型されて
なる不織布研摩材を得んとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この考案は上記の目的を達成するため長尺のシ
ート状の不織布基布に20〜90重量パーセントの研
摩材粒子を含有する熱硬化性樹脂を主成分とする
組成物を塗布物として表面被覆率5〜50パーセン
ト、空間充填率0.5〜50パーセントの割合で配設
した部分的かつ規則的な模様を指頭大の円形を含
むひろがりを超えない大きさをもつて均等に塗布
させた上第2の接着剤を介して巻取車に多重に巻
取り該シートの層間を接着せしめてなる円板また
は円筒状に成型した不織布研摩材に関するもので
ある。
(作用) この考案の作用効果はそのクツシヨン性と弾力
性をもつて研摩仕上すべき金型の内面などの曲面
等にあてがつて磨き車に取付けた円板状又は円筒
状に成型された不織布研摩材を回転させて使用す
るときは振動が少く相手との焼付や溶着を生ずる
おそれもなく安心して使用できる上研摩の切粉の
排除性が良好であることを加味して磨き効率がす
ぐれた効果は大きい。
(実施例) この考案の実施例を以下図面に基づいて説明す
る。
図面に示すものはこの考案の円筒状をなす不織
布研摩材1である。不織布を基布としこれに塗工
する塗布物2を研摩材粒子20〜90重量パーセント
を含有する熱硬化性合成樹脂を主成分とし潤滑剤
および界面活性剤を添加してなる組成物とし、そ
の熱硬化性合成樹脂としてはフエノール、エポキ
シ、ポリウレタン、ポリエステル、アルキド各樹
脂およびこれらの組合けから得られるものとす
る。塗布の状態は基布の表層における表面被覆率
5〜50パーセント、さらに内部への空間充填率
0.5〜50パーセントの範囲において切粉排除に適
切な間隙3を設けて部分的かつ規則的に模様を形
成し、その大きさを指頭大の円形を含むひろがり
を超えないように均等に塗布したものとする。な
お模様の形は円、多角形、星形、格子、かすり等
何れのものでもよい。そのシート状長尺物を第2
の接着剤を介して巻取軸に多重に巻取り該シート
の層間を接着せしめてなる円筒状ロールに成形し
たものである。
また、これを切断した円板状ホイールに成型し
たものでもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案によれば、磨き車
等に取付けて金型の内面その他彫刻された曲面な
どにあてがつて回転させながら磨き仕上をすると
き、不織布研摩材がもつクツシヨン性と弾力性に
よつて、被研摩面の研摩時において、振動したり
あるいは被研摩面に対し焼付や溶着する不具合を
解消することができる。
特に、この考案の不織布研摩材を巻装している
シートに対し、研摩粒子を含有する組成物よりな
る塗布物の割合は、表面被覆率が5〜50パーセン
トである。
したがつて、前記シートを巻装してなる不織布
研摩材は研摩能力を保ちながら、クツシヨン性と
弾力性に富むものとなり、振動や焼付・溶着の防
止に効果が大きく、かつ研摩による切粉の排除も
積極的に行うことができ、研摩能率を一層向上さ
せることができる。
すなわち、シートに対する塗布物の表面被覆率
が5〜50パーセント、空間充填率が0.5〜50パー
セントの割合を越えてそれぞれ大きくなると、ク
ツシヨン性、弾力性や切粉排除の能力が著しく低
下されることとなり、逆に、前記割合を満たすこ
となくそれぞれ小さくなると、研摩能力が著しく
低下される不具合が生じるが、この考案の不織布
研摩材は前記不具合が生じない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の円筒状の不織布研摩材を示す全
体斜視図(正面図)である。 主要部分の符号の説明、1……不織布研摩材、
2……塗布物、3……間隙(不織布基布)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 20〜90重量パーセントの研摩粒子を含有する熱
    硬化性樹脂を主成分とする組成物を塗布物2とし
    て表面被覆率5〜50パーセント、空間充填率0.5
    〜50パーセントの割合で配設した部分的かつ規則
    的な模様を指頭大の円形を含むひろがりを超えな
    い大きさをもつて均等に塗布した長尺のシートを
    巻装し層間を接着成型してなる円板状または円筒
    状の不織布研摩材。
JP1985039297U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0351100Y2 (ja)

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JPS61154668U JPS61154668U (ja) 1986-09-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2520626B2 (ja) * 1987-03-02 1996-07-31 東京磁気印刷株式会社 研磨布紙の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609663A (ja) * 1983-06-27 1985-01-18 Kanai Hiroyuki 不織布研摩材

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