JPH0351073Y2 - - Google Patents

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JPH0351073Y2
JPH0351073Y2 JP1986098911U JP9891186U JPH0351073Y2 JP H0351073 Y2 JPH0351073 Y2 JP H0351073Y2 JP 1986098911 U JP1986098911 U JP 1986098911U JP 9891186 U JP9891186 U JP 9891186U JP H0351073 Y2 JPH0351073 Y2 JP H0351073Y2
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JP
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pallet
guide
positioning
push
pins
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JP1986098911U
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JPS637418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ビデオ装置の基板等軽量の物品にロ
ボツト作業によつて部品等を組付るような場合に
用いられるパレツト搬送装置のパレツトの位置決
め機構に関する。
従来技術及びその問題点 従来、電気機械、測定機器その他に組込まれる
基板及び基体等の軽量物品に多数の部品を組付る
作業は、該軽量物品をパレツトに載置し、パレツ
トを走行、停止を繰返しながら所定の組付け作業
を行うようにすることが多い。
このような作業に使用されるパレツトの位置決
め装置の押上方式のものとして、特公昭56−
49698号公報、特開昭50−52774号公報に記載のも
のがある。しかし、これらのパレツト位置決め機
構は、いずれも、コンベヤで直接搬送される1次
パレツトを位置決めする機構であるに過ぎない。
すなわち、位置決め精度は、最終的には、当
然、1次パレツト上にあるワークについて考慮す
べきものであり、このワークは、1次パレツトに
載置される2次パレツトに載せられるか、1次パ
レツトに直接載せられるかである。
従来、2次パレツトを1次パレツトに位置決め
するには、1次パレツトに別途位置決めピン等を
設けておこなつているのであるが、ワークの最終
的位置決め精度としては、1次パレツトの位置決
め精度に、2次パレツトの位置決めピンの加工誤
差等が累積され、最終的位置決め精度が悪くなる
という問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、基準側とガイド側の位置決めピンと
ガイド用ピンが夫々一体をなして取付けられたパ
レツトと、前記パレツト下側にあつて前記両ガイ
ド用ピンに嵌合するガイド穴を有する押上ガイド
ブロツクと、前記パレツト上方に設けた上下方向
規制ストツパを有してなり、前記押上ガイドブロ
ツクが前記ガイド穴に前記両ガイド用ピンを収納
して、前記パレツトを前記ストツパに衝合するよ
うに押上げることにより、前記パレツトの位置決
めを行う機構により前記の課題を解決したもので
ある。
作 用 本考案によると、押上ガイドブロツクが、ガイ
ド穴に両ガイド用ピンを収納してパレツトを上下
方向規制ストツパに押し当てて位置決めを行うよ
うにしているので、パレツトの2次元方向と3次
元方向の位置決めを正確に行うことができる。
そして、本考案においては、位置決めピンとガ
イド用ピンが一体であるから、位置決めピンを位
置決めの基準とする2次パレツト、ワークを直接
位置決めするのと同等であり、ワークの最終的位
置決め精度が向上する。
実施例 以下説明の便宜上、V爪ストツパによる2次元
的位置決めの場合から説明する。
第4図はV爪ストツパ11を用いた位置決め機
構を示し、レール14上をガイドローラ13,1
3′で規制されて走行するパレツト10の上面か
ら基準側位置決めピン17とガイド側位置決めピ
ン18が突出している。
第5図に示すように、基準側位置決めピン17
と位置決め用ガイド19は一体構造であり、ロツ
クナツト20でパレツト10に固定されている。
パレツト下面に突出した位置決め用ガイド19
が停止点で作動するV爪ストツパ11により押し
つけられることにより位置決めを行う。
従つて、基準側位置決めピン17は前後方向
(X−X)にも巾方向(Y−Y)にも誤差なく位
置決めできる。
このパレツト10には、位置決めピン17,1
8に対応する位置に穴をあけた別のパレツトが載
置されるのが普通で、その場合、その別のパレツ
トを2次パレツト、パレツト10を1次パレツト
という(なお、ワークに直接穴をあけ、パレツト
10に載置することもある)。
第6図は、(1次)パレツト10上に2次パレ
ツト30を取付ける方法を示し、ガイド側位置決
めピン18の2次パレツトへの取付け孔を長穴3
1として、2次パレツト30を嵌め合わせる。基
準側位置決めピン17の取付孔は通常の丸孔でよ
い。このようにすれば、前後ガイドローラの中心
を結ぶX−X方向の基準線A−A軸に対するB−
B軸(両位置決めピンの中心を結ぶ線)の角度α
(第4図参照)の精度に左右されるだけである。
又、パレツトの温度変化によつても角度αのみで
あれば影響を受けにくい。
第1図〜第3図は、本考案のパレツトの押し上
式位置決め機構を示すもので、基準側位置決めピ
ン47、ガイド側位置決めピン48はいずれもパ
レツト下部の位置決めガイド用ピン47′(第4
図の位置決め用ガイド19に相当),48′と一体
をなしてパレツト40に取付けられている。その
取付法は、第5図と同様でよい。
なお、この場合のパレツト搬送装置の駆動機構
は、パレツトが障害物に当たればそこで停止する
ような機構になつているものとする。
エアシリンダ41によりストツパ42がパレツ
ト40の進行方向前方に突出すると、パレツトの
進行は止められ、押し上げ機構50のエアシリン
ダのピストンロツド51が上昇し、パレツト側面
上に設けた上下方向規制ストツパ52,52′に
パレツトが衝合するまで基準側押上ガイドブロツ
ク53及びガイド側押上ガイドブロツク54がパ
レツト40を上昇させる。
押上げガイドブロツク53,54には位置決め
ガイド用ピン47′,48′を嵌め合わせるガイド
穴53′,54′が夫々設けられており、ガイド側
ブロツク54のガイド穴54′は図示のように長
穴すると好適である。基準側ガイド穴53′は、
もちろん丸穴でよい。
なお、これらの穴の上端部は、図示のようにテ
ーパにしておくと、その調心機能により、わずか
の位置ズレがあつてもパレツトをガイドブロツク
の位置にもたらすことができる。
以上の構成により、位置決めピン47はX・Y
方向に誤差なく位置決めされ、ガイド側位置決め
ピン48はX方向に誤差なく位置決めできる。
また、パレツト40の押しつけにより上下方向
(3次元方向)に誤差なく位置決めできることは
当然である。
なお、2次パレツト(図示せず)の取付けは、
位置決めピン47,48を使用して第6図に示し
たように行えばよい。
押上補助ブロツク55,55′はパレツトサイ
ズが大きいような場合、必要に応じて用いるもの
とする。そして、押上ガイドブロツク53,54
は基台56にバネ57で支持するようにすれば、
ガタのないパレツト固定が可能である。このよう
に、両押上ガイドブロツク53,54は同一の基
台56に設けられるから、第4図の角度αも正確
に設定することができる。
なお、58は案内用ベアリングである。
考案の効果 本考案は以上の構成を有する押上式位置決め機
構であるから、 1 通常の工作精度で高精度の位置決め(繰返し
位置決め精度±20μm)が可能である。
2 温度変化による影響を受けにくい。
3 通常の工作精度で良いため、特殊な工作機械
での加工は不要であり、又、検査も特に必要で
ないため、加工コストが安い。そして、位置決
めピンそのものの位置決めが正確であるから、
パレツトへの取付精度に影響されない。
4 温度変化による影響を受けにくいため、加工
時の温度管理は不要となるから、加工コストが
安い。
5 パレツトの上下に一体に取付けた基準側とガ
イド側の位置決めピンとガイド用ピンにより、
パレツト自体と、パレツトに重なる別の2次パ
レツトを同時に、且つ、正確に位置決めを行う
ことができる。
又、使用時も回りの環境によつて位置決め精度
が狂うことなく、従つて、製品の品質が安定す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図はそ
の正面図、第3図はその側面図、第4図は本考案
の説明の便宜のためのV爪ストツパ式位置決め機
構の平面図、第5図は第4図の位置決めピンと一
体の位置決め用ガイドのパレツトへの取付状態の
断面図、第6図は2次パレツトの取付法を示す平
面図である。 40……パレツト、47……基準側位置決めピ
ン、47′……基準側ガイド用ピン、48……ガ
イド側位置決めピン、48′……ガイド側ガイド
用ピン、53′,54′……ガイド穴、53,54
……押上ガイドブロツク、52,52′……上下
方向規制ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基準側とガイド側の位置決めピンとガイド用
    ピンが夫々一体をなして取付けられたパレツト
    と、前記パレツト下側にあつて前記両ガイド用
    ピンに嵌合するガイド穴を有する押上ガイドブ
    ロツクと、前記パレツト上方に設けた上下方向
    規制ストツパを有してなり、前記押上ガイドブ
    ロツクが前記ガイド穴に前記両ガイド用ピンを
    収納して、前記パレツトを前記ストツパに衝合
    するように押上げることにより、前記パレツト
    の位置決めを行うことを特徴とするパレツトの
    押上式位置決め機構。 (2) 前記ガイド側の押上ガイドブロツクのガイド
    穴が長穴である、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のパレツトの位置決め機構。
JP1986098911U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0351073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098911U JPH0351073Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098911U JPH0351073Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS637418U JPS637418U (ja) 1988-01-19
JPH0351073Y2 true JPH0351073Y2 (ja) 1991-10-31

Family

ID=30967308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986098911U Expired JPH0351073Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP2009255238A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Mec:Kk 小物部品の自動作業装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052974A (ja) * 1973-09-07 1975-05-10
JPS5649698A (en) * 1979-09-27 1981-05-06 Nikko Denki Kogyo Kk Ac motor for vehicle

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JPS59148226U (ja) * 1982-11-08 1984-10-03 杉本 茂 自動組立機等における治具パレット搬送装置

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JPS637418U (ja) 1988-01-19

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