JPH03505665A - ヒト102因子の軽鎖領域に対するモノクローナル抗体及びその調製方法及び利用方法 - Google Patents

ヒト102因子の軽鎖領域に対するモノクローナル抗体及びその調製方法及び利用方法

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JPH03505665A
JPH03505665A JP1507315A JP50731589A JPH03505665A JP H03505665 A JPH03505665 A JP H03505665A JP 1507315 A JP1507315 A JP 1507315A JP 50731589 A JP50731589 A JP 50731589A JP H03505665 A JPH03505665 A JP H03505665A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ヒト■因子の軽鎖領域に対する モノクローナル抗体及び その調製方法及び利用方法 免亘立玉I この発明は、はとんどすべてのヒトの血液中に見出される蛋白質であるヒト罰因 子の軽鎖領域に対するモノクローナル抗体産生のためのヒト雑種細胞系統に関す る。
この発明は、また、これらの細胞系統により産生される抗体及びそれを利用する 治療及び生化学的方法に関係する。
児互Jと1旦 ヒト罰因子は、チモーゲン形態の単一ポリペプチド鎖として血液中に存在する蛋 白質である。その血漿中の濃度は約29μg/mlである。刈因子は、80kD の、β−グロブリンの移動度を持つ、596アミノ酸及び16.8%の炭水化物 を含む糖蛋白質である。
McMullenら、J、Biol、Chem、260巻、5378頁(198 5);Fujikawaら。
J、Biol、Chem、258巻、10924頁(1983)、Xll因子は 、接触活性化系の最初の相に関与し、おそら(、接触活性化において活性化され る第一の因子である。それは、炎症、補体活性化及び繊維素溶解現象の機構に関 係する# Colmanら、J。
C11n、Invest、73巻、1249頁(1984);Goldsmit hら、J、C11n。
Invest、62巻、54頁(1978)。
ヒト店因子は、文献に記載されており、“Hage−man因子”及び“HF” と同意語である。その生理的活性化物質であるカリクレインによるイン・ビトロ での活性化は、X[la因子として知られる、開裂した形態の℃因子を生じる。
後者は、50kDのアミノ末端鎖及び28kDのカルボキシ末端軽鎖のジスルフ ィド結合で結ばれた二本の鎖から成る。X[Ia因子の軽鎖は、酵素活性部位す なわちアミノ酸セリン、アスパラギン酸及びヒスチジンの“触媒性三つ組(ca talytic triad)”を含む。
XOa因子の重鎮は、表面結合領域を含む。ヒトXIIa因子は、文献に記載さ れており、“活性Hageman因子”、“アルファXIIa因子”、“HFa ”及び“X[laHM’W因子”と同意語である。
32kDaの、更にX[la因子の開裂した産物である店因子フラグメント(X IIf)は、ジスルフィド橋で2−4kDaの重鎮のカルボキシ末端フラグメン トに結合された28kDaの軽鎖から成る。Xl1f因子は、文献に記載されて おり、“■因子フラグメント”、“ベータXI[a因子”、”HFf”及び“X [laLMW因子”と同意語である。
他の、カリクレイン、トリプシン、プラスミン及び自己活性化による、開裂した 形態の店因子は、文献に記載されている。Dunnら、J、Biol、Chem 、、257巻、1779頁(1982);MorgolisJ、Physiol 、(London)144巻、1頁(195g):Kaplanら、J、Exp 、Med。
133巻、696頁(1971)。
イン・ビトロでの、■因子の活性酵素ma因子への活性化は、自己活性化、蛋白 質加水分解による開裂、コンホメーション変化又はこれらの機構のいくつかの組 み合わせによって、負に帯電した面上で生じる。負に帯電した雇因子活性化表面 を持つ非生理的物質は、硝子、カオリン、セライト、デキストラン硫酸、エラグ 酸、スルファチド及びコレステロール硫酸塩を含む。■因子を活性化する生物学 的物質は、コンドロイチン硫酸、ヘパリン及びいくつかの肥満細胞のプロテオグ リカンを含む。
Ho 、j i m aら、B l ood、63巻、1453頁(1984) 。
■因子の活性化による接触系の活性化は、凝固及びブラジキニンの遊離を導(。
一つの反応によって、表面に結合したXJla因子は、刈因子と酵素基質複合体 を形成し、刈因子のその活性型であるXla因子への変換を触媒する。XI因子 は、ジスルフィド結合で結ばれた二本の同一のポリペプチド鎖から成る160k Daのプロ酵素である。疋因子は、血漿中で、120kDaの蛋白質の高分子量 キニノゲン(”HMWK”)と化学量論的な非共有結合の複合体を作って結合す る。HMWKは、x[la因子の触媒による刈因子のXla因子への変換におい て非酵素的補助因子として働く。XIa因子は、更に、残りの凝固カスケードの 順次的活性化を導(■因子を活性化する。 他の反応によって、表面結合性のx [la因子は、プレカリクレインを開裂して、活性な酵素カリクレインへと活性 化する。プレカリクレインは、HMWKと複合体を作っている88kDaのプロ 酵素である。カリクレインは、HMWKを、もっとも強力な血管拡張性のペプチ ドどして知られる遊離のブラジキニンへと開裂させる。
カリクレインは、また、XIIa因子をもう一度開裂させてXl1f因子を形成 し、それは再び溶液中に拡散しつる。カリクレインは、また、活性化物質の表面 から解離して、溶液中に拡散し、表面上のどこか他の場所で■因子を更に活性化 することも出来る。Colmanら、J。
CI in、Invest、 、73巻、1249頁(1984)。
X[la因子及び■f因子はどちらも刈因子を活性化するが、Ea因子の方が、 恐らく、XUa因子の重鎮上のいくつかの構造によって、より効果的である。し かしながらXIIa因子及びX1lf因子は、どちらも、プレカリクレインのカ リクレインへの変換において、等しく強力である。
ダラム陰性菌による敗血症は、入院患者の死亡及び廃疾の主要な原因であり、毎 年数十万人が発生している。
一度低血圧症が、細菌又は細菌内毒素に関係して起きると、死亡率は、40−6 0%の範囲である。他の頻発する合併症は、広範な血管内凝固による出血である 。
Co 1manら、Annu、Rev、Med、、30巻359頁(1979) 。この状態を特徴付ける微小血管の血栓症は、凝固蛋白質及び血小板の消耗及び 不適当なt血による出血を導く。
ダラム陰性菌による敗血症の患者において経験された低血圧症及び出血は、共に 、接触活性化系の細菌又はその内毒素による活性化によるものである。その内毒 素は刈因子の活性化を引き起こす。活性酵素XOa因子は、更に、その二つの基 質、刈因子とプレカリクレインに作用して、凝固及びブラジキニンの生成をもた らす。
臨床及び実験的証拠は、カリクレイン活性化及びその結果のブラジキニンの生成 はダラム陰性菌による敗血症患者で経験された初期の相の低血圧の原因であると いうことを示した。X[Ia因子により引き起こされた■因子(残りの凝固カス ケードの順次的活性化を導()の活性化の臨床的結果は、続発症、出血及び/又 は血栓症を伴う広範囲の血管内凝固である。
現在、低血圧の敗血症の治療は、体積超過(volumeoverload)及 び広範囲の血管内凝固のヘパリン治療のため出血の増加の危険のために困難であ る。この状態では最初の48時間以内における死亡率が50%なので、治療への 新しいアプローチが必要である。必要なものは、ダラム陰性菌による敗血症患者 に見られる接触系の活性化及びブラジキニンの遊離を制御するためのXl1a因 子に特異的な阻害剤である。
関連する問題において、臨床的証拠は、いくつかの市販の血液製剤において、活 性罰因子誘導体の存在のために副反応が起こるということを示唆する。ガラス瓶 への分画により調製された■因子を含むヒト血漿画分は、ブラジキニン(■因子 活性化の副産物)の注射に似て、患者に顕著な顔面紅潮と低血圧を与えることが 観察された。動脈性低血圧がそのような試料を与えられた患者に起こることが報 告された。アルブミン置換体への反応はそのような産物中のx[lf因子の存在 によるものであることが示された。更に、イン・ビボにおけるXl1f因子の存 在は、直ちに血圧を50%下げる。従って、その血液製剤中の存在は除かれなく てはならない。必要なことは、血液製剤などの液体をその液体中に存在するであ ろうX[lf因子及び関連する活性■因子誘導体を除くことにより精製する有効 な手段である。
KohlerとMi 1stein、Nature、254巻、493−497 頁(1975)は、ミエローマ細胞を免疫されたマウスの膵臓細胞に融合して連 続的細胞系統を作った報告の最初のものである。これらの雑種細胞系統すなわち バイプリドーマは、親のミエローマ細胞も免疫された膵臓細胞も持たない特徴を 有する。ハイブリドーマは、継続的に、均一な(モノクローナル)抗体を産生で きる。KohlerとMilsteinの仕事の前には、ポリクローナル抗血清 しか得られなかった。
ハイブリドーマ作成のための技術は現在は広(文献に記載されている(例えば、 眩匹吐坦藍」匹江一旦り二とidomas:A  New  Dimensio n  In  Biolo  1cal  Anal  sis  、  R。
H,Kennet、 T、 J、 McKearn及びに、 B、 Becht o1編、Plenum Press、 New York及びLondon ( 1980) )が、上手にモノクローナル抗体産生ハイブリドーマを得るための 、すべての抗体に用い得る一般的方法はない。融合技術は、望む抗原に対するモ ノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマを得るために、それぞれの場合ごと に変えられなければならない。単一の抗原に特異的な抗体を得るためには、免疫 感作のための高度に精製された抗原を供するための労力を要する精製技術が要求 される。任意の与えられた抗原に対するモノクローナル抗体の産生け、まだ非常 に経験的な方法である。
■因子に対するモノクローナル抗体で、分子の重鎮領域内のエピトープに対する ものは報告された。
Smallら、B 1 ood、65巻、202頁(1985);5aitoら 、Blood、65巻、1263頁(1985);Pixleyら、J。
Biol、Chem、、262巻、10140頁(1987)。しかしながら、 軽鎖が、プレカリクレインのカリクレインへの開裂及び■因子のXIIa因子へ の活性化に触媒能力のある活性酵素部位を含むので、重鎮に対するモノクローナ ル抗体はせいぜいこれらの酵素活性を部分的にブロックできるだけである。
ヒト罰因子に対するポリクローナル抗体は報告された。Lamm1eら、Ana l、Biochem、、156巻、118−125頁(1986); Lam− m1eら、Thromb、Res、、41巻、747−759頁(1986)。
そのような抗体は、ポリクローナルであるので、単一の抗原決定基に特異的では ない。
ここで用いられる“■因子の軽鎖”又は“■因子の軽鎖領域”は、■因子、X[ la因子及びX[If因子中の、28kDaの、ヒト店因子の活性酵素部位を含 むカルボキシ末端部分を意味する(上述の部分が自由であるか又は他のペプチド 鎖に共有結合しているかは考慮しない)。同様に、ここで用いられる“■因子の 軽鎖を含む免疫原”は、28kDaの軽鎖を含む■因子、X[la因子、X[[ f因子及び他の開裂した形態のヒト罰因子を含み、また、28kDaの軽鎖自身 をも含むであろう。
ここで用いられる“モノクローナル抗体(時々は”Mab”と略言される)”と いう表現は、完全な抗体だけでなく、抗原と結合できるそのフラグメントをも含 むが、必ずしもFab及びF (ab’ )tフラグメントに限定されない。
ここで用いられる“血漿製剤(blood plasmaproduct)”と いう表現は、ヒト血漿すなわち一種以上の特異的蛋白質を含む画分などのヒト血 漿画分又はそのような血漿蛋白質の精製された試料を意味する。
lユニ[ この発明によって、ヒト店因子の軽鎖領域内の抗原決定基に特異的に結合するモ ノクローナル抗体を産生ずる細胞系統を提供する新しいハイブリドーマが調製さ れた。各ハイブリドーマは、ミエローマ系統由来の細胞と前もってヒト店因子軽 鎖を含む免疫原で免疫されたドナー由来の膵臓細胞の融合により雑種を形成した 細胞を含む。実例としてのハイブリドーマは、ATCC#HB−9703、AT CC#HB−9704及びATCC#HB−9705を含む。そうして作られた 各抗体は、ヒト団因子の軽鎖領域の抗原決定基に特異的である。精製されたモノ クローナル抗体は、本質的に、他のヒト蛋白質に対する免疫グロブリンを含まな い。ハイブリドーマはインビトロで培養されて、抗体を分泌するであろう。
この発明の雑種細胞系統は、最初に膵臓細胞ドナーをヒト店因子軽鎖を含む免疫 原で免疫することによって作られるであろう。精製されたヒトXOf因子は、好 ましい免疫原である。膵臓細胞は、ミエローマ細胞と融合促進剤の存在下で融合 される。融合された細胞は、希釈され、別々の穴の中で、融合してないミエロー マ細胞を養わない培地中で培養される。各穴の上清は、ヒトXIIf因子に対す る抗体の存在が酵素結合イムノソルベントアッセイ(“ELISA″′)によっ てアッセイされる。ヒトX[If因子に結合する抗体を分泌するハイブリドーマ が選択され、クローン化される。
ハイブリドーマは、適当な培地中で培養され、抗体は上清から回収される。別法 として、クローンはマウスの腹腔内に移され、その結果生じる望む抗体を含む悪 性の腹水及び血清が採取される。
ヒト店因子及び■因子軽鎖を含む■因子フラグメントを液体から除くための方法 もまた提供される。ヒト店因子の軽鎖領域内の抗原決定基と結合する固定化モノ クローナル抗体が液体と接触させられる。xn因子及びその軽鎖を含むフラグメ ントはそこから吸収される。血液製剤は、この方法で、うまく■因子及び■因子 軽鎖含有フラグメントを除去精製されるであろう。
それ故に、ヒト窟因子の軽鎖領域に対する抗体を産生ずるバイブリドーマを提供 することはこの発明の目的である。
ヒト店因子の軽鎖に対する本質的に均一な抗体を提供することはこの発明の他の 目的である。
ヒト■因子及びその活性フラグメントを、血漿製剤などの液体から除くための方 法を提供することは、この発明の他の目的である。
興味ある検体中の■因子のレベルを決定するための方法を提供することはこの発 明の目的である。
ヒトXDa因子又はX[If因子の、ヒトの病気の状態の時の活性のイン・ビボ での阻害のための治療上の方法を提供することはこの発明の他の目的である。
主題のハイブリドーマは、ここでは、それらによって産生される抗体に割り与え られたものと同じ番号によって同定される。従って、例えば、“BaF2”とい う名称はバイプリドーマLH9B6F5及びこのハイブリドーマにより産生され るモノクローナル抗体に付属する。
言及される物質が何であるか、すなわち抗体かハイブリドーマかは、文脈から明 らかである。
主題のハイブリドーマは、1988年4月28日に、American Typ e Cu1ture Co11ection、12301 Parklawn  Drive、 Rockville %Maryland20852に寄託され 下記のATCC受理番号を与えられた: IB2D2E10には#HB−970 3 ; 5G3C6B7には#HB−9704及びI H9B6F5には#HB −9705゜ILI盆呈皇皇上且 図1は、カリクレインで開裂された却因子フラグメントのウェスタンプロット/ EL I SAの写真であり、各軽鎖の抗体(BaF2、C6B7、D2E10 )はXl1f因子(30kDa)並びにチモーゲン■因子(80k Da)及び 他の軽鎖領域を含む画分と反応するということを示している。
図2は、血漿中のヒト店因子の凝固剤活性のモノクローナル抗体B6F5 (白 ぬきの正方形)、C6B7(塗りつぶされた丸)及びD2E10 (白ぬきの三 角形)による中和のプロットである。罰因子の凝固剤活性の阻害のパーセンテー ジ(縦座標)は、純粋なモノクローナル抗体のモル濃度(横座標)に対してプロ ットされる。
図3は、ヒトX1lf因子のアミド分解(amidolytic)活性の、モノ クローナル抗体B6F5 (白ぬきの正方形)C6B7 (塗りつぶされた九] 及びD2E10(白ぬきの三角形)による濃度依存性の阻害のプロットである( 合成基質H−D−Pro−Phe−Arg−pNA(S−2302)により決定 された)。
図4は、ヒトX[la因子のアミド分解活性の、モノクローナル抗体B6F5  (白ぬキノ正方形)、C6B7 (塗りつぶされた丸)及びD2E10 (白ぬ きの三角形)による濃度依存性の阻害のプロットである(合成基質H−D−Pr o−Phe−Arg−pNAにより決定された)。
図5は、X[If因子によるプレカリクレインのカリクレインへの変換の阻害の プロットである。精製されたヒトX1la因子は、最初、精製されたモノクロー ナル抗体86F5(白ぬきの正方形)、C6B7(塗りつぶされた丸)又はD2 E]O(白ぬきの三角形]と示された濃度でインキュベートされた。プレカリク レインが、それから、混合物に加えられ、20分間インキュベートされた。アリ コートが、基質H−D−Pro−Phe −Arg−pNAにより、カリクレイ ン開裂をテストされた。
図6は、X[[a因子による℃因子のXla因子への変換の阻害のプロットであ る。精製されたヒトX1la因子は、最初、精製されたモノクローナル抗体B6 F5 (白ぬきの正方形)、C6B7(塗りつぶされた丸)又はD2E10(白 ぬきの三角形)と示された濃度でインキュベートされた。HMWK、デキストラ ン硫酸及び刈因子の混合物は、各店因子−mAb混合物に加えられ、60分間イ ンキュベートされた。アリコートが、それから、合成基質pyro−Gl u− Pro−Arg−pNAを用いてXla因子開裂をテストされた。
Bの・ な予日 この発明の細胞雑種は、ヒト店因子、XOa因子及び■f因子(これらは、すべ て■因子軽鎖領域を含む)と反応するモノクローナル抗体を産生ずる。抗体によ り認識される工とl・−プは、したがって、■因子の軽鎖領域内に局在化されて いる。抗体は、有意にヒト■因子の凝固剤活性を阻害し、有意にX[lf因子の アミド分解活性を阻害する。これらの発見は、エピトープが■因子の軽鎖領域内 に局在化していることを示す。軽鎖特異性は、更に抗体が有意に、XIIf因子 によるプレカリクレインの活性化を阻害するという事実によって支持され、それ は、■因子の軽鎖領域のその自然の基質の一つに作用することからのブロックを 示している。
この発明のモノクローナル抗体は、ヒト抗原に特異的であり、ラット、マウス、 豚、うさぎ又はハムスターの血漿中の罰因子の凝固活性を阻害しない。
調製された3種類のモノクローナル抗体は、サブクラスI g G +に由来し 、に−軽鎖を含む。精製された抗体は、非還元性の12%SDSポリアクリルア ミドゲル上では200kDaの見かけの分子量を持ち、ジチオスレイトールでの 還元時には50kDa及び28kDaのフラグメントを生成する。
この発明のモノクローナル抗体は、適当なホストを■f因子で免疫することによ り調製される。免疫原は、表面活性化された又はカリクレイン活性化された精製 された罰因子からイオン交換クロマトグラフィー技術により単離されるであろう 。Pixleyら、Arch、Biochem、Biophys、256巻、4 90頁(1987)。別法として、X[If因子は、直接、血漿から、Tank ersleyら、Thromb、Res、25巻、307頁(1982)で述べ られたイオン交換技術により単離されるであろう。この発明による固定化モノク ローナル抗体との結合を含む他の精製方法が使われるであろう。
一つの方法によって、マウスは精製されたX1lf因子で免疫される。他の株も 用いられ得るが、BALB/CAnSkhマウスが好ましい。免疫感作のスケジ ュール及び投与される免疫原の濃度は、有用な量の適切に感作された肺臓細胞を 生成するようなものでなければならない。
免疫感作のための生活規制(下記に詳述)が完了した時、マウスは犠牲にされ、 膵臓が取り出される。肺臓細胞の適当な媒質中での懸濁液が調製される。膵臓当 たり約2.5−5m1の媒質で十分である。イン・ビトロの細胞懸濁液のプロト コールは、良く確立されている。
肺臓細胞は、マウスミエローマ細胞と融合促進剤によって融合される。好ましい 融合促進剤は、分子量1300−1.600 k D aのポリエチレングリコ ール(“PEG”)である。他の融合促進剤は用いられつるであろう。マウスミ エローマ細胞系統は、雑種を選択できるように、“薬剤耐性”型のものが望まし い。最も頻繁に用いられるクラスのミエローマは、8−アザキノリン耐性の細胞 系統であり、それらは広く知られており、入手可能である。これらの細胞系統は 、酵素ヒボキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼを欠き、その ため、“HAT” (ヒボキサンチン−アミノプテリンチミジン)培地中で生存 できない。遺伝子型においてコンピテントな雑種の成育を支持する培地中で選択 され得る異なる遺伝的欠失(例えば、他の酵素の欠失、薬剤感受性など)を持つ ミエローマ細胞の使用もまた可能である。更に、い(つかの環境においては分泌 性のミエローマ細胞系統が用いられ得るにもかかわらず、ミエローマ細胞系統は 、それ自身はいかなる抗体をも産生しないということが示唆される。
好ましい融合促進剤は平均分子量1300−1600kDaのPEG (ATC Cから入手可能)であるが、他の知られている融合促進剤は用いられつるであろ う。
細胞の融合は、Monoclonal Antibodies:Hbridom as:ANew Dimension In Biolo 1cal Anal  5is(Kennett、R,H。
McKearn、 T、 J、とBechtol、に、B、編、Plenum  Press、 NewYork及びLondon、 368−369頁、198 0年)中のT、J、McKearn 、 +Fusion of Ce1ls  in an Adherent Mon。
1ayer”で述べられた方法などにしたがって、粘着性の単一層上で行われる であろう。他の融合技術は用いられうるであろう。ミニローマ細胞に対する細胞 比2−5:1の肺臓細胞が用いられるであろう。この比は、膵臓又はミエローマ 細胞の起源によって変えられるであろう。
融合していないミエローマ細胞、融合していない肺臓細胞及び融合した細胞の混 合物は、別々の隔室(例えばミクロ滴定プレートの穴)中での、融合していない ミエローマ細胞を養わないであろう選択培地中での培養へと分配される。細胞の 分配は、隔室当たりに望ましい細胞数が分離されるように統計的に計算された量 の希釈剤中での再懸濁化によるであろう。Monoclonal Antibo dies374頁、McKearn、T、J、、”Cloning of Hy bridoma Ce1lLines by Limiting Diluti on in Fluid Phase”を見よ。
HATが培地として用いられる場合は、融合していない8−アザグアニン耐性の ミエローマ細胞は成育しないであろう。融合していない肺臓細胞は、悪性ではな いので、普通は、数日後に死ぬ。培養はそれらが死滅するのに十分な時間性われ る。融合した細胞は、選択培地中で繁殖を続け、成長する。
雑種細胞を成育させている各容器又は隔室内の上清はX[lf因子に対する抗体 の存在がスクリーニングされ、評価される。任意の適当な抗体結合方式の検出手 段(例λば、ELISA、ラジオイムノアッセイなと)が用いられるであろう。
選択及びクローニングの後、罰因子軽鎖領域に対するモノクローナル抗体は、ハ イブリドーマのイン・ビトロ培養、又はイン・ビボでのマウスの腹膜浸出物の誘 導によって産生されるであろう。最初の方法はより高純度のモノクローナル抗体 を産生ずるであろう。抗体は望まない免疫グロブリンを本質的に含まない上清か ら回収される。25−50μg / m lの抗体濃度がこの方法で可能である 。血清(牛胎児血清など)を含む増殖培地中には少量の他の免疫グロブリンが存 在する。
イン・ビトロでのバイプリドーマの培養によって得られるもの以上の抗体濃度が 必要とされる場合は、主題のハイブリドーマは同系(syngeneic)の又 は半回系(semisyngeneic)のマウスの腹膜腔に注射されるであろ う。適当な期間のインキュベーションの後で、ハイブリドーマは、注射されたマ ウスの腹膜浸出物の1ml当たり4−10mgの抗体を産生ずるであろう抗体分 泌性の腫瘍の形成を引き起こす。マウスは血中及び腹水中に自然抗体を持ってい るので、宿主のマウスからの約5%のコンタミネーションは避けられない。腹水 のモノクローナル抗体の精製は、これらの夾雑物を除去するであろう。その結果 生じる抗体は高力価であり、1 :300000以上の希釈において活性である 。
下記は、この発明による細胞系統の調製の一つの典型的な手順であるが、それに 制限されることを意図するものではない。
■、土jui9」lニ Xl1f因子は、精製された店因子の活性混合物から下記の様にして単離された 。
プラスチック製の容器及びカラムが精製手順を通して用いられる。すべての透析 チューブ及びプラスチック容器ハ、2 m g / m lのポリブレン水溶液 ですすがれてから、水ですすがれる。すべてのステップは、指示される場合を除 いては、室温で行われる。窟因子の濃縮は陽圧透析(negative pre ssure dialysis)により4℃で行われる。
A、!!JLu−二工]旧1±」弓11精製された℃因子は、下記のPixle y R,A、とCo1.man。
R,W、、Thromb、Res、 、 41巻、89頁(1986)の手順に よって調製される。この方法は、店因子の亜鉛キレートアフィニティー樹脂に選 択的に結合する能力に依るものである。
4%のクエ〉・酸ナトリウムを抗凝固剤として含む新鮮な凍結された血漿(40 05m l )は、大豆)・リブシン阻害剤(”5BTI”)(0,1mg/m l)及びボリフ’v ン(0、36m g / m l )を含むポリプロピレ ン容器中で37℃で素早く解凍され、下記の処理を受しプた:1 ゛屏、25− 50%:結晶硫酸アンモニウム(144g/L血漿)がゆっくりと血漿に溶解さ れ、30分間攪拌された。溶液は、13680Xgで、30分間遠心分離された 。硫酸アンモニウム(158g/L)がデカンテーションで分は取られた上清に 室温でゅっ(つと溶かされ、60分間攪拌された。沈殿は、最少量(1i)(7 )0.025M  Na、HPO,,0,8M  NaCl0、2mg/ml  5BTI、 0.36mg/mlポリブレン、0.02% NaNx 、pH6 ,5に溶がされ、20ρの同じ緩衝液(SBTIは含まない)に対して、2回緩 衝液を換えて、−晩、4℃で透析された。
?キレートクロマトグラフ −#1:透析された溶液は、10分間、4000X gで遠心分離され、透析の間に形成された沈殿を除去した。300m1の平衡化 された亜鉛キレートセファロースが、減圧されたプラスチック製のブフナー漏斗 上に置かれた。溶液はゆっくりと樹脂の間を流され、採取された。樹脂は、平衡 化された緩衝液で洗われ、280nmの吸光度の読みが0.1を下回るまで、各 500m1の画分が集められた(約11℃)。樹脂は、それから、2〜3βのカ コジル酸塩緩衝液(0,02M  カコジル酸す) リウム、0.15MNaC l、O,1mg/ml  5BTI、0.03mg/ml  ポリブレン、0. 02% NaN5.pH5,5)で、この画分の吸光度の読みがO,lを下回る まで洗われた。店因子画分は、1oβの酢酸塩緩衝液(0,1M  酢酸ナトリ ウム、0.8M  N a C1,0、1mg/ml 5BT1.0.03mg /mlポリブレン、0.02% NaNi 、pH4,5)で溶出された。この 画分は罰因子の凝固剤活性がアッセイされた。■因子画分はプールされ、20I 2のりん酸塩−酢酸塩緩衝液(0,25M  Naa HPO4,0,005M  酢酸ナトリウム、0.8M  NaC1,0,001mg/mlポリブレン、 o、02% NaN5、pH6,5)に対して、−晩、緩衝液を2回交換して、 4℃で透析された。
キレートクロマトグラフ −#2:透析された朋因子画分は、120m1のりん 酸塩−酢酸塩緩衝液で平衡化された亜鉛キレートセファロースを含むカラム(2 ゜5x25cm)に加えられ、2I2の同じ緩衝液で、−晩100 m l /  h rの流速で洗われた。250m1ずつのpH6,5及び4.0のりん酸塩 −酢酸塩緩衝液のpH勾配がカラムに加えられ、続いて、100 m lのpH 4,0で洗われ、5mlずつの画分が集められた。
500μmずつのアリコートが、分析のために、ポリプロピレンのエッペンドル フチューブ中に取られ、この両分とアリコートは一70℃に凍結された。この勾 配のアリコートは、蛋白質、■因子凝固剤活性及びS−2302アミド分解活性 が分析され、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(”SDS  PAGE” )にもかけられた。罰因子を含むと決定された両分はプールされ、部分的に、p Hs、5のりん酸塩−酢酸塩緩衝液に対する陽圧透析によって濃縮された。
’j )u mU : Xll因子凝固活性の50−100単位を含むアリコー トは、りん酸塩−酢酸塩緩衝液で平衡化されたBiogel A 0.5の1. 5X88cmカラム(流速1ml/分)に加えられた。2mlずつの画分が集め られ、蛋白質、凝固剤活性及びS−2303アミド分解活性が分析され、そして 5DS−PAGEにかけられた。2mlずつの画分は凍結された。精製された■ 因子を含むと決定された画分け、解凍され、りん酸塩−酢酸塩緩衝液に対する陽 圧透析によって濃縮された。
B、yIIζ の店f  への゛ 刈因子は、Silverbergら、 J、 Biol、 CheIll、 2 25巻、7281頁(1980)で述べられたもの及びPixleyら、 J、  Biol、 Chew、 260巻、1723頁(1985)で報告されたも のに類似の方法でXl1f因子へ変換された。この方法に従って、カリクレイン (0,4μmol)は精製された店因子(2,2μm01)と、緩衝液(0,0 2M  トリス、0.02MNaC1,0,1% PEG  8000、pH7 ,5)中で37℃で、40−60分間、ポリプロピレン製の試験管中でインキュ ベートされた。カリクレインは、■因子、X[la因子及びX[If因子から、 インキュベーション用緩衝液で平衡化された微小QAEセファロースカラム(2 ml)上で分離された。カリクレインは、0.1M  NaC1を含むこの緩衝 液で溶出することにより完全に除去された。■因子、Xl1a因子及びX[lf 因子は、24m1のO,]−00,6M NaC1勾配で連続的に溶出された。
各1mlの画分は、存在する蛋白質の特徴を決定するための5DS−PAGE、 凝固活性及び基質S−2302に対するアミド分解活性によって特徴付けられた 。試料は用いられるまで一30℃に凍結された。
上記の免疫原調製法は亜鉛キレートクロマトグラフィー法を精製された■因子を 得るために採用したが、別因子を単離する他の方法は用いられ得るであろう。他 の単離手順は、異なるpH及びイオン強度条件下での硫安沈殿及びイオン交換ク ロマトグラフィーからなる。更に、■因子単離のための他の方法は、イムノアフ ィニティー精製法において店因子重鎮に対するモノクローナル抗体を用いる。P ixleyら、J、Biol、Chem。
262巻、10140頁(1987)。ここで言及される任意の方法は、精製さ れ、機能的に活性な刈因子産物(それは、XIIf因子に変換されて、この発明 の実施において免疫原として働くであろう)を提供する。
T1.L炎五道 4匹の雄又は雌の8−10週齢のB A L B / c A n Skhマウ スは、完全フロインドアジュバントに含まれる1回当たり35μgの蛋白質で皮 下的に免疫され(0週目)、それから、5週目に再び不完全フロインドアジュバ ントに含まれる1回当たり35μgの蛋白質で皮下的に免疫された。血液が、7 週目に、取り出され、ELISAを用いて免疫原に対する抗体がスクリーニング された。111週目、1回当たり、0.15M  NaC1に含まれる50Mg の免疫原が腹腔内に注射された。4日後、血液が、軽く麻酔をかけられた各マウ スの眼窩後部叢(retro−orbital plexus)から取り出され 、そして2匹の最も強い陽性のマウスが膵臓ドナーとして選ばれた。これらの動 物の膵臓は無菌的に取り出され、50Mg/mlのゲンタマイシン又は”PEN /5TREP”(Gibco)が加えられたハンクスの平衡塩類溶液(’HBS S” 、Gibco、Grand  I  s  −1and、NY)を含む組 織培養皿(15X60mm)の中に置かれた。後者はペニシリンとストレプトマ イシンの混合物である。膵臓は、それから、他のHBSSを含む培養皿に移され た。膵臓は無菌のビンセットで細片に切られ、それから、遠心用チューブに移さ れ、それは大きな砕片が沈殿するように2分間水中に置かれた。細胞懸濁液は他 の遠心用チューブに移され、10分間、120Orpmで回転された。上清を捨 てた後、細胞は5−5−1Oの0.17M  NH,C1(水冷)中に再懸濁さ れ、水中に5分間置かれ、赤血球を溶解させるために時々攪拌された。細胞懸濁 液は穏やかに正常血清で1=1に希釈されたHBSSlomlに重層され、12 00rpmで1O分間遠心分離された。牛胎児血清(“FCS”)が正常血清と して用いられるであろう。細胞はそれから、Dulbeco’s Modifi ed Eagle’s Medium(”DME−。
Gibco)で3回洗われた。細胞の数と生育力が、それから測定された。ハイ ブリダイゼーション手順で用いられるS P 2 / O−A g 14ミエロ ーマ細胞は、溶解されていない肺臓細胞と同じ方法で洗われた。
■ 、       卑           の 5融合の日、上記の免疫さ れたものと同じ株のマウス由来の免疫されていない肺臓細胞は、免疫感作及びD MEでのfc浄を除いて、同じ手順に従って処理された。これらの免疫されてい ない肺臓細胞は下記の様に養育細胞層を調製するために用いられた。免疫されて いない細胞はDME+HAT+20% FCS中に、2−4X 10’細胞/  m 1の密度に再懸濁された。これらの細胞は、96穴プレート(1−2X10 ’細胞/穴)上にまかれ、5% CO2中で、35℃で、−晩、雑種細胞を置く 前の無菌検査としてインキュベートされた。
■、ハイブリダイゼーション 融合は下記の様に行われたm 1.5m lの免疫された肺臓細胞及び1.5m 、1のSP210−Ag14細胞はコンカナバリンAでコートされたプレート上 にピペットで移された。各タイプの細胞の密度は、肺臓細胞のSP210−Ag 14細胞に対する比が2−3:1(全体で7−10xlO’細胞/プレート)に なるように調整された。プレートは、それから、5% CO3中で、37℃で、 45−60分間インキュベートされ、細胞がコンカナバリンAに付着された。融 合は、1mlの50%DME : PEG溶液を各プレートに、1滴ずつ加える ことにより行われた。プレートは、最初の1滴が加えられてから、15秒間放置 された。細胞は、それから、5mlのDMEで2回洗われた。プレート当たり5 mlのDME+20% FCSが加えられた後、細胞は一晩インキユベートされ た。
■、ハイブリドーマの′   び 一晩のインキュベーションの後、上記のハイブリダイゼーション手順による細胞 は、遠心用チューブに移され1500rpmで、15分間回転された。上清は捨 てられた。各チューブからの細胞は、40−45m1のDME+HAT+20%  FCS中に懸濁され、上記の“■、養育膵臓細胞層の調製”で調製された免疫 されていない肺臓細胞の養育細胞層を含む96穴プレートに移された(0.1m l細胞懸濁液/穴)。プレートは、10% C02中で、37℃で、湿った環境 中で培養された。細胞は、3−5日成長させられ、その後、0.1mlのDME +HAT+20% FCSが各穴に加えられた。雑種は毎日調べられた。融合の 3〜4週後、細胞はDME+HAT+10% FCS (アミノプテリンを含ま ない)に切り替えられた。免疫原に反応性の抗体な伴うハイブリドーマの培養は 選択され、そして限界希釈法によってクローン化及びサブクローン化された。( Mon。
clonal Antibodies 、 347頁、McKearn、 T、  J、 −Cloningof Hybridoma Ce1l by Lim iting Dilution and FluidPhase”)。ELIS Aスクリーニングによって決定された3つの最も強い抗原陽性のサブクローン化 された培養(すなわち、5G3C6B7.1H9B6F5及びIB2D2E10 )からの細胞が、選択され、前もって10−14日間0.5mlのブリスタン( 2,6,10,14−テトラメチルペンタデカン)を与えられた4匹のBA L  B / cマウスの腹腔に注射された(マウス当たり、約2 X 1.06細 胞を含む0.5mlのPBS)、7−14日後、血液が、軽くエーテル麻酔され た各マウスの眼窩後部叢から取り出され、腫瘍を誘発された腹水液が採取された 。
Vll 、モノクローナル 一体lソ11上記の様に調製された腹水液由来の抗 体は、市販のキ・ソ  ト   (Affi−Gel   Protein−A 、Bio   Rad   Corp、、Richmond。
CA)を用いた蛋白質−Aアフィニティークロマトグラフィーにより精製される であろう。腹水液は結合用緩衝液で1=1に希釈される。この粗製物質はPro te i n−Aカラムに加えられ、カラムは、280nmの吸光度が0.02 5以下になるように結合用緩衝液で洗われる。抗体は、それから、酸性緩衝液で 溶出される。溶出のピークは、pHが中和され、プールされ、濃縮され、そして 0.02M  トリス、O,15M  NaCL、0.03% アジ化ナトリウ ム、pH7,5に対して透析される。抗体の濃度は、280nmの吸光度の読み により測定され、m g / m lが、1%の吸光係数を14゜2として計算 される。最終的抗体濃度は2−5mg/mlの範囲内である。モノクローナル抗 体の濃度は、抗体の分子量として150kDaを用いて、m g / m 1が らμmolに変換されるであろう。
■、モノクローナル  の、 ・レ モノクローナル抗体のサブクラスはマウス免疫グロブリンザブタイプ同定キット (Mannheim Boehringer)を用いて決定された。モノクロー ナル抗体G6F5、C6B7及びD2E10はすべてサブクラスI g G +  、に軽鎖と同定された。最終的抗体試料の性質は、Laemmli、Natu re、227巻、680頁(1970)の変法に従って、5DS−PAGEによ って決定された。すべてのモノクローナル抗体は非還元条件下では、約200k Daの単一バンドとして観察された。還元時には、精製された抗体は50kDa 及び28kDaのバンドを生じたが、これは、IgG免疫グロブリンの重鎖及び 軽鎖を表すものである。
組み合わされたウェスタンプロット/ELISA技術(Towbinら、Pro c、Nat’1.Acad、Sci、USA、76巻、4350頁(1979) )が、カリクレインで開裂された■因子を用いて、モノクローナル抗体により認 識されるエピトープが店因子の軽鎖領域内に存在することを確認するために行わ れた。その処理は、手短に言えば、下記のようである。精製されたカリクレイン により開裂された罰因子は、12%アクリルアミドランニングゲル及び4%アク リルアミトスクツキングゲルを用いて、非還元条件下で、5DS−PAGEにか けられた。5DS−PAGEゲルは、それから、電気的に蛋白質のバンドをポリ ビニリデンジフルオリド(”PVDF” )メンブレン(Millipore) に移す電気溶出装置(electroelution apparatus)に 移された。トランスファーの後、メンブレンは、2時間、”BL OT T O ” と共にインキュベートされることによりブロックされた( Johnson ら、Gene Anal、Techn、、1巻、3頁(19841)。ブロック された蛋白質を含むメンブレンは、それから、2時間、室温で、0.15Mg  / m 1の精製されたマウスモノクローナル抗体を含むBLOTTO中でイン キユベー トされた。メンブレンは、それから、3回0.1% T W e e  n −20デタージエントを含むBLOTTOで洗われた。メンブレンは、そ れから、アルカリホスファターゼと結合した抗マウスIgGポリクローナル抗体 (S i gma)を含むBLOTTO中で、2時間、室温でインキュベートさ れた。メンブレンは、それから、3回0.1% Tween−20を含むBLO TTOで洗われ、アルカリホスファターゼの基質(ニトロ−ブルー テトラゾリ ウム(“NBT”)及び5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−ホスフェー ト(“BCIP”)、共にSigma社製、を含む)中に展開された。これは、 抗原−モノクローナル抗体(アルカリホスファターゼポリクローナル抗体)複合 体が存在するところでは、着色された沈殿を生じる。
結果は、図1に示されている。レーン1.2及び3は3種類のモノクローナル抗 体(B 6 F 5、C6B7及びD2E10)すべてが、■因子及びその軽鎖 を含む開裂産物と反応することを示す。各Mabは、店因子チモーゲン(80k Da)、Xl1f因子(30k D a)及び他の軽鎖領域を含む開裂産物と反 応した。軽鎖領域の最小の形態であるXl1f因子との反応は、3つのレーンす べてで示された。これらの結果は、モノクローナル抗体の雇因子の軽鎖領域に対 する特異性を示す。
この発明のモノクローナル抗体は、下記の実験で立証されたように、ヒト店因子 の凝固剤活性を阻害する。
O13μMの店因子を含む正常ヒト血漿のプールは、各モノクローナル抗体と、 抗体濃度を増加させながら、10分間、37℃でインキュベートされた。その時 点で、10μmのアリコートが3つずつ取り出され、0.4mlの1.25mg /mlのカオリン、0.05%イノシチン(inosithin) 、  1  / 4に希釈された店因子欠失血漿及び0.015M  トリス、0.1125 M  NaC1p87.5の緩衝液を含む1010X75のポリスチレンチュー ブに加えられた。混合物は、1秒間、V o r t、e xミキサーにかけら れ、37℃で、正確に8分間インキュベ−トされた。その時点で、100μmの 0.03MCaCl2が混合物に加えられた。混合物は、1秒間、Vortex ミキサーにかけられ、30秒間、静かにインキュベートされた。チューブは、水 浴の中及び外で、凝固終点が観察されるまで、継続的に傾けられ、その時点で時 間が秒で記録された。存在する罰因子の濃度は、抗体が存在しない時に作られた ■因子濃度と凝固時間の標準曲線から決定された。モノクローナル抗体C6B7 、BaF2及びD 2 E 1. Oは、■因子の凝固剤活性を、最大限で元の ■因子の活性の92−94%の飽和レベルで、阻害した。図2を見よ。これら2 種類の抗体の飽和濃度は抗体の店因子抗原に対するモル比が2:1から4:1に おいて到達された。モノクローナル抗体D2E10は、■因子の活性を、抗体: 抗原のモル比が5=1の時、最大で70%阻害した。
Xnf及びX[la因子は、低分子合成基質H−D−Pr。
−P h e −A r g −p N A (S −2302、He1ena  Laboratories )を開裂させる。この発明のモノクローナル抗体 のXl1a及びX[lf因子の酵素活性を阻害する能力は、下記のアッセイによ って示された。0.05M  トリス0.14M  NaC1及び1mM  E DTA、pH7,8を含む緩衝液(今後゛緩衝液A”という)中で、0.2μm ○1のX[lf又はXl1a因子は、異なる濃度のモノクローナル抗体、C6B 7、BaF2又はD2E10と10分間、37℃で、3通りインキュベ−1・さ れた。
その時点で、10μlのアリコートが取り出され、165μmの緩衝液A及び2 5L、lの4mM  S−2302水溶液を含むミクロ滴定プレートの穴(最終 的S−2302濃度は0.5mM)に加えられた。アミド分解反応は、室温で、 30分間進められ、それから、反応は、100μmの20% 酢酸の添加により 終結された。ミクロ滴定プレートは、それから、405 nmで、ミクロ滴定プ レートリーダー(Biorad)上で読まれた。アッセイは、X[lf及びX1 la因子に関して濃度依存性であることが見いだされた。阻害パーセントは、各 抗体濃度での読みの平均と0%での読みの平均の比を取ることにより決定され、 それから、阻害パーセントに変換された。0%阻害の値は、モノクローナル抗体 の存在しない時に得られた読みの平均である。
S−2302アツセイの結果は、図3及び4に示されている。3種類のモノクロ ーナル抗体は、すべて、XOf因子の、S−2302上での発現を、約20−4 0%阻害し、X[]a因子を約20−30%阻害した。結果は、店f因子の活性 が影響されることから、モノクローナル抗体により認識されるエピトープが店因 子の軽鎖領域にあることを更に確実にした。ペプチド開裂活性の廃止が完全でな いので、エピトープは酵素の触媒部位に直接局在化してはいない。どのような理 論にも縛られた(ないがエピトープはS−2302基質結合部位の近(に局在化 していて、モノクローナル抗体が基質S−23020結合の立体的な阻害を引き 起こすのであろう。あるいは、モノクローナル抗体は、触媒部位からもつと離れ たエピトープに結合していて、Xl1f因子のコンホメーション変化を引き起こ し、S−2302基質へのアフィニティーを下げているのであろう。
この発明のモノクローナル抗体は、■f因子の大きな基質であるプリカリクレイ ンを開裂させる活性をプロ・ンクできる。後者は、分子量が611.6Dal、 かないS−2302と比べて、88kDaの分子量を持つ。抗体の■f因子によ るプレカリクレインの開裂の阻害能力は下記のアッセイにより測定された。三重 に、X[If因子(0,042μM)は、異なる濃度のモノクローナル抗体B6 F5、C6F7及びD2E10と緩衝液A中で10分間、37℃でインキュベー トされた。プレカリクレインが、それから、加えられ(プレカリクレインの最終 濃度は0.66μMであり、XIIf因子は0.035μMである)、溶液は更 に20分間37℃でインキュベートされた。その時用、で、50LLlの溶液が 、125μmの緩衝275 A及び25μlの4mM  S−2302を含むミ クロ滴定プレートに加えられた(S−2302の最終濃度は0.44mM)。基 質反応は室温で20分間進められ、反応は100μlの20%酢酸の添加により 終了させられた。ミクロ滴定プレートは、それから、405nmで読まれた。
X[lf因子によるプレカリクレインの活性化は、述べられた方法により濃度依 存性であることが見出された。阻害%は、各モノクローナル抗体濃度での読みの 平均とモノクローナル抗体の存在しない(0%)ときに得られた読みの平均の比 の比較により決定された。その値が、それから、阻害%に変換された。アッセイ の結果は図5に示されている。すべての抗体はプレカリクレイン開裂を30−4 0%阻害した。
この発明のモノクローナル抗体は、X[la因子の刈因子(120kDaのチモ ーゲン蛋白質であり、凝固カスケードにおけるXOa因子の生理的基質である) を開裂して活性化する能力も又ブロックできる。三重に、■a因子(0,044 μM)は異なる濃度のモノクローナル抗体C6B7、BaF2又はD2E10と 0.05M  トリス、0.15M  NaC1及びimM  EDTA、pH 7,8を含む緩衝液中で10分間37℃でインキュベートされた。HMWK、X I因子及びデキストラン硫酸はそれぞれ最終濃度が0.4.0.2及び10Mg /mlになるように、そして団因子は最終濃度が、抗体の存在時及び非存在時に 0.022μMになるように加えられた。刈因子活性化反応は1時間室温で行わ れた。その時点で、10μmの溶液が、0.02M)リス、0.15MNaC1 ,2mM  EDTA、0.1% PEGpH7,4を含む70μlの緩衝液( 今後は“緩衝液C−と呼ぶ)を含むミクロ滴定プレートの穴に加えられ、80μ mのx1因子用合成基質pyro−Glu−Pr。
−Arg−pNA (S−2366)が最終濃度0.975μMになるように加 えられた。この基質反応は1e分間室温で行われた。反応は100μmの50% 酢酸の添加により終了された。ミクロ滴定プレートは、それから405nmで読 まれた。阻害%は、抗体が存在しないとき又は非特異的なマウスモノクローナル 抗体が存在するとき(0%)に得られる読みの平均の比の比較により決定された 。その値は、それから、阻害%に変換された。
疋因子のX1la因子による活性化は、この発明の軽鎖モノクローナル抗体の存 在時、60%阻害されることが見出された(図6)。この結果は、触媒部位の直 接のブロックは起きないが、第2の刈因子結合部位がブロックされるか又は店因 子の軽鎖領域がかき乱されることを再び示す。
Xl1a及びX!If因子の酵素活性の阻害に加えて、この発明のモノクローナ ル抗体は、xn因子フラグメント及び他の開裂された■因子産物を市販の血漿製 剤などの液体がら除去する有効な方法を提供することにおいて有用である。
臨床的な証拠は、いくつかの市販の血漿製剤において活性化された■因子誘導体 の存在のために副反応が起きるということを示唆する。共有結合で結合されたこ の発明の抗■因子軽鎖モノクローナル抗体を含むイムノアフィニティー樹脂の利 用は、これらの副反応を引き起こす活性化された又は潜在的に活性な店因子誘導 体を特異的に除去するために用いられ得る。抗体が罰因子及び酵素的に活性な領 域を含むフラグメントに結合すると、その結果、可溶性血漿製剤から罰因子酵素 活性又は潜在的酵素活性が除去される。モノクローナル抗体は都合よくこの目的 のために様々な不溶性の支持体に共有結合的に結合されることにより固定化され 得る。活性化されたアガロースは好ましい抗体固定化物質であり、イムノアフィ ニティー樹脂を作るのにこの発明のモノクローナル抗体と共に便利に用いられる であろう。市販の活性化アガロース標品はシアノゲンブロミドー活性化アガロー ス(CNBr−活性化セファロース4 B 、 Pharmacia )及び活 性スクシンイミドエステルに結合されたアガロースビーズを含む(”Affig el 10”、Biorad;”Activated CH5epharose “、 Pharmacia)。蛋白質の活性化アガロースゲルへの共有結合によ る結合の方法はこの分野ではよく知られている。蛋白質の活性化ゲルマトリック スへの共有結合は蛋白質中のりジン残基のε−アミノ基を介して起きる。
適当なカップリング用緩衝液は、例えば、燐酸緩衝生理食塩、O,IM  はう 酸ナトリウム又はO,LM  重炭酸ナトリウムを含む。カップリング反応は典 型的には1−2時間室温で、又は−晩4℃で達成される。カップリング用緩衝液 中の典型的な蛋白質濃度は2−20mg/m1である。結合反応の完了後、任意 の残っているマトリックス中の反応性の基は不活性化されなくてはならない。典 型的には、不活性化はIM エタノールアミンを使い、HCjでpH8に滴定さ れ、1−2時間室温で行なわれるであろう。こうして生成されたイムノアフィニ ティー樹脂は便利に適当なカラムに詰められる。
■因子による夾雑物を精製する必要のある血漿製剤(pH7−9)はイムノアフ ィニティーカラムに乗せられる。■因子の形態のものは吸収され、従ってその結 果の溶出物は罰因子及び■因子活性化フラグメントを含まナイ。イムノアフィニ ティー樹脂は、結合している罰因子形態のものを低pHの緩衝液で除去し、それ から、カラムをpH7−9の溶液で再平衡化することにより便利に再生できる。
この点で、イムノアフィニティー樹脂は他の利用サイクルのために調製される。
この方法で精製され得る血漿製剤は、例えば、■因子及び■因子(血友病の治療 に用いられる) 、Von Willibrand病の治療に用いられるWil librandの因子、アルブミン(血液量減少、低蛋白血症及び低アルブミン 血症なとの疾患の治療に用いられる)、血漿、血小板、クリオプレシピテートA HF (血中蛋白質因子■、因子■、フィブリノゲン、アルファ、プロテアーゼ 阻害剤及び抗トロンビンDIの源を提供する)、血漿蛋白質画分(例えば、”  PROTEN、ATE” (Travenol Laboratories、  Inc、 ))及び罰因子活性型を含むすべての他の血漿製剤を含む。
このタイプのイムノアフィニティー樹脂はヒト罰因子及び罰因子軽鎖を含む開裂 産物の血漿又は他の源からの単離にもまた便利に用いられるであろうということ ばすぐに認められるであろう。
この発明のモノクローナル抗体は又治療において罰因子の酵素活性をイン・ビボ で阻害するのに有用であると信じられている。それらはもつと後の凝固酵素及び ダラム陰性菌による敗血症の影響を促進する血管に作用するペプチドの形成を阻 害する。抗体は接触系の活性化(それはブラジキニンの遊離、並びに好中球の刺 激をもたらす)のブロックに用いられるであろう。抗体は、従って罰因子の影響 を、酵素作用の阻害によって中和するのに治療上有用であると信じられている。
この発明の抗体は、興味のある検体特にヒト血漿中の罰因子のレベルの変化を検 出するのに有用である。任意の興味ある検体中の■因子の検出及び定量は様々な 免疫学的方法によって行われるであろう。一般的に、そのような方法は、検体と この発明のモノクローナル抗体の一つとの接触、抗体により結合された抗原の量 の直接又は間接のアッセイ方法による測定を含む。そのようなアッセイは、例え ば、EL I SA、競争的酵素結合イムノソルベントアッセイ(”CELIS A”)、ラジオイムノアッセイ、蛍光アッセイ、放射免疫拡散法、沈降、凝集及 び電気免疫拡散法を含む。
ウェスタンプロット技術においてポリクローナル抗体を用いる血漿中の店因子の 濃度の測定は報告された。 Lamm1eら、Anal、Biochem、15 6巻、118−124頁 (1986)、 Lamm1eらThromb、 R es、 41巻、 747−759頁(1986)。この技術は直にこの発明の モノクローナル抗体を使うように改良されるであろう(報告された手順中では、 ポリクローナル抗体が代わりに用いられる)。
この発明のハイブリドーマの調製及びその結果生成されろモノクローナル抗体の 製造、精製及び特徴付けはここで述べられるように行われるであろう。主題のモ ノクローナル抗体はハイブリドーマのマウス腹腔内への注射及び血液及び腹水の 採取により調製されるが、抗体は又ハイブリドーマのこの分野の熟練者には知ら れているイン・ビトロ技術による培養によっても得られる。
ここで述べられた3種類のモノクローナル抗体はサブクラスI gGlに属する が、それはこれらが同じ“不変゛領域を持つことを意味する。特異的抗原に対す る抗体は不変領域及び“可変”領域を持つ。後者は機能的に抗原を認識する。可 変領域は、不変領域のクイブに関わりなく抗原を認識する。従って、ここで述べ られた特徴を示すモノクローナル抗体はサブクラスI g G I、I gG2 .I gGs 、I gM、IgA又は他のIgクラスであろう。免疫グロブリ ンクラス(I g)中の差異は抗体の抗原に対する反応性のパターンに影響しな いのですべてのヒト■因子軽鎖領域に対するモノクローナル抗体はIgクラス又 はサブクラスに関わらずこの発明の中に含まれると考えられる。
この発明のモノクローナル抗体は、都合よく、蛋白質分解酵素によって開裂され て、抗原結合部位を保持したフラグメントを生成する。例えば、IgG抗体の中 性pHでのパパインを用いた蛋白質加水分解処理は、2つの同一のいわゆる”F ab”フラグメント(各々は重鎖フラグメント(Fd)にジスルフィド結合した 1本の完全な軽鎖を含む)を生じる。各Fabフラグメントは一つの抗原結合部 位を含む。IgG分子の残りの部分は“F c ”として知られる2量体である 。同様にしてpH4でのペプシンによる開裂はいわゆるF (ab’ )2フラ グメントを生じる。
そのようなフラグメントの調製方法はこの分野の熟練者には知られている。Go ding、 Monoclonal AntibodiesPrinciple s and Practice 、 Academic Press(1983 )、119−123頁を見よ。この発明のモノクローナル抗体の抗原結合部位を 含むフラグメント(Fab及びF (ab’ )2など)は、免疫原性が減じら れているので治療的応用には好ましい。そのようなフラグメントは免疫原性が、 免疫原性Fc蛋白質を含む完全な抗体より弱い。
2度目以降の同じマウスモノクローナル抗体の治療上の投与は、患者のこの分子 のFc部分に対する免疫感作のため興味がないであろう。マウスモノクローナル 抗体の治療上の利用における感作の影響は、前に同じ患者に投与されたM a  b中に含まれる異なるFcフラグメントではな(同じFabフラグメントから生 成される雑種分子を用いることにより減少されるであろう。そのようなこの発明 のモノクローナル抗体から形成される雑種分子が治療に使われるであろうという ことは予想される。
この発明のヒト罰因子に対するモノクローナル抗体の調製方法(免疫感作、融合 及びハイブリドーマの選択を含む)は、ここで明らかにされた細胞系統以外の細 胞系統の生成をもたらすであろう。個々のハイブリドーマはそれらが産生ずる抗 体によってのみ同定されるであろうから、ヒトX[If因子又は刈因子軽鎖に対 する任意のハイブリドーマ産生による抗体は、そのような抗体をハイブリドーマ を用いて作る方法と同様に、この発明の範囲内に含まれるということが予想され る。更に、他のを推動物(ヒト、ラット、ウシ、豚など)由来で、マウス由来で ない膵臓細胞及びミニローマが、バイブリドーマを、ここで述べられた方法を用 いて作るために使われるということが予想される。
この発明のモノクローナル抗体はバイプリドーマにより産生される。しかしなが ら、他の細胞不死化の方法がヒト刈囚子軽鎖に対するモノクローナル抗体の産生 のために用いられるであろうことは予想される。これらの方法はこの分野の熟練 者には知られている。例えば、ヒト抗体産生リンパ球はEpstein−Bar rウィルスによる形質転換によって不死化されるであろうo Chiorazz iら、J。
Exp、 Med、 56巻、930頁(1985) ; 5teintzら、  J、Immunol。
132巻、877頁(1984)。
この発明は、その主旨又は本質的属性を離れることなく、他の特定の形態で具体 化されるであろう。従って、参照は前述の明細書よりも添付の請求項(発明の範 囲を示す)に対してなされるべきである。
′−−1−:−−−−−−− 86F5  C6日7  D2E10 FIG、  1 [mAbl  μM FIG、 2 [mAbl  μM FIG、3 [mAbl  μM FIG、 5 [mAbl  JAM FIG、 6 国際調査報告

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)XII因子の軽鎖領域内の抗原決定基に特異的に結合するモノクローナル 抗体。
  2. (2)ヒトXIIa因子に結合する請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  3. (3)ヒトXIIf因子に結合する請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  4. (4)ミエローマ系統由来の細胞と前以てヒトXII因子軽鎖を含む免疫原で免 疫されたドナー由来の脾臓細胞の融合により形成されたハイブリドーマにより産 生される請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  5. (5)ミエローマ系統由来の細胞と前以てXIIf因子で免疫されたドナー由来 の脾臓細胞の融合により形成されたハイブリドーマにより産生される請求項4に 記載のモノクローナル抗体。
  6. (6)ヒトXII因子、XIIa因子及びXIIf因子の単一の抗原決定基に結 合する請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  7. (7)IgG1サブクラスの請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  8. (8)ミエローマ系統及び脾臓細胞がマウス由来である請求項4に記載のモノク ローナル抗体。
  9. (9)ハイブリドーマがSP2/0−Ag14ミエローマ細胞と前以て精製され たヒトXIIf因子で免疫されたBALB/cAnSkhマウス由来の脾臓細胞 の融合により形成される、請求項8に記載のモノクローナル抗体。
  10. (10)下記のステップから成る、ヒトXII因子軽鎖領域の抗原決定基に結合 するモノクローナル抗体の作成方法。 (a)脾臓細胞ドナーのヒトXII因子軽鎖領域を含む免疫原での免疫 (b)上記ドナーからの脾臓の摘出及び脾臓細胞懸濁液の作成 (c)上記脾臓細胞のミエローマ細胞との融合(d)融合した細胞の別々の穴の 中での融合していないミエローマ細胞を養わない培地中での希釈及び培養(e) ハイブリドーマを含む各穴の中の上清のヒトXII因子軽鎖領域に対する抗体の 存在のアッセイ、及び(f)ヒトXII因子軽鎖領域に結合する抗体を分泌する ハイブリドーマの選択及びクローニング。
  11. (11)ドナー細胞及びミエローマ細胞がマウス由来である請求項10に記載の 方法。
  12. (12)上記のクローンのマウスヘの移植及び望む抗体を含む悪性の腹水又は血 清の上記のマウスからの採取を更に含む請求項11に記載の方法。
  13. (13)適当な培地中でのハイブリドーマの培養及び培養上清からの抗体の回収 を更に含む請求項11に記載の方法。
  14. (14)請求項10、11、12又は13のいずれかに記載の方法によって調製 されるモノクローナル抗体。
  15. (15)ATCC#HB−9703、ATCC#HB−9704及びATCC# HB−9705から成るグループから選ばれるハイブリドーマの培養及び分泌さ れたモノクローナル抗体の培養培地からの回収を含むヒトXII因子軽鎖領域に 対するモノクローナル抗体の作成方法。
  16. (16)請求項15に記載の方法により調製されるモノクローナル抗体。
  17. (17)マウスヘのハイブリドーマATCC#HB−9703、ATCC#HB −9704及びATCC#HB−9705から成るグループから選ばれるハイブ リドーマから成るグループから選ばれたハイブリドーマの注射及び分泌されたモ ノクローナル抗体のマウス腹水液又は血清からの回収のステップから成るヒトX II因子軽鎖領域に対するモノクローナル抗体の作成方法。
  18. (18)請求項17の方法により調製されるモノクローナル抗体。
  19. (19)ヒトXII因子軽鎖領域の抗原決定基に特異的に結合するモノクローナ ル抗体を産生する継続的細胞系統、前以てヒトXII因子の軽鎖を含む免疫原で 免疫されたドナー由来の脾臓細胞に融合されたミエローマの細胞雑種及び上記の 雑種の培養培地を含む構成。
  20. (20)脾臓細胞及びミエローマがマウス由来である請求項19に記載の構成。
  21. (21)ミエローマがAP2/O−Ag14である請求項20に記載の構成。
  22. (22)細胞系統ATCC#HB−9703。
  23. (23)細胞系統ATCC#HB−9704。
  24. (24)細胞系統ATCC#HB−9705。
  25. (25)ヒトXII因子及びXII因子軽鎖を含むXII因子フラグメントの、 液体を固定化モノクローナル抗体に接触させ、上記XII因子及びXII因子フ ラグメントを液体から吸収することを含む、液体からの除去方法。
  26. (26)液体が血漿製剤である請求項25に記載の方法。
  27. (27)モノクローナル抗体がATCC#HB−9703、ATCC#HB−9 704及びATCC#HB−9705から成る細胞系統のグループから選ばれる 細胞系統により産生される請求項26に記載の方法。
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