JPH0350499Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350499Y2 JPH0350499Y2 JP1981113924U JP11392481U JPH0350499Y2 JP H0350499 Y2 JPH0350499 Y2 JP H0350499Y2 JP 1981113924 U JP1981113924 U JP 1981113924U JP 11392481 U JP11392481 U JP 11392481U JP H0350499 Y2 JPH0350499 Y2 JP H0350499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brightness
- display
- display brightness
- photosensor
- optical sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Audible And Visible Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、背影光の強さが広範囲に、しかも急
激に変化しても常に良好な視認性を維持する表示
輝度可変型の表示装置に関する。
激に変化しても常に良好な視認性を維持する表示
輝度可変型の表示装置に関する。
例えば投影機を自動車用として使用する場合、
背影の明かるさの変化は、室内に比べ非常に広範
囲に変化する。投影機のスクリーン(表示面)に
形成される表示の見やすさ(視認性)は、基本的
にはコントラストと輝度によつて大きく左右され
る。コントラストはフイルムの濃淡等によつて一
義的に決まつてしまうが、表示輝度の最適値は背
影の明かるさ(輝度)に応じて変化し、背影輝度
が大となれば最適表示輝度も大となり、逆に背影
が暗くなると最適表示輝度も小さくて済む。
背影の明かるさの変化は、室内に比べ非常に広範
囲に変化する。投影機のスクリーン(表示面)に
形成される表示の見やすさ(視認性)は、基本的
にはコントラストと輝度によつて大きく左右され
る。コントラストはフイルムの濃淡等によつて一
義的に決まつてしまうが、表示輝度の最適値は背
影の明かるさ(輝度)に応じて変化し、背影輝度
が大となれば最適表示輝度も大となり、逆に背影
が暗くなると最適表示輝度も小さくて済む。
自動車用の投影機を考える場合には、このよう
に表示輝度を背影輝度の変化に合せて変化させな
いと表示の視認性を良好に保ち得ないが、一般の
投影機は室内用を主体として考えられているた
め、表示輝度のコントロールはそれ程重要視され
てはいない。しかし、全くない訳ではなく、例え
ばポリウムとスイツチを利用して(1)ランプに表示
チラツキが起きない程度の周期で印加電圧をオン
オフし、そのデユーテイを変えて表示輝度をコン
トロールする、(2)ランプ電圧を直接変えることで
表示輝度をコントロールする、の方法があるが、
これらは全て手動操作されるため設定のわずらわ
しさがある上、急激な背影輝度の変化が生じた場
合には即応できない欠点がある。
に表示輝度を背影輝度の変化に合せて変化させな
いと表示の視認性を良好に保ち得ないが、一般の
投影機は室内用を主体として考えられているた
め、表示輝度のコントロールはそれ程重要視され
てはいない。しかし、全くない訳ではなく、例え
ばポリウムとスイツチを利用して(1)ランプに表示
チラツキが起きない程度の周期で印加電圧をオン
オフし、そのデユーテイを変えて表示輝度をコン
トロールする、(2)ランプ電圧を直接変えることで
表示輝度をコントロールする、の方法があるが、
これらは全て手動操作されるため設定のわずらわ
しさがある上、急激な背影輝度の変化が生じた場
合には即応できない欠点がある。
本考案は、背影光の強さを検知して表示輝度を
自動的に最適化するもので、その特徴とするとこ
ろは、外部から入射する背影光の強さに応じて変
化する表示面の背影輝度を検知する第1の光セン
サと、該表示面に画像を形成する内部光の強さに
対応する表示輝度を検知する第2の光センサと、
これら第1、第2の光センサの出力を入力され、
該第1の光センサで得られた実測背影輝度をもと
に予め記憶された背影輝度対最適表示輝度の関係
から最適表示輝度を求め、該最適表示輝度と該第
2の光センサで得られた実測表示輝度とを比較し
てその差を出力する輝度比較設定手段と、該差出
力を入力されて該差が零になるように内部光の光
源の光量を制御する光源輝度制御手段とを備える
点にある。以下、図面を参照しながらこれを詳細
に説明する。
自動的に最適化するもので、その特徴とするとこ
ろは、外部から入射する背影光の強さに応じて変
化する表示面の背影輝度を検知する第1の光セン
サと、該表示面に画像を形成する内部光の強さに
対応する表示輝度を検知する第2の光センサと、
これら第1、第2の光センサの出力を入力され、
該第1の光センサで得られた実測背影輝度をもと
に予め記憶された背影輝度対最適表示輝度の関係
から最適表示輝度を求め、該最適表示輝度と該第
2の光センサで得られた実測表示輝度とを比較し
てその差を出力する輝度比較設定手段と、該差出
力を入力されて該差が零になるように内部光の光
源の光量を制御する光源輝度制御手段とを備える
点にある。以下、図面を参照しながらこれを詳細
に説明する。
第1図は良好な視認性を維持する最適表示輝度
と背影輝度との関係を示す特性図(実測値)で、
自動車用の最適表示輝度は斜線内部である。なお
第1図の「航空機」の特性は刊行物(M.U.
Trenne et al:Electronic Display Systemsin
the Automobile SAE paper No.750365(1975))
に、また「自動車」の特性は他の刊行物(高橋:
液晶と発行ダイオードの自動車への応用 電子技
術 50年12月)に示されている。同図から明らか
なように、背影輝度は夜間と日中で大きく変化
し、また日中でも曇りと晴では値が異なる。最適
表示輝度はそれぞれの背影輝度によつて異なる
が、本考案では光センサによつて背影輝度を検出
し、その実測背影輝度に基づき表示輝度を自動的
に最適化するようにしたものである。
と背影輝度との関係を示す特性図(実測値)で、
自動車用の最適表示輝度は斜線内部である。なお
第1図の「航空機」の特性は刊行物(M.U.
Trenne et al:Electronic Display Systemsin
the Automobile SAE paper No.750365(1975))
に、また「自動車」の特性は他の刊行物(高橋:
液晶と発行ダイオードの自動車への応用 電子技
術 50年12月)に示されている。同図から明らか
なように、背影輝度は夜間と日中で大きく変化
し、また日中でも曇りと晴では値が異なる。最適
表示輝度はそれぞれの背影輝度によつて異なる
が、本考案では光センサによつて背影輝度を検出
し、その実測背影輝度に基づき表示輝度を自動的
に最適化するようにしたものである。
第2図は自動車用の投影機に適用した本考案の
一実施例である。同図において、1は投影機でそ
の内部には光軸2に沿つてランプ(投影光源)
3、コンデンサ(集光レンズ)4、フイルム5、
拡大レンズ6、スクリーン7が配列される。スク
リーン7の裏面から投影された画像は観測者の目
8によりその表面から目視される。このとき程度
に差はあれ背影光9がスクリーン7に入射する。
11はスクリーン7の裏面で間接的に背影光9の
強さ(表示輝度)を検出する第1の光センサであ
る。これは光センサをセツト内蔵型とするため
で、その必要がなければスクリーン7の表面側に
設置して、背影光9を直接検出してもよい。12
は同じくスクリーン裏面近傍に設けられた第2の
光センサで、これはランプ3からスクリーン7に
投射される内部光10の強さ(表示輝度)を検出
するために用いられる。第1の光センサ11の出
力A(実測背影輝度)と第2の光センサ12の出
力B(実測表示輝度)は輝度比較設定回路13に
導びかれる。この回路13には予め第1図に示す
如き特性曲線が記憶されていて、先ず実測背影輝
度Aに対応する最適表示輝度(Cとする)が読み
出される。そして、実測表示輝度Bをこの最適表
示輝度Cと比較し、両者が一致していなければ差
情報D=|C−B|をランプ輝度制御回路14に
与え、該回路14によつてD=0になるようにラ
ンプ3の光量を自動制御する。
一実施例である。同図において、1は投影機でそ
の内部には光軸2に沿つてランプ(投影光源)
3、コンデンサ(集光レンズ)4、フイルム5、
拡大レンズ6、スクリーン7が配列される。スク
リーン7の裏面から投影された画像は観測者の目
8によりその表面から目視される。このとき程度
に差はあれ背影光9がスクリーン7に入射する。
11はスクリーン7の裏面で間接的に背影光9の
強さ(表示輝度)を検出する第1の光センサであ
る。これは光センサをセツト内蔵型とするため
で、その必要がなければスクリーン7の表面側に
設置して、背影光9を直接検出してもよい。12
は同じくスクリーン裏面近傍に設けられた第2の
光センサで、これはランプ3からスクリーン7に
投射される内部光10の強さ(表示輝度)を検出
するために用いられる。第1の光センサ11の出
力A(実測背影輝度)と第2の光センサ12の出
力B(実測表示輝度)は輝度比較設定回路13に
導びかれる。この回路13には予め第1図に示す
如き特性曲線が記憶されていて、先ず実測背影輝
度Aに対応する最適表示輝度(Cとする)が読み
出される。そして、実測表示輝度Bをこの最適表
示輝度Cと比較し、両者が一致していなければ差
情報D=|C−B|をランプ輝度制御回路14に
与え、該回路14によつてD=0になるようにラ
ンプ3の光量を自動制御する。
このようにすればスクリーン7の視認性は背影
光9の強さが変化しても常に最適値に保たれるの
で、自動車のように背影光9の強さが広範囲に変
化する場合でも手動操作する煩わしさがなく、し
かもトンネル通過時のように急激に変化する場合
でも即応できる利点がある。第1の光センサ11
だけでも背影輝度に応じた表示輝度の制御をする
ことができるが、第2の光センサ12も使用して
上記帰還制御をすると、表示輝度を長期間に亘り
最適値に制御することができる。即ち、ランプ等
には経年変化があるが、経年変化が生じるとラン
プに同じ制御信号を与えても該変化の前後ではラ
ンプの明るさが異なる。従つて第1の光センサの
みでランプ輝度制御をすると、外部光の照度は同
じでも経年変化によつて表示輝度が変化すること
になり、最適な表示輝度を長期に亘り得ることは
できない。本考案のように第2の光センサも使用
し、第1の光センサの出力から最適表示輝度を
得、第2の光センサの出力が該最適表示輝度に等
しくなるようにランプ輝度を制御すると、経年変
化が生じてもランプ輝度は最適輝度に等しくな
り、ランプ経年変化に関係なく長期に亘つて最適
輝度が確保される。尚、本考案はCRTデイスプ
レイや他の発光デイスプレイにも適用できる。
光9の強さが変化しても常に最適値に保たれるの
で、自動車のように背影光9の強さが広範囲に変
化する場合でも手動操作する煩わしさがなく、し
かもトンネル通過時のように急激に変化する場合
でも即応できる利点がある。第1の光センサ11
だけでも背影輝度に応じた表示輝度の制御をする
ことができるが、第2の光センサ12も使用して
上記帰還制御をすると、表示輝度を長期間に亘り
最適値に制御することができる。即ち、ランプ等
には経年変化があるが、経年変化が生じるとラン
プに同じ制御信号を与えても該変化の前後ではラ
ンプの明るさが異なる。従つて第1の光センサの
みでランプ輝度制御をすると、外部光の照度は同
じでも経年変化によつて表示輝度が変化すること
になり、最適な表示輝度を長期に亘り得ることは
できない。本考案のように第2の光センサも使用
し、第1の光センサの出力から最適表示輝度を
得、第2の光センサの出力が該最適表示輝度に等
しくなるようにランプ輝度を制御すると、経年変
化が生じてもランプ輝度は最適輝度に等しくな
り、ランプ経年変化に関係なく長期に亘つて最適
輝度が確保される。尚、本考案はCRTデイスプ
レイや他の発光デイスプレイにも適用できる。
以上述べたように本考案によれば、背影光の強
度が変化しても常に表示の視認性を長期に亘り最
適に保つことができる利点がある。
度が変化しても常に表示の視認性を長期に亘り最
適に保つことができる利点がある。
第1図は背影輝度と最適表示輝度の関係図、第
2図は本考案の一実施例を示す構成図である。 図中、1は投影機、3はランプ、7はスクリー
ン、9は背影光、10は内部光、11,12は光
センサ、13は輝度比較設定回路、14はランプ
輝度制御回路である。
2図は本考案の一実施例を示す構成図である。 図中、1は投影機、3はランプ、7はスクリー
ン、9は背影光、10は内部光、11,12は光
センサ、13は輝度比較設定回路、14はランプ
輝度制御回路である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外部から入射する背影光の強さに応じて変化す
る表示面の背影輝度を検知する第1の光センサ
と、該表示面に画像を形成する内部光の強さに対
応する表示輝度を検知する第2の光センサと、 これら第1、第2の光センサの出力を入力さ
れ、該第1の光センサで得られた実測背影輝度を
もとに予め記憶された背影輝度対最適表示輝度の
関係から最適表示輝度を求め、該最適表示輝度と
該第2の光センサで得られた実測表示輝度とを比
較してその差を出力する輝度比較設定手段と、 該差出力を入力されて該差が零になるように内
部光の光源の光量を制御する光源輝度制御手段と
を備えることを特徴とする、表示輝度可変型の表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11392481U JPS5821126U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 表示輝度可変型の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11392481U JPS5821126U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 表示輝度可変型の表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821126U JPS5821126U (ja) | 1983-02-09 |
JPH0350499Y2 true JPH0350499Y2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=29908212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11392481U Granted JPS5821126U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 表示輝度可変型の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821126U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555327A (en) * | 1978-10-19 | 1980-04-23 | Zen Nippon Kuuyu Kk | Dimming system in room of passanger plane |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11392481U patent/JPS5821126U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555327A (en) * | 1978-10-19 | 1980-04-23 | Zen Nippon Kuuyu Kk | Dimming system in room of passanger plane |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821126U (ja) | 1983-02-09 |
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