JPH03504507A - 癌細胞の選択的解離および傷、ケロイド、および炎症の後処理のために用いられる活性物質として適用される植物の光合成系由来タンパク質分画と、該タンパク質分画を含む薬剤学的産物 - Google Patents

癌細胞の選択的解離および傷、ケロイド、および炎症の後処理のために用いられる活性物質として適用される植物の光合成系由来タンパク質分画と、該タンパク質分画を含む薬剤学的産物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 癌細胞の選択的解離および傷、ケロイド、および炎症の後処理のために用いられ る活性物質として適用される植物の光合成系由来タンパク質分画と、該タンパク 質分画を含む薬剤学的産物 本発明は、以下詳細に記載される物質に関するもので、医科学における新規な概 念にもとづき、特に選択的に癌細胞(悪性腫瘍)のみを致死させる(disso lution)  (以下、分解とする)ための、しかしまた炎症の進行を抑え るための、そして異常発達した傷およびケロイドに対する薬剤学的活性物質[s  iclを提供するものである。
本発明は、以下の概念にもとづくものである。
すなわち、癌を理解し、そして癌と戦う現在までの科学的な試みが満足いくもの ではなかったことの理由のひとつとして、癌という現象は基本的に細胞核と関連 して発生するものであるという基本的な考えが、新規かつ有望な概念を曇らせて いたからではなかろうか、癌細胞は正常細胞とはいくつかの点で異なる特性を有 する。この違いを利用して癌細胞を識別し、また癌細胞を標的とし、癌細胞のみ に薄手を負わせるような治療方法が可能であろう、しかし、既知の癌治療方法は このような要求を満足するものではなかった。なぜなら、例えば多くの細胞増殖 抑制剤(cytostaticagents )および放射線は癌組織のみを選 択する分わけではなく、正常組織にも損傷を負わせる。また、腫瘍を破壊する方 法は文献(H,Vandenbergh& P、 Cornaz、 Lokal iaieru(und Therapie vonTumoren +wit  Porphyrinen、 Naehar、 Chew、 Tech。
Lab、 33(1985)、 No、 7)から知ることができる。
この方法は、ヘマトポルフィリン(hew+atoporphyrin)誘導体 の注射と、赤色光照射とを組み合わせたものである。
本発明は、癌細胞が好気性解糖の実施に特徴づけられる「酸素欠乏性代謝(an oxemic metaboIism) Jを有する点で正常細胞と異なるとい う既知の事実に着目した。この医学的事実を出発点として、正常細胞と異なる細 胞呼吸作用を標的とすることによって正常細胞を傷つけること無く癌細胞を選択 的に損傷させる治療法を考えることができよう、しかし、この考えを実行に移そ うとする場合、治療を成功させるために癌細胞の、正常細胞と異なる他の特性を 考慮する必要がある。すなわち、もし癌細胞が、全体として胚発生に類似の発生 様式をとるものと考えるならば、それなりの役に立つモデル仮説が提出されるに ちがいない。
胚細胞に類似した癌細胞の特性発現には、酸素欠乏性代謝のみならず、胚細胞が 体組織(母性子宮組織または癌患者の正常組織)を「初期消化」するための高プ ロテアーゼ活性が存在する。
これらの特性を利用することによって、新規な癌治療法が生まれた。
この新規な癌治療法は動物実験でその効果が実証されており、また臨床現場にお いてを個々のケースにおいてその効果が実証されつつある。この新規な癌治療法 は溢血動物の生存組織中に存在する癌細胞を選択的に分解する方法であって、植 物光合成系から得られた酸素活性を有するタンパク質分画またはその前駆体と、 胚性組織または胎盤の子宮組織のタンパク質混合物とを注射または点滴によって 、混合物の形で、あるいは連続的に投与するもので、この投与は無菌的、等張的 、かつ無毒性の溶液のかたちで実施される。
ある植物の抽出物は、癌細胞の増殖を阻害する効果を有することがすでにいくつ かの論文で紹介されている(例えば、プランタメゾイカ(PlantaMed、 )第6巻第538−539頁1985年発行、ドイツ特許出願公開公報第1,6 17,391号)、シかし、これらの出版物は腫瘍の増殖抑制および阻害に関す る効果を記載しているが、腫瘍の分解についての効果は記載されていない、ドイ ツ特許公告第2 、920 。
631号は食中性植物、特にビーナスフライトラップ(Venus fly−t rap)の圧縮樹液(pressed 5ap)、を用いることについて請求の 範囲の項に記載しており、さらに腫瘍の分解についても記載している。
しかし、上記記載の治療が有効であるかは疑がわしく、また上記圧縮樹液の利用 は容認できるものではない。なぜなら、高い内因毒性(endotoxin ) を有するからである。
さらに胎盤抽出物、特に牛脂盤は腫瘍特異的阻害効果を有することが知られてい る(参照文献:Exp、 Path、、 Vol、 8.205−212. f ur Onkologie。
1974、 No、2.42−46. EP−^=136,093) 、そのよ うな抽出物は腫瘍細胞の増殖を阻害すると記載されている。しかし、癌腫瘍の生 体内(in vivo)分解については言及されていない。
植物抽出物と、胚組織から得た抽出分画との組み合わせも記載されていない。も ちろん、上記のような活性物質の組み合わせによって腫瘍が分解する可能性があ るかもしれないが、いままで報告されていない、以下、詳細に説明するが、本発 明は、異なる由来の2つのタンパク質分画、またはタンパク質混合物をそれぞれ 別々に投与した場合には効果が示されないにもかかわらず、それらが組み合わせ ることによって、腫瘍細胞の分解に関して選択的な効果が認められことを示す。
本5!明の請求の範囲は、特許法に許容される範囲内で、正常細胞および健康な 身体にとって実質的に無害な薬物を用いたもので、かつ選択的な癌細胞の分解を 可能とする新規な癌治療法を提供しようとするものである。
よって、本発明は酸素活性(oxy(en activity)を有し、かつ植 物の光合成系またはその前駆体由来のタンパク質分画に関する。また、その分画 を注射または点滴によって投与可能な薬剤学的に活性な物質として、それを胚組 織または胎盤子宮組織由来のタンパク質混合物と組み合わせて投与することによ って、溢血動物の生存組織中の癌細胞を選択的に分解することを可能とする。
さらに、本発明はイオン化放射線(ionzingray)の作用による傷、ケ ロイドおよび炎症の後治療に用いられるタンパク質分画に関するものである。
本発明は、さらに薬剤学的試料に関するもので、この試料は(a)植物の光合成 系またはその前駆体由来の酸素活性を有するタンパク質分画と、(b)胚組織ま たは胎盤子宮組織由来のタンパク質混合物とを含むもので、その分画を、注射ま たは点滴によって投与する塾剤学的に活性な物質として、それを胚組織または胎 盤子宮組織由来のタンパク質混合物と組み合わせて、あるいは連続的に投与する ことによって、溢血動物の生存組織中の癌細胞を選択的に分解することに用いる ものである。
よって、本発明は一方で、今まで薬剤学的に使用されていなかった一つの物質群 (a substanceclasm)に関するもので、すなわち新鮮な植物ま たは乾燥させた植物または下等独立栄養生物(l。
wer autotrophic orzanisms)から得られる酸素活性 (光および(または)熱によって水分子から酸素を遊離する)有するタンパク質 分画を注射または点滴によって投与する薬剤学的に活性な物質として、それを胚 組織または胎盤子宮組織由来のタンパク質混合物と組み合わせて、あるいは連続 的に投与することによって、溢血動物の生存組織中の癌細胞を選択的に分解する ことに用いるものである。
なぜ、独立栄養植物または下等独立栄養生物の光合成系から得たタンパク質分画 が用いられるかというと、植物の光合成において一連の酸化還元(redoox  )および電子伝達(electron transport)過程が細胞呼吸 の場合よりも反対方向に行なわれるからである。高等生物では、細胞呼吸はミト コンドリアでおこなわる。細胞呼吸の特徴である呼吸鎖の酵素間における電子伝 達は、教科書および関連文献に詳細に記載されている。酸素欠乏代謝(anox e+ll1e metabolism)を行なう細胞、例えば癌細胞においては 、ミトコンドリアは大きく障害を受けている。このことは、電子供与外来物質( electron donatiB foreign 5ubstance)が 呼吸鎖の酵素を還元的に飽和させ(peSs→Fe”◆)、呼吸鎖から電子を取 り込むため呼吸鎖を阻害することによるためと考えられる。そのような過剰の電 子による阻害効果を逆転する物質を酸素欠乏代謝実施呼吸鎖阻害細胞に供給する ことによって、そのような細胞の酸素欠乏代謝が妨害され、細胞致死が引き起こ される。このような効果を有するものとして独立栄養植物の光合成系酵素は認め られた。このような酵素は緑色植物のクロロプラストにあり、特にクロロプラス トのチラコロイド膜に局在している。
以下の記載では、どのようにして植物光合成系から好適なタンパク質分画を採取 したか、またどのようにしてそれが適切な方法で実施されたかについて言及する 。そこにおいて有効なタンパク質分画は室温においてH,Oから酸素を遊離させ る酵素を含む、あるいはその酵素からなるものである(すなわち、酸素活性を有 する)。そのようなタンパク質分画の単離および性質は個々の場合においてすで に文献に記載されている。参照文献としては、カールスパーグリサーチコミュニ ケーション(Carlaberg Res、 Commun、)第45巻第16 7−176頁(1980年)、同第46巻第227−242頁(1981年)、 プロナス(Proc、 Natl、 Acasd、 Sci、 USA)第77 巻第2号第957−959号(1980年)がある。下記の方法によって、かつ 本発明に用いられるタンパク質分画は、上記出版物に記載されたものと効果の面 で、あるいは特性(nature)の面においても同様なものであろうと推測さ れる。
この点について言及しておかなくてはならないことは、ある植物(Equise tum arvense)から得られるタンパク質分画を用いることによって発 兄された実験的な事実にかかわりなく、植物材料を限定する必要性はない。なぜ なら、同様な効果が得られるタンパク質分画であるならば、どのような緑色植物 でもよく、植物の光合成系におけるそのタンパク質分画の役割が問題となるので あって、特定の植物由来であることは問題とならないからである。
しかし、独立栄養植物の光合成系から得たタンパク質分画のみを用いる場合、そ れが注射(静脈、筋肉、あるいは皮下注射)によって投与されても生理的活性が 認められるが、癌細胞に障害を負わせるという目的は達成されない。上記物質を 注射した場合、広い意味での抗炎症応答が認められた。
よって、放射線処理後に上記物質の注射が実施された場合、顕著な効果が観察さ れた。すなわち、放射線による障害を受けた正常組織の炎症が和らいだ。
癌細胞に対するはっきりとしない効果は、タンパク質型植物酵素の浸透が癌細胞 では遮られているためと考えられる。なぜなら、高いプロテアーゼ活性(例えば 、コラゲナーゼIV)によって酵素が分解されると考えられるからである。「癌 細胞は圧発生的に遺伝子発現するものである」という仮説を適用するとするなら ば、クロロプラスト由来のタンパク質分画とともに胎盤に−ある胚または胎児の 組織抽出物を注射することによってその問題を克服できるのではないだろうか、 植物の光合成系由来のタンパク質を前記組織抽出物とともに用いることは本発明 の重要な部分を占めるものである。ここで、「胎盤(placentals ) という用語は広い意味で使われるものであり、ヒト由来組織から必要とされる活 性物質を得ることを可能とさせるものである。肝組織から抽出されたタンパク質 混合物は癌細胞のプロテアーゼ活性を不活性化させるか、飽和または阻害するの で、このタンパク質混合物とともに注射される植物光合成系由来タンパク質が癌 細胞に到達し、かつ作用することが可能となる。
このことは、肝組織抽出物を注射することがタンパク質型植物物質の癌細胞に対 する作用効果を引き出させることに利用可能であることを示すものであるが、同 時に試験管内での結果がそのまま臨床現場に適用できるわけではない。
そこで、動物実験結果、臨床的知見、および用いた物質の調製に関する詳細な記 載によって本発明にもとづく新規な癌治療法を詳細に説明する。
ここで本発明においては一つの方法に基づいて活性物質の調製を行なったが、こ の方法に限定されることなく、種々の方法によって本発明の活性物質を調製する ことが可能である。
(以下、余白) ■、エクィセタムアルヴエンセ(E)uisetum arvense)のクロ ロプラスト由来の酸素放出タンパク質分画(an oxygen−releas ing protein fraction)調製と得られたタンパク質分画の 特性 エクイセタムアルヴエンセの新鮮な茎と葉とを100グラム用意し、それらから 無傷のクロロプラストを単離する。単離方法に関しては、例えば「植物代謝生理 学実用課程J  (Praktikom zur Stoffwechselp hysiolo(ie der Pflanzen、 Gerg Th1eIl e Verlag Stuttgart、 New York、  1983) 第2版第66−68頁に記載されている。
エクイセタムアルヴエンセの新鮮な茎と葉とを100グラムを原料とし、この原 料を0.33Mショ糖、0.1M二燐酸ナトリウム、および5mM塩化マグネシ ウムを含む1リツトルの蒸留水を塩酸でpH3に合わせてなる溶液中でミキサー を用いて撹拌粉砕する。
このあと、ホモゲナイズされた溶液を圧縮して、上清を遠心することによってク ロロプラストからなる分画を得る。得られたクロロプラスト分画は適当な等張酸 性溶液(EIH3、5)洗浄する。つづいてこのクロロプラスト分画を高張酸性 エタノール溶液(pH3,5)で処理することによってクロロプラストをふやか して内容物を流出させる(マセレーション)。この場合、エタノール濃度は体積 あたり30%ないし70%の範囲内が好ましい。より好ましくは、体積あたり3 5ないし50%の範囲内がよい、得られた黄色状の溶液から沈澱物としてクロロ プラストの「殻」を取り除く。
この黄色状の溶液はいわゆる粗度物であり、つぎに段階的な濾過をおこなうこと によって精製する。濾過はポアサイズが8μm、0.45μm、および0.2μ mのフィルターを用いて行ない、濾過後凍結乾燥する。
しかし、黄色状溶液をサポートフリーデフレクション電気泳動(cf、 Kur t Hnning in: Jahrbucb1968 der Max−Pl anck−Gesellachaft zur Forderung der  Wis@enschaften e、 V、または2.^nal。
Che、、 181.244 (1961))によって分離することが好ましく 、またこれによって分離される分画は黄色が残る。これらの分画は結合している 。
水分子から酸素を遊離させる目的タンパク質を含む分画を、5000ないし+0 ,000 dのカッティングゾーンを有する超濾過膜を用いることによって初期 の容量のおおよそ0.3ないし0.7倍の容量に濃縮化させることが望ましい。
濃縮後、緩衝液(pH3。
5)を除去するために酸性化させた脱イオン水でもって透析する。 この透析に よって精製された分画を上記の無菌濾過処理し、そして凍結乾燥して試料とする 。この凍結乾燥前に適当な吸着剤を用いて溶液中に存在する内在毒物(endo toxins)を吸着除去しておくことが好ましい。例えば、好ましい吸着剤と してはQ−ヤファロース、ポリミキシンB−セファロースおよび活性炭が挙げら れる。しかし、活性炭を用いると目的とするタンパク質の収量が低下するので、 あまり推奨することはできない。
注射用の溶液を調製は、前記凍結乾燥された試料を生理的塩溶液(lないし28 mg/ml)に懸濁する。
このとき、この目的とするタンパク分画からなる試料には、エクイセタムアルヴ エンセの新鮮な茎と葉とから得られたクロロプラスト分画を高張酸性エタノール 溶液で処理する単離・精製過程において混入したアルコール分が含まれるが、な んら悪影響を及ぼすような心配はない。
エフイセタム[Sic]アルヴエンセから得られたタンパク質分画を分子量マー カーとともにSDSゲル電気泳動(ファルマシアファインケミカル AB)にか けた、なお、試料の調製および電気泳動条件等は電気泳動装置製造元のマニュア ルに従った。
この電気泳動によって、分子量67000±tooooに相当する主バンドが得 られた。また、分子量8350G±10000および47000±10000に 相当する弱い第二のバンドも認められた。等電点フォーカシングによって決定さ れた等電点け4.1(主分画;2つの近接したバンド) 、4.7±0.3およ び5.0±0.3(弱いバンド)であった。マーカーは4.7から1O96まで のpH範囲で用いた。
高濃度ではタンパク質溶液は黄色を呈する。またプロトン受容体存在下、あるい は光および熱に曝された条件下で中性から弱塩基性の状態で、あるいはIR酸成 分含む光条件下で水分子から酸素が遊離され、それにともなってpHが実質的に 低下する。タンパク質分画が得られた場合、pHの値が酸性側にあるように注意 して維持しなければならない。さらに、タンパク質分画の単離のためのすべての ステップは低温、好ましくは+4℃で実施する。緩衝液を脱イオン水に対して透 析する場合、光に対して不安定な溶液が得られるが、光を遮断するかどうかの問 題に係わり無く凍結乾燥することができる(着色2 [sic]容器)。
(以下、余白) Il、胚組織または子宮組織から注射可能な抽出物(タンパク質混合物)を得る 牛または羊を無菌状態で屠殺解体して羊膜(amniotic 5acks)を 得た。そして胎盤および謄帯を除去し、胚または胎児をただちに一20℃以下、 好ましくは一26℃以下に急速凍結した。
胚または胎児のかわりに妊娠した牛または羊などの動物の子宮を用いても良い。
400ないし500グラムの肝組織凍結試料をミキサーに投入し、さらに1リツ トルの弱酸性から弱塩基性のエタノール水溶液(35%容量)を添加した。
そして、この混合物を抽出剤の存在下、ホモゲナイズ(均質化)して均質化溶液 を得た。この際、温度は+4℃に維持した。沈澱[sic]組成物の沈澱特性又 は分離特性を改善するために、得られた均質化溶液をガラスピーズ存在下、+4 ℃で数日間撹拌した。このあと、無菌状態で遠心または濾過によってその組成物 を分離した。
得られた濾過液または上清は異なるポアサイズのフィルター(ポアサイズ8μm 、 0.45μm、0.2μm)無菌濾過する。溶液はいつでも+4℃に維持し た。濾過後、濾過液を凍結乾燥する。
凍結乾燥前に、上記Iに示したような内在性毒物の除去を行なうことが望ましい 。
注射用の溶液は、凍結乾燥産物を等張条件下で水溶液性媒体(約1ないし28+ ng/mlの水溶液性媒体または生理的塩溶液)に加えて調製した。
SOSポリアクリルアミドゲル電気泳動(、PPA4/30製造元:ファルマシ アファインケミカルズ AB;製造元のマニュアルに従って電気泳動した)によ って分子量62000±10000の主バンドと、 43000±10000お よび1:H100±5000の第二バンドとが得られた。
等重点フォーカシングによって決定された等重点は4.7±0,3(主分画)お よび4.1(2つの近接したバンド)と4.8ないし5.1(三つの隣接したバ ンド)とからなる第二バンドであった。
セルロースアセテートフォイル電気泳動の場合では、胎盤および請帯から得た抽 出物はアルブミン分画とα−グロブリン分画(70%アルブミン;27.6%α 1−グロブリン、2.4%α2−グロブリン)の範囲内であった。
胚組織(胎盤/謄帯/胎児)から抽出物を得るための胚組織は、どのような成長 段階でも利用可能であろう。
IIl、ラットを用いた生体内(in vivo)試験2h(の20−メチルク ロランスレン(20−n+ethyicholanthrene )をウィスタ ーラット (Wistar rat8)に皮下経由で投与(−回)し、線維肉腫 を生じさせた。この肉腫が実験に適した大きさに成長した段階でエクイセタムア ルヴエンセ(MDAと略す)から得たタンパク質分画と、プロテアーゼ阻害剤( 以下、PIと略す)として作用する胚組織抽出物とによる処理を開始した。両物 質を混合物の形で、あるいは連続的に、皮下経由あるいは腫瘍経由(intra tumorally )で注射した。この処理の効果は一定の給餌量と水分の随 意補給とがなされたラツトの尿量(ml/24時間)および尿酸(m1724時 間)を連続的にモニターすることによってモニターすることができる。析出され た尿酸の量は腫瘍細胞の分解を直接的に反映する。なぜなら、DNAのプリン塩 基であるアデニンとグアニンとを代謝する生化学的代謝経路が一つしかなく、そ の代謝経路の最終産物が尿酸であることからそれが尿中に現われる。析出された 尿酸の量からアデニンとグアニンとがどのぐらい代謝されたかどうかを知ること ができる。また、腫瘍細胞のDNA分解を測定することができる。
試験終了後、試験された動物を層殺し、その組織(腫瘍組織、内蔵組織)を顕微 鏡観察した。
第一のラットの場合、腫瘍の外径は治療当初においては0.8cmであったが、 12m(のPIを週ごとに行ないながら、100mHのMDAの皮下注射を日ご とに実施することによって、化学的に誘発された皮下線維肉層が消滅した。この 処置中において、日ごとの排出される尿酸の量は明らかに正常値よりも高かった 。正常な動物の場合、この尿酸の排出量は0.4ないし0.6+g/24時間で あるが、腫瘍を有する動物の場合は、0.5ないし1.5mg/24時間である (それぞれの場合において、一定量の給餌、水の補給がなされた)。
上記好結果の予備的実験後、前記ラットとは別の、化学的に誘発された線維肉腫 を有するラット(処置前における腫瘍の外径が約3 X 3.5cm )に増量 されたDMAとPIとを一緒に、皮下および腫瘍経由で注射による投与を行なっ た結果、第1図に示すような尿酸の排出量の変化が認められた。
第1図は22日間にわたる処置期間において投与されたMDA/P fの投与量 の関数として表わされた尿酸の排出を示すものである。一連の腫瘍への注射によ って、尿酸の排出量が5および6.12+*g/24時間に上昇した。すなわち 、正常ラットの場合(0,4ないし0.6mg/24時間)の10倍である。
22日間の処理期間経過後、ラットを層殺し、死後剖検の結果、左臀部の領域に 、約5自1cm の大きさの腫瘍が無毛骨(hip bone)まで広がってい た。腫瘍のある表面部分は肉眼的に見て、3 x 2 x 2 cmの領域が灰 白色に分解されており、その腫瘍領域を顕微鏡観察してみると、腫瘍組織が浮型 消失組織(edematous 1oose tiasue)に変化し、かつ壊 死を起こしていた。 実質的な組織壊死は特にのう胞状型構造(cyst−ty pe 5tructure)の周辺に観察された。外側の、取り囲んでいる腫瘍 組織は紡錘型細胞からなり、細胞核は巨大化し、かつクロマチン凝縮が認められ 、核が散在した多核形構造(polymorphic 5tructures) をなしている。
このラットの心臓、肺、肝臓および精巣は水分取り込みの上昇および腎不全(r enal failure)による静脈充血(venoua hypere+a ia)以外には、どのような変化も認められなかった。
第2図は、日ごとの尿酸排出量をMD^/PI投与量の関数として表わしたグラ フである(第1図と同じラット)。
組織化学的な所見と尿中における尿酸排出量との増加は、線維肉腫の腫瘍細胞が 多量に分解されていることを示している。
tV、病歴 左側乳腺肥大を訴える66歳の女性を検査したところ、左側乳腺に2つの肥大化 し、かつ固くなった液性結節(axillarynodes)が認められた・そ して、1985年2月4日に左側乳房全体を楕円状皮膚領域(an ellli ptic 5kin region) 、主な胸筋(論ain pectora l muscles)および左側破性結節(txillarynodes)を除 去した。肉眼的には腫瘍は当初の大きさであった。傷口をふさぐために、大腿部 からの皮膚移植を行なう必要があった6組織寄生学(hiaotopathol ogy)的に検査したところ、その液性結節には転移をともなう侵襲性の乳腺分 泌管癌(an invamive ductal carcinoma)が認め られた。術後2ケ月において、2つの左側鎖骨上リンパ節の肥大化による胸部か らのリンパ液漏出が認められ、また広範囲な転移も認められた。
それゆえ、この患者に対して24aHのPIを25週間にわたって週に2回注射 による投与を行ない、またこれと平行して50mgのMDAを日ごとに投与した 。
その結果、2ケ月以内に、鎖骨穴(aupracla−vicular fos sa)の転移癌が消滅した。1989年3月現在、この患者においては臨床的な 診断においても、生化学的な検査においても、いかなる再発の徴候も見られない 。
MDAおよびPIの投与量は、腫瘍の大きさおよびその発生段階等を考慮して決 定されるべきもので、ある特定の狭い範囲内に限定されるものではないが、これ ら2つの物質の投与量はそれぞれの場合においてlないし10mg/kg体重の 範囲内である。本願実施例においてはこれら2つの物質が等量となるようにして 投与を行なった。この投与の生理学的効果を組織化学的に調べてみると、損傷部 位における充血を伴う腫瘍の分解(浮腫をともなう壊死)が観察される。この場 合、効果は選択的なもので腫瘍細胞のみ分解され、正常細胞は損傷を受けること がない。
最後に、臨床的な理由から以下のことに注意しなければならない。すなわち、植 物の光合成系からタンパク質を単離する際に用いられる植物は、毒物を含まない もの、または好ましくない生理的活性を有するものを含まないものでなくてはな らない。なぜなら、そのような物質を除去する処理が目的とするタンパク質分画 の調製過程において必要とされるからである。よって、いわゆる薬用植物ではな い独立栄養植物を原料とするのが好ましい。もし、そのような植物を用いるので あれば、クロロプラストの単離を経ないで、粉砕された植物を高張溶液処理する ことが可能であろう。
さらに付は加えておくことは、本願実施例においてエタノール抽出物をサポート フリーデフレクション電気泳動[sic]にかけたが、この装置に限定されるこ となく、他の分離手段、例えばゲル濾過、イオン交換クロマト、アフィニテイク ロマトなどのような分子量やpHにもとづいた選択的抽出手段のカラムクロマト グラフィも使用可能であり、工業的規模での調製の場合等を考慮して選択して用 いることができよう。
(以下、余白) 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.酸素活性を有し、かつ植物の光合成系またはその前駆体由来のタンパク質分 画であって、該タンパク質分画は温血動物の生存組織内に存在する癌細胞を選択 的に分解するために胎盤の子宮組織由来または胚組織由来のタンパク質混合物と ともに注射または点滴によって投与される薬剤学的活性物質であることを特徴と するタンパク質分画。 2.酸素活性を有し、かつ植物の光合成系またはその前駆体由来のタンパク質分 画であって、該タンパク質分画はイオン化放射線作用によって生じた傷跡、ケロ イド、および炎症過程の後処珪として注射または点滴によって投与される薬剤学 的活性物質であることを特徴とするタンパク質分画。 3.請求の範囲第1項ないし第2項記載のタンパク質分画であって、該タンパク 質分画は、独立栄養植物または独立栄養下等生物のクロロプラストおよび(また は)その前駆体を既知の方法で単離して洗浄する段階と、 高張エタノール溶液処理によるマセレーションを行う段階と、 該処理によって生じた沈澱物をサポートフリーデフレクション電気泳動にかけて エタノール溶液を分離するとともに黄色の酸素放出タンパク質分画を得る段階と 、 さらに必要に応じて遠心によって前記タンパク質分画を濃縮化した後、濃縮され た前記タンパク質分画を凍結乾燥する段階とからなる方法によって調製されるこ とを特徴とするタンパク質分画。 4.請求の範囲第3項記載のタンパク質分画であって、該タンパク質分画は全体 的に、あるいはほとんどが、分子量67000±10000d(pH4,7ない し10.6の範囲内においてマーカー存在下、SDS勾配ゲル電気泳動によって 決定)であることを特徴とするタンパク質分画。 5.請求の範囲第3項または第4項記載のタンパク質分画であって、該タンパク 質分画は光および熱、の影響下またはIR成分含有光下においてプロトン受容体 の存在下で分解される一方で、水分子から酸素を遊離させることを特徴とするタ ンパク質分画。 6.請求の範囲第3項ないし第5項のいずれか一つ項に記載されたタンパク質分 画であって、該タンパク質分画はエクイセタムアルヴェンセ(Equsetum arvense)由来であることを特徴とするタンパク質分画。 7.薬剤学的産物であって、該産物は (a)酸素活性を有し、かつ植物の光合成系またはその前駆体由来のタンパク質 分画と、(b)胎盤の子宮組織由来または胚組織から得られたタンパク質混合物 とを含むもので、温血動物の生存組織内に存在する癌細胞を選択的に分解するた めに、これらの物質は混合物として、あるいは連続的に、注射または点滴によっ て投与されることを特徴とする薬剤学的産物。 8.請求の範囲第7項記載の薬剤学的産物であって、凍結乾燥された状態にある (1)前記タンパク質分画と、 (b)前記タンパク質混合物とを含むことを特徴とする薬剤学的産物。 9.請求の範囲第7項または第8項記載の薬剤学的産物であって、該産物に含ま れる前記タンパク質分画と前記タンパク質混合物とは、すべての段階が無菌状態 で実施かつ十分な冷却条件、好ましくは薄層流動装置内において約+4℃の温度 条件下で実施される調製方法によって調製されるもので、(a)前記タンパク質 分画は、 独立栄養植物または独立栄養下等生物のクロロプラストおよび(または)その前 駆体を既知の方法で単離して洗浄する段階と、 高張エタノール溶液処理によるマセレーションを行う段階と、 該処理によって生じた沈澱物をサポートフリーデフレクション電気泳動にかけて エタノール溶液を分離するとともに黄色の酸素放出タンパク質分画を得る段階と 、 さらに必要に応じて遠心によって前記タンパク質分画を濃縮化した後、濃縮され た前記タンパク質分画を凍結乾燥する段階とからなる方法によって調製され、 (b)前記タンパク質混合物は、 十分凍結した胚、胎児、胎盤、臍帯および(または)胎盤の子宮組織を水含有極 性有機溶媒存在下、かつ無菌状態で粉砕する段階と、 沈澱または無菌濾過によって有機相から分離可能な成分を除去する段階と、 前記濾過によって濾過液をさらにタンパク質分画に分解させることなく容器に満 たす段階と、必要に応じて凍結乾燥する段階とからなる方法によって調製される ことを特徴とする薬剤学的産物。 10.請求の範囲第7項ないし第9項のいずれか一つの項に記載された薬剤学的 産物であって、前記タンパク質分画と前記タンパク質混合物とは付加的に内在性 毒物を除去する精製処理、好ましくは好適な吸着剤を用いた吸着処理を受けるこ とによって調製されるを特徴とする薬剤学的産物。 以上
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