JPH03504472A - 水力式チップ破壊流体システムを伴った工具アッセンブリー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チ・・プ　　゛　シスーム ー　　ア・・センブ■− 溌」１辺」Ｅ籠Δ１４ この発明は被加工物と噛み合いチップを被加工物から除去する切削インサートを 保持する機械工具保持器に関し、さらに詳しくは被加工物から除かれたチップを 破壊し小片とするために高速流体流を使用する水力１式チップ破壊工具保持器に 関する。

溌」１辺ＪＪＬ 金属加工作業を実施するための切削工具は一般に、切刃となっている端末表面を もつ切削インサートと、切削インサートを受入れる座を形成した工具保持器とか ら成る。この切削インサートは被加工物と噛み合い被加工物からチップを除去す る。

ある場合には、この工具保持器は装出オリフィスを端末にもつ内部流路を有しこ の流路により被加工物から除かれたチップに高速流体流を噴出してこのチップを 小片に破壊する。この流体流はまた切削作業で発生した著しい熱を消散させる。

従来、流体は、工具保持器柄もしくは締付は台に直接連結された外部ラインの形 で工具保持器に送給されている。この方法は下方に位置する支持体に対して工具 保持器の調節を可能とする。しかし、一旦工具保持器を取除くとか交換する必要 が生じた場合は、外部ラインは最初に工具保持器から連結を断たれねばならない 。外部流体ラインの連結を断つことや再連結するための追加工程は、少なからず 工具の断取り時間を増大し、比較的多数の工具保持器が含まれる場合に特に増大 する。

日　　　　　　　　と　　　　・ この発明は工具台と工具保持器とを含む工具アッセンブリーであって、この構成 において、チップ破壊流体を、工具保持器に固定取付物を用いずに、工具保持器 に送給する手段が設けられている。

この方法は外部流体ラインを連結を断ったり再連結したすせずに、工具保持器の 交換を可能とする。

工具保持器にはヘッドとヘッドから後方に伸びる工具柄が含まれている。ヘッド は切削インサートを受入れ保持するためのインサート座を形成している。柄の中 の入口からヘッドの中の装出オリフイスに到るまで工具保持器を介して流体通路 が伸びている。

工具台は、工具保持器の柄を受入れる工具支持体表面を含む工具空隙部を有する 。工具保持器は予め設定された範囲内において、工具空隙部に対して調節可能で ある。流体送給通路は工具台の中に形成され、流体源に連結された入口から工具 保持器表面内に形成された出口にまで伸びている。

流体経路手段は、工具台と工具保持器との間の全作動領域にわたって、工具保持 器の中の送給通路の出口と主流体通路の入口との間の流体連通を提供する。好適 実施態様においては、流体経路手段は、工具柄と工具台との突合わせ表面の１つ に形成された長方形に移送する空隙を有しこの空隙は、工具保持器が工具台に装 着された場合閉塞した流体空隙となる。

前述したところから、この発明の基本的目的４１水力式チップ破壊流体システム と連動する工具台と工具保持器とから成る工具アッセンブリーを提供するにある ことが明らかである。

この発明のもう１つの目的は、上述の形態をもつ工具アッセンブリーを提供する ことにあって、このアッセンブリーでは、切削インサートの位置を調節するため に工具台に対して工具保持器を動かす手段が提供されている。

この発明のもう１つの目的はすでに説明した形態の工具アシセンブリ−を提供す ることであって。

そのアセンブリーでは、チップ破壊流体を、工具保持器に対して固定した取付物 を用いないで工具保持器に対して移送する手段を提供している。

この発明のもう１つの目的は、前述の形態の工具アッセンブリーを提供すること であって、このアッセンブリーでは、台と工具保持器との間の相対的な全領域を 通じて、工具台の中の送給通路から工具保持器の中の主通路にまでチップ破壊流 体を移送する手段を提供している。

この発明に係るその他の目的及び利点は以下の説明ならびにこの発明を単に図解 した添付の図面とを研究することによって明らかとなろう。

ｔｌ　　　　日 第１図はこの発明に係る工具アッセンブリーの斜視図；第２図は工具アッセンブ リーの工具保持部分の拡大斜視図；第３図は工具アッセンブリーの工具台部分の 拡大斜視図；第３図ａは第１図ないし第３図の工具アッセンブリーの代替構造の 斜視図；化４図はこの発明の第２の実施態様をもつ工具アッセンブリーの工具台 部分の拡大斜視図；第５図は、第２実施態様の工具アッセンブリーの工具台部分 の部分的たて断面図であって、流体配送システムを図解している図；第６図は工 具アッセンブリーの第２実施態様の斜視図であって流体配送システムの概略を示 す図；第７図は工具アッセンブリーの第３実施態様の拡大斜視図；第８図は第３ 実施態様の工具保持器の拡大斜視図；そして、第９図は第３実施態様の工具アッ センブリーのたて断面図である。

日か さて１図面を参照すると、特に第１図にはこの発明に係る工具装着装置が示して あり、これは参照番号１０で指示しである。この工具装着装置１０は、大体、特 に工具台と称される装着台５０に固設された工具保持器１２を有する。

第２図に示すように、工具保持器１２は柄１４と工具装着ヘッド１６とを有する 。ヘッドエ６は底壁と角度をとって設けられた２つの側壁を含むインサート座′ ２０をその一部に形成する頂面１８をもつ。インサート座２０は、ダイヤモンド 形切削インサート２２とシム２４を受入れるようになっている。シム２４は止め ピン２３によりインサート座２０の底壁に固定され、このビン２３はシム２４の 中の凹んだ通し穴を通って伸びインサート座２０の底壁内のねじを切っである穴 の中に入る。切削インサーと２２はシム２４の頂部上に置かれ、その頂面２６は 露出し、切刃２８はヘッド１６から外方に突出する。切刃２８は被加工物に噛み 合い、金属チップを被加工物から除去する。

切削インサート２２は、締付は台３０を用いて適当な場所に締付けられ、この台 ３０は時にノズルヘッドと称される。締付は台３０は、切削インサート２２をイ ンサート座２０の中に締めつけることと、チップを小片に破砕するためにチップ に対して高速チップ破壊流を向けることの双方の機能を果す。

締付は台３０は大体ダイヤモンド形状をもつ部材であって、一対の支持脚３２と 締付はチップ３４とをもつ、支持脚３２は、ヘッド１６の頂面１８内に形成され た支持脚座３６の中に入り、一方締付−けチップ３４は切削インサート２２の頂 面２６と噛み合う。締付は台３０は、締付は台３０の中の凹んだ貫通穴４０を通 って、ヘッド１６のねじ穴の中に伸びる一対の機械ねじ３８により、ヘッド１６ の頂面に固設される。一対のコイルばね３９はねじを切った穴４２の頂部におけ る凹部領域の中に設けられ、これにより、機械ねじ３８がゆるめられて切削イン サート２２の割出しが容易にされるときにヘッド１６に割出し力を与える。

機械ねじ３８は下向き力成分を締付は台３０に与え、この力は締付はチップ３４ を介して切削インサート２２に伝達される。好ましくは、締付はチップ３４は若 干臼げられ、その結果インサート２２に加えられた力は下向き及び後向き双方の 成分を有しこのインサートを、インサート座２０の底壁及び角度をもった側壁に 押しつける。

工具保持器１２は入口開口部１０２から装出オリフィス１１４にまで伸びる液体 通路１００を有する。流体通路１００は２区分に分けられ、最初の部分は実質的 に工具保持器柄１４を形成され、第２の部分は締付は台３０に形成される。しか し、流体通路１００は、単一の連続通路でよいことが理解される。

流体通路１００の最初の部分は、主移送通路１０４と垂直通路１０６とから成る 。主移送通路１０４は一次的には柄１４のたて軸線に沿って入口開口部１０２か らヘッド１６の中へ伸びる。垂直通路１０６は上方に伸び、主移送通路１０４か らヘッド１６の頂面１８に到る。シール空隙１０８が垂直通路１０６の上端に形 成され、変形可能なシール　１２０を受入れるようになっている。

流体通路１００の第２の部分は、締付は台３０の底面から伸びる第２の移送通路 １１０を有する。

最終的装出通路１１２は、第２移送通路１１０から伸びて装出オリフィスに終っ ている。内部通路をもった１本のダウェルピン１１６が第２移送通、１１１０内 に圧入され、締付は台３０から下方に伸びる。ヘッド頂部の適当な位置に装着さ れた締付は台３０と共にダウェルピン１１６は伸びてヘッド１６の頂面にあるシ ール空隙１０８の中に入る。シール空隙１０８の中に設けられた変形可能なシー ル１２０はダウェルピン１１６を包囲する。

システムに圧力が加えられると、変形可能シール１２０はダウェルピン１１６及 び空隙１０８の壁に対して半径方向に膨張し、締付は台３０とヘッド１６との間 の空隙からの流体の漏洩を防止する。

さて第３図をみると、装着台５０が示してあり、この台は工具保持器１２の柄１ ４を受入れる工具柄空隙５２を有する。この空隙５２は、底面５４、後壁５６及 び側壁５８を形成する。第２Ｈ１付は台４４は単−細長脚４６と締付はチップ４ ８を有し工具台５ｏの頂部に装着されしかも工具保持器１２を工具保持器空隙５ ２の中に固定するようになっている。保持脚４６は保持脚座４７内に入っており 、同時に締付はチップ４８は、工具保持器柄１４の斜面１４ａと噛み合う。ボル ト４９は締付は台４４の貫通穴を通って伸び工具台５０のねじ穴５１の中に入る 。ボルト４９が締めつけられると締付はチップ４８が力を、下方ならびに側方の 成分をもつ工具保持器柄１４に適用する。その結果、工具保持器柄１４は底面５ ４及び側壁５８に対して押しつけられる。

工具装着装置は、切削チップを工具保持器１２のたて軸線に平行な方向に動かす ためのたて方向調節機構を有する。このたて方向調節機構は工具保持器空隙５２ の後壁５６内のねじ口径８２の中に挿入されている調節ねじ８０から成る。この 調節ねじのヘッドは工具保持器柄１４の後部に接する。調節ねじ８０は更に時計 方向に回されると、更に後壁５６の中にねじ込まれ、その結果工具保持器１２は 更に押されて装着台５０の中に入る。

この調節ねじが反時計方向に回されると、後壁５６からねじで出されその結果工 具保持器１２は更に装着台５０から押し出される。

工具台５０は入口開口部から、側壁５８の中の出口開口部９３に伸びる送給通路 ９２を形成して有する。入口開口部は取付け９４を受入れるようにねじが切っで ある。外部ラインは取付け９４を、約３０００ｐｓｉ以下の圧力を生ずるポンプ ９５に連結する。

工具保持器１２と工具台５０との間には相対運動があるため、流体経路手段は、 配送通路１００出口９３と主流体通路の入口１０２との間の流体連結を、工具保 持器１２と工具台５０との間の相対運動の全領域にわたって維持するために備え られている。第１図から第３図に到る各図に示す実施態様では、流体通路手段は 、１次通路１００の入口１０２を取囲む工具保持器１２の柄１４の中に形成され た長方形の移動空隙９９を有する。工具保持器１２が工具台５０に装着されると 、長方形の移動空隙９９は、流体配送通路９２の出口９３の上に横たわりそして 工具保持器の隣接面と工具台との間に閉塞空隙を形成する。

ポンプ９５、配送通路９２．移動空隙そして流体通路１００は共同して高速流体 噴流を、被加工物から除去されたチップに噴射する。チップ破壊流体は加圧状態 で、ポンプ９５がら配送通路入口までの外部ラインを介して流れる。好ましくは 、ポンプは約３０００ｐｓｉ以下の圧力を生ずる。チップ破壊流体は、配送通路 ９２を通って移動空隙９９の中へ流入する。流体圧力は、チップ破壊流体を空隙 ９９の中に保つために液密状態になすため、シール１０３を移動空隙９９の壁面 に対して半径方向に膨張させる。流体は移動空隙９９から、開口部１０２を介し て第１通路１００に流入する。

一旦工具保持器１２に流入した液体はダウェルピン１１６の内部通路を通り締付 は台３０の中に流入する。締付は台３０の中では、流体は移動通路１１０と最終 的装出通路１１２とを介して流れる。

圧縮してこの流体流が装出オリフィス１１４から装出されるに先立って毎秒２５ ０フイート以下ないし４００フイートの速度にまで加速する。この装出オリフィ ス１１４は被加工物から除かれたチップに対して流体噴流を当てこのチップを小 片に破砕する。

工具保持器１２を交換あるいは再配置するに４１配送通路への流体流は遮断され る。締付は力を工具保持器１２に生ずるボルト４９がゆるめられる。

工具保持器１２は次いで除かれるかもしくは工具保持器側ｖＲ５２の中に再配設 される。工具保持器に対して固定的な取付物が何もないので工具保持器１２の交 換は比較的迅速に行われる。一旦新規の工具保持器１２が適当な場所に置かれる と、しかも工具保持器空隙５２内に正しく配置されると、ボルト４９は再度締め つけられて工具保持器１２を適当な場所に締付ける。

第３図ａに戻ると、この図では、第１図ないし第３図で示し説明した工具装着装 置１０に代替する構造が示しである。第３図ａに示す工具装着台１０は白質上、 構造的にもまた機能的にも、第１図ないし第３図に示す工具装着台と同一である 。

第３図ａに示す構造は、チップ破壊流体が、工具保持器側に反対のように工具保 持器１２の底の中に流入する点だけが異なっている。第３図ａに見られるように 、出口９３は工具装着台５０の底面５４の中に形成されている。移動空隙９９は 順に工具保持器１２の底に形成されている。入口１０２は移動空隙９９の限界の 中にあることが見られる。工具保持器１２が装着台５０の中に装着されると、移 動空隙９９は、装着台５０の底面５４に形成された出口９３の上にあってこれを 取り囲む、この特殊な構造により、工具保持器１２が装着台５０に対して半径方 向に調節されるように構成され、しかも、装着台５０と工具保持器１２の間の流 体移動能力を調節の選択された半径範囲にわたってなお留めておく構造となって いる。

第４図ないし第６図に示すこの発明の第２実施態様は、切削インサートの配置を 、工具保持器のたて軸線に垂直な方向に調節する横方向の調節機構を提供する。

横方向調節機構は工具保持器空隙５２の側壁５８の中に形成された斜面６２と調 節くさび６４とから成る。調節くさび６４は工具保持器側１４と噛み合う平坦工 具接触面６６と、斜面６２と噛み合う角度表面６８とを有する。拡径連結ヘッド ７４をもつ調節ねじ７２は、くさび６４を斜面６２に沿って動かすために備えら れる。

ヘッド７４は角度のついた表面６８内の長孔７５の中に挿入される。ねじ７２を 廻すことによって、軸線方向の力が調節くさび６４に加えられてこのくさび６４ を斜面６２に沿って動かし、その結北工具保持器空隙５２の中の工具保持器１２ の側面方向への運動を生ずる。

第２実施態様の流体経路手段は、くさび６４を通り配給通路９２の出口９３から 最終流体通路１００の入口１０２にまで伸びて成る。第５図と第６図とに明らか なように、第２実施態様の流体経路手段には、第１及び第２の移動空隙９８と９ ９とがあり、また連結通路９６もある。

第１移動空隙９８は、空隙９８が代替的に工具台５０内に形成されるにもかかわ らず、くさび６４の中に形成される。この空隙９８は配送通路９２の出口開口部 ９３上に横たわる。くさび６４と装着台５０との間の相対運動があるので、この 移動空隙９８は相対運動方向にひきのばされその結果、くさび６４と工具台５０ との間の相対運動の全範囲にわたって、配送通路９２の出口開口部を包囲する。

半径方向に膨張可能なシール１０１は長方形移動空隙９８の中に挿入されて流体 を空隙９８の中に包有させ、この流体が工具台５０と調節くさび６４との間の間 隙から逃れる、すなわち漏洩するのを防止する。連結通路９６はくさび６４を介 して第１移動空隙９８から伸びている。

第２移動空隙９９が工具保持器柄１４内に形成され連結通路９６と第１通路（第 ２図参照）の入口開口部１０２との間の流体連通を達成している。

しかし、第２空隙９９は代替的にくさび６４内に形成できるということがわかる 。更に、くさび６４と工具保持器１２との間の相対運動があるので、第２空隙９ ９は相対運動の方向に伸び、その結果、くさび６４と工具保持器１２との間の相 対運動の全範囲にわたって、連結通路９６の出口及び第１通路１００の入口１０ ２とを包囲する。第２シール１０３は移動空隙９９の中に挿入され、流体を空隙 ９９の中に保有し、この流体が調節くさび６４と工具保持器１２との間の間を通 って逃れるのを防止する。

操作上は、流体は工具台５０内の配送通路９２を通って第１移動空隙９８内に流 入する。移動空隙９８から、流体は調節くさび６４の中の連結通路９６に流入す る。流体は連結通路９６を通り工具保持器柄１４内の第２移動空隙９９の中に流 入する。第２空隙９９から、流体は、開口部１０２を通り工具保持器１２の中の 流体通路１００の人に入る。流体は前述したやり方で、工具保持器１２を通って 流れ、そしてこの流体はチップ破壊流として装出オリフィス１１４から装出され る。

第１実施態様におけるように、工具保持器１２は迅速にしかも容易に交換可能で あって、その理由はこの工具保持器１２には何も固定取付物がなり）からである 。

この工具アッセンブリーの第３の実施態様を第７図ないし第９図に示す、第３実 施態様の工具装着システムは中ぐり捧２０２の形をした工具保持器と、この中ぐ り棒２０２を装着する工具台すなわち装着台２６０とを有する。中ぐり捧２０２ はヘッドとそして大体円筒形をした柄２０６とを有する。ヘッドは前に説明した ようにダイヤモンド形をした切削インサート２１２とシム２１４とを受入れるた めのインサート座を形成した頂面２０８を有する。締付は台２１６は、インサー ト座２１０の中にインサート２１２を締付けるため中ぐり捧２０２のヘッド２０ ４の頂部に装着する。

締付は台の構造と機能とは実質的に前述したところと同様である。

中ぐり棒２０２の柄２０６には前部２２０と、そして環状凹部２２４により分割 された端末部２２２とを有する。柄２０６の前部２２０はヘッド２０４と隣接し しかも直径方向に相対立する２つの接触面２２６を有しこれら接触面は以後に説 明するように止めねじ２２８により噛み合わされる。大体円筒形状の連結部材２ ３０は柄２０６の前部２２０の後面から伸び出している。連結部材２３０は、異 る直径間に肩２３２を形成するように、柄の前部より狭い寸法となってし）る。

肩２３２は環状凹部２２４の前壁を形成する。外部ねじをもった軸２３４は連結 部材２３０の背面から伸びて、工具柄２０６の端部２２２と離合する手段を提供 しており、この工具柄には整合ねじ口径２３６を具備して成る。直径方向に相対 立して位置する第２の接触面の対２４４は端部２２０の外面内に形成されしかも 第１の対に対して９０゜の角度をとる方向をもっている。浅い凹部２３８が端部 ２２２の前面内に形成され連結部材２３０の端部を受入れる。凹部２３８を取囲 む周面２３９は環状凹部２２４の後壁を形成する。工具柄２０６の端部２２２を 除くことによって一対の環状シール２４０は連結部材を超えて挿入され、個々の シール溝２４２の中に着座できる。一旦シールが配設されると、工具柄の端部２ ２２は再装着可能であって確実に締付けられる。

１本の入口通路２５０が中ぐり捧の中に形成されそして開口部２５２の間の柄２ ０６を介して直径方向に伸びる。主通路２５４は入口通路２５０の中心から締付 は台２１６のチップ内に形成された装出オリフィスへと伸びる。入口通路２５０ の中に入る流体は工具保持器１２を介して、前述したと同様なやり方で方向づけ られ、モして装出オリフィス２５６から最終的に装出される。

さて、第８図を参照すると、工具台２６０は、中ぐり捧の柄を受は入れるに適し た大体円筒形をした工具柄ロ径２６２を有する。工具柄ロ径２６２の内表面２６ ４は工具支持表面として機能する。直径方向に相対する２対の口径２６６が工具 台内に形成され、工具柄ロ径２６２の軸線に垂直に伸びている。口径２６６は止 めねじ２２８を受入れるようにねじが切っである。工具台２６０内に中ぐり棒２ ０２を固設するには、止めねじ２２８が接触面２２６及び２４４に対して締付け られる。

流体送給通路２７０が工具台内に形成され、入口２７２から、工具柄ロ径の内面 ２６４内に形成された出口２７４に伸びて成る。流体配送通路の出口２７４が中 ぐり棒内の環状凹部２２４上に横たわり、この中ぐり棒は、配送通路の出口２７ ４を最終的流体通路の入口２５０に連結する流体経路を形成する。好適実施態様 においては、環状凹部２２４の前壁と後壁とが、互いに他と充分な間隔をとって 位置して中ぐり捧２０２と工具台２６０との間の軸線方向の作動を許し、同時に 配送通路と最終通路との間の流体の連通を維持している。更に、環状凹部の形状 は、環状凹部２０４を通る流体流を分裂させることなしに中ぐり捧２０２に、自 身の軸線の周囲に３６０°の再度回転を許容する形状であることは容易に明らか となる筈である。配送通路２７０の出口２７４から装出された流体は中ぐり棒２ ０２を包囲する環状凹部２２４を満す。流体は開口部２５２を通って中ぐり捧２ ０２の入口通路２５０に入る。入口通路２５０から流体は主通路２５４を通って 流れ、ここでこの流れは実質的に加速され装出オリフィス２５６から装出される 。

前述したところから明らかなことは、この発明は、工具保持器１２が工具台５０ に関連して作動するにしても、工具台５０と工具保持器１２を介して流体を移送 する手段を提供するということである。この発明はまた工具保持器１２に対する 固定連結の必要性を除外している。

もちろん、この発明は、この発明の思想ならびに肝要な特徴から逸脱することな しに、この明細書で開示されたところ以外の他の特定の方法により実施され得よ う。従ってこの実施態様は全ての局面において図解可能であって限定的でないも のと考えられるものであり、また、添付の請求の範囲の意味するところならびに 等価値範囲の中に入る全ての変更はこの請求の範囲の中に包有されることを意図 するものである。

Ｆｉｇ、　２ 鴫 Ｆｉｑ、　３ａ Ｆｉｇ、　５ 手続補正書

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．被加工物と噛み合いチップを被加工物から除くために用いられる切削インサ ートを保持する工具保持器とそして工具保持器を機械に作動可能に装着するため の工具台とから成る構成において工具保持器と工具台とが隣接面をもち、そして この構成において工具保持器には工具保持器の隣接面内に形成された入口から切 削インサートに隣接する装出オリフィズに到るまで伸びて設けられ流体噴流を被 加工物から除去されたチップに噴射してこのチップを小片に破壊する流体流路が 形成されて成る、かかる構成をもつ工具アッセンブリーにおいて、 （ａ）工具台の中に形成され流体源に連結された入口開口部の中から工具台の隣 接面内に設けられた出口開口部まで伸びて成る流体配送通路と；そして、 （ｂ）工具保持器内の配送通路と流体流路との間に流体流用の経路を提供するよ うに工具と工具保持器との間の相対的な運動の全範囲を通じて、配送通路の出口 と工具保持器内の流体流路の入口との流体連通状態にあってしかも工具保持器と 工具台との隣接表面の内の１つの中に形成された移動空隙と、 これらを含む工具保持器に対する固定的な取付物なしに工具保持器の入口に対し てチップ破壊流体を配送するための流体配送システムから成ることを特徴とする 改良された工具アッセンブリー。 ２．移動空隙が、工具保持器、すなわち工具保持器が工具台に装着されると閉塞 空隙を形成ししかも工具保持器と工具台との間の相対的連動の全範囲にわたって 、配送通路の出口ならびに工具保持器の流体流路の入口の双方を取囲む工具台の 隣接表面内に形成された深さの浅い凹部から成ることを特徴とする請求の範囲第 １項に記載の工具アッセンブリー。 ３．チップ破壊流体を浅い凹部の中に保有するために浅い凹部の中に配設された シール手段を更に有することを特徴とする請求の範囲第２項に記載の工具アッセ ンブリー。 ４．（ａ）内面をもった大体円筒形の工具柄を有する工具台と； （ｂ）入口から伸び工具柄口径の内面に形成された出口に伸びて成る工具台内に 形成された流体配送通路と； （ｃ）被加工物と噛み合いチップを被加工物から除去するに適した切削インサー トを装着するためのヘッドを有し、しかもヘッドから後方に伸びて工具柄口径内 に挿入されるに適した大体円筒形をした工具柄を有する工具保持器と； （ｄ）柄の中の入口からヘッドの中の装出オリフィズまで伸びる工具保持器内に 形成された流体流路であって、前記装出オリフィズが流体噴流を被加工物から除 かれるチップに向けて流しこのチップを小片に破砕するように配設されて成る流 体流路と； （ｅ）底面と、前壁とそして工具保持器の柄の中に形成された後壁とから成り柄 を包囲するように伸びて成る環状凹部であって、環状凹部が配送通路の出口から 工具保持器内の流体流路の入口まで流体流に方向を与える流体経路を形成して成 る環状凹部とから成ることを特徴とする工具アッセンブリー。 ５．環状凹部の前壁及び後壁が互いに他と一定距離をとって配置され工具保持器 に工具台に対して軸線方向の運動をさせ同時に配送通路の出口と工具保持器の中 の流体流路の入口との間の流体の連通を維持する構成をもつことを特徴とする請 求の範囲第４項に記載の工具アッセンブリー。 ６．環状凹部の底面が前壁及び後壁にそれぞれ隣接する一対のシール溝を形成し ており、この工具アッセンブリーは更に、個々の溝と共に着座した一対の半径方 向に膨張可能なシールを有することを特徴とする請求の範囲第４項に記載の工具 アッセンブリー。 ７．最終的通路の入口がシール溝間の環状凹部の底面に形成されて成ることを特 徴とする請求の範囲第６項に記載の工具アッセンブリー。 ８．（ａ）被加工物と噛み合いチップを被加工物から除去する切刃をもつ切削イ ンサートを保持する工具保持器であって、被加工物から除かれたチップに対して このチップを小片に破砕するため流体噴流を向けるための装出オリフィズの中に 終端をもって成る流体流路を形成している工具保持器と； （ｂ）工具保持器を支持するための工具支持面をもつ工具台であって、流体源に 連結された入口から出口にまで伸びて成る流体配送通路を形成して有する工具台 と；（ｃ）工具支持面上の工具保持器の位置を予め設定した運動範囲内に調節し インサートの切刃の位置を変える調節手段であって： （１）工具支持面に隣接する工具台の中に形成された斜面と； （２）この斜面と噛み合う第１角度付き表面とそして工具保持器と噛み合う第２ １具接触面とをもつ調節くさびと； （３）くさびを斜面に沿って動かすためくさびに軸線方向の力を与えて工具保持 器を工具保持器のたて軸線に対して横方向に変位させる手段とから成る調節手段 と；そして、 （ｄ）配送通路の出口と工具保持器の中の流体流路の入口と間の流体連通を、工 具台と工具保持器との間の相対運動の全範囲に及んで維持する流体経路手段とか ら構成されることを特徴とする内部流体配送システムを具備した工具アッセンブ リー。 ９．流体経路手段が： （ａ）調節くさびの中に形成され入口開口部及び出口開口部をもつ連結通路と； （ｂ）くさびと工具保持器との間に流体連通を維持するように、くさびと工具保 持器の間の相対運動の全範囲に及んで、配送通路の出口開口部と連結通路の入口 開口部との双方を取囲む工具台もしくはくさびの中に形成された第１長方形空隙 と； （ｃ）くさびと工具保持器との間の流体連通を維持するように、くさびと工具保 持器の間の相対運動の全範囲に及んで、工具保持器の中の連結通路の出口開口部 と流体流路の入口開口部との双方を取囲む工具台もしくはくさびの中に形成され た第２長方形空隙とから成ることを特徴とする請求の範囲第８項に記載の工具ア ッセンブリー。 １０．流体を第１ならびに第２の長方形空隙の中に保有するための遮蔽手段を更 に有することを特徴とする請求の範囲第９項に記載の工具装着装置。 １１．内部に０リングが挿入される空隙と対応する形状をもった第１ならびに第 ２の双方の空隙の中に配置される０リングが遮蔽手段であることを特徴とする請 求の範囲第１０項に記載の工具装着装置。 １２．工具台の工具支持面に装着される工具保持器と、そして工具支持面上にお ける工具保持器の位置を調節する調節くさびから成る工具アッセンブリーを介し てチップ破壊流体を搬送する方法であって： （ａ）工具台の中の配送通路を入口開口部から出口開口部に向けて通るように流 体流に方向を与え； （ｂ）流体流を流体配送通路の出口から調節くさびの中に形成された連結通路ま で移送するのであってこれには流体を、調節くさびの１つの中に形成された細長 い空隙と、そして調節くさびと工具台との間の相対運動の全範囲に及んで、配送 通路の出口と連結通路の入口との双方と連通する工具台とを介して方向づけるこ とによって移送し； （ｃ）連結通路を通すように流体流を方向づけし；（ｄ）流体流を連結通路から 工具保持器の中の流体流路にまで移送するのであって、これには、流体を調節く さびの１つの中に形成された第２の細長い空隙と、そして調節くさびと工具台と の間の相対運動の全範囲に及んで、配送通路の出口と連結通路の入口との双方と 連通する工具台とを介して方向づけることによって移送し； （ｅ）流体流路を通すように流体流を方向づけし；（ｆ）装出オリフィズからチ ップ破壊流体を噴出する、これらの各段階を包有することを特徴とする方法。 １３．装着台と、装着台の中に固定された工具保持器との双方を介して高圧チッ プ破壊流体を送給する能力をもった高圧流体チップ破壊工具アッセンブリーであ って： （ａ）工具保持空隙と、流体入口と、流体出口と、そして流体入口と装着台の出 口との間の流体に溝を与える手段とをもつ工具装着台と；（ｂ）装着台の工具保 持空隙の中に受入れられるに適し、しかも切削インサートを受入れて保持するヘ ッドを有し、そして流体分散オリフィズと、流体入口と、そして工具保持器の流 体入口を流体分散オリフィズと連結する流体溝とを包有して成る工具保持器と； （ｃ）工具保持器を装着台の工具保持器空隙の中に固定する手段と； （ｄ）工具保持器を装着台の工具保持器空隙の中において、選択された範囲の中 に移動可能に調節し、工具保持器によって動かされる切削インサートの位置が装 着台に対して動かされしかも調節されるように動かす手段と；（ｅ）高圧チップ 破壊流体を装着台の入口の中に移送する手段と；そして （ｆ）装着台から工具保持器に対して、その調節範囲内の何れかの位置において 高圧チップ破壊流体を直接的に移送する手段であって、高圧チップ破壊流体を、 装着台を介して通しそして工具保持器の入口の中にその出口から出して入れ、そ して流体が工具保持器のヘッドにある分散オリフィズから出て流入する工具保持 器の流体溝を介して移送する手段を包有する手段とから構成されることを特徴と する高圧流体チップ破壊工具アッセンブリー。 １４．工具保持器が装着台に適当に固定されると、装着台出口と工具保持器入口 とは、工具保持器から固定された流体源ラインを取り外す必要性なしに、工具保 持器を装着台から容易に取外すことを許す並置された噴射流体の液密接合を形成 して成ることを特徴とする請求の範囲第１３項に記載の高圧流体チップ破壊工具 アッセンブルー。 １５．装着台出口と工具保持器入口とが並置された開口部を形成しこの構成で１ 個の開口部が他方の開口部よりも小さい面積をもち、この構造によりその小面積 の方の開口部が大面積の方の開口部に対して動かされ、しかしなお流体を装着台 出口から工具保持器入口の中に流通させる構成をもつことを特徴とする請求の範 囲第１４項に記載の高圧流体チップ破壊工具アッセンブリー。 １６．装着台と装着台の中に固定された工具保持器の双方を介して流体を方向づ ける方法であって： （ａ）固定された切削インサートをもつ工具保持器を装着台に装着し； （ｂ）装着台に流体を初めに方向づけ；（ｃ）流体を装着台本体を介して溝に流 し；（ｄ）装着台からの流体を工具保持器の中へ通すように方向づけし； （ｅ）工具保持器からの流体を、切削インサートによって切削される被加工物の 一部に分散させ； （ｆ）装着台の中で工具保持器の位置を調節するために工具保持器を選択した調 節範囲内において動くことを可能とし、そして工具保持器を選択した調節範囲に わたって動かすことによって装着台の中の工具保持器の位置を調節し；そして、 （ｇ）装着台と工具保持器の間の流体連通の可能性を維持して工具保持器の調節 範囲の中において工具保持器の如何なる調節をもする、かかる構成をもつことを 特徴とする流体を方向づける方法。 １７．装着台から工具保持器の中に流体を方向づける段階には、装着台からの流 体を工具保持器を取囲んで形成された環状空隙の中に方向づける段階が含まれて 成ることを特徴とする請求の範囲第１６項に記載の方法。 １８．環状空隙が装着台に形成された出口に隣り合いしかもこれと連通するよう に開口し、この構成において、工具保持器の位置を調節する段階が、環状空隙を 出口に対して前後方向に摺動させるが、なおも装着台の出口と工具保持器の環状 空隙との間の流体連通能力を維持することを包有して成ることを特徴とする請求 の範囲第１７項記載の方法。 １９．工具保持器の摺動面を装着台の比較的静止状態にある表面に対して接触さ せ、接触面の１つに比較的大きい開口部を形成すると同時に他方の接触面に比較 的小さい開口部を形成しその結果この比較的大きい開口部が常に、工具保持器の 調節範囲を通じて何れかの位置において、この小さい方の開口部を包囲する段階 を有することを特徴とする請求の範囲第１６項に記載の方法。