JPH0350436Y2 - - Google Patents

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JPH0350436Y2
JPH0350436Y2 JP1983063158U JP6315883U JPH0350436Y2 JP H0350436 Y2 JPH0350436 Y2 JP H0350436Y2 JP 1983063158 U JP1983063158 U JP 1983063158U JP 6315883 U JP6315883 U JP 6315883U JP H0350436 Y2 JPH0350436 Y2 JP H0350436Y2
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head nut
knock sensor
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head
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JP1983063158U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はノツクセンサに係り、特にシリンダ
ヘツドをシリンダブロツクに組付けるためのスタ
ツドボルトに螺着するヘツドナツトを利用して構
成されるノツクセンサに関する。
〔従来の技術〕
エンジンにおいては、未燃焼ガスの圧縮着火等
でノツキングが発生し、急激な圧力と温度上昇と
を生じて、ひどい場合には、バルブの損傷やピス
トンの溶損等を招くおそれがある。そこで、ノツ
キングを防止するために、燃焼室形状や点火栓位
置を工夫して発生を抑さえるとともに、発生した
ノツキングを早期に検知して対策を講ずるべくい
わゆるノツクセンサをエンジンに装着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、第1図に示す如く、従来におけるノ
ツクセンサ2は、環状の感応素子である圧電素子
4の上部を保持部6を保持し、この保持部6をケ
ース8に保持して構成されている。このケース8
には、圧電素子4に接続したリード線10を保護
するリードケーブル12が連設されている。
このノツクセンサ2をエンジン1に装着するに
は、第1図に示す如く、シリンダヘツド14に形
成したボルト挿通用孔14dに挿通させたスタツ
ドボルト16の一端側をシリンダブロツク(図示
せず)に固定するとともに、スタツドボルト16
の他端側にノツクセンサ2を嵌装し、そして、ワ
ツシヤ18を介してヘツドナツト20を締付けて
シリンダヘツド14をシリンダブロツクに組付け
ている。
しかしながら、シリンダヘツド14の外面には
複数の冷却フイン22が突出して設けられている
ので、シリンダヘツド14の一部である取付座面
24が制約される。このため、狭い取付座面24
にリードケーブル12が横方向に突出したノツク
センサ2を設けるので、ノツクセンサ2の取付
け・取外し等の取扱いが困難である。
また、ヘツドナツト20の締結時、ノツクセン
サ2が回転してしまい、リードケーブル12が冷
却フイン22に強く押付けられ、リードケーブル
12が損傷し、よつて、リード線10が切断して
しまう不都合があつた。
〔考案の目的〕
そこでこの考案の目的は、上述の不都合を除去
すべく、ヘツドナツトに座面から該座面の反対側
面に貫通する素子リード挿通用孔を形成し、環状
の感応素子をケースに保持させて環状のセンサ体
を構成し、センサ体をヘツドナツトの座面に一体
的に固設し、素子リード挿通用孔には一端側が感
応素子に接続するとともに他端側が素子リード溝
の出口部位に位置する素子リードを設け、素子リ
ード挿通用孔の出口部位でヘツドナツトには素子
リードの他端側に接続させて出力端子を設けるこ
とにより、ノツクセンサがヘツドナツトを利用し
て構成され、簡単な構成であり、また取付け・取
外しを容易に行わせるとともに、エンジン全体の
ノツキングを平均的に感知させ、しかもリードケ
ーブル等の破損を回避させ得るノツクセンサを実
現するにある。
〔考案の構成〕
この目的を達成するためにこの考案は、シリン
ダヘツドに形成したボルト挿通用孔に挿通させた
スタツドボルトの一端側をシリンダブロツクに固
定するとともに前記スタツドボルトの他端側に環
状のヘツドナツトを螺着して前記シリンダヘツド
を前記シリンダブロツクに組付けたエンジンのノ
ツキング状態を感知するノツクセンサにおいて、
前記ヘツドナツトに座面から該座面の反対側面に
貫通する素子リード挿通用孔を形成し、環状の感
応素子をケースに保持させて環状のセンサ体を構
成し、このセンサ体を前記ヘツドナツトの座面に
一体的に固設し、前記素子リード挿通用孔には一
端側が前記感応素子に接続するとともに他端側が
前記素子リード挿通用孔の出口部位に位置する素
子リードを設け、前記素子リード挿通用孔の出口
部位で前記ヘツドナツトには前記素子リードの他
端側に接続させて出力端子を設けたことを特徴と
する。
〔作用〕
この考案の構成によれば、ノツクセンサをエン
ジンに取付ける際に、スタツドボルトの他端側に
ヘツドナツトを螺着すると、このヘツドナツトと
一体にセンサ体が回転するが、リードケーブルが
横方向に突設されていないので、リードケーブル
が破損するおそれがなく、しかも、ヘツドナツト
とセンサ体とが一体に構成されたノツクセンサの
取付けを容易に行わせることができる。
エンジンの運転中にあつては、センサ体の感知
素子がエンジン全体のノツキング状態を平均的に
感知し、ノツキング状態を良好に感知させること
ができる。
ノツクセンサの取外しの際には、取付け作業時
と同様に、ノツクセンサが回転してもリードケー
ブルの破損を招来せず、取外し作業を向上させる
ことができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且
つ具体的に説明する。
第2〜4図は、この考案の実施例を示すもので
ある。第4図においては、1はエンジンである。
このエンジン1は、シリンダヘツド14に形成し
たボルト挿通用孔14dに挿通させたスタツドボ
ルト16の一端部をシリンダブロツク(図示せ
ず)に固定するとともにスタツドボルト16の他
端側に環状のヘツドナツト28を螺着してシリン
ダヘツド14をシリンダブロツクに組付けること
によつて構成される。
このエンジン1には、該エンジン1のノツキン
グ状態を検出するノツクセンサ2が設けられる。
このノツクセンサ2は、第2,3図に示す如く、
エンジン1のシリンダヘツド14の外面に接して
ノツキングを感知するセンサ体26と、シリンダ
ヘツド14を締結する際に使用される締結部であ
る前記ヘツドナツト28とからなる。
センサ体26は、環状の感応素子たる圧電素子
4をケース8に保持させて環状に構成されてい
る。
このセンサ体26の上部は、環状のヘツドナツ
ト28の座面28aに一体的に固着される。この
ヘツドナツト28内周には、スタツドボルト16
に螺着されるねじ部30が形成されている。即
ち、圧電素子4を組付けたセンサ体26は、ヘツ
ドナツト28の座面28aに、つまり第2図のヘ
ツドナツト28の下部に一体的に固設されてい
る。
また、このヘツドナツト28には、第2図に示
す如く、座面28aからこの座面28aとは反対
側面である上部面28bに貫通、つまり第2図に
おいて上下で、ヘツドナツト28の軸心と略平行
に貫通する2つの素子リード挿通用孔32,32
が夫々形成される。
これら素子リード挿通用孔32内には、一端側
が圧電素子4に接続するとともに、他端側が素子
リード挿通用孔32の出口部位に位置する素子リ
ード34が夫々挿通して設けられる。
この素子リード挿通用孔32の出口部位でヘツ
ドナツト28には、素子リード34の他端側に接
続して出力端子36が突出して設けられる。この
出力端子36には、第1図に示す如きリード線1
0を有するリードケーブル12が連設される。な
お、第4図において符号22はシリンダヘツド1
4に突設された冷却フインである。
次に、この実施例の作用を説明する。
ノツクセンサ2を取付ける際には、ヘツドナツ
ト28のねじ部30をスタツドボルト16の他端
側に螺合して締付ける。このとき、センサ体26
とヘツドナツト28とからなるノツクセンサ2自
体は回転するが、このノツクセンサ2には横方向
にリードケーブル12が突設されていない、従つ
て、リードケーブル12が冷却フイン22に接触
して破損するという不都合を招くことがなく、ノ
ツクセンサ2の取付け作業を容易に行うことがで
きる。
そして、ヘツドナツト28の締結作業終了後、
ヘツドナツト28上部の出力端子36にリードケ
ーブル12を係着する。
エンジン1の運転中において、ノツキングが発
生した場合には、ノツクセンサ2がスタツドボル
ト16と共にエンジン1に装着されているので、
エンジン1全体のノツキングが平均的に圧電素子
4によつて感知され、この圧電素子4の信号が素
子リード34、出力端子36を経てリード線10
に送られる。
ノツクセンサ2の取外しの際には、取付け作業
時と同様に、ノツクセンサ2が回転しても、リー
ドケーブル12の破損を招来せず、取外し作業能
率を向上させることができる。
また、ノツクセンサ2の点検時には、このノツ
クセンサ2とリードケーブル12とを別体にする
ことができるので、取扱いが簡便である。
なお、この考案は上述の実施例に限定されず、
種々応用改変が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施例においては、ヘツドナツ
ト28に出力端子36を突出して設けたが、この
出力端子36を突出形成する代りにヘツドナツト
28内に没入した出力端子を設けることも可能で
ある。この構成によれば、ノツクセンサ2の取扱
い時に、出力端子36が欠損するおそれがない。
〔考案の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの考案に
よれば、スタツドボルトに螺着するヘツドナツト
に座面から該座面の反対側面に貫通する素子リー
ド挿通用孔を形成し、環状の感応素子をケースに
保持させて環状のセンサ体を構成し、センサ体を
ヘツドナツトの座面に一体的に固設し、素子リー
ド挿通用孔には一端側が感応素子に接続するとと
もに他端側が素子リード挿通用孔の出口部位に位
置する素子リードを設け、素子リード挿通用孔の
出口部位でヘツドナツトには素子リードの他端側
に接続させて出力端子を設けたことによりノツク
センサの構成を簡単とし、また、ノツクセンサを
エンジンに装着する際に、スタツドボルトの他端
側にヘツドナツトを螺着すると、このヘツドナツ
トと一体にセンサ体が回転するが、リードケーブ
ルが横方向に突設されていないので、リードケー
ブルが破損するおそれがなく、しかも、ヘツドナ
ツトとセンサ体とが一体のノツクセンサの取付け
を容易に行わせ得る。
また、エンジンの運転中にあつては、センサ体
の感応素子がエンジン全体のノツキング状態を平
均的に感知し、ノツキング状態を良好に感知させ
得る。
更に、ノツクセンサの取外しの際には、取付け
作業時と同時に、ノツクセンサが回転してもリー
ドケーブルの破損を招来せず、取外し作業を向上
させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるノツクセンサの組付け状
態を示す一部切欠断面図である。第2〜4図はこ
の考案の実施例を示し、第2図はノツクセンサの
一部切欠断面図、第3図はノツクセンサの平面
図、第4図はノツクセンサの組付け状態を示す一
部切欠断面図である。 図において、1はエンジン、2はノツクセン
サ、4は圧電素子、26はセンサ体、28はヘツ
ドナツト、32は素子リード挿通用孔、34は素
子リード、そして36は出力端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドに形成したボルト挿通用孔に挿
    通させたスタツドボルトの一端側をシリンダブロ
    ツクに固定するとともに前記スタツドボルトの他
    端側に環状のヘツドナツトを螺着して前記シリン
    ダヘツドを前記シリンダブロツクに組付けたエン
    ジンのノツキング状態を感知するノツクセンサに
    おいて、前記ヘツドナツトに座面から該座面の反
    対側面に貫通する素子リード挿通用孔を形成し、
    環状の感応素子をケースに保持させて環状のセン
    サ体を構成し、このセンサ体を前記ヘツドナツト
    の座面に一体的に固設し、前記素子リード挿通用
    孔には一端側が前記感応素子に接続するとともに
    他端側が前記素子リード挿通用孔の出口部位に位
    置する素子リードを設け、前記素子リード挿通用
    孔の出口部位で前記ヘツドナツトには前記素子リ
    ードの他端側に接続させて出力端子を設けたこと
    を特徴とするノツクセンサ。
JP6315883U 1983-04-28 1983-04-28 ノツクセンサ Granted JPS59170244U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6315883U JPS59170244U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ノツクセンサ

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JP6315883U JPS59170244U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ノツクセンサ

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Publication Number Publication Date
JPS59170244U JPS59170244U (ja) 1984-11-14
JPH0350436Y2 true JPH0350436Y2 (ja) 1991-10-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115923A (en) * 1976-03-24 1977-09-28 Dooley Joseph L Monitor of engine
JPS57165720A (en) * 1981-04-03 1982-10-12 Nippon Denso Co Ltd Sensor

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112226U (ja) * 1979-01-31 1980-08-07
JPS55112227U (ja) * 1979-02-01 1980-08-07

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JPS59170244U (ja) 1984-11-14

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