JPH03503785A - 電力用開閉装置に使用するための特に低圧スイツチにおける接触片用の銀をベースとする焼結接点材料 - Google Patents

電力用開閉装置に使用するための特に低圧スイツチにおける接触片用の銀をベースとする焼結接点材料

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JPH03503785A JP50407390A JP50407390A JPH03503785A JP H03503785 A JPH03503785 A JP H03503785A JP 50407390 A JP50407390 A JP 50407390A JP 50407390 A JP50407390 A JP 50407390A JP H03503785 A JPH03503785 A JP H03503785A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電力用開閉装置に使用するだめの特に低圧スイッチにおける接触片用の銀をベー スとする焼結接点材料 本発明は、銀の他に少なくとも一種の高融点金属、合金及び/又は金属化合物を 有効成分として含む、電力用開閉装置に使用するための、特に低圧スイッチにお ける接触片用の銀をベースとする焼結接点材料に関する。本発明の場合電力用開 閉装置とはもっばら気中開閉装置を意味する。
電力用の低圧開閉装置、例えば電力遮断器並びに直流及び補助接触器における接 触片に対しては、長い開銀−金属(AgMe)系の接点材料が適切なものとして 使用されてきた。この接点材料の木質的な成分は従来銀−ニッケル(AgNi) 系であった。接点系での銀−ニッケルの優れた特性は公知であり、接点材料に対 する試験法と共に例えば「インターナショナル・ジャーナル・オブ・パウダー・ メタルルギー・アン1゛・パウダー・テクノロジ・−」12巻(1976年)、 第219〜228頁に記載されている。
しかし最近、ニッケル粉は発癌作用を有することが判明した。
従って数年来、ニッケルを他の金属又は合金又は金属化合物にょって代える試み がなされている。しかしこれらの新材料はA g N i材料に類似した接点特 性スペクトルを有していなければならない。
従って本発明の課題は、接点特性を劣化させることなく、作用成分としてのニッ ケルが金属、合金又は金属化合物によって代えられている、最初に記載した形式 の接点材料を提供することにある。
この課題は本発明によれば、接点材料が銀(Ag)の他に有効成分として少なく とも鉄(Fe)及び/又はチタン(T i )を含むことによって解決される。
作用成分は材料中に50重量%まで存在していてよい。
鉄又はチタンをそれぞれ単独で銀と組み合わせて存在することは未発明の枠内で 可能である。しかし鉄及びチタンは合金の形で存在することが好ましい。特に5 0原子%近<(’]46重量%)の組成で、鉄及びチタンは、各特性を補足し合 う金属間相を形成する。
本発明の他の実施態様では接点材料は付加的に別の有効成分として金属の窒化物 及び/又は炭化物及び/又は硼化物を含んでいてもよい。これに関し2では特に チタンを、しかしまたジルコニウム又はタンタルも¥げることかできる。金属の 窒化物及び/又は炭化物及び/又は硼化物は主有効成分としての鉄−チータン含 有量に対して1〜50重置%の含有量であってよい、窒化物、炭化物及び/又は 硼化物によってこれらの卑金属成分の量を増大させることができる。すなわち必 要な銀の量は削減することがでへる。
従ってこの材料は卑金属成分をM高50重量%まで含んでいてよい。
本発明の他の詳細及び利点は次に記載する接触片を製造する実施例から明らかで あり、更に本発明による種々の材料組成に関する個々の例が記載されている表が 参考になる。
表には最高溶接力(N)9体積焼損(鵬3)及び接触抵抗(m)に関する測定値 が記載されている。これらの測定値は総合的にそれぞれ接点材灯の特性スペクト ルを示し、この場合特に体積焼損は接点の可能な開閉数、すなわち接触片の耐用 寿命の重要な尺度であり、また接触抵抗は接触片における過温度に対する決定的 な基準である。各測定値はそれぞれAg、Ni1Oの測定値と比較して示す。
接点材料を製造するためまず市販の銀粉末及び鉄又はチタン粉末、もしくはFe Ti合金粉末並びに他の成分の各粉末から湿式混合により粉末混合物を製造する 。粉末の最大粒径は約25μmである。粉末混合物から200MPaの圧力で成 形形材をプレスして接触片にする。この接触片をろ・う付は法により接触片支持 体と確実に接続させる技術に関しては、このプレス過程で純粋な銀からなる第二 層を接触層と一緒にプ■/スすることにより有利に二層接触片にすることができ る。
成形形材の焼結は約850°Cの温度で真空中でか又は保護ガス下に約1時間行 う6引続きできるだけ少ない空隙率を得るために、焼結体を圧力1000MPa で後プレス加工し1、再11f650’cで真空中でか又は保護ガス下に約1時 間焼結する。更にこうして製造した接触器の検量を1000MPaの圧力で行う 。
成形形材法に対して選択的に1、まず接点材料を押出しプレスにより帯状又は線 状に加工することによって接触片を製造することもできる。次いでこの半製品か ら正確な継ぎ目を有する接触片を分離することができる。
一連の実験で純粋なFe粉末又はTi粉末を用いて加工する以外に、特に鉄−チ タン合金粉末を用いて加工した。最良の特性は、鉄及びチタンが金属間相FeT iを形成するFeTi46合金で得られる。この場合特にチタンは鉄の腐食傾向 を阻止(,7、従ってチタンが存在しない場合には接触片の長い耐用寿命にねた 。って鉄は損傷されることになる。
各側では有効成分の組成は主として、材$4AgNilo山のニッケルに相当す る約1容量部に匹敵するように選択する。
別の個々の例ではFeTi46含Ti4して窒化チタン及び/又は炭化チタンを 加える。その重量部は鉄−チタン含有量に対して1〜50%であるように測定す る。全体として各側では、材料が卑金属成分を最高50重量%含むように考慮す べきである。
上記の処方に基づいて製造した前記材料からなる接触片により、試験用スイッチ で一定の試験条件下に投入電流1000A及び遮断電流1000Aで公知のよう にして開閉数500回にわたり、体積焼損の溶接力及び接触抵抗が確認された。
この結果を表にまとめ、通常のAgNi1O材料の測定値と比較する。
表は、最高溶接力がすべての例において公知のAgNi1O比較柑料での最高溶 接力を著しくは凌駕し、ないことを示す。これに対し体積焼損は例外なく比較材 料のそれ以下である。接触抵抗はそれぞれ同しオーダー内にあるが、一部は一層 高い値を示す。
しかし個々の値を組み合わせることによって得られる接点特性スベク)・ルはそ れぞれ、A g N i ]、 Oと比較可能の値を示す。従って上記の接点材 料はA g N ! #料と代えることができ、その結果発癌性ニッケルは完全 に排除することができる。
別の例では上記の各金属化合物の他に付加的な有効成分として硼化物も使用する ことができる。特に硼化ジルコニウム又は硼化タンタルは良好な特性を期待する ことができ、この場合それぞれ硼化物は炭化物及び/又は窒化物と組み合わせる ことが可能である。
表 例    組 成    最大溶接力 体積焼損    接触抵抗Fs、、、  (N)  ΔVsoo(m’)   RKI (mΩ)比較材料 AgNi1O 550450,03I   AgFe9      723   12       0.032   AgFe2O40370,053AgFe50       160    2      0.094   Ag(FeTi20)7.9   297   21      0. O55Ag(FeTi30)7.5   332   19      0.056   Ag(FeTi46)6.7   363   21      0.037   Ag(FeTi40)6. 4  456   3 B       0.048   Ag(FeTi30 )7   626   33      0.059   AgTi5.3        B46   23      0.0510   Ag(FeTi2 0)15   179   1 B       0.081 1       Ag(FeTi46)5.6     2 5 0       1 7              0.0 41N1 12   Ag(FeTi46)6   382   21      0.0 6TiC0,5 ZrBtO,25 13Ag(FeTi46)5.5  351   27      0.04T aC0,5 国際A虐f報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.銀の他に少なくとも一種の高融点金属、合金又は金属化合物を有効成分とし て含む電力用開閉装置に使用するための、特に低圧スイッチにおける接触片用の 銀をベースとする焼結接点材料において、銀(Ag)の他に有効成分として少な くとも鉄(Fe)及び/又はチタン(Ti)を含むことを特徴とする焼結接点材 料。
  2. 2.有効成分の量が2〜50重量%であることを特徴とする請求項1記載の焼結 接点材料。
  3. 3.有効成分の量が40%より少ないことを特徴とする請求項2記載の焼結接点 材料。
  4. 4.有効成分の量が30%より少ないことを特徴とする請求項3記載の焼結接点 材料。
  5. 5.有効成分の量が20%より少ないことを特徴とする請求項4記載の焼結接点 材料。
  6. 6.鉄(Fe)及びチタン(Ti)が合金化された形で存在することを特徴とす る請求項1記載の焼結接点材料。
  7. 7.鉄(Fe)及びチタン(Ti)が約54〜46重量%存在し、金属間化合物 FeTiを形成することを特徴とする請求項2記載の焼結接点材料。
  8. 8.他の有効成分として金属の窒化物及び/又は炭化物及び/又は硼化物が存在 することを特徴とする請求項1ないし7の1つに記載の焼結接点材料。
  9. 9.窒化物及び/又は炭化物及び/又は硼化物の量が、鉄及び/又はチタンの量 に対して1〜50重量%であることを特徴とする請求項8記載の焼結接点材料。
  10. 10.窒化物、炭化物及び/又は硼化物を形成する金属がチタンであることを特 徴とする請求項4記載の焼結接点材料。
  11. 11.窒化物、炭化物及び/又は硼化物を形成する金属がジルコニウムであるこ とを特徴とする請求項4記載の焼結接点材料。
  12. 12.窒化物、炭化物及び/又は硼化物を形成する金属がタンタルであることを 特徴とする請求項4記載の焼結接点材料。
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