JPH0350264A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH0350264A
JPH0350264A JP18689989A JP18689989A JPH0350264A JP H0350264 A JPH0350264 A JP H0350264A JP 18689989 A JP18689989 A JP 18689989A JP 18689989 A JP18689989 A JP 18689989A JP H0350264 A JPH0350264 A JP H0350264A
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JP
Japan
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bis
amino
copolyamide
mol
acid
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Application number
JP18689989A
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English (en)
Inventor
Kenji Yasue
安江 健治
Hiromasa Itakura
板倉 宏政
Toshio Tsuji
稔夫 辻
Tsuneo Tamura
田村 恒雄
Takashi Ida
孝 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリアミド樹脂の優れた特性を保持しつつ耐ア
ルコール性の改良されたポリアミド樹脂組成物に関する
ものである。
(従来の技術) イソフタル酸および/あるいはテレフタル酸と脂環式ジ
アミンとヘキサメチレンジアミンとよりなる透明な共重
合ポリアミドは古くより知られている。たとえば特公昭
46−41024号公報では、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、ビス(4−アミノシクロへキシル)メタンおよび
ヘキサメチレンジアミンとからなる4元共重合ポリアミ
ドの製造方法が開示されている。かかる共重合ポリアミ
ドは透明性に優れ高いガラス転移温度を有するため耐熱
性にも優れている。
しかしかかる共重合ポリアミドはアルコールに対する抵
抗性に劣り、全負荷状態でアルコールあるいはその蒸気
にふれるとしばしばクラックが発生することが多く、こ
のことがかかる共重合ボリアミドの幅広い応用をさまた
げてきた。
(発明が解決しようとする課題) かかる事情に鑑み、本発明の目的は耐アルコール性の改
良された透明な成形材料を得ることにある。
(課題を解決するため手段) 本発明者らはかかる目的で鋭意研究を重ねた結果、イソ
フタル酸(その一部をテレフタル酸で置き換えてもよい
)と脂環式ジアミンとヘキサメチレンジアミンとよりな
る共重合ポリアミドと脂肪族ポリアミドとからなる樹脂
組成物が本発明の目的をことごとく満足することを見い
だし本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、(A)イソフタル酸50〜10モル
%とテレフタル酸0〜40モル%とヘキサメチレンジア
ミン45〜5モル%と一般式(Nで示される脂環式ジア
ミン5〜45モル%、 R,)?。
(ただし、R3、R2、R3、R4、R1は同じであっ
ても異なっていてもよく、それぞれ水素または炭素数1
〜3のアルキル基を示し、少なくともひとつはアルキル
基である。) とから得られる共重合ポリアミド97〜40重量%と、
(B)脂肪族ポリアミド3〜60重量%とからなる樹脂
組成物に関するものである。
本発明に用いられる共重合ポリアミドのジアミン成分の
ひとつである脂環式ジアミンは一般式(1)で示される
(ただし、R1、R2、R3、Pl、R2は同じであっ
ても異なっていてもよく、それぞれ水素または炭素数1
〜3のアルキル基を示し、少なくともひとつはアルキル
基である。) これら脂環式ジアミンの好ましい具体例としては、ビス
(4−アミノシクロへキシル)プロパン、ビス(4−ア
ミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、ビス(4−
アミノ−3−メチルシクロヘキシル)プロパン、ビス(
4−アミノ−3,5−ジメチルシクロヘキシル)メタン
、ビス(4−アミノ−3,5−ジメチルシクロヘキシル
)プロパン、ビス(4−アミノ−3−メチル−5−エチ
ルシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アミノ−3−メ
チル−5−エチルシクロヘキシル)プロパン、ビス(4
−アミノ−3,5−ジエチルシクロヘキシル)メタン、
ビス(4−アミノ−3,5−ジエチルシクロヘキシル)
プロパン、ビス(4−アミノ−3−メチル−5−イソプ
ロピルシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アミノ−3
−メチル−5−イソプロピルシクロヘキシル)プロパン
、与す→峰−テ、ビス(4−アミノ−3゜ 5−ジイソプロピルシクロヘキシル)メタン、ビス(4
−アミノ−3,5−ジイソプロピルシクロヘキシル)プ
ロパン、ビス(4−アミノ−3−エチルシクロヘキシル
)メタン、ビス(4−アミノ−3−エチルシクロヘキシ
ル)プロパン、ビス(4−アミノ−3−イソプロピルシ
クロヘキシル)メタン、ビス(4−アミノ−3−イソプ
ロピルシクロヘキシル)プロパン等がある。
本発明で用いられる(八)成分の共重合ポリアミドは公
知の方法によって製造される。たとえば特開昭6242
1726号公報では、テレフタル酸とイソフタル酸とヘ
キサメチレンジアミンとビス(4−アミノ−3,5−ジ
エチルシクロヘキシル)メタンとの4成分よりなる共重
合ポリアミドの製造方法が開示されている。
本発明に用いられる共重合ポリアミドは、ジアミン成分
とジカルボン酸成分とを最初水中で反応させ、塩を生成
し次いでこれを濃縮しっつ重縮合を行う。塩溶液は好ま
しくは最初密閉したオートクレーブ中で200”C〜3
50’Cの範囲で反応圧力下で前縮合させ、次いで圧力
を放出し、重縮合を平衡に達するまで大気圧下又は減圧
下に反応を行なう。
良好な物性を得るためには、共重合ポリアミドの相対粘
度(共重合ポリアミドの1重量%m−クレゾール溶液を
用いて20°Cで測定)は1.2〜3.0の範囲にある
ことが望ましい。共重合ポリアミドの相対粘度を鋼管す
るために公知の単官能性のアミンまたはカルボン酸を重
合時に添加することも可能である。こうして得られる共
重合ポリアミドは非品性で融点を示さず、完全に透明で
無色である。
本発明の(B)成分の脂肪族ポリアミドとしては、ε−
カプロラクタム、ω−ラウリルラクタム等のラクタム類
の開環重合体、6−アミノカプロン酸、11−アミノウ
ンデカン酸、12−アミノドデカン酸等のアミノカルボ
ン酸の重縮合体、テトラメチレンジアミン9.ヘキサメ
チレンジアミン、ウンデカ、メチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、2゜2.4 /2,4.4− トリ
メチルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレ
ンジアミン等のジアミン類とアジピン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸等のジカルボ
ン酸類との重縮合体がある。
具体例をあげれば、ナイロン46、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610
、ナイロン612、ナイロン1212等がある。これら
は一種または二種以上で使用できる。
(作用) 本発明の樹脂組成物における(B)成分の脂肪族ポリア
ミドの配合比は、3〜60重千%である。3重量%未満
では耐アルコール性の改良効果が顕著でなく60重量%
を越える量では透明性が損なわれるので好ましくない。
本発明の樹脂組成物には、樹脂本来の物性に悪影響を与
えない範囲で、その用途、目的に応じて難燃剤、強化剤
、顔料、染料、耐熱剤、酸化防Iト剤、耐候剤、可塑剤
、滑剤、帯電防止剤、結晶核剤等の各種添加剤を一種ま
たは二種以上添加することができる。さらにその他の重
合体を添加してもよい。
本発明にかかる樹脂組成物を得るための配合方法として
は(^)成分の共重合ポリアミドと(B)成分の脂肪族
ポリアミドとを所定酸混合した物を直接ホッパー口から
投入し射出成形、押出し成形、ブロー成形、真空成形等
の成形方法によって直接目的とする成形品とすることも
できるし、あるいは(^)成分の共重合ポリアミドと(
B)成分脂肪族ポリアミドとをスクリューフィーダー、
テーブルフィーダー、ベルトフィーダーのような計量装
置にて、それぞれ計量しながら一軸または多軸の押出機
で溶融混練し、ストランドを押出し、カッターにてペレ
ット化したものを用いて成形する方法等の公知の方法で
行うことができる。
本発明の樹脂組成物は透明でかつ耐アルコール性に優れ
ているため、射出成形、押出し成形、ブロー成形、真空
成形環一般的成形方法によって、各種レンズ、透明ケー
ス、ボトル、パイプ、シート、眼鏡枠、くし等の成形品
をはじめ、電気・電子、自動車、機械等の様々な分野に
応用される。
(実施例) 以下実施例により本発明の方法をさらに具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例中の性能測定は以下の方法で行った。
曲げ弾性率:ASTM D790 熱変形温度:ASTM D648 (荷重18.6Kg/c艷) 光線透過率?ASTM DIO03 (試料厚み3.2mm) 耐アルコール性: 3.2mmの試料をスパン長10c
m、3点支持法により曲げ 歪を与え、この部分にエタ ノールを室温で塗布し、ク ラック発生する曲げ歪をも とめた。曲げ歪は0.3.0.6 0.9.1.2.1.5%の5種 類で行った。
また本発明の実施例、比較例に用いた共重合ポリアミド
樹脂は以下の通りである。
(A)成分の共重合ポリアミド:PA−1,PA−2(
B)成分の脂肪族ポリアミド: ナイロン46(ユニチカ■製 F5000)ナイロン6
(ユニチカ■製 A1030BRT)ナイロン6G (
I C1社製 Al25)ナイロン12(ダイセル味製
 Li2O2)参考例1:共重合ポリアミド(PA−1
)イソフタル酸45モル%、テレフタル酸5モル%、ヘ
キサメチレンジアミン45モル%、ビス−(4−アミノ
−3−メチルシクロヘキシル)メタン5モル%の割合の
原料10Kgを8Kgの純水と共に反応槽に仕込み、窒
素で数回反応槽内の空気をパージした。温度を90°C
まで上昇させ約5時間反応させたのち、反応温度を徐々
に10時間かけて280°Cまで加圧下(18バール)
に槽内を撹拌しつつ上昇させた。
ついで放圧し大気圧まで圧力を下げたのちさらに同じ温
度で6時間重合を行った。反応終了後反応槽から払い出
し切断してペレットを得た。得られたペレットの相対粘
度(前述と同一の方法)は1.50であった。またガラ
ス転移温度は150℃であった。この共重合ポリアミド
をPA−1とした。
参考例2:共重合ポリアミド(PA−2)イソフタル酸
40モル%、テレフタル酸10モル%、ヘキサメチレン
ジアミン40モル%、ビス(4−アミノ−3−メチルシ
クロヘキシル)プロパン10モル%およびこの総量に対
して1重量%となるように相対粘度調節剤として酢酸を
加え、参考例1と同じ方法により共重合ポリアミドを得
た。この共重合ポリアミドの相対粘度(前述と同一の方
法)は1.42であった。この共重合ポリアミドをPA
−2とした。
実施例1〜8、比較例1.2 (A)成分の共重合ポリアミドPA−1,PA−2およ
び(B)成分の各種脂肪族ポリアミドとを表1に示した
重1%で配合しタンブラ−を用いてブレンドした。ブレ
ンドされた原料を95°Cの温度で6時間真空乾燥した
。乾燥した原料を45mmφの2軸押出典(部員鉄工製
)にて300°Cで溶融混練し、これをカットしペレッ
トを得た。得られたペレットを95°Cの温度で16時
間乾燥し、射出成形を行い各種テストピースを得た。成
形温度は260″C1金型温度は40℃であった。得ら
れたテストピースを用いて各種性能評価を行った。その
結果を併せて表1に掲げた。
(発明の効果) 本発明の樹脂組成物は脂肪族ポリアミドを含むことによ
り、透明性を保持したまま耐アルコール性が比較例に比
べて大幅に改良されている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)イソフタル酸50〜10モル%とテレフタ
    ル酸0〜40モル%とヘキサメチレンジアミン45〜5
    モル%と一般式〔 I 〕で示される脂環式ジアミン5〜
    45モル%、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は
    同じであっても異なっていてもよく、それぞれ水素また
    は炭素数1〜3のアルキル基を示し、少なくともひとつ
    はアルキル基である。) とから得られる共重合ポリアミド97〜40重量%と、
    (B)脂肪族ポリアミド3〜60重量%とからなる樹脂
    組成物。
JP18689989A 1989-07-18 1989-07-18 樹脂組成物 Pending JPH0350264A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011068876A (ja) * 2009-08-28 2011-04-07 Asahi Kasei Chemicals Corp ポリアミド組成物及び成形品
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US9133322B2 (en) 2012-10-02 2015-09-15 Ems-Patent Ag Polyamide moulding compounds and use thereof in the production of moulded articles
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