JPH0350224A - 水性ポリウレタン分散物の製造方法 - Google Patents

水性ポリウレタン分散物の製造方法

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JPH0350224A
JPH0350224A JP2177660A JP17766090A JPH0350224A JP H0350224 A JPH0350224 A JP H0350224A JP 2177660 A JP2177660 A JP 2177660A JP 17766090 A JP17766090 A JP 17766090A JP H0350224 A JPH0350224 A JP H0350224A
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aqueous dispersion
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Helmut Reiff
ヘルムート・レイフ
Otto Lorenz
オットー・ローレンツ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カルボキシレート基に対する対イオンが主と
して未置換のアンモニウム基である化学的に組み込まれ
たカルボキシレート基を有するポリウレタンの水性分散
物を製造する新規な方法に関するものである。
〔従来の技術〕
化学的に組み込まれたカルボキシレート基を親水性中心
として有するポリウレタンの水性分散物は公知である〔
たとえばドイツ公告公報第1,495゜745号(米国
特許第3,479,310号)、英国特許第1076.
688号、米国特許第4,092,286号、米国特許
第4,237,264号または米国特許第4.408,
008号参照〕。
これら公知の分散物において、第三アミンから誘導され
たアンモニウム陽イオンは一般に化学的に組み込まれた
カルボキシレート基に対する対イオンとして存在する。
たとえば、米国特許第4,408.008号(第9欄第
46行〜第10欄第1行)には、イソシアネート反応性
水素原子を持たないアミンを用いて水性ポリウレタン分
散物の製造に際しカルボキシル基を中和することが推奨
さ終ている。易渾発性の第三アミンを用いて化学組込さ
れたカルボキシル基を中和する利点は、ポリウレタン分
散物から被覆を製造する際にアミンが拡散して水蒸気に
対する被覆の耐性を増大させることである。易揮発性第
三アミンの欠点は、環境学的にも毒性学的上にもこれら
が望ましくない点にある。
したがって、E P −A 0269972号に記載さ
れたカルボキシレート基を有するポリウレタンの分散物
において相当な進歩が実現され、これは式〔式中、Rは
C1−4アルキル基である〕に対応するイオン型の親水
性中心を有する。
多くの用途には不満足である対イオンとしてアンモニウ
ム基を持った分散物の製造を記載したドイツ公告公報第
1495745号の実施例11とは異なり、B P −
A 0269972号による分散物は高品質の生産物で
あって、その唯一の欠点は開示されたその製造方法であ
る。すなわちポリウレタンの製造に際し、たとえばジメ
チロールプロピオン酸のようなイオン中心を組み込むに
は極めて特殊なヒドロキシカルボン酸しか使用しえない
、これらの特殊なヒドロキシカルボン酸のヒドロキシル
基はイソシアネートと選択的に反応してウレタンを形成
し、カルボキシル基は反応に関与せず、したがってポリ
ウレタンの製造後に中和によってカルボキシレート基ま
で変換することができる。さらに、ポリウレタンの製造
に際しイソシアネート重付加反応をカルボキシル基がア
ンモニアで中和される前に完結させてイソシアネート基
とアンモニアとの間の反応を回避せねばならない、同じ
理由から、ポリヒドロキシカルボン酸も塩型にてイオン
合成成分として使用することができない。
式 %式%() のアンモニウム基が対イオンとして存在する組み込まれ
たカルボキシレート基を有するポリウレタンの水性分散
物を製造するため、特に簡単な方法が今回見出された。
以下詳細に説明する本発明の方法は、出発分散物中に存
在する第三アミン対イオンをその比較的高い沸点にも拘
らずアンモニアでの水性分散物の処理および次いで減圧
蒸留での過剰塩基の除去により未置換アンモニウム基で
交換しうるという驚くべき観察に基づいている。
〔発明の要点〕
本発明は、カルボキシレート基に対する対イオンが主と
して式 %式%() に対応するアンモニウムイオンである化学的に組み込ま
れたカルボキシレート基を有するポリウレタンの水性分
散物を製造するに際し、 カルボキシレート基に対する対イオンが式〔式中、R,
、R□およびR5は同一もしくは異なるものであってC
I−4アルキル基を示し、ただしこれら置換基における
炭素原子の総数は3〜6である〕 に対応するアンモニウムイオンである化学的に組み込ま
れたカルボキシレート基を有するポリウレタンの出発水
性分散物をトリアルキルアンモニウムイオンに対し少な
くとも1当量のアンモニアと混合し、次いで置換された
トリアルキルアミンの少なくとも1部と存在する場合に
は過剰のアンモニアとを減圧下で除去することを特徴と
するポリウレタンの水性分散物の製造方法に関するもの
である。
3〜6個の炭素原子を有する第三脂肪族アミンに対する
プロトンの付加により得られたアンモニウム対イオンを
有する組込カルボキシレート基を有するポリウレタンの
水性分散物は全て、本発明による方法の出発分散物とし
て適している。
したがって、R+ 、RxおよびR1が上記したような
アルキル基、好ましくはメチルもしくはエチル基(より
好ましくはエチル基)を示す式■に対応するアンモニウ
ムイオンが、出発物質として使用する分散物における化
学組込されたカルボキシレート基に対する対イオンとし
て存在する。
カルボキシレート基のための対イオンは、たとえばトリ
メチルアミン、トリエチルアミン、N−メチル−N−エ
チルプロピルアミン、N、N−ジメチル−エチルアミン
、N、N−ジエチル−メチルアミンもしくはN、N−ジ
メチル−n−ブチルアミン、好ましくはトリメチルアミ
ンもしくはトリエチルアミン、より好ましくはトリエチ
ルアミンのような脂肪族アミンに対するプロトンの付加
によって得ることができる。
対イオンの種類に関するこの限定の他、本発明による方
法は従来技術から知られた任意の水性ポリウレタン分散
物を用いて行なうことができる。
その例は、米国特許第3.479.310号(参考のた
めここに引用する)または英国特許第1.076.68
8号各公報に記載されたように唯一の親水性基として挙
げられた種類のカルボキシレート基を有する水性ポリウ
レタン分散物、並びに陰イオン基の他に末端鎖もしくは
側鎖のポリエーテル鎖に他の親水性基として存在する酸
化エチレン単位を有するものを包含する。これら水性ポ
リウレタン分散物は、たとえば米国特許第4,092,
286号、第4,190.566号、第4.237.2
64号、第4.192,937号、第4,269゜74
8号もしくは第4.408.008号(これら全ての米
国特許を参考のためここに引用する)またはドイツ公開
公報第2,725.589号(米国特許第4,829.
122号、参考のためここに引用する)にしたがって得
ることができる。
本発明の方法に使用される水性ポリウレタン分散物は一
般に、固体分100g当り0.1〜120ミリ当量、好
ましくは2〜100ミリ当量のポリウレタン中に化学組
込されたカルボキシレート基と、末端鎖もしくは側鎖の
ポリエーテル鎖中に存在する0〜30重量%、好ましく
は0.5〜10重量%の酸化エチレン単位とを有し、た
だし親水性基の全含有量は水中へのポリウレタンの分散
性を確保するのに充分な量とする。カルボキシレート基
に対する対イオンは、弐■に対応するアンモニウムイオ
ンである。
イオン性基が式(TV) 〔式中、RはCI−4アルキル基、好ましくはメチル基
を示し、R1−R1は上記の基を示す〕に対応する構造
単位に含まれるようなカルボキシレート基を有するポリ
ウレタンの水性分散物が、本発明の方法に特に好適であ
る。これら特に好適な水性ポリウレタン分散物は上記従
来技術の方法により製造することができるが、その際式
%式%() 〔式中、RはC6−4アルキル基である〕に対応するジ
メチロールアルカンカルボン酸を用いてポリウレタンを
製造し、次いで3〜6個の炭素原子を有する第三脂肪族
アミンによりカルボキシル基を中和するか、或いはポリ
ウレタンの製造に際し対応の塩をイオン型合成成分とし
て使用する。
本発明の方法を実施するには、一般に水性分散物は5〜
50重量%の固形物含有量を有する0本発明の方法に使
用する分散物の連続相は、水または分散物の製造に適宜
使用される有機溶剤(たとえばアセトンもしくはN−メ
チルピロリドン)と水との混液に基づくものである。こ
れら溶剤は、必要に応じ連続液相の重量に対し35重量
%までの量にて水性分散物中に存在させることができる
これら有機溶剤を用いて分散物を製造する場合、溶剤は
一般に分散物の製造後に蒸留によって除去される0本発
明によれば、蒸留による有機溶剤の除去は、蒸留工程を
も必要とする本発明の方法で一緒に行なうことができる
本発明の方法を実施するには、アンモニアを分散物中に
存在する式(II)に対応した対イオンの各1モルにつ
き少なくとも1モル、好ましくは2〜15モル、より好
ましくは3〜8モルのアンモニアを供給するのに充分な
量にて出発分散物に添加する。アンモニアは、ガス状と
して分散物中に導入することができる。しかしながら、
アンモニアは好ましくは1〜25重量%(好ましくは5
〜15重量%)水溶液として室温〜80°Cの温度で使
用される。
アンモニアを添加した後、分散物を一般に15分間〜1
8時間にわたり攪拌し、次いで10〜60℃の温度にて
減圧蒸留により過剰の塩基を除去する。蒸留により除去
されるトリアルキルアミンは、他のバッチを作成するた
めに循環させることができる。所望ならば、同時に適宜
留去された水をより多量の水の添加により少なくとも部
分的に補給して、既製分散物における所望の固形物含有
量を確保する。水性分散物が低沸点有機溶剤をも含有す
る実施1!様において、これら溶剤は蒸留による過剰塩
基の除去と同時に蒸留によって実質的に除去することも
できる。
本発明によれば、対イオンの少なくとも50当量%、好
ましくは少なくとも75当量%が式■に対応するアンモ
ニウムイオンよりなる組込カルボキシレート基を有する
ポリウレタンの水性分散物を単一工程で得ることができ
る。所望ならば、上記手順を陽イオン交換の完結に必要
な程度の回数で反復することもできる。
この単一工程法によりトリアルキルアミンをアンモニア
により実質的に交換しうろことは特に驚異的であると見
なさねばならない、何故なら、トリアルキルアミンは比
較的強力な塩基であると共に、アンモニアよりも明らか
に高い沸点を有するからである。
本発明の方法により得られる生産物は、全ゆる基体に対
するJI重な被覆組成物となる。アンモニアは、被覆を
乾燥する際に逃散する。
〔実施例] 以下、実施例により本発明をさらに説明し、ここで%は
全て重量%である。
200g:ポリプロピレングリコール(分子量2.00
0) 10、4 g ニジメチロールプロピオン酸7、1 g
 : 26のOH価を有し、83%の酸化エチレンと1
7%の酸化プロピレン との混合物を用いるn−ブタノール のアルコキシル化により作成された 一価のポリエーテルアルコール 87.3g:1−イソシアナト−3,3,5−トリメチ
ル−5−イソシアナトメチルシ クロヘキサン(IPDI) 48、1 g :カプロラクタム 7.9g:)リエチルアミン 830g:fiイオン水 1広ニ ジメチレンプロピオン酸と脱水ポリエーテルとを最初に
導入シ、I PD B=80〜150’Cニテ反応させ
た。90分間後、カプロラクタムを添加し、次いで10
5℃にてさらに60分間攪拌した。
トリエチルアミンをioo”cにて滴加し、次いでイソ
シアネートがもはや赤外分析により検出されえなく、な
るまで100”Cにて3〜5時間攪拌した。
次いで、反応生成物を水中に8分間がけて分散させ、得
られた分散物を室温まで冷却した。約1200gの微細
な貯蔵安定性のポリウレタン分散物が得られた。
ポリウレタン分散物は、固形分100.当り21.4ミ
リ当量(+meq)のカルボキシレート基含有量と、1
.6%の酸化エチレン単位の含有量と、8のPH値と3
0%の固形物含有量(計算値)とを有した。
ボ    し  ン       の  °138.8
g(0,231モル)の1.6−、ジイソシアナトヘキ
サンを、248g(0,146モル)のヘキサンジオー
ル/ネオペンチルグリコールアジペート(グリコールの
モル比I:1)と12.5gの分子量2300を有する
n−ブタノール開始ポリ酸化エチレン/ポリ酸化プロピ
レンポリエーテル(巳0:PO比8515)との脱水混
合物に50゛Cにて添加した。105°Cにて2時間加
熱した後、NGO−末端ブレポリマーを7701dのア
セトン中に溶解させた。NCO含有量は1.85重量%
であった。
次いで、この溶液を、水50d中のN−アミノエチル−
β−アミノプロピオン酸のトリエチルアミン塩の40%
水溶液37.4g(0,064モル)と共に攪拌した。
15分間後、生成物を640M1の水で分散させ、アセ
トンを留去してトリエチルアンモニウムカルボキシレー
ト基を有する極めて微細な安定ポリウレタン分散物を得
た。
データ: 量        1000gpH値   
 6〜7 固形物含有量  30% COO含有量 20.4meq/100g固形分し  
ン       の ポリウレタン分散物Hの製造を反復したが、ただし僅か
26.9 g (0,046モル) (DN−7ミ/エ
チル−β−アミノプロピオン酸のトリエチルアミン塩を
使用した。得られたポリウレタン分散物はポリウレタン
分散物■と掻めて類似していたが、固形分100g当り
僅か14.9ミリ当量のカルボキシレート基を有した。
遺」1例」−(本発明による方法) 3λ6g(115ミリ当量)の6%アンモニア水溶液を
、プロトン化型における32.1ミリ当量のトリエチル
アミンを含有する500gのポリウレタン分散物Iに添
加した。室温にて30分間攪拌した後、水とトリエチル
アミンとアンモニアとの混合物を室温にて減圧留去し、
冷却トラップで凝縮させた。22ミリ当量のトリエチル
アミンを含有する140gの凝縮物が得られ、これは6
7゜5当量%の交換割合に相当した。
この分散物を、水140gの添加により30%の固形物
含有量に再調整した。これは8.3±0.2のpH値を
有し、数カ月にわたり貯蔵安定性を保つと共に、粒子寸
法の変化を伴わなかった。
皇mxz<本発明による方法) 3倍量の6%アンモニア水溶液(345ミリ当量)を用
いて、実施例1を反復した。凝縮物(155g)は28
.4ミリ当量のトリエチルアミンを含有し、これは少な
くとも88.5当量%の交換割合に相当した。
1m<本発明による方法) 500gのポリウレタン分散物■を22.7gの25%
アンモニア水溶液(トリエチルアミンに対し15倍過剰
)と混合した。この混合物を室温にて2時間攪拌し、か
つ減圧蒸留した。水とアンモニアとトリエチルアミンと
を含有する留液170dが、ドライアイスで冷却されて
いる受容器に得られた。トリエチルアミン含有量を定量
分析し、理論値の86%の量に相当した。ポリウレタン
分散物■を用いてこの実施例を反復した場合、理論量の
81%の量のトリエチルアミンが留液中に得られた。
xjILJ!1i(水性ポリウレタン分散物の製造およ
び本発明の方法) 米国特許第3.479.310号公報に記載されたアセ
トン法により分散物を作成し、その際、0.16モルの
(i)等モル量のアジピン酸およびフタル酸と(ii 
)エチレングリ コールとの分子量1740を有す るポリエステルポリオール、 0.05モルの分子量2000のジヒドロキシポリカプ
ロラクトン、 0.5モルの2.2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−プロパン(BHP) 0.4モルのへキサメチレンジイソシアネート(HDI
)、 0.6モルの3−イソシアナトメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソ シアネート(IPDI)、および 0.25モルのジメチロールプロピオン酸のトリエチル
アンモニウム塩 よりなる反応生成物を1945mのアセトンの存在下で
作成し、次いで溶解した反応生成物を1140gの水に
分散させた。
分散したポリウレタンは固形分100g当り33.3ミ
リ当量のカルボキシレート基含有量を有した。
このアセトン分散物を室温で1晩攪拌し、次いで等しい
4つの部分に分割し、これらに下表に示す量の6%アン
モニア水溶液を添加した。
室温で30分間攪拌した後、アセトンと水とアンモニア
とトリエチルアミンとの混合物を冷却トラップにより減
圧下に蒸留した。この置換反応から得られた留液に存在
するトリエチルアミンにつき定量分析した。トリエチル
アミン/アンモニアの交換割合を測定量から計算した。
分散物4(a)〜4(d)の固形物含有量を、水の添加
により30%に調整した。微細かつ安定な水性ポリウレ
タン分散物が得られ、ここで化学的に組み込まれたカル
ボキシレート基に対する陽イオン型の対イオンは下表に
示すように主として未置換のアンモニウムイオンであっ
た。
モル% 4(a) 4(b) 4(c) 4(d) 以上、本発明を例示の目的で詳細に説明したが、本発明
はその思想および範囲を逸脱することなく種々の変更を
なしうることが当業者には了解されよう。
以上、本発明の詳細な説明したが、その実施態様を示せ
ば次の通りである。
1、カルボキシレート基に対する対イオンが主として式 に対応するアンモニウムイオンである化学的に組み込ま
れたカルボキシレート基を有するポリウレタンの水性分
散物を製造するに際し、 カルボキシレート基に対する対イオンが式: %式% 〔式中、R,、R,およびR5は同一もしくは異なるも
のであってCl−4アルキル基を示し、ただしこれら置
換基における炭素原子の総数は3〜6である〕 に対応するアンモニウムイオンからなる化学的に組み込
まれたカルボキシレート基を有するポリウレタンの出発
水性分散物をトリアルキルアンモニウムイオンに対し少
なくとも1当量のアンモニアと混合し、次いで置換され
たトリアルキルアミンの少なくとも1部と存在する場合
には過剰のアンモニアとを減圧下で除去することを特徴
とするポリウレタンの水性分散物の製造方法。
2、出発水性分散物が、固形分100g当り0゜1〜1
20ミリ当量の式 〔式中、RはC1−、アルキル基である〕に対応する組
み込まれた構造単位としてのカルボキシレート基を有す
る陰イオン改変されたポリウレタンを含有する上記第1
項記載の方法。
3、アンモニアをアンモニア水溶液として使用する上記
第1項記載の方法。
4、アンモニアをアンモニア水溶液として使用する上記
第2項記載の方法。
5、ポリウレタンが、末端鎖もしくは側鎖のポリエーテ
ル鎖に存在する30重量%までのプラス量の酸化エチレ
ン単位を含有する上記第1項記載の方法。
6、ポリウレタンが、末端鎖もしくは側鎖のポリエーテ
ル鎖に存在する30重量%までのプラス量の酸化エチレ
ン単位を含有する上記第4項記載の方法。
7、R,、R1およびR3がエチル基を示す上記第1項
記載の方法。
8、R,、R1およびR1がエチル基を示す上記第2項
記載の方法。
9、R+ 、R1およびRsがエチル基を示す上記第4
項記載の方法。
10、 R,、R1およびR3がエチル基を示す上記第
6項記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カルボキシレート基に対する対イオンが主として
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ に対応するアンモニウムイオンである化学的に組み込ま
    れたカルボキシレート基を有するポリウレタンの水性分
    散物を製造するに際し、 カルボキシレート基に対する対イオンが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2およびR_3は同一もしくは異
    なるものであってC_1_−_4、アルキル基を示し、
    ただしこれら置換基における炭素原子の総数は3〜6で
    ある〕 に対応するアンモニウムイオンからなる化学的に組み込
    まれたカルボキシレート基を有するポリウレタンの出発
    水性分散物をトリアルキルアンモニウムイオンに対し少
    なくとも1当量のアンモニアと混合し、次いで置換され
    たトリアルキルアミンの少なくとも1部と存在する場合
    には過剰のアンモニアとを減圧下で除去することを特徴
    とするポリウレタンの水性分散物の製造方法。
JP2177660A 1989-07-08 1990-07-06 水性ポリウレタン分散物の製造方法 Pending JPH0350224A (ja)

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