JPH03502027A - デジタルテレビジョン受信機の音響チャンネル回路 - Google Patents

デジタルテレビジョン受信機の音響チャンネル回路

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JPH03502027A JP62506638A JP50663887A JPH03502027A JP H03502027 A JPH03502027 A JP H03502027A JP 62506638 A JP62506638 A JP 62506638A JP 50663887 A JP50663887 A JP 50663887A JP H03502027 A JPH03502027 A JP H03502027A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタルテレビジョン受信機の音響チャンネル回路この発明は、市販の少なくと も1つのアナログ−デジタルコンバータと、少なくとも1つのデジタル−アナロ グコンバータとで構成されるデジタルテレビジョン受信機の音響チャンネル回路 に関する。
世界中で使用されているテレビジョン音響伝送規格は、種々異なる。従って、現 在のテレビジョン音響規格及び将来のテレビジョン音響規格を復調可能なユニバ ーサル音響チャンネル回路が望まれている。将来期待されるテレビジョン音響規 格の中には、英国及びスカンジナビア諸国に導入されようとしている、この発明 に関連する方法に関心が持たれている。
この方法は゜NICAM’という略称で呼ばれ、実用段階に入っている。この方 法については、1986年9月にIBAおよびBBCにより出版された「英国ス テレオテレビジョンa  Standard  for  UK  Stere o−with”Television Transmission)に記載されている。
従って、クレームされたこの発明の目的はデジタルテレビジョン受信機のユニバ ーサル音響受信機を提供することである。
この発明の’ft徴の1つは、異なる音響伝送規格を取扱うことのできるマルチ スタンダードテレビジョン受信機を単一の集積音響チャンネル回路で組立てるこ とができる点にある。
この音響チャンネル回路は、再生中に自動的に異なる規格に適応できる。
この発明について、添附図面を参照して詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明による問題解決のための第1の実施例のブロック図: 第2図は、この発明による問題解決のための第2の実施例のブロック図; 第3図は、この発明による問題解決のための第3の実施例のブロック図:および 第4図は、この発明に適用できる上述した”NICAM’のDQPSKデコーダ のブロック図である。
各図面において、四角で囲まれた部分は、デジタルサブ回路を示し、この回路で は信号は並列処理される。詳細は後述する。この並列信号処理は、いわゆるバイ ブライン技術によっても行うことができる。入力および出力信号は、バスを介し て伝送される。図面では、このバスは、帯状に接続されたラインにより示されて いる。このバスは、クロックシステムにより制御される。この発明による音響チ ャンネル回路は、特に絶縁ゲート型電解効果トランジスタ集積回路、すなわち、 CMO5集積回路を含むMO3集積回路、言替えれば相補型電解効果トランジス タで実現するのに適している。
図に示した実施例では、一般的なチューナおよびミクサにより、所望のアナログ 音声およびビデオ信号Vaが、アンテナを介してテレビジョン受信機に到達した 信号からすでに分離され、一般的なデジタルテレビジョン受信機において、行わ れるようにベースバンドに変換されているものとする。
第1図ないし第3図に示す3つの実施例において、アナロク音声ビデオ信号は、 アナログ非エイリアシングローパスフィルタafに印加され、フィルタを通過し た信号は、単一アナログ−デジタルコンバータadの入力に供給される。アナロ グ−デジタルコンバータのサンプリング信号は、tsはクロミナンス−サブキャ リア周波数の4倍のオーダの周波数である。すなわち、サンプリング周波数は、 一般に15MHz乃至25MHzである。非エイリアシングローパスフィルタa fは、アナログ信号からこれらの成分を分離する。これらの成分がもし含まれて いると、アナログ−デジタル変換後に外乱を生じる。アナログ−デジタル変換器 の出力adは、バンドパスフィルタにbpに供給される。バンドパスフィルタb pの中心周波数とバンド幅はそれぞれ、受信したテレビジョン規格に依存した音 声キャリア周波数および相関するバンド幅に等しい。以下、上記バンド幅を°有 効バンド幅°と呼ぶ。バンドパスフィルタbpの出力は、デシメーション段回路 dzの入力に供給される。デシメーション段回路dzのクロック信号ftは、サ ンプリング信号tsを、有効バンドがデシメーション段により影響を受けない整 数で割ることにより得られる。
デシメーション段dzの出力は、ローパスフィルタ【pl;印加される。ローパ スフィルタの周波数特性は上述したごとくであゆ、有効バンドの周波数特性にで きるだけ相似している。
第1図乃至第3図において、アナログ−デジタル変換器adの出力は、デジタル テレビジョン受信機のビデオ信号処理サブ回路にも供給される。ローパスフィル タtpの出力は、所望のデジタルオーディオ信号dsを表す。この信号は、位相 分離回路psに供給される。位相分離回路psは、0″出力aOおよび90@出 力a9を有する。この位相分離回路は、例えばs H51bertフイルタで構 成できる。あるいは、入力信号を90″位相シフトする、すなわち入力信号に対 して直交する信号を出力するような回路で構成出来る。
位相分離回路の0″出力aOおよび90″出力a9はそれぞれ位相弁別器pdの 2つの入力の1つに供給される。位相弁別器は絶対値出力aaと位相角出力ap を有する。位相角出力apは上述した’NICAM“規格のデコーダndのDQ PSK部および差分段dtに供給される。以上によりデジタル周波数変調回路が 構成される。絶対値出力aaは、振幅変調された入力信号があると、対応するデ ジタル振幅変調された信号をあられす。この絶対値出力aa、デコーダdnの出 力dn、および差分段dtの出力はデジタル−アナログ変換器にそれぞれ供給さ れる。各アナログ−デジタル変換器の出力はラウドスピーカを有した代表的なア ナログ音声チャンネル増幅器に供給される(各出力側の矢印で示されている)。
第2図に示すこの発明の第2実施例は、第1の実施例と異なり、アナログ−デジ タル変換器adの出力がミクサmの入力に供給される。ミクサmは入力信号を音 声信号のベースバンドに変換する。ミクサmの出力は第10−バスフイルタtp 1に供給される。第10−バスフイルタtpの周波数応答は、受信したテレビジ ョン規格依存信号に含まれる音声信号のバンド幅により減少されたサンプリング 周波数の1/2以下の零点を有している。第10−パスフイルタtplの出力は デシメーション段dzに供給される。デシメーション段フィルタtp2に供給さ れる。第20−パスフイルタtp2の周波数応答は上記有効バンドより多少高い ところに零点を存しており、上記有効バンドの周波数特性にできるだけ、相似し て動作する。
第2図の他の部分は、第1図の部分と同一であり、同じ参照符号を付し、説明を 省略する。
第3図に示される第3図の実施例は、第1および第2の実施例と異なり、アナロ グ−デジタル変換器adの出力が2つのクアドラチュアミクサqmに供給される 。ミクサqmは入力信号を音声信号のベースバンドに変換する。クアドラチュア ミクサqmにはデジタルサイン波キャリア信号snおよびデジタルコサイン波信 号cnがそれぞれ、供給される。
クアドラチュアミクサのサイン波およびコサイン枝部の出力は第10−パスフイ ルタtplおよび第20−パスフイルタtp2にそれぞれ供給される。第20− パスフィルタtp2の周波数応答は受信したテレビジョン規格依存信号に含まれ る音声信号のバンド幅により減少されるサンプリング周波数の1/2より多少低 いところに零点を有する。第1および第20−バスフイルタtplおよびtp2 の出力は、第1および第2デシメーション段dzlおよびdz2にそれぞれ供給 される。第1および第2デシメーション段dzlおよびdz2のコモンクロック 信号ftはサンプリング信号tsの、例えば1/4の周波数を有している。第1 および第2のデシメーション段dzlおよびdz2はそれぞれ、第3および第4 のローパスフィルタtp3およびtp4に接続されている。これらローパスフィ ルタの周波数応答は、有効バンドよりも上に零点を有しており、有効バンドの周 波数特性にできるだけ相似して動作する。
第3および第4のローパスフィルタtp3およびtp4は位相弁別器pdの第1 および第2人力にそれぞれ接続されている。位相弁別器pdは絶対値出力4aと 位相角出力apを有する。残りの回路については、第1図および第2図の回路と 同じである。
この発明の音響チャンネル回路のユニバーサルな応用性は、位相スプリッタps により相互に直交する信号をまず作り、位相弁別器pdをそれを使って、絶対値 信号と角度信号を出力する点にある。音声キャリアが振幅変調されると、絶対値 信号は、復調された音声情報を表す。周波数変調あるいは異なるクアドラチュア 位相シフトキーイング変調がある場合には、音声信号は位相信号から得られる。
上述した“NI CAM”規格では、音声信号は角度信号から直接前られるのに 対し、周波数変調がある場合には、差分段dtを介して角度信号から得られる。
西独のテレビジョンステレオサウンド規格では、両方の立体音響チャンネルの復 調は位相弁別器と時分割多重の両方により得られる。
第4図は、位相弁別器pciの位相角出力apに現れる信号から”タイミングリ カバリ”による一般的な手法で得られる位相角あるいは差分データからDPSK データ対を分離するデコーダのDQPSK部の好適実施例のブロック図である。
(1986年5月出りのIEEE  Transactionson  Com municationsのベージ423乃至429を参照) 下記記述を容易に理解す・るために、差分クアドラチュアあるいは、1/4位相 シフトキーイング変調技術、すなわちDQPSKと略称される技術について最初 に述べる。帯域に制限のあるチャンネル上にバイナリデータをシリアルにクロッ ク伝送するには、バイナリデータ列を最初に°シンボル。
と呼ばれる2ビツトデータ対のツクロックシーケンスにグループ分けする。この 結果、4つのデジタルワード00,01゜10.11が作られる。バイナリデー タ列のクロック周波数は°データレート“と呼ばれ、シンボルレートはデータレ ートの1/2に等しい。
これらの(2ビツト)ワードは直角座標系の座標として解読され、2の補数で表 されたバイナリナンバと見なされる。
これらのワードは座標軸と単位円との4つの交点、すなわち4つの角度O@、9 0″、180°、および270’を表すのに使用することができる。差分クアド ラチュア位相シフトキーイングでは、このデジタルワードはDPSKデータ対と して使用され、先行する位相値との差を表す。この場合、DPSKデータ対00 ,10.11、および01は例えば位相差0′″、90” 、−270” 、十 /−180@および270°あるいは一90°にそれぞれ等しい。
伝送する場合、DPSKデータ対はアナログあるいはデジタルデバイスによりフ ィルタにかけられる。デジタルデバイスの場合、2つのデジタルフィルタのクロ ック信号の周波数は上述したクロック周波数よりも一般に高い。
フィルタにかけた後、出力信号は、クアドラチュア振幅変調にかけられる。すな わち、アナログフィルタにかけた後、アナログクアドラチュア変調し、デジタル フィルタにかけた後、デジタルクアドラチニア変調を行う。すなわち、キャリア は連続信号ではなく、サンプリング理論にもとずいてキャリア信号のサンプリン グされた振幅(のみ)で構成される。
このクアドラチュア変調のつぎに、2つの“チャンネル。
の相互に直交する信号が加えられデジタルからアナログに変換される。アナログ に変換された信号は伝送路に送られる。
受信側では、アナログ−デジタル変換が高速サンプリングレートで行われる。次 に、(デジタル)クアドラチュア振幅変調が行われ、変調器の2つの出力はデジ タル直交信号対の列となる。つぎに、2つのチャンネルの出力をローパスフィル タにかけることにより信号対を得る。この信号対から、シンボルレート(データ レートの2倍)を周波数および位相に対して再生する。この手法については、例 えば、1986年5月に出版された’IEEE  Transactionso n  Communications”のベージ423乃至429に記載されて いる。
タイミングリカバリを含む第1図乃至第3図を参照して述べた信号処理技術はテ レビジョンレシーバで行われる。位相弁別器pdの出力apの位相データddは 上述した位相差分情報を含んでおり、多重ビットのデジタルワードである。この デジタルワードから、位相差分データを分離する必要がある。これは第4図によ り行われる。
位相データddは第1の定数加算器に1に供給される。さらに加算器に1には、 位相角45@に対応する“45”が供給される。この出力は加算器srnの第1 人力に供給される。
加算器Smの出力は第1減算器s1の減数入力に供給される。
さらに、第1定数加算器と同様の第2定数加算器に2が設けられ、位相角45″ に対応するデジタルワード“45”が供給される。第2定数加算器の出力は、第 1減算器S1の被減数入力に供給される。加算器smの出力の最上位ビットmb とサインビットsbは2ビット信号として定数加算器に2の第2人力、遅延素子 ■の入力、および第2′減算器s2の被減数入力に供給される。第2減算器S2 の出力は位相差データdpを供給する。遅延素子Vにより得られる遅延量は、D PSKデータ対のオリジナルデータレートの期間に等しい。
第1減算器S1の出力は、PLLフィルタとして作用するローパスフィルタtp を介して加算器smの第2人力に供給される。45″デジタルワードを位相デー タdd、サインビット、および加算器smの最上位ビットに加算することにより 、信頼性のある位相差データの再生が可能である。
国際調査報告 SA    19254

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1つのアナログーデジタルコンバータと、少なくとも1つのデジ タルーアナログコンバータとから成るデジタルテレビジョン受信機の音響チャン ネル回路において、ベースバンドのアナログ音声およびビデオ信号(va)が、 アナログ非エイリアシングローパスフィルタ(af)を介して、クロミナンスサ ブキャリア周波数の4倍のオーダの周波数のサンプリング信号(ts)の単一ア ナログーデジタルコンバータ(ad)に供給し、前記アナログーデジタルコンバ ータ(ad)の出力は、中心周波数とバンド幅が、受信したテレビジョン規格に 依存する音声キャリア周波数および相関するバンド幅に等しいデジタルバンドパ スフィルタ(bp)に接続され、前記バンドパスフィルタ(bp)の出力は、有 効バンドがデシメーションにより影響を受けない整数によりサンプリング信号の 周波数を分割することによりクロック信号(ft)が得られる、デシメーション 段(dz)の入力に接続され、デシメーション段(dz)の出力が、有効バンド の周波数特性よりも高い周波数でかつできるだけ相似した周波数特性のデジタル ローパスフィルタ(tp)に引加され、ローパスフィルタ(tp)の出力(ds )は位相スブッリタ(ps)に供給され、位相スプリッタ(ps)の0°出力( a0)および90°出力(a9)は、絶対値出力(aa)および位相角(ap) を出力する位相弁別器(pd)の2つの入力の1つに供給され、前記位相角出力 (ap)は“NICAM”規格のデコーダのDQPSK部(td)、および少な くとも1つの差分段(dt)に供給され、前記絶対値出力(aa),デコーダ( nd)および差分段(dt)の各後段にデジタルーアナログコンバータ(mw, nw,fw)を設けたことを特徴とする音響チャンネル回路。
  2. 2.少なくとも1つのアナログーデジタルコンバータと、少なくとも1つのデジ タルーアナログコンバータとから成るデジタルテレビジョン受信機の音響チャン ネル回路において、ベースバンドのアナログ音声およびビデオ信号(va)が、 アナログ非エイリアシングローパスフィルタ(af)を介して,クロミナンスー サブキャリア周波数の4倍のオーダの周波数を有するサンプリング信号(ts) の単一のアナログーデジタルコンバータ(ad)に供給され、アナログーデジタ ルコンバータ(ad)の出力が、受信した信号を音声信号のベースバンド(有効 バンド)に変換するミクサ(m)の入力に供給され、ミクサ(m)の出力が第1 デジタルローパスフイルタ(tp1)に供給され、前記フィルタ(tp1)の周 波数特性は受信したテレビジョン規格に依存する信号に含まれる音声信号のバン ド幅だけ減少したサンプリング周波数の1/2より低いところに零点を有し、前 記第1ローパスフィルタ(tp1)の出力はサンプリング信号(ts)の周波数 の1/4の周波数に等しいクロック信号(ft)を有するデシメーション段(d 2)に供給され、デシメーション段(dz)の出力は第2デジクルローパスフィ ルタ(tp2)に供給され、前記第2ローパスフィルタ(tp2)の周波数特性 は、有効バンドより高いところに零点を有し、有効バンドの周波数特性にできる だけ相似して動作し、前記第2ローパスフィルタ(tp2)の後に位相スプリッ タ(ps)を設け、前記位相スプリッタ(ps)の0°出力(a0)および90 °出力(a9)は各々絶対値出力(aa)および位相角出力(ap)を有する位 相弁別器(pd)の2つの入力の1つに供給され、前記位相角出力(ap)は“ NICAM”規格のデコーダ(nd)のDQPSK部(td)および少なくとも 1つの差分段(dt)に供給され、前記絶対値出力(aa),デコーダ(nd) および差分段(dt)の後におのおのデジタルーアナログコンバータ(mw,n w,fw)が設けられていることを特徴とする音響チャンネル回路。
  3. 3.少なくとも1つのアナログーデジタルコンバータと、少なくとも1つのデジ タルーアナログコンバータとから成るデジタルテレビジョン受信機の音響チャン ネル回路において、ベースバンドのアナログ音声およびビデオ信号(va)が、 アナログ非エイリアシングローパスフィルタ(af)を介して,クロミナンスー サブキャリア周波数の4倍のオーダの周波数を有するサンプリング信号(ts) の単一のアナログーデジタルコンバータ(ad)に供給され、アナログーデジタ ルコンバータ(ad)の出力が、受信した信号を音声信号のベースバンド(有効 バンド)に変換するクアドラチュアミクサ(qm)の入力に供給され、前記クア ドラチュアミクサ(qm)は第1および第2ローパスフィルタ(tp1)および (tp2)にそれぞれ接続されたサイン部およびコサイン部から成り、前記第1 および第2のローパスフィルタ(tp1)および(tp2)の周波数特性は、受 信したテレビジョン規格に依存する信号に含まれる音声信号のバンド幅だけ減少 したサンプリング周波数の1/2より低いところに零点を有し、第1および第2 のローパスフィルタ(tp1,tp2)の出力は第1デシメーション段(dz1 )および第2デシメーション段(dz2)に供給され、前記第1および第2デシ メーション段(dz1)および(dz2)の共通クロック信号(ft)はサンプ リング信号(ts)の周波数の1/4の周波数を有し、前記第1および第2デシ メーション段(dz1,dz2)の出力は第3デジタルローパスフィルタ(tp 3)および第4デジタルローパスフィルタ(tp4)にそれぞれ供給され、前記 第3および第4デジタルローパスフィルタ(tp3,tp4)の周波数特性は有 効バンドより高いところに零点を有し、前記有効バンドの周波数特性にできるだ け相似して動作し、前記第3および第4ローバスフィルタ(tp3,tp4)の 出力は、絶対値出力(aa)および位相角出力(ap)を有する位相弁別器(p d)の第1および第2入力にそれぞれ供給され、前記位相角出力(ap)は“N ICAM”規格のデコーダ(nd)のDQPSK部、および少なくとも1つの差 分段(dt)に供給され、前記絶対値出力(aa),デコーダ(nd)および差 分段(dt)の各後段にデジタルーアナログコンバータ(mW,nW,fw)を 設けたことを特徴とする音響チャネル回路。
  4. 4.前記DQPSKデコーダ部がDPSKデータ対のオリジナルデータレートに 現れる多重ビット位相データから位相差データ(dp)を再生するように作動し 、位相角45°に対応するデジタルワード(“45°”)および位相データ(d d)が印加される第1定数加算器(k1)と、前記第1定数加算器(k1)の出 力に第1入力が接続される加算器(sm)と、前記加算器(sm)の出力に減数 入力が接続される第1減算器(s1)と、“NICAM”デコーダの前段に設け られたDPSKデコーダに接続され、位相差分データ(dp)を出力する第2減 算器(s2)と、データレートの期間に等しい遅延量を出力し、前記第2減算器 (s2)の減数入力に出力する遅延素子(v)と、位相角45°に対応するデジ タルワード(“45°”)が印加される第2定数加算器(k2)とを備え、前記 第2減算器(s2)の被減数入力、前記遅延素子(v)および第2定数加算器( k2)には前記加算器(sm)のサインビット(sb)および最上位ビット(m b)が供給され、さらに前記第1減算器(s1)の出力と、前記加算器(sm) の第2入力との間に設けられPLLフィルタとして作用するローパスフィルタ( tp)を備えていることを特徴とする前記請求の範囲1ないし3のいずれかに記 載の音響チャンネル回路。
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