JPH03501272A - フェノール系発泡体の製造方法 - Google Patents

フェノール系発泡体の製造方法

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JPH03501272A
JPH03501272A JP1507252A JP50725289A JPH03501272A JP H03501272 A JPH03501272 A JP H03501272A JP 1507252 A JP1507252 A JP 1507252A JP 50725289 A JP50725289 A JP 50725289A JP H03501272 A JPH03501272 A JP H03501272A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フェノール系発泡体の製造方法 この発明は、低い熱導電率を有するフェノール−ホルムアルデヒド発泡体(フェ ノール系発泡体と後記する)を製造する方法に関する。
フェノール系発泡体については、建築用途への増加する使用が認められつつあり 、その場合、その熱断熱性および耐火特性に価値が認められる。この種のフェノ ール系発泡体の調製はすでに記載されているが、これには、レゾールとして当業 界で知られる種類のフェノールホルムアルデヒド樹脂と、発泡剤、気泡安定化剤 並びに典型的には鉱酸または有機強酸とする硬化剤とを混合することが含まれる 。混合した構成成分を、通常は金型に注入し、これをその後加温したオーブン中 に置いて、発泡、硬化、定着させる。また、例えば、混合した構成成分を移動ベ ルト上に付着させることにより、混合した構成成分を連続プロセスによって硬化 発泡体に変換することができる。
低い熱導電率を有する閉鎖気泡フェノール系発泡体をV造する特別の方法は、本 出願人による公告されなヨー口・yパ特許出願第0170357号の請求の範囲 および詳細な説明に記載されている。
従来技術による方法においては、発泡剤として完全に置換されたクロロフルオロ 炭化水素(一般にCFC−sとして知られ、「フレオンJ (登録商標)として 市販されている)が従来より使用される。iも広範に使用されるフレオンは、ト リクロロフルオロメタン<cFcxx=たはフレオン11としても知られている )である、フレオン11は、単独で使用されるか、フレオン12.13.13B 1.14.22.113.114 (CFCI 14)、500.502または 503まなは商品名アルクトン(登録商標)として市販されている一連のハロゲ ン化炭化水素のような他のフレオンと組合せて使用される。大部分のフェノール 系発泡体構成系について好適な試薬は、フレオン11(CFCII)とフレオン 113 (CFCII3)(トリクロロトリフルオロエタン)との混合物である 。この種の発泡剤の使用は、EP170357号、082125045号、08 2055845号、EPO66967号並びにUSP4133931号に記載さ れている。
最近、地球の大気を取り囲む保護オゾン層に対するCFC−sの逆行的な効果が あり得ることについて関心が寄せられている。水素化されたCFC−s (HC FC″Sとしても知られている)は、部分的にハロゲン置換された炭化水素であ り、CFC−sより小さい危険性を示すと考えられている。しかしながら、例え ばジクロロトリフルオロエタン(HCFC123)のようなこの種のHCFC− sを単独で、またはその処方物中で例えばCFCII3のような他のCFC−s と組合せて使用する試みにより発泡体が提供されるが、これは貧弱な熱導電率( k)および安定性を示す、すなわち、気泡が空気によって急激に充満されるに至 る0例えば、HCFC123は、例えばCFCIIより樹脂中で顕著に安定であ り、このことは、アリード・シグナルのヨーロッパ特許出願第0229877号 に記載されている。この参考文献は、HCFCが発泡体構成系中で高度に安定で あることの必要性を強調している。
従来より受入れられていたCFC発泡剤の使用を極力抑えるべく探索する主要な 理由は、環境、特にオゾン層に対するその効果である。CFC″SおよびHCF C−sの相対的なオゾン破壊力(ODP’)に関する考えの幾つかは、次の表か ら評価することができる。
仮にCFC−11が1.0のODPを有するものとすると、次のようになる。
i1工 0DP CFC−111,0 CPC−1130,8 CFC−1140,8 HCFC−141B O,I HCFC−1230,02 したがって、HCFC123は、オゾン層に対してCFC−11より50倍危険 性が低い。
前記したことから、HCPC−sは、フェノール系発泡体の発泡剤としてCFC ″Sの代替となるべきであることは明らかである。しかしながら、この代替は簡 単なことではない。
ここに本出願人は、通常の発泡方法において、正味の発泡刑の沸点を越える温度 で、発泡剤と樹脂との間の相互作用の証拠があることを認めた。
この相互作用は、樹脂中における発泡剤の溶解性に関連する。この効果は、発泡 剤を揮発化してその発泡機能を作用させ得る前に克服する必要がある0発泡体の 上昇温度が発泡剤の沸点と等しくなる点における樹脂中の発泡剤の濃度は、その 試薬が許容し得る溶解度限界である。その試薬の非可溶性部分は、樹脂が硬化し て熱を生成するにつれ、最初の発泡体形成を与える。しかしながら、発泡剤の可 溶性部分は比較的高い温度で気化するため、発泡反応において幾分遅い時間とな る。この気化が反応の途中の臨界的段階で起る場合、結果的に不完全な閉鎖気泡 となり、その結果に一部が増加すると共に貧弱なに一安定性を与えることとなる 。
よって、前記しなEPA−029877号の教示に反し、樹脂中の発泡剤の溶解 性を最少として低い熱導電率の閉鎖気泡発泡体を製造すべきことを突き止めた。
また、驚くべきことに、溶剤、気泡安定化剤並びに樹脂およびHCFCの特定の 組合せを選択することにより、これらのフェノール系発泡体の加工性および性能 を顕著に改良すると同時に、随伴する環境に関する全ゆる危険を低減し得ること を突き止めた。
よって、本発明は、フェノール系樹脂、発泡剤、硬化剤、気泡安定化剤並びにこ の樹脂と相溶性の溶剤からなる発泡体構成系から誘導し得る低い熱導電率のフェ ノール系発泡体であって、発泡剤が、ジクロロトリフルオロエタン(HCFC1 23)およびジクロロフルオロエタン(HCFC141B)から選択される部分 的にハロゲン化された炭化水素からなることを特徴とするフェノール系発泡体か らなる。
更なる!!!様によれば、本発明は、フェノール系樹脂、発泡剤、硬化剤、気泡 安定化剤並びにこの樹脂と相溶性の溶剤からなる発泡体構成系を硬化させること により低い熱導電率のフェノール系発泡体を製造するに際し、発泡剤が、ジクロ ロトリフルオロエタン(HCFC123)およびジクロロフルオロエタン(HC FC141B)から選択される部分的にハロゲン化された炭化水素からなり、気 泡安定化剤が、(a)未改質または (b)全部もしくは一部水素化された ヒマシ油のアルコキシル化誘導体からなり、これにより発泡体構成系を、HCF C発泡剤がフェノール系樹脂中で相対的に低い溶解性を有するようなものとする ことを特徴とするフェノール系発泡体の製造方法からなる。
「レゾール」としても知られるフェノール−ホルムアルデヒド樹脂は、1モルの フェノール系化合物と1〜2.5モルのアルデヒドとを、例えば水酸化ナトリウ ムのような塩基触媒を使用して縮合させることにより調製することができる。
このフェノール系化合物は、置換されたものまたは置換されていないものとする ことができ、1以上のフェノール、クレゾール(オルト、メタ、バラまたはその 混合物を問わない)から選択し得、例えば、ノニルフェノール、スチレン化フェ ノール並びにブロモフェノールとすることができる。アルデヒドは、ホルムアル デヒドまたはフルフリルアルデヒドとするのが適切である。レゾールは、1モル のフェノールと1.2〜1.8モルのホルムアルデヒドとを縮合させることによ り調製するのが好適である。
ジクロロトリフルオロエタンまたはジクロロフルオロエタン(およびその幾何異 性体)は、それぞれHCF0123および(HCFC141B)として市販され ている。簡便のために、前記商品名によって後記する。
また、前記したHCFC発泡剤には、本発明の目的に供する位置異性体が包含さ れる。これは、単独で使用することもでき、または、例えばCFCII、CFC II3並びにCFCII4のような他のCFC−sとの配合物として使用するこ とができる。ただし、この種の配合物は、少くとも30%W/WのHCFCを含 有するものとする。これらの限界内において、使用する発泡剤の正確な量は、要 求される発泡体の密度および強度、製造技術並びに使用するフェノール系樹脂の 種類のような多数の因子に依存し得る。
溶剤は、HCFC発泡剤がフェノール系樹脂中で相対的に低い溶解性を有するよ うに選択する。低い溶解性とは、発泡剤の溶解度が、樹脂中で5%W/W未満で あることを意味する。
この種の溶剤の例には、ジアルキルカーボネート、例えばジメチルカーボネート およびエステル、特にジエステル、例えば炭酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸 、アジピン酸、グルタル酸、セバシン酸および/またはスペリン酸のようなジカ ルボン酸のジメチルおよびジエチルエステルが包含される。
エステルの混合物は、これらの酸の混合物のエステル化によって直接調製するこ とができる0例えば、アジピン酸、グルタル酸並びにコハク酸の混合物であって 、これらの酸をそれぞれ1:2〜4.5:0.33〜1.5のモル比範囲で含有 するものが市販されており、エステル化を行うことができる。
それぞれ重量比で15〜25:55〜65:10〜20のコハク酸、グルタル酸 並びにアジピン酸のジメチルエステルの配合物が好適である。
フェノール系樹脂は、その調製に際して従来からの添加物を混和することができ 、これにより発泡体の性能が改良される。この種の添加物の例には、1以上の尿 素、メラミン、ジシアナミド並びにフルフリルアルコールが包含され、これは、 例えば樹脂中の過剰のホルムアルデヒドを一掃するよう作用する。
前記した溶剤は、フェノール系樹脂の調製の際、または樹脂の発泡の際に使用す ることができる。広くは、溶剤を使用して樹脂の粘度の調節、発泡工程の調節並 びに発泡体への所望の特性の付与を行うことができる。
本発明の目・的に鑑み、当業者によって、相対的に高い粘度のフェノール系樹脂 を開始材料として使用し得ることが理解されよう、しかしながら、相溶性の溶剤 を本来的に含有し、1000〜10000センチストークスの粘度を有するフェ ノール系樹脂を使用するのが便利である。使用するフエノール系樹脂(レゾール )が、25℃で1000〜8000センチストークス、好ましくは1000〜5 000センチストークスの粘度を有するのが適切である。
硬化剤は適切には水性鉱酸とし、好適には水性硫酸またはリン酸とし、最も好適 には45〜65重量%の硫酸を含有する水性溶液とする1例えばフェノール系樹 脂中に存在する水または他の溶剤および使用する水性硬化剤中に存在する水を含 めて反応混合物の総計の相溶性溶剤含量は、適切には7〜35!量%とじ、好ま しくは15〜32重量%とする。全溶剤の内、少くとも40重量%を水とし、好 ましくは少くとも50重量%を水とする。
ヒマシ油は、グリセリンが主としてリシノール酸でエステル化されたグリセリド とする。気泡安定化剤は、ヒマシ油それ自体、またはその水素化誘導体から調製 する。水素化誘導体は、ヒマシ油中にリシノール酸部分の不飽和度について、全 部または一部水素化されたものとすることができる。よって、ヒマシ油またはそ の水素化誘導体は、例えばエチレンオキシドを用いてアルコキシル化することが できる。また、場合により、少量のプロピレンオキシドおよび/またはブチレン オキシドを用いるその混合物を用いることもできる。アルコキシル化ヒマシ油誘 導体は、適切にはヒマシ油モル当940〜80のエチレンオキシド単位、好適に はヒマシ油モル当950〜60のエチレンオキシド単位を含有する。
硬化反応は発熱的であるため、樹脂および硬化剤は、最終終了生成物の性状およ び使用する製造技術によって選択する。
比較的大きな表面対容量比は、結果的に魂質の冷却速度の増加をもたらす、結果 的に、樹脂と選択した硬化剤との組合せは、所望の発泡体の表面対容量比に大部 分依存し得る。よって、大きな表面対容量比、したがって比較的速い冷却速度を 有する薄い積層体を製造するためには、大ブロックについて選択される組合せよ り多量の発熱熱を放出するように樹脂硬化剤構成系を選択し得る。硬化樹脂混合 物の境質内の温度を至適にすることが必須である。温度があまりにも高いと、気 泡の損傷を招き、これにより発泡剤が飛散し、そのなめに低い熱導電率の利点が 失われるが、これは恐らく気泡ガスの過剰圧力による。温度があまりにも低いと 、硬化の遅延を招き、そのため経済的に許容し得ないものとなる。したがって、 至M温度プロフィールは、硬化主程全体を通じて結果的に気泡の損傷を与えるも のより僅かに低い温度を有する。全ゆる発泡工程における硬化は、生成物を型抜 きした後も相当長い時間続き、あるいは積層発泡体の場合は、コンベヤ・プレス から出て来た後において同様である。これは、しばしば後硬化段階と言われる。
硬化する樹脂混合物の塊質内の温度が、硬化段階の開始後から少くとも6時間の 間は85℃を越えないことが必須であり、好ましくは温度は55〜85℃とする 。
本発明の方法により、次の特性を備える閉鎖気泡発泡体を製造することができる : (I)この明細書の第2表の記載に以下に示すようにテストした0 、 02  (NV/ (m、 K )より顕著に小さい値(I[)改良された加工性、並び に (In>最終発泡体の比較的低い応力 構成成分の混合、発泡並びに硬化は、バッチ式あるいは連続式いずれの場合も、 現在用いられてい゛る全ゆる方法によって行うことができる。
次の例によって発明を説明する。
二隻皿土1 例1 びに上 1および2 別に示さない限り、全ての量は重量対重量である。
A、」匙二且I 従来の方法でフェノール系レゾールを調製した。水性ホルムアルデヒド(36, 6%)(1,5モル)を、触媒として水酸化ナトリウム(装填したフェノールの 1.23重量%)を使用して、フェノール(1モル)と反応させた。
反応混合物を45分間に渡って60℃に加熱し、30分間60℃に保持した。温 度を注意深く80℃に上昇させ、30分間80℃に保持した。再び温度を上昇さ せて、45分間の還流工程に供した。その後真空下で水を蒸留して水含量20% の材料を得た。その後これを70℃に保持して25℃にて3338センチストー クスの粘度を有する材料を得た。
B、ブロック :#、の洞j 次の樹脂処方物(記載した全ての成分は重量部である)を使用してブロック発泡 体を調製した: フェノールホルムアルデヒド■(!2七クシテンA11) 100 100 1 00ジエチレングリコール 4.35 4.35 /ナイロネートエステル /  / 4.35ヒマシ油エトキシレートX / / 2.18ヒマシ油エトキシ レー)−Y 2.18 2.18 /ヒマシ油エトキシレートZ 2.18 2 .18 2.18CFC11312,012,311,5CFCII / 6. 2 / HCFC−1236,0/ 7.5 酸硬化剤 17.4 17,4 17.4ナイロネートエステルージメチルコハ ク!(15〜25%W/W) 、 ジメチルグルタル酸(55〜65%W/W) 並びにジメチルアジピン酸(10〜20%W/W”)の溶剤混合物。
X −ヒマシ油モル当954モルのエチレンオキシドを含有する気泡安定化剤。
Y −hマシ油モル当り40モルのエチレンオキシドを含有する気泡安定化剤。
Z −ヒマシ油モル当り50モルのエチレンオキシドと15モルのプロピレンオ キシドとを含有する気泡安定化剤。
CFC113−トリクロロトリフルオロエタン発泡剤。
CFCit −トリクロロフルオロメタン発泡剤。
HCFC−123−ジクロロトリフルオロエタン発泡剤。
HCFC−1418−1、1、1−ジクロロフルオロエタン。
次のようにして、前記した処方物1〜5の全てからプロッり発泡体を調製した: (a)前記第1表に示したフェノール系レゾールを30℃に加熱し、発泡剤を添 加した。この材料を2分間混合してエマルジョンを形成した。
(b)酸硬化剤[硫酸(50%水溶液)とオルトリン酸(85%水溶液)とのそ れぞれ10:6の比率の混合物]を、前記(a)に由来するエマルジョンに添加 し、1172分間混合した。その後、前記混合物を45℃に予熱した50cmX 50cmX50cmの金型に注入し、55℃で2時間オーブン内に静置した。
肛l遣 処方物に由来 fik−値 圧里U 脆砕性すjノl乞且−工l立旦上 工X上 比較例1 47.6/40.50 >0.020 190 23.0比較例2  44.2/35.9 <0.020 195 20.5実施例1 43.5/3 6.0 <0.020 204 24.1前記第2表において、熱導電率(k) の単位はW/(m、k)であり、k値は、平均温度を23.85℃とし、ホット プレート温度を37.7℃、コールドプレート温度を10℃として、アナコン8 8装置を使用して測定した。
サンプルは、23〜25℃で約50%の相対湿度にて保存した。
強度の数値はk N / m ’である。
密度の数値はk g / m ”である。
2および上 例3− :体 C3嵐m艶 従来の方法によりフェノール系レゾールを調製した。触媒として水酸化ナトリウ ム(装填したフェノールの1.23重量%)を使用し、水性ホルムアルデヒド( 36・6%)(1,5モル)とフェノール(1モル)とを反応させた。
反応混合物を40分間に渡って60℃に加熱し、60℃で30分間保持した。温 度を注意深く80℃に上昇させて30分間保持した。再び温度を上昇させて、4 0分間の還流を行った。その後真空により水を蒸発させ、8.5%の水含量の材 料を得た。その後これを70℃に加熱し、25℃で7290センチストークスの 粘度を有する材料を得た。
D、11及血左詮旦I 次の樹脂処方物(記載した全ての成分は重量部である)を使用し、積層発泡体を fl製した: フェノールホルムアルデヒドEl!i記七りシランAiiり 100 100モ ノエチレングリコール 17.5 11.3ナイロネートエステル 76.2 ヒマシ油エトキシレートX−2,5/ ヒマシ油エトキシレートY / 2.5ヒマシ油エトキシレートZ5 5 CFC11312,512゜5 HCFC−1236,256,25 酸硬化剤 2222 この第3表の成分の記号解については、前記第1表の下の脚注を参照するとよい 。
実験室内で次のようにして類似する積層発泡体を調製した:前記セクションCに 記載したフェノール系レゾールを25℃に調節した。その後、気泡安定化剤およ び溶剤を添加して分散させた。予熱した発泡剤を添加し、混合してエマルジョン を形成させた。その後、前記エマルジョンに酸硬化剤(50%硫酸)を添加し、 混合後、混合物を22cmX22cmX10cmの金型に注入し、60℃で1時 間オーブン内に置き、発泡体の形成および硬化を行った。
製造後1日で、この発泡体の硬化を終了し、k−因子のモニターを開始した。前 記したようにして行ったに一値の測定に際して次の結果を得た。
かの: ユ■ム」 比較例3 >0.020 比較例3(繰返し) >0.020 実施例2 <0.020 E、セミスゲールによるーみ(実施例3および4)これらの試みについて、使用 した樹脂配合物および添加物は、モノエチレングリコール、並びに安定化剤Yお よび2を反応の最後に第3表に示すのと同様の比率で添加した以外は、前記第3 表に記載したのと同様とした。使用した発泡剤の変動を以下に示す。
A方 民1五ユ 艮族■1 フェノールーホルムアルデヒFil 100 100HCFC−12315 HCFC−141B 10.9 酸硬化剤 2525 使用した酸硬化剤は55%H,So、とじた。
樹脂、発泡剤並びに酸硬化剤は同時にミキサーに供給し、得られた混合物を金属 金型(65cmX65cmX7.5cm、オーブン内で60℃にて少くとも1時 間予熱する)内に付着させた。金型を1時間オーブン内に戻し、取出して時間的 冷却に供した。その後、発泡体を金型から出し、切断して試験に供した。結果を 以下の表に示す:に一値 実施例3 0.0180 実施例4 0.0185 この手順に使用したフェノール系樹脂および他の添加物は、以下に示すものを除 いて、前記第3表に示したものと同様とした。
処方 Lt工 CFC−1137,56,2 CFC−113/CFC−1147,5酸硬化剤 22.5 22.5 [”65:35の比率のCFC−113とCFC−114との配合物] 酸硬化剤は57.5%のHt S O4とした。
以下に記載するように、フェノール系ラミネーターを使用して、連続フェノール 系発泡体積層体を製造した0発泡体成分を連続的に混合物に供給し、ガラス組織 からなるフェース型に塗布しな0本出願人による公告されたEP−A−1544 52号(実施例7#照)に記載されたように、混合ヘッドを移動させ、この基材 に加熱したプラテンの上部および加熱したカーペットの下部を通過させることに より、均一な被覆を行った。その後、硬化混合物に、ゴムベルトを備えるコンベ ヤプレスを下方通過させ、65〜70℃で加熱し、切断および取扱いに供するの に発泡体を十分硬質とした。
試験の目的でサンプリングを行う前に、切断した積層体ボードを、周囲温度で最 低3日間保存した。この積層体から切り出した製品サンプルを、表面処理を行わ ずに試験に供した。
(コアサンプル)。
結果を以下の表に示す: 比較例4 <Q、 020 実施例5 (0,020 前記したことから、比較的ユーザーに親近感があり環境に対して安全なHCFC ″Sを使用しても、効率または発泡体の性能を失っていないことは明らかである 。
国際調査報告 SA 29724

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.フェノール系樹脂、発泡剤、硬化剤、気泡安定化剤並びにこの樹脂と相溶性 の溶剤からなる発泡体構成系から誘導し得る低い熱導電率のフェノール系発泡体 であって、発泡剤が、ジクロロトリフルオロエタン(HCFC123)およびジ クロロフルオロエタン(HCFC141B)から選択される部分的にハロゲン化 された炭化水素からなることを特徴とするフェノール系発泡体。
  2. 2.気泡安定化剤が、 (a)未改質または (b)全部もしくは一部水素化された ヒマシ油のアルコキシル化誘導体からなり、これにより発泡体構成系を、HCF C発泡剤がフェノール系樹脂中で相対的に低い溶解性を有するようなものとする ことを特徴とする請求項1記載のフェノール系発泡体。
  3. 3.フェノール系樹脂、発泡剤、硬化剤、気泡安定化剤並びにこの樹脂と相溶性 の溶剤からなる発泡体構成系を硬化させることにより低い熱導電率のフェノール 系発泡体を製造するに際し、発泡剤が、ジクロロトリフルオロエタン(HCFC 123)およびジクロロフルオロエタン(HCFC141B)から選択される部 分的にハロゲン化された炭化水素からなり、気泡安定化剤が、(a)未改質また は (b)全部もしくは一部水素化された ヒマシ油のアルコキシル化誘導体からなり、これにより発泡体構成系を、HCF C発泡剤がフェノール系樹脂中で相対的に低い溶解性を有するものとすることを 特徴とするフェノール系発泡体の製造方法。
  4. 4.発泡剤HCFCを単独で使用するか、またはこれと他のクロロフルオロカー ボンとの配合物として使用する(配合物が少くとも30%W/WのHCFCを含 有するものとする)請求項3記載の方法。
  5. 5.樹脂と相溶性の溶剤を、ジアルキルカーボネートまたはジカルボン酸のジエ ステルとする請求項3または4いずれかに記載の方法。
  6. 6.ジカルボン酸を、マロン酸、コハク酸、フマル酸、アジピン酸、グルタル酸 およびコハク酸並びにこれらの混合物から選択する請求項5記載の方法。
  7. 7.ジエステルを、それぞれ重量比で15〜25:55〜65:10〜20のコ ハク酸、グルタル酸並びにアジピン酸のジメチルエステルの配合物とする請求項 5または6記載の方法。
  8. 8.硬化剤を水性鉱酸とする請求項3乃至7いずれかに記載の方法。
  9. 9.フェノール系樹脂中に存在する水または他の溶剤並びに硬化剤中に存在する 水を含めて、反応混合物の相溶性溶剤含量の合計を7〜35%W/Wとする請求 項3乃至8いずれかに記載の方法。
  10. 10.全相溶性溶剤中の水の量を少くとも40%W/Wとする請求項9記載の方 法。
  11. 11.未改質ヒマシ油またはその水素化誘導体のアルコキシレートが、ヒマシ油 モル当り40〜80モルのエチレンオキシド単位を含有する請求項3乃至10い ずれかに記載の方法。
  12. 12.硬化剤を開始後に、硬化樹脂混合物の塊質内の温度を85℃以下に少くと も6時間維持することにより硬化を行う請求項3乃至11いずれかに記載の方法 。
JP1507252A 1988-06-23 1989-06-22 フェノール系発泡体の製造方法 Pending JPH03501272A (ja)

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