JPH03501052A - 座標測定機用校正システム - Google Patents

座標測定機用校正システム

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JPH03501052A JP63509394A JP50939488A JPH03501052A JP H03501052 A JPH03501052 A JP H03501052A JP 63509394 A JP63509394 A JP 63509394A JP 50939488 A JP50939488 A JP 50939488A JP H03501052 A JPH03501052 A JP H03501052A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 座標測定機用校正システム 発明の分野 本発明は座標測定機に関し、より詳細には測定座標値の位置依存誤差を補償する ための座標測定機用校正システムに関するものである。
発明の背景 座標測定機は機械部品のような被加工物の寸法検査に用いられる。被加工物は固 定台に固定されており、そして測定探針は上下方向に可動であり、水平面にも可 動なラムに固定される。被加工物上のあるポイントの位置を測定するために、探 針は該ポイントに接触され、座標測定機のX、y及びzfi定スケスケールまれ る。2つのポイント間の距離を測定するために、該2つのポイントは連続して接 触されて、両ポイントの座標が読まれ、そして距離がその座標から計算される。
技術水準の座標測定機は高解像測定システム、電気接触探針、動力駆動装置、コ ンピュータ制御駆動装置及びデータのコンピュータ収集・処理等の改良点を有し ている。
座標測定機の精度は、スケールまたは他の測定システムの不正確さにより、また 機械運動の直交性を確立する案内路の欠陥によって制限される。精度を増すため の1つのアプローチとしては誤差が減少されるように単純に構成技術を改良して システムの許容差を減少することである。しかし、要求される精度が増加すると 誤差の減少は漸進的に費用がかかる。他のアプローチは機械作業量を通してのX 、y及び2ポイント誤差の直接の測定である。このアプローチは、大型機に記憶 されなければならない膨大な量のデータとこのようなデータを測定するために必 要とされる時間ゆえに非実用的である。第三のアプローチはパラメータの形式で の誤差測定である。即ち、誤差パラメータのセットが、例えば、3つの相互直交 軸に沿って測定され、将来の使用のために記憶される。測定量のなかでのいかな るポイントでのX、y及び2誤差はパラメータ誤差から計算される0次に、計算 された誤差はスケール表示度数から引かれ、実際の被加工物座標を定める。
座標測定機は探針運動を確立する3セツトの案内路を有する。理想的には、これ ら案内路のそれぞれに沿う運動は直線状運動のみに帰着しなければならず、スケ ール表示度数は直線の変位と等しいであろう、しかし、現実には、スケール誤差 があり、案内路は完全には直線ではなく、又は完全には捩を避けることができな い1本来の機械には、各案内路に沿う運動中に誤差を生み出す6つの自由度があ る。
運動の各方向としては、3つの直線状誤差、Dx、Dy及びDzがあり、また3 つの回転誤差、Ax、Ay及びAzがある。これら6つの誤差パラメータは機械 運動の各方向に沿う多数のポイントで測定されることができ、その結果は18の 誤差パラメータを有する誤差行列となる。この18の誤差のパラメータ行列から 、測定量中でのポイントで誤差が計算され得る。
種々の技術がパラメータ誤差の測定に使用されている。
レーザ干渉計の技術が高精度の変位誤差測定用としてよく知られている。複局波 数干渉計の技術は、1974年2月5日にBaldwinに付与された米国特許 第3,790゜284号に開示されているように、真直度及び横転の測定に利用 されている。ステージの傾斜角及び偏揺角を検出するための区分編成光電池を利 用するシステムは、1973年2月6日にMarcyに付与された米国特許第3 ,715.599号に開示されている。四象限角運動センサは、1973年10 月16日にW i 11 e t tに付与された米国特許第3,765,77 2号に開示されている。パラメータ誤差を測定する1つの先行技術アプローチは 、ヒユーレット−バラカード・レーザ測定システム応用ノート156−4の「機 械工具の校正」に記載されているヒユーレット−パラカード5526Aレーザ測 定システムを利用している。このシステムは機械間で移送可能であるが1機械校 正時間は約40時間である。更に、異なる組立が各測定のために必要とされ、か つ組立誤差は避けることが困難である。測定機の運動の各軸に沿う6誤差パラメ ータ測定システムは、1981年4月14日にCo I eman等に付与され た米国特許第4,261,107号に開示されている。
このシステムは誤差パラ−メタの各々を測定するために干渉計の技術を利用して おり、したがって、レーザ光線軸に垂直な変位を測定するために複周波数レーザ を必要とする。
その結果、このシステムは複雑であり、費用がかかる。更に、異なる固定測定構 成が機械運動の3つの軸の各々に利用され、これによりこのシステムの複雑性と 経費を更に付加している。
特定の機械に付随する誤差パラメータは時間的に比較的一定のままであるため、 校正装置を機械に取り付けることができ5校正処理を短時間のうちに行なうこと ができ、更に校正装置を他の機械と使用するために取り除くことができる機械校 正用方法及び機械を提供することが望ましい。
このような校正システムは高精度の誤差測定を提供しなければならないし、機械 に容易に取り付けらればならないし、また使用後に容易に取り外されなければな らない1校正方法は機械の寿命の間は必要なだけ繰り返されることができる。
本発明の概括的な目的は改良された座標測定機を提供することである。
本発明の他の目的は機械内の固定要素に関連する可動要素の位置を校正する方法 及び装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は座標測定機の精度を改良するための方法及び装置を提供 することである。
本発明の更に他の目的は固定要素に関連して可動要素に付随するパラメータ誤差 を測定するための方法及び装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は容易に取付は可能で、かつ取り外し得る座標測定機用校 正システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は座標測定機を校正する方法及び装置を提供することであ る。
本発明の更なる目的は座標測定機内の運動の3方向の各々に沿うパラメータ誤差 を正確に測定するための方法及び装置を提供することである。
R里辺1カ 本発明によれば、これら及び他の目的及び利点は少なくとも2つ次元において互 いに対して可動な第1の要素及びテーブルとを有する機械における測定パラメー タ誤差を測定するための装置において達成される。この装置は第1の要素に取付 は可能な反射体アッセンブリと、該テーブルに取付は可能であり少なくとも1つ のレーザ光線を該反射体アッセンブリに向け、該反射体アッセンブリから反射し たレーザ光線を感知して変位、真直度、傾斜角、偏揺角及び横転の誤差信号を発 生するレーザ測定アッセンブリと、該レーザ測定アッセンブリを異なる向きで該 テーブルに取り付け、該反射体アッセンブリを異なる向きで該第1の要素に取り 付ける手段とを備えてなる1反射体アッセンブリ及びレーザ測定アッセンブリは 出射レーザ光線が反射体アッセンブリによって反射されるレーザ測定アッセンブ リに戻されるように各向きで一列に並べられている。各向きでは、変位、真直度 、傾斜角、偏揺角及び横転の誤差はレーザ光線の方向に沿って複数の選択された 位置で測定される。
本発明の他の態様によれば、互いに対して少なくとも2つの次元で可動な第1の 要素とテーブルとを有する機械においてパラメータ位置誤差を測定するための方 法が提供される。この方法は、 (a)反射体アッセンブリを第1の向きで第1 の要素に取り付ける工程と、 (b)レーザ測定アッセンブリを反射体アッセン ブリに一列に並んだ第1の向きで少なくとも1つのレーザ光線が測定アッセンブ リによって反射体アッセンブリに向けられ、レーザ測定アッセンブリへ反射され て戻されるように取り付ける工程と(C)レーザ測定アッセンブリに反射されて 戻ったレーザ光線を変位、真直度、傾斜角、偏揺角及び横転の誤差信号に変換し 該誤差信号を記憶する工程と、 (d)レーザ光線の方法に第1の要素及び反射 体アッセンブリを反射体アッセンブリがレーザ光線に一列に並べられて選択され た新しい位置に動かす工程と、 (e)レーザ測定アッセンブリへ反射して夏さ れたレーザ光線を変位、真直度、傾斜角、偏揺角及び横転の誤差信号に変換し該 誤差信号を記憶する工程と、(f)レーザ光線の方向で多数の選択された新しい 位置で上記工程(d)及び(e)を繰り返す工程と、 (g)反射体アッセンブ リを第1の要素に第1の向きに直交する第2の向きに置く工程と、 (h)レー ザ測定アッセンブリをテーブルに第1の向きと直交する第2の向きで反射体アッ センブリに一列に並ばせて取り付ける工程と、そして(i)第2の向きで上記( C)から(f)工程を繰り返す工程とを備えてなる。
上記方法の好ましい実施例において、反射体アッセンブリ及びレーザ測定アッセ ンブリは第1及び第2の向きが第1及び第2の向きと相互に直交する第3の向き に取り付けられ、工程(C)から(f)は第3の向き用に繰り返される。その結 果、変位、真直度、傾斜角、偏揺角及び横転の誤差信号は機械運動の3つの方向 の各々のために記憶される。
本発明のまた他の態様によれば、選択された方向に互いに対して可動な第1の要 素及びテーブルとを有する機械における測定パラメータ誤差を測定するための装 置が提供され、該装置は第1の要素に取付は可能な反射体アッセンブリと、該テ ーブルに取付は可能であり複数のレーザ光線を該反射体アッセンブリに向け、該 反射体アッセンブリから反射したレーザ光線を感知するレーザ測定アッセンブリ を備えている。該反射体アッセンブリとレーザ測定アッセンブリは選択された方 向に沿って変位誤差を測定する手段と該選択された方向に垂直な2つの方向にお ける真直度誤差を測定する手段を含んでいる。真直度測定手段は反射体アッセン ブリに取り付けられた再帰反射体と、レーザ光線をレーザ測定アッセンブリから 再帰反射体に向ける手段と、レーザ測定アッセンブリ内に位置し4つ象限に区分 されてその中心からの反射光線のずれを感知する光感知器とを備えている。
反射体アッセンブリ及びレーザ測定アッセンブリは更に。
選択された方向に直交する2つの相互直交軸付近の真直度及び傾斜角を測定する 手段を含み、該手段は1反射体アッセンブリに取り付けられたミラーとレーザ光 線をレーザ測定アッセンブリから該ミラーへ向ける手段と、レーザ測定アッセン ブリ内で4つの象限に区分され、その中心からの反射された光線のずれを感知す る光感知器とを備えている。
反射体アッセンブリ及びレーザ測定アッセンブリはなお更に選択された方向付近 の横転誤差を測定する手段を含み、該手段は規定の間隔で離されて反射体アッセ ンブリに取り付けられた一対の再帰反射体と、個々のレーザ光線をレーザ測定ア ッセンブリから再帰反射体の各々へ向ける手段と、レーザ測定アッセンブリ内に 位置し選択された方向に垂直な方向に各々反射光線のずれを感知する一対の区分 された光感知器とを備えている。横転誤差は、規定の間隔で分けられた2つの光 感知器により感知されたずれの間の相違に比例する。
本発明の他の態様によれば、互いに対して選択された方向に可動な第1の要素及 びテーブルとを有する機械において、選択された方向付近の横転誤差を測定する ための装置が提供され、該装置は第1の要素に取付は可能で規定の間隔を置いて 離された一対の再帰反射体を含む反射体アッセンブリと、テーブルに取付は可能 で一対の間隔を置いて離された平行レーザ光線を再帰反射体に向ける手段と選択 された方向に垂直な方向で各々の反射光線の変位ずれを感知する一対の区分され た光感知器を含むレーザ測定アッセンブリと、所定の間隔で分けられた2つの光 感知器により感知されたずれ間の相違から横転誤差を定める手段とを備えている 。
本発明の更なる態様によれば、選択された方向に互いに対して可動な第1の要素 及びテーブルとを有する機械において1選択さ−”、た方向に垂直な2つの直交 軸付近の真直度及び横転誤差を測定するための装置が提供されている。該装置は 第1の要素に取付は可能な反射体アッセンブリを備え、該反射体アッセンブリに 取り付けられたミラーと、該テーブルに取付は可能なレーザ光線を該ミラーに向 ける手段とその中心からの反射したレーザ光線の角度ずれを感知する4つの象限 に区分された光感知器を含むレーザ測定アッセンブリと、該ミラーと光感知器と の間の距離によって分けられた光電池によって感知されたずれから真直度と偏揺 角を定める手段とを含む。
図面の簡単な説明 本発明の他の目的及び更なる目的、利点及び可能性と共に本発明をよく理解する ために、添付図面が参照される。
第1図は先行技術による座標測定機の斜視図。
第2図はy−軸校正用に取り付けられた本発明の校正システムを有する座標測定 機の斜視図。
第3図は2−軸校正用に取り付けられた本発明の校正システムを有する座標測定 機の斜視図。
第4図はX−軸校正用に取り付けられた本発明の校正システムを有する座標測定 機の斜視図。
第5図は本発明の校正システム光学の略斜視図。
第6図は変位誤差を測定するための本発明の校正システムに使用される干渉計の 簡単な概路線図。
第7図は真直度を測定するための本発明の校正システムに使用される光学の簡単 な概路線図。
第8図は傾斜角及び偏揺角を測定するための本発明の校正システムに使用される 光学の簡単な概路線図。
第9図は横転を測定するための本発明の校正システムに使用される光学の簡単な 概路線図。
第10図はレーザ測定アッセンブリ、反射体アッセンブリ及びレーザ測定アッセ ンブリが取り付けられる取付具の側面拡大図で、反射体アッセンブリがy−軸に 沿って変位するファントムで示されている。
第11図は反射体アッセンブリの正面拡大図。
第12図はファントムに示される反射体アッセンブリとともに第10図の12− 12線に沿ったレーザ測定アッセンブリの正面拡大図。
第13図は第12図の13−13線に沿ったレーザ測定アッセンブリの底面図。
第14図は第12図の14−14線に沿ったレーザ測定アッセンブリの断面図。
第15図は第14図の15−15線に沿ったレーザ測定アッセンブリの後面拡大 図で、内部要素を図示するための切取図。
第16図は第10図の!116−16に沿ったレーザ測定アッセンブリが取り付 けられた取付具の平面図。
第17図はレーザ測定アッセンブリの整列用偏心カムの一部断面拡大図。
先行技術の移動ブリッジ式座標測定機が第1図に概略的に示されている。該測定 機は、固定機械テーブル12上に置かれる被加工物の測定に意図されている。該 測定機のX、y及びZ軸が図示されている。ブリッジ14はテーブル12上の案 内路16に沿ってX方向に移動する。キャリジ18はブリッジ14上の案内路に 沿ってX方向に移動する。
ラム20はその下端部に取り付けた探針22を有し、キャリジ18内の軸受を介 して上下方向に移動する。ブリッジ14とテーブル12間、キャリジ18とブリ ッジ14間及びラム20とキャリジ18間のスケールシステムが3つの軸方向に おける可動要素の位置を示す、被加工物10上のあるポイントの座標を測定する ために、探針22がこのポイントに接触される。探針22は接触を感知し、シス テムコンピュータに読ませ、そして3つのスケールシステム上の読み取りを記憶 させる。移動ブリッジ式座標測定機の例はBrown and 5harpe製 作所で製造される7101−2418型である0本発明の校正システムは大部分 の先行技術の座標測定機に用いることができる。
誤差はスケールシステム内の不正確性によりまた各機械要素に沿って走行する案 内路内の不完全性によってスケール表示度数に導入される。各機械要素は規定の 方向に走行するとき6つの成分を有する誤差に影響される。この6つの成分はX 方向のブリッジ14の運動に関連して記載される。6つの誤差成分はまたX方向 におけるキャリジ18の運動及び2方向におけるラム20の運動に関連している 。
第1の誤差成分はX方向の運動方向に沿う変位誤差Dyである。X方向及び2方 向の変位誤差Dx及びDzは真直度として一般に知られているもので、これはこ れら変位誤差Dx及びDzが完全には真っ直ぐでない案内路の結果であるからで ある。残りの誤差成分は回転に関するものである。
y軸周りのブリッジ14の回転は横転Ayとして共通に知られる。X及び2軸周 りのブリッジ14の回転は夫々傾斜角Ax及び偏揺角Azとして一般に知られて いる。パラメータ誤差を用いる機械の完全な特性を出すには、運動の角方向に沿 う選択された位置での6つの誤差成分の測定が要求され、その結果18のコラム を有する誤差行列となる。
測定容量における任意のポイントにおける総合誤差は以下に記載されるようにパ ラメータ誤差から計算される。
本発明の校正システムは18の誤差成分の測定用の座標測定機に取付は可能な装 置を提供する0本発明はまた誤差測定を行う方法を提供する。第2図に示される ように、校正装置は、テーブル12上の固定位置に置かれる取付具24を含む1 校正装置は更に3つの異なる向きにおける取付具24に取付は可能なレーザ測定 アッセンブリ26を含む。
校正装置は更に3つの異なる向きでラム20に取付は可能な反射体アッセンブリ 28を含む。
3つの向きの各々において、レーザ測定アッセンブリ26は幾つかのレーザ光線 を反射体アッセンブリ28に向ける。レーザ測定アッセンブリ26及び反射体ア ッセンブリ28は3つの向きの各々において一列に並んでいるので、レーザ光線 は反射されてレーザ測定アッセンブリ26に戻され、そして感知される。3つの 向きの各々において、レーザ測定アッセンブリ26により発生したレーザ光線は 運動の方向の1つに平行である。第2図に示される向きにおいて、レーザ測定ア ッセンブリ26及び反射体アッセンブリ28は、ブリッジ14がy方向に動かさ れたときレーザ光線が反射体アッセンブリ28の要素との一直線の並びを維持す るように整列されている。第3図に示される向きにおいて、レーザ測定アッセン ブリ26と反射体アッセンブリ28は、ラム20が2方向に動かされるときレー ザ光線が反射体アッセンブリ28との一直線の並びを維持するように整列されて いる。同様に、第4図に示される向きにおいて、レーザ測定アッセンブリ26と 反射体アッセンブリ28は、キャリジ18がX方向に動かされたときレーザ光線 が反射体アッセンブリ28との一直線の並びを維持するように整列されている。
座標測定機の校正は、第2図に示されるように取付具24をテーブル12に取り 付けることから始まる。取付具24は所定位置に置かれ、座標測定機の軸と一列 にされ、そして適所に固定される。レーザ測定ヘッド26はy軸測定用に向き付 けされた取付具24の頂部上の位置表示装置上に置かれる0反射体アッセンブリ 28はレーザ測定アッセンブリ26の上の位置表示装置と係合され、そして取付 はネジで締め付けられる。ラム20はスタート位置迄移動させられ、そして反射 体アッセンブリ28に固定される。キャリジ18及びラム20はこられ部材用の 案内路にかみ合わされる。取付はネジが取除かれ、ブリッジ14はy方向の選択 された校正位置へ動かされる0校正位置の間隔及び数は座標測定機の大きさと期 待される誤差変化の割合に依存する0校正位置の典型的な間隔は約1インチであ る。各位置のために、レーザ測定アッセンブリ26及び座標測定機のスケールシ ステムの出力は校正コンピュータ30により読まれる。これらの出力はy軸のパ ラメータ誤差を定めるために処理される。
Z軸誤差の測定では、レーザアッセンブリ26は第3図に示されるように2方向 測定用に向き付けされる取付具24の頂部上の位置表示装置の上に置かれる0反 射体アッセンブリ28はレーザ測定アッセンブリ26上の位置表示装置と係合さ れ、そして取付ネジで固定される。ラム20は出発位置まで移動され、そして反 射アッセンブリ28に固定される。ブリッジ14及びキャリジ18はこれらの案 内路にかみあわされている。取付ネジは取り除かれ、そしてラム20がZ方向に 選択された校正位置まで移動させられる。Z軸のパラメータ誤差は上記のX軸誤 差の測定と同様な方法で測定される。
X軸誤差の測定では、レーザ測定アッセンブリ26は第4図に示されるようにX 方向測定用に向き付けされる取付具24の頂部上の位置表示装置の上に置かれる 1反射体アッセンブリ28はレーザ測定アッセンブリ26の位置表示装置に係合 され、そして取付ネジで固定される。ラム20は出発位置まで移動され、そして 反射アッセンブリ28に固定される。ブリッジ14及びキャリジ18はこれらの 案内路にかみあわされている。取付ネジは取り除かれ、そしてキャリジ18がX 方向に選択された校正位置まで移動させられる。X軸のパラメータ誤差は上記の X軸誤差の測定と同様な方法で測定される。
校正コンピュータ30は誤差行列を標準形式に処理し、コンピュータディスクに 記憶する。座標測定機が被加工物を測定するために使用されるときは、該機械の コンピュータがコンピュータディスクから誤差行列をロードする。被加工物上の あるポイントの座標が測定されるとき、座標測定機が誤差行列から対応するパラ メータ誤差を検索し、X、y及び2誤差を計算し、そしてこれら誤差を補正とし て引く。
レーザ測定アッセンブリ26及び反射体アッセンブリ28の光学的路線図が第5 図に示されている。レーザ測定アッセンブリ26内に取り付けられたレーザ40 はレーザ光線42を供給し、レーザ光線42は数倍に分光されて6つのパラメー タ誤差の測定に必要なビームを供給する。レーザ光線42の一部分は変位誤差測 定手段44に供給されるが、該変位誤差測定手段44は反射体アッセンブリ28 上に取り付けられた再帰反射体46と共同してレーザ測定アッセンブリ26に対 する反射体アッセンブリ28の実際の変位を測定する。レーザ測定アッセンブリ 26の真直度測定手段48は、反射体アッセンブリ28上の再帰反射体50と共 同して、反射体アッセンブリ28がy方向に移動させられたとき、X及び2方向 の反射体アッセンブリ28の真直度ずれDx及びDzを測定する。レーザ測定ア ッセンブリ26における傾斜角及び偏揺角測定手段52は、反射体アッセンブリ 28上のミラー54と共同して、X及びZ軸回りの反射体アッセンブリ28の回 転Ax及びAzを夫々測定する。レーザ測定アッセンブリ26内の第2の真直度 測定手段56及び反射体アッセンブリ28上に取り付けられた再帰反射体58は 第1の真直度測定手段48と再帰反射体50との組み合わせで使用され、y軸回 りの反射体アッセンブリ28の回転または横転AMを測定する。第5図に示す測 定装置は第6図ないし第9図に関連して記載されており、第6図ないし第9図は 測定手段を容易に理解するために単純化した。
好ましい実施例において、レーザ40は単一の波長を有する光線42を照射する 0本発明の1つの実施例では、レーザプラズマ管はメレス・グリッド型05LH PP900ヘリウム−ネオンレーザである。レーザの空謂長さはウオームアツプ 中に増加するので、共振が望ましい単一の波長モードと望ましくない複重波長モ ードとの間で交互に生じる。レーザ40の出力はレーザ管の近傍でヒータを用い る単一波長モードで安定化される。ヒータはレーザ40の出力光線を感知するこ とによって制御される。レーザ40はその空胴内にブルースター角窓を有してお り、この空胴は光線42の偏波面を定置する。光線42は四分の一波長すターダ (retarder) 60を通過するが、該リターダ6oはその光軸をレーザ 40の出力の偏波面に対して45度の角度で設定されている。レーザ光線の小部 分は一部銀色のミラー62によって主光線42から分離され、光感細密64によ り感知される。光感細密64からの出力信号はレーザ空胴のヒータを制御するが 、これはレーザの出力が所望の信号波長モードが得られる度合の公知の機能であ るからである。
レンズ66はミラー62により反射された主光線を拡散し、そしてレンズ66の 下流側のレンズ68は光線を平行にする。この構成は長距離にわたる光線の分散 を減少する。
ビームスプリッタ70はレンズ68からの光線を2つの分岐光線、即ちプリズム 72によって変位測定手段44と真直度測定手段48に向けられた第1の分岐光 線71及び傾斜角及び偏揺角測定手段52と第2の真直度測定手段56に向けら れた第2の分岐光線に分ける。ビームスプリッタ74はプリズム72からの第1 の分岐光線71の部分を変位測定手段44に向ける。ビームスプリッタ74を通 過する光線はプリズム76によって再帰反射体50に向けられ。
そして真直度測定手段48に反射される。ビームスプリッタ78は第2分岐光線 73の部分をビームスプリッタ70からミラー54に向ける。鏡54からの反射 光線は傾斜角及び偏揺角測定手段52に向かう、ビームスプリッタ78を通過し た光線はプリズム80により光線81として再帰反射体58に向けられ、そして 第2の真直度測定手段56に反射される。
パラメータ誤差行列における直線状変位誤差はスケール度数とレーザ距離測定と の間の相違である。レーザ距離測定は干渉計を用いてなされる。好ましい干渉計 は上述の円偏波を有する単一の周波数レーザを用いる。しかし、どのような距離 測定干渉計も使用できる。
距離測定干渉計において、レーザ光線は測定光線と基準光線の2つの部分に分け られる。測定光線路の長さは被測定距離が変わるにつれて変化する。基準光線路 の長さは定着されている。2つの光線は反射され、結合される。これらの光線が 位相結合すると、強化して明るい縞を形成する。
これら2つの光線が位相以外で結合すると、これら光線は相殺し暗い縞を形成す る。明るい縞と暗い縮量の変化の数は距離の測度として計算される。
距離測定用の好ましい干渉計は第6図において単純化した形式で示される。2つ の縞パターン、1つの縞パターンは光感細密82で、もう1つの縞パターンは光 感細密84で作られる。ビームスプリッタ86及び88は各々一体に複合された 2つの90°プリズムからなっており、1つのプリズムは結合部を部分反射被覆 側で被覆されている。被覆剤は混成金属誘電性のものであり、偏波には殆ど影響 のないものである。ビームスプリッタ74から入る光線90はビームスプリッタ 86により2つの部分に分けられ、第1の部分はビームスプリッタ88に行き、 第2の部分91は再帰反射体46に行く、ビームスプリッタ86からの光線はビ ームスプリッタ88によって2つの部分に分けられ、第1の部分は光感細密82 に行き、第2の部分は光感細密84に行く、再帰反射体46により反射された戻 り光線93は2つの部分に分けられ、第1の部分は光感細密82に行き、第2の 部分は光感細密84に行く、再帰反射体46は反射体アッセンブリ28内に位置 されており、機械ラム20とともに動く、第6図に示されるたの成分はレーザ測 定アッセンブリ26内に位置されている。
光感細密82には定着長さ基準光線がビームスプリッタ86からビームスプリッ タ88を経て感知器82に真っ直ぐになっている。可変長さ測定光線はビームス プリッタ86から再帰反射体46に行き、ビームスプリッタ88へ反射されて戻 り、ビームスプリッタ88によって光感細密82に反射される。光感細密84に は定着長さ基準光線がビームスプリッタ86から、ビームスプリッタ88により 反射されて感知器84に至っている。光感細密84には可変長さ測定光線がビー ムスプリッタ86から再帰反射体46に行き、再帰反射体46によりビームスプ リッタ88に反射されて、ビームスプリッタ88を経て真っ直ぐ直接感知器84 に至る。
再帰反射体46はプリズムコーナーの立方体のものが好ましく、この立方体は隅 を切断したガラス製立方体のものと考えることができる。ビームスプリッタ86 から入る光線91はコーナー立方体の裏面から3回反射されて、その入射路と平 行な光線93としてビームスプリッタ88に戻される。
循環偏波光の特徴は、この偏波光が反射されたときはいつでもそのハンドは裏返 しにされる。光感細密82への基準光線は反射しないが、測定光線は5回反射さ れる。このように、光感細密82での2つの光線は反対のハンドの偏光を有する 。対位するハンドの2つの循環偏光光線が結合すると、これら結合した光線は単 一面の偏光光線を形成する。偏波面は光線間の位相関係に基づく。
再帰反射体46は移動し、光感細密82への光線の測定路長さは変わり、位相関 係が変化する。これにより、偏波面を光線路の回りに回転させる。偏光フィルタ 92はビームスプリッタ88と光感細密82との間に置かれる。偏波面が回転す ると、該偏波面は1回転毎に2回偏光フィルタ92の軸と一列に並び、光が光感 細密82へ通過する。また、1回転毎に2回、偏波面は偏光フィルタ92の軸に 対し垂直であり、そして全ての光が遮断される。このように、光感細密82は、 再帰反射体46が動くにつれて明るい縞と暗い縞を交互に見る。偏光フィルタ9 4は光感細密84の前に置かれ、同じ効果をなす。
光感細密82及び84の電気出力は光が光感細密を打つ量に比例する。再帰反射 体46が一定の速度で動くとき、出力はサイン曲線的である。偏光フィルタ92 及び94の軸は、光感細密82及び84からの2つの正弦波信号が直角になるよ うに、即ち、一方の信号がl/4周りで他の信号を導くように向き付けされてい る。再帰反射体46が−方向に動くとき、一方の光検知器の出力は他方の光検知 器を90° まで導く、再帰反射体46が反対方向に動くとき、同じ光検知器の 出力は他方の光検知器を90°まで遅らせる。この特徴は移動の方向を定めるた めに用いられる。各光検知器からの周期数は移動距離を示しかつ計算器に蓄積さ れるが、一方2つの出力の間の位相関係は移動の距離を示す。
第5図に関して、変位測定手段44は更にプリズム85とプリズム87を含み、 該プリズム85はビームスプリッタ86からの光線91を再帰反射体46に向け 、そしてプリズム87は再帰反射体46からの反射光線93をビームスプリッタ 88に向ける。これらのプリズムはより堅密な構成を可能とする。第5図にはま た、偏光フィルタ92と光検知器82との間及び偏光フィルタ94と光検知器8 4との間に任意のレンズ89が示されている。レンズ89は光検知器82.84 に光を集めて、出力信号を増加する。
真直度は意図した運動の方向に対し垂直な方向における直線状の誤差である。移 動の方向に沿う各校正ポイントのために、互いに直交する方向に2つの真直度誤 差がある。
真直度測定手段48及び再帰反射体50は第7図に簡単な形式で図示されている 。真直度が測定される方向におけるレーザ光線96は反射体50によって反射体 アッセンブリ28に反射され、光線98として平行路に沿ってレーザ測定アッセ ンブリ26内の四分の一象限光検知器102に戻される。
再帰反射体50はコーナー立方体または猫眼石で、真直度測定に重要な2つの特 徴を有している。第1の特徴は。
光線96及び98が再帰反射体を位置決めする際の角度誤差にも係わらず平行で あることである。このことは、機械回転誤差は真直度測定に影響しないと言うこ とを意味する。
第2の特徴はy軸に沿って見られたときに光線96及び98は再帰反射体の頂点 に対して対称であることである。
y軸の真直度測定のために、四分の一象限光光感知器102は、ブリッジ14が y=Qのとき、光線98が直交する分割レンズ105及び107に対して集中さ れるように位置付けされている。他のy位置では、上下真直度誤差D2とされて いる。この誤差Dzは反射体アッセンブリ28及び再帰反射体50の頂点を上下 距@Dz動かす、上記した対称の理由で、戻り光線98は2Dzだけ垂直に移動 する。このように、光線98は水平な分割レンズ105から垂直に2Dz変位し た光検知器102を打つ、同様に、水平真直度誤差Dxがあるとき、コーナー立 方体50の頂点はDxだけ水平に移動する。戻り光線98は水平に2Dx移動し 、垂直分割レンズ107から水平に2Dz変位される。四分の一象限光検光器1 02は分割線105及び107によって分けられた4つのフォトダイオード10 2a、102b、102c及び102dにより作られる。各フォトダイオードは 光が各フォトダイオードを打つ割合の電気出力を有する。垂直真直度Dzの測定 には、フォトダイオード102c及び102dからの出力の合計がフォトダイオ ード102a及び102bからの出力の合計から引かれる。結果は4つのフォト ダイオードの全てからの合計で割って、光線強度における変化の効果を取り除く 、この結果は定数でかけられ従来の長さユニットに変換される。同様に、水平真 直度Dxはフォトダイオード102b及び1゜2dからの出力の合計からフォト ダイオード102a及び102cからの出力の合計を差し引き、4つのフォトダ イオードの全てからの出力の合計による結果を割ることによって定められる。
第5図に関して、真直度測定手段がプリズム103を含み、該プリズム103が 反射光線98を再帰反射体5oから光検知器102に再び向けることが留意され る。プリズム103はより簡潔な構成を可能とする。
横転は運動軸周りの回転誤差である。y軸に沿う運動を再び考察して、横転誤差 を定めるデータが、X方向に間隔を置いて離された2つのラインに沿う垂直真直 度Dzの2つの測定をなすことで測定される。第5図に関して、1つの垂直真直 度測定は第1の真直度測定手段48及び再帰反射体50によって処理され、一方 策2の真直度測定は第2の真直度測定手段56及び再帰反射体58によって処理 される。横転測定は第9図に簡潔にした形で図示されている。
第1の真直度測定手段48において、垂直真直度Dz、は光検出器102によっ て定められ、該光検出器102は上述のように戻り光線98の垂直ずれを検知す る。同様に、第2の真直度測定手段56において、光検出器104は再帰反射体 58からの反射光線106の垂直ずれを感知することで垂直真直度Dz2を感知 する。横転を測定する際に、垂直変位だけが興味のあるものである。したがって 、光検出器104は2つのフォトダイオードのみ必要とする。 (光検出器10 2は4つの四分円を必要とするが、これは垂直度測定にも使用されるためである 。)代替え策として、上部2つのフォトダイオード及び下部2つのフォトダイオ ードは光検出器104用に一緒にワイヤで結合することもできる。各校正位置の ため、弧度において測定された横転は2つの垂直真直度測定を差引、第1及び第 2の真直度測定手段48.56間の距離Cで割ることによって計算される。
したがって、横転= (Dx2−Dz、)/Cである。
第5図に関して、第2の真直度測定手段56はプリズム108を含み、該プリズ ムは光線106を再帰反射体58から光検出器104に向ける。
偏揺角及び傾斜角は運動軸に直交する軸線方向周りの回転誤差である。水平(X 及びy)校正のために、偏揺角は垂直軸周りの回転であり、そして傾斜角は水平 軸周りの回転である。垂直(Z)校正には、偏揺角はy方向縁周りの回転として 定義され、そして傾斜角はX方向縁周りの回転である。傾斜角及び偏揺角測定手 段52は第8図に簡潔な形で示されている。入射レーザ光1JA73はビームス プリッタ78によって分けられる。伝達された光線112はビームスプリッタ7 8を通過し、上記の横転測定用として用いられる0反射光線114は四分の一波 長板116及びビームスブリット78を経て四分円光検出器118に反射光線自 体に逆反射される。
入射光線73は循環偏光される。ビームスプリッタ78は、偏光に強力な効果を 有する全誘電部分反射被覆を有している。この結果は、伝達された光線112が 実質的に平行に偏光され、そして反射光線114は垂直に偏光される。
四分の一波長板116はその軸を反射光1a114の偏波面に対して45°に向 き付けされて、光線114を循環偏光に変換する。ミラー54からの反射は偏光 のハンドを裏返す、四分の一波長板116を通過して戻る戻り光線は偏波面に再 び変換されるが、ミラー54のハンドの変化によって、偏光はここで水平面内に ある。偏光ビームスプリッタ78は全反射光線を通過させて光検出器118に至 らしめる。
偏光を用いる複雑な方法(maneuver)には2つの理由がある。先ず、光 の全てが使用されることを保証する。もしビームスプリッタ78が非偏光である とすると。
ミラー54からの戻り光線の半分は反射されて光線73の路に沿って戻される。
第2に、四分の一波長板116及び測定手段56からの偽りの反射が光検出器1 18に至ることを防ぐことである。四分の一波長板116からの垂直に偏波され る反射は光線73の路に沿って逆反射される。第2の真直度測定手段56がらの 反射は水平に偏波され、そして光線73の路に沿ってビームスプリッタ78を通 過する。
y軸傾斜角及び偏揺角測定を行うために、光検出器118は、ブリッジ14がy =Qのときに1反射光線120が集中するように配置される。偏揺角誤差Azを 有する他の校正位置では、平面ミラー54はAzだけ垂直2軸周りに回転する。
このことは、反射の法則から、入射光線及び反射光線間を角度2Azとし、反射 光線120は光検出器IIS上で水平に変位される。変位量は真直度と同じ方法 で定められる。弧度における偏揺角Azは、ミラー54から光検出器118まで の距離によって分けられる光検出器118での変位の半分として計算される。こ の距離は、ブリッジ14がy=Qで校正ポイントへの走行距離を加えるときに定 められた定着距離である。傾斜角Axの場合は、ミラー54は水平X軸周りに回 転する。偏揺角の場合と同様に、これにより入射光線と反射光線との間を角度2 Axとし、そして反射光線120が光検出器118上で垂直に変位される。弧度 における傾斜角Axは、ミラー54から光検出器118までの距離によって分け られる光検出器118での変位の半分として計算される。
第5図に関連して、傾斜角及び偏揺角測定手段52は更にプリズム122及びプ リズム124を含み、該プリズム122はビームスプリッタ78からの光線11 4を四分の一波長板116に向け、そしてプリズム124はビームスプリッタ7 8からの反射光線120を光検出器118に向ける。
本発明の校正システムの好ましい実施例は第10図ないし第17図に図示される 。第5図に示されるレーザ測定アッセンブリ26の構成要素は全体がL−状断面 を有するハウジング130内に含まれる。レーザ測定アッセンブリ26は、以下 に記載されるような3つの異なる向きにおいて取付具24に取り付けられるよう に適合されている。
第11図に最良に示されるように、反射体アッセンブリ28は支持ブラケット1 32を含んでおり、該支持ブラケット132は再帰反射体46.5o及び58に 、更にミラー54に対し堅固な支持を与える。3つの先細ねじ134が組立中口 ケータ134a (第12図)に合う、ばか六136が一条ねじ137用に設け られており、該−条ねじ137は組立巾測定アッセンブリ28内に螺合されて1 反射体アッセンブリ28をレーザ測定アッセンブリ26に固定する。ねじ137 の軸部上のばね139及び座金140は、所望の間隔を維持し一条ねじ134を 用いて反射体アッセンブリ28をレーザ測定アッセンブリ26に対して付勢する 。ボール138及びクランプ141は反射体アッセンブリ28を探針ソケット内 に取り付けられたポールエンデッドスタッド142に固定するために用いられる 。
取付具24の平面図が第16図に示されている。該取付具24は3辺を有する枠 を備え、該枠はテーブル12に堅固に取り付けられ、3つの相互に直交する向き (注:第2図ないし第4図)においてレーザ測定アッセンブリ26を取り付ける 手段を設けている。取付具24は機械テーブル12上に直接置かれ、そして基準 工具クランプ143で締め付けられる。クランプ1.43はテーブル12への螺 入手段によって固定される。第10図及び第16図に関連して。
固定具24の脚150がテーブル12に締め付けられる。
3つの取付ビン152はX方向にレーザ測定アッセンブリ26を取り付けるため に用いられ、3つの取付ビン154はy方向にレーザ測定アッセンブリ26を取 り付けるために用いられ、3つのロケータ156は2方向にレーザ測定アッセン ブリ26を取り付けるために用いられる。レーザ測定アッセンブリ26(第13 図)の底部上のロケータ152aはX方向における取付けの間ビン152に合い 、モしてy方向の取付けの間ビン154に合う、2方向の取付けには、レーザ測 定アッセンブリはビン156a (第12図)を含み、該ビン156aはロケー タ156に合う6 ビン156aの2つはハウジング130の側に取り付けられ た直立アーム144上に取り付けられる。
レーザ測定アッセンブリ26の心合わせ用偏心カムが第17図に図示される。ビ ン145が回転を可能とするために充分な空隙をもたせて取付具24に挿入され る。カラー146はビン145の上端に取り付けられ、またビン154はカラー 146の中心から偏位されている。カラー146が回転させられると、ビン15 4は円内で移動しレーザ測定アッセンブリ26の位置の微調整を可能とする。偏 心カム構成は、調節後止めねじによって固定位置に保持され得6.典型的に、3 つの取付はビンの1つだけが第17図の偏心カム構成を利用する。
レーザ測定アッセンブリ26内の要素の配置は第13図ないし第15図に図示さ れる。第15図に示される光学素子の配置は同様な参照番号によって第15図に 図示される。
レーザ40はブラケット160とばね162の手段によって取り付けられる。レ ーザ動力供給部164はレーザ40に対し必要な作業電圧を与える。変圧器16 6は上記のようにレーザヒータ用の動力を供給する。変圧器166は各々固体リ レー168及び170に連結された2つの出力電圧を有する。リレー168及び 170はコンピュータ30の制御下で動力を変圧器166からレーザヒータに切 り換える。高電圧は急速なウオーミングアツプのために用いられる。低電圧は空 胴長さ制御用にも用いられる。第14図に関して、反射体アッセンブリ28に光 、11114を向けるプリズム122は受け座168によってハウジング130 に取り付けられる。プリズム108.80.76.103.85及び87は同じ 方法で取り付けられる。このように、異なる測定位置間での運動用に良好に適用 される簡素で堅密なレーザ測定アッセンブリが提供される。
種々の変更及び修正が本発明の範囲内に含まれことが理解されるであろう0例え ば、校正システムは固定テーブル及び立体的に可動のラムを用いるブリッジ型座 標測定機に関連して記載されているが1校正システムが互いに対して可動な2つ の要素を有するいかなる機械にも等しく適用できる0機械要素のいずれか又は両 者は可動とすることができる0例えば、座標測定機の幾つかのタイプは可動テー ブルを用いる。更に、反射体アッセンブリ28は反射要素のみを有するものとし て記載されており、そして全ての感知要素はレーザ測定アッセンブリ26内に位 置付けされている8校正システムは、感知要素の1つ又は1つ以上の要素が反射 体アッセンブリ28上に位置付けされるように修正され得る0例えば、真直度測 定光検出器が反射体アッセンブリ28の上に置かれ得る。この形状の欠点は電気 的結合が多くの場合可動である反射体アッセンブリについてなされなければなら ないことである。全てのレーザ光線が反射体アッセンブリ28によって反射され る場合、電気的結合は必要とされない6本発明の範囲内の更なる変形はレーザを 固定位置に取り付けることと可動アッセンブリを設けてレーザからの光級を3つ の測定軸に沿って向けることである。更なる変形は傾斜角、偏揺角、真直度及び 横転を測定する先行技術の干渉計を用いることである。
光感細密82.84,102.104及び118からの出力信号は適宜の信号コ ンディショニング回路構成部分を介してパラメータ誤差の計算及び記憶のために 供給される。
機械の測定量における任意のポイントでの総合誤差を計算する際に、次の記号が 用いられる。
Dij=直動位置誤差、 A1k=角度位置誤差、 Pm=探針水準ポイントから探針先端までの距離の構成分子、 ei−探針先端における総合誤差の軸構成分子、ユニでは、i=x、y又は2= 位置誤差が測定される軸、j=x、y又は2=誤差の軸方向、 k=x、y又は2=その周りで回転誤差が測定される軸、mwx、y又はzm距 離構成分子の方向。
このように、例えば、Dyzはy方向に沿って測定された垂直(2方向)真直度 であり、一方、Ayyはy方向に沿って測定されるy方向層りの横転である。
軸システムを各構成分子に取り付けかつ軸システム間の変態用の式を書〈従来の アプローチよりもむしろ、より簡単なアプローチを用いる。簡単なアプローチは 各パラメータのために誤差構成分子を決定すること1次に各軸方向用の構成分子 を加えることが必要である。簡単な方法は、主要な誤差が小さいので適切であり 、したがって第2位(余弦)の誤差が無視される。第1図に示されるようなブリ ッジ型機械におけるポイントx、y、zの誤差はこの方法に従って第1表に表さ れている1回転は、案内路よりはむしろ機械軸周りである。
(以 下 余 白) 表 1 ブリッジ走行 ODyy O のスケール測 定における誤差 ブリッジ運動 −Dyx OO の水平真直度 ブリッジ運動 Q O−Dyz の垂直真直度 垂直軸周りの Py−Ayz −(x+Px)Ayz Oブリッジ回転 X軸周りのブ 0 (Z+Pz) Ayz −Py−Ayxリッジ回転 y軸周りのブ −(Z+Pz) Ayy O(X+Px)Ayyリッジ回転 キャリジ走行 Dxx OO のスケール 測定の誤差 記 戟 X効果 Y効果 Z効果 キャリジ運動 0 −Dxy O の水平真直度 キャリジ運動 0 0 −Dxz の垂直真直度 垂直軸周りの Px−Axz −Px−Axz O垂直真直度 X軸周りの −(Z+ Pz)Axy OPx−Axyキャリジ回転 X軸周りの O(Z+Pz)Axx −Px−Axxキャリジ回転 ラム運動のス OODzz ケール測定の 誤差 ラム運動の O−Dzy Q y真直度 記 戟 X効果 Y効果 −4矛虹塁 ラム運動の −Dzx OO X真直度 X軸周りの −Pz−kzy OPz−Azyラム回転 X軸周りの OPz−Azx −Pyizxラム回転 X軸周りの Py−Azz −Py−Azz Oラム回転 表の欄は総合誤差を知るために加算される。
ex=Dxx−Dyx−Dzx−(Z+Pz)Axy十Py−Axz −(Z+ Pz)Ayy+Py−Ayz−Pz−Azy+Py−Azzey=Dyy−Dz −Dxy−(X+Px)Ayz+(Z+Pz)Ayx−Px−Azz+ pz −AZX−PX−Axz+ (Z+Pz)Axx ez=Dzz−Dxz−Dyz−Py−Azx+px−Azy−Py−Axx+ Px−Axy−Py−Ayx+ (X+Px)Ayy 機械誤差を訂正するために、exはXスケール表示度数から引かれ、eyはYス ケール表示度数から引かれ、モしてezはZスケール表示度数から引かれる。
一般に機械軸に直接沿ってパラメータ誤差を測定することは困難又は実施不可能 である。他の軸線方向線に沿って測定がなされる場合、次の式が機械軸に沿うパ ラメータ誤差を計算するために用いられる0式を引き出すための基本原則は、全 てのパラメータ誤差が初期段階ではゼロであることと全ての測定価値が測定線上 のゼロ走行位置でゼロであることである0校正システムにより測定された値を機 械軸に送る際には1次の記号が用いられる。
B”=機械校正の間に測定された距離又は角度、最初の星印はx、y又は2で置 き換えられ、測定線を表し、2番目の星印はd、h、V、y、I)又はrによっ て置き換えられ測定の種類を表す。
”d″は直線状の変位測定を表す。
h”は水平真直度測定を表す、Z軸では、hはX方向を表す。
”V”は垂直真直度測定を表す、2軸では、Vはy方向を表す。
y”は偏揺角測定を表す、X及びy軸では、偏揺角は垂直軸周りの角回転である 。Z軸では、X軸周りの角回転である。
np″は傾斜角測定を表す、X及びyでは、傾斜角は測定線に垂直な水平線周り の角回転である。2では、X軸周すの角回転である。
”r”は横転の決定のための補助真直度測定を表す、X及びy軸では、測定は垂 直である。Z軸では、測定はy方向である。
P容寥は誤差測定における探針水準ポイントから(再帰反射体の頂点のような) 測定ポイントまでの距離の構成分子である。最初の星印はX、y又は2によって 置き換えられ、測定線を表す、2番目の星印はx、y又は2によって置き換えら れ、構成分子の方向を表す。
Ollは測定に用いられる線の座標である。2つのこのような座標により定義さ れる線は1セツトの測定の間の探針水準ポイントの基準路である。星印はx、y 又は2によフて置き換えられ、座標の方向を表す。
Cは横転測定での2つの真直度測定線間の距離の構成分子である。上記の記号を 用いて、変位誤差Dij及び回転誤差A i kの値が次のように計算される。
Axx= (Bx r−Bxv)/C Axy=Bxp Axz=Bxy Ayx=Byp AVV= (Byv−Byr)/C Ayz=Byy Az x=B z p Az y=B z y Az z= (Bz r−Bzv)/CDxx、=X、−Bxd+ (07,+ PX Z)Ax y −P x y A x z D x y = B x h −X−A y z −P x x −A X 7 . +(Oz+Pxz)Axx Dxz=Bxv−Pxy−Axx+Pxx−Axy十x−Ayy Dyx=Byh−(○z+Pyz)Ayy+Pyy−Ayz Dyy=Y−Byd+ (Ox+Pyx)Ayz −(Oz+Pyz)Ayz Dyz=Byv−Pyy −Ayx+ (Ox+Pyx)Ayy Dzx=Bzh−Z−Axy−Z−Ayy −PZ7.−Azy十Pzy−Az z D z y = B 7. V + Z −A、 y x −P z x −A  z z + P zz ° Azx+Z ゛ Axx DZ7−=Z−Bzd+Pzy−Azx−Pzx−Azy本発明の好ましい実施 例で現在考えられることを示されかつ記載されたが、種々の変更及び修正が添付 のクレームにより定義される発明の範囲から逸脱することなく該好ましい実施例 内でなされることは当業者には明らかであろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法184条の8) 平成 2年 5月l?日′鴛 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 88103855 2、発明の名称 座標測定機用校正システム 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ロード・アイランド州02852゜ノース・キンゲスタ ウン、プレシジョン・パーク(番地なし)名 称 ブラウン・アンド・シャープ ・マニュファクチュアリング・住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新 大手町ビル206区 5、補正書の提出日 請求の範囲 1.少なくとも2つの次元で互いに対して可動な第1の要素とテーブルとを有す る機械において位置誤差を測定する装置であって、 前記第1の要素に取付は可能な反射体アッセンブリと、前記テーブルに取付は可 能で、少なくとも1つの出射レーザ光線を選択された測定方向に向け、そして前 記反射体アッセンブリから反射した前記少なくとも1つのレーザ光線を感知し、 前記第1の要素の位置誤差を表す位置誤差信号を発生するレーザ測定アッセンブ リと、前記レーザ測定アッセンブリを前記テーブルに異なる向きで取り付け、そ して前記反射体アッセンブリを前記第1の要素に異なる向きで取り付けて、前記 反射体アッセンブリと前記レーザ測定アッセンブリが、前記少なくとも1つの出 射レーザ光線が前記反射体アッセンブリによって前記レーザ測定アッセンブリに 反射して戻るように、前記具なる向きの各々に一列に並べれらるようにした手段 とを備えてなる。前記装置。
2、請求項1に記載の位置誤差測定装置において、前記取付は手段が、 +4.m)前記第1、第2及び第3の向きの各選択された位置用の位置誤差信号 を3つの互直交方向に沿うパラメータ誤差の行列に変換する工程を更に含む請求 項13に記載の位置誤差測定方法。
15、n)前記第1の要素の一定の位置用にその総合位置誤差を前記パラメータ 誤差から算出する工程と、0)テーブルに対する第1の要素の位置の前記機械の スケール表示度数を取得し、そして前記第1の総合誤差を前記機械のスケール表 示度数から差引いて前記第1の要素の訂正された位置を得る工程と。
を更に含む請求項14に記載の位置誤差測定方法。
16、選択された位置で互いに対して可動である第1の要素とテーブルとを有す る機械において。
前記第1の要素に取付は可能な反射体アッセンブリと前記テーブルに取付は可能 で前記反射体アッセンブリから反射した複数のレーザ光線を感知するレーザ測定 アッセンブリとを備え、前記反射体アッセンブリと前記測定アッセンブリが、 19、前記反射体アッセンブリと前記第1の要素を前記選択された方向に沿う選 択された位置に動かす手段を更に含む請求項17に記載のパラメータ誤差測定装 置。
20、互いに対して少なくとも2つの方向に可動である第1の要素と第2の要素 とを有する機械におけるパラメータ位置誤差測定装置であって、 前記第1の要素に取付は可能な第1のサブ・アッセンブリと前記第2の要素に取 付は可能な第2のサブ・アッセンブリとを含む校正アッセンブリを備え、前記第 2のサブ・アッセンブリは複数のレーザ光線を前記第1のサブ・アッセンブリに 向けるための手段を含み、前記第1のサブ・アッセンブリは前記複数のレーザ光 線を受容するための手段を含み、前記校正アッセンブリは更に、前記複数のレー ザ光線に応答して前記少なくとも2つの移動方向に沿ったパラメータ位置誤差を 表示する位置誤差信号を与えるための感知手段を含み、前記パラメータ誤差は、 3つの相互垂直方向における偏位誤差と前記3つの相互垂直方向の周りの回転誤 差とを含み、そして。
前記複数のレーザ光線が前記少なくとも2つの移動方向に対して連続的に平行と されて、前記感知手段が前記少なくとも2つの移動方向のための前記位置誤差信 号を与えるように、前記第1および第2のサブ・アッセンブリを取り付けるため 手段を備えてなる、前記装置。
21、互いに対して少なくとも2つの方向に可動である第1の要素と第2の要素 とを有する機械におけるパラメータ位置誤差測定装置であって、 前記第1の要素に取付は可能な第1の校正アッセンブリと、 前記第2の要素に取付は可能な第2の校正アッセンブリと、 選択された方向で第1と第2の校正アッセンブリとの間の距離の変化を測定する 干渉計手段と、前記第1及び第2の校正アッセンブリの間で複数のレーザ光線を 発生すると共に、前記第1及び第2の校正アッセンブリの横方及び回転相対運動 に位置的に感応する手段と、前記位置感知レーザ光線に呼応して前記第1及び第 2の校正アッセンブリの横方及び回転相対運動を感知する光線位置感知手段と、 前記干渉計手段と前記光線位置感知手段の出力に呼応して前記第1と第2の要素 間のパラメータ位置誤差を計算する手段と、 を備えてなる前記装置。
22、互いに対して少なくとも2つの方向に可動である第1の要素と第2の要素 とを有する機械におけるパラメータ位置誤差測定装置であって、 前記第1の要素に取付は可能な第1のサブ・アッセンブリと前記第2の要素に取 付は可能な第2のサブ・アッセンブリとを含む校正アッセンブリを備え、前記第 2のサブ・アッセンブリは選択された方向の少なくとも1つのレーザ光線を前記 第1のサブ・アッセンブリに向けるための手段を含み、前記第1のサブ・アッセ ンブリは前記少なくとも1つのレーザ光線を受容するための手段を含み、前記校 正アッセンブリは更に、前記少なくとも1つのレーザ光線に応答して前記少なく とも2つの移動方向に沿ったパラメータ位置誤差を表示する位置誤差信号を与え るための感知手段を含み、前記パラメータ誤差は、3つの相互直交方向における 偏位誤差と前記3つの相互直交方向の周りの回転誤差とを含み、そして、 前記少なくとも1つのレーザ光線が前記少なくとも2つの移動方向に対して連続 的に平行とされて、前記感知手段が前記少なくとも2つの移動方向のための前記 位置誤差信号を与えるように、前記第1および第2のサブ・アッセンブリを取り 付けるため手段を備えてなる、前記装置。
23、前記取付は手段が、予め選択された位置で前記テーブルに取り付けられ、 そして前記レーザ測定アッセンブリを前記具なる向きの各々に取り付ける手段を 含む取付具を備えてなる、請求項22に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
24、前記取付は手段が前記レーザ測定アッセンブリと前記第1及び第2のサブ ・アッセンブリを3つの互直交向きに取り付ける手段を含み、これにより3つの 互直交向きに沿う1セツトのパラメータ誤差が測定される請求項22に記載のパ ラメータ位置誤差測定装置。
25、前記第1及び第2のサブ・アッセンブリが、変位誤差を測定する第1の手 段と、前記選択された方向に直交する2つの方向で真直度を測定する第2の手段 と、前記選択された方向に直交する軸周りの回転を表す傾斜角及び偏揺角を測定 する第3の手段と、前記選択された方向付近の回転を表す横転誤差を測定する第 4の手段を含む請求項24に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
26、前記機械が、前記第1の要素に対する前記第2の要素の位置を測定するた めのスケール装置を備えており、そして前記装置は、前記選択された移動方向に 沿った選択された位置に対応するパラメータ誤差の行列を計算する手段と、前記 パラメータ誤差に呼応して前記第1及び第2の要素の任意の位置のための総合誤 差を計算し、そして前記スケール装置の表示度数から前記総合誤差を差し引くこ とにより正確な位置情報を与える手段とを備えている、請求項22に記載のパラ メータ位置誤差測定装置。
27、前記第2の測定手段が前記サブ・アッセンブリのうちの一方に取り付けら れた再帰反射体と、レーザ光線を前記サブ・アッセンブリのうちの他方から前記 再帰反射体に向ける手段と、象限に区分けられて前記再帰反射体から反射された レーザ光線のその中心からのずれを感知する光感知器とを備えている請求項25 に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
28、前記第3の測定手段が前記サブ・アッセンブリのうちの一方に取り付けら れた鏡と、レーザ光線を前記サブ・アッセンブリのうちの他方から前記鏡に向け る手段と、象限に区分けされ前記鏡から反射されたレーザ光線のその中央からの ずれを感知する光感知器とを備えている請求項25に記載のパラメータ位置誤差 測定装置。
29、前記第4の測定手段が規定の距離で間隔を置いて離されかつ前記サブ・ア ッセンブリのうちの一方に取り付けられた一対の再帰反射体と1個々のレーザ光 線を前記サブ・アッセンブリのうちの他方から前記再帰反射体の各々に向ける手 段と、該選択された方向に直交し前記一対の再帰反射体間に描かれた線に直交す る方向における前記再帰反射体で反射された各レーザ光線のずれを感知する一対 の区分けされた光感知器とを備え、前記横転誤差が前記規定された距離によって 分けられた2つの光感知器によって感知されたずれとの間の相違に比例する請求 項5に記載の位置誤差測定装置。
国際調査報告

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも2つの次元で互いに対して可動な第1の要素とテーブルとを有す る機械において位置誤差を測定する装置であって、 前記第1の要素に取付け可能な反射体アッセンブリと、前記テーブルに取付け可 能で、少なくとも1つの出射レーザ光線を選択された測定方向に向け、そして前 記反射体アッセンブリから反射した前記少なくとも1つのレーザ光線を感知し、 前記第1の要素の位置誤差を表す位置誤差信号を発生するレーザ測定アッセンブ リと、前記レーザ測定アッセンブリを前記テーブルに異なる向きで取り付け、そ して前記反射体アッセンブリを前記第1の要素に異なる向きで取り付けて、前記 反射体アッセンブリと前記レーザ測定アッセンブリが前記出射レーザ光線が前記 反射体アッセンブリによって前記レーザ測定アッセンブリに反射して戻るように 前記異なる向きの各々に一列に並べれらるようにした手段とを備えてなる、前記 装置。
  2. 2.請求項1に記載の位置誤差測定装置において、前記取付け手段が、予め選択 された位置で前記テーブルに取リ付けられ、そして前記レーザ測定アッセンブリ を前記異なる向きの各々に取り付ける手段を含む取付具を備えてなるもの。
  3. 3.前記取付け手段が前記レーザ測定アッセンブリと前記反射体アッセンブリを 3つの相互直交向きに取り付ける手段を含み、これにより3つの相互直交向きに 沿う1セットのパラメータ誤差が測定される請求項1に記載の位置誤差測定装置 。
  4. 4.前記機械が座標測定機であり、前記第1の要素が3つの次元に可動なラムで ある請求項3に記載の位置誤差測定装置。
  5. 5.前記レーザ測定アッセンブリと前記反射体アッセンブリが変位誤差を測定す る第1の手段と、前記選択された方向に直交する2つの方向で真直度を測定する 第2の手段と、前記選択された方向に直交する軸周リの回転を表す傾斜角及び偏 揺角を測定する第3の手段と、前記選択された方向付近の回転を表す横転誤差を 測定する第4の手段を含む請求項3に記載の位置誤差測定装置。
  6. 6.前記位置誤差信号に呼応して前記選択された測定方向に沿う各選択された位 置に対応するパラメータ誤差の行列を計算する手段を更に含む請求項5に記載の 位置誤差測定装置。
  7. 7.前記機械が、3つの相互直交方向に可動なブリッジと、キャリジとラムとを 有する座標測定機を含み、更に前記ブリッジと、前記キャリジと前記ラムの位置 をモニターするスケール装置を含む請求項6に記載の位置誤差測定装置。
  8. 8.前記パラメータ誤差に呼応して前記ブリッジ、前記キヤリジと前記ラムの一 定の位置用の総合誤差を計算し、前記スケール装置の読み取りから前記総合誤差 を差し引いて正確な位置情報を提供する手段を更に含む請求項7に記載の位置誤 差測定装置。
  9. 9.前記第2の測定手段が前記反射体アッセンブリに取リ付けられた再帰反射体 と、レーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前記再帰反射体に向ける手段 と、前記レーザ測定アッセンブリ内で象限に区分けられてその中心からの反射光 線のずれを感知する光感知器とを備えている請求項5に記載の位置誤差必定装置 。
  10. 10.前記第3の測定手段が前記反射体アッセンブリに取リ付けられたミラーと 、レーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前記ミラーに向ける手段と、前 記レーザ測定アッセンブリ内に位置して象限に区分けされその中央からの反射光 線のずれを感知する光感知器とを備えている請求項5に記載の位置誤差測定装置 。
  11. 11.前記第4の測定手段が規定の距離で間隔を置いて離されかつ前記反射体ア ッセンブリに取リ付けられた一対の再帰反射体と、個々のレーザ光線を前記レー ザ測定アッセンブリから前記再帰反射体の各々に向ける手段と、該選択された方 向に直交し前記一対の再帰反射体間に描かれた線に直交する方向における各反射 光線のずれを感知する前記レーザ測定アッセンブリ内での一対の区分けされた光 感知器とを備え、前記横転誤差が前記規定された距離によって分けられた2つの 光感知器によって感知されたずれとの間の相違に比例する請求項5に記載の位置 誤差測定装置。
  12. 12.少なくとも2つの次元で互いに対して可動な第1の要素とテーブルとを有 する機械において、a)反射体アッセンブリを第1の要素に第1の反射体向きで 取り付けて第1の要素を第1の選択位置に位置決めする工程と、 b)レーザ測定アッセンブリを該テーブルに前記反射体アッセンブリと一列に並 ばされた第1のレーザ向きで、少なくとも1つのレーザ光線が前記レーザ測定ア ッセンブリによって選択された測定方向に沿って前記反射体アッセンブリに向け られ、そして前記レーザ測定アッセンブリに反射して戻るように前記異なる向き の各々に一列に並べられているように取リ付ける工程と、 c)前記レーザ測定アッセンブリに反射して戻された少なくとも1つのレーザ光 線を感知して、前記テーブルに対する前記第1の要素の変位、真直度、傾斜角、 偏揺角及び横転位置誤差を表す位置誤差信号を与え、そして前記誤差信号を記憶 する工程と、 d)前記選択された方向で前記第1の要素と前記反射体アッセンブリを前記反射 体アッセンブリが前記少なくとも1つレーザ光線と一列に並べられる値の選択さ れた位置に移動させる工程と、 e)前記レーザ測定アッセンブリに反射して戻った前記少なくとも1つのレーザ 光線を感知して前記テーブルに対する前記第1の要素の変位、真直度、傾斜角、 偏揺角及び横転位置誤差を表す位置誤差信号を与え、そして前記誤差信号を記憶 する工程と、 f)前記少なくとも1つレーザ光線の方向で多数の選択された位置のために工程 d)及びe)を縁リ返す工程と、g)前記反射体アッセンブリを前記第1の要素 に第2の反射体向きで取リ付ける工程と、 h)前記反射体アッセンブリを前記テーブルに前記反射体アッセンブリと一直線 の第2のレーザ向きで取リ付ける工程と、 i)前記第2の向きのために工種c)ないしf)を繰リ返す工程と、 を備えてなる、第1の要素とテーブルの相対位置におけるパラメータ誤差を測定 する方法。
  13. 13.j)前記反射体アッセンブリを該第1の要素に第3の反射体向きで取リ付 け、前記第1、第2及び第3の反射体向きが相互に直交するようにする工程と、 k)前記レーザ測定アッセンブリを該テーブルに前記反射体アッセンブリと一直 線の第3のレーザ向きで取リ付け、前記第1、第2及び第3の反射体向きが相互 に直交するようにする工程と、 1)工程c)ないしf)を前記第3の向き付けのために繰リ返す工程と、 を更に含む請求項12に記載の位置誤差測定方法。
  14. 14.m)前記第1、第2及び第3の向きの各選択された位置用の位置誤差信号 を3つの相互直交方向に沿うパラメータ誤差の行列に変換する工程を更に含む請 求項13に記載の位置誤差測定方法。
  15. 15.n)前記第1の要素の一定の位置用にその総合位置誤差を前記パラメータ 誤差から算出する工程と、o)前記第1の総合誤差を前記機械のスケール表示度 数から差引いて前記第1の要素の訂正された位置を得る工程と、 を更に含む請求項14に記載の位置誤差測定方法。
  16. 16.選択された位置で互いに対して可動である第1の要素とテーブルとを有す る機械において、 前記第1の要素に取付け可能な反射体アッセンブリと前記テーブルに取付け可能 で前記反射体アッセンブリから反射した複数のレーザ光線を感知するレーザ測定 アッセンブリとを備え、前記反射体アッセンブリと前記測定アッセンブリが、 選択された方向に沿う位置誤差を測定する第1の手段と、前記選択された方向に 直交する2つの方向で真直度を測定し、前記反射体アッセンブリに取リ付けられ た再帰反射体と、レーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前記再帰反射体 に向ける手段と、前記レーザ測定アッセンブリ内で4つの象限に区分けられその 中心からの反射光線のずれを感知する光感知器とを備えた第2の手段と、該選択 された方向に直交する2つの相互直交軸周リの傾斜角及び偏揺角を測定し,前記 反射体アッセンブリに取リ付けられたミラーと、該レーザ光線を前記レーザ測定 アッセンブリから該ミラーに向ける手段と、前記レーザ測定アッセンブリ内で4 つの象限に区分けされその中心からの反射光線のずれを感知する光感知器とを備 えた第3の手段と、前記選択された方向付近の回転を表す横転誤差を測定し、規 定の距離によって間隔を置いて離された前記反射体アッセンブリに取リ付けられ た一対の再帰反射体と、個々のレーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前 記再帰反射体の各々に向ける手段と、該選択された方向に直交し前記一対の再帰 反射体間に描かれた線に直交する方向における各反射光線のずれを感知する前記 レーザ測定アッセンブリ内で一対の区分けされた光感知器とを備えた第4の手段 を含み、前記横転誤差が前記規定された距離によって分けられた2つの光感知器 によって感知されたずれとの間の相違に比例する第1の要素とテーブルとの相対 位置におけるパラメータ誤差を測定する装置。
  17. 17.前記レーザ測定アッセンブリが更にレーザ光線を発生するレーザと前記レ ーザ光線を前記第1の測定手段、第2の測定手段、第3の測定手段及び第4の測 定手段に供給される部分に分割する手段を備えている請求項16に記載のパラメ ータ誤差測定装置。
  18. 18.前記レーザ光線分割手段が,反射した部分がビームスプリッタの面に対し 垂直に偏光されるようにレーザ光線を偏光する手段を含み、伝送された光線がビ ームスプリッタの面に平行に偏光され、そこで前記第3の測定手段が更に90° で反射光線の偏波面を回転する四分の一波長板を含み、これにより該ミラーから の戻リ光線がレーザに向かって反射して戻るよりもむしろ偏光ビームスプリッタ を通過する請求項17に記載のパラメータ誤差測定装置。
  19. 19.前記反射体アッセンブリと前記第1の要素を前記選択された方向に沿う選 択された位置に動かす手段を更に含む請求項17に記載のパラメータ誤差測定装 置。
  20. 20.選択された位置で互いに対して可動である第1の要素とテーブルとを有す る機械において、 前記第1の要素に取付け可能であり規定の距離により間隔を置いて離された一対 の再帰反射体を含む反射体アッセンブリと、 前記テーブルに取付け可能であり一対の間隔を置いて離された平行なレーザ光線 を前記再帰反射体に向ける手段と、選択された方向に垂直でありかつ前記一対の 再帰反射体の間で描かれた線に垂直である方向に各反射光線のずれを感知する一 対の区分けされた光感知器を含むレーザ測定アッセンブリと、 その間を規定の距離で分けらた該2つの光感知器によって感知されたずれの間の 相違から横転誤差を定める手段と、を備えてなる、選択された方向周りの相対横 転誤差を測定する装置。
  21. 21.前記区分けされた光感知器の各々が前記レーザ光線のずれない位置に位置 する分割線により分離される一対の光電池を含む請求項12の横転誤差を測定す る装置。
  22. 22.選択された位置で互いに対して可動である第1の要素とテーブルとを有す る機械において、 前記第1の要素に取付け可能であり、それ自体に取り付けた再帰反射体を含む反 射体アッセンブリと、前記テーブルに取付け可能で、レーザ光線を前記再帰反射 体に向ける手段とその中心から反射光線のずれを感知する4象限光感知器を含む レーザ測定アッセンブリと、光感知器の各象限から受け入れた反射光線の相対強 度から真直度誤差を定める手段と、 を備えてなる、選択方向に垂直な2つの直交軸周リの相対真直度を測定する装置 。
  23. 23.互いに対して少なくとも2つの方向で可動な第1の要素と第2の要素とを 有する機械におけるパラメータ位置誤差を測定する装置であって、 前記第1の要素に取付け可能な第1の校正アッセンブリと、 前記第2の要素に取付け可能で、複数のレーザ光線を前記第1の校正アッセンブ リに向ける第2の校正アッセンブリと、 前記複数のレーザ光線に呼応して前記少なくとも2つの運動方向に沿う前記パラ メータ位置誤差を表す位置誤差信号を与える感知手段とを備え、前記パラメータ 誤差が3つの相互直交方向での変位誤差及び前記3つの相互直交方向周リの回転 誤差を含む感知手段と、 前記第1と第2の校正アッセンブリを前記複数のレーザ光線が前記少なくとも2 つの運動方向に対して連続して平行となり前記感知手段が前記少なくとも2つの 運動方向のための前記位置誤差信号を与えるように取リ付ける手段と、を備えて なる前記装置。
  24. 24.互いに対して可動な第1の要素と第2の要素とを有する機械におけるパラ メータ位置誤差を測定する装置であって、 前記第1の要素に取付け可能な第1の校正アッセンブリと、 前記第2の要素に取付け可能な第2の校正アッセンブリと、 選択された方向で第1と第2の校正アッセンブリとの間の距離の変化を測定する 干渉計手段と、前記第1及び第2の校正アッセンブリの横方及び回転相対運動に 位置的に感応して複数のレーザ光線を発生する手段と、 前記位置感知レーザ光線に呼応して前記第1及び第2の校正アッセンブリの横方 及び回転相対運動を感知する光線位置感知手段と、 前記干渉計手段と前記光線位置感知手段の出力に呼応して前記第1と第2の要素 間のパラメータ位置誤差を計算する手段と、 を備えてなる前記装置。
  25. 25.少なくとも2つの次元で互いに対して可動な第1の要素とテーブルとを有 する機械において位置誤差を測定する装置であって、 前記第1の要素に取付け可能な反射体アッセンブリと、前記テーブルに取付け可 能で、少なくとも1つの出射レーザ光線を選択された測定方向に向け、そして前 記反射体アッセンブリから反射した前記少なくとも1つの戻リレーザ光線を感知 し、前記第1の要素と前記テーブルの相対位置誤差を表す位置誤差信号を発生す るレーザ測定アッセンブリと、 前記レーザ測定アッセンブリを前記テーブルに異なる向きで取リ付け、そして前 記反射体アッセンブリを前記第1の要素に取リ付けて、前記反射体アッセンブリ と前記レーザ測定アッセンブリが、前記少なくとも1つの出射レーザ光線が前記 反射体アッセンブリによって前記レーザ測定アッセンブリに反射して戻るように 前記異なる向きの各々に一列に並べれらるようにした手段と、 を備えてなる前記装置。
  26. 26.前記第1の要素に取付け可能な第1の校正アッセンブリと、 前記第2の要素に取付け可能で、少なくとも1つのレーザ光線を選択された方向 において前記第1の校正アッセンブリに向ける第2の校正アッセンブリと、前記 少なくとも1つのレーザ光線に呼応して前記少なくとも2つの運動方向に沿う前 記パラメータ位置誤差を表す位置誤差信号を与える感知手段とを備え、前記パラ メータ誤差が3つの相互直交方向での変位誤差及び前記3つの相互直交方向周リ の回転誤差を含む感知手段と、前記第1と第2の校正アッセンブリを前記少なく とも1つのレーザ光線が前記少なくとも2つの運動方向に対して連続して平行と なり前記感知手段が前記少なくとも2つの運動方向のための前記位置誤差信号を 与えるように取り付ける手段と、 を備えてなる、互いに対して少なくとも2つの方向で可動な第1の要素と第2の 要素とを有する機械におけるパラメータ位置誤差を測定する装置。
  27. 27.前記取付け手段が予め選択された位置で前記第2要素に取り付けられ、そ して前記第2の校正アッセンブリを前記異なる向きの各々を取り付ける手段を含 む取付具を備えてなる請求項26に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
  28. 28.前記取付け手段が前記第1と第2の校正アッセンブリを3つの相互直交向 き付けをする手段を含み、これにより3つの相互直交向きに沿う1セットのパラ メータ誤差が測定される請求項26に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
  29. 29.前記第1と第2の校正アッセンブリが変位誤差を測定する第1の手段と、 前記選択された方向に直交する2つの方向で真直度を測定する第2の手段と、前 記選択された方向に直交する軸周りの回転を表す傾斜角及び偏揺角を測定する第 3の手段と、前記選択された方向付近の回転を表す横転誤差を測定する第4の手 段を含む請求項28に記載のパラメータ位置誤差測定装置。
  30. 30.前記機械が前記第1の要素に対して前記第2の要素の位置を測定するスケ ール装置を含み、そこで前記装置は更に前記位置誤差信号に呼応して前記運動の 選択された方向に沿う選択された位置に対応するパラメータ誤差の行列を計算す る手段と、前記パラメータ誤差に呼応して前記第1と第2の要素の一定位置のた めの総合誤差を計算し前記総合誤差を前記スケール装置の読み取りから差し引い て正確な位置情報を提供する手段とを更に含む請求項26に記載のパラメータ位 置誤差測定装置。
  31. 31.前記第2の測定手段が前記校正アッセンブリの1つに取り付けられた再帰 反射体と、レーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前記再帰反射体に向け る手段と、前記レーザ測定アッセンブリ内で象限に区分けられてその中心からの 反射光線のずれを感知する光感知器とを備えている請求項29に記載のパラメー タ位置誤差測定装置。
  32. 32.記記第3の測定手段が前記反射体アッセンブリの1つに取り付けられたミ ラーと、レーザ光線を前記レーザ測定アッセンブリから前記ミラーに向ける手段 と、前記レーザ測定アッセンブリ内に位置して象限に区分けされその中央からの 反射光線のずれを感知する光感知器とを備えている請求項29に記載のパラメー タ位置誤差測定装置。
  33. 33.前記第4の測定手段が規定の距離で間隔を置かれ離されかつ前記反射体ア ッセンブリに取り付けられた一対の再帰反射体と、個々のレーザ光線を前記レー ザ測定アッセンブリから前記再帰反射体の各々に向ける手段と、前記レーザ測定 アッセンブリ内で該選択された方向に直交し前記一対の再帰反射体間に描かれた 線に直交する方向における各反射光線のずれを感知する一対の区分けされた光感 知器とを備え、前記横転誤差が前記規定された距離によって分けられた2つの光 感知器によって感知されたずれとの間の相違に比例する請求項29に記載のパラ メータ位置誤差測定装置。
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