JPH03500170A - 包帯 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
包帯
本発明は包帯材料およびそれらの製造方法に関するものである。
アルギン酸塩ゴム類の治癒性質はしばらく前から知られており、そして例えば歯
科治療において(プレイン(Blaine)、アナルス・オブ令す−ジェリイ(
Annals or Surgery)、Vd125(1)、102−114、
(1947)、およびランプル(Ru+nble)、ブリティッシュ・デンタル
・ジャーナル(British Dental Journal)、1949年
4月14日、203−5頁)、神経外科での止血において(オリバー(Oliv
er)他、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・サージエリイ(British
Journal of Surgery)、307−310(1950))、
そして創傷薬中で(ギルクリスト(Gilchrist)他、バイオマテリアル
ス(Biomaterials)、土、317−320(1983))1.利用
されている。
細胞内脂肪粒子は生物学的活性物質を包囲するためのものであることが知られて
いるが、実際には取り扱いが非常に難しく、剪断力により容易に破壊され、しか
も最初に生じた予想まで活性ではない。細胞内脂肪粒子を安定化させるための種
々の提案がなされてきており、そして特別な一例として挙げられるものは国際特
許出願WO−A−87101587に記されているマイクロカプセル化である。
そこに記載されている物質は、細胞内脂肪粒子内に捕獲されている生物学的活性
物質(内容物)の放出様式を調節することができるが、比較的硬くしかも脆く、
従って薬品中での使用にはあまり良く適していない。
驚くべきことに、ヒドロコロイドマトリックスのフィルムおよび繊維内に細胞内
脂肪粒子を捕獲して、薬剤処理された創傷薬品物質および内部に細胞内脂肪粒子
全体が保有されておりしかも柔軟で快適な薬品分配系を製造できることを、今見
いだした。
従って、本発明はヒドロコロイドマトリックス中にカプセル化されている細胞内
脂肪粒子中に捕獲された薬学的活性剤を含有している包帯材料を提供するもので
ある。
好適には包帯材料はフィルムの形状であるかまたは繊維質材料である。
繊維質材料には、より糸または紡ぎ糸、織られたウェブおよび非ウェブ、紡糸ウ
ールなどが包含される。本発明は、ヒドロコロイド/細胞内脂肪粒子調合物の適
用中もしくは適用後に液体調合物を架橋結合させるためまたはフオーム、塊もし
くはフィルムの生成の直前にヒドロコロイド/細胞内脂肪粒子調合物と混合する
ための、その場でゲル化剤(例えばマトリックスがアルギン酸塩である時のカル
シウム塩溶液)と−緒にフオーム、塊もしくはフィルムの製造において使用する
水性懸濁液中にヒドロコロイドマトリックス物質および細胞内脂肪粒子を含んで
いる液体調合物も提供することである。この方法で製造された7オーム、塊およ
びフィルムは本発明に従う包帯である。
−面においては、包帯材料は遮蔽作用を与えそして治癒を促進させるための創傷
包帯としての体内または体外適用を意図しており、そして内容物は一般的に治癒
を促進させる意図の薬品または創傷の感染を治療もしくは予防する意図の抗生物
質である。
他の面においては、包帯材料は分配系を意図され、そしてそのような材料は一般
的に局部的に適用されるが、体内に適用されて薬学的活性剤を体内の適当な部位
に放出させることもできる。内容物は局部的または局所的に体内に投与されるい
ずれの活性剤であってもよい。
適切なマトリックスは、ゲル化されたアルギン酸塩マトリックス、例えばアルギ
ン酸カルシウム、であり、そして任意に例えばグリセロールを用いて耳型化する
ことができる。
フィルムおよび繊維を製造しそして乾燥し、その後に乾燥状態でまたは再水利後
に使用することもでき、或いはそれらを例えば殺菌性緩衝溶液の如き適当な水性
媒体中に湿潤状態で保つこともできる。
創傷包帯材料は常に殺菌性であり、そしてこれは殺菌性環境下で取り扱われる殺
菌性成分類の使用によりまたは例えば照射による後−殺菌により得られる。一般
的に、材料は意図する最終的用途のt;めに非−発火性である。
フィルムおよび繊維は一般的寸法であることができ、そしてフィルムは通常は幅
および長さが少なくとも1cmであり、できれば例えば火傷の包帯の如き特殊な
用途用には0.5mまでまt;は1mもしくはそれ以上であろう。フィルムの厚
さおよび繊維断面寸法は典型的には、カプセル化された細胞内脂肪粒子の直径よ
り幾分大きい。フィルムの厚さおよび繊維断面の上限は一部分は希望する最終的
用途によるが主として柔軟性の考慮によるものである。典型的には、フィルムの
厚さは1mm以下の桁でありそして繊維も同様な直径を有するであろう。
アルギン酸は褐色海草(7エオフイカエ(Phaeophycae))から抽出
できる天然産出多糖類である。それは種々の割合のベーターl一対−4結合によ
り結合されたベーターD−マンノシルロン酸およびアルファーL−プロシルロン
酸からなっている。アルギン酸は一般的に混合カルシウム/ナトリウム塩に転化
される。アルギン酸カルシウムは水溶液中に不溶性であるが、ナトリウム塩は高
度に可溶性である。充分な濃度のカルシウム塩に露呈すると、可溶性のアルギン
酸ナトリウムは不溶性の水和されたゲルに転化される。アルギン酸のこの有用な
性質はフィルムまたはフィラメントの製造におけるその用途の基礎である。さら
に、アルギン酸塩は塊生成カスケードの接触活性化段階に刺激を与えることので
きる止血的に活性な物質であり、従って出血抑制において有用である。刊行され
ている研究は、アルギン酸塩ゲルが創傷の治癒を促進することおよびアルギン酸
塩ゲルが多種の薬学的活性化合物と融和性であることを示している。体組織との
長期間接触時には、アルギン酸塩は破壊して単糖類となりそして全体的に吸収さ
れる(ブライン(Blaine)、1947 ;ランプル(Rumble)、1
949 :ギルクリスト(Gi 1christ)およびマーチン(Mart
in)、1983)、最後に、我々の最近の研究(国際公告番号=WO8710
1587)は、アルギン酸ナトリウムが水和状態で拡散および細胞内脂肪粒子−
細胞内脂肪粒子相互作用の機会を制限することによりそして無水状態で水の不存
在下での二層配置の保持を促進させることにより両者とも細胞内脂肪粒子を安定
化させることを示している。
アルギン酸塩は種々の等級で市販されており、それは指定用途用の特殊な性質を
生じるように製造することができる。高分子量アルギン酸塩は低分子量アルギン
酸塩より硬いゲルを生じる。ゲル粘度はアルギン酸塩の濃度およびそれのナトリ
ウム:カルシウム塩比により調節することができる。
アルギン酸ナトリウムのカルシウム塩によるゲル化機構の調節により、高濃度の
他の賦形薬または活性成分を含有しているアルギン酸塩混合物の生成が可能にな
る。しかしながら、水に対するゲルの高い透過性のために、カルシウム−アルギ
ン酸塩ゲルは低分子量の水溶性物質をカプセル化するt;めには利用できない。
現代的な細胞内脂肪粒子技術およびフィルム生成技術と微粒子およびマイクロカ
プセル製造技術との組み合わせから生じた結果が、水力学的剪断により溶解から
保護されておりそして乳化剤の存在下でそれの一体性を保有している細胞内脂肪
粒子内容物である。アルギン酸塩/ゼラチンの混合物内に細胞内脂肪粒子をカプ
セル化すると、完全に生崩壊性であり、無毒であり、しかも親水性および疎水性
の両者の溶質に移動可能な担体−賦形薬が生成する。
以下では、「脂肪フィルム(lipofilms)Jという語が本発明に従う生
成物を示すために使用されている。マトリックスがアルギン酸塩および可塑剤か
らなっている脂肪フィルムは型I脂肪フィルムと命名され、そしてマトリックス
がアルギン酸塩だけからなっているものが型■脂肪フィルムと命名されている。
両者のffi!および型■脂肪フィルムでは、内容物は親水性もしくは疎水性蛋
白質または薬学的活性剤または該成分類の混合物であることができるが、細胞内
脂肪粒子は内容物を包囲しそして希望する放出特性を与えるように選択された1
種の脂質もしくは脂質の混合物からなることができる。ここでは、それは特に重
要なマトリックスとしてのアルギン酸塩/可塑剤が使用である。
捕獲された細胞内脂肪粒子の組成を調節して、温度、pHsイオン濃度または特
定撹拌剤の存在の関数として内容物を調節放出することができる。細胞内脂肪粒
子は二層−または小胞−生成性脂質からなることができる。これらの範囲内の全
ての脂質がそれらの組み合わされたもしくは個々の透過性とは無関係に適してお
り、その理由はそれらを組み合わせて希望する内容物−放出動力学を得ることが
できるためである。脂肪フィルムの遮蔽体中の内容物の透過は、アルギン酸塩の
等級により、アルギンM板対ゼラチンまたは他のとドロコミイドの比により、フ
ィルム中の細胞内脂肪粒子および内容物の絶対濃度により、そして架橋結合の化
学性および程度により、調節することができる。
型!および型Hの脂肪フィルムの細胞内脂肪粒子成分の組成を変えて特定用途に
適するようにできる。細胞内脂肪粒子は本質的にはいずれの種類の燐脂質からで
も製造することができ、燐脂質種類の多様性はこれらの両性分子の疎水性および
親水性領分のそれぞれから誘導される。個々の燐脂質はそれらの栄養値および/
まt;はそれらの透過性を基にして選択できる。個々の細胞内脂肪粒子調合物の
透過性は、不飽和度、ステロール類の存在または不存在、それらのゲル−液体−
結晶相転移の温度、それらの層−六角形転移のイオン−およびpH−依存性、非
−二層配置の温度−依存性、並びに重合可能な燐脂質の単量体転化度に依存して
いる(ヘイワード(Hayward)他、1985)。
組成の他に、細胞内脂肪粒子調合物の配置を変えて特定用途に適するようにでき
る。細胞内脂肪粒子の多種の調合方法を利用でき、それらは製造の容易さ、溶媒
および装置条件、並びに異なる脂質種類に対する耐性の点で異なっている。これ
らの異なる方法論により製造された細胞内脂肪粒子は、層の数、1モルの燐脂質
当たりの包囲される水容量、剪断抵抗性、捕獲効率、直径、および融解/集塊/
沈澱に対する抵抗性の点で異なっている(グレゴリアゾイス、1984により論
評されている)。
細胞内脂肪粒子配置の選択は主として意図する用途および要求される内容物放出
形態により指定される。
型Iおよび型]の両者の脂肪フィルムにおいて、細胞内脂肪粒子は単一または多
層であることができ、そしてそれらは意図する脂肪フィルムの用途および細胞内
脂肪粒子を製造するため使用する物質に適しているいずれの適当な寸法であって
もよい。
型Iの脂肪フィルムに関すると、マトリックスは99:1〜90;IOの容量比
の1〜5%のアルギン酸塩と例えばグリセロールまたはジメチルスルホキシドの
如き可塑剤とからなっている。架橋結合された脂肪フィルム中でのグリセロール
またはジメチルスルホキシド(DMSO)の内包により、細胞内脂肪粒子能力の
損失なしにフィルムの脱水および再水和が可能になる。アルギン酸塩の百分率お
よび等級を変えてマトリックスにより課される遮蔽体の透過性および吸収速度を
調整することができる。アルギン酸塩の種々の可溶性および不溶性塩類を使用で
き、好適な可溶性塩類にはアルギン酸ナトリウムが包含されそして好適な不溶性
塩類にはアルギン酸カルシウムが包含される。多数の細胞内脂肪粒子が各脂肪フ
ィルムのヒドロコロイドマトリックスによりカプセル化される。
型Iの脂肪フィルムが、親液性化しようとする細胞内脂肪粒子にカプセル化され
た薬学的活性物質を含有しているフィルムを製造するのに理想的L:適している
。グリセロールの添加により吸収可能なフィルムが生成し、それは乾燥状態では
相当な程度の引っ張り強度を有するプラスチック様であるが乾燥されたアルギン
酸カルシウムの脆さを示していない。
型■の脂肪フィルムは薬品を創傷または火傷の特定部位に分配させるように設計
することができ、柔軟性でありそして非透過性被覆を形成する時間−放出性の複
数−遮蔽薬品分配系を提供する。アルギン酸塩マトリックスの性質により、該フ
ィルムは組織の回復を促進させ、毛管出血を阻止し、そして適用部位からの分泌
物を吸収するであろう。該乾燥された脂肪フィルムの包装、貯蔵および使用の容
易さのために、緊急事態に看護人により創傷にすぐに適用することができる。
型■の脂肪フィルムに関すると、マトリックスは1〜5%のアルギン酸塩からな
っている。型Iの脂肪フィルム中の如く、アルギン酸塩の百分率および等級を変
えて吸収速度を調整することができ、細胞内脂肪粒子担体中の内容物を特定の脂
肪フィルム生成物の適当な用途に従い変えることができる。ウールおよびガーゼ
を製造しそして乾燥包装物中状で供給することもでき、一方、フィルムおよび塊
をその場で製造することもできる。
ウールの形状の該脂肪フィルムの主な使用例は歯科用途である。脂肪フィルム内
容物は、歯の充填物中の抜歯後出血の鎮静および予防において使用される例えば
アスピリンの如き非−ステロイド性抗炎症薬と組み合わされた例えばペニシリン
の如き適当な抗生物質からなっている。従って、そのような調合物は複数−遮蔽
体の時間−放出性薬品系を提供し、それは歯の充填物中に全体的に吸収されて組
織に対してまたは創傷の治癒における遅延に対して有害な局部的影響を与えない
。
その場での塊の製造に関する一用途は耳の感染症の治療である。そのような場合
、細胞内脂肪粒子を含有しているアルギン酸ナトリウムの共分散液が耳管中に加
えられる。塩化カルシウムの溶液が加えられると、耳管内に管の正確な構造状の
塊がその後に生じる。このようにして、薬剤は連続的に創傷または感染部位に直
接放出され、そしてアルギン酸塩が全体的に吸収されてその後に充填物を除去す
る必要性が排除される。
脂肪フィルムウールは創傷包帯または歯科充填物としての用途が見いだされる。
後者の用途では、理想的な内容物には非−ステロイド性の抗−炎症薬を添加した
もしくは添加しない例えばテトラシフリンおよびベリシリンの如き抗生物質が包
含される。
本発明は、
a)内容物を細胞内脂肪粒子中に捕獲し、そしてb)細胞内脂肪粒子をヒドロコ
ロイドマトリックス中にカプセル化することからなる、脂肪フィルムの製造方法
も提供するものである。段階(a)では、細胞内脂肪粒子は例えばグレゴリアゾ
イス(1984)により北されている方法の如き一般的な方法により製造できる
。
段階(b)は、細胞内脂肪粒子をヒドロコロイドマトリックス物質の水溶液と混
合することにより実施される。脂肪フィルムマトリックスの硬化または重合は、
アルギン酸ナトリウムのカルシウムイオン−介在沈澱における化学的手段により
またはアルデヒド架橋結合により実施できる。希望する形の脂肪フィルムが適当
な押し出し方法の使用により得られる。
この方法の好適な態様では、内容物は細胞内脂肪粒子中に逆転相−蒸発により捕
獲され、そして細胞内脂肪粒子を次に未捕獲物質から分離しそして洗浄する。細
胞内脂肪粒子を次に水溶液中でとドロコロイドマトリックスと混合しそして硬化
用の浴の中に押し出すかまたは例えば多孔性担体、フィルターもしくはガラスシ
ートの如き担体の上に広げてフィルムを製造し、そして硬化用の浴の中に浸漬さ
せるかまたは硬化用溶液と接触させる。硬化用の浴または溶液は好適には塩化ナ
トリウム溶液を1〜20%(重量/容量)の範囲の濃度で含有しており、そして
アルギン酸塩マトリックスを硬化させるためには硬化用の浴の中で脂肪フィルム
を約5分間浮かばせる。粘度、さめ、引っ張り強度および吸収速度は、硬化期間
、硬化剤の分子量および濃度に依存している。吸収速度はさらに生成物の物理的
形状およびかさにも依存しているため、アルギン酸塩ガーゼまたは塊はフィルム
よりゆっくり吸収されるであろう。生成および硬化後に、脂肪フィルムを硬化用
の浴から分離しそして貯蔵前にまたは型Iの場合には親液性化の前に洗浄する。
脂肪フィルムを洗浄するために限外濾過を使用することにより、有利な変法が可
能になる。特定の分子量の遮断する限外濾過膜を選択できる。遮断値より大きい
分子量の分子は膜を通過しないが、その値より低い分子量の分子は自由に通過す
るであろう。内容物を洗浄溶液に加えることにより、限外濾過膜上にある製造さ
れそして硬化された架橋結合された脂肪フィルムに水性外部容量の(細胞内脂肪
粒子の外部のフィルム内の水性容量)の内容物を充填することができる。洗浄溶
液を圧力下で膜中に強制加入させるため、内容物の分子量が腹違断値のものより
大きいなら内容物は脂肪フィルム中で濃縮されるであろう。この方法で、脂肪フ
ィルムは2種の水溶性内容物、すなわち細胞内脂肪粒子内容量内だけにカプセル
化された低分子量内容物および細胞内脂肪粒子外容量内だけにカプセル化された
高分子量内容物、を用いて製造することができる。
栄養的にまたは薬学的に活性な脂質を含む細胞内脂肪粒子内に薬学的活性剤また
は栄養成分を分配させることができ、該細胞内脂肪粒子はヒドロコロイドマトリ
ックス中でのマイクロカプセル化により保護されていること、並びにアルギン酸
塩を含をしているある種のヒドロコロイドマトリックスがカプセル化の容易さお
よび捕獲されている細胞内脂肪粒子からの薬学的、栄養的または他の内容物の放
出調節において特別な利点を供することを、我々は発見した(国際公告番号:W
O87101587、これは脂肪ゲルマイクロカプセルを記載している)。本発
明では、我々は平らなフィルムの生成のために創傷包帯中での使用に適している
新規な二次元系を生成するための三次元マイクロカプセル系の延長である脂肪フ
ィルム複数遮蔽体を記載する。
本発明はまた、上記で定義されている如き包帯および該包帯のその場での製造用
の調合物、人間または動物の手術もしくは療養による治療方法における使用、並
びに上記で定義されている如き包帯の体外もしくは体内適用からなる人間および
非−人間動物の治療方法も提供するものである。治療方法では、その場で適用ま
たは製造される包帯は細胞内脂肪粒子内に捕獲された有効な非毒性量の薬学的活
性剤を含有しているであろう。
繊維の製造および使用に関するさらに詳細な事項は下記の実施例から明らかであ
り、該実施例は本発明の範囲を何ら限定しようとするものではない。
衷鳳匹よ
a)細胞内脂肪粒子の製造
燐酸ジセチルおよびa)大豆レシチンまたはb)ジパルミトイルホスファチジル
コリン(DPPCXI : 8、モル:モル)を用いて細胞内脂肪粒子を製造し
た。50II112円錐フラスコ中で脂質(類)を最初に5m7+のクロロホル
ム中に溶解させ、そして窒素下での蒸発により乾燥して薄いフィルムとしt;。
6−カルポキシフJレオレセイン(6−CF、イーストマン)の0.25M溶液
を蒸留水中で製造し、そしてNaOHを用いてpi(を7.4に調節した(シニ
ア(Senior)およびダレボリアジス(Gregor iad is)、1
984)。この染料はこの濃度において自己捕獲性でありそして細胞内脂肪粒子
漏出に関する水性ヤーカーとして使用される。さらに、6−CFは生医学的内容
物の同等品としてみなすこともできる。25吐の6−CFを脂質に加え、そして
円錐フラスコを40℃に加熱した。6−CF−脂質混合物に窒素を3分間流し、
3個のガラスピーズを加え、フラスコに栓をし、そしてポルテックスミキサーを
用いて3分間流合して多層の小庖(MLV)を製造した。MLVの懸濁液を浴超
音波処理器(ラボラトリ−・サブライズ、ニューヨーク)を用いて15分間超音
波処理した。懸濁液をセファロースCL−6B(7アーマシア)カラム(1cm
x20cm)中に通すことにより、細胞内脂肪粒子を未捕獲物質から分離した(
シニアおよびダレボリアジス、1984)。
b) !脂肪フィルムの製造
上記の如くして製造された細胞内脂肪粒子を下記の如くアルギン酸カルシウム−
グリセロール中に捕獲させた。混合物を熱および撹拌用の組み合わせ板の上で4
0℃において急速撹拌しながら、アルギン酸ナトリウム(1重量/容量%)を蒸
留水に完全に溶解するまでゆっくり加えた。
混合物を自然に4℃に冷却させた。冷却後に、細胞内脂肪粒子(1: 11容量
/容量)およびグリセロール(全細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物の10%
、容量/容量)を撹拌棒を用いてアルギン酸塩溶液中に撹拌しながら加えた。細
胞内脂肪粒子およびグリセロールをアルギン酸重合体に加えた後に、溶液を注ぎ
そしてガラス板の上に薄層状にひろげた。
薄いフィルムのついた板を塩化カルシウム(2,2%、重量/容量)の硬化用の
浴の中に全部浸漬させ、そして5分間にわたり放置して硬化させた。フィルムを
硬化用の浴から取り出しそして蒸留水の浴の中に浸漬させた。フィルムを次にサ
ランフィルムに移し、巻きとり、そして親液性化した。
C)型■脂肪フィルムの製造
細胞内脂肪粒子を上記の(a)部分に従い製造しそして上記の(b)に従いグリ
セロールが加えられていないアルギン酸塩中にカプセル化した。水で洗浄した後
に、これらのゲルは親液性化されなかった。その代わりに、それらはカトン(0
,05%、容量/容量)を含む蒸留水中に4℃で貯蔵された。カトンは細菌の成
長を予防するために加えられている。
細胞内脂肪粒子分散液およびアルギン酸ナトリウム溶液を、「型]または型■脂
肪フィルムの製造」のところに記されている如くして製造した。混合後に、細胞
内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物を数種の聾の多孔性マトリックス上に架橋結合
させることができた。
i)ポリカーボネートフィルター
最初に低い方の受器に塩化カルシウム溶液(2,2%、重量/容量)を充填した
後に、ポリカーボネートフィルター組み立て部品(ナルゲン・コーポレーション
から市販されている)を組み立てた。溶液の水準を上昇させて、上部の受器の底
を形成している溶液とポリカーボネートフィルターの間の接触を保った。細胞内
脂肪粒子−アルギン酸ナトリウム混合物の薄層をポリカーボネートフィルターの
上面に沈着させた。−夜の培養により、アルギン酸塩を完全に架橋結合させるの
に充分なカルシウムおよびナトリウムの交換が可能になった。
架橋結合されI;フィルムを洗浄し、そして上部の受器への脱イオン水の繰り返
し添加によりフィルターから除去することができる。或いは、真空の適用により
脱イオン水をフィルムを通して下部の受器へ吸引することによりフィルムを洗浄
することもできる。後者の方法の利点は、洗浄がより速く完了しそしてマトリッ
クスの内部区画並びに外表面を含むことである。
ii)核孔および他の限外濾過膜
アミコン・コーポレーション(マサチュセッツ州、ボストン)から市販されてい
る限外濾過膜は疎水性または親水性表面を有するものが得られる。疎水性限外濾
過フィルターは細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物を撥ねるため、脂肪フィル
ム担体としては適していなかった。親水性膜は細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混
合物で湿らされ、そして架橋結合された脂肪フィルムを良く吸着した。
限外濾過膜(25mm、直径)をわずかに大きい直径(35mm)のペトリ皿中
に入れた。細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物を膜の表面上に膜の端からこぼ
れないように注意しながら重ねた。塩化カルシウムの溶液(10%、重量/容量
)をペトリ皿の内壁に向かって置かれているピペットにより加えた。吸着された
細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物を乱さないように注意を払わなければなら
ない。カルシウムおよびアルギン酸塩溶液の間の容量比が低いため、高濃度の塩
化カルシウム溶液が必要である。脂肪フィルム表面の最初の「皮膜生成j後に、
羨に担持された脂肪フィルムを大容量(100m12)の塩化カルシウム溶液(
2゜2%)に移した。
膜を5.6容量の蒸留水中に浸漬させることにより、架橋結合されたフィルムを
洗浄した。或いは、吸着されt;脂肪フィルムをアミコン・コンセントレータ−
装置中で組み立てそして窒素圧力下(20p、s、i。
以下)での膜中の水の通過により洗浄することもできた。
石)セルロース系フィルターパッドにより担持された脂肪フィルム細胞内脂肪粒
子−アルギン酸塩混合物を小さな溝槽(35mmペトリ皿)中に注いだ。別の皿
の中で、35mmワットマン(Nol)フィルターパッドに塩化カルシウムの溶
液(2,2%、重量/容量)を飽和させた。パッドの過剰飽和を避けるために注
意を払った。パッドを次に注意深く細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物の表面
上に1分間置いI;。この時間中に脂肪フィルムの薄層が部分的に架橋結合され
始めそして濾紙の表面上に吸着された。、(比較的長い培養時間はカルシウムイ
オンがフィルターパッドから細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物を通って拡散
するのを許すため、アルギン酸カルシウムの部分的に重合されt;不均質の「塊
」が生成する)。接着性の脂肪フィルムのついた濾紙を次に塩化カルシウム(2
,2%、重量/容量)の硬化用の浴に移した。5〜20分間の追加培養期間で一
体フイルムが生成し、それは脱イオン水で洗浄できそしてフィルター担体から分
離できた。
実施例3
脂肪フィルムウールまたはガーゼの製造細胞内脂肪粒子−アルギン酸塩混合物(
型りを塩化カルシウムの溶液(2,2%、重量/容量)の表面下で押し出すこと
により、細胞フィルムを連続的より糸として架橋結合させることができた。押し
出しは50IIlQの注射器によりまたは嬬動ポンプにより実施された。カルシ
ウムイオンのアルギン酸ナトリウム受器中への拡散を防止するために、押し出し
中に連続的に正の圧力をかけるべきである。
脂肪フィルムのストランドが完全に硬化した後に(5−20分間)、脱イオン水
流の下で洗浄を行った。ストランドを傾斜させ、そして2枚のガラス板の間で静
かに圧縮した。サンドインチを凍結させ(−80℃)、そして親液性化して砕は
易いウールを製造した。
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・インスチチュート、米国特許3,015.128゜補正書の写しく翻訳文)提
出書 (特許法第184条の8)平成2年3月3日
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
1、特許出願の表示
PCT/GB 88100723
2、発明の名称
包 帯
3、特許出願人
名 称 バイオコンパテイブルズ・リミテッド4、代理人 〒107
電話 585−2256
5、補正書の提出年月日
1989年lO月9日
6;添付書類の目録
(1) 補正書の写しく翻訳文) 1通請求の範囲
1、可塑剤を含んでいるヒドロコロイドマトリックス中にカプセル化されている
細胞内脂肪粒子中に捕獲されている薬学的活性剤を含有している包帯材料。
2、可塑剤がグリセロールまたはジメチルスルホキシドである、請求の範囲第1
項記載の包帯材料。
3、ヒドロコロイドマトリックスが架橋結合されている、請求の範囲第1または
2項に記載の包帯材料。
4、ヒドロコロイドマトリックスがアルギン酸塩マトリックスである、請求の範
囲第1〜3項のいずれかに記載の包帯材料。
5、ヒドロコロイドマトリックスが架橋結合されたアルギン酸カルシウムである
、請求の範囲第4項記載の包帯材料。
6、フィルム、繊維、塊またはフオームの形状の、前記の請求の範囲のいずれか
に記載の包帯材料。
7、a)薬学的活性剤を細胞内脂肪粒子中に捕獲し、そしてb)細胞内脂肪粒子
を可塑剤を含んでいるヒドロコロイドマトリックス中にカプセル化する
ことからなる、請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の包帯材料の製造方法。
8、さらに包帯材料をフィルム、繊維、塊またはフオーム状に成をしモしてヒド
ロコロイドマトリックスを架橋結合することも含む、請求の範囲第7項記載の方
法。
9、さらに包帯材料を脱水することも含む、請求の範囲第7または8項に記載の
方法。
国際調査報告
国際調査報告 PCT/CB80100723η−1−―i11#1@t1wp
m−+am4mr++MeNenmm1111hrpl’1M1ll d呵1惰
C−e=pm= +w M{t−=wa i+urr*e+i+−wyehrq
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Claims (10)
- 1.ヒドロコロイドマトリックス中にカプセル化されている細胞内脂肪粒子中に 捕獲されている薬学的活性剤を含有している包帯材料。
- 2.ヒドロコロイドマトリックス中にさらに可塑剤も含有している、請求の範囲 第1項記載の包帯材料。
- 3.可塑剤がグリセロールまたはジメチルスルホキシドである、請求の範囲第2 項記載の包帯材料。
- 4.ヒドロコロイドマトリックスが架橋結合されている、請求の範囲第1〜3項 のいずれかに記載の包帯材料。
- 5.ヒドロコロイドマトリックスがアルギン酸塩マトリックスである、請求の範 囲第1〜4項のいずれかに記載の包帯材料。
- 6.ヒドロコロイドマトリックスが架橋結合されたアルギン酸カルシウムである 、請求の範囲第5項記載の包帯材料。
- 7.フィルム、繊維、塊またはフォームの形状の、前記の請求の範囲のいずれか に記載の包帯材料。
- 8.a)薬学的活性剤を細胞内脂肪粒子中に捕獲し、そしてb)細胞内脂肪粒子 をヒドロコロイドマトリックス中にカプセル化することからなる、請求の範囲第 1〜7項のいずれかに記載の包帯材料の製造方法。
- 9.さらに包帯材料をフィルム、繊維、塊またはフォーム状に成型しそしてヒド ロコロイドマトリックスを架橋結合することも含む、請求の範囲第8項記載の方 法。
- 10.さらに包帯材料を脱水することも含む、請求の範囲第8または9項に記載 の方法。
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