JPH0349972A - プリンタの印字ヘッド送り制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタの印字ヘッド送り制御方式〔従来の
技術〕 従来この種の印字ヘッド送り制御方式は、印字ヘッドを
、モータ軸側からと、アイドルプーリ軸側から加速また
は減速する場合には同一の制御を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の印字ヘッド送り制御方式では、弾性体ベ
ルトがばねの働きをする為、印字ヘッドが振動系の固定
部であるヘッド駆動モータ側と、振動系の固定部から最
も遠いアイドルプーリ側にある場合では、固定部からの
弾性体ベルトの長さの変化により、振動系のばね定数が
異なり、印字ヘッドがヘッド駆動モータ側から加速し印
字を行う場合とアイドルプーリ側から加速し印字を行う
場合とでは、アイドルプーリ軸側の方かばね定数が小さ
い為、印字ヘッドの加速中かつ加速終了後の弾性体ベル
トの伸びによって生じる振動が大きく、アイドルプーリ
軸側から加速し印字を行う場合の方が正確な印字位置の
位置決めができないという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の印字ヘッド送り制御方式は、印字ヘッドを取付
けた弾性体ベルトとモータにより駆動され前記弾性体ベ
ルトの一端に係合するモータプーリと前記弾性体ベルト
の他端を支持するアイドルブーりとを有するプリンタの
印字ヘッド送り制御方式において、前記印字ヘッドを前
記一端から他端方向に移動させるときと前記他端から一
端方向に移動させるときとで異なる加減速制御を行うこ
とを特徴としている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図、第２図は本発明の一実施例の斜視図である。

ヘッド駆動モータ１にはモータプーリ２が取付けられて
いる。モータプーリ２とアイドルプーリ５とは弾性体ベ
ルト３を両端で支持している。弾性体ベルト３には印字
ヘッド４が取付けられ、ヘッド駆動モータ１によって駆
動され印字ヘッド４は印字範囲を移動する。

第３図は本実施例の動作を説明するための時間とモータ
速度との相関図である。縦軸にモータ回軸速度、横軸に
時間をとる。ヘッド駆動モータ側からの加速プロファイ
ル５−ａは、時刻０から加速を初め、ｔｌで速度■に達
する。アイドルプーリ軸側からの加速プロファイル５−
ｂは、時刻０から加速を初めｔ２で目標速度Ｖに達する
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、印字ヘッドの加減速プロ
ファイルをヘッド駆動モータ軸側と、アイドルプーリ軸
側とに設け、それぞれに印字ヘッド加速終了後の振動に
最も有利な加減速プロファイルを有することによりアイ
ドルプーリ軸側からの印字ヘッドの位置決め精度が向上
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例の斜視図、第３図は
本実施例を動作説明するためのモート速度を示す図であ
る。 １・・・ヘッド駆動モータ、２・・・モータプーリ、３
・・・弾性体ベルト、４・・・印字ヘッド、５・・・ア
イドルプーリ、５−ａ・・・ヘッド駆動モータ側がらの
モータの加速プロファイル、５−ｂ・・・アイドルプー
リ軸側からのモータの加速プロファイル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　印字ヘッドを取付けた弾性体ベルトとモータにより駆
   動され前記弾性体ベルトの一端に係合するモータプーリ
   と前記弾性体ベルトの他端を支持するアイドルプーリと
   を有するプリンタの印字ヘッド送り制御方式において、
   前記印字ヘッドを前記一端から他端方向に移動させると
   きと前記他端から一端方向に移動させるときとで異なる
   加減速制御を行うことを特徴とするプリンタの印字ヘッ
   ド送り制御方式。