JPH05138970A - 振動防止機能付プリンタ - Google Patents

振動防止機能付プリンタ

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Publication number
JPH05138970A
JPH05138970A JP30068391A JP30068391A JPH05138970A JP H05138970 A JPH05138970 A JP H05138970A JP 30068391 A JP30068391 A JP 30068391A JP 30068391 A JP30068391 A JP 30068391A JP H05138970 A JPH05138970 A JP H05138970A
Authority
JP
Japan
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print
platen
printing
carrier
printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP30068391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hara
建一 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP30068391A priority Critical patent/JPH05138970A/ja
Publication of JPH05138970A publication Critical patent/JPH05138970A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの印字ヘッドの移動により発生する
プリンタ本体のゆれを低減させるプリンタを提供するこ
とである。 【構成】 互いに平行な2本のプラテン3、4を設け、
これらと平行なシャフト5、6上を移動して印字する、
ベルトの往路側8および復路側9にそれぞれ固定された
第1および第2の印字キャリア1、2が、常に反対の方
向に移動することによって印字キャリアの加速度による
力が互いに打ち消し合い、プリンタ本体に振動を発生さ
せない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに関し、特に
振動防止機能を有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタは、1個の印字キャリア
が1本のプラテンの一方の端から他方の端まで移動しな
がら印字しており、印字キャリアが移動するためには駆
動系により印字キャリアの移動方向に加速度が加えら
れ、それによりプリンタ本体に印字キャリアの移動方向
とは逆向きの力が加わるために、印字キャリアの動作に
合わせてプリンタ本体が振動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインパ
クト式プリンタでは、印字の際に1個の印字ヘッドが左
右に移動するために、プリンタ本体も振動していた。ま
た、印字スピードをさらに高めようとするとプリンタ本
体の振動もさらに大きくなるという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、インパクト式プリンタに
おいてプリンタ本体に振動が発生せず、さらに高速度で
印字可能なプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の振動防止機能付
プリンタは、互いに可変の間隔を置いて平行に配設され
た2本のプラテンと、前記プラテンの一方の端から他方
の端までの間の領域に、各プラテンにそれぞれ対向して
平行に配設された2本のベルト部分よりなるエンドレス
ベルトおよびエンドレスベルト駆動装置と、前記プラテ
ンに給送される印刷媒体に対して印字を行う2個の印字
キャリアであって、前記ベルト部分それぞれの上に、一
方の印字キャリアが一方のプラテンの一方の端の位置に
あるとき、他方の印字キャリアは他方のプラテンの他方
の端の位置にあるようにそれぞれ固定された印字キャリ
アと、印刷媒体を前記プラテンと前記印字キャリアとの
間に給送する給送装置と、入力された印字データを2個
の前記印字キャリアに振り分けてそれぞれ供給し、印字
させるとともに、各印字キャリアが前記領域内で前記プ
ラテンの一方の端から他方の端まで交互に往復するよう
に前記エンドレスベルト駆動装置を制御し、かつ、各印
字キャリアが1行の印字を終ったときは1行の改行を、
また、前記間隔分の行数の印字を終ったときに該行数を
1行超える改行を行なうように前記給送装置を制御する
制御手段とを有している。
【0006】
【作用】エンドレスの互いに平行な2本のベルト部分に
各1個の印字キャリアを固定し、互いに対称に反対の向
きに移動させて印字するように制御することによって、
印刷能力が増加するとともに、印字キャリアの加速度に
よる力の方向が互いに反対の向きとなって打消され、プ
リンタに振動を発生させない。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明のプリンタの一実施例の要部
構成を示す斜視略図、図2は本実施例の制御手段の要部
構成を示すブロック図である。
【0009】このプリンタのプラテン3,4は互いに平
行で、可変の間隔を隔てて配設される。プーリ11,1
2によってエンドレスに支持されたベルト7は、プラテ
ン3、4に対向して平行に配設された2本のベルト部分
すなわちベルト往路側8とベルト復路側9とより形成さ
れている。モータ10は交互に矢印20と矢印21の方
向に正転と逆転を行い、プーリ11を介してベルト7を
往復させる。第1印字キャリア1および第2印字キャリ
ア2は、それぞれプラテン3およびプラテン4の上にお
いて印刷媒体13に印字を行う印字キャリアであって、
それぞれプラテンと平行なシャフト5,6によって案内
され、かつ、第1印字キャリア1がプラテン3の矢印1
4側の端部にあるとき、第2印字キャリア2はプラテン
4の矢印15側の端部にあるようにそれぞれベルト7の
上に固定される。印刷媒体13は、不図示の媒体駆動手
段によってプラテン3,4と第1印字キャリア1、第2
印字キャリア2との間を矢印18の向きに給送される。
制御手段は、印字データ処理部23と第1印字ヘッドコ
ントロール部26と第2印字ヘッドコントロール部27
を含み、さらに不図示のモータ制御装置と給送装置の制
御装置とを有している。印字データ処理部23は入力さ
れた印字データ22を処理して第1印字データ24と第
2印字データ25とに振り分ける。第1印字ヘッドコン
トロール部26は印字データ処理部23から第1印字デ
ータ24を受け取り第1印字キャリア1に供給し、第2
印字ヘッドコントロール部27は第2印字データ25を
受け取り第2印字キャリア2に供給する。モータ制御装
置は所定速度でモータ10の正逆転制御を行い、給送制
御装置は印刷媒体13の印字が1行終了する毎に印刷媒
体13を1行分改行させ、指定された行数の印字を終っ
たとき、印刷媒体13を指定された行数を1行超えて改
行させる。
【0010】次に、本実施例の動作例について説明す
る。
【0011】図3は本実施例の動作の説明図で、図1を
矢印19の方向から見た図である。
【0012】上位装置(図示しない)から送られた印字
データ22は、印字データ処理部23に送られる。印字
データ処理部23は、印字データ22の1行目から5行
目までを第1印字データ24として第1印字ヘッドコン
トロール部26へ、6行目から10行目までを第2印字
データ25として第2印字ヘッドコントロール部27
へ、さらに次の11行目から15行目までを第1印字デ
ータ24として第1印字ヘッドコントロール部26へ送
出する。以下同様に印字データ22は5行毎に交互に第
1印字データ24と第2印字データ25とに振り分けら
れて送出される。第1印字データ24、第2印字データ
25は、それぞれ第1印字ヘッドコントロール部26、
第2印字ヘッドコントロール部27のバッファに記憶さ
れる。
【0013】モータ制御装置によってモータ10が矢印
20の方向に回転すると、ベルト7の往路側8は矢印1
4の方向に移動するから、第1印字キャリア1も矢印1
4の方向に移動する。このとき第1印字キャリア1は第
1印字コントロール部26から1行目の印字データを受
取り、印字しながらプラテン3の右端に至る。同時に第
2印字キャリア2は、第2印字コントロール部27から
6行目の第2印字データを受け取り、ベルトの復路側9
の矢印15の方向へプラテン4の上で印字しながら右端
から左端に至る。1行目と6行目の印字終了後プラテン
3、4および印刷媒体13の1行分の送りが不図示の給
送装置により行われる。
【0014】次に、モータ10が左回転21を始め、第
1印字キャリア1は矢印16の方向に移動しながら2行
目を印字する。同時に第2印字キャリア2は矢印17の
方向に移動しながら7行目を印字する。同様に、3行
目、4行目、5行目を第1印字キャリア1が印字すると
同時に、8行目、9行目、10行目を第2印字キャリア
2が印字する。
【0015】一方、印刷媒体13は第2印字キャリア2
とプラテン4の間を通過したのち、さらに第1印字キャ
リア1とプラテン3の間を通過し、矢印18の方向に進
むように配設されているので、第1印字キャリア1によ
る5行目の印字と、第2印字キャリア2による10行目
の印字が同時に終了した時には、次に第1印字キャリア
1が印字を行なうべきスペースには、すでに第2印字キ
ャリア2により6行目の印字データが印字されている。
第1印字データ24により次に印字される印字データは
11行目であるため、給送制御装置により6行の改行が
指示され、給送装置は媒体13の11行目を第1印字キ
ャリア1が印字する位置まで進める。
【0016】以上のような印字動作では、2つの印字キ
ャリアは互いに平行にかつ左右対称に動く。第1印字キ
ャリア1が矢印14の方向にモータ10で加速される
と、第1印字キャリア1の運動方向とは逆方向の力がプ
リンタ本体に加えられる。一方、第2印字キャリア2
は、矢印15の方向に加速され、第1印字キャリア1の
移動によりプリンタ本体に加えられた力と同じ大きさで
向きが反対である力を、同じようにプリンタ本体に加え
る。以上述べたように、2つの印字キャリア1、2は常
に力を打ち消し合うので、プリンタの左右のゆれがなく
なる。
【0017】以上の説明においては、第1印字キャリア
1と第2印字キャリア2との媒体給送方向18における
間隔は5行であったが、2本のプラテン3および4の間
隔を可変とすることによって第1印字キャリア1と第2
印字キャリア2との間隔を任意の行数分とし、対応する
行数分の印字を終ったとき、この間隔を1行超える行数
だけ媒体13を給送することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、互いに平
行に配設された2本のプラテンと、それらに対向して平
行に設けられたエンドレスベルトの往復する2本のベル
ト部分に各1個の印字キャリアを設け、各キャリアがプ
ラテンの一方の端から他方の端までの領域において、そ
れぞれ対称にかつ反対向きに移動して、それぞれのプラ
テンに印字するように制御手段を設けて制御したので、
印字キャリアの加速度による力の方向が互いに反対の向
きとなって打消されるため、プリンタに振動を発生させ
ず、かつ2個の印字キャリアを同時に使用することによ
り印刷速度を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの一実施例の要部構成を示す
斜視略図である。
【図2】本発明の実施例の制御手段の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 第1印字キャリア 2 第2印字キャリア 3,4 プラテン 5,6 シャフト 7 ベルト 8 ベルト往路側/ベルト部分 9 ベルト復路側/ベルト部分 10 モータ 11,12 プーリ 13 印刷媒体 14,15,16,17 矢印/印字方向 18 矢印/媒体給送方向 19 矢印 20 モータ回転方向(右) 21 モータ回転方向(左) 22 印字データ 23 印字データ処理部 24 第1印字データ 25 第2印字データ 26 第1印字ヘッドコントロール部 27 第2印字ヘッドコントロール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を置いて平行に配設された2
    本のプラテンと、 前記プラテンの一方の端から他方の端までの間の領域
    に、各プラテンにそれぞれ対向して平行に配設された2
    本のベルト部分よりなるエンドレスベルトおよびエンド
    レスベルト駆動装置と、 前記プラテンに給送される印刷媒体に対して印字を行う
    2個の印字キャリアであって、前記ベルト部分それぞれ
    の上に、一方の印字キャリアが一方のプラテンの一方の
    端の位置にあるとき、他方の印字キャリアは他方のプラ
    テンの他方の端の位置にあるようにそれぞれ固定された
    印字キャリアと、 印刷媒体を前記プラテンと前記印字キャリアとの間に給
    送する給送装置と、 入力された印字データを2個の前記印字キャリアに振り
    分けてそれぞれ供給し、印字させるとともに、各印字キ
    ャリアが前記領域内で前記プラテンの一方の端から他方
    の端まで交互に往復するように前記エンドレスベルト駆
    動装置を制御し、かつ、各印字キャリアが1行の印字を
    終ったときは1行の改行を、また、前記間隔分の行数の
    印字を終ったときに該行数を1行超える改行を行うよう
    に前記給送装置を制御する制御手段と、 を有する振動防止機能付プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記互いに平行に配設された2本のプラ
    テンの前記間隔が可変である請求項1に記載の振動防止
    機能付プリンタ。
JP30068391A 1991-11-15 1991-11-15 振動防止機能付プリンタ Pending JPH05138970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30068391A JPH05138970A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 振動防止機能付プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30068391A JPH05138970A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 振動防止機能付プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05138970A true JPH05138970A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17887819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30068391A Pending JPH05138970A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 振動防止機能付プリンタ

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JP (1) JPH05138970A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042382A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Ulvac Japan Ltd 印刷装置、印刷方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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