JPH0349918Y2 - - Google Patents

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JPH0349918Y2
JPH0349918Y2 JP9174387U JP9174387U JPH0349918Y2 JP H0349918 Y2 JPH0349918 Y2 JP H0349918Y2 JP 9174387 U JP9174387 U JP 9174387U JP 9174387 U JP9174387 U JP 9174387U JP H0349918 Y2 JPH0349918 Y2 JP H0349918Y2
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JP
Japan
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head
swinging arm
arm
writing instrument
pen stocker
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JP9174387U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヘツド側の筆記具保持用アームとペン
ストツカー側の筆記具保持用アームとの相互間で
筆記具の交換を行うことができるようにしたX−
Y数値制御自動製図機の筆記具交換装置に関す
る。
〔従来の技術〕
実開昭60−34492号公報には、ヘツド側の一対
の弾性アームを該ヘツドの直線移動によりペンス
トツカー側の一対の弾性アームの内側に押し込ん
でペンストツカー側の一対の弾性アームが保持す
る筆記具をヘツド側の一対の弾性アームで保持す
るように成すとともに、ペンストツカー側の一対
の弾性アームをヘツドの駆動力でヘツド側の一対
の弾性アームの内側に押し込んで、ヘツド側の一
対の弾性アームが保持する筆記具をペンストツカ
ー側の一対の弾性アームで保持するようにした自
動製図機における筆記具交換装置が開示されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した構成において、ヘツド側の一対の弾性
アームをペンストツカー側の一対の弾性アームの
内側に押し込むとき、及び、ペンストツカー側の
一対の弾性アームをヘツド側の一対の弾性アーム
の内側に押し込むとき、弾性アーム同しが擦れ合
い、このときの摩擦力によつて、ヘツドを駆動す
るモータの負担が増大するとともに、弾性アーム
が摩耗して弾性アームによる筆記具の保持力が低
下するという欠陥が存した。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するための本考案は、ヘツド1
4側の揺動アーム18をヘツド14の移動により
ペンストツカー2側の揺動アーム8の内側に押し
込み該揺動アーム8を弾力に抗して押し広げてペ
ンストツカー2側の揺動アーム8が保持する筆記
具10をヘツド14側の揺動アーム18で保持す
るように成すとともに、ペンストツカー2側の揺
動アーム8をヘツド14の駆動力でヘツド14の
揺動アーム18の内側に押し込み該揺動アーム1
8を弾力に抗して押し広げてヘツド14側の揺動
アーム18が保持する筆記具10をペンストツカ
ー2側の揺動アーム8で保持するようにした装置
において前記揺動アーム8,18の少なくとも一
方に転動体22を回転自在に取り付け、該転動体
22を介して前記ヘツド14側の揺動アーム18
とペンストツカー2側の揺動アーム8とが係合す
るようにしたものである。
〔作用〕
上記の如く構成することによつて、筆記具交換
時、ヘツド14側の揺動アーム18と、ペンスト
ツカー2側の揺動アーム8は、転動体22を介し
て互いに係合し、揺動アーム8,18が直接擦れ
合うことがなく、一方の揺動アームは、他方の揺
動アームの駆動力によつて転動体22を介して押
し広げられ、筆記具10の保持力が一方の揺動ア
ームから他方の揺動アームに移行する。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2はペンストツカーであり、自動製図機のテー
ブル(図示省略)側の端部に配置され、これに複
数の凹入部4が形成されている。前記ペンストツ
カー2には前記凹入部4ごとに固定アーム6と揺
動アーム8が配設されている。前記固定アーム6
は前記ストツカー2に奥端部が固定され、該アー
ム6の先端の内側部には、筆記具10を保持する
のに適した形状の凹曲面6aが形成されている。
前記揺動アーム8の奥端部は、前記ストツカー
2に、テーブル面に対して垂直な軸線を中心とし
て回転自在に軸12支され、該揺動アーム8はス
プリング力によつて第1図中、反時計方向に付勢
されている。前記揺動アーム8の、その先端の近
傍の内側面には突起8aが形成され、該突起8a
によつて揺動アーム8の内側面にはわん曲面8b
と傾斜面8cが形成されている。前記揺動アーム
8の先端8dはV字状にとがつている。14はヘ
ツドであり、テーブル上に所望のXY方向に平行
移動可能に支持され、該ヘツド14は公知の数値
制御機構に連係している。前記ヘツド14には固
定アーム16が配設され、該固定アーム16に対
向して揺動アーム18がテーブルに対して垂直な
軸線を中心として回動自在に軸20支され、スプ
リング力によつて、第1図中、時計方向に付勢さ
れている。前記ストツカー2側の固定アーム6に
対してヘツド14側の固定アーム16は高さ方向
に適宜の段差を存して低位に配設され、且つ、ス
トツカー2側の揺動アーム8に対してヘツド14
側の揺動アーム18も同様に高さ方向に適宜の段
差を存して低位に配設されている。前記ストツカ
ー2とヘツド14には、揺動アーム8,18に対
して、それぞれの付勢方向に回動限界点を設定す
るストツパーが形成されている。前記ヘツド14
側の固定アーム16と揺動アーム18の形状はス
トツカー2側の固定アーム6と揺動アーム8の形
状と同一である。22は円筒状の軸受メタルから
成る転動体であり、前記揺動アーム18の先端の
近傍に位置して、その上面に回転自在に支承され
ている。
次に本実施例の作用について説明する。
始めに、ペンストツカー2で保持している筆記
具10を、ヘツド14が取りにゆく場合を、第1
図乃至第3図を参照して説明する。
まず、ヘツド14が、数値制御機構によつてペ
ンストツカー2の所望の凹入部4に所定の距離を
存して対向する第1図の位置まで移動し、該位置
に待機する。該状態において、揺動アーム8の先
端8cは、転動体22の中心に対して、−Y方向
に若干d程ずれている。次に、ヘツド14を−X
方向に移動すると、転動体22は、揺動アーム8
の傾斜面8cに圧接して、第2図に示すように、
揺動アーム8を軸12を中心として、時計方向に
押し広げるとともに、揺動アーム18の傾斜面1
8cが筆記具10の周面に圧接する。なをも、ヘ
ツド14が−X方向に移動すると、転動体22
は、揺動アーム8の内側面に沿つて移動するとと
もに、第3図に示すように揺動アーム18のわん
曲面18bと、固定アーム16の凹曲面16a
は、筆記具10の外周面を両側から圧接保持す
る。このとき、揺動アーム8は筆記具10から離
反する。次に、ヘツド14を+X方向に移動する
と、転動体22は揺動アーム8の内側面に沿つて
移動し筆記具10は、ペンストツカー2側の固定
アーム6と揺動アーム8間から離脱し、筆記具1
0は、ヘツド14側の固定アーム16と揺動アー
ム18間に完全に移行する。
次に、ヘツド14側の筆記具をペンストツカー
2側に置きにゆく場合を、第4図乃至第6図を参
照して説明する。
ヘツド14がペンストツカー2の所望の凹入部
4に所定距離を存して対面している第4図に示す
状態において、揺動アーム8の先端は、転動体2
2の中心に対して、+Y方向に若干d程ずれてい
る。次に、ヘツド14を、−X方向に移動すると、
第5図に示すように転動体22は、揺動アーム8
の外側面に圧縮する。なをも、ヘツド14を−X
方向に移動すると、転動体22は、揺動アーム8
の外側面によつて加圧され、揺動アーム18はス
プリング力に抗して押し広げられるとともに、筆
記具10は、第6図に示すように、ペンストツカ
ー2側の固定アーム6と揺動アーム8によつて把
持される。次に、ヘツド14を+X方向に移動す
ると、筆記具10は固定アーム6と揺動アーム8
に保持されたまま、ヘツド14の固定アーム16
と揺動アーム18間から離脱し、筆記具10の保
持状態は、ペンストツカー2側の固定アーム6と
揺動アーム8に完全に移行する。
尚、本実施例では、固定アームと揺動アームと
で筆記具を保持する構成としたが、両方とも揺動
アームとした構成でも良い。又、転動体は、ペン
ストツカー側の揺動アームに設けても良く、又、
ペンストツカーとヘツドの両方の揺動アームに設
けるようにしても良い。
〔効果〕
本考案は上述の如く、筆記具交換時、ペンスト
ツカー側の揺動アームとヘツド側の揺動アームと
を転動体を介して係合させたので、揺動アーム間
の摩擦力を減少することができ、ヘツドの駆動力
の負担を転減することができるとともに揺動アー
ムの摩耗を防止することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は平面図、第3図は平
面図、第4図は平面図、第5図は平面図、第6図
は平面図である。 2……ペンストツカー、4……凹入部、6……
固定アーム、6a……凹曲面、8……揺動アー
ム、8a……突起、8b……先端、10……筆記
具、12……軸、14……ヘツド、16……固定
アーム、18……揺動アーム、20……軸、22
……転動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツド14側の揺動アーム18をヘツド14の
    移動によりペンストツカー2側の揺動アーム8の
    内側に押し込み該揺動アーム8を弾力に抗して押
    し広げてペンストツカー2側の揺動アーム8が保
    持する筆記具10をヘツド14側の揺動アーム1
    8で保持するように成すとともに、ペンストツカ
    ー2側の揺動アーム8をヘツド14の駆動力でヘ
    ツド14の揺動アーム18の内側に押し込み該揺
    動アーム18を弾力に抗して押し広げてヘツド1
    4側の揺動アーム18が保持する筆記具10をペ
    ンストツカー2側の揺動アーム8で保持するよう
    にした装置において前記揺動アーム8,18の少
    なくとも一方に転動体22を回転自在に取り付
    け、該転動体22を介して前記ヘツド14側の揺
    動アーム18とペンストツカー2側の揺動アーム
    8とが係合するようにしたことを特徴とする自動
    製図機における筆記具交換装置。
JP9174387U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH0349918Y2 (ja)

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JPS63198592U JPS63198592U (ja) 1988-12-21
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