JPH074088U - プロッタのカッター刃方向制御機構 - Google Patents

プロッタのカッター刃方向制御機構

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Publication number
JPH074088U
JPH074088U JP3890793U JP3890793U JPH074088U JP H074088 U JPH074088 U JP H074088U JP 3890793 U JP3890793 U JP 3890793U JP 3890793 U JP3890793 U JP 3890793U JP H074088 U JPH074088 U JP H074088U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
pen
eccentric
cutter
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP3890793U
Other languages
English (en)
Inventor
清 矢彦沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP3890793U priority Critical patent/JPH074088U/ja
Publication of JPH074088U publication Critical patent/JPH074088U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏心カッティングペンをカッティング媒体か
ら上昇させると、偏心カッティングペンの刃先が自動的
に一定方向を向くようにする。 【構成】 プロッタのペンヘッド10に偏心カッティン
グペン12を床面に対して斜めに傾くように取り付け
る。偏心カッティングペン12のホルダー12aに回転
自在に支承されたカッター12bの偏心部にウエイト2
6が固着され、カッター12bの刃先12dは、その回
転中心に対して所定ずれている。カッター12bは、そ
の刃先12dと、カッティング媒体28との係合が解除
されると、ウエイト26の重量によって、そのウエイト
取付側が重力方向を向き、刃先12dの向きが一定方向
を向く。刃先12dが、カッティング媒体28に当接し
て、ペンヘッド10がカッティング媒体28に対して相
対的にXY方向に移動すると、偏心カッティングペン1
2の刃先12dは、カッティング抵抗により、最も抵抗
の少ない向き、即ち、カッティング方向に回転し、カッ
ティング媒体28に対してカッティングが行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転自在な偏心カッティングペンを用いたプロッタのカッター方向 制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転自在な偏心カッティングペンを用いてカッティング動作を行なうカッティ ングプロッタにおいて、カッティングに先き立って、偏心カッティングペンを所 定方向に所定量移動する刃先制御手段を設けたカッティングプロッタが、特開平 1−183397号公報に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記カッティングプロッタでは、刃先の方向制御をカッティングに先立つ初期 設定時にのみ行なうので、カット動作の連続により、プロッタコントローラの刃 先の内部認識方向と実際の刃先方向にズレを生じる問題点が存した。 本考案は、上記問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、シート支持面上のカッティング媒体上を 相対的に二次元に移動し、所定の形状のカッティングを行う為、カッターが自在 に回転するとともに、刃先が回転中心からずれた偏心カッティングペンを使用し たプロッタにおいて、 前記偏心カッティングペンを床面に対して傾けて軸方向に移動可能に支持し、前 記偏心カッティングペンのカッターにウエイトを取り付け、前記刃先がカッティ ング媒体から離反すると、前記偏心カッターのウエイト取付側が重力方向を向く ようにしたものである。
【0005】
【作用】 偏心カッティングペンが上昇して刃先がカッティング媒体から離れると、カッ ターのウエイト取付側が重量方向を向き、刃先が所定方向に回転制御される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2は、脚体4に支持された用紙駆動型プロッタの本体であり、これに、断面形 状が弧状に形成された用紙ガイド6が固設されている。
【0007】 前記本体2には、Yレール8の両端が固定され、該Yレール8は、用紙ガイド 6の前方の下部に対向している。 前記Yレール8には、ペンヘッド10が床面に対して垂直な軸線に対して略30 度程傾いて移動自在に連結している。
【0008】 前記ペンヘッド10のペン保持アーム(図示省略)には、刃先が自在に回転す るとともに、刃先先端が中心からずれた偏心カッティングペン12が脱着可能に 保持されている。 前記ペン保持アームは、ペンヘッド10内のペン昇降駆動装置に連結している。
【0009】 前記偏心カッティングペン12は、前記用紙ガイド6の内側に回転自在に配置 された作図ローラ14と、用紙ガイド6に形成されたスリットを介して対向し、 該状態において、前記偏心カッティングペン12のホルダー12aは、床面に対 して垂直な軸線に対して所定角度、例えば30度(図2中、反時計方向)に傾い ている。
【0010】 16は、前記用紙ガイド6の内側に回転自在に配置された駆動ローラであり、 これに、用紙ガイド6に形成されたスリットを介して、加圧ローラ18が対向し ている。 前記加圧ローラ18は、前記駆動ローラ16に対して圧接し得るように、アーム を介してYレール8に支持されている。
【0011】 20は、ファンであり、用紙ガイド6に形成された多数の小孔22に、バキュ ーム力を発生させるものである。 24は、カバーである。 次に図3を参照して、上記偏心カッティングペン12の内部構造について説明 する。
【0012】 12bは、カッターであり丸棒状のカッター軸部と薄板状の刃部12cとから 成り、カッター軸部の外周面は、ホルダー12aに配設されたボールベアリング 12hによって、回転自在に支承されている。 12fは、ホルダー12aの上部のねじ部に螺合する軸体であり、これの先端 にピボット軸受12gが取り付けられている。
【0013】 前記カッター12bの軸部にストッパー12jが固着されている。 前記ストッパー12jと、前記ベアリング12hの内輪との間にコイルばね12 iが圧縮配置され、該ばね12iの弾発力によって前記カッター軸部の上端のピ ボット部12eが前記ピボット軸受12gに回転自在に弾接している。
【0014】 前記カッター12bは、前記ベアリング12hとピボット軸受12gによって 、自由に回転自在にホルダー12aに支持されている。 前記カッター刃部12cの刃先12dは、カッター12bの回転中心に対して所 定量ずれている。
【0015】 前記カッター12bの軸部の側面にウエイト26が固着されている。 上記した構成において、用紙などのカッティング媒体28にカッティングを行な うには、用紙ガイド6にカッティング媒体28を載置し、該カッティング媒体2 8を駆動ローラ16と加圧ローラ18とでグリップする。
【0016】 該状態において、ホストコンピュータからのデータに基づき、コントローラの 制御によって駆動ローラ16が正逆方向に回転し、カッティング媒体28は、用 紙ガイド6上を前後方向(図2中、左右方向)に送られる。
【0017】 一方、コントローラの制御によって、ペンヘッド10がYレール8に沿って駆 動され、偏心カッティングペン12は、ペン保持アームの下降によってカッティ ング媒体28の上から作図ローラ14に圧接する。
【0018】 ペンヘッド10がカッティング媒体28に対して相対的にXY方向に移動され るとき、偏心カッティングペン12の刃先12dは、カッティング媒体28との カッティング抵抗により、最も抵抗の少ない向き、即ち、カッティング方向に回 転し、カッティング媒体28に対してカッティングが行なわれる。
【0019】 ペンヘッド10のペン保持アームの上昇により偏心カッティングペン12のホ ルダー12aが図1Bに示すように作図ローラ14から上昇すると、カッター1 2bは、ウエイト26の重量によって、ウエイト26取付側が重力方向を向く。
【0020】 ウエイト26と刃先12dは、一定の関係にある為、ホルダー12a上昇時、 刃先12dは一定の方向を向き、この向きは、コントローラに予め入力されてい る。従って、コントローラは、カッティングに際し、カッティングペン12の上 昇時における刃先の方向を正確に認識することが出来、これに基づいて、正確に カッティング制御を行なうことが出来る。
【0021】
【効果】
本考案は上述の如く構成したので、偏心カッティングペンのペンアップ動作ご とに、刃先が所定方向を向くので、正確なカッティングを行なうことが出来る効 果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏心カッティングペンの動作説明図である。
【図2】プロッタの全体概略側面図である。
【図3】偏心カッティングペンの断面図である。
【符号の説明】
2 本体 4 脚体 6 用紙ガイド 8 Yレール 10 ペンヘッド 12 偏心カッティングペン 14 作図ローラ 16 駆動ローラ 18 加圧ローラ 20 ファン 22 小孔 24 カバー 26 ウエイト 28 カッティング媒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート支持面上のカッティング媒体上を
    相対的に二次元に移動し、所定の形状のカッティングを
    行う為、カッターが自在に回転するとともに、刃先が回
    転中心からずれた偏心カッティングペンを使用したプロ
    ッタにおいて、 前記偏心カッティングペンを床面に対して傾けて軸方向
    に移動可能に支持し、前記偏心カッティングペンのカッ
    ターにウエイトを取り付け、前記刃先がカッティング媒
    体から離反すると、前記偏心カッターのウエイト取付側
    が重力方向を向くようにしたことを特徴とするカッター
    刃方向制御機構。
JP3890793U 1993-06-23 1993-06-23 プロッタのカッター刃方向制御機構 Pending JPH074088U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3890793U JPH074088U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 プロッタのカッター刃方向制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3890793U JPH074088U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 プロッタのカッター刃方向制御機構

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Publication Number Publication Date
JPH074088U true JPH074088U (ja) 1995-01-20

Family

ID=12538274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3890793U Pending JPH074088U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 プロッタのカッター刃方向制御機構

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JP (1) JPH074088U (ja)

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