JPH0349857A - レンズ加工装置 - Google Patents

レンズ加工装置

Info

Publication number
JPH0349857A
JPH0349857A JP17992989A JP17992989A JPH0349857A JP H0349857 A JPH0349857 A JP H0349857A JP 17992989 A JP17992989 A JP 17992989A JP 17992989 A JP17992989 A JP 17992989A JP H0349857 A JPH0349857 A JP H0349857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
lens
processed
misalignment
lenses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17992989A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Miyaki
宮木 克己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP17992989A priority Critical patent/JPH0349857A/ja
Publication of JPH0349857A publication Critical patent/JPH0349857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、例えば超音波顕微鏡などに用いられるシリン
ドリカルレンズを加工する加工装置に関する。
B、従来の技術 上記超音波顕微鏡は試料の物性等を知るための装置であ
り1例えば第2図に示すようなシリンドリカルレンズL
を備えている。このシリンドリカルレンズLは1石英あ
るいはサファイア等から成り、下端に円筒状の凹面61
が形成されている。
レンズL上部の圧電素子62を振動させるとレンズL内
に超音波が発生し、この超音波がレンズ1゜内を伝播し
て四面61に達し、ここから超音波ビームとして試料T
Pに放出される。このとき放出される超音波ビームは、
図示の如く直線状に焦点を結ぶ、この超音波ビームの焦
点を試料TPの表面上に合わせてからレンズエ、を徐々
に下降させると、焦点が試料TPの内部に徐々に移動し
、このとき試料TPからの反射波によりV (z)曲線
と呼ばれる曲線が得られる。このV(7,)曲線により
試料TP裏表面任意の方向に伝播する表面波の音速情報
が得られ、この情報から試料TPの物性が評価できる。
このような物性評価を正確に行なうには、シリンドリカ
ルレンズLから放出される超音波ビームが確実に直線状
に焦点を結ぶことが必要であり、そのためには円筒状凹
面61を精度よく加工する必要がある。
第3図は上述したシリンドリカルレンズI6の加工装置
の一従来例を示す。第3図において、本体71には移動
台72が図示左右方向に移動可能に設けられ、この移動
台72に枠体73が上下動可能に保持される。枠体73
には回転部材74が回転可能に支持され、回転部材74
の下端に工具75が取付けられる。この工具75の先端
は球面とされている。レンズホルダ76に被加工面Pが
上方を向くようにレンズLを保持させ、工具回転用モー
タ77により回転体74と一体に工具75を回転させる
。この状態でノズル79からレンズLの被加工面Pに砥
粒(研磨剤)90を供給し、昇降用モータ78により枠
体73を下降させると、工具75先端の球面がレンズ■
、の被加工面Pに抑圧され、砥粒90を介して被加工面
Pが削られる。
この状態で不図示のモータにより移動台72を図示左右
方向に移動させると、被加工面Pに円筒状四面61 (
第2図)が形成される。
また第4図は他の従来例を示し、工具81の側面により
レンズLの被加工面Pに円筒状凹面6]を形成するもの
である。水平方向に延在する工具81は、モータ82に
より回転可能な回転体83に一端が固着されるとともに
、他端が回転体84に支持されている。レンズホルダ8
5に被加工面Pが上方を向くようにレンズLを保持させ
、モータ82により回転体83を介して工具81を回転
させる。その後、砥粒9oを供給しつつ空圧シリンダ8
6に空圧源87から圧縮空気を導いてレンズLを上昇さ
せると、レンズLの被加工面Pが工具81の周面に押圧
され、これにより円筒上凹面61が形成される。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら前者の方式では、加工中に工具75の移動
に伴って工具先端が移動方向あるいは上下方向に芯ぶれ
を起こし、このため円筒状四面61の加工精度が悪くな
る。また後者の方式では、レンズ■、の押圧力により工
具81が上方に撓むため、上述と同様に四面61の加工
精度が悪くなる。
本発明の技術的課題は、円筒状凹面の加工精度を向上さ
せることにある。
09課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図により説明すると、本発明は1円
形断面を有する棒状の工具6と、この工具6を回転させ
る回転手段5とを備え、砥粒90を供給しつつレンズL
l、L2の被加工面P1゜P2を工具6に押圧してこの
被加工面PL、P2に円筒状四面61 (第2図)を形
成するレンズ加工装置に適用される。そして、それぞれ
の被加工面PL、P2が工具の周面と対向するように一
対のレンズLl、L2を工具の軸と直交する線上で保持
する保持部材14.15と、一対のレンズLl、L2の
被加工面PL、P2をそれぞれ相対する方向から工具6
に押圧すべく保持部材14゜15を駆動する駆動手段1
1.12とを具備し、これにより上記技術的課題を解決
する。
また特に請求項2の発明に係るレンズ加工装置は、工具
6の芯ずれに相関する物理量を検出する検出手段40と
、工具6の芯ずれを除去するために検出手段40の検出
結果に基づいて駆動手段11.12を制御する制御手段
23とを更に備えたものである。
さらに請求項3の発明に係るレンズ加工装置は、請求項
1または2の発明において、工具6をその軸方向に超音
波振動せしめる超音波振動発生手段4.31を更に備え
たものである。
E9作用 砥粒90を供給しつつ駆動手段11.12により保持部
材14.15を駆動して一対のレンズLb、、L2の被
加工面PL、P2をそれぞれ相対する方向から工具6に
押圧すると、被加工面PL、P2に円筒状四面61が同
時に形成される。
このとき工具6は、相対する方向からレンズLL。
L2によって押圧されているので撓むことはない。
したがって円筒状四面61が精度よく形成できる。
また請求項2の発明では、検出手段40によって検出さ
れた工具6の芯ずれに相関する物理量に基づいて駆動手
段11.12が制御され、これにより工具6の芯ずれが
除去される。したがって円筒状四面61を形成する際の
精度がさらに向上する。
さらに請求項3の発明では、超音波振動発生手段4,3
1により工具6がその軸方向に超音波振動するので、円
筒状凹面61を形成する際の効率向上が図れる。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 第1図により本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係るレンズ加工装置の正面断面図であ
る0本体1の上部に固着された固定台2には枠体3が取
付けられ、この枠体3の内部に振動子4が回転可能に支
持されている。この振動子4は、枠体3の上部に載置さ
れたモータ5の出力軸に連結部材7を介して連結され、
このモータ5の回転により振動子4が回転する。振動子
4の下部は本体1の内部に挿入され、その下端に円形断
面を有する棒状工具6が取付けられている。また振動子
4には、電気振動を発生する発振器31が一対のブラシ
32.33を介して接続され、振動子4は、この電気振
動を機械的な超音波振動に変換し、これにより工具6が
その軸方向に超音波振動する。
本体1の内部には一対の圧電素子11.12が設けられ
、圧電素子11は本体】の一方の側壁に固着され、圧電
素子12は本体1の他方の側壁に荷重検出器13を介し
て固着されている0両圧電素子11.12の先端には、
レンズホルダ14゜15がそれぞれ取付けられ、このレ
ンズホルダ14.15に被加工面PL、P2を有するレ
ンズLl、L2がそれぞれ保持される。すなわちレンズ
Ll、L2は、各被加工面PL、P2が工具6の周面と
それぞれ対向するように工具6の軸と直交する線上で保
持される。
一対の圧電素子11.12は、電源21.22からの印
加電圧に応じて各レンズI、1.I、2を上記工具6に
対して離接する。この電源21.22は制御回路23に
接続され、制御回路23からの指令に応じて上記圧電素
子11..12に電圧を印加する。制御回路23にはま
た、上述の荷重検出器13が荷重変換器(ロードアンプ
)24を介して接続されるとともに、芯ずれ検出器40
も接続されている。
芯ずれ検出器40は、光学式または磁気式の一対の非接
触型変位センサ41,42から成り、各センサ41.4
2は、それぞれ工具6までの距離(工具6の芯ずれに相
関する物理量)を検出して制御回路23に入力する。制
御回路23は、両センサ41.,42の検出結果が異な
る場合に芯ずれが発生していると判断する。ここで、5
1は、加工用の砥粒90を供給するためのノズルである
次に、実施例の動作を説明する。
加工作業を行なうに当り、一対のレンズLl。
L2を被加工面PL、P2が対向するようにレンズホル
ダ14.15にそれぞれ保持させる。この状態でモータ
5を駆動して振動子4を回転させるとともに、発振器3
1を作動させる0発振器31からの電気的振動は振動子
4により機械的な超音波振動に変換されて工具6に伝達
される。これにより工具6は、振動子4と一体に回転す
るとともに、軸方向に超音波振動する。
この状態で制御回路23を作動せしめて以下のような制
御を行なう。
すなわち制御回路23ば、まず電源21.22により一
対の圧電素子11.12に所定の電圧を印加せしめる。
これにより圧電素子11.12はレンズホルダ14.1
5を駆動し、レンズLl。
L2の被加工面PI、P2をそれぞれ相対する方向から
回転中の工具6に押圧せしめる。このとき。
被加工面PI、P2にノズル51から砥粒90が供給さ
れるから被加工面PL、P2が研磨されて円筒状凹面6
1(第2図)が形成されてゆく。
被加工面PI、P2の工具6への押圧力は、荷重検出器
13により検出され、荷重変換器24により電圧信号に
変換され制御回路23に入力される。制御回路23は、
入力された荷重に基づき、被加工面PL、P2を工具6
に押圧する際の抑圧力が予め決められたパターンで変化
するように電源21.22を介して圧電素子1.1..
12を制御する。
また制御回路23には、芯ずれ検出器40を構成する一
対の変位センサ41,42の出力が逐次入力され、制御
回路23は、両センサ41,42の8力が異なる場合に
は工具6が芯ずれを起こしていると判断し、この芯ずれ
を除去すべく電源21.22を介して圧電素子11.1
2を制御する0例えば、一方の圧電素子の印加電圧を大
きくする。
以上によれば、レンズLl、L2の被加工面PL、P2
がそれぞれ相対する方向から工具6に押圧されるので、
この押圧力をある程度まで増加させても工具6の撓みが
防止され、円筒上四面61を形成する際の加工精度が向
上する。また芯ずれ検出器40の検出結果に基づいて工
具6の芯ずれが防止されるので、加工精度をさらに向上
させることができる。
さらに、発振器31および振動子4により工具6に軸方
向の超音波振動が与えられるので、切削力が増加すると
ともに、工具6とレンズLL。
L2の被加工面PI、P2との間の砥粒90の供給がス
ムーズに行なわれ、以って加工効率の向上が図れる。ま
た超音波振動により工具6と被加工面PI、P2との間
の回転抵抗が低減され、工具6の摩耗が軽減され工具の
長寿命化が図れる。
さらにまた、本実施例では工具6が上下方向に延在して
いるので、工具6の自重による撓みが防止されるという
効果もある。
以上の実施例の構成において、モータ5が回転手段を、
レンズホルダ14,1.5が保持部材を、圧電素子11
.12が駆動手段を、芯ずれ検出器40が検出手段を、
発振器31および振動子4が超音波振動発生手段をそれ
ぞれ構成する。
なお以上では工具6が縦方向に延在しているが。
例えば第4図に示すように横方行に延在させるようにし
てもよい。また荷重検出器13を圧電素子11側にも設
け、一対の荷重検出器13の荷重が常に等しくなるよう
な制御を行なえば、工具6の芯ずれを除去できるので芯
ずれ検出器40は不要となる。この場合には、一対の荷
重検出器13が検出手段を構成することになる。さらに
、芯ずれを検出する手段、工具6を超音波振動させる手
段は本発明に必須ではない。
さらにまた、圧電素子11.12を用いてレンズLl、
L2を駆動するようにしたが、例えばモータによって回
転されるボールネジにレンズホルダの一部を螺合させる
とともに、このレンズホルダを案内用のレール上に載置
し、ボールネジの回転によりレンズ保持部材をレールに
沿って移動させるようにしてもよい。また、油圧、水圧
あるいは空圧シリンダのロンドにレンズを保持させ、ロ
ンドの伸縮に伴ってレンズを駆動するようにしてもよい
G0発明の効果 本発明によれば、一対のレンズの被加工面をそれぞれ相
対する方向から工具の周面に押圧するようにしたので、
従来のような工具の芯ぶれおよびレンズの押圧力による
工具の撓みが防止され、凹面の加工精度が向上する。加
えて、レンズの工具への押圧力を増加させることができ
るので加工が高速化し、さらに一対のレンズを同時に加
工できるので作業の効率向上が図れる。
また特に請求項2の発明によれば、工具の芯ずれを検出
し、その検出結果に基づいてこの芯ずれを除去するよう
にしたので、加工精度がさらに向上する。
さらに請求項3の発明によれば、工具をその軸方向に超
音波振動せしめるようにしたので、凹面形成時の効率向
上および工具の長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すレンズ加工装置の正面
断面図、第2図はシリンドリカルレンズの斜視図である
。 第3図および第4図はレンズ加工装置の2従来例をそれ
ぞれ示す正面断面図である。 4:振動子     5:モータ 6:工具  11,12:圧電素子 14.15:レンズホルダ 21.22:電源     23:制御回路31:発振
器    40:芯ずれ検出器41.42:変位センサ
  61:円筒状凹面90:砥粒  Ll、L2:レン
ズ PL、P2:被加工面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)円形断面を有する棒状の工具と、この工具を回転さ
    せる回転手段とを備え、砥粒を供給しつつレンズの被加
    工面を前記工具に押圧してこの被加工面に円筒状凹面を
    形成するレンズ加工装置において、 それぞれの被加工面が前記工具の周面と対向するように
    一対のレンズを工具の軸と直交する線上で保持する保持
    部材と、 前記一対のレンズの被加工面をそれぞれ相対する方向か
    ら前記工具に押圧すべく前記保持部材を駆動する駆動手
    段とを具備することを特徴とするレンズ加工装置。 2)前記工具の芯ずれに相関する物理量を検出する検出
    手段と、 前記工具の芯ずれを除去するために前記検出手段の検出
    結果に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを更
    に具備することを特徴とする請求項1に記載のレンズ加
    工装置。 3)前記工具をその軸方向に超音波振動せしめる超音波
    振動発生手段を更に備えることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のレンズ加工装置。
JP17992989A 1989-07-12 1989-07-12 レンズ加工装置 Pending JPH0349857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17992989A JPH0349857A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 レンズ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17992989A JPH0349857A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 レンズ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0349857A true JPH0349857A (ja) 1991-03-04

Family

ID=16074397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17992989A Pending JPH0349857A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 レンズ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0349857A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008068364A (ja) 振動切削加工装置及び振動切削加工方法
CN109571159B (zh) 一种游离磨料微细超声加工装置及进给调节方法
JP4468606B2 (ja) 凹球面の加工装置
JP2008538727A (ja) 切削もしくは研削装置
JP2007276081A (ja) 研磨装置および研磨方法
JPH0349857A (ja) レンズ加工装置
KR100417643B1 (ko) 초음파 진동공구를 이용한 금형 다듬질 자동화장치
JP2005059200A (ja) 機械加工装置および機械加工法
JP3169249B2 (ja) レンズの心取り装置
JP4190682B2 (ja) 超音波加工装置
JPH01234106A (ja) 超音波振動コアドリルボール盤
JP3077994B2 (ja) 電解ドレッシング研削装置
JP2000176810A (ja) レンズ芯取方法と芯取機およびこれに用いる芯出装置
JP2004345061A (ja) モバイル型超音波加工装置および超音波加工方法
CN113523435B (zh) 一种硬脆复杂结构无主轴多极伺服研抛装置及研抛方法
JP5334054B2 (ja) スティッチング加工方法
Zarepour Firouzabadi Precision Force Measurement and Control in Micro Ultrasonic Machining
JP7340244B2 (ja) 処理装置
JPS6234678Y2 (ja)
JPS61252056A (ja) 振動研摩加工法
JPWO2003095144A1 (ja) ラップ装置及びラップ加工方法
CN115945792A (zh) 一种实时监控pcd金刚石复合片研磨的方法及激光研磨装置
JPH01199758A (ja) 超音波加工機
SU1576283A1 (ru) Способ финишной ультразвуковой обработки
JPH0624693B2 (ja) 砥石の複合振動によるセラミック等の精密研削加工方法