JPH034967A - 木質板の塗装方法 - Google Patents

木質板の塗装方法

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JPH034967A
JPH034967A JP13693789A JP13693789A JPH034967A JP H034967 A JPH034967 A JP H034967A JP 13693789 A JP13693789 A JP 13693789A JP 13693789 A JP13693789 A JP 13693789A JP H034967 A JPH034967 A JP H034967A
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JP
Japan
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paint
wooden board
wooden
wooden panel
patterns
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Pending
Application number
JP13693789A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sano
佐野 由男
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、木質板の表面にUV塗料(紫外線硬化型塗料
)を塗布した後、UV照射装置によって紫外線を照射し
て前記UV塗料を硬化させる木質板の塗装方法に係り、
塗装表面の新規な模様表現技術に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、木質板の表面にUV塗料を塗布した後、UV
照射装置によって紫外線を照射して前記UV塗料を硬化
させる木質板の塗装方法は行われている。しかしながら
、この従来行われている方法、においては、UV塗料が
塗布された塗装表面を、できるだけ平滑な面に仕上げよ
うとするのが常であった。又、一方、和室用の天井材と
して、−般には、木質材を使用するのが常であり、この
場合、無垢材特に杉材の無垢材を使用するのが、高級で
価値のあるものとして市場では評価されている。無垢材
は、製材機で製材された後に、その表面がカンナかけ或
いは浮造り、磨き等で仕上げられるため、前記製材時の
ノコ目が製品の表面に筋状に残存して表出する。しかし
ながら、最近は、杉の原木が枯渇化し、杉材の無垢材の
採用が困難となって、合板の表面に天然或いは人工の突
板を貼着した突板張り天井材が主流となっている。この
場合、合板の表面に貼着される突板は、スライスにより
製造されるものであるため、前記製材機で製材される無
垢材のように、表面に筋状の模様が現出せず、高級な無
垢材と表面外観が相違して、突板張り天井材であること
が一目瞭然となり、どうしても低級、安物として評価さ
れてしまうものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記従来の技術に鑑みて発明されたもので、
すなわちその課題は、U、V塗料の即硬化性を活かして
、木質板の表面に塗布されるUV塗料の塗装表面に、極
めて簡単に同UV塗料でなる凹凸筋状の新規な模様を形
成することができ、特に、木質板の木目模様と前記凹凸
筋状模様とがあいまって、無垢材であるかの如き高級な
外観となる木質天井材を製造するに最適な木質板の塗装
方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の木質板の塗装方法は、木質板の表面にUV塗料
を塗布した後、紫外線を照射して前記UV塗料を硬化さ
せる木質板の塗装方法において、塗布されたUVI料が
未硬化の状態にある木質板の移送工程で、木質板を振動
させることを特徴とするものであり、それ故に、上記課
題が解決されたものである。
〔作用] 本発明の木質板の塗装方法においては、塗布されたUV
塗料が未硬化の状態にある木質板の移送工程で、木質板
を振動させるため、該移送途中の振動により、木質板の
表面に塗布された未硬化状態のUV塗料の表面に、移送
方向と交差する方向の凹凸筋状模様が形成され、その後
、紫外線が照射され、前記UV塗料が即硬化されて、そ
の表面の凹凸筋状模様は保持され、極めて簡単にUV塗
料でなる凹凸筋状の新規な模様を形成することができる
ものであり、特に、木質板の移送方向に木目模様を有す
る場合、該木目模様と前記凹凸筋状模様とが交差あいま
って、無垢材であるかの如き高級な外観となる木質天井
材を製造するに最適な方法となるものである。
〔実施例] 以下、本発明を、図面に示した実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図に示す木質板の塗装方法は、本発明の一実施例で
、木質板lの表面2にUV塗料3を塗布した後、UV照
射装置4によって紫外線を照射して前記UV塗料3を硬
化させる木質板の塗装方法において、塗布されたUV塗
料3が未硬化の状態にある木質板lの移送工程で、木質
板1を振動させることを特徴とするものである。木質板
1は、コンベア5によって移送されるものである。UV
塗料3は、ロールコータ−6によって、木質板1の表面
に塗布されるものであり、この場合、ロルコータ−6は
木質板1の移送方向と逆回転してリバースコートされる
ものである。又、口、−ルコータ−6にはドクターロー
ル7が隣接して設けられており、該ドクターロール7と
ロールコータ=6との間の上方スペースにUV塗料3が
供給され溜められるものである。塗布されたUV塗料3
が未硬化の状態にある木質板1の移送工程で、木質板l
を振動させるに際しては、U、V塗料3を塗布すると同
時に振動させるものである。すなわち、前記ロールコー
タ−6をドクターロール7と共に、上下方向に振動させ
るものであり、この場合、ロールコータ−6とドクター
ロール7とをその回転支持機構全体ごと振動させるもの
であって、この振動の駆動機構としては、常用されるパ
イブレーク−機構(図示せず)が採用されている。前記
振動により、木質板Iの表面に塗布された未硬化状態の
UV塗料3の表面には、移送方向と交差する方向の多数
の連続した凹凸筋状模様8が形成されるものである。そ
の後、UV照射装置4によって紫外線が照射されて、前
記UV塗料3が即硬化されて、その表面の凹凸筋状模様
8は保持されるものである。この場合、UV塗料3の表
面の凹凸筋状模様8は、紫外線が照射されるUV照射装
置4に至るまでの間にレベリングされて若干滑−らかな
ものとなるが、該凹凸筋状模様8が消失しない内に、U
V照射装置4によってUV塗料3は硬化されるものであ
る。すなわち、UV塗料3の塗布から硬化までのレベリ
ング期間或いはUV塗料3の粘度等が適宜設定されて、
凹凸筋状模様8が消失しないようになされるものである
。該実施例における木質板lは、第2図に示す如く、木
質表面材9の裏面両側に嵌合部を有する桟材10を貼着
してなるものであり、該木質表面材9は、第3図に示す
如く、基材合板12の表面に突板13を貼着してなるも
のである。木質表面材9の突板13の表面には、長手方
向(第1図における木質板1の移送方向と同方向)の杉
材柾目状の木目11が存在しており、該木目11の方向
は前記凹凸筋状模様8の方向と交差するものとなってい
る。したがって、該実施例においては、塗布されたUV
塗料3が未硬化の状態にある木質板1の移送工程で、木
質板1を振動させるため、該移送途中の振動により、木
質板1の表面に塗布された未硬化状態のUV塗料3の表
面に、移送方向と交差する方向の凹凸筋状模様8が形成
・され、その後、UV照射装置4によって紫外線が照射
され、前記UV塗料3が即成化されて、その表面の凹凸
筋状模様8は保持され、極めて簡単にUV塗料3でなる
凹凸筋状の新規な模様を形成することができるものであ
り、しかも、その際、UV塗料3の表面に何ら接触させ
ることなく凹凸筋状模様8が形成されるため、UV塗料
3の表面の透明感を有する艶は消失することがなく、特
に、木質板1の移送方向に杉材柾目状の木目11を存す
る場合、該木目11と前記凹凸筋状模様8とが交差あい
まって、無垢材であるかの如き高級な外観となる木質天
井材を製造するに最適な方法となるものである。
なお、本発明の木質板の塗装方法においては、第4図に
示す実施例の如きであっても良いものである。すなわち
、該実施例においては、木質板1は、塗布工程のコンベ
ア5からこれと分離する硬化乾燥工程のコンベア5へと
移送されるものである。又、該実施例においては、UV
塗料3は、ロルコータ−6によって、木質板1の表面に
塗布されるものであるが、この場合、ロールコータ6は
木質板1の移送方向と同調回転して、ナチュラルコート
されるものである。又、該実施例においては、塗布され
たUV塗料3が未硬化の状態にある木質板工の移送工程
で、木質板1を振動させるに際しては、前記塗布工程の
コンベア5と硬化乾燥工程のコンベア5との間隔におい
て、送りロール14を設けて、該送りロール14を上下
方向に振動させるものである。又、本発明の木質板の塗
装方法においては、第5図に示す実施例の如きであって
も良いものである。すなわち、該実施例においては、木
質板1は、塗布工程のコンベア5からこれと分離する硬
化乾燥工程のコンベア5へと移送されるものである。又
、該実施例においては、UV塗料3は、フローコーター
によって、木質板lの表面に塗布されるものである。又
、該実施例においては、塗布されたUV塗料3が未硬化
の状態にある木質板1の移送工程で、木質板1を振動さ
せるに際しては、前記塗布工程のコンベア5と硬化乾燥
工程のコンベア5との間隔において、エアーシリンダー
15を設け、該エアーシリンダー15を連続的に繰り返
し作動させ、木質板1の裏面に当接させて、該移送され
る木質板1を上下方向に振動させるものである。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明の木質板の塗装方法においては、塗
布されたUV塗料が未硬化の状態にある木質板の移送工
程で、木質板を振動させるため、該移送途中の振動によ
り、木質板の表面に塗布された未硬化状態のUV塗料の
表面に、移送方向と、交差する方向の凹凸筋状模様が形
成され、その後、紫外線が照射されることにより前記U
V塗料が即成化されて、その表面の凹凸筋状模様は保持
され、極めて簡単にUV塗料でなる凹凸筋状の新規な模
様を形成することができるものであり、しかも、その際
、塗布されたUV塗料の表面に何ら接触させることなく
凹凸筋状模様が形成されるため、UVI料の表面の艶は
消失することがなく、特に、木質板の移送方向に木目模
様を有する場合には、該木目模様と前記凹凸筋状模様と
が交差あいまって高級な外観となり、このような木質天
井材を製造するに最適な方法となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の木質板の塗装方法の一実施例を示す工
程概略図、第2図は同実施例において使用される木質板
を示す斜視図、第3図は同実施例において使用される木
質板を示す要部断面図、第4図、第5図は本発明の木質
板の塗装方法の各々異なる実施例を示す工程概略図であ
る。 図において、1は木質板、2は表面、3はUV塗料、4
はUV照射装置、5はコンベア、6はロールコータ−2
7はドクターロール、8は凹凸筋状模様、9は木質表面
材、10は桟材、11は木目、12は基材合板、13は
突板、14は送りロール、15はエアーシリンダーであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)木質板の表面にUV塗料を塗布した後、紫外線を照
    射して前記UV塗料を硬化させる木質板の塗装方法にお
    いて、塗布されたUV塗料が未硬化の状態にある木質板
    の移送工程で、木質板を振動させることを特徴とする木
    質板の塗装方法。
JP13693789A 1989-05-30 1989-05-30 木質板の塗装方法 Pending JPH034967A (ja)

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JP13693789A JPH034967A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 木質板の塗装方法

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JPH034967A true JPH034967A (ja) 1991-01-10

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JP13693789A Pending JPH034967A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 木質板の塗装方法

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