JPH0349542A - 回転電機の固定子鉄心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この完明は回転雷機において、所要部品数を減らしかつ
効率よく冷却することができるようにした固定子鉄心に
関する。

〔従来の技術〕

まず、外面通風形回転電機を例にとって従来例を第３図
に基づいて説明する。この図は外向通風形回転電機の要
部を示し、円筒状の固定子鉄心３ｌが筒状フレーム３２
の内周に嵌着され、フレーム３２は筒状の通風カハー３
３で包囲されている。

前記フレーム３２の外周には軸方向Ｌこ長い放熱リブ３
４が多数一体形成され、隣接する放熱リブ３４の間に冷
却風を通して冷却するようにしている。

また、別の従来例として全閉自冷形回転毒機を例にとっ
て第４図に基づいて説明する。この図は全閉自冷形回転
雷機の要部を示し′、円筒状の固定子鉄心４１が筒状フ
レーム４２の内周に嵌着されフレーム４２の外周には軸
方向に長い放熱リブ４４が多数一体形成され、隣接する
ｌｉ！ｌ．熱リブ４４の間に冷却風を通して冷却するよ
うにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記第３図．第４図の構造では、熱源である固定子鉄心
（３１，．１１）がフレーム（３２．４２）を介して冷
却されるので冷却効率が低く、これにより電機本体が大
形化するという欠点があった。

また所要部品故が多いのでそれぞれの取付け作業に多く
の手数を要するという欠点もあった。

この発明は前記の欠点を除去するために、所要部品数を
減らしかつ効率よく冷却することができるようにした回
転電機の固定子鉄心を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ この発明は前記の目的を達戒するために、第１の発明は
、筒状鉄心１１の内周部に軸方向のコイル挿入用溝ｌ５
を設け、前記鉄心１１の外周部に冷却風を通す軸方向の
通風路ｌ３を多数設けるとともに、この通風路１３内に
放熱リブ１４を一体形或するようにしたものである。

また、第２の発明は、筒状鉄心２１の内周部に軸方向の
コイル挿入用溝２５を設け、前記鉄心２１の外周部に放
熱リブ２４を一体形戒するようにしたものである。

〔作用〕

前記第１の発明によれば、前記通風路１３に冷却風を送
り込むことにより熱源である鉄心１１を直接冷却しさら
に放熱リブｌ４で放熱表面積も増すので、効率よく冷却
して回転電機本体を小形化することができる。また第３
図の従来例で説明したフレーム３２および通風カバー３
３を不要にできるので、所要部品数を減らして組立作業
に要する手数を減らすことができる。

また、前記第２の発明も第１の発明と同様に、熱源であ
る鉄心２１を直接冷却しさらに放熱リブ３４で放熱表面
積も増すので、効率よく冷却して回転電機本体を小形化
することができる。また第４図の従来例で説明したフレ
ーム３２を不要にできるので、所要部品数を減らして組
立作業に要する手数を減らすことができる。

〔実施例〕

第１図は第１の発明の実施例を示すもので、本実施例は
外面通風形回転電機に用いられるものである。第１図に
おいて、筒状鉄心１１の内周部に軸方向のコイル挿入用
溝ｌ５が設けられ、前記鉄心１１の外周部に冷却風を通
す軸方向の通風路１３を多数設けるとともに、この通風
路１３内に軸方向に長い放熱リブ１４を一体形成されて
いる。

この鉄心１１は鉄心素板から打ち抜き加工した鉄心板を
軸方向に積み重ねて形成される。

この構戒において、通風路１３に冷却風を送り込むこと
により熱源である鉄心１１を直接冷却しさらに放熱リブ
ｌ４で放熱表面積も増すので、効率よく冷却して電機本
体を小形化することができる。また第３図の従来例で説
明したフレーム３２および通風カバー３３を不要にでき
るので、所要部品数を減らして組立作業に要する手数を
減らすことができる。

第２図は第２の発明の実施例を示すもので、基本的には
第ｌ図の発明と同様であるが、本実施例は、第１図の外
面通風形と異なり、全閉自冷形回転電機に用いられるも
のである。第２図において、筒状鉄心２Ｉの内周部に軸
方向のコイル挿入用溝２５を設け、前記鉄心２１の外周
部に放熱リブ２４を一体形或するようにしたものである
。この鉄心２１は鉄心素板から打ち抜き加工した鉄心板
を軸方向に積み重ねて形成される。

なお、放熱リブ２４の長さは素板の強度に応じて出来る
だけ軸方向に長い方が良い。

この構威において、熱源である銖心２１を直接冷却しさ
らに放熱リブ３４で放熱表面積も増すので、効率よく冷
却して電機本体を小形化することができる。また第４図
の従来例で説明したフレーム３２を不要にできるので、
所要部品数を減らして組立作業に要する手数を減らすこ
とができる。

〔発明の効果］ この発明によれば、外面通風形回転電機の固定子鉄心に
おいて、筒状鉄心の外周部に冷却風を通す軸方向の通風
路を多数設けこの通風路内に軸方向に長い放熱リブを一
体形或するようにしたので、従来例で説明したフレーム
および通風カバーを鉄心で兼用させることにより不要と
して所要部品数を減らして組立作業に要する手数を減ら
し、また熱源である鉄心を直接効率よく冷却して電機本
体を小形化することができるという効果が得られる。

また、全閉自冷形回転電機の固定子鉄心においても、筒
状鉄心２ｌの外周部に放熱リブ２４を一体形成するよう
にしたもので、上記した外面通風形回転電機と同様の効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図はこの発明を外面通風形回転電機に用いた第１の
実施例の正面図、第２図はこの発明を全閉自冷形回転電
機に用いた第２の実施例の正面図、第３図は第ｌ図にお
ける従来例の要部縦断面図、第４図は第２図における従
来例の正面図である。 １１．２１・・・鉄心、１３・・・通風路、１４．２４
・・・放熱リブ、１５．２５・・・溝。 １１鉄と・ 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）筒状鉄心の内周部に軸方向のコイル挿入用溝を設け
   、前記鉄心の外周部に冷却風を通す軸方向の通風路を多
   数設けるとともに、この通風路内に放熱リブを一体形成
   してなることを特徴とする回転電機の固定子鉄心。 ２）筒状鉄心の内周部に軸方向のコイル挿入用溝を設け
   、前記鉄心の外周部に放熱リブを一体形成してなること
   を特徴とする回転電機の固定子鉄心。