JPH0349488A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0349488A
JPH0349488A JP1185297A JP18529789A JPH0349488A JP H0349488 A JPH0349488 A JP H0349488A JP 1185297 A JP1185297 A JP 1185297A JP 18529789 A JP18529789 A JP 18529789A JP H0349488 A JPH0349488 A JP H0349488A
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JP
Japan
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signal
level
video signal
recording
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JP1185297A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Fujii
敏史 藤井
Yoshiyuki Sasaki
慶幸 佐々木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明はlフィールドの映像信号をセグメント記録す
る装置に関し、特に通常再生における再生信号のレベル
補正を良好に行うとともに、映像内容の判別が可能な変
速再生を行うことができる磁気記録再生装置(以下セグ
メンl−VTRと記す)に関するものである。
〔従来の技術〕
輝度信号の帯域幅だけでも20MHzというハイビジョ
ンベースバンド信号、あるいは帯域幅8.1MHzのM
USE信号(帯域圧縮されたハイビジョン信号)のよう
にNTSC信号など現行の映像信号より広帯域の映像信
号を従来と同様のドラムを使用して記録する方法の一つ
として、1フィールドの映像信号を複数のトラックに分
割して記録するセグメント記録方式がある。即ち、磁気
ヘッドと磁気テープの相対速度を大きくすることにより
広帯域映像信号の記録を実現しようとするものである. また、VTR内で発生する信号劣化、特に直線性やDC
レベルの変動を補正して(以下、特性補正と記す)、よ
り忠実な映像信号の記録再生を行う方法が検討されてい
る.その一例を第11図に示す.これは「並々木清志,
他:帯域圧縮方式ハイビジッン用VTR,ナショナル 
テクニカルレポート, Vol.32. Nα4」に示
されているものである.同図は特性補正手段のブロック
図であり、図において、110は再生ランプ信号を記憶
する再生ランプデータメモリ、111は再生ランプ信号
の加算平均及びチェックを行う加算平均及びチェック回
路、112はレベル補正テーブルメモリ、113は基準
ランプ信号データメモリ、114はデータ処理回路、1
15はレベル補正テープルメモリ112のアドレスを切
り換えるスイッチ、116は再生信号入力端子、117
は再生ランプ信号入力端子、118は時間軸データ端子
、119は補正出力端子である。
従来の特性補正手段は上記のように構戒されており、映
像信号の垂直ブランキング期間内に黒レベルから白レベ
ルまで変化するランプ信号を記録し、これを再生するこ
とによって記録レベルと再生レベルとの対応をつけるよ
うにしている.そして第12図(a)に示すランプ波形
を記録したとき、再生信号として第12図Cb)に示す
ような歪んだ波形が得られたとすると、この再生ランプ
信号をタイムベースコレクタ装置(TBC)に通して時
間軸を補正し、記録時のランプ信号とタイξングを一致
させることによって、入力信号レベルと再生出力レベル
との対応をつけるようにしている。
この動作を詳細に説明すると、再生ランプ信号はまず加
算平均及びチェック回路111に入力され、ここで複数
個の再生ランプ信号を加算してS/Nの改善を図るとと
もに、加算平均した再生ランブ信号の形状をチェックし
、ドロップアウト等の影響を除去する.加算平均及び形
状チェックされた再生ランプ信号は、時間軸データをア
ドレスとして再生ランブデータメモリ110に記憶され
る。次に再生ランプデータメモリ110のデータとアド
レスとを互いに逆転してレベル補正テーブルメモリ11
2に記憶させる。基準ランプ信号データメモリ113に
は記録時のランプ信号の形状が記憶されており、レベル
補正テーブルメモリ112のアドレスとしてスイッチ1
15を介して再生映像信号データを与えれば、基準ラン
プ信号データメモリ113のアドレスが定まり、基準ラ
ンプ信号データメモリ113の出力にレベル補正された
映像信号データが得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のセグメントVTRでは可変速再生時に磁気ヘッド
が磁気テープ上の映像信号トラック(以下、トラックと
記す)を横切って走査するので、各セグメントからの再
生信号が入り乱れ、映像内容の判別が困難であった. さらに特性補正を行う場合、従来の手段では記録時のラ
ンプ信号と再生時のランプ信号のタイミングを完全に一
致させなければならないので、ベロシティーエラーと呼
ばれる一水平期間内の時間軸変動がある場合に、一水平
期間を通してタイミングを記録時と再生時とで完全に一
致させることができず、記録レベルと再生レベルとの対
応が正しくつけられないという問題があった.この発明
は上記のような問題点を解消するためになされたもので
、可変速再生時の映像内容判別を可能にするとともに、
通常再生時にベロシティーエラーがある場合にも特性補
正動作を正しく行える磁気記録再生装置を得ることを目
的とする.〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る磁気記録再生装置は、1フィールド期間
を周期とし少なくとも黒レベルから白レベルまで水平走
査期間を最小単位として変化する第1の基準信号を発生
する手段、及び上記第1の基準信号を記録信号に挿入す
る手段を備えるとともに、さらに通常再生時に再生され
た上記基準信号と、再生映像信号に同期して発生した第
2の基準信号とに基づいて再生映像信号のレベル補正を
行う特性補正手段と、変速再生時に上記再生された第1
の基準信号と磁気ヘッドの回転位相を示す信号とを入力
してメモリを制御し、映像信号を合成するメモリ制御手
段とを備えたものである。
(作用) この発明においては、記録時に挿入した基準信号を記録
時と通常再生時とで正確に対応づけることができるので
、正しくレベル補正ができるとともに、変速再生時、再
生信号から分離した基準信号と、磁気ヘッドの回転位相
を示す信号とを用いて再生映像信号の画面上の位置を検
知し、メモリを制御するようにしたから、内容の判別が
可能な変速再生映像を得ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるセグメントVTRの信
号処理部のブロック図であり、同図(a)は記録系、同
図(ロ)は再生系を示す。同図(a)において、1は映
像信号を8ビットのディジタルデータに変換する記録A
/D変換器、2は映像信号から同期信号を分離するとと
もに、映像信号に同期したクロックを発生する同期分離
・クロック発生手段、3は記録A/D変換器1の出力を
セグメント記録に適した形態に変換するセグメント分割
手段、4は同期分離・クロツク発生手段2の出力を受け
て黒レベルから白レベルまで変化する基準信号を発生す
る第1の基準信号発生手段、5は基準信号をセグメント
分割手段3の出力に挿入する基準信号挿入手段、6は基
準信号挿入千段5の出力をD/A変換する記録D/A変
換器、7はFM変調器である。
また同図(b)において、8はFM復調器、9は磁気ヘ
ッドの再生出力のエンベローブ検波を行うエンベローブ
検波手段、10はエンベローブ検波千段9の出力と所定
のしきい値とを比較するコンパレータ、11はFM復調
器8の出力を8ビノトのディジタルデー夕に変換する再
生A/D変換器、12はFM復調器8の出力から同期信
号を分離するとともに後段の手段で使用する複数のタイ
旦ング信号を発住する同期分離手段、13は時間軸変動
の補正を行うタイムベースコレクタ装置(TBC),1
4はTBC13の出力から基準信号を分離する基準信号
分離手段、15は同期分離千段12の出力を受けて記録
系で発生する基準信号と同様の基準信号を発生する第2
の基準信号発生手段、16は基準信号分離手段14の出
力と第2の基準信号発生手段15の出力を受けて、映像
信号のレベル補正を行う特性補正手段、l7は通常再生
時と変速再生時とで切り換わるスイッチ、18は少なく
とも1フィールド分の映像信号を記憶可能なメモリ、1
9はヘッド切替信号と、コンバレータ10の出力と、同
期分離手段l2の出力と、基準信号分離千段14の出力
とを受けてメモリl8の書き込み,読み出し用制御信号
を出力するメモリ制御手段、20は再生D/A変換器で
ある。
次に第1図から第10図までを用いて動作を説明する。
なお、本実施例で扱う映像信号は走査線数1125本,
2;1インターレースの1チャンネルの信号(輝度信号
と2つの色信号が時分割多重された信号)とする。また
、本実施例では3セグメント記録、即ち、lフィールド
の映像信号を3本のトラックに分割記録する方式を採用
しているものとする。
第1図(a)に示した記録A/D変換器1において、入
力映像信号は同期信号部分も含めて8ビットのディジタ
ルデータに変換される。即ち、信号はO〜255の値で
表現される。ここで、黒レベルは72,白レベルは25
5.同期先端は0となるように設定されているものとす
る。
第2図はセグメント分割千段3の入出力を模式的に示し
たものである。同図(a)は入力信号であり、1フレー
ムが1125本の走査線からなっている。
走査線番号1〜563は第lフィールド、564〜11
25は第2フィールドである。また、走査線番号1〜4
1及び564〜603は垂直ブランキング期間である。
垂直ブランキング期間には垂直同期信号等が含まれてい
るが、第2図(a)では省略している.セグメント分割
手段3は第2図(a),い)に示すように、各フィール
ドの522H(Hは水平走査期間を意味する)分の映像
信号を174Hずつの3@のセグメントに分割する。こ
こで、各フィールドのセグメントを走査線番号の小さい
順に第1.2.3セグメントと呼ぶことにする。
第2,3セグメントについては、入力信号に対してそれ
ぞれ所定時間遅延することにより、各セグメント間に映
像信号がない期間を設ける。この期間をヘッド切替期間
と呼ぶ.各セグメントの長さは映像信号期間(174H
)とヘッド切替期間(13.5H)を合わせた187、
5Hである。
なお、同図(9)では省略しているが、セグメント分割
手段3は上述のセグメント分割動作を行うとともに、第
1セグメントの映像信号期間の直前に負極性の垂直同期
信号を付加し、また各水平走査期間の信号毎に負極性の
水平同期信号と正弦波のバースト信号(以下、単にバー
スト信号と記す)を付加するものとする。垂直同期信号
は再生時フィールドの開始を判別するものであり、水平
同期信号とバースト信号はTBC13で再生信号の時間
軸変動を補正するときに必要となる。
第1図(a)における第1の基準信号発生千段4は同期
分離・クロック発生千段2の出力を受けて、第3図に示
す基準信号を発生する.同図(a)は各水平走査線番号
に対する基準信号レベルの概略を示したものであり、同
図中)はそれを第1フィールドの場合について詳細に示
したものである。なお第2フィールドについても対応関
係は同様である。
第3図から明らかなように各セグメントとも、セグメン
トの開始部と終了部では基準信号レベルがそれぞれ2.
9Hにわたって同一であり、開始部と終了部の間では2
H毎にlレベル増加している。また、フィールドの開始
から終了まで単調に増加している。基準信号挿入千段5
は上述の基準信号をセグメント分割手段3の出力に挿入
する。
この動作を第4図に示すタイムチャートを使って説明す
る。
第4図(a)はセグメント分割千段3の出力の水平走査
線番号250と251の部分(以下、それぞれ250ラ
イン,251ラインと記す)を示したものであり、各ラ
インの信号は水平同期信号とバースト信号と映像信号と
からなっている。同図中)は第1の基準信号発生千段4
で発生した基準信号であり、第3図に示した通り250
ラインでは139レベル,251ラインでは140レベ
ルである。第4図(C)は同期分離・クロック発生千段
2から基準信号挿入千段5へ出力された基準信号の挿入
期間を示すタイミング信号である。これらの信号を受け
て、基準信号挿入手段5は第4図(d)に示す信号を出
力する,即ち、同図(C)のタイ藁ング信号が高レベル
の期間、基準信号をセグメント分割手段3の出力に挿入
する。ここで、タイミング信号が高レベルの期間を少な
くとも数クロック期間以上とし、再生信号にベロシティ
ーエラーがあっても影響を受けない幅を有しているもの
とする。
基準信号挿入手段5の出力は記録D/A変換器6でアナ
ログ信号に変換され、次にFM変調器7でFM変調波に
変換された後、磁気ヘッドにて磁気テープに記録される
第5図は磁気ヘッドと磁気テープの関係を示す図であり
、213.2lbは互いにアジマスが異なる磁気ヘッド
であり、ヘッド幅はトラックピ・ノチに等しいものとす
る.22は磁気ヘッド21a2lbを搭載している回転
ドラム、23は磁気テープである.回転ドラム22は1
フレーム期間に3回転し、その結果、磁気テーブ23に
は第6図に示すトラックパターンで信号が記録されるこ
とになる.図中、各トラック内の数字は水平走査線番号
を示す.また各トラックの上端に記した記号はアルファ
ベットが記録に使用したヘッドを示し、数字がセグメン
ト番号を示すものとする。即ち、例えばA1は磁気ヘッ
ド21aによって記録された第1セグメントのトラック
、B3は磁気ヘッド2lbによって記録された第3セグ
メントのトラックを意味する。また斜線で示した部分は
第2図(ロ)で示したヘッド切替期間である。再生時ヘ
ッド切替がこの期間で行われるので、磁気テーブ23の
伸び縮みがあっても映像信号部分の欠落は発生せず、元
の番号を復元できる。
次に再生時の動作を説明する。
通常再生状態において、レベル補正は以下の′ように行
われる。第l図(′b)において、磁気ヘッドの再生出
力はFM復調された後、再生A/D変換器1lで8ビッ
トのディジタル信号に変換され、続いてTBC13にて
記録再生過程で生じた時間軸変動の補正と、セグメント
分割手段3による処理と逆の処理を受ける。即ち、第2
図(b)から(a)へ変換される。従ってTBC13の
出力においては、時間軸に関しては記録A/D変換器1
の出力の状態に戻っていることになる。ここで、信号レ
ベルに関してはFM変調器7,’FM復調器8等が非直
線特性を持っていると記録系での値と異なった値を示す
ことになる。即ち、第7図(a)に示したように再生映
像信号の250ラインの基準信号は本来139レベルで
あったものが(139+α)レベルに変化し、251ラ
インについても140レベルが(143+β)レベルに
変化している。なお、α,βは整数である。このような
レベル変動は基準信号だけでなく、映像信号部分でも同
様に発生している。そこで、基準信号分離手段14では
TBC13の出力から第7図(ロ),(C)に示すよう
に基準信号を分離し、その値(再生基準信号レベルと呼
ぶ)を特性補正手段16に供給する。一方、第2の基準
信号発生手段15では同期分離手段12から再生映像信
号より分離した垂直同期信号と水平同期信号を受けて、
各ラインに対して第7図(d)に示すように第1の基準
信号発生手段4と同一の値を出力する。
特性補正手段16はメモリで構威されており、再生基準
信号レベルをアドレスとし、第2の基準信号発生千段1
5の出力をデータとしてメモリに書き込んでレベル補正
テーブルを作戒する.そして、映像信号期間ではTBC
13の出力をアドレスとして、メモリからの読み出しを
行うことにより、再生信号のレベル補正を行うのである
。レベル補正された再生映像信号はスイッチl7を経て
D/A変換された後、VTR出力となる.次に変速再生
時の動作について説明する。
?お、変速再生期間中、TBC13はライン単位の時間
軸変動補正のみを行い、第2図(b)から(a)への変
換動作は行わないものとする。また、特性補正手段は補
正テーブルの更新を停止するものとする。
ここで、記録時の3.5倍の速度で磁気テープ23を走
行させつつ再生を行う場合を例にとる。
第8図はその場合のトラックパターンとヘッド走査軌跡
の関係を示す図である。図中、At,82等の意味は第
6図と同じである。また、磁気テープ下端のA,Bはそ
れぞれ磁気ヘッド21a.2lbの走査軌跡を示す。2
個のヘッドのアジマスが異なる■ことから斜線で示した
部分のみが再生される。
第1図い)におけるエンベロープ検波手段9とコンパレ
ータ10はヘッド再生出力の振幅が十分大きい期間を検
出する。即ち、第8図中の走査軌跡24の場合を例にと
ると、エンベローブ検波手段9の出力は第9図(a)と
なる。ここで、コンパレータ10のしきい値をエンベロ
ープ検波手段9の最大出力の半分に設定しておくと、コ
ンバレータ10の出力は伺図(b)となる。この出力の
高レベルの期間は再生映像信号のS/Nが比較的良い期
間を示している. ここで、第10図の実線は第3図の内容をヘッドの回転
位相角と基準信号レベルの関係として示したものである
.この関係は変速再生の場合であっても変わらない.従
って第8図の走査軌跡24の場合の再生基準信号は第9
図(C)の実線のようになる.なお、コンパレータ10
の出力が低レベルの期間については省略している. メモリ制御手段19にはヘッド切替信号が入力しており
、この信号からヘッドの回転位相を知ることができる。
メモリ制御手段19ではヘッドの回転位相に応じて第1
0図に破線で示した第1及び第2のしきい値を発生して
基準信号分離手段l4の出力と比較して、再生信号がど
のセグメントに属するかを判別し、さらにヘッドの回転
位相からセグメント内のおよその位置、即ちフィールド
内ライン番号(第2フィールドも第1フィールドとして
扱う)を導出することができる。メモリ制御手段19は
コンパレータ10が高レベルの期間のみ特性補正千段1
6の出力をメモリ18の前記導出したラインに書き込む
。そしてメモリ18からの読み出しは再生映像信号とは
非同期で、所定の同期信号に従って行う。メモリ18の
出力はスイッチl7を経てD/A変換された後、VTR
出力となる。このとき、第8図からも明らかなようにヘ
ッドのl2走査毎にメモリ18の内容は更新され、しか
も各セグメントの再生信号が入り乱れることがないので
、十分映像内容の判別が可能な変速再生画像が得られる
. なお、上記実施例では走査線数l125本,2:1イン
ターレースの1チャンネルの映像信号を考えたが、映像
信号の仕様はこれに限るものではないことは言うまでも
ない。また、セグメント数も3に限られるものではなく
、他のセグメント数の場合.あるいは多チャンネル記録
とセグメント記録とを併用する場合においても同様の効
果を奏する. また、上記実施例で採用した第3図の基準信号発生アル
ゴリズムもこれに限るものではなく、変速再生時にヘッ
ド切替信号との関係からセグメントを判別可能なもので
あればよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
また、特性補正手段としてメモリを使用する例について
説明したが、マイクロコンピュータを用いてソフトウェ
アでレベル補正データを作威し、レベル補正データに不
連続点が生じた場合にデータを補関する等の他のレベル
補正方式を用いても良い。
また、上記実施例では再生時に得られる再生基準信号の
データをそのまま用いた例について説明したが、複数回
の再生基準信号のデータを加算平均,平滑化する手段、
ドロップアウトが発生した場合の再生基準信号のデータ
は使用しない、などの手段を併用することによりさらに
一層の効果を期待できる。
さらに、変速再生の説明におけるテープスピードやコン
パレータのしきい値が上記実施例中の値に限るものでな
いことは言うまでもない.〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば記録時に挿入した少な
くとも黒レベルから白レベルまで水平走査期間単位で変
化する第lの基準信号と、通常再生時に同様に発生する
第2の基準信号とを対応づけるようにしたので、ベロシ
ティーエラ一等、若干の時間軸変動が残る場合でもレベ
ル補正動作を正確に行うことができ、また変速再生時、
再生基準信号とヘッドの回転位相とから映像信号のセグ
メント及びTV画面上の位置を判別できるので、メモリ
を用いた内容判別が可能な変速再生を実現できる効果が
ある. さらに、この発明によれば特性補正と変速再生時の映像
信号位置の判別とを同一の基準信号を用いて実現するこ
とができるので、記録信号に占める映像信号期間を大き
くとることができ、記録信号中にそれぞれの用途に対応
した信号を挿入する場合に比較して信号帯域幅が狭い分
だけ映像信号のS/Nを良くすることができるという効
果もある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録再生装置の信
号処理部のI威を示すブロック図、第2図はセグメント
分割手段の動作を説明するタイムチャート図、第3図は
第1の基準信号発生手段の出力を説明する基準信号一走
査線番号関係図、第4図は基準信号挿入手段の動作を説
明するタイムチャート図、第5図は磁気ヘッドと磁気テ
ープの接触関係を示すヘッドーテープ状態図、第6図は
磁気テープのトラックパターン図、第7図は特性補正動
作を説明するタイムチャート図、第8図は3.5倍速再
生時のヘッド軌跡図、第9回は3.5倍速再生時の動作
を説明するタイムチャート図、第10図は基準信号一ヘ
ッドの回転位相角関係図、第11図は従来の特性補正装
置の構威を示すブロック図、第12図はその動作説明図
である。 図において、4は第1の基準信号発生手段、5は基準信
号挿入手段、14は基準信号分離手段、l5は第2の基
準信号発生手段、16は特性補正手段、18はメモリ、
19はメモリ制御手段である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1フィールド期間の映像信号を複数の映像信号ト
    ラックに記録する磁気記録再生装置において、 記録映像信号に同期し、1フィールド期間を周期として
    映像信号の1水平走査期間毎に、少なくとも映像信号の
    黒レベルから白レベルまでに相当する複数種のレベルの
    異なる信号の一つを発生する第1の基準信号発生手段と
    、 該第1の基準信号発生手段の出力を前記記録映像信号の
    水平ブランキング期間内の所定の位置に挿入する基準信
    号挿入手段と、 再生映像信号に同期して動作し、前記第1の基準信号発
    生手段と同様の基準信号を発生する第2の基準信号発生
    手段と、 該第2の基準信号発生手段の出力と前記再生映像信号か
    ら分離して得られる基準信号とを用いて該再生映像信号
    をレベル補正する特性補正手段と、変速再生時に前記再
    生映像信号から分離した基準信号と磁気ヘッドの回転位
    相を示す信号とを入力してメモリを制御し、映像信号を
    合成するメモリ制御手段を備えたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP1185297A 1989-07-18 1989-07-18 磁気記録再生装置 Pending JPH0349488A (ja)

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