JPH0349466A - 記録紙残量通知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概要） 回線を通じて受信した画像の記録を行う記録紙の残量が
所定量以下である場合にその旨を通知する通知部を膚す
る画像送受信装置に関し、予め設定した所定時刻に記録
紙の点検を行うことにより、できるだけ受信を中断する
ことなく、長期の記録紙切れを防止して、信頼性のある
記録紙残量通知方式を提供することを目的とし、記録紙
の残量が所定量以下であるか否かを検出する記録紙残量
検出部と、予め設定した所定時刻に時刻信号を発生させ
る時刻信号発生部と、当該時刻信号があった時に、前記
検出部により対して検出指示を行うとともに、当該検出
部により、記録紙の残量が所定量以下であることが検出
された場合には前記、通知部に対して通知の指示を与え
る通知指示部とを有する構戒である。

（産業上の利用分野） 本発明はファクシくリ装置等の画像送受信装置の記録紙
残量通知方式に係り、特に、受信した画像の記録を行う
記録紙の残量が所定量以下である場合にその旨を使用者
等に通知する通知部を有する画像送受信装置の記録紙残
量通知方式に関する。

（従来の技術） 従来、画像送受信装置としてのファクシくり装置が受信
した画像の記録を行う記録用紙の残量が所定量以下にな
った場合に、使用者等に対してその旨を伝えるアラーム
信号を発する装置があった。

当該装置は第４図に示すように、記録紙の有無または残
量がほとんどないことを検出する記録紙有無検出部４１
と、当該ファクシミリ装置に回線を介して画像が伝送さ
れ当該装置により画像の受信が開始されたか否かを検出
する受信検出部４５と、受信が開始された後、前記記録
紙宥無検出部４１により記録紙がないことが検出された
場合に、音声通知部４３に対して通知の指示を与える受
信中通知指示部４２と、当該指示に基づいて、音声によ
るアラーム信号を発して、記録紙がない旨を通知する音
声通知部４３とを有するものであった。

木方式は回線を介して伝送された画像の受信が開始され
、受信の開始が前記受信検出郁４５により検出された後
に、前記記録紙有無検出部４１が記録紙がなくなったこ
とを検出した場合に、前記音声通知部４３は前記受信中
通知指示部４２により与えられた指示に基づいて、記録
紙がなくなった旨をアラーム信号により通知するもので
ある。

（発明が解決しようとする課題） ところで、従来例に係るファクシミリ装置では以上説明
したように、前記音声通知部４３は、画像の受信が開始
された後に、前記記録紙有無検出部４１により記録紙が
なくなったことが検出されるとアラーム信号を発するよ
うにしている。

従って、当該ファクシミリ装置が受信した画像信号を一
旦格納するメモリをもたない場合に記録紙がなくなった
ことが検出され通知が発せられた場合、記録紙の交換が
完了するまで受信を行うことができないだけでなく、特
に、記録紙の残量が少ないことに気づかずに、夜間等に
長時間無人の状態で記録紙切れが生じると、留守中の受
信を一切行うことができない上に、急ぎの用件の伝達が
遅れるという問題点を有していた。

そこで、本発明は画像の受信があった場合に初めて記録
紙の有無の検出を行うのではなく、予め設定した所定時
刻に定期的に記録紙の点検を行うことにより長時間の記
録紙切れを防止して、信頼性及び操作性の良い画像送受
信装置の記録紙残量通知方式を提供することを目的とし
てなされたものである。

（課題を解決するための手段） 以上の技術的課題を解決するため本発明は第１図に示す
ように、回線を通じて受信した画像の記録を行う記録紙
の残量が所定量以下である場合にその旨を通知する通知
部３を有する画像送受信装置において、記録紙の残量が
所定量以下であるか否かを検出する記録紙残量検出部１
と、予め設定した所定時刻に時刻信号を発生させる時刻
信号発生部４と、当該時刻信号があった時に、前記検出
部１により対して検出指示を行うとともに、当該検出部
１により、記録紙の残量が所定量以下であることが検出
された場合には前記通知部３に対して通知の指示を与え
る通知指示部２とを有するものである。

（作用） 本発明により記録紙の残量の検出を行う場合には、前記
時刻信号発生部４に対して、当該発生部４が時刻信号を
発する所定時刻を予め設定する。

ここで、「所定時刻」とは、例えば、会社の終了時刻の
少し前とか、当該画像送受信装置から使用者が長時間離
れて、記録紙がなくなった場合に、長時間記録紙を当該
画像送受信装置に供給することができなくなる時間帯の
少し前の時刻である。

前記通知指示部２は前記時刻信号発生部４から前記所定
時刻を示す時刻信号が発生すると、前記記録紙残量検出
部１に対して、記録紙の残量の検出を指示し、当該検出
結果に基づいて、前記通知部３に対して通知の指示を与
えるか否かを決定する。

すなわち、当該通知指示部２は、当該記録紙残量検出部
１により記録紙が所定量以下であることを示す検出結果
が得られた場合には、前記通知部３に対して通知を発す
べき指示を与え、記録紙が所定量以上であることを示す
検出結果が得られた場合には、前記通知部３に対して通
知を発すべき指示を与えないことになる。

通知部３は当該指示に基づいて通知を発したり発しなか
ったりする。

ここで、「所定量」とは当該量以下になった場合には、
新たな記録紙の供給を行うことになる記録紙の残量であ
って、余り当該量が少ないと、無人の時間帯に長時間の
受信があった場合に対処することができないことになり
、当該残量が余り多い場合には、ロール紙の場合には交
換による無駄が多いことになり不都合であり、両方の場
合の調和点の適当な量に決められることになる。

（実施例） 続いて、本発明の実施例について説明する。

本実施例に係る画像送受信装置としてのファクシくリ装
置は第２図に示すように、記録紙の残量の検出を行う前
記記録紙残量検出部１としての記録紙残量検出センサ１
１と、種々の制御を行うＭＰＵ等から構戊されている主
制御部１６と、通知部１３と、前記時刻信号発生部４と
してのタイマ１４と、使用者による前記所定時刻の設定
等を行うキーボード等のオペレーション・バネル１７と
を有するとともに、その他、前記記録紙に記録を行う記
録部１８と、原画の読取りを行うイメージ・センサ等の
読取郡２１と、受信画像の復元や送信画橡の圧縮等を行
う画像処理部２０と、回線を介して伝送の制御を行う回
線制御部１９とを有するものである。

さらに、前記主制御部１６は前記通知指示部１２と、受
信検出部１５とを有する。

また、前記通知部１３は音声機能部１３ａと、スビーカ
１３ｂとを宥し、前記画像処理部２０は同図に示すよう
に、処理郁２０ａと受信したまたは送信する画像を一時
保持するバッファ・メモリ２０ｂとを有するものである
。

第３図には前記記録紙残量検出センサ１１を示すもので
あり、第３図（ａ）にはロール紙の場合を示し同図（ｂ
）はカット紙（シート紙）の場合を示すものであり、当
該センサは発光素子及び受光素子が一体化されたもので
あって、発光素子から発せられた光を記録紙または記録
紙がない場合にはその背後の物体により反射した光を受
光素子が受光し、記録紙がある場合には当該記録紙によ
り光が遮断されることにより記録紙の宥無を検出するも
のである。

尚、発光素子を受光素子と向かい合せて位置させて記録
紙により光が遮断されるか否かを検出するようにしても
良い。

第３図において，符号３２はロール紙、符号３３はカッ
ト紙を示すものであり、符号３０はカセットまた符号３
１はカセットの背当てを示すものである。記録紙の残量
の検出は同図（ａ）のロール紙３２の場合には、残量が
減ると記録紙の径が小さくなることにより前記所定量を
検出し、カット紙３３の場合には前記カセット３０の背
当て３ｌの角度の変化（残量が減ると、背当ての角度が
大きくなり発光素子から発した光が記録紙により遮断さ
れないことになる）により前記所定量が検出されること
になる。

本実施例に係る装置は次のように動作する。

例えば、会社が午後５時に終了し、夜間は会社が無人に
なるとすれば、前記ファクシミリ装置の使用者は前記オ
ペレーション・バネル１７により前記タイマ１４に前記
所定時刻として午後４時５０分を設定しておく。

すると、当該タイマ１４は毎日午後４時５０分になれば
、当該時刻を表す時刻信号を主制御部１６の通知指示部
１２に送出する。

当該信号があると、当該通知指示部ｌ２は前記記録紙残
量検出センサ１１に対して記録紙の残量の検出の指示を
行い、当該センサ１１が検出した記録紙の残量を示す検
出結果に基づいて前記通知部１３に対して、通知の指示
を行うか否かを決定する。

すなわち、当該記録紙残量検出センサ１１により検出さ
れた残量が前記所定量以下であることが検出された場合
には、当該通知指示部１２は前記通知部１３に対して通
知を発するような指示を与え、所定量以上であれば前記
通知部ｌ３に対して指示を与えないことになる。

当該通知部１３に通知の指示があった場合には、前記音
声機能部１３ａは当該機能部１３ａに格納されているメ
ッセージ、例えば「記録紙が残り少なくなっています」
等を内容とする旨の通知を前記スビーカ１３ｂにより行
うことになる。

一方、前記所定時刻である午後４時５０分において、当
該ファクシミリ装置が受信を既に開始し回線及び回線制
御部１９を通して画像の受信が開始され、受信中である
旨が前記受信検出部１５により検出されている場合にあ
っては、前記通知指示部１２は、記録紙の残量が完全に
なくなった場合に前記通知部１３から通知を行うととも
に、受信が完了した段階で残量を点検し、通知指示部１
２は残量が所定量以下である場合に前記通知部ｌ３に対
して通知の指示を行うようにしても良い。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明は所定時刻に記録紙の残量
の点検を行うようにしているため、受信が行われていな
い期間に記録紙の供給を行うようにしている。

したがって、通常、記録紙の供給を受信を中断すること
なく行うことができることになる。また長時間無人にな
るような場合には、当該時間帯に入る少し前で記録紙の
残量の点検を行うことにすれば、当該時間帯に受信があ
った場合の記録紙の切れを防止し，信頼性のある記録紙
残量通知方式を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は発明の原理ブロック図、第２図は実施例に係る
ブロック図、第３図は実施例に係る記録紙の検出を示す
図、第４図は従来例に係るプロ・ンク図である。 １（１１）・・・記録紙残量検出部（記録紙残量検出セ
ンサ） ２．１２・・・通知指示郁 ３，１３・・・通知部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　回線を通じて受信した画像の記録を行う記録紙の残量
   が所定量以下である場合にその旨を通知する通知部（３
   ）を有する画像送受信装置において、 記録紙の残量が所定量以下であるか否かを検出する記録
   紙残量検出部（１）と、 予め設定した所定時刻に時刻信号を発生させる時刻信号
   発生部（４）と、 当該時刻信号があった時に、前記検出部（１）に対して
   検出指示を行うとともに、当該検出部（１）により、記
   録紙の残量が所定量以下であることが検出された場合に
   は前記通知部（３）に対して通知の指示を与える通知指
   示部（２）とを有することを特徴とする記録紙残量通知
   方式。