JPH0349274Y2 - - Google Patents

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JPH0349274Y2
JPH0349274Y2 JP14444784U JP14444784U JPH0349274Y2 JP H0349274 Y2 JPH0349274 Y2 JP H0349274Y2 JP 14444784 U JP14444784 U JP 14444784U JP 14444784 U JP14444784 U JP 14444784U JP H0349274 Y2 JPH0349274 Y2 JP H0349274Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、開口部を開閉させる開閉体のロツク
構造に関し、詳しくは上部のロツク体及び下部の
接床部材をロツク状態に操作するときの操作系に
ストツパー構造を省いて簡素な構造にしようとす
る技術に関する。
[背景技術] 従来、開口部を開閉する開閉体の上端もしくは
下端からロツク部材を突出引退自在に設けてロツ
ク部材を開閉端から突出並びに引退操作するの
に、各々の操作限界位置においてストツパー構造
を設けなければならず、構造が複雑となるという
問題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単な改良に
より、ストツパー構造を省くことができ、構造を
簡素にできる開閉体のロツク構造を提供すること
にある。
[考案の開示] 本考案は、開口部を開閉する開閉体4の上部に
ロツク体77を、下部に接床部材65を突出引退
自在に設け、開閉体4に上下一対の回転円板体8
9と回転円板82をその外周のギヤ部90,90
において噛合回転自在に設け、回転円板体89の
ギヤ部90に噛合される操作具79が昇降スライ
ド操作自在に開閉体4に設けられ、上方の回転円
板体89にリンク83を枢支連結するとともにリ
ンク83にロツク体77を接続し、下方の回転円
板82にリンク86を枢支連結するとともにリン
ク86に接床部材65を接続し、上記操作具79
の昇降スライド操作により上下の回転円板体89
及び回転円板82を回転操作させてロツク体77
及び接床部材65を突出引退自在に構成し、回転
円板82とリンク86との枢支連結箇所Aが接床
部材65のロツク状態における回転円板82の上
死点B及び下死点Cを越える位置にまで操作され
るように回転円板82の操作量を設定して成る開
閉体のロツク構造にかかるものであり、このよう
に構成することにより、上記目的を達成できるに
至つた。つまり、回転円板82とリンク86との
枢支連結箇所Aが回転円板82の上死点Bと下死
点Cとを越えるように回転円板82の操作量を設
定することによつて、操作上限及び操作下限の設
定は上死点B及び下死点Cを越えさせればよく、
操作系にストツパー構造を構成しなくてよく、構
造を簡素化でき、かつロツク体及び接床部材の昇
降操作が容易におこなえるようにしたものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
鴨居に固定された上レール1と敷居に固定され
た下レール2とにわたつて複数枚の間仕切りパネ
ルのような開閉体4を各々走行自在に建て込んで
ある。これら開閉体4は第1図のように上下レー
ル1,2に沿つて一直線状に引き出し、隣接のも
のを互いに当接することで室内の開口を閉成して
間仕切りを行うことができるようにしてある。こ
のような閉成状態においては、開閉体4に設けた
後述する接床部材65をロツク手段として、走行
をロツクして開閉体4の各々の位置を確定して開
閉体4が開くことがないようにしてある。開閉体
4を開いて間仕切りを解除するには、第1図の右
端の開閉体4のロツクハンドル6を操作して、こ
の開閉体4のロツク手段のロツクを解除して第3
図のように右端の開閉体4をその右端部分を中心
に上下レール1,2に対して略直交させるように
回転させて開き、その後、残りの開閉体4のロツ
ク状態を各々解除し、第3図のように残りの開閉
体4を各々右端部分を中心に回転させて非間仕切
り状態にするのである。このように非間仕切り状
態に回転させた開閉体4は上下レール1,2の左
端に集められ、しかして室内の開口を大きく開い
て間仕切りを解除することができるようにしてあ
る。
以下上述の動作を行う構成を詳しく説明する。
第5図のように上レール1は全長にわたるラツ
ク・ピニオン室7とこれよりも下方のランナー室
8とに分けてあり、下レール2には第6図のよう
にラツク・ピニオン室7のみを全長に形成してあ
る。各々のラツク・ピニオン室7の一側縦壁がわ
にはラツク保持片9を全長に設けてある。ラツク
ギア3は第7図乃至第9図に示すように、上下レ
ール1,2に比べてその長さが相当に短くしてあ
る。ラツクギア3の長さ方向一端部には接続凸部
11を形成してあり、他端部には接続凹部12を
形成してある。又、ラツクギア3には全長にわた
つて係合溝10を形成してある。しかしてラツク
保持片9に係合溝10を係合するとともに接続凹
部12に接続凸部11を接続して、上下レール
1,2のラツク・ピニオン室7の一側の縦壁に沿
つてラツクギア3を上下レール1,2の全長にわ
たつて設けてある。係合溝10の溝側壁には突起
62を設けることにより、ラツク保持片9に係合
させるときのい摺接抵抗を軽減させることができ
るようにしてある。このようなラツクギア3は合
成樹脂の成形品である。
上下レール1,2のラツク・ピニオン室7内に
設けたラツクギア3には開閉体4側に水平回転自
在に設けたピニオンギア5を各々噛合させるとと
もに開閉体4側に横軸廻りに上下回転自在に設け
たランナー13を上レール1のランナー室8のラ
ンナー受け面14上に転動自在に載設してあり、
開閉体4が走行するに当たつて、ラツクギア3に
ピニオンギア5が噛合している噛合状態を維持し
ながらランナー13がランナー受け面14上を転
動するようにしてある。このように、ラツクギア
3にピニオンギア5が噛合しながら開閉体4の走
行を行なうようにすることで、開閉体4の上下部
分の走行量を等しくして開閉体4ががたつきなく
走行できるようにしてある。かかる場合、ラツク
ギヤ3とピニオンギア5との噛合箇所には開閉体
4の荷重がかかることがないようにして、その噛
合状態に無理がかかることがないようにしてあ
る。以下その構成を説明する。
第10乃至第12図はランナー保持ブロツク1
5を示していて、L字状のブロツク本体17に取
付け孔16を設け、ブロツク本体17の縦板18
の上端部分にねじ孔19を形成した筒部20を設
けてある。しかしてランナー保持ブロツク15を
開閉体4の一側端部の上部隅部にビスにて第13
図及び第14図のように取付けてある。第16図
及び第17図a,bはランナー部21を示し、ピ
ニオン軸22に上記ピニオンギア5を一体回転可
能に挿合し、ピニオンギア5の下部にベアリング
23を当接させ、Eリング24にてピニオンギア
5の抜け止めを図つてある。一方、第17図bの
ように、ケーシング25に略U字状の強度メンバ
ー26を嵌め込み、ケーシング25と強度メンバ
ー26との中央孔27に筒状の外軸28を挿通
し、押さえブロツク29を略U字状の強度メンバ
ー26に嵌め込み、押さえブロツク29で外軸2
8の鍔30を押さえて外軸28の抜け止めを図る
とともに外軸28の廻り止めを図つてある。ケー
シング25、強度メンバー26及び押さえブロツ
ク29の横孔31に横軸32を挿通し、横軸32
にはころ状の上記ランナー13を回転自在に挿通
し、Eリング24にて抜け止めを図つてある。外
軸28の下部外面には雄ねじ33を形成してあ
る。しかして外軸28の雄ねじ33をランナー保
持ブロツク15の筒部20のねじ孔19にねじ込
むことにより、ランナー部21をランナー保持ブ
ロツク15に接続してある。そしてピニオンギア
軸22を押さえブロツク29の縦孔34及び筒状
の外軸28に回転自在に挿通してある。かかる場
合、ピニオン軸22側のベアリング23の外レー
スは押さえブロツク29の凹所35に嵌入してい
て、ピニオン軸22がスムースに回転することが
できるようにして、ラツクギヤ3に噛合している
ピニオンギア5がスムースに噛合回転できるよう
にしてある。
このような構成によれば、開閉体4側に接続さ
れたランナー保持ブロツク15にランナー部21
がねじ接続され、ランナー部21に回転自在とし
たランナー13を上レール1のランナー受け面1
4上に載設して、開閉体4の荷重を上レール1に
て受けることができ、ピニオンギア5側には開閉
体4の荷重がかからないようにして、ピニオンギ
ア5とラツクギヤ3との噛合状態に無理がかから
ないのである。
第18図乃至第21図はピポツト受け36を示
し、L字状の受け本体37の下横片38に取付け
孔39を設けてある。受け本体37の縦片40の
下端部には挿通孔41を形成した筒状部42を形
成してある。しかしてピボツト受け36を第24
図のように、開閉体4の一側端部の下部隅部にビ
スにて取付けてある。そしてピニオン軸22の下
端部にピニオンギア5を一体回転可能に取付け、
このピニオンギア5よりも上方に下レール2に対
する摺動子43を回転自在に設けてある。この摺
動子43にはミニチユアベアリング44を設けて
あり、下レール2との摺接抵抗を軽減させてあ
る。更に摺動子43はラツクギヤ3に付着したご
みを除去するごみ除去具63を兼ねるものであ
り、ごみ除去具63にはピニオンギア3の前後箇
所において第24図b,cのように、ラツクギヤ
3に近い側程開閉体4の走行方向の前方に突出す
るごみ排出傾斜面64を形成してある。しかして
ピニオン軸22をピボツト受け36の筒状部42
の挿通孔41に回転自在に挿通し、下部において
もピニオンギア5をラツクギヤ3に噛合させてあ
る。ピニオン軸22の鍔部45と筒状部42との
間にスプリング46を介装して、ピニオン軸22
がその自重で下降して、下レール2との間で摺接
抵抗が大きくなることがないようにしてある。か
かる場合、ごみ除去具63がラツクギヤ3に付着
しているごみを除去し、これをごみ排出傾斜面6
4によりラツクギヤ3より離れる側に排出するこ
とで、ラツクギヤ3を常に清浄に保ち、ラツクギ
ヤ3とピニオンギア5との適正な噛合状態を維持
し、開閉体4の安定走行を長期にわたつて行なう
ことができるようにしてある。
上記ピニオン軸22は3分割されている。つま
り、ランナー部21に回転自在に支持された上ピ
ニオン軸22aと、ピボツト受け36に回転自在
に支持された下ピニオン軸22cと、これらを接
続する中間ピニオン軸22bとの3本に分割して
ある。そして上ピニオン軸22aと中間ピニオン
軸22bとは第25図乃至第27図のように接続
してある。即ち、上ピニオン軸22aの下端部と
下ピニオン22cの上端部とを各々半月状に面取
りしてある。これら面取り部47を上継手48に
貫通して形成した半月状孔49に各々スライド自
在に挿通してある。この上継手48を第28図乃
至第29図に示すように、C字状の保持部50を
形成した上押さえ51にて、回転自在にかつ上下
移動不能に保持してある。この上押さえ51はビ
スにより開閉体4の側端面に取付けられるもので
ある。そして中間ピニオン軸22bの中間部分も
半月状に面取りされていて、この面取り部47を
第34図に示すような保持体52の円孔61に回
転不能に挿通し、保持体52を上記上押さえ51
にて回転自在にかつ上下移動不能に保持してあ
る。中間ピニオン軸22bの下端部と下ピニオン
軸22cの上端部とを各々半月状に面取りし、第
35図乃至第37図に示すように、中間仕切り5
3を形成するとともに半月状孔49を形成した下
継手54の半月状孔49に各々の面取り部47を
回転不能に挿入し、下継手54を第38図乃至第
40図に示すようにC字状の保持部50を上下に
形成した下押さえ55にて第41図乃至第43図
のように回転自在にかつ上下移動不能に保持する
のである。このようにして、上中下のピニオン軸
22a,22b,22cを上下にスライド移動自
在に、かつ一体回転するように接続してある。こ
のように3本のピニオン軸22a,22b,22
cを一体回転可能に構成することにより、上下の
ピニオンギア5を等速回転させることができ、開
閉体4の走行を一層スムースに行なうことができ
るものである。
開閉体4に上記したピニオンギア5を有するラ
ンナー部21やピボツト受け36を設けるのに
は、第44図のように、開閉体4の一端部に上下
全長にわたつて装着凹所56を設け、この装着凹
所56にランナー部21、ピボツト受け36及び
ピニオン軸22を挿入装着してある。そしてラン
ナー保持ブロツク15、ピボツト受け36、上押
さえ51、及び下押さえ55に各々形成した溝5
7に目地カバー58を縦方向から挿入係止して、
目地カバー58にて装着凹所56並びにこれの内
部に挿着された種々の部材を覆つてある。目地カ
バー58には弾性クツシヨン材59を設けてあ
る。開閉体4の他端部には接続凹所60を形成し
てあり、この接続凹所60に隣接の開閉体4の弾
性クツシヨン材59を挿入することで、開閉体4
同士を隙間なく接続して間仕切り状態において光
りがもれたり、風が侵入することがないようにし
てある。このような開閉体4の閉状態では、開閉
4の略全長に設けてロツク部材85を兼ねる接床
部材65が下レール2に嵌入していて、開閉体4
と床72との間の隙間を無くしてある。以下その
構成を説明する。
開閉体4の下部に開閉体4の略全幅にわたつて
接床部材65を昇降自在に設けてある。接床部材
65は断面略U字状の金属枠にて形成してある。
接床部材65の内部においてその走行方向前端部
に前リンク66を回動自在にピン73にて枢着し
てある。接床部材65の後端部には後リンク67
をピン73にて回動自在に枢着してある。これら
前後リンク66,67同士の遊端部を各リンク6
6,67に形成した長孔68を介して連結ピン6
9にて相対回動移動自在に連結してある。各リン
ク66,67の中間部を固定ピン70にて開閉体
4に回動自在に取付けてある。開閉体4の前後端
の内上記ピニオンギア4を設けている側とは反対
側の端部の接床部材65部分に昇降操作体71を
連結してある。
上レール1及び下レール2は各々断面リツプ付
きチヤンネル形状に形成してあり、そのリツプ間
の隙間74を通して上記ケーシング25に挿通し
た外軸28を挿通し、ケーシング25に横軸32
を介して回転自在に支持したランナー13を上述
のようにリツプの上面のランナー受け面14に載
設し、ガイド突条75にてランナー13をガイド
するものである。又、下レール2には摺動子43
を走行自在に挿通し、下レール2に摺動子43を
ガイド走行可能にしてある。更に下レール2には
上記接床部材65の下端部に形成したゴム製の嵌
入部87を嵌入することができるようにしてあ
る。このような上レール1のリツプにはその長さ
方向に開閉体4の長さに略等しい間隔を隔てて切
り欠き78を設けてある。一方、開閉体4の上記
ランナー13や摺動子43を設けた側とは反対側
部分には、第46図乃至第48図に示すように、
その上端部からガイド筒76に対して突出引退自
在にロツク部材85としてのロツク体77を設け
てある。ロツク体77は上記切り欠き78に嵌入
できる形にしてある。開閉体4の側端面にはロツ
ク体77及び接床部材65を突出引退させるため
の操作具79をスライドガイド80に対して上下
スライド自在に設けてある。操作具79にはラツ
クギヤ部88を形成してある。開閉体4には回転
円板82と回転円板体89とを回転自在にかつ
各々のギア部90を噛合させて噛合回転自在に設
けてある。そして操作具79のラツクギヤ部88
を回転円板体89のギア部90に噛合させてい
る。しかして操作具79の上下スライド操作によ
り、ラツクギヤ部88及びギア部90とのラツ
ク・ピニオン機構81を介して回転円板体89と
回転円板82とを回転操作ができるようにしてあ
る。そして回転円板体89には昇降操作体71と
しての腰折れリンク83を介して上記ロツク体7
7を連結してある。又、回転円板体89には腰折
れリンク83を介して接床部材65を連結してあ
る。しかして、操作具79のへこみ部分84に手
指を掛け、操作具79を上方に引き上げ操作する
と、ラツク・ピニオン機構81を介して回転円板
体89及び回転円板82を噛合回転させ、腰折れ
リンク83を介してロツク体77及び接床部材6
5を開閉体4の上下端から突出させることができ
るようにしてある。又、操作具79の引き降ろし
操作でロツク体77及び接床部材65を引退させ
ることができるようにしてある。
そして操作具79の操作範囲を次のように設定
してある。即ち、回転円板体82と腰折れリンク
83との枢支連結箇所Aが、接床部材65が下レ
ール2に弾入するロツク状態における回転円板8
2の下死点Cを越える位置にまで操作されるよう
に、又、接床部材65が下レール2から最大に離
れた回転円板82の上死点Bを越える位置にまで
操作されるように設定してある。このように構成
することにより、つまり、回転円板82とリンク
86としての腰折れリンク83との枢支連結箇所
Aが回転円板82の上死点Bと下死点Cとを越え
るように回転円板82の操作量を設定することに
よつて、操作上限及び操作下限は上死点B及び下
死点Cを越えさせればよく、操作系にストツパー
構造を構成しなくてよく、構造を簡素化できるも
のである。
ところで、回転円板82と腰折れリンク83と
の枢支連結箇所Aが下死点Cを越えると、接床部
材65の嵌入部87が下レール2に強く嵌入する
ことの反力で腰折れリンク83が押し上げられ、
回転円板82の操作位置を維持するのであり、
又、枢支連結箇所Aが上死点Bを越えると、腰折
れリンク83及び接床部材65の自重で回転円板
82の操作位置を維持するのであるが、ばねなど
により、各死点を越えた位置を保持するようにし
てもよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、回転円板とリンクとの
枢支連結箇所が回転円板の上死点と下死点とを越
えるように回転円板の操作量を設定してあるか
ら、操作上限及び操作下限は上死点及び下死点を
越えさせればロツク部材の当接反力或はその自重
などによりその操作位置を維持することができ、
従つて操作系にストツパー構造を構成しなくてよ
く、構造を簡素化でき、かつ開口部を開閉する開
閉体の上部にロツク体を、下部に接床部材を突出
引退自在に設け、開閉体に上下一対の回転円板体
と回転円板をその外周のギヤ部において噛合回転
自在に設け、回転円板体のギヤ部に噛合される操
作具が昇降スライド操作自在に開閉体に設けら
れ、上方の回転円板体にリンクを枢支連結すると
ともにリンクにロツク体を接続し、下方の回転円
板にリンクを枢支連結するとともにリンクに接床
部材を接続し、上記操作具の昇降スライド操作に
より上下の回転円板体及び回転円板を回転操作さ
せてロツク体及び接床部材を突出引退自在に構成
してあるから、開閉体の上部のロツク体及び下部
の接床部材を昇降するのに、開閉体に昇降スライ
ド自在に設けた操作具の操作にて、上下の回転円
板体、回転円板及びリンクを介して容易に昇降が
おこなえ、ロツク体及び接床部材の昇降操作が容
易におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の間仕切り状態の正
面図、第2図は同上の一部破断した平面図、第3
図は同上の間仕切り状態から間仕切り解除状態に
開閉体を開き回動させる作用を説明する平面図、
第4図は同上の一部を破断した縦断面図、第5図
は同上の上レール、ラツクギヤ、ピニオンギア、
ランナーの相対位置を示す断面図、第6図は同上
の下レール部分における断面図、第7図は同上の
ラツクギヤの一部破断した平面図、第8図は同上
の正面図、第9図は同上の断面図、第10図は同
上ランナー保持ブロツクの正面図、第11図は同
上の平面図、第12図は同上の側面図、第13図
は同上のランナー保持ブロツクとランナー部との
接続関係を示す一部破断した正面図、第14図は
同上の平面図、第15図は同上の一部破断した側
面図、第16図は同上のランナー部の一部破断し
た正面図、第17図a,bは同上の正断面図、分
解斜視図、第18図は同上のピボツト受けの正面
図、第19図は同上の平面図、第20図は同上の
底面図、第21図は同上の側面図、第22図は同
上のピボツト受け廻りの接続構造を示す一部破断
した正面図、第23図は同上の一部破断した側面
図、第24図aは同上の底面図、第24図b,c
は摺動子を兼ねたごみ除去具及びピニオンギアを
示す斜視図、ごみの排出作用を示す平面図、第2
5図は同上の上継手部分における上ピニオン軸と
中間ピニオン軸との接続構造を示す正断面図、第
26図は同上の側面図、第27図は同上の平断面
図、第28図は同上の上押さえの側面図、第29
図は同上の平面図、第30図は同上の正面図、第
31図は同上の中間ピニオン軸の保持状態を示す
側面図、第32図は同上の平断面図、第33図は
同上の正断面図、第34図a,bは同上の保持体
の正面図、平面図、第35図は同上の下継手の正
面図、第36図は同上の平面図、第37図は同上
の断面図、第38図は同上の下押さえの側面図、
第39図は同上の正面図、第40図は第38図の
X−X線断面図、第41図は同上の中間ピニオン
軸と下ピニオン軸との接続状態を示す側面図、第
42図は同上の平断面図、第43図は同上の正断
面図、第44図は同上の開閉体の装着凹所とこれ
に装着されるランナー部、ピニオン軸、ピボツト
部分を示す斜視図、第45図は同上の上レールの
斜視図、第46図、第47図、第48図は各々同
上のロツク体及び接床部材の操作部の正断面図、
側断面図、正断面図、第49図は同上の開閉体の
平面図、第50図は同上の底面図、第51図は同
上の接床部材の下降状態の一部省略した正面図、
第52図は同上の斜視図、第53図は同上の上昇
状態の一部省略した正面図、第54図は同上の斜
視図、第55図は同上の上昇状態の概略正面図、
第56図は同上の下降状態の概略正面図、第57
図は同上の回転円板の上死点及び下死点を示す概
略正面図であり、4は開閉体、65は接床部材、
77はロツク体、79は操作具、82は回転円
板、83はリンク、89は回転円板体、90はギ
ヤ部、85はロツク部材、86はリンク、Aは枢
支連結箇所、Bは上死点、Cは下死点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を開閉する開閉体の上部にロツク体を、
    下部に接床部材を突出引退自在に設け、開閉体に
    上下一対の回転円板体と回転円板をその外周のギ
    ヤ部において噛合回転自在に設け、回転円板体の
    ギヤ部に噛合される操作具が昇降スライド操作自
    在に開閉体に設けられ、上方の回転円板体にリン
    クを枢支連結するとともにリンクにロツク体を接
    続し、下方の回転円板にリンクを枢支連結すると
    ともにリンクに接床部材を接続し、上記操作具の
    昇降スライド操作により上下の回転円板体及び回
    転円板を回転操作させてロツク体及び接床部材を
    突出引退自在に構成し、回転円板とリンクとの枢
    支連結箇所が接床部材のロツク状態における回転
    円板の上死点及び下死点を越える位置にまで操作
    されるように回転円板の操作量を設定して成る開
    閉体のロツク構造。
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