JPH0349147Y2 - - Google Patents

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JPH0349147Y2
JPH0349147Y2 JP5787186U JP5787186U JPH0349147Y2 JP H0349147 Y2 JPH0349147 Y2 JP H0349147Y2 JP 5787186 U JP5787186 U JP 5787186U JP 5787186 U JP5787186 U JP 5787186U JP H0349147 Y2 JPH0349147 Y2 JP H0349147Y2
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rod
cross
retaining
recesses
horizontal
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JP5787186U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、控材と横材を井桁状に積上げて擁壁
を構成するものであつて、荷重は横材を介さずに
下部の控材に伝え、強固な擁壁を構成することを
特徴とした擁壁用ブロツクに関するものである。
「従来の技術」 この種のものは、前後端寄りの上下面に凹部を
設けた控材を一定の間隔に併列し、その凹部に横
材を嵌合し、そしてその横材の上に、控材を、下
部の控材の上方位置に重合して、控材と横材とを
交互に数段積上げて、平面的にみて井桁状に積上
げ、上下の横材間には隙間が生じるようにし、そ
して内部に栗石を充填しているものである。
「考案が解決しようとする問題点」 前記のような擁壁であると、上部の控材が受け
る応力をその下方の横材が受け、さらにその下の
控材へと応力を伝えることになり、順次下方に伝
達され、最下段の横材や控材はかなりの集中荷重
を受けることゝなるし、また、横材と控材の接触
面が小さく、これに応力が集中するので破壊する
ことがしばしばある。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案は前記の不都合を解決するために
なされたものであって、断面方形状の細長い杆体
の正面、背面を傾斜として側面からみて平行四辺
形に形成し、その杆体の前後端寄りの上下面に、
前後面と平行位置に凹部を設けた控材と、杆体よ
り低い高さで、断面方形状の横杆の長さをLとす
ると、その両端より4分のLの位置の上下面に、
杆体の凹部と同じ深さの凹部を設けた横材とから
なるものとし、この控材を適当の間隔に前後方向
に併列し、この凹部に横材の凹部を嵌合して控材
と横材を交互に積上げて擁壁を構成する。そのよ
うにすることによつて、控材は横材に応力を伝え
ず直接に下方の控材に伝えることゝなり、強固な
擁壁を構成するものである。
その構造を図面について説明する。Aは控材で
あつて、断面方形状の細長い杆体1の正面、背面
を傾斜として側面からみて平行四辺形に形成し、
その杆体1の前後端寄りの上下面に、前後面と平
行位置に、深さTの凹部2,2,3,3を設けて
いる。Bは横材であって、杆体1の高さをHとす
ると、杆体1より少し低い高さhで、断面方形状
の横杆4とし、その長さをLとすると、その両端
より4分のLの位置の上下面に、杆体1の凹部
2,3と係合し、同じ深さTの凹部(5)を設けたも
のである。必要によつて、杆体1の前後面の傾斜
を垂直に対し、θ角とし、これに対し、横杆4の
凹部5の底面の傾斜を水平に対し、θ角とするこ
ともある。Cは控材Aの半分の控材であり、Dは
コンクリートの基礎である。
「作用」 本考案は前記のような構造であるので、基礎D
の上に、控材Cを2分のL間隔に併列に載置し、
その凹部2,3に横材Bの凹部5を嵌合し、横材
Bの端面には隣接の横材Bの端面を突合せ、その
横材Bの上面の凹部5には、上段の控材Aの下面
の凹部2,3を嵌合して、控材Aと横材Bとを交
互にして積上げ、最上段の横材B上に第7図の控
材Cを上下面逆にして積上げ、その内部に栗石等
を充填して施工を終るものである。
「考案の効果」 本考案は前記のように積上げることができ、杆
体1の高さHより横杆4の高さhの方が少し小さ
く、凹部2,3,5の深さが同じであるので、控
材Aの上下面は、上下段の控材A,Aと密着する
ことゝなり、その応力は下部の控材A全体の表面
で受け、また、下方控材Aにも控材A下面全体で
伝えることゝなり、控材A、横材Bの局部に集中
荷重を受けることがない。また、控材Aの正面、
背面は傾斜状となつているので、基礎Dの上面は
水平に仕上げることでよく、そして控材Aも水平
に施工することで、擁壁は傾斜状に施工でき、施
工を容易にし、迅速にできるし、強固な擁壁とす
ることができる等の効果を奏する。
なお、横材Bの凹部5の底面を、控材Aの正
面、背面の傾斜角θと同様の傾斜角θ(水平に対
しての)とすれば横材Bの正面を同一傾斜面に仕
上げることができて優美である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、その第1図は本考案の控材の斜視図、第2図
は側面図、第3図は第2図X−X線断面図、第4
図は横材の斜視図、第5図は正面図、第6図は第
5図Y−Y線断面図、第7図は併用して使用する
控材の斜視図、第8図は施工状態を示した斜視
図、第9図はその縦断側面図である。 A……控材、1……杆体、2,3,5……凹
部、B……横材、4……横杆である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面方形状の細長い杆体1の正面、背面を傾斜
    として側面からみて平行四辺形に形成し、その杆
    体1の前後端寄りの上下面に、前後面と平行位置
    に深さTの凹部2,2,3,3を設けた控材A
    と、杆体1の高さをHとすると、杆体1より高さ
    の低い高さhで、断面方形状の横杆4の長さをL
    とすると、その両端より4分のLの位置の上下面
    に、杆体1の凹部2,3を係合する同じ深さTの
    凹部5を設けた横材Bとからなり、控材Aと横材
    Bを井桁状に積上げることによつて控材Aと上下
    面は、上下段の控材A,Aと密着することを特徴
    とした擁壁用ブロツク。
JP5787186U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0349147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5787186U JPH0349147Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JP5787186U JPH0349147Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62169042U JPS62169042U (ja) 1987-10-27
JPH0349147Y2 true JPH0349147Y2 (ja) 1991-10-21

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ID=30887958

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JP5787186U Expired JPH0349147Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62169042U (ja) 1987-10-27

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