JPH0349075B2 - - Google Patents

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JPH0349075B2
JPH0349075B2 JP58252216A JP25221683A JPH0349075B2 JP H0349075 B2 JPH0349075 B2 JP H0349075B2 JP 58252216 A JP58252216 A JP 58252216A JP 25221683 A JP25221683 A JP 25221683A JP H0349075 B2 JPH0349075 B2 JP H0349075B2
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JP
Japan
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signal
amplitude
value
angle
wave
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JP58252216A
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JPS60143793A (ja
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Toshio Kurimura
Hiroshi Kagaya
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Koden Electronics Co Ltd
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Koden Electronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0349075B2 publication Critical patent/JPH0349075B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/02Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using radio waves
    • G01S3/14Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/52Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal
    • G01S3/54Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal the apparent movement of the antenna being produced by coupling the receiver cyclically and sequentially to each of several fixed spaced antennas

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円周上に等間隔に多数の無指向性アン
テナを配置し、これを順次切替走査して得た受信
信号の位相変化成分を抽出して、電波の到来方向
静止形ドツプラ方式による無線方向探知方法に、
地平面に対する垂直面内における電波の到来角度
を測定する機能を付加する方法およびその方法を
実施する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
静止形ドツプラ方式の方向探知方法としては、
その実施装置により説明すると、 第1図イの如く同一特性を有する多数の無指向
性アンテナA1〜Aoを円周上に等間隔に配置して、
アンテナの中央に設けたアンテナ切替走査回路に
導き、これを順次切替え走査して受信機に接続す
る。
しかるとき電波が地平面に対して水平に伝播す
ると仮定すれば、受信信号の位相成分φoは電波
の到来方向とアンテナの相対位置に従つて第(1)式
の如く表わされ、第1図ハのような正弦波的階段
状に変化することになる。
φo=πD/λ・cos(nα−θ) …(1) D:アンテナ直径 λ:受信電波の波長 α:隣同志のアンテナ間の角度 θ:基準Nに対する到来電波の角度 n:アンテナ素子数(1〜n) ここでm=πD/λとおき、このmは変調指数と呼 ばれるもので得られた方位信号の振幅そのもので
ある。
従つて、この受信信号を増幅検波すると第1図
ハのような方位信号が得られるので、基準点Nか
らこの方位信号の最大振幅点(又は零ククロス点
t1、あるいはt2を求め、これに90゜を加算又は減算
する)迄計数すると電波の到来方向を測定するこ
とがてきるようにしたものが、特公昭56−
35828・特開昭56−137169などにり開示されてい
る。
また、地平面に対する垂直面内における電波の
到来角度、いわゆる入射角を抑角または俯角によ
り測定する方法としては、従来、インタヘフエロ
メータ方式によるもの、つまり、直線上に間隔配
置した複数のアンテナにより電波の受信して得ら
れる各受信信号の受信位相の変化により入射角を
検出する方法などが周知である。
そして、上記の入射角と電離層の高さとにもと
づいてアンテナから受信電波の発射地点までの距
離を算定し、この距離値と無線方向探知によつて
得られた方位値とにより電波の発射地点を知るす
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような静止形ドツプラ方式の無線方向探
知方法を用いた装置は、既に広く普及しており、
こうした装置を設置した電波監視施設において
も、上記の入射角を測定するとともに、測定した
入射角にもとづいて電波の発射地点を知ることが
できるように設備することが望まれている。
そこで、上記のようなインタフエロメータ方式
のものを新たに増設することなく、既設の静止形
ドツプラ方式の無線方向探知施設を用いて上記の
入射角および発射地点までの距離を測定し得るも
のが提供されれば設備投資を軽減でき、至極、便
利である。
また、新規の施設の場合にも比較的安価な投資
で済ませられるという利点がある。
このため、そうした測定方法をどのように構成
して提供するか、という課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 こうした静止形ドツプラ方式の無線方向探知方
法により得られる方位信号に含まれる電波の到来
方向に関連付けられてSIN波状に変化する成分、
つまり、SIN波状変化成分をもつ信号を方位信号
として得ることにより、この方位信号にもとづい
て電波の到来方向を探知する無線方向探知方法で
あつて、 上記の方位信号に含まれるSIN波状変化成分の
振幅を計測した値を計測振幅値のM′として得る
振幅計測と、 電波が地平面を伝播して到来した場合に得られ
るべき前記計測振幅値に相当する振幅値(以下、
相当振幅値という)のMを作成する相当振幅値作
成と、 上記の計測振幅値のM′と相当振幅値のMとに
より、 M′/M=cosβの関係式にもとづいて、地平面に垂 直な面内における前記電波の到来角度の値βを得
る垂直面内到来角測定と を設ける方法と、その方法を具体化する装置とを
提供することにより、上記の課題における入射角
を得るため課題を解決し得るようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を図面により説明する。
第1図ロにおいて、 もし、抑角βをもつて上空より到来する電波を
直径Dなる円周上に無指向性アンテナを配置した
第1図イのアンテナ群によつて電波を受信する
と、電波の到来方向における第(1)式のアンテナ直
系Dは、見掛上、小さくなり、従つて、φnも小
さくなるので、第1図ハの方位信号の振幅mも、
それに応じて小さくなる。
すなわち第1図ロに於て、電波が水平面に対し
てβなる角度をもつて到来すると、電波の波面が
A4アンテナに到達してから180゜反対方向にある
Ao-2アンテナに到達する迄の距離、すなわち実
効アンテナ直径D′は D′=D・cosβ …(2) となりcosβに比例して減少することになる。
従つて仰角を持つて受信された電波のドプラ効
果によつて生ずる位相変化φ′oは φ′o=(π/λD′)・cos(nα−θ)=(π/λ・D
・cosβ)・cos(nα−θ)=m・cosβ・cos(nα−θ
)…(3) (3)式に於ける変調指数m′は m′=m・cosβ …(4) となり電波の仰角βの余弦に比例して変調指数
m′が小さくなり、従つて位相変化φ′oも小さくな
るので第1図ハの方位信号の振幅も小さくなる。
従つて仰角零、すなわち地表波の電波を受信し
た時の方位信号の振幅mを求めてこれを基準値と
してメモリに記憶しておき、仰角βで到来した電
波の方位信号の振幅すなわちm′を測定すれば第
(4)式より電波の仰角βを求めることが出来るので
ある。
つまり、電波が地平面を伝播して到来した場合
に得られるべき振幅mと、実際に測定して得られ
る振幅m′とによる三角函数にもとづいて、地平
面と垂直な面内における電波の到来角度βを求め
るわけである。
次に上で求めた仰角により電波発射点を推定す
る原理について説明する。第2図は到来電波の仰
角βと電離層の高さhによつて距離を推定する原
理図である。
円弧Pは地球地面、Oは地球の中心点、rは地
球の半径、Sは電波発射点、Rは電波受信点、Q
はSとRの円弧の長さ、YはSとRをはさむ角、
hは電離層の高さ、βは到来電波の大地に対する
仰角(入射角)であつて、電波がS点から発射さ
れて電離層高さHの点で反射してR点で受信した
様子を示している。電離層反射波がR点に於て仰
角0で受信される時の電離層高さはH0であり、
電離層高さが高くなつてHになると電波の仰角は
βとなる。
従つて電離層反射波の仰角β,電離層の高さ
h,電波発射点Sと電波受信点Rを地球の中心点
0から見た角度Yとの間には、第(5)式のような関
係が存在するのでこれを変形し第(6)式のような関
係が得られる。
SIN(90゜+β)/r+h=SIN(90゜−β−Y/2)
/r…(5) cosβ/r+h=cos(β+Y/2)/r cos(β+V/2)=r/r+hcosβ β+Y/2=cos-1〔r/r+hcosβ〕 Y=2cos-1〔r/r+hcosβ〕−2β …(6) 更に円弧の長さQとSとRをはさむ角Yとの間
には次の関係がある。
Q=Y/2π・2πr=Yr =2{cos-1〔r/r+hcosβ〕−β}r …(7) rは地球の半径で約6378Km(理科年表による)、
hは測定地点で実測された電離層の高さで既知の
値であるからβを求めれば、電波発射点迄の距離
Qを求めることが出来るのである。
つまり、地平面と垂直な面内における電波の到
来角度βと、地球半径rと、電離層の高さhとに
よる三角函数にもとづいて、電波の発射点までの
距離Qを求めるわけである。
次に、本発明の実施装置について、実施例を説
明する。
第3図は本発明の実施装置の構成を示す系統図
である。第4図はDAC(DIGITAL TO
ANALOG CONVERTER)の回路例を、第5
図は本発明による周波数補正回路の1実施例を示
す。第6図は第3図に示す位相比較回路8の詳細
を示す図、第7図、第8図は各部の動作波形図を
示す。第9図は電離層高さ300Kmで反射した電波
の各仰角に対する方位信号の振幅m′と電波発射
源迄の距離を計算したデータ値とこのデータ値を
メモリに記憶するためのメモリ配置を示す図であ
る。
第3図に於て1は中心に補助アンテナA0を、
又円周上に等間隔に1〜n迄無指向性アンテナを
配置したアンテナ群である。2は基準信号発生回
路でクロツクパルスを発生し、これを分周して各
目的の周期のパルスを発生する。
3は前記アンテナ群の中心に設けた各アンテナ
素子を切替えるためのアンテナ切替走査回路で特
願57−227474にて公知の如くダイオードに流れる
電流を制御して各アンテナ出力を順次切替えてそ
の出力を受信機4に接続する。4は一つの周波数
調整用ツマミを操作することにより、両チヤンネ
ル共に受信周波数を同時に調整出来るような主受
信機、従受信機により構成された2チヤンネル受
信機で補助アンテナA0の出力を一方のチヤンネ
ルに、アンテナ切替回路出力を他方のチヤンネル
に接続しそれぞれ増幅する。
5はFM成分除去回路と周波数弁別回路よりな
る方位信号検出回路で、主及び従受信機からの出
力をそれぞれ周波数変換し、その出力を混合回路
により更に周波数変換して周波数変化を伴う受信
電波の変調成分を除去して、アンテナ切替にもと
ずくドプラ効果による成分のみを含んだ信号とす
る。
このFM成分除去回路の目的は、周波数変調を
受けた電波を受信するとアンテナ切替走査による
方位信号に、もともと電波に附与されている大き
な変調波が重畳して到来電波の方位が定まらなく
なるので、FM成分除去回路を通して安定な方位
を指示させるために用いるのであつて、受信電波
がFM変調を受けていない場合でもこの回路を通
すことによつて、不都合を生ずることなく目的の
アンテナ切替走査による信号成分のみを取出すこ
とが出来るのである。
次にFM成分除去回路の出力を周波数弁別回
路、例えばデイスクリ又はPLL等のような回路
を通して、前記アンテナ切替走査によつて生じた
ドプラ効果による方位信号を検出する。
6は周波数補正回路で、周波数に逆比例してそ
の振幅が増加する方位信号、すなわち方位信号検
出回路5の出力を入力として受信周波数信号F1
(複数ビツトで構成されたバイナリデイジタル信
号)によつて周波数が低くなると、周波数補正回
路6の増幅度をあげ方位信号出力aが周波数に無
関係に常に一定の値となるように動作する。
この周波数補正回路6による補正は、上記の第
(1)式により説明したように、受信電波の波長λが
大きくなると、つまり、周波数が低くなると、そ
れに比例して変調指数m(方位信号の振幅)が逆
に小さくなるため、入射角βによつて小さくなつ
た量のほかに、周波数によつて小さくなつた量が
加わるから、広い周波数帯にわたつて方向探知を
行う場合には、このままでは、上記の第(4)式の条
件が成立しなくなつてしまうので、これを救済す
るために設けるたものである。
なお第7図aの方位信号は第1図ハの信号と同
じであるが簡単のため階段的変化を省略し、その
平均のSIN波で表わしてあり、しかも周波数補正
回路を通したことにより周波数に無関係に一定振
幅の信号である。第4図には説明のための一般的
なDAC用の回路例を、又第5図に本発明による
周波数補正回路の1実施例を示す。
図に於て61は例えばAD7523Jのようなマル
チプライングDAC用ICで、62は二入力を持つ
オペレーシヨナルアンプである。第4図のDAC
用IC61のデータ入力端子T1に複数ビツト
(例えば8ビツトあるいは12ビツト等)の
DIGITAL信号F1を加え、基準入力端子T2
(VREF)にアナログ基準電圧F2を加えると端
子T3(RF)には入力F1と入力F2の積F3
が出力するように動作するのでF1が増加すれば
出力F3も増加し、F1,F2,F3の間には次
の関係がある。
F1×F2=F3 …(8) 従つて、第5図のように、入力T1には複数ビ
ツトの受信周波数DIGITAL信号F1を入力し、
端子T3には受信周波数によつて振幅の変化する
方位信号、つまり方位信号検出回路5の出力を加
えると端子T2に出力される信号F2は(8)式より F2=F3/F1 となる。F1は受信周波数に比例するDIGITAL
信号であるから、比例常数をkとすればF1=kf
と表わされる。
又端子T3の信号F3は方位信号で、同様に受
信周波数に比例して振幅が変化するから比例常数
をk′とすればF3=k′fと表わされ、 F2=F3/F1=k′f/kf=k′/k(一定常数) となり端子T2には受信周波数に無関係に振幅一
定の方位信号が得られることになる。
なお周波数信号F1の反対極性の信号1が得
られる場合には、第4図の接続とし端子T2に方
位信号検出回路5の出力を加えれば端子T3には
周波数に無関係に常に一定な振幅の方位信号が得
られる。
7はオペアンプとダイオードで構成した両波整
流回路で周波数補正回路6の出力、第7図aをb
のような両波整流信号とすると同時に、cのよう
な方位信号aと周期の一致した矩形波を発生す
る。
8は位相比較回路で第6図のように内部信号発
生器81と掛算器82、半導体スイツチ83、
ADC(ANALOG TO DIGITAL
CONVERTER)84、ラツチ回路85、
EXCLUSIVE OR GATE86より構成されてい
る。前述してある通り検波した方位信号aから電
波到来方位を求めるためには、方位信号の最大振
幅点を求め(又は0クロス点を求めこれに90゜を
加算又は減算して方位とする)電波の到来方位と
すれば良いのであるが、第2図のように、電離層
反射して伝播してくるような遠方の電波の場合に
は、方位信号には雑音信号が多く含まれ、そのま
までは、方位が変動して測定が困難になりやす
い。
そのため内部信号発生回路を設けて方位信号と
同一周期のSIN波の両波整流波第7図eを作り、
この信号と方位信号bとを掛算しその出力jの波
形の面積を求めて平均処理を行い、この結果によ
り前記内部信号発生回路出力の位相を制御してよ
り正確で安定な方位を求めることが出来るのであ
る。
又、方位信号はいつも第7図aのような比較的
きれいなSIN波であるとは限らず電波の状況によ
つて複雑な形の波形となり高次高調波を含むよう
になると、もし内部信号として矩形波を用いると
両信号の高調波(例えば3次高調波、5次高調波
等)同志の位相差成分が出力に重畳してくるの
で、内部信号がSIN波(基本波)の時に対して方
位誤差を生ずることになる。このため前述のよう
に、二つの信号の一方、つまり内部信号をSIN
ROMによりSIN波として方位信号と掛算すれば
方位信号の方が高調波を含んだ波形であつても基
本波以外の周波数成分については掛算した結果の
平均値は0となるので、方位誤差に対する影響は
なくなり正しい方位を指示することが出来るので
ある。
第6図は本発明の位相比較回路の一実施例を示
す。
811プリセツタブルアツプダウンバイナリカ
ウンタで複数ビツトからなるプリセツト端子にプ
リセツト入力F4を与えてアンテナ基準信号発生
回路2より与えられたクロツクCLKによりダウ
ン計数し、出力側に複数ビツトのカウンタ出力が
得られる。
812はROM(READ ONLY MEMORY)
でSIN波の半周期又は1周期分が記憶されてお
り、SIN ROMの入力側にプリセツタブルアツプ
ダウンバイナリカウンタ812の出力でアドレス
L内部に記憶してあるSIN波eの変化をする
DIGITAL信号が得られる。
82は第4図のようなDAC用ICとオペアンプ
で構成した掛算回路で、一方の入力端子に前記
SIN波のDIGITAL信号を与えて、他方の入力端
子に前述した方位信号の両波整流波bを加えて両
入力の掛算を行い、第7図jのようなアナログ出
力を作り、これを半導体スイツチ83を通して
ADC84に入力する。ADC84はSC(スタート
コンバージヨン)信号の立上りで変換を開始し、
変換終了時にEOC(エンド オブ コンバージヨ
ン)信号を発生し、この信号により半導体スイツ
チを導通させて掛算回路出力第7図jをADCの
入力端子に加える。前記SCは円周上に配置した
アンテナを順次切替えて1回転する時間をT=
1/fa(fa:アンテナ1回転の周波数)、アンテナの 数をnとすればT/n=1/nfaの周期のパルスを用い る。
つまり第1図ハの方位信号の振幅の変化が急峻
でない平坦部分の値をAD変換するのである。な
おAD変換が開始されると同時にEOC信号が
“L”になり、半導体スイツチ83を断として変
換中にはデーターが変化しないようにする。AD
変換された複数ビツトの出力はラツチ回路85に
ラツチした後次の回路に転送される。
86はEXCLUSIVE OR GATEで方位信号b
と同期した矩形波cと内部信号の最上ビツト、つ
まりプリセツタブルアツプダウンカウンタ811
の最上ビツト出力dを入力として、第7図kの極
性信号を出力し、前述のラツチ回路85の出力と
一諸に次のDIGITAL平均回路9に転送する。
9はメモリを持つたDIGITAL平均回路で、8
の位相比較回路出力を入力として極性信号kに応
じて第7図jの波形の面積を積算平均する。この
平均結果を1次的に平均回路内のメモリに記憶し
て、これを前記位相比較回路のプリセツタブルア
ツプダウンバイナリカウンタ811のプリセツト
入力F4として加え、プリセツタブルアツプダウ
ンバイナリカウンタの出力信号の位相を進め又は
遅らせて方位信号と内部信号の位相差が互に90゜
になるようにじよじよ位相を動かし、最終的にj
の波形が対称、つまり1周期の積算結果が0にな
る迄制御し安定する。
プリセツトした数値は前述のように1次的にメ
モリに積算記憶してあるので、その総和は内部信
号の位相制御量つまり基準Nからの電波の到来方
位となる。これを表示部12に転送し適当な表示
周期に従つて表示せしめるのである。11は振幅
比較器、10はメモリで電波の仰角に対する振幅
m,m′及び電波発射源迄の距離Qのデータを記
憶する。受信した電波の方位信号の振幅m′を測
定し、メモリに記憶してあるmとにより仰角βの
大きさをその都度計算して求めるのは計算装置を
必要としたり又計算に時間がかかるなど実際的で
ない。又仰角βと基準の振幅mと測定した振幅
m′とには第(4)式の関係があるのは前述の通りで
あるが、電離層の高さそのものが大きな広がりを
持つたものであり、又その状態は常に変化してい
るものであるからβをあまりこまかく求めて見て
も意味がないので数度おきに求めるのが実際的で
ある。
従つて仰角0度の時の振幅値mをある値、例え
ば2560mV(10進)と定めるとrは既知であるか
ら本発明の実施例ではhをある値、例えば300Km
として角βに対する振幅m′及び距離Qを計算す
ると第9図のデータ値が得られるので、これを前
記メモリ10に第9図メモリ配置に示したように
各アドレスごとに記憶しておく。
電波を測定し方位信号が得られるとその方位信
号の振幅m′と、第9図のメモリ配置に従つてメ
モリ10に記憶されたm′を順次振幅比較回路に
読出して電波を受信して得られた方位信号の振幅
m′と比較してその値が一致又は一番近い時のβ
及びQが電離層高さが300Kmの時の仰角及び電波
発射源迄の距離である。例を示せば今電波を受信
した時の方位信号の振幅が2557mVだつたとすれ
ば、第9図のデータ値のm′の値を順々に比較す
ると2番目のm′=2558mVに最も近いのでこの時
の仰角及び距離はβ=0002度、Q=3838Kmとなり
これを読出し次の表示器12に転送し、電波の到
来方位仰角及び電波発射源迄の距離を同時に瞬間
的に表示せしめるのである。
次に総合動作を説明する。
アンテナA1〜Aoで受信した出力は、アンテナ
走査基準信号発生回路2より得られた切替信号に
よりアンテナ切替走査回路3で各アンテナを順次
に切替えて2チヤンネル受信機4の一方のRF入
力へ、又補助アンテナA0の出力は他方のRF入力
端子にそれぞれ加えて増幅し、そのIF出力を方
位信号検出回路5の入力にそれぞれ加える。
二つのIF入力を周波数変換し電波に与えられ
ている周波数変調成分を除去し、アンテナ回転に
よる変調成分のみとした後周波数弁別回路により
方位信号を抽出する。
この信号は周波数に比例してその振幅が増加す
るので、次の周波数補正回路6を通して周波数情
報F1により周波数に無関係に常に一定振幅の出
力が得られる。この信号の一部を増幅して第7図
cの矩形波信号とし又他の一部を両波整流回路7
により両波整流した第7図bの方位信号と共に位
相比較回路8に加える。
この方位信号bとプリセツタブルアツプダウン
バイナリカウンタ811、およびSINROM81
2で得られた第7図eの信号を掛算回路82によ
り掛算すれば第7図jのようなアナログ積出力が
得られる。
このプリセツタブルアツプダウンバイナリカウ
ンタのプリセツト入力には次のDIGITAL平均回
路より必要な数値F4がプリセツトされ、内部信
号出力の位相を前後に進み遅れするように制御す
る。
掛算回路82の出力はADC回路84により
DIGITAL値として前述した極性信号第7図kと
共に平均回路に加えて極性信号の符号に従つて、
1周期又は数周期間積算し平均する。
今、第7図jの,,,の各区間の面積
を=A1,=A2,=A1,=A2とすれば、
各区間の面積を極性信号kに応じて和と差を取れ
ば +++=2(A1−A2) …(9) −+−=2(A1−A2) …(10) となり(9)式は第7図jの面積の差すなわち位相誤
差成分であり、(10)式は面積の総和つまり平均の振
幅値となるのである。
従つて方位信号(a−V)と内部信号(e−
V)が完全に90゜位相差の時には、面積A1とA2
等しいので(9)式の結果は零となり、内部信号の位
相もその点で安定化し基準Nからの位相θ0とな
る。
ここで方位信号が(a−U)のように変化した
瞬間には内部信号d,eの位相は末だ制御されて
いないので、元のままつまり(d−V),(e−
V)であるから掛算回路82の出力は方位信号
(b−U)と内部信号(e−V)との積であるか
らfのような信号となり、EXCLUSIVE OR
GATEの出力つまり(c−U)と(d−V)と
の積はgのようになる。又方位信号が(a−W)
のように変化した場合には方位が変化した瞬間に
は前述の理由により掛算回路の出力及び
EXCLUSIVE OR GATEの出力はh,iのよう
になる。
この出力を次の平均回路9により1周期又は数
周期間積算し、平均すると方位信号が(a−U)
の場合にはfの信号を積算するのでその平均値は
(−)となり又方位信号が(a−W)の場合には
hの信号を積算するのでその平均値は(+)とな
る。
この平均値を前述したプリセツタブルアツプダ
ウンバイナリカウンタのプリセツト入力端子に加
え、基準Nの時点でプリセツトして分周を行う
と、その出力の位相はプリセツト値分だけ前後に
変化する。
第8図はプリセツタブルアツプダウンバイナリ
カウンタのプリセツト入力とカウンタ出力の関係
を示す説明図である。1はプリセツタブルアツプ
ダウンバイナリカウンタの出力の総和を示し、最
大点がカウンタが最大になつたことを示しており
カウンタの総和が順次減少し最小点でカウンタの
内容が0になつたことを、又2〜4はカウンタの
最大ビツト出力を示している。
今方位信号が第7図a−Vの状態で内部信号が
前記方位信号と丁度90゜位相差e−Vに制御され
ていたとするとNの時点で平均回路9で積算した
結果によりプリセツトする数値F4をθ0としてプ
リセツトすればプリセツトバイナリーカウンタの
最大出力ビツトの波形は第8図2のようになる。
次に方位信号が第7図a−Uのように変化した
とすれば、内部信号(e−V)は末だ制御されて
いないので、方位信号(b−U)と内部信号(e
−V)の積出力及びEXCLUSIVE OR GATE8
6の出力、つまり第7図のcとdの積出力である
極性信号はそれぞれf,gとなり、fの面積をg
の極性信号に応じて積算し平均すると結局(−)
分が残るので、これを前述のメモリに積算しこの
合計のθ1をプリセツタブルアツプダウンバイナリ
カウンタにNの時点でプリセツトを行う。その結
果カウンタの出力は第8図1の曲線Uのようにな
りカウンタの最大出力ビツトは、第8図3のよう
に位相がじよじよに遅れて最終的には第7図d−
U,e−U,j−U,k−Uとなり、最初の時点
よりΔθだけ位相が遅れ基準Nよりθ1の点で安定
する。
次に方位信号がa−Wとなつた時は同様動作に
よりΔθだけ位相が進み基準Nからθ2の点で安定
する。このように内部信号d,eの位相は方位信
号の位相に追髄することになり、プリセツト値F
4の総和が到来電波の方位となる。
電波の到来方位が求められると次の時点で前述
の(10)式の積算、つまり区間〜の総和を求める
方位信号の振幅m′を求める。このm′を前述した
ようにメモリ10の内容と比較してその値が一致
又は1番近い値の時の仰角、電波発射源迄の距離
を読出し方位指示器12により瞬間的に方位仰角
距離を表示するのである。
普通電離層の高さは送信機から持続時間の短い
インパルス波を一定間隔(例えば1/50(SEC))
で垂直上方に発射し近傍の受信機で直接波と電離
層反射波との時間差をオシロスコープで測定する
のが普通であるが、この値は電離層の平均値であ
る。電離層の幅は一般的には100Km以上にもおよ
ぶ比較的広い幅を持ちこれが時々刻々と変化する
ものである。従つて電離層の高さをあまりこまか
く区切つて測定することは無意味である。
電離層の高さは並通100Km〜500Kmと言われてい
るので、100Km単位で測定しても充分であるから
地上から500Km位迄の間を100Km単位で区切り、そ
れぞれの電離層について計算した第9図のデータ
値及びメモリ配置を作成しこの値を記憶回路10
に記憶させ必要な電離層高さを入力して、その電
離層高さに相当する記憶回路の内容を検索照合し
読み出して指示させるのが実際的である。
具体的にはアンテナの近傍から小型発振器によ
り電波を発射して受信し、その時の方位信号の振
幅を基準値mつまり本実施例では2560mVに合せ
るだけでよく調整も極めて簡単である。なおこの
基準値mはADC84が飽和しない範囲で自由に
選定出来る。
又第3図の6以降の信号処理を特別の関数発生
器を用いてアナログ的に行うことも可能である
が、デジタル化した上でデジタルマイクロコンピ
ユータ等を用いて行うのが実際的である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以上のように、 静止形ドツプラ方式の無線方向探知方法を用い
るものにおいて、 a 予め地平面に水平に電波が伝播してきた場合
の方位信号に含まれるSIN波状変化成分の振幅
を知つておき、方位信号の振幅値を計測する機
能と演算機能を付加するだけで、電波の入射角
を測定できるようになる。
さらに、必要に応じて、上記により得られた
入射角にもとづいて電波の発射地点までの距離
を演算し得るので、測定方法がきわめて簡単で
ある。
b 方位信号に含まれるSIN波状変化成分の振幅
値に対応して入射角を記憶したメモリを設ける
だけで、演算機能が不要なごく簡単な構成のも
のを提供できる。
c 広い周波数の電波を方向探知するものでは、
方位信号の振幅を周波数に逆比例して大きくす
る機能を設けるだけで、入射角の精度を確保し
得るものを提供できる。
などの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イはアンテナの配置を示す図、ロは仰角
βで電波が到来する様子を示す図、ハはアンテナ
を切替受信して生じた位相変化成分を示す波形図
である。第2図は電離層反射による電波の仰角の
説明図、第3図は本発明の1実施例を示す系統
図、第4図はDAC(DIGITAL TO ANALOG
CONVERTER)の回路例を、第5図は本発明に
よる周波数補正回路の1実施例を示す。第6図は
位相比較回路の詳細説明図、第7図、第8図は各
部の動作波形図を示す。第9図は仰角に対する振
幅m′及び電波発射源迄の距離を計算したデータ
値とこの結果を記憶回路に記憶させるためのアド
レス配置を示す。 1:アンテナ群、2:アンテナ走査基準信号発
生回路、3:アンテナ切替走査回路、4:受信
機、5:方位信号検出回路、6:周波数補正回
路、7:両波整流回路、8:位相比較回路、9:
DIGITAL平均回路、10:記憶回路、11:振
幅比較回路、12:方位指示器、F1:受信周波
数デジタル信号、F2:ADC用ICの端子の信
号、F3:ADC用ICの端子の信号、F4:プ
リセツタブルアツプダウンカウンタ811へのプ
リセツト数値、D:アンテナ直径、N:基準(真
北)、D′:実効アンテナ直径、β:到来電波の大
地に対する仰角(入射角)、r:地球の半径(約
6387Km)、O:地球の中心点、h:電離層の高さ、
S:電波発射点、R:電波受信点、Y:電波発射
点Sと電波受信点Rをかこむ角、P:地球表面、
Q:円弧S・Rの距離、m:変調指数。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円周上に等間隔配置した無指向性アンテナを
    順次に切替えて走査しながら電波を受信して受信
    信号を得るとともに、前記切替えによつて生じた
    前記受信信号中の位相変化により前記電波の到来
    方向に関連づけられてSIN波状に変化する成分
    (以下、SIN波状変化成分という)をもつ信号を
    方位信号として得ることにより、前記方位信号に
    もとづいて前記電波の到来方向を探知する無線方
    向探知方法であつて、 a 前記方位信号に含まれる前記SIN波状変化成
    分の振幅を計測した値を計測振幅値のM′とし
    て得る振幅計測と、 b 前記電波が地平面を伝播して到来した場合に
    得られるべき前記計測振幅値に相当する振幅値
    (以下、相当振幅値という)のMを作成する相
    当振幅作成と、 c 前記計測振幅値のM′と前記相当振幅値のM
    とにより、 M′/M=cosβの関係式にもとづいて、前記地平面 に垂直な面内における前記電波の到来角度の値β
    を得る垂直面内到来角測定と を具備することを特徴とする方法。 2 円周上に等間隔配置した無指向性アンテナを
    順次に切替えて走査しながら電波を受信して受信
    信号を得るとともに、前記切替えによつて生じた
    前記受信信号中の位相変化により前記電波の到来
    方向に関連づけられてSIN波状に変化する成分
    (以下、SIN波状変化成分という)をもつ信号を
    方位信号として得ることにより、前記方位信号に
    もとづいて前記電波の到来方向を探知する無線方
    向探知機(以下、装置という)であつて、 a 前記方位信号に含まれる前記SIN波状変化成
    分の振幅を計測した計測振幅値の信号を計測振
    幅信号として得る振幅計測手段と、 b 前記電波が地平面に垂直な面内(以下、垂直
    面内という)における所定の角度βにより到来
    した場合に得られるべき前記計測振幅値の
    M′を、前記電波が地平面を伝播して到来した
    場合に得られるべき前記計測振幅値のMと前記
    角度βとにより、 M′/M=cosβの関係式にもとづいて、予め求め たM′の値(以下、相当振幅値という)の各値
    と、前記角度βの値(以下、対応角度値とい
    う)の各値とを対応させて記憶する振幅対応角
    度記憶手段と、 c 前記計測振幅値信号にもとづいて得られる読
    出信号によつて、前記記憶した前記計測振幅値
    のM′に相当する前記相当振幅値の部分の記憶
    内容を読み出すことにより、前記計測振幅値の
    M′に対応する前記対応角度値の信号を計測読
    出信号として得る計測角度読出手段と、 d 前記計測読出信号にもとづいて、前記垂直面
    内における前記電波の到来角度(以下、入射角
    という)を表示する入射角表示手段と を具備することを特徴とする装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の装置であつて、
    前記振幅計測手段が、 a 前記方位信号を前記電波の周波数にもとづい
    て得られる信号によつて処理することにより、
    前記入射角を一定とした場合における前記SIN
    波状変化成分の振幅が前記周波数によつて変化
    する量を補正して得た信号を補正方位信号とし
    て得る振幅補正手段と、 b 前記SIN状変化成分と同一の周期のSIN波状
    の信号を内部信号として得る内部信号手段と、 c 前記補正方位信号にもとづいて得られる信号
    と前記内部信号にもとづく信号とを掛算して得
    られる正負の極性をもつ信号を掛算極性信号と
    して得る掛算手段と、 d 前記周期の1周期分または複数周期分に対応
    する前記掛算極性信号を記憶しておくための記
    憶手段と、 e 前記記憶した前記掛算極性信号の振幅値を前
    記極性にもとづく和により積算して得られる信
    号にもとづいて前記内部信号の最大振幅点と前
    記SIN波状変化成分の最小振幅点とを一致させ
    るための制御を行う位相制御手段と、 f 前記一致が得られた時点における前記記憶し
    た前記掛算極性信号の振幅値の前記1周期に対
    応する分を前記極性にもとづく差により積算し
    て得られる信号にもとづいて、前記計測振幅値
    信号を得る振幅算定手段と を具備することを特徴とする装置。
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