JPS60143793A - 無線方向探知方法およびその装置 - Google Patents

無線方向探知方法およびその装置

Info

Publication number
JPS60143793A
JPS60143793A JP25221683A JP25221683A JPS60143793A JP S60143793 A JPS60143793 A JP S60143793A JP 25221683 A JP25221683 A JP 25221683A JP 25221683 A JP25221683 A JP 25221683A JP S60143793 A JPS60143793 A JP S60143793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
azimuth
frequency
wave
amplitude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25221683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349075B2 (ja
Inventor
Toshio Kurimura
栗村 俊男
Hiroshi Kagaya
加賀谷 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koden Electronics Co Ltd
Original Assignee
Koden Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koden Electronics Co Ltd filed Critical Koden Electronics Co Ltd
Priority to JP25221683A priority Critical patent/JPS60143793A/ja
Publication of JPS60143793A publication Critical patent/JPS60143793A/ja
Publication of JPH0349075B2 publication Critical patent/JPH0349075B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/02Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using radio waves
    • G01S3/14Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/52Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal
    • G01S3/54Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using a receiving antenna moving, or appearing to move, in a cyclic path to produce a Doppler variation of frequency of the received signal the apparent movement of the antenna being produced by coupling the receiver cyclically and sequentially to each of several fixed spaced antennas

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円周上に等間隔に多数の無指向性アンテナを配
置し、これを順次切替走査して得た受信信号の位相変化
成分を抽出して、電波の到来方向を測定すると同時にそ
の位相変化成分の振幅値を測定して基準値と比較するこ
とにより到来牝、波の仰角(入射角)をめ、更にめた仰
角よシ到来電波の発射点迄の距離を割73: L、電波
の到来方位。
仰角及び電波発射点迄の距hl[を同時に表示せしめる
どとを特徴とする静止形ドプラ方式無線方向探知機に関
するものである。
第1図0)の如く同一特性を有する多数の無指向性アン
テナA t −Anを円周上に等間隔て配置して、これ
を第3図に示すようにアンテナの中央に設けたアンテナ
切替走査回路に導き、これを順次切替え走査して受信機
に接続する。
しかるとき電波が地平面に対して水平に伝播すると仮定
すれば、受信信号の位相成分φ。は電波の到来方向とア
ンテナの相対位置に従って第(1)式の如く表わされ、
第1図(ハ)のような正弦波的階段状に変化することに
なる。
πD φn”2・邸(nα−〇) ・・・・・・・・(1)D
=アンテナ直径 λ:受信電波の波長 α:隣同志のアンテナ間の角度 θ:基準Nに対する到来電波の角度 n:アンテナ素子数(1〜n) ここでm= 乎とおき、とのmは変調指数と呼ばれるも
ので得られた方位信号の振幅そのものである。
従って、この受信信号を増幅検波すると第1図e)のよ
うな方位信号が得られるので、基準点Nからこの方位信
号の最大振幅点(又は零クロス点Llsあるいはt2を
め、これに90°を加算又は減算する)迄計数すると電
波の到来方向を測定することが出来ることは特公昭56
−35828にょシ公知のことである。
しかしながら、よく知られている如く電波は地平面に対
して水平に伝播する地表波伝播と大気上空に存在するイ
オン化大気層いわゆる電離層に反射しながら伝播する電
離層伝播とが存在する。
もし、仰角βをもって上空より到来する電波を直径りな
る円周上に無指向性アンテナを配置した第1図(イ)の
アンテナ群によって電波を受信すると第(1)式のアン
テナ直径りは見掛上小さくなり、従ってφ。も小さくな
シアンテナを切替受信後検波して得られる第1図(ハ)
の方位信号も小さくなる。
すなわち第1図(ロ)K於て、電波が水平面に対してβ
なる角度をもって到来すると、電波の波面がA4アンテ
ナ圧到達してから180°反対方向にあるAn−2アン
テナに到達する迄の距離、すなわち実効アンテナ直径D
′は D’=D−かβ ・叩・・・曲(2) となり鳴βに比例して減少することになる。
作って仰角を持って受信された電波のドプラ効果によっ
て生ずる位相変化へは 礼=(弓D’)・幅(nα−θ) =(÷・D−一)・傷(nα−θ) =m ” asβ” cos (nα−θ) −=−=
 (3)(3)式に於ける変調指数m′は m’=m−邸β ・曲間・・・(4) と々り電波の仰角βの余弦に比例して変調指数m′が小
さくなシ、従って位相変化φhも小さくなるので第1図
を→の方位信号の振幅も小さくなる。
従って仰角零、すなわち地表波の電波を受信した時の方
位信号の振幅mをめてこれを基準値としてメモリに記憶
しておき、仰角βで到来した電波の方位信号の振幅すな
わちm′を測定すれば第(4)式よシミ波の仰角βをめ
ることが出来るのである。
次に上でめた仰角にょシミ波発射点を推定する原理につ
いて説明する。第2図は到来電波の仰角βと電離層の高
さhによって距離を推定する原理図である。
円弧Pは地球表面、0は地球の中心点、rは地球の半径
、Sは電波発射点、Rは電波受信点、QはSとRの円弧
の長さ、YはSとRをはさむ角、hは電離層の高さ、β
は到来電波の大地に対する仰角(入射角)であって、電
波がS点から発射されて電離層高さHの点で反射して8
点で受信した様子を示している。電離層反射波がR点に
於て仰角0で受信される時の電離層高さはHoであシ、
電離層高さが高くなってHになると電波の仰角はβとな
る。
従って電離層反射波の仰角β、電離層の高さり。
電波発射点Sと電波受信点Rを地球の中心点0から見た
角度Yとの間には、第(5)式のような関係が存在する
のでこれを変形し第(6)式のように関係が得られる。
一一日下0β β十)=傷−1〔−1−il−1i−一〕Y = 2c
m−” (−、−’に5 cos p 〕−2β 、、
、、、、、、、、、、 (6)更に円弧の長さQとSと
Rをはさむ角Yとの間には次の関係がある。
Q−π・2πr=Yr =1−”(ホ1〕−β)r ・・・・・・・・・・(7
)rは地球の半径で約6378に+1(理科年表による
)、hは測定地点で実測された電離層の高さで既知の値
であるからβをめれば、電波発射点迄の距離Qをめるこ
とが出来るのである。
次に本発明による実施例について詳細に説明する0 第x[Enr)はアンテナ配置を示す説明図、(ロ)は
仰角βで電波が到来する様子を示す図、(ハ)はアンテ
ナを切替受信して生じた位相変化成分、つまり方位信号
を示す図である。
第2図は電離層反射による電波の仰角と電離層高さとの
関係を示す図、第3図は本発明一実施例を示す系統図で
ある。第4図はDAC(DIGITAL T。
ANALOG C0NVERTER)の回路例を、第5
図り本発明による周波数補正回路の1実施例を示す。第
6図は第3図に示す位相比較回路8の詳細を示す図、第
7図、第8図は各部の動作波形図を示す。第9図は電離
層高さ300 Kmで反射した電波の各仰角に対する方
位信号の振幅m′と電波発射源迄の距離を計算したデー
タ値とこのデータ値をメモリに記憶するだめのメモリ配
置を示す図である。
第3図に於て1は中心に補助アンテナAOを、又円周上
に等間隔に1〜n迄無指向性アンテナを配置したアンテ
ナ群である02は基準信号発生回路でクロックパルスを
発生し、これを分周して各目的の周期のパルスを発生す
る。
3は前記アンテナ群の中心に設けただ各アンテナ素子を
切替えるためのアンテナ切替走査回路で特願57−22
7474にて公知の如くダイオードに流れる電流を制御
して各アンテナ出力を順次切替えてその出力を受信機4
に接続する。4は一つの周波数ツマミを操作することに
より、両チャンネル共に受信周波数を同時に調整出来る
ような主受信機、従受信機によ多構成された2チャンネ
ル受信機で補助アンテナAoの出力を一方のチャンネル
に、アンテナ切替回路出力を他方のチャンネルに接続し
それぞれ増幅する。
5はFM成分除去回路と周波数弁別回路よシなる方位信
号検出回路で、主及び従受信機からの出力をそれぞれ周
波数変換し、その出力を混合回路によシ更に周波数変換
して周波数変化を伴う受信電波の変調成分を除去1て、
アンテナ切替にもと−P(ドプラ稍要に1ス膚分のみを
含んだ信号にする。
このFM成分除去回路の目的は、周波数変調を受けた電
波を受信するとアンテナ切替走査忙よる方位信号に、も
ともと電波に附与されている大きな変調波が重畳して到
来電波の方位が定まらなくなるので、FM成分除去回路
を通して安定な方位を指示させるために用いるのであっ
て、受信電波がFM変調を受けていない場合でもこの回
路を通すことによって、不都合を生ずる仁となく目的の
アンテナ切替走査による信号成分のみを取出すことが出
来るのである。
次にFM成分除去回路の出力を周波数弁別回路、例えば
ディスクリ又はPLL等のような回路を通して、前記ア
ンテナ切替走査によって生じたドプラ効果による方等信
号を検出する。
6は周波数補正回路で、周波数ツマミしてその振幅が増
加する方位信号、すなわち方位信号検出回路5の出力を
入力として受信周波数信号Fi(複数ビットで栴成され
たバイナリディジタル信号)によって周波数が低くなる
と、周波数補正回路6の増幅度をあげ方位信号出力aが
周波数に無関係に常に一定の値となるように動作する。
なお第7図aの方位信号は第1図(ハ)の信号と同じで
あるが簡単のため階段的変化を省略し、その平編のSI
N波で表わしてあり、しかも周波数補正回路を通したこ
とにより周波数に無関係に一定振幅の信号である。第4
図には説明のための一般的なりAC用の回路例を、又第
5図に本発明如よる周波数補正回路の一実施例を示す。
図に於て61は例えばAD7523Jのよう々マルチプ
ライングDAC用ICで、62は二人力を持つオペレー
ショナルアンプである。第4図のDAC用IC61のデ
ータ入力端子T1に複数ビット(例えば8ビツトあるい
は12ビツト等)のDIGITAL信号F1を加え、基
準入力端子F2 (VREF ) Kアナログ基準電圧
F2を加えると端子T3(RF)には入力F1と入力F
2のf)fF3が出力するように動作するのでFlが増
加すれば出力F3も増加し、Fl、F2.F3の間には
次の関係がある。
FIXF2=F3 ・・・・・・・・・・(8)従って
本発明による周波数補正回路の一実施例第5図のような
接続とし、入力T1には複数ビットの受信周波数り工G
ITAL信号F1を入力し、端子T3には受信周波数に
よって振幅の変化する方位信号、つまシ方位信号検出回
路5の出力を加えると端子T2に出力される信号F2は
(8)式より3 F 2−p 、t となる。Flは受信周波数に比例するDIGITAL信
号であるから、比例常数をkとすればF1=kfと表わ
される。
又端子T3の信号F3は方位信号で、同様に受信周波数
に比例して振幅が変化するから比例常数をVとすればF
3=に’fと表わされ、 p3 k’f k’ F2=−−一−−(一定常数) Fl kfk となシ端子T2には受信周波数に無関係に振幅一定の方
位信号が得られることになる。
なお周波数信号F1の反対極性の信号p〕が得られる場
合には、第4図の接続とし端子T2に方位信号検出回路
5の出力を加えれば端子T3には周波数に無関係に常に
一定な振幅の方位信号が得られる。
7はオペアンプとダイオードで構成した両波整流回路で
周波数補正回路6の出力、第7図aをbのような両波整
流信号とすると同時に、Cのような方位信号aと周期の
一致した矩形波を発生する。
8は位相比較回路で第6図に於て内部信号発生器81と
掛算器82.半導体スイッチ83 、 ADC(ANA
LOG To DIGITAL C0NVERTER)
84 、ラッチ回路85.EXCLUSIvEORGA
TE86より構成されている。前述しである通り検波し
た方位信号aから電波到来方位をめるためには、方位信
号の最大据幅点をめ(又はOクロス点をめこれに90’
を加算又は減算して方位とする)電波の到来方位とすれ
ば良いのであるが、方位信号には普通雑音が多く、その
ままでは方位が変動して測定は困難である。
そのため内部信号発生回路を設けて方位信号と同一周期
のSIN波の両波整流波第7図eを作シ、この信号と方
位信号すとを掛算しその出力Jの波形の面積をめて平均
処理を行い、この結果にょシ前記内部信号発生回路出カ
の位相を制御してよシ正確で安定な方位をめることが出
来るのである。
又、方位信号はいつも第7図aのような比較的きれいな
SIN波であるとは限らず電波の状況によって複雑な形
の波形となシ高次高調波を含むようになると、もし内部
信号として矩形波を用いると両信号の高調波(例えば3
次高調波、5次高調波等)同志の位相差成分が出力に重
畳してくるので、内部信号がSIN波(基本波)の時に
対して方位誤差を生ずることになる。このため前述のよ
うに、二つの信号の一方、っまシ内部信号をSlNRO
MによりSIN波として方位信号と掛算すれば方位信号
の方が高調波を含んだ波形であっても基本波以外の周波
数成分については掛算した結果の平均値は0となるので
、方位誤差に対する影響はなくなシ正しい方位を指示す
ることが出来るのである。
第6図は本発明の位相比較回路の一実施例を示す0 811はプリセッタプルアップ・ダウンノ(イナリカウ
ンタで複数ビットからなるプリセント端子にプリセット
人力F4与えてアンテナ基準信号発生回路2より与えら
れたクロックCLKによシダラン計数し、出力側に複数
ビットのカウンク出力が得られる。
812はROM (READ 0NLY MEMORY
)でSIN波の半周期又は1周期分が記憶されており、
SIN ROMの入力側にプリセッタブルアップダウン
バイナリカウンタ812の出力でアドレスL内部に記憶
しであるSIN波eの変化をするD I G I TA
L信号が得られる0 82は第4図のようなりAC用ICとオペアンプで構成
した掛算回路で、一方の入力端子に前記SIN波のDI
GITAL信号を与えて、他方の入力端子に前述した方
位信号の両波整流波すを加えて両入力の掛算を行い、第
7図Jのようなアナログ、出力を作り、これを半導体ス
イッチ83を通してADC84に入力する。ADC84
はSC(スタートコンバージョン)信号の立上りで変換
を開始し、変換終了時にEOC(エンド オプ コンバ
ージョン)信号を発生し、この信号によシ半導体スイッ
チを導通させて掛算回路出力第7図JをADCの入力端
子に加える。前記SCは円周上に配置したアンテナを順
次切替えて1期のパルスを用いる。
つまシ第1図(ハ)の方位信号の振幅の変化が急岐でな
い平坦部分の値をAD変換するのである。なおAD変換
が開始されると同時にEOC信号が“L″′になり、半
導体スイッチ83を断として変換中にはチーターが変化
しないようにする。AD変換された複数ビットの出力は
ラッチ回路85にラッチした抜法の回路Iに転送される
86はEXCLUSIVE ORGATEで方位信号す
と同期した矩形波Cと内部信号の最上ビット、つまりプ
リセッタプルアップダウンカウンタ811の最上ビット
出力dを入力として、第7図にの極性信号を出力し、前
述のランチ回路85の出力と一諸に次のDIGITAL
平均回路9へに転送する。
9はメモリを持ったDIGITAL平均回路で、8の位
相比較回路出力を入力として極性信号kに応じて第7図
jの波形の面積を積算平均する。この平均結果を1次的
に平均回路内のメモIJ−[記憶して、これを前記位相
比較回路のプリセッタブルアンプダウンバイナリカウン
タ811のプリセット人力F4として加え、プリセッタ
ブルアップダウンバイナリカウンタの出力信号の位相を
進め又は遅らせて方位信号と内部信号の位相差が互に9
0°になるようにじよじよ位相を動かし、最終的にJの
波形が対称、つまシ1周期の積算結果が0になる迄制御
し安定する。
プリセットした数値は前述のように1次的にメモリに積
算記憶しであるので、その総和は内部信号の位相制御量
つまシ基準Nからの電波の到来方位となる。これを表示
器12に転送し適当な表示周期に従って表示せしめるの
である。11は振幅比較器、10はメモリで電波の仰角
に対する振幅m、m’。
及び電波発射源迄の距離Qのデーターを記憶する。
受信した電波の方位信号の振幅m′を測定し、メモリに
記憶しであるmとによシ仰角βの大きさをその都度計算
してめるのは計算装置を必要としたり又計算に時間がか
かるなど実際的でない。又仰角βと基準の振幅mと測定
した振幅m′とには第(4)式の関係があるのは前述の
通シであるが、電離層の高さそのものが大きな広がシを
持ったものであり、又その状態は常に変化しているもの
であるからβをあまシこまかくめて見ても意味がないの
で数度おきにめるのが実際的である。
従って仰角0度の時の振幅値mをある値、例えば256
0 mV (10進)と定めるとrは既知であるから本
発明の実施例ではhをある値、例えば300 Kmとし
て角βに対する振幅m′及び距離Qを計算すると第9図
のデータ値が得られるので、これを前記メモリ10に第
9図メモリ配置に示したように各アドレスごとに記憶し
ておく。
電波を測定し方位信号が得られるとその方位信号の振幅
m′と、第9図のメモリ配置に従ってメモリ10に記憶
されたm′を順次振幅比較回路に読出して電波を受信し
て得られた方位信号の振幅m′と比較してその値が一致
又は一番近い時のβ及びQが電離層高さが3001の時
の仰角及び電波発射源迄の距離である。−例を示せば今
電波を受信した時の方位信号の振幅が2557mVだっ
たとすれば、第9図のデータ値のm′の値を順々に比較
すると2番目のm’:= 2558mVに最も近いので
この時の仰角及び距離はβ−0002度、 Q= 38
38−となりこれを読出し次の表示器12に転送し、電
波の到来方位仰角及び電波発射源迄の距離を同時に瞬間
的に表示せしめるのである。
次に総合動作を説明する。
アンテナA1〜Allで受信した出力は、アンテナ走査
基準信号発生回路2より得られた切替信号によりアンテ
ナ切替走査回路3で各アンテナを順次に切替えて2チャ
ンネル受信機4の一方のRF大入力、又補助アンテナA
。の出力は他方のRF入力端子にそれぞれ加えて増幅し
、そのIF高出力方位信号検出回路50入力にそれぞれ
加える。
二つのIF大入力周波数変換し電波に与えられている周
波数変調成分を除去し、アンテナ回転による変調成分の
みとした後周波数弁別回路により方位信号を抽出する。
この信号は周波数に比例してその振幅が増加するので、
次の周波数補正回路6を通して周波数情報F1により周
波数に無関係に常に一定振幅の出力が得られる。この信
号の一部を増幅して第7図Cの矩形波信号とし又他の一
部を両波整流回路7によシ両波整流した第7図すの方位
信号と共に位相比較回路8に加える。
この方位信号すとプリセッタブルアップダウンバイナリ
カウンタ811.およびSlNROM 812で得られ
た第7図eの信号を掛算回路82により掛算すれば第7
図jのようなアナログ積出力が得られる。
このプリセッタブルアップダウンバイナリカウンタのプ
リセット入力には次のDIGITAL平均回路より必要
な数値F4がプリセットされ、内部信号出力の位相を前
後に進み遅れするように制御する。
掛算回路82の出力はADC回路84によυDIGIT
AL値として前述した極性信号第7図にと共に平均回路
に加えて極性信号の符号に従って、1周期又は数周期間
積算し平均する。
今、第7図jの1.II、m、IVの各区間の面積をに
Al + II =A2 + m =Al+ ■=A2
とすれば、各区間の面積を極性信号kに応じて和と差を
取れば1+I+nl+IV=2(At A2 ) ・−
−・−(9)1−II+1lI−IV=2(A++A2
) ・・・・ αQとなり(9)人は第7図jの面積の
差すなわち位相誤差成分であわ、([)式は面積の総和
つまり平均の振幅値となるのである。
従って方位信号(a−V)と内部信号(e−V)が完全
に90°位相差の時には、面積AIとA2は等しいので
(9)式の結果は零となシ、内部信号の位相もその点で
安定化し基準Nからの位相θ。となる。
ここで方位信号が(a−U)のように変化した瞬間には
内部信号d、eの位相は末だ制御されていないので、元
の捷まつまシ(d−V) 、 (e−V)であるから掛
算回路82の出力は方位信号(b−U)と内部信号(e
−V)との積であるからfのような信号トナリ、FJX
CLUSIV ORGATEノ出力つまシ(c−U)と
(d−’、’)との積はgのようになる。又方位信号が
(a−W)のよう【変化した場合には方位が変化した瞬
間には前述の理由により掛算回路の出力及びEXCLU
SIV ORGATEの出力はり、iのようになる。
この出力を次の平均回路9により1周期又は数周期間〃
(算し2、平均すると方位信号が(a−U)の場合には
fの信号を積算するのでその平均値は−となシ、又方位
信号が(a、−W)の場合には)]の信号を積算するの
でその平均値は+となる。
この平均値を前述したプリセッタブルアップダウンバイ
ナリカウンタのプリセット入力端子に加え、基準Nの時
点でプリセットして分周を行うと、その出力の位相はプ
リセット値分だけ前後に変化する。
力8図はプリセッタブルアップダウンバイナリカウンタ
のプリセット入力とカウンタ出力の関係を示す説明図で
ある。(1)はプリセッタブルアンプダウンバイナリカ
ウンタの出力の総和を示し、最大点がカウンタが最大に
なったことを示し7ておシカウンタの総和が順次減少し
最小点でカウンタの内容が0になったことを、又(2)
〜(4)はカウンターの最大ビット出力を示している。
今方位信号が第7図(a−V)の状態で内部信号が前記
方位信号と丁度90°位相差e−Vに制御されていたと
するとNの時点で平均回路9で積算した結果によシブリ
セットする数値F4をθ。、としてブ1ノセットすれば
プリセットバイナリーカウンタの最大出力ビットの波形
は第8図(2)のようになる0次に方位信号が第7図(
a−U)のように変化しだとすれば、内部信号(e−■
)は末だ制御されていないので、方位信号(b−U)と
内部信号(e−V)(DfJt出力及びEXCLUSI
V ORGATE86(7)出力、つまり第7図の0と
dの積出力である極性信号はそれぞれf、gとなシ、f
の面積をgの極性信号に応じて積算し平均すると結局−
分が残るので、これを前述のメモリに積算しこの金側の
θ夏をプリセッタブルアップダウンバイナリカウンタに
Nの時点でプリセットを行う。その結果カウ、ンクーの
出力は第8図(1)の曲線Uのようになりカウンターの
最大出力ビットは、第8図(3)のように位相がじよじ
ょに遅れて最終的には第7図d−u + e −U l
 j−U!に−(Jとなシ、最初の時点よりΔθだけ位
相が遅れ基準Nよりθ1の点で安定する。
次に方位信号がa−Wとなった時は同様動作によりΔθ
だけ位相が進み基準Nからθ2の点で安定する。
このように内部信号d、eの位相は方位信号の位相に追
随することになシ、プリセット値F4の総和が到来電波
の方位となる。
電波の到来方位がめられると次の時点で前梼のα0式の
積算、つまり区間1〜■の総和をめ方位信号の振幅m′
をめる。このm′を前述したようにメモリー10の内容
と比較してその値が一致又は1番近い値の時の仰角、電
波発射源迄の距離を読出し方位指示器12によυ瞬間的
に方位仰角距離を表示するのである。
普通電離層の高さは送信機から持続時間の短いインパル
ス波を一定間隔(例えは1/5O(SEC) )で垂直
上方に発射し近傍の受信機で直接波と電離層反射波との
時間差tをオシロスコープで測定するのが普通であるが
、この値は電離層の平均値である。電離層の幅は一般的
には100 Km以上にもおよぶ比較的広い幅を持ちこ
れが時々刻々と一変化するものである。従って電離層の
高さをあまシこまかく区切って測定することは無意味で
ある。
電離層の高さは普通100 Km〜500−と言われて
いるので、1.00KIl+単位で測定しても充分であ
るから地上から500−位迄の間を100う単位で区切
り、それぞれの電離層について計算した第9図のデータ
値及びメモリ配置を作成しこの値を記憶回路10に記憶
させ必要な電離層高さを入力して、その電離層高さに相
当する記憶回路の内容を検索照合し読み出して指示させ
るのが実際的である。
具体的にはアンテナの近傍から小型発振器によシミ波を
発射して受信し、その時の方位信号の振幅を基準値m−
)t り本実施例では2560mVに合せるだけでよく
調整も極めて簡単である。なおこの基準値mはADC8
4が飽和しない範囲で自由に選定出来る。
又第3図の6以降の信号処理を特別の関数発生器を用い
てアナログ的に行うことも可能であるが、デジタル化し
た上でデジタルマイクロコシビュー・−タ等を用いて行
うのが実際的で゛ある。
以上説明したように本発明による方式によれば、安定な
方位指示を得ると同時に電波の仰角と電波発射点迄の距
離を推定し、同時に表示せしめることが出来る極めて有
効な無線方向探知機を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)はアンテナの配置を示す図、←)は仰角β
で電波が到来する様子を示す図、(ハ)はアンテナを切
替受信して生じた位相変化成分を示す波形図であ゛る。 第2図は電離層反射による電波の仰角の説明図、第3図
は本発明の1実施例を示す系統図、第4図はDAC(D
IGITAL TOIANALOGI C0NVERT
ER)の回路例を、第5図は本発明による周波数補正回
路の1実施例を示す。第6図は位相比較回路の詳細説明
図、第7図、第8図は各部の動作波形図を示す。第9図
は仰角に対する振幅m′及び電波発射源迄の距離を計算
したデータ値とこの結果を記憶回路に記憶させるだめの
アドレス配置を示す。 1:アンテナ群、2:アンテナ走査基準信号発生回路、
3:アンテナ切替走査回路、4:受信機、5:方位信号
検出回路、6:周波数補正回路、7:両波整流回路、8
:位相比較回路、9 : DIGITAL平均回路、1
0:記憶回路、11:振幅比較回路、12:方位指示器
、Fl:受信周波数デジタル信号、F2 : ADC用
ICの端子■の信号、F3 : ADC用ICの端子■
の信号、F4:プリセソタブルアツプダウンカウンタ8
11へのプリセット数値、D:アンテナ直径、N:基準
(真北)D′:実効アンテナ直径、β:到来電波の犬地
妬対する仰角(入射角)、r:地球の半径(約6387
KIn)、0:地球の中心点、h:電離層の高さ、S:
電波発射点、R:電波受信点、Y:電波発射点Sと電波
受信点Rをかこむ角、P:地球表面、Q:円弧S−Hの
距離、m:変調指数。 將γ「出願人 図面の浄書(内容に変更なし) 牛 1 口 オ 5 図 オ 6図 1 −「−シ」−−ロロ 坩 7因 十 8回 オ 90 “ト続補正書(方式) 昭和59年 4.J1//日 1、腎′l庁艮官 殿 1、事1’lの表示 特願昭58−252216 2、発明の名称 無線方向探知(蔑 3、補正をする者 11件との関係 特許出願人 〒141 東京部品用区上大崎2−10−45昭和59
年31127日(発送口) 5、補正の対象 明細書・図面 6、補正の内容 明細書・図面の浄書 (内容に変更なし)手続補正書(
自発) 昭和59年11月2g1」 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭58−252216 2、発明の名称 無線方向探知機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒141 東京部品用区上大崎2−10−45明細書 5、補正の内容 別紙補正内容書のとおり 6、添付書類の目録 (1)補正内容書 1通 補正内容書 1、明細書中、特許請求の範囲を次のように補正する。 1 垂直無指向性アンテナを円周上に等間隔に配置し、
これを順次切替走査して電波を受信し受信信号の位相変
化により電波の到来方向を検出する静止形ドプラ方式無
線方向探知機に於て4周波数補正回路を設けて周波数に
比例して振幅が変化する方位信号を周波数に無関係に一
定振幅の方位信号とする手段と、方位信号と同−周波数
及び整数倍の周波数関係よりなる矩形波群を発生する内
部信号発生回路を設けてその出力信号と同期したSIN
波を発生せしめて前記方位信号の両波整流波とを掛算し
てその積出力信号の面積を極性信号により積算する手段
と、その積算結果により前記内部信号の位相を制御して
、方位信号に高調波を含んだ場合でも正確な電波の到来
方向を測定する手段とを有することを特徴とする無線方
向探知機。 2 特許請求範囲第1項の無線方向探知機に於て一定振
幅の方位信号の両波整流波と内部信号発生回路より得た
SIN波とを掛算した出力信号の面積の総和を積算平均
して平均振幅をめる手段と、到来電波の各仰角に対する
振幅及び電波発射源の距離を事前に計算してこれを記憶
回路に記憶せしめて、前記平均振幅を記憶せしめた振幅
値と振幅の多い方から検索比較して、振幅が一致又は小
さくなった時車、の各仰角及び距離を瞬間に表示器に表
示せしめることを特徴とする無線方向探知機。 2、明細書中、発明の詳細な説明を次のように補正する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直無指向性アンテナを円周上に等間隔に配置し、
    これを順次切替走査して電波を受信し受信信号の位相変
    化によシミ波の到来方向を検出する静止形ドブ2方式無
    線方向探知機に於て周波数補正回路を設けて周波数に圧
    ′例して振幅が変化する方位信号を周波数に無関係に一
    定振幅の方位信号とする手段と、方位信号と同−周波数
    及び整数倍の周波数関係よ勺なる矩形波群を発生する内
    部信号発生回路を設けてその出力信号と同期したSIN
    波を発生せしめて前記方位信号の両波整流波とを掛算し
    てその積出力信号の面積を極性信号によシ積算する手段
    と、その積算結果によシ前記内部信号の位相を制御して
    、方位信号に高調波を含んだ場合でも正確な電波の到来
    方向を測定する手段とを有することを特徴とする無線方
    向探知機。 2 特許請求範囲第1項の無線方向探知機に於て一定振
    幅の方位信号の両波整流波と内部信号発生回路より得た
    SIN波を掛算した出力信号の面積の総和を積算平均し
    て平均振幅をめる手段と、到来電波の各仰角に対する振
    幅及び電波発射源の距離を事前に計算してこれを記憶回
    路に記憶せしめて、前記平均振幅を記憶せしめた振幅値
    と振幅の多い方から検索比較して、振幅が一致又は小さ
    くなった時の各仰角及び距離を瞬間に表示器に表示せし
    めることを特徴とする無線方向探知機。
JP25221683A 1983-12-29 1983-12-29 無線方向探知方法およびその装置 Granted JPS60143793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25221683A JPS60143793A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 無線方向探知方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25221683A JPS60143793A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 無線方向探知方法およびその装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8869089A Division JPH01308984A (ja) 1989-04-08 1989-04-08 無線方向探知機
JP1293798A Division JPH02167486A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 無線方向距離探知方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60143793A true JPS60143793A (ja) 1985-07-30
JPH0349075B2 JPH0349075B2 (ja) 1991-07-26

Family

ID=17234120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25221683A Granted JPS60143793A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 無線方向探知方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60143793A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316280A (ja) * 1986-06-13 1988-01-23 Koden Electronics Co Ltd 無線方向探知機
JPH04157383A (ja) * 1990-10-19 1992-05-29 Nec Corp 方位測定装置
JPH0720583U (ja) * 1990-12-19 1995-04-11 株式会社光電製作所 無線方向探知機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880991A (ja) * 1981-10-19 1983-05-16 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション 信号給受方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880991A (ja) * 1981-10-19 1983-05-16 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション 信号給受方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316280A (ja) * 1986-06-13 1988-01-23 Koden Electronics Co Ltd 無線方向探知機
JPH04157383A (ja) * 1990-10-19 1992-05-29 Nec Corp 方位測定装置
JPH0720583U (ja) * 1990-12-19 1995-04-11 株式会社光電製作所 無線方向探知機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0349075B2 (ja) 1991-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2198323B9 (en) Time delay estimation
US5477230A (en) AOA application of digital channelized IFM receiver
US5184135A (en) Phase measurement of received pseudonoise sequence using digital correlation
Whitney et al. A very-long-baseline interferometer system for geodetic applications
US4638321A (en) Unambiguous wide baseline interferometer
CN113049062B (zh) 一种gnss直反射信号载波干涉测量湖泊水位的装置
US4136342A (en) Resolving angular ambiguity
US5559516A (en) Dual cancellation interferometric AMTI radar
US4160252A (en) Method of determining the direction of a radio source and radio interferometer system
JPS60143793A (ja) 無線方向探知方法およびその装置
US7206707B1 (en) Wideband digital IFM receiver
US20020121890A1 (en) Multiple simultaneous optical frequency measurement
JPH05264723A (ja) 測距装置
EP0124587A1 (en) Method and apparatus for deriving pseudo range from earth-orbiting satellites
US6011514A (en) Means for extracting phase information for radio frequency direction of arrival
JP3269965B2 (ja) 方位探知装置
JPH02167486A (ja) 無線方向距離探知方法および装置
JPH01308984A (ja) 無線方向探知機
RU2419805C1 (ru) Способ пеленгации радиосигналов и пеленгатор для его осуществления
JPH0720583U (ja) 無線方向探知機
RU2230337C2 (ru) Устройство обработки сигналов в рлс с фазированными антенными решетками
RU2426143C1 (ru) Фазовый способ пеленгации и фазовый пеленгатор для его осуществления
JPS6316280A (ja) 無線方向探知機
RU2311656C1 (ru) Фазовый способ пеленгации
RU2463701C2 (ru) Цифровые способ и устройство определения мгновенной фазы принятой реализации гармонического или квазигармонического сигнала